JP2018052038A - カートリッジ、および、接続体 - Google Patents
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Abstract
Description
この形態によれば、第1外力によって位置決め部を支点としたカートリッジを−Y軸方向成分を有する第1回転方向の第1モーメントと、第2外力によって位置決め部を支点とした−Y軸方向成分を有する第2回転方向の第2モーメントとがカートリッジに対して生じる。また、この形態によれば、Z軸方向において、液体供給部と接触部との間に位置決め部を有する。これにより、第1回転方向の第1モーメントと第2回転方向の第2モーメントとが互いに打ち消す方向にカートリッジに働く。これにより、装着過程や装着状態においてカートリッジの装着部に対する位置がずれる可能性を低減できる。また上記実施形態によれば、接触部よりも重力方向である−Z軸方向側に液体供給部を備えているため、液体供給部から液体が漏れ出した場合でも接触部に液体が付着する危険性を低減できる。
この形態によれば、中心軸を中心としてカートリッジがX軸方向とZ軸方向に平行なX−Z平面上に沿って装着部に対して相対的に回転することで装着部に対するX−Z平面上の位置がずれた場合でも、接触部の電気接続部に対するX−Z平面上の位置ズレを抑制できる。ここで、「第1接触部と第2接触部との中心が仮想直線上に位置する」とは、仮想直線上に完全に中心が一致する場合に限らず、接触部の電気接続部に対するX−Z平面上の位置ズレを抑制できる趣旨に鑑み、第1接触部と第2接触部との中心が仮想直線上から多少ずれている場合も含む。
この形態によれば、仮想直線上に位置決め部の中心が位置することで、接触部の電気接続部に対する位置ズレを更に抑制できる。ここで、「位置決め部の中心が仮想直線上に位置する」とは、仮想直線上に完全に中心が一致する場合に限らず、接触部の電気接続部に対する位置ズレを抑制できる趣旨に鑑み、位置決め部の中心が仮想直線上から多少ずれている場合も含む。
この形態によれば、仮想直線を挟むように第1被係合部と第2被係合部とが位置するため、装着状態において、第1外力や第2外力によるカートリッジの位置ズレや、中心軸を中心とした接触部の位置ズレを抑制できる。
この形態によれば、第1突起案内部および第2突起案内部によって、カートリッジを装着部に装着する際に、第1係合部を第1被係合部に、第2係合部を第2被係合部に案内できる。これにより、第1係合部と第1被係合部との係合、および、第2係合と第2被係合部との係合をより確実に行うことができる。
この形態によれば、Z軸方向においてカートリッジが大型化することを抑制しつつ、液体注入部を設けることができる。ここで、「同じ位置」とは、Z軸方向において、位置決め部の中心と液体注入部とが同じ位置である場合に限られず、Z軸方向において、液体注入部が位置する範囲内に位置決め部の中心が位置する場合も含む。
この形態によれば、装着状態やカートリッジの装着部への装着過程において、中心軸を中心として本体部材が回転しようとした場合に、突出部が装着部の内面に当たることで本体部材の回転を抑制できる。これにより、装着状態や装着過程において本体部材の装着部に対する位置がずれる可能性をさらに低減できる。
この形態によれば、本体側識別部材によって、カートリッジが本来装着されるべき装着部とは異なる装着部に誤挿入されることを防止できる。また、本体側識別部材の突起部が装着部側識別部材に嵌め合わされることで、カートリッジの装着部に対する位置がずれる可能性をさらに低減できる。
この形態によれば、装着状態において、上側突出部分が装着部の凹部内に配置されることで、カートリッジが中心軸を中心として回転しようとした場合でも、凹部の壁面に上側突出部分が当たることで回転を抑制できる。よって、装着状態においてカートリッジの装着部に対する位置がずれる可能性をさらに低減できる。
この形態によれば、接触部が配置された配置面は、X−Y平面及びY−Z平面に交差するため、カートリッジが装着部に対して相対的に移動する方向である+Y軸方向に対して傾斜する。これにより、カートリッジの装着部への装着が完了する直前で、電気接続部と接触部とが僅かに擦れ合うことができる。これにより、電気接続部や接触部の近傍に異物(例えば、埃)が存在した場合でも、異物を電気接続部と接触部との間から排出できる効果(ワイピング効果)を発揮できる。
