JP2018053945A - 防振装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ブラケット内に配設された取付部材に熱が伝わるのを抑止できる防振装置を提供する。
【解決手段】防振装置1は、筒状の金属ブラケット20、第1取付部材12、第2取付部材11、弾性体13、および仕切部材17を備える。金属ブラケットは振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結され、第1取付部材は他方に連結される。第2取付部材は金属ブラケット内に挿入されている。弾性体は第1取付部材と第2取付部材とを連結する。第2取付部材には、金属ブラケットの固定部20bに固定された被固定部11gが形成されている。第2取付部材の外周面のうち被固定部を回避した部分と、金属ブラケットの内周面のうち固定部を回避した部分と、の間に隙間S2が配設されている。被固定部と固定部との間には、断熱部材22および断熱部材より硬度の高い剛体部20cが配設されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、防振装置に関する。
従来から、下記特許文献1に示されるような防振装置が知られている。この防振装置は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結されるブラケット、および他方に連結される第1取付部材と、ブラケット内に配設された筒状の第2取付部材と、を備えている。第1取付部材と第2取付部材とは、弾性体により連結されている。第2取付部材内の液室には、この液室を主液室と副液室とに区画する仕切部材が配設されている。仕切部材には、主液室と副液室とを連通する制限通路が形成されている。
この防振装置では、振動入力時に、両取付部材が弾性体を弾性変形させながら相対的に変位し、主液室の液圧を変動させて制限通路に液体を流通させることで、振動を吸収および減衰している。
特開2006−64069号公報
ところで、この種の防振装置は、例えば自動車のエンジンの近傍など、高温環境下で用いられる場合がある。この場合、熱がブラケット内の第2取付部材に伝わることにより、第2取付部材内の液室の液体が昇温してキャビテーションが発生したり、第2取付部材と弾性体との接着部が劣化したりするおそれがあった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、ブラケット内に配設された取付部材に熱が伝わるのを抑止できる防振装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の防振装置は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の金属ブラケット、および他方に連結される第1取付部材と、前記金属ブラケット内に挿入された筒状の第2取付部材と、前記第1取付部材と前記第2取付部材とを連結した弾性体と、前記第2取付部材内の液室を、前記弾性体を隔壁の一部とする主液室と副液室とに区画する仕切部材と、を備え、前記金属ブラケットには、前記第2取付部材を固定する固定部が形成され、前記第2取付部材には、前記金属ブラケットの前記固定部に固定される被固定部が形成され、前記第2取付部材の外周面のうち前記被固定部を回避した部分と、前記金属ブラケットの内周面のうち前記固定部を回避した部分と、の間に隙間が配設され、前記被固定部と前記固定部との間に、断熱部材および前記断熱部材より硬度の高い剛体部が配設されていることを特徴とする。
本発明の防振装置によれば、金属ブラケットの内周面と第2取付部材の外周面との間に、全周にわたって連続して延びる隙間が配設されており、かつ金属ブラケットの固定部と第2取付部材の被固定部との間に断熱部材が配設されている。このように、金属ブラケットと第2取付部材との間に、上記隙間および断熱部材が配設されていることにより、金属ブラケットから第2取付部材へと熱が伝わるのを抑制することができる。
さらに、固定部と被固定部との間には、断熱部材より硬度の高い剛体部が断熱部材とともに配設されているため、組立て時に断熱部材が固定部と被固定部とにより挟まれて大きく圧縮変形するのが抑えられる。これにより、防振装置の使用時における断熱部材の経時的な収縮変形が小さく抑えられることで、金属ブラケットと第2取付部材とががたつくのが抑制され、金属ブラケットと第2取付部材との間の隙間を確保して上記した断熱効果を維持することができる。
ここで、前記剛体部は、周方向に間隔をあけて複数配設されていてもよい。
この場合、剛体部が周方向に間隔をあけて複数配設されているため、例えば剛体部が全周にわたって連続して配設されている場合と比較して、この剛体部を介して金属ブラケットから第2取付部材へと熱が伝わるのを抑制することができる。
また、前記隙間は、真空の密封空間となっていてもよい。
この場合、隙間が真空であることにより、金属ブラケットの内周面から第2取付部材の外周面へと熱が伝わるのを、より確実に抑止することができる。
本発明によれば、ブラケット内に配設された取付部材に熱が伝わるのを抑止できる防振装置を提供することができる。
