JP2018049771A - 灯具 - Google Patents

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Abstract

【課題】互いに異なる方向を向いて配置された第1および第2発光素子からの出射光を第1および第2リフレクタによって反射させるように構成された灯具において、部品点数を増やすことなくレンズを追加配置可能とする。【解決手段】第1発光素子30Aからの出射光を反射させる第1リフレクタ40Aと、第2発光素子30Bからの出射光を反射させる第2リフレクタ40Bとを一体成形品40として構成する。これにより、両者を別部材として構成した場合に比して部品点数を削減可能とする。その上で、第1発光素子30Aと第1リフレクタ40Aとの間にレンズ42が配置された構成とする。これにより、第1リフレクタ40Aからの反射光によって形成される配光パターンの形状や配光分布の自由度を高める。その際、レンズ42を一体成形品40の一部として構成する。これにより、部品点数を増やすことなく上記作用効果が得られるようにする。【選択図】図2

Description

本願発明は、互いに異なる方向を向いて配置された第1および第2発光素子からの出射光を第1および第2リフレクタによって反射させるように構成された灯具に関するものである。
従来より、車両用灯具等においては、互いに異なる方向を向いて配置された第1および第2発光素子と、その出射光を反射させる第1および第2リフレクタとを備えたものが知られている。
「特許文献1」には、このような灯具として、上向きに配置された第1発光素子からの出射光をその上方側に配置された第1リフレクタによって反射させるとともに、下向きに配置された第2発光素子からの出射光をその下方側に配置された第2リフレクタによって反射させるように構成されたものが記載されている。
特開2016−105372号公報
このような灯具において、第1リフレクタからの反射光によって形成される配光パターンの最高光度が過大にならないようにする必要性が生じる場合がある。その対応策として、第1発光素子と第1リフレクタとの間にレンズを配置し、このレンズによって第1発光素子からの出射光を透過制御する構成を採用することが考えられる。
しかしながら、このようにした場合には、第1および第2リフレクタのみならずレンズを支持するための構造が必要となるので、部品点数が増えてしまい、その分のコストが掛かってしまう。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、互いに異なる方向を向いて配置された第1および第2発光素子からの出射光を第1および第2リフレクタによって反射させるように構成された灯具において、部品点数を増やすことなくレンズを追加配置することができる灯具を提供することを目的とするものである。
本願発明は、第1および第2リフレクタを一体成形品として構成した上で、レンズをその一部として構成することにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
すなわち、本願発明に係る灯具は、
互いに異なる方向を向いて配置された第1および第2発光素子と、上記第1発光素子からの出射光を反射させる第1リフレクタと、上記第2発光素子からの出射光を反射させる第2リフレクタと、を備えた灯具において、
上記第1リフレクタと上記第2リフレクタとが一体成形品として構成されており、
上記第1発光素子と上記第1リフレクタとの間に、上記第1発光素子からの出射光を透過制御するレンズが配置されており、
上記レンズは、上記一体成形品の一部として構成されている、ことを特徴とするものである。
上記「互いに異なる方向」の具体的な方向は特に限定されるものではなく、例えば正反対の方向や直交する方向等が採用可能である。
上記「第1および第2発光素子」の種類は特に限定されるものではなく、例えば発光ダイオードやレーザダイオード等が採用可能である。
上記「レンズ」は、第1発光素子と第1リフレクタとの間において第1発光素子からの出射光を透過制御するように構成されていれば、その具体的な配置や透過制御の具体的な内容は特に限定されるものではない。
本願発明に係る灯具は、第1発光素子からの出射光を反射させる第1リフレクタと第2発光素子からの出射光を反射させる第2リフレクタとが一体成形品として構成されているので、従来のように第1リフレクタと第2リフレクタとが別部材として構成されている場合に比して部品点数を削減することができる。
その上で、本願発明に係る灯具は、第1発光素子と第1リフレクタとの間にレンズが配置されているので、第1リフレクタからの反射光によって形成される配光パターンの形状や配光分布の自由度を高めることができる。しかも、このレンズは一体成形品の一部として構成されているので、部品点数を増やすことなく上記作用効果を得ることができる。
このように本願発明によれば、互いに異なる方向を向いて配置された第1および第2発光素子からの出射光を第1および第2リフレクタによって反射させるように構成された灯具において、部品点数を増やすことなくレンズを追加配置することができる。
上記構成において、一体成形品の構成として、第1リフレクタと第2リフレクタとの間に位置する中間部分が第1および第2発光素子を灯具前方側から覆うように形成されたものとすれば、一体成形品の存在によって第1および第2発光素子を灯具前方から見えにくくすることができ、これにより灯具の見映えを向上させることができる。
上記構成において、第1および第2発光素子が共通の基板に支持された構成とすれば、部品点数のさらなる削減を図ることができる。