この形態によれば、接触部が配置された配置面は、X−Z平面に平行であるため、カートリッジが装着部に対して相対的に移動する方向である+Y軸方向に対して垂直である。これにより、接触部と電気接続部との接触位置が大きくずれる可能性を低減できる。
この形態によれば、案内部によって電気接続部を接触部に案内できるので、装着過程において、接触部の電気接続部に対する位置ズレを抑制できる。また、溝部がZ軸方向において接触部と同じ位置に形成されているので、装着過程において、接触部の電気接続部に対する位置ズレを更に抑制できる。なお「溝部がZ軸方向において接触部と同じ位置」とは、Z軸方向において、溝部が位置する範囲に接触部の一部が位置することを意味する。
この形態によれば、X軸方向において、中央接触部および中心軸とが本体部材の中央に位置することで、装着過程や装着状態において、中心軸を中心としてカートリッジが回転した場合でも、接触部の電気接続部に対する位置ズレを抑制できる。
この形態によれば、カートリッジは流通部表面から外側に突出した供給部凸部を備えている。これにより、カートリッジの装着部への装着過程において、液体導入針に対する流通部の位置ズレを抑制できる。
この形態によれば、カートリッジの装着部への装着過程において、液体導入針に対する流通部の位置ズレをより抑制できる。
この形態によれば、距離L2が距離L1よりも短いことで、カートリッジの装着部への装着過程において、液体導入針が弁体に接触する前に、供給部凸部は装着部側筒部内に位置する。これにより、装着過程において液体導入針が弁体を押し込む際に、液体導入針に対する流通部の位置ズレを抑制できる。
この形態によれば、第1外力によって位置決め部を支点としたカートリッジを−Y軸方向成分を有する第1回転方向の第1モーメントと、第2外力によって位置決め部を支点とした−Y軸方向成分を有する第2回転方向の第2モーメントとがカートリッジに対して生じる。また、この形態によれば、Z軸方向において、液体供給部と接触部との間に位置決め部を有する。これにより、第1回転方向の第1モーメントと第2回転方向の第2モーメントとが互いに打ち消す方向に接続体に働く。これにより、装着過程や装着状態において接続体の装着部に対する位置がずれる可能性を低減できる。また上記実施形態によれば、接触部よりも重力方向である−Z軸方向側に液体供給部を備えているため、液体供給部から液体が漏れ出した場合でも接触部に液体が付着する危険性を低減できる。
A−1:液体消費システムの構成:
図1は、本発明の第1実施形態としての液体消費システム1を示す模式図である。図1には、互いに直交する3つの空間軸であるX軸、Y軸、Z軸が描かれている。X軸に沿った方向をX軸方向とし、Y軸方向に沿った方向をY軸方向とし、Z軸に沿った方向をZ軸方向とする。後述するカートリッジ30が装着部20に装着された装着状態において、重力方向を−Z軸方向、反重力方向を+Z軸方向と定義する。また、装着状態において、X軸方向の一方の方向を+X軸方向、X軸方向の他方の方向を−X軸方向と定義する。装着状態において、X軸方向とY軸方向とに平行な面(X−Y平面)に液体消費システム1が設置されている。以降に説明する他の図においても、必要において装着状態におけるX軸、Y軸、Z軸を付している。
図3は、装着部20の第1斜視図である。図4は、装着部20の第2斜視図である。図5は、装着部20の正面図である。図3〜図5には、理解の容易のために第1チューブ98の一端部98s側も図示している。
図6は、カートリッジ30の外観図である。カートリッジ30は、液体収容部32と、液体収容部32を収容するための液体収容ケース31と、装着部20と接続する接続体40と、を備える。
図15に示すように、装着状態において、第1外力F1によって、位置決め部46の係合位置46PTを支点として−Y軸方向成分を有する第1回転方向の第1モーメントM1がカートリッジ30の接続体40に生じる。また、装着状態において、第2外力F2によって、位置決め部46の係合位置46PTを支点として−Y軸方向成分を有する第2回転方向の第2モーメントM2がカートリッジ30の接続体40に生じる。第1回転方向と第2回転方向とは互いに反対の回転方向であるので、第1回転方向の第1モーメントM1と第2回転方向の第2モーメントM2とが互いに打ち消す方向に接続体40に働く。これにより、装着状態において、接続体40がX軸を中心に回転することを抑制できるので、カートリッジ30(詳細には、接続体40)の装着部20に対する位置がずれる可能性を低減できる。
