JP2018051807A - 印刷装置、印刷方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】地図上に明示されていない場所の位置を明示することを可能にする印刷装置、印刷方法及びプログラムを提供する。【解決手段】印刷装置1は、指定地点設定部211と、算出部213と、印刷対象設定部215と、印刷部216と、を備える。指定地点設定部211は、指定地点の座標を設定する。算出部213は、設定した指定地点の座標と基準点の座標とに基づいて、基準点と指定地点との間の距離と基準点から見た指定地点の方角とを算出する。印刷対象設定部215は、算出した距離及び方角に基づいて、指定地点の位置を示す指標と基準点の位置を示す指標と方位を示す指標とを含む印刷対象の画像を設定する。印刷部216は、設定した印刷対象の画像を被印刷媒体に印刷する。【選択図】図5

Description

本発明は、印刷装置、印刷方法及びプログラムに関する。
一般的な地図では、記載するスペースが限られ、煩雑な記載となることを防ぐ必要があるために、例えば地図上に国名、州名(県名)、都市名程度しか記載されていないことがある。このとき、ユーザが調べたい場所の位置や建物等の名称が地図上に明示されておらず、ユーザがその場所について調べることができなくなってしまう。
特許文献1には、電子地図を媒体上に印刷したものであって、緯度経度を変換したXY座標値を意味するドットパターンと施設の情報等をコード化したドットパターンとが重畳印刷された地図(媒体)と、ドットパターンを撮像して読み取った情報をディスプレイに表示するスキャナと、が記載されている。
特開2008−234684号公報
特許文献1に記載の地図とスキャナとによれば、地図上にドットパターンとして印刷された情報を読み取ってディスプレイに表示することで、位置や施設の情報をより詳細に得ることができる。しかし、予め情報がドットパターンとして印刷された専用の地図を印刷しておかなければならないという課題があった。
このようなことから、専用の地図を用いることなく、地図上に明示されていない場所の位置を明示することができる手法が望まれていた。
本発明はかかる課題に鑑みてなされたものであって、地図上に明示されていない場所の位置を明示することを可能にする印刷装置、印刷方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る印刷装置の一様態は、
指定地点の座標を設定する指定地点設定部と、
前記指定地点設定部が設定した前記指定地点の座標と基準点の座標とに基づいて、前記基準点と前記指定地点との間の距離と前記基準点から見た前記指定地点の方角とを算出する算出部と、
前記算出部が算出した前記距離及び前記方角に基づいて、前記指定地点の位置を示す指標と前記基準点の位置を示す指標と方位を示す指標とを含む印刷対象の画像を設定する印刷対象設定部と、
前記印刷対象設定部が設定した前記印刷対象の画像を被印刷媒体に印刷する印刷部と、
を備えることを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る印刷方法の一様態は、
指定地点の座標を設定し、
設定した前記指定地点の座標と基準点の座標とに基づいて、前記基準点と前記指定地点との間の距離と前記基準点から見た前記指定地点の方角とを算出し、
算出した前記距離及び前記方角に基づいて、前記指定地点の位置を示す指標と前記基準点の位置を示す指標と方位を示す指標とを含む印刷対象の画像を設定し、
設定した前記印刷対象の画像を被印刷媒体に印刷する、
ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るプログラムの一様態は、
コンピュータに、
指定地点の座標を設定させ、
設定させた前記指定地点の座標と基準点の座標とに基づいて、前記基準点と前記指定地点との間の距離と前記基準点から見た前記指定地点の方角とを算出させ、
算出させた前記距離及び前記方角に基づいて、前記指定地点の位置を示す指標と前記基準点の位置を示す指標と方位を示す指標とを含む印刷対象の画像を設定させ、
設定させた前記印刷対象の画像を被印刷媒体に印刷させる、
ことを特徴とする。
本発明によれば、地図上に明示されていない場所の位置を明示することが可能な印刷装置、印刷方法及びプログラムを提供できる。
実施の形態1に係る印刷装置の構成を示す上面図である。 実施の形態1のテープ収納部の構成を示す斜視図である。 実施の形態1のテープカセットの構成を示す斜視図である。 実施の形態1に係る印刷装置の構成を示すブロック図である。 実施の形態1の制御部の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態1の指定地点設定画面を示す図である。 実施の形態1の施設データを示す図である。 実施の形態1の基準緯線についての基準線設定画面を示す図である。 実施の形態1の基準経線についての基準線設定画面を示す図である。 実施の形態1のテープに印刷する印刷対象の画像を示す図である。 実施の形態1の印刷処理を示すフローチャートである。 実施の形態1のラベルが貼付された地図を示す図である。 実施の形態2の制御部の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態2の基準点設定画面を示す図である。 実施の形態2のテープに印刷する印刷対象の画像を示す図である。 実施の形態3の緯度についての指定地点設定画面を示す図である。 実施の形態3の経度についての指定地点設定画面を示す図である。 実施の形態3の名称についての指定地点設定画面を示す図である。 実施の形態3の緯線の間隔についての基準線設定画面を示す図である。 実施の形態3の経線の間隔についての基準線設定画面を示す図である。
