JP2018051148A - 椅子用クッション - Google Patents

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Abstract

【課題】着座者の症状や体格に合わせて利用され、着座者の姿勢を安定させることが可能な椅子用クッションを提供する。【解決手段】椅子用クッション1は、基部10と、基部10の一面における任意の位置に着脱可能に配置され、基部10上に着座した利用者の身体に直接又は間接的に当接して、利用者の身体を支えるブロック体20と、を備える。ブロック体20はモールドウレタンを含んでおり、モールドウレタンのJIS K6400−2D法に準拠して測定された25%圧縮硬さは、400〜800N/314cm2である。【選択図】図1

Description

本発明は、椅子用クッションに関する。
身体の不自由な者が椅子に着座する場合、身体の麻痺や、椅子の座面のサイズが体格に合っていないこと等が原因で、椅子に着座した姿勢を維持することが困難となって、上半身が傾いたり、身体が前にずれたりすることがある。このような上半身の傾きや身体のずれを防止するために、椅子の座面と身体との間に敷かれて、着座者の姿勢を安定させる椅子用クッションが種々提案されている。
例えば、特許文献1に、車椅子の座面に敷く主クッションの表面に副クッションを設け、副クッションにより着座者の大腿部を持ち上げることで、着座者の身体が前にずれないようにし、着座者の姿勢を安定させる車椅子用座布団が開示されている。また、特許文献2に、骨盤を背面から支える後方支持部材と、骨盤を左右両側から支える側方支持部材と、両足の大腿部を持ち上げる大腿部座面と、を備え、これら後方支持部材、側方支持部材及び大腿部座面によって骨盤を全方向から支えることで、身体のずれと傾きを防ぎ、着座者の姿勢を安定させる車椅子用クッションが開示されている。
特開2003−070844号公報 特開2006−136552号公報
特許文献1に開示された車椅子用座布団を利用すると、着座者の身体が前にずれることは防げるが、着座者の上半身が左右へ傾くことは防げない。したがって、例えば身体の麻痺により、着座した状態で上半身が左右に傾きやすい者は、特許文献1に開示された車椅子用座布団を利用できない。
また、特許文献2に開示された車椅子用クッションを利用すると、後方支持部材、側方支持部材及び大腿部座面により着座者の骨盤が全方向から支えられるが、着座者によっては、このような車椅子用クッションの構成を望まない場合がある。例えば、足が健常な着座者が、足で床面を蹴って車椅子を移動させたいと考えた場合、大腿部座面により大腿部が持ち上げられていると、着座者の体格によっては足が床面に届かず、足で床面を蹴って車椅子を移動させることができないことがある。この場合、着座者の体格を考慮すると、大腿部座面は不要と考えられる。
このように、特許文献1に開示された車椅子用座布団や、特許文献2に開示された車椅子用クッションは、各々の着座者の症状や体格に合わせて利用されることができない。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、各々の着座者の症状や体格に合わせて利用され、着座者の姿勢を安定させることが可能な椅子用クッションを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の椅子用クッションは、
基部と、
前記基部の一面における任意の位置に着脱可能に配置され、前記基部上に着座した利用者の身体に直接又は間接的に当接して、前記利用者の身体を支えるブロック体と、
を備える。
例えば、前記基部は、積層体であり、ニードルパンチカーペットで形成された層を含んでいても良い。
例えば、前記ブロック体は、モールドウレタンを含んでおり、当該モールドウレタンのJIS K6400−2D法に準拠して測定された25%圧縮硬さは、400〜800N/314cmであっても良い。
例えば、本発明の椅子用クッションは、車椅子の座面に載置されても良い。
本発明によれば、着座者の症状や体格に合わせて、着座者の姿勢を安定させることができる。
本発明の実施の形態に係る椅子用クッションの斜視図であって、カバー部材から基部とブロック体とを取り出した状態を示す図である。 実施の形態に係る基部の斜視図である。 実施の形態に係る基部とブロック体の斜視図である。 実施の形態に係るブロック体の第1の使用例を説明する為の斜視図である。 実施の形態に係るブロック体の第2の使用例を説明する為の斜視図である。 実施の形態に係るブロック体の第3の使用例を説明する為の斜視図である。 実施の形態に係るブロック体の第4の使用例を説明する為の斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る椅子用クッションを説明する。