第1実施形態に係る防振装置の縦断面図である。 図1の防振装置のA−A断面矢視図である。 図2の防振装置のB−B断面矢視図である。 第2実施形態に係る防振装置の縦断面図である。
(第1実施形態)
以下、第1実施形態に係る防振装置の構成を、図1を参照しながら説明する。
図1に示すように、防振装置1は、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の金属ブラケット20、および他方に連結される第1取付部材12と、金属ブラケット20内に挿入された筒状の第2取付部材11と、第1取付部材12と第2取付部材11とを連結した弾性体13と、液体が封入される第2取付部材11内の液室14を、第2取付部材11の中心軸線Oに沿う軸方向に沿って、弾性体13を隔壁の一部とする主液室15、および副液室16に仕切る仕切部材17と、を備えている。第2取付部材11は、金属ブラケット20を介して、振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結されている。
この防振装置1が、例えば自動車のエンジンマウントとして使用される場合、第2取付部材11が振動受部としての車体に金属ブラケット20を介して連結され、第1取付部材12が振動発生部としてのエンジンに連結される。これにより、エンジンの振動が車体に伝達することが抑えられる。このように、防振装置1がエンジンに連結された場合には、エンジンの熱が金属ブラケット20に伝わって金属ブラケット20が高温になる。
ここで、本実施形態では、仕切部材17に対して前記軸方向に沿う主液室15側を上側といい、副液室16側を下側という。また、この防振装置1を前記軸方向から見た平面視において、中心軸線Oに直交する方向を径方向といい、中心軸線O回りに周回する方向を周方向という。
第1取付部材12は、棒状に形成されるとともに、前記中心軸線Oと同軸に配設された取付軸12aと、取付軸12aの下端から径方向外側に向けて延びる円板状の連結板12bと、を備えている。取付軸12aの外周面には、防振装置1を車体などに連結するための雄ネジ部が形成されている。連結板12bの下面は、弾性体13の上端面に加硫接着されている。
第2取付部材11は、中心軸線Oと同軸の筒状に形成された本体筒部11aと、本体筒部11aの上端開口縁から径方向外側に向かうに従い上側に向けて延びる傾斜筒部11bと、を備えている。本体筒部11aの下端開口部は、径方向内側に向けて加締められている。本体筒部11aの内周面は、被覆ゴムにより覆われている。被覆ゴムは、弾性体13と一体に形成されている。
弾性体13は、ゴムなどの弾性を有する材質により形成されている。弾性体13は、連結板12bの下面から下側に向かうに従い漸次径方向外側に向けて延びている。弾性体13の外周側は、第2取付部材11のうち、傾斜筒部11bの内周面に加硫接着されている。弾性体13により、第2取付部材11の上端開口部が密閉されている。
第2取付部材11の下端部内には、筒状のダイヤフラムリング18が被覆ゴムを介して液密に嵌合されている。ダイヤフラムリング18の内周面に、ゴム材料などで弾性変形可能に形成された円板状のダイヤフラム19の外周部が加硫接着されている。ダイヤフラムリング18は、第2取付部材11の下端部が径方向の内側に向けて加締められることによって固定されている。ダイヤフラム19により第2取付部材11の下端開口部が密閉されている。
ダイヤフラム19および弾性体13により、液体が封入される第2取付部材11内の液室14が画成される。なお、液体としては、例えば水やエチレングリコールなどを用いることができる。
ダイヤフラム19の外周縁部には、下方に向けて延びる下筒部19aが形成されている。下筒部19aは、第2取付部材11よりも下方に突出している。
仕切部材17は、偏平な円盤状に形成され、第2取付部材11内に嵌合されている。これにより、第2取付部材11内の液室14が、弾性体13と仕切部材17とにより画成された主液室15と、ダイヤフラム19と仕切部材17とにより画成された副液室16と、に区画されている。なお、ダイヤフラム19は、副液室16内への液体の流入および流出に伴い拡縮変形する。
仕切部材17には、主液室15と副液室16とを連通する制限通路21が形成されている。制限通路21は、仕切部材17に形成された不図示の主液室側開口および副液室側開口を通じて、主液室15および副液室16に連通している。
防振装置1に軸方向の振動が入力されると、ダイヤフラム19が拡縮変形するとともに、液体が制限通路21を通じて主液室15と副液室16との間を流通する。これにより振動が減衰、吸収される。
金属ブラケット20の材質としては、例えばアルミニウムなどを用いることができる。金属ブラケット20は、中心軸線Oと同軸の有底筒状に形成された収容筒部20aと、収容筒部20aの上端部に形成された固定部20bと、を備えている。
収容筒部20a内には、第2取付部材11の本体筒部11aが収容されている。収容筒部20aの底壁には、ダイヤフラム19の下筒部19aが気密に接触している。収容筒部20aの底壁における上面と、下筒部19aの内周面と、ダイヤフラム19の下面と、により、空気室S1が画成されている。空気室S1内には、例えば大気圧の空気などが封入されている。
