JP2018055139A - 撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】特定のタッチ操作を無効にする誤タッチ対策によってタッチの操作性が低下してしまうという課題がある。【解決手段】少なくとも画像並びに所定の設定に係るアイコンを表示する表示装置と、前記表示装置上へのタッチを検出するタッチ検出手段と、前記タッチ検出手段により、タッチ位置が移動されて特定の機能が割り当てられた特定の領域に入るムーブインを検出するムーブ検出手段と、前記ムーブ検出手段によりムーブインが検出されるまでに前記タッチ位置が移動したムーブの方向を判定するムーブ方向判定手段と、前記表示装置が本体部に収められた状態かどうかを判定する表示装置位置判定手段と、前記表示装置位置判定手段により判定された結果に応じて、前記ムーブ方向判定手段により判定された特定方向からのムーブインを有効または無効とする処理手段と、を有することを特徴とする。【選択図】図3
Description
本発明は、撮像装置、撮像装置の制御方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
従来、特許文献1のように、カメラ部材操作時に誤ってタッチしてしまう誤操作を防ぐため、表示部外からのタッチアイテムへのムーブインを検出し、その方向が特定方向からのムーブインならタッチを制限する手段が開示されている。また特許文献2には、表示部が本体に収まっている時は、接眼検知センサ近くのオブジェクトへのタッチを制限することで、誤操作を防ぐ手段が開示されている。
しかしながら、特許文献1に開示された従来技術では、表示部外からのタッチアイテムへのムーブインを検出し、その方向が特定方向からのムーブインなら無条件で制限しているため、意図したムーブインも制限してしまい、タッチ操作性に問題点がある。また特許文献2に開示された従来技術では、表示部が本体に収まっているかどうかに応じて、タッチアイテムへのタッチ操作そのものを無効にしている。そのため特定方向からのムーブインのような誤操作が想定されるタッチ操作以外のタッチ操作も制限してしまうので、タッチ操作性に問題点がある。
そこで、本発明の目的は、表示部が本体に収まっている時、誤タッチを防ぎつつ、誤タッチ対策によるタッチの操作性低下を抑える撮像装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係る撮像装置は、
少なくとも画像並びに所定の設定に係るアイコンを表示する表示装置と、前記表示装置上へのタッチを検出するタッチ検出手段と、前記タッチ検出手段により、タッチ位置が移動されて特定の機能が割り当てられた特定の領域に入るムーブインを検出するムーブ検出手段と、前記ムーブ検出手段によりムーブインが検出されるまでに前記タッチ位置が移動したムーブの方向を判定するムーブ方向判定手段と、前記表示装置が本体部に収められた状態かどうかを判定する表示装置位置判定手段と、前記表示装置位置判定手段により判定された結果に応じて、前記ムーブ方向判定手段により判定される特定方向からのムーブインを有効または無効とする処理手段と、を有することを特徴とする。
少なくとも画像並びに所定の設定に係るアイコンを表示する表示装置と、前記表示装置上へのタッチを検出するタッチ検出手段と、前記タッチ検出手段により、タッチ位置が移動されて特定の機能が割り当てられた特定の領域に入るムーブインを検出するムーブ検出手段と、前記ムーブ検出手段によりムーブインが検出されるまでに前記タッチ位置が移動したムーブの方向を判定するムーブ方向判定手段と、前記表示装置が本体部に収められた状態かどうかを判定する表示装置位置判定手段と、前記表示装置位置判定手段により判定された結果に応じて、前記ムーブ方向判定手段により判定される特定方向からのムーブインを有効または無効とする処理手段と、を有することを特徴とする。
本発明に係る撮像装置によれば、誤タッチを防ぎつつ、誤タッチ対策によるタッチの操作性低下を抑えることができる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施形態を説明する。図1に、本発明の撮像装置の一例としてのデジタルカメラの外観図を示す。表示部28は画像や各種情報を表示する表示部である。シャッターボタン61は撮影指示を行うための操作部である。モード切替スイッチ60は各種モードを切り替えるための操作部である。コネクタ112は、パーソナルコンピュータやプリンタなどの外部機器と接続するための接続ケーブル111とデジタルカメラ100とのコネクタである。操作部70はユーザからの各種操作を受け付ける各種スイッチ、ボタン、タッチパネル等の操作部材より成る操作部である。