図18は、本発明の第2実施形態としてのカートリッジ30aの斜視図である。図18では、カートリッジ30aのうち接続体40aの斜視図のみを図示している。第2実施形態のカートリッジ30aと第1実施形態のカートリッジ30(図7)とで異なる点は、本体側電気機構部44aの構成である。その他の構成については、第2実施形態のカートリッジ30aと第1実施形態のカートリッジ30とで同様の構成であるため、同様の構成については第1実施形態と同一の符号を付すと共に説明を省略する。また、第2実施形態のカートリッジ30aも第1実施形態のカートリッジ30と同様に液体収容ケース31および液体収容部32(図6)を備える。また、第2実施形態のカートリッジ30aも液体消費装置10の装着部20に着脱可能に装着される。
C−1:好ましい第1の関係:
図19および図20を用いて、上記各実施形態の液体導入部22と液体供給部42の好ましい第1の関係について説明する。図19は、液体導入部22の模式図である。図20は、液体供給部42の模式図である。
図21および図22を用いて、上記各実施形態の液体導入部22と液体供給部42の好ましい第2の関係について説明する。図21は、液体導入部22の模式図である。図22は、液体供給部42の模式図である。
上記第1、第2実施形態のカートリッジ30,30aにおいて、液体収容部32の液体を補充または液体収容部32を交換できる機構を設けてもよい。以下にその具体例について説明する。
図23は、第1の具体例を説明するための図である。上記第1実施形態または第2実施形態と同様の構成については同一符号を付すと共に説明を省略する。カートリッジ30bは、液体収容部32bを有する。液体収容部32bは、ポリプロピレンやポリエチレンなどの合成樹脂によって形成され、カートリッジ30bの外殻を形成する。液体収容部32bの外形は略直方体形状である。カートリッジ30bは、液体を注入するための注入口60を有する。注入口60は、液体収容部32bの上面に設けられている。注入口60は、液体収容部32bの壁を貫通し液体収容部32bと連通している。液体収容部32bの液面LMが低下して液体残量が少なくなった場合に、利用者は注入口60から液体収容部32bに液体を補充できる。
図24は、第2の具体例を説明するための図である。図24に示すカートリッジ30cと、図23に示すカートリッジ30bとの違いは、カートリッジ30cが新たに外部液体収容部65を備える点である。外部液体収容部65は、液体収容部32bに注入するための液体を収容する容器である。外部液体収容部65は、注入口60に着脱可能に装着できる。液体収容部32bの液面LMが低下して液体残量が少なくなった場合に、利用者は注入口60に外部液体収容部65を装着することで液体収容部32bに液体を補充できる。
図25は、第3の具体例を説明ための図である。カートリッジ30dは、アダプター32dと、アダプター32dを収容するための液体収容ケース31dとを備える。液体収容ケース31には、接続体40が固定されている。
図26は、第4の具体例を説明するための図である。カートリッジ30eは、接続体40と、外部液体供給源としての外部容器32eと、外部容器32eと接続体40とを接続するチューブ71とを有する。外部容器32eの内部には、接続体40に供給するための液体が収容されている。外部容器32eは、上記第1実施形態、第2実施形態の液体収容部32よりも大容量の液体を収容できることが好ましい。外部容器32eを大容量にすることで、外部容器32eの交換頻度を抑えることができる。外部容器32eは、メイン配置棚19(図1)に配置してもよいし、他の場所に配置してもよい。外部容器32eは、内部に液体を注入可能な注入口を有していてもよい。チューブ71の一端部72は、接続体40の供給部材49に取り外し可能に接続される。チューブ71を介して外部容器32eの液体が接続体40に供給される。
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
上記各実施形態では、カートリッジ30,30aは液体収容部32を有していたが(図6)、有していなくてもよい。つまり、液体消費装置10の装着部20に着脱可能な接続体40のみの構成であってもよい。この場合、例えば図26に示すように、接続体40に外部から液体を供給するための外部容器32eおよびチューブ71を設ければよい。