(実施の形態1)
実施の形態1に係る印刷装置1について、図面を参照して説明する。なお、図中同一又は相当する部分には同一符号を付す。
実施の形態1に係る印刷装置1は、印刷された基準線を地図上の緯線、経線に合わせて地図に貼付することで、地図に記載されていない対象の位置を指示することができるラベルを作成するラベルプリンタである。なお、本明細書では、テープに印刷対象の画像を印刷し、切断したものをラベルと呼ぶ。
図1は、実施の形態1に係る印刷装置1の構成を示す上面図である。図1に示すように、印刷装置1は、筐体100と、入力部101と、表示部102と、開閉蓋103と、開閉蓋103によって覆われるテープ収納部104と、を備える。
筐体100には、外部に露出するように入力部101と、表示部102と、開閉蓋103と、が形成され、内部にテープ収納部104を含む。筐体100は、PC(Personal Computer)、スマートフォンを含む外部機器と接続する接続端子と、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM、メモリカードを含む記憶媒体が挿入される挿入口と、電源コードが接続される電源端子と、を含み得るが、図示は省略する。
入力部101は、印刷装置1の電源のオン・オフ、データの入力、選択や決定を含むユーザの入力を受け付ける入力装置である。入力部101は、入力された指示又はデータを後述する制御部201へ供給する。入力部101は、ボタン等のハードウェアキー、タッチパッド等のソフトウェアキー、音声マイクの少なくともいずれかを含み得る。
表示部102は、ユーザに文字又は画像を含む表示を行う表示装置である。表示部102は、LCD(Liquid Crystal Display)パネルを含み得る。
開閉蓋103は、テープ収納部104に収納されるテープカセット105が外部に露出しないように覆う蓋である。開閉蓋103は開閉可能に構成され、開いた状態ではテープ収納部104にテープカセット105を取り付け取り外し可能であり、閉じた状態ではテープ収納部104を覆う。
図2は、テープ収納部104の構成を示す斜視図である。テープ収納部104は、テープカセット105を収納する。図2に示すように、テープ収納部104の内部及び周囲には、テープ印刷機構106と、カセット受部107と、位置合わせ軸110と、リボン巻取軸111と、テープ繰出部114と、フルカット機構115と、ハーフカット機構116と、カセット種別検出部123と、が形成されている。
図3は、テープカセット105の構成を示す斜視図である。図3に示すように、テープカセット105は、被印刷媒体であって印刷テープと剥離テープとを有するテープ112と、インクリボン113とを収納するカセットである。テープカセット105は更に、カセットケース117と、テープ112が外周に沿って巻装されているテープコア118と、インクリボン113が外周に沿って巻装されているリボン供給コア119と、リボン巻取コア120と、ヘッド配置部121と、被係合部122と、を含む。テープコア118、リボン供給コア119及びリボン巻取コア120にはいずれもテープカセット105の厚さ方向に貫通した孔が設けられている。
図2に示すように、テープ印刷機構106は、インクリボン113を用いてテープ112に印刷を行う。テープ印刷機構106は、熱転写印刷を行うサーマルヘッド108と、サーマルヘッド108との間でテープ112及びインクリボン113を挟み込んで搬送するプラテンローラ109と、を含む。
カセット受部107は、テープカセット105を予め決められた位置に保持する治具である。位置合わせ軸110及びリボン巻取軸111が、それぞれテープカセット105のテープコア118の孔及びリボン巻取コア120の孔に挿入されることによってテープコア118及びリボン巻取コア120に係合することで、テープカセット105がテープ収納部104内の所定の位置に収納される。リボン巻取軸111は更に、リボン巻取コア120を回転させて印刷後のインクリボン113を巻き取る。
テープ繰出部114は、印刷後のテープ112を印刷装置1から繰り出すための開口である。テープ繰出部114の周囲には、フルカット機構115と、ハーフカット機構116と、が形成されている。フルカット機構115は、テープ112を構成する印刷テープと剥離テープとの両方を同一位置で切断するカッタである。ハーフカット機構116は、印刷テープのみを切断し、剥離テープは切断しないカッタである。
カセット種別検出部123は、カセット受部107に形成された複数のスイッチから構成される。カセット種別検出部123は、テープ収納部104にテープカセット105を収納した際に、カセットケース117の被係合部122に形成された凹凸に接触する。被係合部122は、テープカセット105のテープの幅、テープの色等の種類に応じて互いに異なる形状に設定されている。カセット種別検出部123は、いずれのスイッチが被係合部122によって押下されたかによって、テープカセット105が収納するテープ112の幅、色を含むテープ112の種類を検出する。
図3に示すように、カセットケース117は、内部にテープ112と、インクリボン113と、テープコア118と、リボン供給コア119と、リボン巻取コア120と、を含むケース本体である。テープコア118は、未使用のテープ112が巻装される芯である。リボン巻取コア120は、使用後のインクリボン113を巻き取る芯である。