コントローラホイール73は操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材である。電源スイッチ72は、電源オン、電源オフを切り替えるための押しボタンである。記録媒体200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体スロット201は記録媒体200を格納するためのスロットである。記録媒体スロット201に格納された記録媒体200は、デジタルカメラ100との通信が可能となり、記録や再生が可能となる。蓋203は記録媒体スロット201の蓋である。図においては、蓋202を開けてスロット201から記録媒体200の一部を取り出して露出させた状態を示している。
図2は本実施形態によるデジタルカメラ100の構成例を示すブロック図である。図2において、撮影レンズ103はズームレンズ、フォーカスレンズを含むレンズ群である。シャッター101は絞り機能を備えるシャッターである。撮像部22は光学像を電気信号に変換するCCDやCMOS素子等で構成される撮像素子である。A/D変換器23は、アナログ信号をデジタル信号に変換する。A/D変換器23は、撮像部22から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するために用いられる。バリア102は、デジタルカメラ100の、撮影レンズ103を含む撮像系を覆うことにより、撮影レンズ103、シャッター101、撮像部22を含む撮像系の汚れや破損を防止する。
画像処理部24は、A/D変換器23からのデータ、又は、メモリ制御部15からのデータに対し所定の画素補間、縮小といったリサイズ処理や色変換処理を行う。また、画像処理部24では、撮像した画像データを用いて所定の演算処理が行われ、得られた演算結果に基づいてシステム制御部50が露光制御、測距制御を行う。これにより、撮像面位相差AFやコントラストAFなどのAF処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理が行われる。画像処理部24では更に、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行っている。
A/D変換器23からの出力データは、画像処理部24及びメモリ制御部15を介して、或いは、メモリ制御部15を介してメモリ32に直接書き込まれる。メモリ32は、撮像部22によって得られA/D変換器23によりデジタルデータに変換された画像データや、表示部28に表示するための画像データを格納する。メモリ32は、所定枚数の静止画像や所定時間の動画像および音声を格納するのに十分な記憶容量を備えている。
また、メモリ32は画像表示用のメモリ(ビデオメモリ)を兼ねている。D/A変換器13は、メモリ32に格納されている画像表示用のデータをアナログ信号に変換して表示部28に供給する。こうして、メモリ32に書き込まれた表示用の画像データはD/A変換器13を介して表示部28により表示される。表示部28は、LCD等の表示器上に、D/A変換器13からのアナログ信号に応じた表示を行う。A/D変換器23によって一度A/D変換されメモリ32に蓄積されたデジタル信号をD/A変換器13においてアナログ変換し、表示部28に逐次転送して表示することで、電子ビューファインダとして機能し、スルー画像表示(ライブビュー表示)を行える。
不揮発性メモリ56は、電気的に消去・記録可能な記録媒体としてのメモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。不揮発性メモリ56には、システム制御部50の動作用の定数、プログラム等が記憶される。ここでいう、プログラムとは、本実施形態にて後述する各種フローチャートを実行するためのコンピュータプログラムのことである。
システム制御部50は、デジタルカメラ100全体を制御する。前述した不揮発性メモリ56に記録されたプログラムを実行することで、後述する本実施形態の各処理を実現する。システムメモリ52には、RAMが用いられる。システムメモリ52には、システム制御部50の動作用の定数、変数、不揮発性メモリ56から読み出したプログラム等を展開する。また、システム制御部50はメモリ32、D/A変換器13、表示部28等を制御することにより表示制御も行う。
システムタイマー53は各種制御に用いる時間や、内蔵された時計の時間を計測する計時部である。モード切替スイッチ60、シャッターボタン61、操作部70はシステム制御部50に各種の動作指示を入力するための操作手段である。
モード切替スイッチ60は、システム制御部50の動作モードを静止画記録モード、動画撮影モード、再生モード等のいずれかに切り替える。静止画記録モードに含まれるモードとして、オート撮影モード、オートシーン判別モード、マニュアルモード、撮影シーン別の撮影設定となる各種シーンモード、プログラムAEモード、カスタムモード等がある。モード切替スイッチ60で、メニューボタンに含まれるこれらのモードのいずれかに直接切り替えられる。あるいは、モード切替スイッチ60でメニューボタンに一旦切り換えた後に、メニューボタンに含まれるこれらのモードのいずれかに、他の操作部材を用いて切り替えるようにしてもよい。同様に、動画撮影モードにも複数のモードが含まれていてもよい。