椅子用クッション1は、椅子の座面に載置されて使用されるクッションであって、例えば車椅子の座面に載置されて使用される。椅子用クッション1は、図1に示すように、基部10と、ブロック体20と、基部10及びブロック体20を収容可能な袋状のカバー部材30と、を備える。
基部10は、椅子の座面に直接又は間接的に敷かれる部材であり、基部10上に利用者が着座する。基部10は、図2に示すように、第1のウレタンフォーム11及び第2のウレタンフォーム12と、カーペット部材13と、第1の接続部材14と、を備える。基部10は積層体であり、第1のウレタンフォーム11、第2のウレタンフォーム12、カーペット部材13及び第1の接続部材14が、この順に積層されている。
第1のウレタンフォーム11は、例えば市販のスラブウレタンであって、JIS K7222に準拠して測定された密度が18.5〜21.5kg/mであることが好ましく、20kg/mであることがより好ましい。また、第1のウレタンフォーム11のJIS K6400−2D法に準拠して測定された25%圧縮硬さは、93.1〜132.3N/314cmであることが好ましく、112.7N/314cmであることがより好ましい。
第1のウレタンフォーム11の積層方向の長さは、9.5mm〜10.5mmであることが好ましく、10.0mmであることがより好ましい。
第2のウレタンフォーム12は、例えば市販のスラブウレタンであって、JIS K7222に準拠して測定された密度が14.5〜17.5kg/mであることが好ましく、16kg/mであることがより好ましい。また、第2のウレタンフォーム12のJIS K6400−2D法に準拠して測定された25%圧縮硬さは、68.6〜98.0N/314cmであることが好ましく、83.3N/314cmであることがより好ましい。
第2のウレタンフォーム12の積層方向の長さは、19.5mm〜20.5mmであることが好ましく、20.0mmであることがより好ましい。
第1のウレタンフォーム11と第2のウレタンフォーム12の密度、硬さ及び積層方向の長さを上記の範囲又は値とすることで、着座者の臀部の沈み込みを抑制しつつ、着座者にソフト感を与えることができる。
カーペット部材13は、例えばポリプロピレンを含んだニードルパンチカーペットから形成されている。カーペット部材13の面のうち、第2のウレタンフォーム12に対向する面とは反対側の面である特定面131には、第1の接続部材14が取り付けられている。
第1の接続部材14は、後述する第2の接続部材22とともに、基部10とブロック体20とを着脱可能に接続させる為の部材である。第1の接続部材14は、帯状である面ファスナーの雄部材で形成されており、特定面131のほぼ全面に取り付けられている。
ここで、基部10において、特定面131と、第1の接続部材14の面のうち特定面131に対向する面とは反対側の面と、で形成された面を配置面(一面)15という。配置面15は、着座した利用者の臀部と対向する面、又は着座した利用者の臀部と対向する面とは反対側の面となる。
図1及び図3に示すブロック体20は、基部10上に着座した利用者の身体に直接又は基部10を介して間接的に当接して、利用者の身体を支える部材である。ブロック体20は、図3に示すように、モールドウレタン21と、第2の接続部材22と、を備える。ブロック体20は積層体であり、モールドウレタン21と第2の接続部材22が積層を形成している。
モールドウレタン21は、JIS K7222に準拠して測定された密度が80〜120kg/mであることが好ましく、100kg/mであることがより好ましい。また、モールドウレタン21のJIS K6400−2D法に準拠して測定された25%圧縮硬さは、400〜800N/314cmであることが好ましく、600N/314cmであることがより好ましい。
モールドウレタン21の密度と硬さを上記の範囲又は値とすることで、ブロック体20が適度なクッション性を有するとともに圧縮変形しにくくなり、着座者の体を支える上で好適となる。
また、モールドウレタン21の積層方向の長さは、着座者の体を支えるために、29.5mm〜30.5mmであることが好ましく、30.0mmであることがより好ましい。