上記各実施形態では、供給部凸部421は、流通部表面の全周に亘って形成された円環状であったが、装着部側筒部221と協働して流通部423のX−Z平面の動きを規制できればこれに限定されるものではない。例えば、供給部凸部421は、流通部表面の周方向に沿って所定の間隔を開けた複数の凸部によって形成されていてもよい。
上記各実施形態では、接触部CPは、回路基板443,443aの表面である配置面443fa、443faa上に配置されていたが(図10、図18)、これに限定されるものではない。例えば、折り曲げ可能(フレキシブル)なフィルム上に配置されていてもよいし、段差を有する面上に配置されていてもよい。また回路基板443,443aは、記憶装置を備えていなくてもよい。また回路基板443,443aは、フレキシブルプリント基板(FPC)のようなフレキシブルなケーブルを含む回路基板全般を備えていても良い。この回路基板は電気接続部242と接触可能な接触部を一端側に有する。他端側は例えばリセット装置につながる。接触部CPが配置された配置面は、実在の平面であってもよいし、3つ以上の接触部CPが通る仮想的な平面であってもよい。また、回路基板443,443aの本体側端子442の形状は上記各実施形態に限定されるものではなく、接触部CPが対応する電気接続部242と接触可能な位置に形成されていれば他の形状であってもよい。例えば、本体側端子442は不規則な形状を有していてもよい。
本発明は、捺染印刷機、及び、捺染印刷機にインクを供給するためのカートリッジに限らず、任意の液体消費装置及び液体消費装置の装着部に着脱可能なカートリッジにも適用することができる。例えば、以下のような各種の液体消費装置及びそのカートリッジに適用可能である。
(1)ファクシミリ装置等の画像記録装置
(2)液晶ディスプレイ等の画像表示装置用のカラーフィルタの製造に用いられる色材消費(噴射)装置
(3)有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイや、面発光ディスプレイ (Field Emission Display、FED)等の電極形成に用いられる電極材消費装置
(4)バイオチップ製造に用いられる生体有機物を含む液体を噴射する液体消費装置
(5)精密ピペットとしての試料消費装置
(6)潤滑油の消費(噴射)装置
(7)樹脂液の消費(噴射)装置
(8)時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体消費装置
(9)光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂液等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体消費装置
(10)基板などをエッチングするために酸性又はアルカリ性のエッチング液を噴射する液体消費装置
(11)他の任意の微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッドを備える液体消費装置。
Claims (17)
- 液体導入部と電気接続部と係合部とを備えた、液体消費装置の装着部に着脱可能なカートリッジであって、
互いに直交する3つの空間軸をX軸、Y軸、Z軸とし、前記X軸に沿った方向をX軸方向、前記Y軸に沿った方向をY軸方向、前記Z軸に沿った方向をZ軸方向とし、前記カートリッジが前記装着部に装着された装着状態において、重力方向を−Z軸方向、反重力方向を+Z軸方向、前記X軸方向の一方の方向を+X軸方向、前記X軸方向の他方の方向を−X軸方向と定義したときに、
前記液体導入部と着脱可能に接続され、前記液体導入部に液体を供給するための液体供給部であって、基端部と、前記液体導入部を受け入れる開口を形成する先端部と、前記基端部から前記先端部に向かう+Y軸方向に沿った方向に延びる中心軸と、を有する液体供給部と、
前記装着状態のときに、前記液体供給部よりも+Z軸方向側に位置し、前記電気接続部と接触する接触部と、
前記装着状態のときに、前記Z軸方向において前記液体供給部と前記接触部との間に位置し、前記係合部と係合することで前記カートリッジの前記装着部に対する動きを規制する位置決め部と、を備え、
前記液体供給部は、前記液体導入部と接続したときに、前記液体導入部から−Y軸方向の第1外力を受けるように構成され、