カセットケース117とテープ112及びインクリボン113との間には、テープ収納部104内にテープカセット105を収納した際にサーマルヘッド108が配置されるヘッド配置部121が設けられている。
カセットケース117には、被係合部122が形成されている。被係合部122には、テープカセット105が収納するテープ112の幅及び色を含む種類に応じた配置で凹凸が形成されている。
印刷を行う前に、テープ収納部104にテープカセット105を収納する。テープ収納部104にテープカセット105が収納されると、カセット種別検出部123が被係合部122の凹凸を読み取り、テープカセット105が収納するテープ112の種類を検出する。印刷は、プラテンローラ109がテープ112及びインクリボン113を搬送し、サーマルヘッド108がテープ112にパターンを印刷することで行われる。印刷後は、テープ繰出部114において、フルカット機構115がテープ112を切断し、必要に応じてハーフカット機構116が適宜テープ112の印刷テープを切断する。リボン巻取軸111がリボン巻取コア120を回転させることで、印刷後のインクリボン113が巻き取られ、サーマルヘッド108に対応する位置には未転写のインクリボン113が引き出される。
図4は、印刷装置1の構成を示すブロック図である。図4に示すように、印刷装置1は、制御部201と、ヘッド駆動回路202と、ローラ駆動回路203と、カッタ駆動回路204と、表示駆動回路205と、フラッシュメモリ206と、RAM(Random Access Memory)207と、を備える。
制御部201は、CPU(Central Processing Unit)を含む処理装置である。制御部201は、バスを通じて印刷装置1の各部と接続されており、フラッシュメモリ206が記憶するプログラムを実行して印刷装置1を制御する。なお、図4では、各部は制御部201とのみ接続されているが、各部がバスを通じてデータをやりとりすることも可能である。
ヘッド駆動回路202は、印刷時におけるサーマルヘッド108の駆動を制御する。ヘッド駆動回路202は、制御部201から出力された印刷データを受け取り、サーマルヘッド108の通電ドットを制御する。これにより、ヘッド駆動回路202は、サーマルヘッド108がインクリボン113のインクを印刷テープに熱転写することで印刷データが示すパターンを印刷する。
ローラ駆動回路203は、印刷時におけるプラテンローラ109の駆動を制御する。ローラ駆動回路203は、制御部201から出力された搬送データを受け取り、プラテンローラ109を駆動するモータ(図示しない)を駆動する。ローラ駆動回路203は、このモータがステッピングモータの場合、ステッピングモータに出力した駆動信号のパルス数を数えることにより、モータの回転軸をどれだけ回転させたかを判別し、サーボモータの場合、PWM(Pulse Width Modulation)駆動信号のデューティー比情報を取得する。
カッタ駆動回路204は、印刷時におけるフルカット機構115及びハーフカット機構116の駆動を制御する。カッタ駆動回路204は、制御部201から出力された搬送データ及び印刷データを受け取り、印刷対象の画像に応じた位置でテープ112のフルカット又はハーフカットを行う。
表示駆動回路205は、表示部102を駆動し、ユーザに提示を行う。表示駆動回路205は、制御部201から出力された表示データを受け取り、表示部102に印刷対象の画像、地図、入力画面を表示させる。
フラッシュメモリ206は、制御部201が実行するプログラム及びデータを記憶している。フラッシュメモリ206は、記憶しているプログラム及びデータを制御部201へ供給する。フラッシュメモリ206は、制御部201が後述する印刷処理を実行する際に用いるデータとして、文字、記号、ロゴ、キャラクタ、マークを含むパターンデータ、地図データ、施設の名前及び座標を含む施設データを含む。フラッシュメモリ206は記憶部として機能する。
RAM207は、制御部201から供給されたデータを記憶すると共に、記憶しているデータを制御部201へ供給する。RAM207は、制御部201のワークメモリとして機能する。すなわち、制御部201は、フラッシュメモリ206に記憶されたプログラムをRAM207へ読み出し、読み出されたプログラムを実行して処理を行う。
制御部201の機能構成についてより詳細に説明する。図5は、制御部201の機能構成を示すブロック図である。図5に示すように、制御部201は、指定地点設定部211と、基準線設定部212と、算出部213と、縮尺設定部214と、印刷対象設定部215と、印刷部216と、を備える。
指定地点設定部211は、ユーザの入力に基づいて、ユーザが地図上での正確な位置を知ることを望んでいる目的地を指定地点として設定し、その座標(緯度、経度)を取得する。指定地点設定部211は、表示駆動回路205を制御して表示部102を駆動し、指定地点を設定するための指定地点設定画面を表示する。ユーザが指定地点設定画面の表示に従って入力部101を介してデータを入力して場所を選択すると、指定地点設定部211は、入力されたデータを取得し、選択された場所を指定地点として設定する。
図6は、指定地点設定画面を示す図である。図6に示すように、指定地点設定部211は観光地のリストを表示部102に表示する。ユーザが表示された観光地のリストから目的地であるタイムズスクエアを選択すると、指定地点設定部211はタイムズスクエアを指定地点として設定する。指定地点設定部211は、観光地だけでなく国名、地域名、都市名、指定地点の種類を指定地点設定画面に表示し得るが、これらの画面の例示は省略する。