第2の接続部材22は、第1の接続部材14とともに、基部10とブロック体20とを着脱可能に接続させる為の部材である。第2の接続部材22は、ポリプロピレンを含んだニードルパンチカーペットにより形成されている。ここで、第2の接続部材22を形成するニードルパンチカーペットと、第1の接続部材14を形成する面ファスナーの雄部材とは、着脱可能である。
そして、図2に示すように、第1の接続部材14は、基部10の特定面131のほぼ全面に配設されているので、ブロック体20は基部10の配置面15における任意の位置に着脱可能に配置されることができる。
このようなブロック体20は、基部10上に着座した利用者の身体を支えて、姿勢を安定させるために用いられる。以下、図4から図7を用いて、基部10上に着座した利用者の身体を支えるブロック体20の使用例を述べる。
例えば、着座した状態で上半身が左右に傾いたり、体が前にずれたりする者には、図4に示すように、ブロック体20を、基部10を介して着座者の臀部の左右端部および大腿部と対向させるように、基部10の配置面15に配置すると良い。これにより、主に、基部10において配置面15にブロック体20が配置されていない部分が着座者の重みで下方に撓むので、着座者の臀部の中央部が下方に沈み込んだ状態となる。そして、ブロック体20が着座者の骨盤を左右と前から囲んだ状態となる。これにより、ブロック体20が、基部10を介して着座者の骨盤を左右と前から支えるので、着座者の骨盤を安定させ、上半身が左右に傾いたり、身体が前にずれたりするのを防止できる。
また、麻痺などにより、着座した状態で上半身が左にのみ傾く者には、図5に示すように、ブロック体20を、基部10を介して着座者の臀部の左端部と対向させるように、基部10の配置面15に配置すると良い。これにより、主に、基部10において配置面15にブロック体20が配置されていない部分が着座者の重みで下方に撓むので、着座者の臀部の中央部や右部分、大腿部などが下方に沈み込んだ状態となる。そして、ブロック体20が基部10を介して着座者の骨盤を左から支えた状態となる。これにより、着座者の上半身が左に傾くのを防ぐことができる。ここで、着座者の大腿部はブロック体20により持ち上げられていないので、足を床面に付けることが可能となる。したがって、椅子用クッション1が車椅子の座面に載置されている場合であって着座者の足が健常であるならば、着座者は足で床面を蹴って車椅子を移動させることが可能である。
なお、着座した状態で上半身が右方向にのみ傾く者には、ブロック体20を、基部10を介して着座者の臀部の右端部と対向させるように、基部10の配置面15に配置すると良い。
また、着座者の体が前にずれることのみを防ぎたい場合には、ブロック体20を、基部10を介して着座者の大腿部と対向させるように、基部10の配置面15に配置すると良い。これにより、主に、基部10において配置面15にブロック体20が配置されていない部分が着座者の重みで下方に撓むので、着座者の臀部全体が下方に沈み込み、ブロック体20が着座者の大腿部を持ち上げた状態となる。そして、ブロック体20が着座者の骨盤を前から支えた状態となる。これにより、ブロック体20が、基部10を介して着座者の骨盤を前から保持し、着座者の骨盤を安定させるので、身体が前にずれるのを防止できる。
ここで、麻痺や筋力の低下などにより、上半身が左右に傾くことに加え、片足(例えば左足)が不自由である者が着座する場合、着座者は、もう片方の正常な足(右足)で床面を蹴り、車椅子を移動させる動作をすることを望む場合がある。この場合、図6に示すように、ブロック体20を、基部10を介して着座者の臀部の左右端部および不自由な足(左足L)の大腿部に対向させるように、基部10の配置面15に配置する。そして、正常な足(右足R)の大腿部の下方に位置する基部10の配置面15にはブロック体20を配置しなければ良い。
これにより、不自由な足(左足L)は基部10を介してブロック体20により持ち上げられて、ブロック体20が着座者の骨盤を前から支えた状態となるので、前すべりにより着座者の姿勢が不安定になるのを防止できる。また、正常な足(右足R)はブロック体20により持ち上げられないので足を床面に付けることが可能となり、正常な足(右足R)で床面を蹴り車椅子を移動させることが可能となる。さらに、ブロック体20が基部10を介して着座者の骨盤を左右方向から保持しているので、上半身が左右方向に傾くのを防止できる。
ここで、図3に示す通り、ブロック体20はモールドウレタン21を含んでいるが、モールドウレタン21の密度と硬さを上記の範囲又は値とすることで、ブロック体20が適度なクッション性を有するとともに圧縮変形しにくくなる。そのため、例えば図4から図6に示すような状態で、長時間において着座者の身体が基部10を介してブロック体20に接触しても身体的苦痛は発生しにくく、かつ、着座者の体を支えることが可能となる。