第1シャッタースイッチ62は、デジタルカメラ100に設けられたシャッターボタン61の操作途中、いわゆる半押し(撮影準備指示)でONとなり第1シャッタースイッチ信号SW1を発生する。第1シャッタースイッチ信号SW1により、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作を開始する。
第2シャッタースイッチ64は、シャッターボタン61の操作完了、いわゆる全押し(撮影指示)でONとなり、第2シャッタースイッチ信号SW2を発生する。システム制御部50は、第2シャッタースイッチ信号SW2により、撮像部22からの信号読み出しから記録媒体200に画像データを書き込むまでの一連の撮影処理の動作を開始する。
操作部70の各操作部材は、表示部28に表示される種々の機能アイコンを選択操作することなどにより、場面ごとに適宜機能が割り当てられ、各種機能ボタンとして作用する。機能ボタンとしては、例えば終了ボタン、戻るボタン、画像送りボタン、ジャンプボタン、絞込みボタン、属性変更ボタン等がある。例えば、メニューボタンが押されると各種の設定可能なメニュー画面が表示部28に表示される。利用者は、表示部28に表示されたメニュー画面と、上下左右の4方向ボタンやSETボタンとを用いて直感的に各種設定を行うことができる。
コントローラホイール73は、操作部70に含まれる回転操作可能な操作部材であり、方向ボタンと共に選択項目を指示する際などに使用される。コントローラホイール73を回転操作すると、操作量に応じて電気的なパルス信号が発生し、このパルス信号に基づいてシステム制御部50はデジタルカメラ100の各部を制御する。このパルス信号によって、コントローラホイール73が回転操作された角度や、何回転したかなどを判定することができる。なお、コントローラホイール73は回転操作が検出できる操作部材であればどのようなものでもよい。
例えば、ユーザの回転操作に応じてコントローラホイール73自体が回転してパルス信号を発生するダイヤル操作部材であってもよい。また、タッチセンサよりなる操作部材で、コントローラホイール73自体は回転せず、コントローラホイール73上でのユーザの指の回転動作などを検出するものであってもよい(いわゆる、タッチホイール)。
電源制御部80は、電池検出回路、DC−DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成され、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行う。また、電源制御部80は、その検出結果及びシステム制御部50の指示に基づいてDC−DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体200を含む各部へ供給する。
電源部30は、アルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプター等からなる。記録媒体I/F18は、メモリカードやハードディスク等の記録媒体200とのインターフェースである。記録媒体200は、撮影された画像を記録するためのメモリカード等の記録媒体であり、半導体メモリや光ディスク、磁気ディスク等から構成される。
通信部54は、無線または有線ケーブルによって接続し、映像信号や音声信号等の送受信を行う。通信部54は無線LAN(Local Area Network)やインターネットとも接続可能である。通信部54は撮像部22で撮像した画像(スルー画像を含む)や、記録媒体200に記録された画像を送信可能であり、また、外部機器から画像データやその他の各種情報を受信することができる。
姿勢検知部55は重力方向に対するデジタルカメラ100の姿勢を検知する。姿勢検知部55で検知された姿勢に基づいて、撮像部22で撮影された画像が、デジタルカメラ100を横に構えて撮影された画像であるか、縦に構えて撮影された画像なのかを判別可能である。システム制御部50は、姿勢検知部55で検知された姿勢に応じた向き情報を撮像部22で撮像された画像の画像ファイルに付加したり、画像を回転して記録したりすることが可能である。姿勢検知部55としては、加速度センサやジャイロセンサなどを用いることができる。
なお操作部70の一つとして、表示部28に対する接触を検知可能なタッチパネルを有する。タッチパネルと表示部28とは一体的に構成することができる。例えば、タッチパネルを光の透過率が表示部28の表示を妨げないように構成し、表示部28の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネルにおける入力座標と、表示部28上の表示座標とを対応付ける。これにより、ユーザが表示部28上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)を構成することができる。システム制御部50はタッチパネルへの以下の操作。あるいは状態を検出できる。
・タッチパネルにタッチしていなかった指やペンが新たにタッチパネルにタッチしたこと。すなわち、タッチの開始(以下、タッチダウン(Touch−Down)と称する)。
・タッチパネルを指やペンでタッチしている状態であること(以下、タッチオン(Touch−On)と称する)。