図7は、施設データを示す図である。図7に示すように、フラッシュメモリ206は、施設の種類、名称、緯度及び経度を含む施設データを記憶している。指定地点設定部211は、フラッシュメモリ206が記憶する施設データから指定地点の座標を取得する。例えば、タイムズスクエアを指定地点として設定した場合は、タイムズスクエアの座標(北緯40度45分26秒、西経73度59分09秒)が指定地点の座標として取得される。
基準線設定部212は、ユーザの入力に基づいて、ユーザがラベル300を地図に貼付する際に基準となる基準線を設定する。基準線は緯線である基準緯線と経線である基準経線との少なくともいずれかを含む。基準線設定部212は、表示駆動回路205を制御して表示部102を駆動し、基準線を設定するための基準線設定画面を表示する。ユーザによって入力部101を介して緯度及び経度を入力されると、基準線設定部212は入力されたデータを取得し、入力された緯度、経度にそれぞれ対応する緯線、経線をそれぞれ基準緯線、基準経線として設定する。さらに、基準線設定部212は、基準緯線と基準経線との交点を基準点として設定する。基準線設定部212は、基準設定部として機能する。
図8及び図9は、基準線設定画面を示す図である。図8に示すように、基準線設定部212は緯度の入力画面を表示部102に表示する。ユーザによって基準となる緯度(北緯40度50分00秒)が入力されると、基準線設定部212は入力された緯度を示す緯線を基準緯線として設定する。
図9に示すように、基準線設定部212は経度の入力画面を表示部102に緯度の場合と同様に表示する。ユーザによって基準となる経度(西経74度00分00秒)が入力されると、基準線設定部212は入力された経度を示す経線を基準経線として設定する。
算出部213は、指定地点と基準点との間の距離と、基準点(基準経線或いは基準緯線)に対する指定地点の方角(方位角)とを算出する。
指定地点の緯度及び経度を(L,M)、基準点の緯度及び経度を(L,M)、地球の半径をrとすると、指定地点と基準点との間の距離Xは、以下の式で求められる。なお、地表の円弧を直線として簡略して計算している。
Figure 2018051807
基準点から見た指定地点の方位角θは、以下の式で求められる。
Figure 2018051807
算出部213は、以上の式を用いて、距離及び方角を算出する。
縮尺設定部214は、ユーザの入力に基づいて、ラベル300の縮尺、即ちユーザがラベル300を貼付しようとする地図の縮尺を設定する。縮尺設定部214は、表示駆動回路205を制御して表示部102を駆動し、縮尺を設定するための縮尺設定画面を表示する。ユーザによって入力部101を介して縮尺が入力されると、縮尺設定部214は入力されたデータを取得し、選択された値を縮尺値として設定する。
図10は、テープ112に印刷する印刷対象の画像を示す図である。図10に示すように、印刷対象設定部215は、指定地点設定部211が設定した指定地点と、基準線設定部212が設定した基準緯線及び基準経線と、算出部213が算出した距離及び方位と、縮尺設定部214が設置した縮尺とに基づいて、印刷する印刷対象の画像を設定する。
印刷対象設定部215は、指定地点を示す指標である指定地点マーカDを設定する。指定地点マーカDは、指定地点の位置を示す矢印と、指定地点の名称を示す文字とを含む。指定地点マーカDの矢印は、テープ112の長手方向に平行であり、幅方向の中央を通る。指定地点マーカDの矢印はテープ112の一端を指し示しており、矢印が指し示す位置が指定地点の位置である。
印刷対象設定部215は、基準緯線を示す線Lと基準経線を示す線Mとを設定する。線Mは、指定地点マーカDの矢印となす角度が算出部213の算出した方位角θに一致し、北を示す矢印を含む。線Lは線Mと直交する。線Mと線Lとの交点は基準点を示し、基準点と指定地点マーカDの矢印が示す位置との距離は、算出部213が算出した距離Xに縮尺設定部214が設置した縮尺を乗じたものに一致する。なお、印刷対象設定部215は、基準緯線を示す線Lと指定地点の位置を示す矢印の主線との間の角と、基準経線を示す線Mと指定地点の位置を示す矢印の主線との間の角とのうち、より小さい角度の方を方位角θとして自動的に設定するが、設定されたテープ112の幅に基づいて印刷可能であれば、ユーザがより大きい角度の方を方位角θとして設定し直してもよい。
印刷部216は、印刷対象設定部215が設定した印刷対象の画像、即ち指定地点マーカD、線M及び線Lをテープ112に印刷する。印刷部216は、ヘッド駆動回路202、ローラ駆動回路203及びカッタ駆動回路204を介してサーマルヘッド108、プラテンローラ109、フルカット機構115及びハーフカット機構を制御し、テープ112に印刷対象の画像を印刷して、テープ112を切断する。
印刷装置1が実行する印刷処理について、図11のフローチャートを参照して説明する。
ユーザが入力部101を介して印刷開始を指示すると、印刷装置1は以下のような印刷処理を実行する。
まず、印刷装置1は、指定地点を設定して座標を取得する(ステップS101)。具体的には、制御部201の指定地点設定部211は、ユーザの入力に基づいて、ユーザが地図上での正確な位置を知ることを望んでいる目的地を指定地点として設定し、その座標を取得する。
指定地点を設定して座標を取得すると、印刷装置1は、基準線の緯度及び経度を取得する(ステップS102)。具体的には、制御部201の基準線設定部212は、ユーザの入力に基づいて、ユーザがラベル300を地図に貼付する際に基準となる基準線の緯度と経度とを取得する。