また、基部10はカーペット部材13で形成された層を含んでいるが、カーペット部材13は、ブロック体20の角が着座者の身体に接触して着座者に身体的苦痛を与えるのを防いでいる。
さらに、基部10は第1のウレタンフォーム11及び第2のウレタンフォーム12で形成された層を含んでいるが、第1のウレタンフォーム11及び第2のウレタンフォーム12は、ブロック体20およびカーペット部材13と着座者の身体との接触を軽減し、座り心地を良くしている。
なお、ブロック体20を、着座者の身体に直接当接するように、基部10の配置面15に配置しても良い。例えば、着座した状態で上半身が左右に傾いたり、体が前にずれたりする者には、図7に示すように、ブロック体20を、着座者の身体における左右側に当接させるように基部10の配置面15に配置するとともに、着座者の大腿部と基部10の配置面15との間に配置し着座者の大腿部に当接させると良い。これにより、ブロック体20が着座者の骨盤を左右方向から保持するとともに、ブロック体20が着座者の大腿部を持ち上げることで骨盤を前方向から保持するので、着座者の骨盤を安定させ、上半身が左右方向に傾いたり、身体が前にずれたりするのを防止できる。
カバー部材30は、ポリエステル素材で形成されており、図1に示すように、基部10及びブロック体20を開口部31から出し入れ可能に収容する部材である。開口部31は、図示せぬファスナーで開閉可能となっている。カバー部材30の面のうち、椅子用クッション1の使用時に椅子の座面と接触する面には、滑り止めシートが貼り付けられている。基部10とブロック体20をカバー部材30に収容した場合、利用者は、カバー部材30を介して基部10上に着座することとなる。
次に、椅子用クッション1の製造方法を説明する。
まず、ウレタンフォーム原反とモールドウレタン原反を、バーチルカッター及びスライサーなどを用いてカット及びスライスを行い、ウレタンフォーム原反から400角で厚さが20mmと10mmのウレタンフォームと、モールドウレタン原反から400角で厚さが30mmのモールドウレタンとを形成する。
次に、ニードルパンチカーペット原反を用意して、バーチルカッター及びスライサーなどを用いてカットとスライスを行い、400角のニードルパンチカーペットを2つ形成する。
そして、そのうちの1つのニードルパンチカーペットにおける一つの面に、帯状である面ファスナーの雄部材を6つ並べて縫い付ける。
そして、上述の厚さ10mmのウレタンフォームと、厚さ20mmのウレタンフォームと、面ファスナーが縫い付けられたニードルパンチカーペットとを、クロロプレン系接着剤を用いて、この順に厚さ方向に接着し、図2に示す基部10を形成する。
次に、残り1つのニードルパンチカーペットと、400角で厚さが30mmのモールドウレタンとを、クロロプレン系接着剤を用いて厚さ方向に接着し、それを図3に示すように8つのブロック体にカットすることで、ブロック体20を形成する。
そして、基部10を形成する面ファスナー(第1の接続部材14)とブロック体20を形成するニードルパンチカーペット(第2の接続部材22)とを接続させることで、8つのブロック体20を基部10に接続させる。
次に、ポリエステル素材を用意し、そのポリエステル素材で袋状のカバーを形成し、その袋状のカバーの開口をファスナーで開閉可能に形成する。そして、そのカバーの1つの面に滑り止めシートを貼り付けてカバー部材30が完成する。
そして、カバー部材30に、基部10及びブロック体20を収容すると、椅子用クッション1が完成する。
このような椅子用クッション1は、ブロック体20を、基部10の配置面15における任意の位置に配置して、着座者の身体に直接又は間接的に当接させることで、着座者の症状や体格に合わせて着座者の骨盤を安定させ、姿勢を安定させることができる。
この発明は、上記の実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
例えば、ブロック体20は、図3に示すように8つ形成されているが、着座者の姿勢を安定させることができるならば、ブロック体20は8つではなく、例えば16つでもよく、それ以外の数でも良い。また、ブロック体20は、着座者の姿勢を安定させることができるならば、立方体形状や直方体形状などであってもよく、どのような形状であっても良い。