・タッチパネルを指やペンでタッチしたまま移動していること(以下、タッチムーブ(Touch−Move)と称する)。
・タッチパネルへタッチしていた指やペンを離したこと。すなわち、タッチの終了(以下、タッチアップ(Touch−Up)と称する)。
・タッチパネルに何もタッチしていない状態(以下、タッチオフ(Touch−Off)と称する)。
タッチダウンが検出されると、同時にタッチオンであることも検出される。タッチダウンの後、タッチアップが検出されない限りは、通常はタッチオンが検出され続ける。タッチムーブが検出されるのもタッチオンが検出されている状態である。タッチオンが検出されていても、タッチ位置が移動していなければタッチムーブは検出されない。タッチしていた全ての指やペンがタッチアップしたことが検出された後は、タッチオフとなる。
これらの操作・状態や、タッチパネル上に指やペンがタッチしている位置座標は内部バスを通じてシステム制御部50に通知され、システム制御部50は通知された情報に基づいてタッチパネル上にどのような操作が行なわれたかを判定する。タッチムーブについてはタッチパネル上で移動する指やペンの移動方向についても、位置座標の変化に基づいて、タッチパネル上の垂直成分・水平成分毎に判定できる。またタッチパネル上をタッチダウンから一定のタッチムーブを経てタッチアップをしたとき、ストロークを描いたこととする。
素早くストロークを描く操作をフリックと呼ぶ。フリックは、タッチパネル上に指をタッチしたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル上を指ではじくように素早くなぞる操作である。所定距離以上を、所定速度以上でタッチムーブしたことが検出され、そのままタッチアップが検出されるとフリックが行なわれたと判定できる。また、所定距離以上を、所定速度未満でタッチムーブしたことが検出された場合はドラッグが行なわれたと判定するものとする。
タッチパネルは、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。方式によって、タッチパネルに対する接触があったことでタッチがあったと検出する方式や、タッチパネルに対する指やペンの接近があったことでタッチがあったと検出する方式ものがあるが、いずれの方式でもよい。
[実施例1]
以下、図3を参照して、本発明の第1実施例によるライブビュー撮影の動作について説明する。図3は本実施形態において、ライブビュー撮影を開始し、表示部が本体に収められている状態で、タッチボタンに対して表示部外からのムーブイン操作が行われ、ライブビュー撮影を終了するまでの動作手順の一例を示すフローチャートである。S301では、システム制御部50が、表示部28にライブビュー撮影画面を表示する。ここで、図5は本実施形態において、ライブビュー撮影画面の一例であり、501はタッチ操作が有効なタッチボタンである。
以下、図3を参照して、本発明の第1実施例によるライブビュー撮影の動作について説明する。図3は本実施形態において、ライブビュー撮影を開始し、表示部が本体に収められている状態で、タッチボタンに対して表示部外からのムーブイン操作が行われ、ライブビュー撮影を終了するまでの動作手順の一例を示すフローチャートである。S301では、システム制御部50が、表示部28にライブビュー撮影画面を表示する。ここで、図5は本実施形態において、ライブビュー撮影画面の一例であり、501はタッチ操作が有効なタッチボタンである。
S302では、システム制御部50が、表示部28のタッチ反応領域にタッチ操作が行われたかどうかを判定する。タッチ操作が行われたと判定した場合はS313に進む。一方、タッチ操作が行われたと判定できなかった場合は、S303に進む。S303では、システム制御部50が、表示部28に表示されているタッチボタン501にムーブイン操作が行われたかどうかを判定する。タッチボタン501にムーブイン操作が行われたと判定した場合はS304に進む。一方、タッチボタン501にムーブイン操作が行われていないと判定した場合は、S302に進む。
S304では、システム制御部50が、タッチボタン501へのムーブイン操作が右方向、もしくは上方向から行われたかどうかを判定する。タッチボタン501へのムーブイン操作が右方向、もしくは上方向からだと判定した場合はS305に進む。一方、タッチボタン501へのムーブイン操作が右方向、もしくは上方向からでないと判定した場合は、S306に進む。
ここで、図7は本実施形態において、操作部70の操作指示の際に誤ってタッチボタン501へムーブインする際の一例である。701は操作部70を操作している指を示している。S305では、システム制御部50が、表示部28が視認できるような形でカメラ本体に収められているかどうかを判定する。視認できるような形でカメラ本体に収められていると判定した場合はS313に進む。一方、視認できるような形でカメラ本体に収められていないと判定した場合は、S306に進む。