基準線の緯度及び経度を取得すると、印刷装置1は、基準点から指定地点への距離及び方位を算出する(ステップS103)。具体的には、制御部201の算出部213は、指定地点設定部211が設定した指定地点と基準線設定部212が設定した基準点との間の距離と、基準経線或いは基準緯線から見た指定地点の方角とを算出する。
基準点から指定地点への距離及び方位を算出すると、印刷装置1は、ラベル300の縮尺を設定する(ステップS104)。具体的には、制御部201の縮尺設定部214は、ユーザの入力に基づいて、ラベル300の縮尺、即ちユーザがラベル300を貼付しようとする地図の縮尺を設定する。
ラベル300の縮尺を設定すると、印刷装置1は、印刷対象の画像を設定する(ステップS105)。具体的には、制御部201の印刷対象設定部215は、指定地点設定部211が設定した指定地点と、基準線設定部212が設定した基準緯線及び基準経線と、算出部213が算出した距離及び方位と、縮尺設定部214が設置した縮尺とに基づいて、印刷する印刷対象の画像を設定する。
印刷対象の画像を設定すると、印刷装置1は、テープ112に印刷対象の画像を印刷する(ステップS106)。具体的には、制御部201の印刷部216は、ヘッド駆動回路202、ローラ駆動回路203及びカッタ駆動回路204を介してサーマルヘッド108、プラテンローラ109、フルカット機構115及びハーフカット機構を制御し、テープ112に印刷対象の画像を印刷してテープ112を切断する。
テープ112に印刷対象の画像を印刷すると、制御部201は、印刷処理を終了する。
図12は、ラベル300が貼付された地図を示す図である。図12に示すように、ラベル300が地図上の緯線及び経線に、印刷された基準緯線及び基準経線がそれぞれ合うように貼付されると、指定地点マーカDの矢印が指す位置が指定地点の位置に地図上で一致する。ユーザは、印刷されたラベル300をこのように貼付することで、地図上に明示されていない目的地の位置を知ることができる。
以上の構成を備え、印刷処理を行うことで、実施の形態1に係る印刷装置1は、地図上に明示されていない指定地点の位置を明示するラベル300を印刷することができる。
印刷装置1によれば、ラベル300に印刷された基準緯線と基準経線とによって、ラベル300を地図上に正確に貼付することができる。そのため、地図上に目的地の位置が直接記載されていないばかりか目印となるような場所さえ記載されていなくても、地図に緯線及び経線が印刷されていれば、その目的地の位置を明示することができる。
印刷装置1によれば、テープ112の長さはフルカット位置によって調節することができる。そのため、目的地の位置が基準となる緯線又は経線から離れていたとしても、ラベル300の長さを長くすることで、目的地の位置を明示することができる。また、目的地の位置が基準となる緯線又は経線と近かったとしても、ラベル300の長さを短くすることで、必要以上に地図と重なって貼付されることを防ぐことができる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係る印刷装置1について、図面を参照して説明する。
図13は、制御部201の機能構成を示すブロック図である。図13に示すように、制御部201は、実施の形態1の基準線設定部212に替えて基準点設定部217を備える。
基準点設定部217は、ユーザの入力に基づいて、ユーザがラベル300を地図に貼付する際に基準となる基準点を設定する。基準点設定部217は、表示駆動回路205を制御して表示部102を駆動し、基準点を設定するための基準点設定画面を表示する。ユーザが基準点設定画面の表示に従って入力部101を介して場所を選択すると、基準点設定部217は入力されたデータを取得し、選択された場所を基準点として設定する。基準点設定部217は、基準設定部として機能する。
図14は、基準点設定画面を示す図である。図14に示すように、基準点設定部217は施設のリストを表示部102に表示する。ユーザが表示された施設のリストから基準点とする国際連合本部ビルを選択すると、基準点設定部217は国際連合本部ビルを基準点として設定する。基準点設定部217は、施設だけでなく国名、地域名、都市名、基準点の種類を基準点設定画面に表示し得るが、これらの画面の例示は省略する。
基準点設定部217は、フラッシュメモリ206が記憶する施設データから基準点の座標を取得する。例えば、国際連合本部ビルを基準点として設定した場合は、国際連合本部ビルの座標(北緯40度44分58秒、西経73度58分05秒)が基準点の座標として取得される。
図15は、テープ112に印刷する印刷対象の画像を示す図である。図15に示すように、印刷対象設定部215は、指定地点設定部211が設定した指定地点と、基準点設定部217が設定した点と、算出部213が算出した距離及び方位と、縮尺設定部214が設置した縮尺とに基づいて、テープ112に印刷する印刷対象の画像を設定する。
印刷対象設定部215は、実施の形態1と同様に、指定地点を示す指定地点マーカDを設定する。
印刷対象設定部215は、基準点を示す指標である基準点マーカRを設定する。基準点マーカRは、基準点の位置を示す矢印を含む。基準点マーカRの矢印は、テープ112の長手方向に平行であり、幅方向の中央を通る。基準点マーカRの矢印はテープ112の指定地点マーカDの矢印が指し示す一端と反対側の端を指し示しており、矢印が指し示す位置が基準点の位置である。基準点マーカRの矢印が示す位置と指定地点マーカDの矢印が示す位置との距離は、算出部213が算出した距離Xに縮尺設定部214が設置した縮尺を乗じたものに一致する。