前記接触部は、前記電気接続部と接触したときに、前記電気接続部から−Y軸方向成分を有する方向の第2外力を受けるように構成されている、カートリッジ。 - 請求項1に記載のカートリッジであって、
前記接触部は、前記X軸方向における異なる位置に複数配置され、
前記複数の接触部は、前記X軸方向において前記複数の接触部のうちで最も前記+X軸方向側に位置する第1接触部と最も前記−X軸方向側に位置する第2接触部とを含み、
前記カートリッジを前記+Y軸方向側から見たときに、X軸方向において前記第1接触部と前記第2接触部との間隔の中心は、前記液体供給部の前記中心軸を通り前記Z軸方向と平行な仮想直線上に位置する、カートリッジ。 - 請求項2に記載のカートリッジであって、
前記位置決め部は、さらに、前記係合部と係合することで前記カートリッジの前記装着部に対するX軸方向の動きを規制し、
前記カートリッジを前記+Y軸方向側から見たときに、前記X軸方向における前記位置決め部の中心は、前記仮想直線上に位置する、カートリッジ。 - 請求項2または請求項3に記載のカートリッジにおいて、
前記係合部は、第1係合部と第2係合部とを含み、
前記位置決め部は、
前記装着状態において前記第1係合部と係合する第1被係合部と、
前記第1被係合部と前記X軸方向に間隔を開けて配置され、前記装着状態において前記第2係合部と係合する第2被係合部と、を有し、
前記カートリッジを+Y軸方向側から見たときに、前記第1被係合部と前記第2被係合部とは、前記仮想直線を挟むように位置する、カートリッジ。 - 請求項4に記載のカートリッジであって、
前記位置決め部は、
前記−X軸方向に向かうに従い前記−Y軸方向側に位置するように形成され、前記第1係合部を前記第1被係合部に案内するための第1突起案内部と、
前記+X軸方向に向かうに従い前記−Y軸方向側に位置するように形成され、前記第2係合部を前記第2被係合部に案内するための第2突起案内部と、を有し、
前記第1被係合部は、前記第1突起案内部の前記−X軸方向側端部に接続され、
前記第2被係合部は、前記第2突起案内部の前記+X軸方向側端部に接続されている、カートリッジ。 - 請求項1から請求項5までのいずれか一項に記載のカートリッジであって、さらに、
前記カートリッジの内部に液体を注入するための液体注入部であって、前記Z軸方向において前記位置決め部と同じ位置に配置された液体注入部を有する、カートリッジ。 - 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のカートリッジであって、さらに、
前記カートリッジは、前記装着状態において、前記装着部の内側に収容される本体部材であって、前記液体供給部と前記接触部と前記位置決め部とが設けられた本体部材を有し、
前記本体部材は、前記Z軸方向または前記X軸方向において、前記装着部の内面と向かい合う部分に突出部を有する、カートリッジ。 - 請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のカートリッジであって、さらに、
前記装着部に設けられた装着部側識別部材に嵌め合わされることで前記カートリッジの内部に収容された液体の種類を識別するための本体側識別部材を有し、
前記本体側識別部材は、少なくとも一つの突起部を有し、
前記液体の種類に応じて、前記突起部の個数、前記突起部の形状、および、前記突起部の位置の少なくとも一つが異なる、カートリッジ。 - 請求項1から請求項8までのいずれか一項に記載のカートリッジであって、
前記カートリッジは、前記装着状態において、前記装着部の内側に収容される本体部材であって、前記液体供給部と前記接触部と前記位置決め部とが設けられた本体部材を有し、
前記本体部材は、
前記+Z軸方向側の端面を形成する第1面と、
前記−Z軸方向側の端面を形成する第2面と、
前記−X軸方向側の端面を形成する第3面と、
前記+X軸方向側の端面を形成する第4面と、
前記+Y軸方向側の端面を形成する第5面と、
前記接触部が配置された接触部配置部と、を備え、
前記接触部配置部は、前記第1面から前記+Z軸方向側に突出する上側突出部分を有し、
前記上側突出部分の少なくとも一部は、前記装着状態において、前記装着部に設けられた前記+Z軸方向側に凹んだ凹部内に配置される、カートリッジ。 - 請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載のカートリッジであって、