S306では、システム制御部50が、タッチボタン501の色を押下色に変更して、表示部28に表示する。S307では、システム制御部50が、表示部28の表示されているタッチボタン501にムーブアウト操作が行われたかどうかを判定する。タッチボタン501にムーブアウト操作が行われたと判定した場合はS312に進む。一方、タッチボタン501にムーブアウト操作が行われていないと判定した場合は、S308に進む。
S308では、システム制御部50が、表示部28に表示されているタッチボタン501にタッチアップ操作が行われたかどうかを判定する。タッチボタン501にタッチアップ操作が行われたと判定した場合はS309に進む。一方、タッチボタン501にタッチアップ操作が行われていないと判定した場合は、S307に進む。S309では、システム制御部50が、ライブビュー撮影設定画面へ遷移する。図6は本実施形態において、ライブビュー撮影設定画面の一例である。
S310では、システム制御部50が、操作部70の操作指示などによりライブビュー撮影設定画面の終了操作が行われたか否かを判定する。終了操作が行われたと判定した場合はS311に進む。一方、終了操作が行われていないと判定した場合は、S310に進む。S311では、システム制御部50が、表示部28にライブビュー撮影画面を表示する。S312では、システム制御部50が、タッチボタン501の色を通常色に変更して、表示部28に表示する。S313では、システム制御部50が、操作部70の操作指示などによりライブビュー撮影の終了操作が行われたか否かを判定する。終了操作が行われていればライブビュー撮影を終了する。一方、終了操作が行われていなければ、S302に進む。
[実施例2]
以下、図4を参照して、本発明の第2実施例によるライブビュー撮影の動作について説明する。本実施形態において、ライブビュー撮影を開始し、表示部が本体に収められている状態で、タッチボタン501に対して一定面積以上の領域へのタッチ操作が行われ、ライブビュー撮影を終了するまでの動作手順の一例を示すフローチャートである。S401では、システム制御部50が、表示部28にライブビュー撮影画面を表示する。
以下、図4を参照して、本発明の第2実施例によるライブビュー撮影の動作について説明する。本実施形態において、ライブビュー撮影を開始し、表示部が本体に収められている状態で、タッチボタン501に対して一定面積以上の領域へのタッチ操作が行われ、ライブビュー撮影を終了するまでの動作手順の一例を示すフローチャートである。S401では、システム制御部50が、表示部28にライブビュー撮影画面を表示する。
S402では、システム制御部50が、表示部28のタッチ反応領域にタッチ操作が行われたかどうかを判定する。タッチ操作が行われたと判定した場合はS403に進む。一方、タッチ操作が行われたと判定できなかった場合は、S413に進む。S403では、システム制御部50が、表示部28に表示されているタッチボタン501にタッチダウン操作が行われたかどうかを判定する。タッチボタン501にタッチダウン操作が行われたと判定した場合はS404に進む。一方、タッチボタン501にタッチダウン操作が行われていないと判定した場合は、S402に進む。
S404では、システム制御部50が、検出したタッチ面積が一定以上の大きさかどうかを判定する。検出したタッチ面積が一定以上の大きさだと判定した場合はS405に進む。一方、検出したタッチ面積が一定以上の大きさでないと判定した場合はS406に進む。S405では、システム制御部50が、表示部28が視認できるような形でカメラ本体に収められているかどうかを判定する。視認できるような形でカメラ本体に収められていると判定した場合はS413に進む。一方、視認できるような形でカメラ本体に収められていないと判定した場合は、S406に進む。
S406では、システム制御部50が、タッチボタン501の色を押下色に変更して、表示部28に表示する。S407では、システム制御部50が、表示部28の表示されているタッチボタン501にムーブアウト操作が行われたかどうかを判定する。タッチボタン501にムーブアウト操作が行われたと判定した場合はS413に進む。一方、タッチボタン501にムーブアウト操作が行われていないと判定した場合は、S408に進む。
S408では、システム制御部50が、表示部28に表示されているタッチボタン501にタッチアップ操作が行われたかどうかを判定する。タッチボタン501にタッチアップ操作が行われたと判定した場合はS409に進む。一方、タッチボタン501にタッチアップ操作が行われていないと判定した場合は、S407に進む。S409では、システム制御部50が、ライブビュー撮影設定画面へ遷移する。図6は本実施形態において、ライブビュー撮影設定画面の一例である。
S410では、システム制御部50が、操作部70の操作指示などによりライブビュー撮影設定画面の終了操作が行われたか否かを判定する。終了操作行われたと判定した場合はS411に進む。一方、終了操作が行われていないと判定した場合は、S410に進む。S411では、システム制御部50が、表示部28にライブビュー撮影画面を表示する。S412では、システム制御部50が、タッチボタン501の色を通常色に変更して、表示部28に表示する。
