JP2018050944A - センサ装置、保険証、会員証 - Google Patents
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Abstract
Description
図1は本実施形態によるセンサ装置を示す第一の図である。
センサ装置1は図1で示すように複数の厚さの薄いシートであるカード形成シートが積層されて成る装置である。例えばセンサ装置1は複数のカード形成シートが積層されることにより矩形のカード型のサイズとなっている。より具体的にはセンサ装置1は厚さの薄いカード形成シートである第一シート10と、他の厚さの薄いカード形成シートである第二シート20が少なくとも積層される。以下カード形成シートを単にシートと呼ぶこととする。図1で示すセンサ装置は第一シート10に電子回路を設ける。センサ装置1は第二シート20に複数の電極21を設ける。電極21は電流出力用電極及び電圧検知用電極として利用される。各電極21と電子回路100は、各シートにパターン印刷された回路11(信号線)と各層を繋ぐビアやスルーホールなどの信号線とを介して接続されている。電極21は第二シート20において例えば図1で示すように、カード形成シートの短辺に平行な長い矩形形状となっている。
センサ装置1はさらに多い複数の厚さの薄いシートが積層されて構成されてよい。第二の図で示すセンサ装置1は、図1で示した第一シート10と第二シート20との間に第一中間シート30と第二中間シート40が設けられている。第一中間シート30はグランド層である。第二中間シート40はアクティブシールドが設けられている。
なお通信装置51は携帯電話通信網にアクセスするための通信機能や、基地局装置と通信を行うWi−Fiなどの通信機能を備えてよい。通信装置51やGPS測位センサ110などにより、センサ装置1の位置を、そのセンサ装置1と通信を行ったサーバ装置などで特定することができる。またカード型のセンサ装置1が財布などに入っていれば財布のある場所をサーバ装置で特定することができる。また圧電スピーカ111がセンサ装置1にそなわっていれば、サーバ装置から音発信信号を送信し、その信号を受信したセンサ装置1が圧電スピーカ111を鳴動制御して位置を知らせることができる。
図1や図2で示した各シートが積層されることにより、図3で示すようなセンサ装置1が構成される。センサ装置1には表示部50、電力供給部60等のほか、表面に入力ボタンなどが設けられていてもよい。
センサ装置1は可撓性のある回路がパターン印刷されたシート状のフィルムを積層して形成されているため、図4で示すようにセンサ装置1自体が可撓性を有していてよい。
図5Bは電極の第二の例を示す図である。
センサ装置1の第二シート20には複数の電極21が設けられている。各電極は電圧検知用電極または電流出力用電極として電子回路100によって用いられる。例えば電子回路100は、第二シート20に設けられている6つの電極21のうち、最端に位置する2つの電極の組を電流出力用電極として利用する。また電子回路100は、電流出力用電極と特定された電極21の対の中間に位置する4つの電極のうちの一対または複数対を電圧検知用電極として利用してよい。図5Aには6つの電極21が平行に並べられている状態を示しているが、さらに多くの電極21が設けられていてよい。
電流源110が、電流出力用電極21bと21eの間に電流を流すと、図5B(b)で示すような電気力線E2の範囲に高い電流密度分布が生じる。電流出力用電極21bと21eの間に電流を流した場合には、電極間の距離が図5B(a)と比較して広がる為、電流密度分布の深度はd2(>d1)となる。
電流源110が、電流出力用電極21aと21fの間に電流を流すと、図5B(c)で示すような電気力線E3の範囲に高い電流密度分布が生じる。電流出力用電極21aと21fの間に電流を流した場合には、電極間の距離が図5B(a),(b)と比較して広がる為、電流密度分布の深度はd3(>d2>d1)となる。
さらに、周波数を低周波から高周波へ変化させることで、電流密度分布をさらに変化させて生体構造から得られる電気インピーダンス特性を測定してもよい。