前記接触部は、前記X軸方向と前記Y軸方向に平行なX−Y平面、および、前記Y軸方向と前記Z軸方向に平行なY−Z平面に交差する配置面上に位置する、カートリッジ。 - 請求項1から請求項9までのいずれか一項に記載のカートリッジにおいて、
前記接触部は、前記X軸方向と前記Z軸方向に平行なX−Z平面に平行な配置面上に位置する、カートリッジ。 - 請求項10または請求項11に記載のカートリッジであって、さらに、
前記電気接続部を前記接触部に案内可能な案内部を有し、
前記案内部は、前記Y軸方向に沿って延びる溝部であって、前記装着部の一部を受け入れる溝部を有し、
前記溝部は、前記Z軸方向において前記接触部と同じ位置に形成されている、カートリッジ。 - 請求項1から請求項12までのいずれか一項に記載のカートリッジであって、さらに、
前記カートリッジは、前記装着状態において、前記装着部の内側に収容される本体部材であって、前記液体供給部と前記接触部と前記位置決め部とが設けられた本体部材を有し、
前記接触部は、前記X軸方向に沿って奇数個配置され、
前記X軸方向において、前記奇数個の接触部のうち中央に位置する中央接触部と前記中心軸とは、前記本体部材の中央に位置する、カートリッジ。 - 請求項1から請求項13までのいずれか一項に記載のカートリッジであって、
前記液体導入部は、前記液体供給部に接続され前記液体供給部からの前記液体が内部に流通する液体導入針と、液体導入針の外周を取り囲み、前記液体導入針を内側に収容する装着部側筒部とを有し、
前記液体供給部は、
前記基端部と前記先端部とを有し、前記液体が流通する流路を形成する円筒状の流通部と、
前記流通部のうち外周を形成する流通部表面から外側に突出した供給部凸部と、を有し、
前記液体供給部は、前記装着状態において、前記装着部側筒部内に挿入される、カートリッジ。 - 請求項14に記載のカートリッジであって、
前記供給部凸部は、前記流通部の外側の表面の全周に亘って形成された円環状である、カートリッジ。 - 請求項14または請求項15に記載のカートリッジであって、
前記液体供給部は、さらに、
前記流通部内に配置された、前記流路を開閉するための弁機構を有し、
前記弁機構は、前記先端部側から順に、
弁孔を形成する弁座と、
前記弁孔を塞ぐための弁体であって、前記液体導入針から入力される外力によって前記−Y軸方向側へ変位して前記弁座から離れる弁体と、
前記弁体を前記弁座側へ付勢する付勢部材と、を有し、
前記弁体の前記+Y軸方向側の端部は、前記供給部凸部の前記+Y軸方向側の端部よりも前記+Y軸方向側に位置し、
前記Y軸方向において前記装着部側筒部の前記−Y軸方向側の端部と前記液体導入針の前記−Y軸方向側の端部との間の距離を距離L1とし、前記供給部凸部の前記+Y軸方向側の端部と前記弁体の前記+Y軸方向側の端部との間の距離を距離L2としたときに、距離L2は距離L1よりも短い、カートリッジ。 - 液体導入部と電気接続部と係合部とを備えた、液体消費装置の装着部に着脱可能な接続体であって、
互いに直交する3つの空間軸をX軸、Y軸、Z軸とし、前記X軸に沿った方向をX軸方向、前記Y軸に沿った方向をY軸方向、前記Z軸に沿った方向をZ軸方向とし、前記カートリッジが前記装着部に装着された装着状態において、重力方向を−Z軸方向、反重力方向を+Z軸方向、前記X軸方向の一方の方向を+X軸方向、前記X軸方向の他方の方向を−X軸方向と定義したときに、
前記液体導入部と着脱可能に接続され、前記液体導入部に液体を供給するための液体供給部と、
前記装着状態のときに前記液体供給部よりも+Z軸方向側に位置し、前記電気接続部と接触可能な接触部と、
前記装着状態のときに、前記Z軸方向において前記液体供給部と前記接触部との間に位置し、前記係合部と係合することで前記カートリッジの前記装着部に対する位置決めを行うための位置決め部と、を備え、
前記液体供給部は、前記液体導入部を受け入れる開口を形成する先端部備え、
前記液体供給部は、前記液体導入部と接続したときに−Y軸方向成分を有する方向の第1外力を受けるように構成され、
前記接触部は、前記電気接続部と接触したときに−Y軸方向成分を有する方向の第2外力を受けるように構成されている、接続体。
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