S413では、システム制御部50が、操作部70の操作指示などによりライブビュー撮影の終了操作が行われたか否かを判定する。終了操作が行われていればライブビュー撮影を終了する。一方、終了操作が行われていなければ、S402に進む。
(他の実施形態)
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)をネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムコードを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
100 デジタルカメラ、22 撮像部、23 A/D変換機、24 画像処理部、28 表示部、50 システム制御部、70 操作部、200 記憶媒体
Claims (10)
- 少なくとも画像並びに所定の設定に係るアイコンを表示する表示装置と、(28)
前記表示装置上へのタッチを検出するタッチ検出手段と、(S302)
前記タッチ検出手段により、タッチ位置が移動されて特定の機能が割り当てられた特定の領域に入るムーブインを検出するムーブ検出手段と、(S303)
前記ムーブ検出手段によりムーブインが検出されるまでに前記タッチ位置が移動したムーブの方向を判定するムーブ方向判定手段と、(S304)
前記表示装置が本体部に収められた状態かどうかを判定する表示装置位置判定手段と、(S305)
前記表示装置位置判定手段により判定された結果に応じて、前記ムーブ方向判定手段により判定された特定方向からのムーブインを有効または無効とする処理手段と、(S304,S305)
を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記ムーブ方向判定手段はムーブインの方向が右方向、もしくは上方向であるかどうかを判定することを特徴(S304)とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記ムーブ方向判定手段は前記表示装置外からのムーブインであるかどうかを判定することを特徴(S302,S303)とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記表示装置位置判定手段により、前記表示装置が視認できる状態で本体部に収められた状態かどうかを判定することを特徴(S305)とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記表示装置位置判定手段により、本体部に収められていない状態であると判定された時、特定方向からのムーブインを有効にすることを特徴(S304,S305)とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記表示装置位置判定手段により、前記表示装置を視認できる状態で、かつ本体部に収められた状態であると判定された時、特定方向からのムーブインを無効にすることを特徴(S304,S305)とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の撮像装置。
- 少なくとも画像並びに所定の設定に係るアイコンを表示する表示装置と、(S401)
前記表示装置上へのタッチを検出するタッチ検出手段と、(S402)
前記タッチ検出手段により閾値以上の領域へのタッチ操作を検知した場合にはタッチ操作を無効とし、閾値未満の領域へのタッチ操作を検出した場合にタッチ操作を有効とするタッチ操作判定手段と、(S403,S404)
前記表示装置が本体部に収められた状態かどうかを判定する表示装置位置判定手段と、(S405)
前記表示位置判定手段により判定された結果に応じて、前記タッチ操作判定手段により判定される、閾値以上の領域へのタッチ操作を有効または無効とする処理手段と、(S404,S405)
を有することを特徴とする撮像装置。 - 前記表示装置位置判定手段により、前記表示装置が視認できる状態で本体部に収められた状態かどうかを判定することを特徴(S405)とする請求項7に記載の撮像装置。
- 前記表示装置位置判定手段により、本体部に収められていない状態であると判定された時、閾値以上の領域へのタッチ操作を有効にすることを特徴(S404,S405)とする請求項7に記載の撮像装置。
- 前記表示装置位置判定手段により、前記表示装置を視認できる状態で、かつ本体部に収められた状態であると判定された時、閾値以上の領域へのタッチ操作を無効にすることを特徴(S404,S405)とする請求項7乃至請求項9の何れか一項に記載の撮像装置。
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2016
- 2016-09-26 JP JP2016186389A patent/JP2018055139A/ja active Pending
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