固定部20bは、収容筒部20aの上端開口縁から径方向外側に向けて延びる環状に形成されている。固定部20bの外周縁には、上側に向けて延びる突起(以下、剛体部20cという)が形成されている。剛体部20cは、図2および図3に示すように、固定部20bの外周縁に、周方向に間隔を空けて複数形成されている。
ここで、本実施形態の第2取付部材11には、傾斜筒部11bの上端部から径方向外側に向けて延びる環状の上フランジ11cと、上フランジ11cにおける外周縁部から下方に向けて延びる上筒部11eと、上筒部11eの下端開口縁から径方向内側に向けて延びる下フランジ11fと、が形成されている。上フランジ11c、上筒部11e、および下フランジ11fにより、被固定部11gが構成されている。上フランジ11cおよび下フランジ11fが、金属ブラケット20の固定部20bおよび剛体部20cを軸方向に挟むことで、被固定部11gが固定部20bに固定されている。下フランジ11fは、例えば上筒部11e内に固定部20bおよび剛体部20cをセットした後、上筒部11eのうち固定部20bより下側に突出した部分を径方向内側に変形させて加締めることで形成することができる。
なお、本実施形態では、剛体部20cが金属ブラケット20と一体に形成されているが、剛体部20cと金属ブラケット20とは別体であってもよい。
第2取付部材11の本体筒部11aにおける外径は、金属ブラケット20の収容筒部20aにおける内径よりも小さい。このため、本体筒部11aの外周面と、収容筒部20aの内周面と、の間には、隙間S2が形成されている。隙間S2は、第2取付部材11の外周面のうち被固定部11gを回避した部分と、金属ブラケット20の内周面のうち固定部20bを回避した部分との間に配設され、全周にわたって連続して延びている。
また、被固定部11gの上フランジ11cと固定部20bとの間には、環状の断熱部材22が圧縮された状態で配設されている。断熱部材22の材質としては、例えば熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、ナイロン、セラミックなどを用いることができる。断熱部材22が圧縮された状態で被固定部11gと固定部20bとの間に配設されるとともに、被固定部11gが固定部20bに固定されることで、隙間S2は密封空間となっている。
なお、断熱部材22および剛体部20cはそれぞれ、被固定部11gの上フランジ11cおよび固定部20bの双方に当接している。
さらに、本実施形態における隙間S2は、真空の密封空間となっている。なお、ダイヤフラム19の下筒部19aと、金属ブラケット20の収容筒部20aにおける底壁と、が気密に接触していることにより、隙間S2が真空の密封空間であっても、空気室S1内の空気が隙間S2内に漏れるのを防止することができる。
上記した防振装置1の製造方法としては、例えば各部材を真空チャンバ内で組み立てた後、金属ブラケット20の収容筒部20aにおける底壁に予め形成した空気孔から、空気室S1内に空気を注入してもよい。
あるいは、防振装置1を大気圧中で組み立てた後、収容筒部20aの周壁に予め形成した空気孔から隙間S2内の空気を抜くことで、隙間S2内を真空にしてもよい。このとき、空気孔を開放した状態で防振装置1を真空チャンバ内に収容して隙間S2内の空気を抜いてもよく、空気孔を減圧装置などに接続して隙間S2内の空気を抜いてもよい。
以上のように構成された防振装置1によれば、金属ブラケット20の内周面と第2取付部材11の外周面との間に、全周にわたって連続して延びる隙間S2が配設されており、かつ金属ブラケット20の固定部20bと第2取付部材11の被固定部11gとの間に断熱部材22が配設されている。このように、金属ブラケット20と第2取付部材11との間に隙間S2および断熱部材22が配設されていることにより、金属ブラケット20から第2取付部材11へと熱が伝わるのを抑制することができる。
さらに、固定部20bと被固定部11gとの間には、断熱部材22より硬度の高い剛体部20cが断熱部材22とともに配設されているため、組立て時に断熱部材22が固定部20bと被固定部11gとにより挟まれて大きく収縮変形するのが抑えられる。これにより、防振装置1の使用時における断熱部材22の経時的な収縮変形が小さく抑えられることで、金属ブラケット20と第2取付部材11とががたつくのが抑制され、金属ブラケット20と第2取付部材11との間の隙間S2を確保して上記した断熱効果を維持することができる。
また、剛体部20cが周方向に間隔をあけて複数配設されているため、例えば剛体部20cが全周にわたって連続して配設されている場合と比較して、この剛体部20cを介して金属ブラケット20から第2取付部材11へと熱が伝わるのを抑制することができる。