印刷対象設定部215は、ラベル300上での方位を示す方位記号Oを設定する。指定地点マーカDの矢印と、方位記号Oが示す南北方向に平行な直線がなす角度が算出部213の算出した方位角θに一致する。
印刷部216は、印刷対象設定部215が設定した印刷対象の画像、即ち指定地点マーカD、基準点マーカR及び方位記号Oをテープ112に印刷する。印刷部216は、ヘッド駆動回路202、ローラ駆動回路203及びカッタ駆動回路204を介してサーマルヘッド108、プラテンローラ109、フルカット機構115及びハーフカット機構を制御し、テープ112に印刷対象の画像を印刷して、テープ112を切断する。切断された印刷テープは、地図上の基準点に基準点マーカRの矢印の先端を合わせるとともに、地図上の緯線における北向き或いは地図上の方位記号に、方位記号Oの向きを合わせて貼ればよい。
以上の構成を備え、印刷処理を行うことで、実施の形態2に係る印刷装置1は、実施の形態1に係る印刷装置と同様の効果を得ることができる。
実施の形態2に係る印刷装置は、施設等を基準点として用いている。そのため、地図に緯線又は経線が印刷されていない場合、あるいは印刷されていても目的地から離れすぎている場合であっても、目的地の位置を明示することができる。
(実施の形態3)
実施の形態3に係る印刷装置1について、図面を参照して説明する。
実施の形態3の指定地点設定部211は、ユーザによって入力部101を介して指定地点の緯度及び経度が入力されると、入力されたデータを取得し、選択された座標の場所を指定地点として設定する。
図16、図17及び図18は、指定地点設定画面を示す図である。図16に示すように、指定地点設定部211は緯度の入力画面を表示部102に表示する。ユーザによって指定地点の緯度(北緯40度45分26秒)が入力されると、基準線設定部212は入力された緯度を指定地点の緯度として設定する。
図17に示すように、指定地点設定部211は経度の入力画面を表示部102に緯度の場合と同様に表示する。ユーザによって指定地点の経度(西経73度59分09秒)が入力されると、指定地点設定部211は入力された経度を指定地点の経度として設定する。
図18に示すように、指定地点設定部211は指定地点の名称の入力画面を表示部102に表示する。ユーザによって指定地点の名称(タイムズスクエア)が入力されると、指定地点設定部211は入力された名称を指定地点の名称として設定する。
以上の構成を備え、印刷処理を行うことで、実施の形態3に係る印刷装置1は、実施の形態1に係る印刷装置と同様の効果を得ることができる。
実施の形態3に係る印刷装置1は、目的地の緯度及び経度を直接入力されている。そのため、目的地がフラッシュメモリ206に記憶されていない場合、あるいはフラッシュメモリ206が施設の名前及び座標を含む施設データを記憶していない場合であっても、目的地を指定地点として設定することができる。
(実施の形態4)
実施の形態4に係る印刷装置1について、図面を参照して説明する。
実施の形態4の基準線設定部212は、ユーザの入力に基づいて、ユーザがラベル300を地図に貼付する際に基準となる基準線を設定する。基準線設定部212は、表示駆動回路205を制御して表示部102を駆動し、基準線を設定するための基準線設定画面を表示する。ユーザによって入力部101を介して緯線間隔及び経線間隔が入力されると、基準線設定部212は入力されたデータを取得し、指定地点に最も近い緯線、経線をそれぞれ基準緯線、基準経線として設定する。さらに、基準線設定部212は、基準緯線と基準経線との交点を基準点として設定する。
図19及び図20は、基準線設定画面を示す図である。図19に示すように、基準線設定部212は緯線間隔の入力画面を表示部102に表示する。ユーザによって緯線の間隔(00度10分00秒)が入力されると、基準線設定部212は赤道から緯線間隔ずつ離れた全ての緯線から、指定地点に最も近い緯線を基準緯線として設定する。例えば、タイムズスクエア(北緯40度45分26秒、西経73度59分09秒)を指定地点として設定した場合は、北緯40度50分00秒を示す緯線を基準緯線として設定する。
図20に示すように、基準線設定部212は経線間隔の入力画面を表示部102に緯線の場合と同様に表示する。ユーザによって経線の間隔(00度10分00秒)が入力されると、基準線設定部212は本初子午線から経線間隔ずつ離れた全ての経線から、指定地点に最も近い経線を基準経線として設定する。例えば、タイムズスクエア(北緯40度45分26秒、西経73度59分09秒)を指定地点として設定した場合は、西経74度00分00秒を示す緯線を基準緯線として設定する。
以上の構成を備え、印刷処理を行うことで、実施の形態4に係る印刷装置1は、実施の形態1に係る印刷装置と同様の効果を得ることができる。
実施の形態4に係る印刷装置1は、指定地点に最も近い緯線及び経線を基準緯線及び基準経線としてそれぞれ設定することで、ユーザが自ら基準となる緯線及び経線を選択しなくても、ラベル300の貼付に適した基準となる緯線及び経線を設定することができ、ユーザの使用を容易にすることができる。
(変形例)
以上に実施の形態について説明したが、上記実施の形態は一例であり、本発明の適用範囲はこれに限られない。すなわち、本発明の実施の形態は合理的に実施可能な上記実施例の組合せを含む種々の応用が可能であり、あらゆる実施の形態が本発明の範囲に含まれる。
印刷装置1はサーマルヘッド108を備えるサーマルプリンタであるとしたが、これに限られるものではない。インクジェットプリンタ、レーザープリンタを含むあらゆる形態の印刷装置であってもよい。