センサ装置1に設けられた複数の電極61は、円環状に第二シート20にプリント印刷されていてもよい。図6では半径の異なる4つの円環状の電極61が同心円状に第二シート20にプリント印刷されている状態を示している。各電極61を半径が小さい順に61a,61b,61c,61dと呼ぶとする。電子回路100は、例えばこれらの電極61において、中心の円環状の電極61aと再外郭の電極61dとを電流出力用電極として利用する。また電子回路100は、内側の環状の電極61d,61cの対を電圧検知用電極として利用する。図6においては半径の異なる4つの円環状の電極が同心円状に第二シート20にプリント印刷されている状態を示しているが、さらに多くの円環状の電極が同心円状にプリント印刷されてもよい。図5Aで示した例と同様に、電子回路100は電流出力用電極として利用する電極61aと61dの間に交流電流が流れるように電流源110を制御する。電子回路100は、電圧検知用電極61b,61cの間の電圧値を検出して、インピーダンス値を測定する。
図6の例では4つの円環状の電極が同心円状に第二シート20にプリント印刷されている状態を示しているが、さらに多くの円環状の電極が同心円状に第二シート20にプリント印刷されてもよい。多くの円環状の電極が印刷されている場合には、より中心に近い位置の対の電極61を電圧検知用電極として利用すると、局所的な浅い領域の生体の状態を算出したインピーダンス値に基づいて検出することができる。またより中心から遠い位置の電極61を電圧検知用電極として利用すると、より深部の生体の状態を算出したインピーダンス値に基づいて検出することができる。
第二シート20には小さい複数の電極がシート面に面状に並べられて配置されていてもよい。電子回路100は、それら小さな複数の電極(点電極)中から電流出力用電極及び電圧検知用電極として利用する電極を選択する。図7で示す四角の一つ一つはそれぞれ電極を示している。
図7で示すように電子回路100は領域71aに位置する4つの電極71を電流出力用電極と特定する。
また電子回路100は、領域71bに位置する各電極71やそれらを一辺とする矩形の辺に位置する各電極71を電圧検知用電極と特定する。
また電子回路100は、領域71cに位置する各電極71やそれらを一辺とする矩形の辺に位置する各電極71を電圧検知用電極と特定する。
また電子回路100は、領域71dに位置する各電極71やそれらを一辺とする矩形の辺に位置する各電極71を電流出力用電極と特定する。
特定された各電極を黒く塗りつぶして図6で表す。この場合、図5Aで説明した場合と同様に電流を出力し、電圧値を計測する制御を行う。
図7では電流出力用電極または電圧検知用電極として特定した点電極を黒く塗りつぶして示している。
図7で示すように電流出力用電極や電圧検知用電極として利用する電極を特定することにより、図6で示す電極と同様の生体情報のセンシングを行うことができる。
なお、図7では電極を正方形で示したが、円形・楕円形・長方形・ひし形・多角形など、どのような形状でもよい。
電極の第五の例は、第四の例と同様に第二シート20に小さい複数の電極がシート面に面状に並べられて配置されている。電子回路100は、それら小さな複数の電極うち電流出力用電極及び電圧検知用電極として利用する電極を選択する。
具体的には図8で示すように電子回路100は領域81aと81fの領域に位置する各電極を電流出力用電極と特定する。
また電子回路100は領域81bと81eの2つの領域に位置する各電極、または領域81cと81dの2つの領域に位置する各電極の何れかを電圧検知用電極と特定する。
図8で示すように電流出力用電極や電圧検知用電極として利用する電極を特定することにより、図2、図5Aで示す電極と同様の生体情報のセンシングを行うことができる。
図2で示したように第二シート20の上層には第二中間シート40が積層されている。第二中間シート40には第二シート20の各電極21に対応する位置にシールド電極41が配置されている(図2参照)。
図9で示すアクティブシールド回路は、電流出力電極または電圧検知電極として用いられる各電極21に印加された電圧と同じ位相の電圧を、対向する位置に設けられるシールド電極41に印加する。なお図9に図示するアクティブシールド回路は、電極21とシールド電極41とに同じ位相の電圧が印加される回路の一例である。
電極21とシールド電極41とに同じ電圧に制御されることにより、電極21から出力される電流のエネルギーの多くはシールド電極41とは反対側の生体内部方向に放射される。なお図2より電極21から出力される電流の多くの放射方向がシールド電極41とは反対側の面に生体が接触等するようにセンサ装置1が用いられるよう、センサ装置1の表面と裏面にそのことが分かるような情報が印刷されている。または電極21が見えることにより、その面が生体に接触等するように用いられる。そしてその電流を電子回路100の電流計測部111で計測した値と、図9で示す電極21の間に位置する他の電極21(電圧検知用電極)から得られた信号によって電圧計測部112が計測した電圧値とを用いてインピーダンス値を算出すため、精度の高いインピーダンス値を算出することができる。