また、隙間S2が真空の密封空間となっていることにより、金属ブラケット20の内周面から第2取付部材11の外周面へと熱が伝わるのを、より確実に抑止することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明に係る第2実施形態について図4を用いて説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図4に示すように、本実施形態の防振装置10は、第1実施形態における第2取付部材11に代えて、第2取付部材23を備えている。
第2取付部材23は、金属よりも熱伝導率が小さく、断熱性の大きい材質により形成されている。第2取付部材23は、本体筒部23aと、本体筒部23aの上端開口縁から上側に向かうに従い径方向外側に向けて延びる傾斜筒部23bと、傾斜筒部23bの上端開口縁から径方向外側に向けて延びる環状の被固定部23cと、被固定部23cの外周縁から下方に向けて延びる被固定筒部23dと、を備えている。被固定筒部23dには、剛体部23eが周方向に間隔を空けて複数配設されている。剛体部23eは、金属などにより形成されており、例えばインサート成形などにより被固定筒部23dに配設することができる。
また、本実施形態の金属ブラケット20は、収容筒部20aの上端開口縁から径方向外側に向けて延びる環状の下側フランジ部20fと、下側フランジ部20fの外周縁から上側に向けて延びる上側筒部20gと、上側筒部20gの上端開口縁から径方向内側に向けて延びる環状の上側フランジ部20dと、を備えている。本実施形態の固定部20bは、下側フランジ部20f、上側筒部20g、および上側フランジ部20dにより構成されている。
被固定部23cおよび被固定筒部23dは、金属ブラケット20の下側フランジ部20fおよび上側フランジ部20dにより、軸方向で挟まれている。これにより、被固定部23cおよび被固定筒部23dが固定部20bに固定されている。
本実施形態の防振装置10によれば、第2取付部材23が金属よりも断熱性の大きい材質により形成されているため、第2取付部材23内に位置する弾性体13や液室14内の液体へと金属ブラケット20から熱が伝わるのを、より確実に抑えることができる。
これにより、弾性体13と第2取付部材23との接着部が昇温して劣化したり、液室14内の液体が昇温してキャビテーションが発生したりするのを、より確実に抑制することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、隙間S2が真空の密封空間となっていたが、隙間S2内に空気などの気体や、液体若しくは固体の断熱材などが封入されていてもよい。
また、図2の例において、周方向における複数の剛体部20c同士の間に断熱部材22が配設されていてもよい。
また、第2取付部材11の被固定部11gおよび金属ブラケット20の固定部20bの形状は上記した実施形態に限られず、様々な形状を採用することが可能である。
例えば第1実施形態において、図1に示した形状と異なる形状の被固定部11gおよび固定部20bを採用した場合であっても、被固定部11gと固定部20bとの間に剛体部20cおよび断熱部材22が配設されることで、本発明の効果を奏することができる。
また、本発明に係る防振装置1、10は、自動車のエンジンマウントとして使用される場合に限定されず、エンジンマウント以外に適用することも可能である。例えば、建設機械に搭載された発電機のマウントに適用することも可能であり、あるいは、工場などに設置される機械のマウントに適用することも可能である。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した実施形態や変形例を適宜組み合わせてもよい。
1…防振装置 11、23…第2取付部材 11g、23c…被固定部 12…第1取付部材 14…液室 15…主液室 16…副液室 17…仕切部材 20…金属ブラケット 20b…固定部 20c、23e…剛体部 22…断熱部材

Claims (3)

  1. 振動発生部および振動受部のうちのいずれか一方に連結される筒状の金属ブラケット、および他方に連結される第1取付部材と、
    前記金属ブラケット内に挿入された筒状の第2取付部材と、
    前記第1取付部材と前記第2取付部材とを連結した弾性体と、
    前記第2取付部材内の液室を、前記弾性体を隔壁の一部とする主液室と副液室とに区画する仕切部材と、を備え、
    前記金属ブラケットには、前記第2取付部材を固定する固定部が形成され、
    前記第2取付部材には、前記金属ブラケットの前記固定部に固定される被固定部が形成され、
    前記第2取付部材の外周面のうち前記被固定部を回避した部分と、前記金属ブラケットの内周面のうち前記固定部を回避した部分と、の間に隙間が配設され、
    前記被固定部と前記固定部との間に、断熱部材および前記断熱部材より硬度の高い剛体部が配設されていることを特徴とする防振装置。
  2. 前記剛体部は、周方向に間隔を空けて複数配設されていることを特徴とする、請求項1に記載の防振装置。
  3. 前記隙間は、真空の密封空間となっていることを特徴とする、請求項1または2に記載の防振装置。
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