印刷装置1はテープ収納部104を備えるとしたが、これに限られるものではない。印刷装置1はテープ収納部104を含むテープ112に印刷対象の画像を印刷する構成を備えず、テープ112に印刷対象の画像を印刷する構成を備える外部の印刷機器を制御して印刷処理を行う処理装置であってもよい。
印刷装置1は入力部101と、表示部102と、を備えるとしたが、これに限られるものではない。外部の入力装置又は表示装置に接続され、それらの装置を用いてユーザからの情報の入力の受け付け又はユーザへの情報の提示を行ってもよい。
プラテンローラ109はステッピングモータ或いはサーボモータによって駆動されるとしたが、これに限られるものではない。プラテンローラ109は連続的に動作するモータによって駆動されてもよい。このようなモータはエンコーダによって制御され、搬送したテープ112の長さもエンコーダによって管理される。
算出部213が指定地点と基準点との間の距離と、基準点から見た指定地点の方位角とを算出する式は、実施の形態1で説明したものに限られない。算出部213は、距離又は方位角を算出するためのあらゆる方法を用いて距離又は方位角を算出することが可能である。
指定地点又は基準点の座標を特定するために緯度及び経度を使用したが、これに限られるものではない。例えば、印刷装置1は座標を特定するために住所を利用してもよい。この他にも、あらゆる方法を用いて座標を特定することが可能である。
実施の形態1−4で説明した構成を組み合わせてもよい。例えば、印刷装置1は実施の形態3の指定地点設定部211と実施の形態4の基準線設定部212とを備えてもよい。この組み合わせの他にも、実施の形態1−4で説明した構成のあらゆる組み合わせが可能である。
なお、本発明に係る機能を実現するための構成を予め備えた印刷装置として提供できることはもとより、プログラムの適用により、既存の情報処理装置等を、本発明に係る印刷装置として機能させることもできる。すなわち、上記実施形態で例示した印刷装置1による各機能構成を実現させるためのプログラムを、既存の情報処理装置等を制御するCPU等が実行できるように適用することで、本発明に係る印刷装置として機能させることができる。また、本発明に係る搬送方法は、印刷装置を用いて実施できる。
また、このようなプログラムの適用方法は任意である。プログラムを、例えば、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納して適用できる。さらに、プログラムを搬送波に重畳し、インターネットなどの通信媒体を介して適用することもできる。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)にプログラムを掲示して配信してもよい。そして、このプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上記の処理を実行できるように構成してもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲とが含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
指定地点の座標を設定する指定地点設定部と、
前記指定地点設定部が設定した前記指定地点の座標と基準点の座標とに基づいて、前記基準点と前記指定地点との間の距離と前記基準点から見た前記指定地点の方角とを算出する算出部と、
前記算出部が算出した前記距離及び前記方角に基づいて、前記指定地点の位置を示す指標と前記基準点の位置を示す指標と方位を示す指標とを含む印刷対象の画像を設定する印刷対象設定部と、
前記印刷対象設定部が設定した前記印刷対象の画像を被印刷媒体に印刷する印刷部と、
を備えることを特徴とする印刷装置。
(付記2)
前記基準点の座標を設定する基準設定部をさらに備え、
前記基準設定部は、前記基準点を交点とする基準緯線と基準経線との緯度と経度とをそれぞれ設定し、
前記印刷対象設定部は、前記基準緯線を示す指標と前記基準経線を示す指標とを含む前記印刷対象の画像を設定する、
ことを特徴とする付記1に記載の印刷装置。
(付記3)
前記基準点の座標を設定する基準設定部をさらに備え、
前記基準設定部は、前記基準点の緯度と経度とを設定し、
前記印刷対象設定部は、前記指定地点の位置を示す記号と前記基準点の位置を示す記号と前記方位を示す記号とを含む前記印刷対象の画像を設定する、
ことを特徴とする付記1に記載の印刷装置。
(付記4)
前記基準設定部は、複数の緯線のうち前記指定地点に最も近いものを前記基準緯線として選択し、複数の経線のうち前記指定地点に最も近いものを前記基準経線として選択する、
ことを特徴とする付記2に記載の印刷装置。
(付記5)
前記指定地点の候補となる場所の座標を記憶する記憶部を備え、
前記指定地点設定部は、前記記憶部から前記指定地点の座標を取得する、
ことを特徴とする付記1から4のいずれか一つに記載の印刷装置。
(付記6)
前記基準点の候補となる場所の座標を記憶する記憶部を備え、
前記基準設定部は、前記記憶部から前記基準点の座標を取得する、
ことを特徴とする付記3に記載の印刷装置。
(付記7)
前記指定地点の位置を示す指標は、前記指定地点の位置を示す矢印と前記指定地点の名称を示す文字とを含む、
ことを特徴とする付記1から6のいずれか一つに記載の印刷装置。
(付記8)
指定地点の座標を設定し、
設定した前記指定地点の座標と基準点の座標とに基づいて、前記基準点と前記指定地点との間の距離と前記基準点から見た前記指定地点の方角とを算出し、
算出した前記距離及び前記方角に基づいて、前記指定地点の位置を示す指標と前記基準点の位置を示す指標と方位を示す指標とを含む印刷対象の画像を設定し、