なお、第二シートの最下部にさらにフィルムなどの絶縁体が配置されても、高周波電流のみ、あるいは高周波電流と第三シートに設置された各シールド電極とアクティブシールド回路41を組み合わせることで、皮膚と電極が直接接触しなくても皮下の生体情報を測定することができる。これにより、センサ装置1をラミネートフィルムなどの絶縁体で囲んでも、生体インピーダンスを測定することが可能となる。この結果、社員証・会員証・保険証などのカードとしての基本機能に、様々な生体情報モニタ機能を組み込むことが可能となる。
電子回路100は、インピーダンス取得部101、生体情報処理部102、電極選択部103、制御部104、電流源110、電流計測部111、電圧計測部112の各機能部に相当する回路を備えている。なお電子回路100内のCPUが、インピーダンス取得部101、生体情報処理部102、制御部104のうちの1つまたは複数の機能部に相当する演算を、プログラムを実行することによって行うことにより、それら各機能部と同等の機能を発揮してもよい。
生体情報処理部102はインピーダンス取得部101などから入力した情報に基づいて生体情報に関する処理を行う。
電極選択部103は制御部104の制御に従って、電極21やシールド電極41のうち利用する電極を選択する。
制御部104は、生体情報のうち処理を行う生体情報を特定し、また各種制御情報を生成して他の機能部に指示を行う。
電子回路100は表示部50、通信装置51、入力部52などと接続されている。表示部50は、生体情報など入力した情報を表示する。通信装置51は携帯端末などの外部装置との間で通信を行う。入力部52はユーザインタフェースであり、例えばボタンやスイッチなどであってよい。また表示部50が液晶ディスプレイであれば、表示部50と入力部52は一体となるインタフェース装置であってよい。その他、電子回路100は温度計測機能、時刻カウント機能、音出力機能、加速度検出機能、などを備えてよい。
次にセンサ装置1の処理フローについて順を追って説明する。
ユーザは入力部を操作してセンサ装置1を起動する。例えばボタンを操作して電源をONにする。すると制御部104が起動し(ステップS101)、表示部50に表示情報を出力する。例えば生体情報選択画面を出力する。ユーザは入力部52を操作して選択情報選択画面において、所定の生体情報を選択して決定指示を入力する。すると制御部104は指示を受け付けた生体情報に対応する制御を行う(ステップS102)。具体的には、利用する電極21やシールド電極41を決定して電極選択部103に命令信号を出力する。電極選択部103は制御部104から取得した命令信号に応じた電極を選択するよう回路を切り替える(ステップS103)。また制御部104は音出力回路を制御して測定開始を報知するよう指示する。これにより音出力回路から音が発せられる。ユーザは音が鳴ったことを契機に、第二シート20側の面を体の測定対象の局所部分に押し当てる。これより電極21が生体の局所部分と接触する。なお電極21から出力される電流は高周波数な電流であるため、服の上からでも測定することが可能である。
また生体情報処理部102は、インピーダンス値に基づいて公知の技術を用いて局所部位の皮膚水分量(皮膚状態)を算出する。
また生体情報処理部102は、インピーダンス値に基づいて公知の技術を用いて局所部位の皮膚シミ(皮膚状態)の有無を算出する。
また生体情報処理部102は、インピーダンス値に基づいて公知の技術を用いて脈拍回数(血流状態)を算出する。
また生体情報処理部102は、インピーダンス値に基づいて公知の技術を用いて肺の換気量(換気状態)を算出する。
また生体情報処理部102は、インピーダンス値に基づいて公知の技術を用いて心臓の心拍数を算出する。
また生体情報処理部102は、インピーダンス値に基づいて公知の技術を用いて筋肉量・組成を算出する。
電子回路100は、図10で示した構成に加え、温度計測部105、加速度センサ106、発光素子107(LEDなど)、音検出装置(マイク)108、SpO2測定センサ109、GPS測位センサ110、圧電スピーカ111の何れか一つまたは複数を備えていてよい。なお温度計測部105、加速度センサ106、発光素子107(LEDなど)、音検出装置(マイク)108、SpO2測定センサ109、GPS測位センサ110、圧電スピーカ111などは、電子回路100が設けられているシートと同じシートに設けられてもよく、積層されてセンサ装置1を構成しているいずれかのシートに設けられていてよい。