さらに、第1の接続部材14は面ファスナーの雄部材であり、第2の接続部材22はニードルパンチカーペットであるとしたが、基部10とブロック体20とを着脱可能に接続させることができるならば、これらの接続部材として他の部材を用いても良い。具体的には、例えば、第1の接続部材14を面ファスナーの雄部材ではなくボタンの雄部材とし、第2の接続部材22をニードルパンチカーペットではなくボタンの雌部材としても良い。
また、第1の接続部材14は、ブロック体20を基部10の配置面15における任意の位置に着脱可能に配置させることができるならば、基部10の特定面131における任意の位置に取り付けられていても良い。なお、第1の接続部材14は、図2に示すように6つで形成されているとしたが、いくつで形成されていても良い。
さらに、第1のウレタンフォーム11及び第2のウレタンフォーム12の密度及び硬さは、上記の範囲又は値に限定されないが、第1のウレタンフォーム11の密度は第2のウレタンフォーム12の密度よりも高いことが望ましく、第1のウレタンフォーム11の硬さは第2のウレタンフォーム12の硬さよりも硬いことが望ましい。
また、モールドウレタン21は、例えばウレタンを粉砕して圧縮成型した市販のモールドチップ品であってもよい。
さらに、クッション性を有する部材として、第1のウレタンフォーム11、第2のウレタンフォーム12及びモールドウレタン21を用いたが、これらと同様のクッション性や硬さを有するならば、特にウレタンでなくてもよく、例えばポリエチレン、天然ゴム(NR)、クロロプレンゴム(CR)等の発泡品や、その他の代用品であってもよい。
また、カバー部材30は、ポリエステル素材を用いて形成されるとしたが、PVC(ポリ塩化ビニル)レザーなど他の素材を用いて形成されてもよい。
さらに、カバー部材30に滑り止めシートを貼り付けるとしたが、椅子の座面に滑り止めが付いている場合など、滑り止めシートが不要と考えられる場合は、滑り止めシートは貼り付けられていなくても良い。
また、椅子用クッション1はカバー部材30を備えているとしたが、着座者の好みなどにより、カバー部材30が不要と考えられる場合は、椅子用クッション1はカバー部材30を備えていなくてもよい。
さらに、基部10は、第1のウレタンフォーム11、第2のウレタンフォーム12、カーペット部材13及び第1の接続部材14を備える積層体であるとしたが、利用者が基部10上に着座でき、ブロック体20と着脱可能であるならば、このような積層体でなくても良い。例えば、基部10は、第1のウレタンフォーム11、カーペット部材13及び第1の接続部材14のみで形成されていても良く、どのような構成であっても良い。
また、ブロック体20は、モールドウレタン21と第2の接続部材22を含む積層体であるとしたが、基部10の配置面15に着脱可能に配置され、利用者の身体を支えることが出来るならば、積層体でなくても良く、上述のような任意の部材で構成されていても良い。
また、身体が不自由でない者は、全てのブロック体20を基部10の配置面15に配置した状態で、基部10上に着座して椅子用クッション1を使用してもよい。
1 椅子用クッション
10 基部
11 第1のウレタンフォーム
12 第2のウレタンフォーム
13 カーペット部材
14 第1の接続部材
15 配置面(一面)
20 ブロック体
21 モールドウレタン
22 第2の接続部材
30 カバー部材
31 開口部
131 特定面
L 左足
R 右足

Claims (4)

  1. 基部と、
    前記基部の一面における任意の位置に着脱可能に配置され、前記基部上に着座した利用者の身体に直接又は間接的に当接して、前記利用者の身体を支えるブロック体と、
    を備えることを特徴とする椅子用クッション。
  2. 前記基部は、積層体であり、ニードルパンチカーペットで形成された層を含んでいる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の椅子用クッション。
  3. 前記ブロック体は、モールドウレタンを含んでおり、
    当該モールドウレタンのJIS K6400−2D法に準拠して測定された25%圧縮硬さは、400〜800N/314cmである、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の椅子用クッション。
  4. 車椅子の座面に載置されて使用される、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の椅子用クッション。
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