設定した前記印刷対象の画像を被印刷媒体に印刷する、
ことを特徴とする印刷方法。
(付記9)
コンピュータに、
指定地点の座標を設定させ、
設定させた前記指定地点の座標と基準点の座標とに基づいて、前記基準点と前記指定地点との間の距離と前記基準点から見た前記指定地点の方角とを算出させ、
算出させた前記距離及び前記方角に基づいて、前記指定地点の位置を示す指標と前記基準点の位置を示す指標と方位を示す指標とを含む印刷対象の画像を設定させ、
設定させた前記印刷対象の画像を被印刷媒体に印刷させる、
ことを特徴とするプログラム。
1…印刷装置、100…筐体、101…入力部、102…表示部、103…開閉蓋、104…テープ収納部、105…テープカセット、106…テープ印刷機構、107…カセット受部、108…サーマルヘッド、109…プラテンローラ、110…位置合わせ軸、111…リボン巻取軸、112…テープ、113…インクリボン、114…テープ繰出部、115…フルカット機構、116…ハーフカット機構、117…カセットケース、118…テープコア、119…リボン供給コア、120…リボン巻取コア、121…ヘッド配置部、122…被係合部、123…カセット種別検出部、201…制御部、202…ヘッド駆動回路、203…ローラ駆動回路、204…カッタ駆動回路、205…表示駆動回路、206…フラッシュメモリ、207…RAM、211…指定地点設定部、212…基準線設定部、213…算出部、214…縮尺設定部、215…印刷対象設定部、216…印刷部、217…基準点設定部、300…ラベル、D…指定地点マーカ、L…基準緯線、M…基準経線、O…方位記号、R…基準点マーカ

Claims (9)

  1. 指定地点の座標を設定する指定地点設定部と、
    前記指定地点設定部が設定した前記指定地点の座標と基準点の座標とに基づいて、前記基準点と前記指定地点との間の距離と前記基準点から見た前記指定地点の方角とを算出する算出部と、
    前記算出部が算出した前記距離及び前記方角に基づいて、前記指定地点の位置を示す指標と前記基準点の位置を示す指標と方位を示す指標とを含む印刷対象の画像を設定する印刷対象設定部と、
    前記印刷対象設定部が設定した前記印刷対象の画像を被印刷媒体に印刷する印刷部と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 前記基準点の座標を設定する基準設定部をさらに備え、
    前記基準設定部は、前記基準点を交点とする基準緯線と基準経線との緯度と経度とをそれぞれ設定し、
    前記印刷対象設定部は、前記基準緯線を示す指標と前記基準経線を示す指標とを含む前記印刷対象の画像を設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記基準点の座標を設定する基準設定部をさらに備え、
    前記基準設定部は、前記基準点の緯度と経度とを設定し、
    前記印刷対象設定部は、前記指定地点の位置を示す記号と前記基準点の位置を示す記号と前記方位を示す記号とを含む前記印刷対象の画像を設定する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 前記基準設定部は、複数の緯線のうち前記指定地点に最も近いものを前記基準緯線として選択し、複数の経線のうち前記指定地点に最も近いものを前記基準経線として選択する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の印刷装置。
  5. 前記指定地点の候補となる場所の座標を記憶する記憶部を備え、
    前記指定地点設定部は、前記記憶部から前記指定地点の座標を取得する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の印刷装置。
  6. 前記基準点の候補となる場所の座標を記憶する記憶部を備え、
    前記基準設定部は、前記記憶部から前記基準点の座標を取得する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の印刷装置。
  7. 前記指定地点の位置を示す指標は、前記指定地点の位置を示す矢印と前記指定地点の名称を示す文字とを含む、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の印刷装置。
  8. 指定地点の座標を設定し、
    設定した前記指定地点の座標と基準点の座標とに基づいて、前記基準点と前記指定地点との間の距離と前記基準点から見た前記指定地点の方角とを算出し、
    算出した前記距離及び前記方角に基づいて、前記指定地点の位置を示す指標と前記基準点の位置を示す指標と方位を示す指標とを含む印刷対象の画像を設定し、
    設定した前記印刷対象の画像を被印刷媒体に印刷する、
    ことを特徴とする印刷方法。
  9. コンピュータに、
    指定地点の座標を設定させ、
    設定させた前記指定地点の座標と基準点の座標とに基づいて、前記基準点と前記指定地点との間の距離と前記基準点から見た前記指定地点の方角とを算出させ、
    算出させた前記距離及び前記方角に基づいて、前記指定地点の位置を示す指標と前記基準点の位置を示す指標と方位を示す指標とを含む印刷対象の画像を設定させ、
    設定させた前記印刷対象の画像を被印刷媒体に印刷させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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