制御部104は入力部52を介して入力するユーザからの指示に基づいて、温度計測部105、加速度センサ106、発光素子107、音検出装置(マイク)108、SpO2測定センサ109、GPS測位センサ110、圧電スピーカ111の何れか一つまたは複数の機能を用いた情報を取得してよい。
例えば、センサ装置1の起動後にユーザが温度計測機能を選択したとする。この場合、制御部104は温度計測部105を動作させる。温度計測部105はサーミスタなどの抵抗体を有した温度計測回路を備えている。温度計測部105はサーミスタの温度変化に対する電気抵抗の変化を検出し、温度を検出する。なおこの温度計測の手法は公知の技術を利用してよい。温度計測部105は、検出した温度を制御部104へ出力する。制御部104は温度を表示部50または通信装置51へ出力する。表示部50は温度を表示する。または通信装置51は温度の情報を外部装置へ送信してよい。
またセンサ装置1の起動後にユーザが睡眠時無呼吸症候群(SAS;Sleep Apnea Syndrome)判定の機能を選択したとする。この場合、制御部104は加速度センサ106と音検出装置108を動作させる。音検出装置108はマイクとしてコンデンサマイクが用いられてよい。制御部104は加速度センサ106から出力された加速度値(運動情報)と、音検出装置108から取得した音声情報を生体情報処理部102へ出力する。生体情報処理部102は時間経過に応じた加速度値と、音声情報とをメモリ等に記録する。ユーザの就寝中の加速度と音声情報とがメモリに記録される。音声情報は例えばいびきの音の情報である。センサ装置1はカード型であるため、ユーザはセンサ装置1を胸のポケットにいれたまま寝ることができる。生体情報処理部102は、それらメモリに記録した時系列に応じた加速度と音声情報とを用いてSASの有無を解析してもよい。この解析は公知の技術を利用してよい。制御部104はSAS判定において、ユーザの肺の換気量を計測してもよい。この場合、制御部104はさらに、制御部104は電極選択部103を選択して電極21やシールド電極41を特定する。センサ装置1が胸ポケットに入れられるなど、胸近傍に取り付けられていれば、インピーダンス値から換気量を計測することができる。この換気量の増減に応じて増減の変動が少ない場合などに呼吸が停止していると判定することができる。生体情報処理部102は時刻カウント機能に基づいて時刻を検出することができる。そして例えば朝の所定の時刻に達したことを検出すると、SAS判定の解析を行うようにしてもよい。また生体情報処理部102は、ユーザの動きを加速度センサ106からえられた加速度値に基づいて検出して、歩行時間が所定時間(10秒など)続いた場合には、ユーザが起床したと判定する。そして生体情報処理部102はユーザが起床した場合に、SAS判定の解析を行うようにしてもよい。生体情報処理部102はSASの判定結果や、メモリに蓄積されている測定結果の情報を、通信装置51を介して外部装置に送信してもよい。または生体情報処理部102は、SAS判定の結果を表示部50に出力してもよい。
上述したコンデンサマイクは、図13に示すように、電極Aと電極Bの二つの電極の上に外装フィルムFが設けられ、外装フィルム(ダイアグラム)と電極との間の空気層Sの振動に基づいて、音を検出する構造となっていてよい。音検出装置108の構成は他の構成であってもよい。コンデンサマイクは、公知の超小型シリコンマイクロホンや、MEMSマイクロホンを利用してもよい。
センサ装置1の起動後にユーザがライフタグ機能を選択したとする。ユーザはセンサ装置1を胸のポケット等に入れる。制御部104は指示を受け付けたライフタグ機能に対応する制御を行う。具体的には、制御部104は、肺の換気量の取得制御と、心拍数の取得制御を行う。制御部104は換気量の取得制御と、心拍数の取得制御を交互に行う。またそれら制御を10分間隔などの所定の間隔で行うようにしてもよい。制御部104はそれぞれの制御において電極21やシールド電極41を決定して電極選択部103に命令信号を出力する。電極選択部103は制御部104から取得した命令信号に応じた電極を選択するよう回路を切り替える。
図14で示すように図1や図2で説明した第二シート20は二層のシート(20a,20b)が積層された構造となっていてよい。この場合に、シート20aに電極21a1、シート20bに電極21a2が設けられている。電極21a1と電極21a2はそれぞれのシートの対応する位置に設けられている。また電極21b1の面積が電極21a1の面積と比較して広く、電極20a側から電極20b側を見て、電極21b1の中央に、電極21a1が位置するように各電極がシート上に配されている(図14(A),(B))。図14(C)は図14(A)、図14(B)で示す各電極21a1,21b1との間に電流を流す場合の等価回路を示している。電極21a1,21b1との間に電流を流すことにより図14(D)で示すように電極21a1の電極21b1とは反対側の領域に凸状に電界が広がる(図14(D)の網掛け範囲)。つまり電極21a1の電極21b1とは反対側の領域が生体である場合には、図14で示すような電極の構造とすることにより、より生体内に深くに電流のエネルギーが伝搬する。これにより、生体内部方向のより深部の位置の電圧を計測することが可能となる。
さらに図9のアクティブシールド回路を用いて、より高感度測定を実現しても良い。
10・・・第一シート
20・・・第二シート
21・・・電極(電流出力電極、電圧検知電極)
30・・・第一中間シート
40・・・第二中間シート
41・・・シールド電極
50・・・表示部
51・・・通信装置
52・・・入力部
60・・・電力供給部
100・・・電子回路
101・・・インピーダンス取得部
102・・・生体情報処理部
103・・・電極選択部
104・・・制御部
105・・・温度計測部
106・・・加速度センサ
107・・・発光素子(LED)
108・・・音検出装置
110・・・電流源
111・・・電流計測部
112・・・電圧計測部
Claims (16)
- 複数のカード形成シートが積層され、
前記カード形成シートの何れかに設けられた電子回路と、
前記カード形成シートの何れかに設けられた少なくとも一対の電流出力用電極及び電圧検知用電極と、
を備え、生体情報をセンシングするセンサ装置。 - 前記電流出力用電極及び電圧検知用電極として特定される電極の対を複数組備える請求項1に記載のセンサ装置。
- 前記電子回路は選択した電圧検知用電極の対によって得られた電圧値と前記選択した電流出力用電極間に出力した電流値とに基づいて算出したインピーダンス値に基づいて、前記生体情報に関する処理を行う
請求項1または請求項2に記載のセンサ装置。 - 前記電子回路は前記電流出力用電極から出力した電流に基づいて前記電圧検知用電極から取得した電極間電圧に基づいて生体のインピーダンス値を取得し、当該インピーダンス値に基づいて、生体の局所領域の状態を検知する
請求項3に記載のセンサ装置。 - 前記電子回路は複数の異なる生体情報のうちの何れの生体情報を検出するかを特定し、
前記電子回路は特定した前記生体情報に応じて前記電流出力用電極及び電圧検知用電極の対を選択し、
前記電子回路は選択した電圧検知用電極の対によって得られた電圧値と前記選択した電流出力用電極間に出力した電流値とに基づいて算出したインピーダンス値に基づいて、前記生体情報に関する処理を行う
請求項1から請求項4の何れか一項に記載のセンサ装置。 - 前記電流出力用電極及び電圧検知用電極が設けられたカード形成シートと、前記電流出力用電極及び前記電圧検知用電極に生じる電位と同じ電位を与えるシールド電極が設けられたカード形成シートとが積層されている、請求項1から請求項5の何れか一項に記載のセンサ装置。
- 前記生体情報は少なくとも脂肪厚であることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載のセンサ装置。
- 前記生体情報は少なくとも皮膚状態であることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載のセンサ装置。
- 前記電子回路は温度計測部を備え、
前記生体情報は少なくとも生体の温度であることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載のセンサ装置。 - 前記生体情報は少なくとも生体の血流状態であることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載のセンサ装置。
- 前記生体情報は少なくとも生体が呼吸による肺の換気状態であることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載のセンサ装置。
- 前記生体情報は少なくとも生体の心拍状態であることを特徴とする請求項1から請求項6の何れか一項に記載のセンサ装置。
- 前記カード形成シートの何れかに音検出装置を備える請求項1から請求項6の何れか一項に記載のセンサ装置。
- 前記電子回路は生体の運動情報を取得する請求項1から請求項13の何れか一項に記載のセンサ装置。
- 請求項1から請求項14の何れか一項に記載のセンサ装置を備えた保険証。
- 請求項1から請求項14の何れか一項に記載のセンサ装置を備えた会員証。
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