本願発明に係る灯具が車両用灯具である場合において、その構成として、第1および第2リフレクタからの反射光によって同一種類の配光パターンを形成し得るように構成されたものとすれば、第1および第2発光素子の各々に必要な出射光量を比較的小さく抑えることができるので、その点灯回路の簡素化を図ることができる。
その際、第1リフレクタが第1発光素子に対して上方側に位置するように配置された構成とした上で、第1リフレクタからの反射光によってクリアランスランプ用配光パターンを形成し得る構成とすれば、第1発光素子と第1リフレクタとの間に配置されたレンズによって、クリアランスランプ用配光パターンの最高光度が過大にならないようにすることが容易に可能となる。しかも、一体成形品の構成として、第1リフレクタと第1発光素子との間にレンズが配置された構成となっているので、点灯状態にある第1発光素子をレンズの存在によってさほど眩しく感じさせないようにすることができる。
本願発明の一実施形態に係る灯具をカウルと共に示す正面図 図1のII−II線断面図 上記灯具の灯具ユニットを示す正面図 上記灯具ユニットの要部を示す断面斜視図 上記灯具から前方へ照射される光により形成される配光パターンを透視的に示す図 上記実施形態の第1および第2変形例を示す、図4と同様の図 上記実施形態の第3および第4変形例を示す、図4と同様の図
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
図1は、本願発明の一実施形態に係る灯具10L、10Rをカウル50と共に示す正面図である。
同図に示すように、左右1対の灯具10L、10Rは、いずれもクリアランスランプとしての機能を兼ね備えた二輪車用ヘッドランプであって、カウル50に装着された状態で使用されるようになっている。
左右1対の灯具10L、10Rは左右対称の構成を有している。そこで以下においては、左側(灯具正面視では右側)の灯具10Lの構成について説明する。
図2は、図1のII−II線断面図である。
同図に示すように、灯具10Lは、ランプボディ12と素通し状の透光カバー14とで形成される灯室内に灯具ユニット20が収容された構成となっている。
カウル50には、略横長矩形状の開口部50a、50bが上下2段で互いに離れた位置に形成されている。その際、上段側の開口部50aは、下段側の開口部50bよりも狭い上下幅で形成されている。また、カウル50において開口部50aと開口部50bとの間に位置する帯状部分50cは、上段側の開口部50aよりも狭い上下幅で形成されている。
透光カバー14には、略横長矩形状の前方突出部14a、14bが上下2段で互いに離れた位置に形成されている。これら前方突出部14a、14bは、カウル50の開口部50a、50bにそれぞれ後方側から挿入されている。そしてこれにより、透光カバー14は、その前面がカウル50の前面と略面一で延びるように配置されている。
図3は、灯具ユニット20を示す正面図である。
同図にも示すように、この灯具ユニット20は、上向きに配置された第1発光素子30Aと、下向きに配置された第2、第3および第4発光素子30B、30C、30Dと、これら第1〜第4発光素子30A〜30Dの各々からの出射光を前方へ向けて反射させる第1、第2、第3および第4リフレクタ40A、40B、40C、40Dとを備えた構成となっている。
4つの第1〜第4発光素子30A〜30Dは、いずれも白色発光ダイオードであって、略水平面に沿って左右方向に延びる単一の基板32に搭載されている。その際、第1発光素子30Aは、基板32の上面の左右方向の略中央位置に配置されており、第2発光素子30Bは、基板32の下面の左右方向の略中央位置に配置されており、第3発光素子30Cは、基板32の下面の左端部寄りの位置に配置されており、第4発光素子30Dは、基板32の下面の右端部寄りの位置に配置されている。
第1発光素子30Aは、クリアランスランプ点灯モード、ロービーム点灯モードおよびハイビーム点灯モードで点灯し、第2および第3発光素子30B、30Cは、ロービーム点灯モードおよびハイビーム点灯モードで点灯し、第4発光素子30Dは、ハイビーム点灯モードで点灯するようになっている。
第1〜第4リフレクタ40A〜40Dは、一体成形品40として構成されている。この一体成形品40は、透明樹脂製(例えばポリカーボネート樹脂製)の射出成形品として構成されており、その前面側の表面における大部分の領域(図3において破線で示す領域(これについては後述する))には、アルミ蒸着等による反射面処理が施されている。
なお、一体成形品40はランプボディ12に支持されており、基板32は一体成形品40またはランプボディ12に支持されている。
第1リフレクタ40Aは、第1発光素子30Aに対して上方側に位置するように配置されている。この第1リフレクタ40Aは、図2に示すように、第1発光素子30Aからの出射光を、上下方向に一旦収束した後に拡散する光として反射させる反射面40Aaを有している。この反射面40Aaは、同一の鉛直断面形状で左右方向に延びるように形成されている。
第2リフレクタ40Bは、第2発光素子30Bに対して下方側に位置するように配置されている。この第2リフレクタ40Bは、図2に示すように、第2発光素子30Bからの出射光を上下方向に関してはやや下向きの略平行光として反射させるとともに水平方向に関しては左右両側に大きく拡散する光として反射させる反射面40Baを有している。
第3リフレクタ40Cは、第3発光素子30Cに対して下方側に位置するように配置されている。この第3リフレクタ40Cは、第2リフレクタ40Bの反射面40Baと略同様の反射面40Caを有している。
第4リフレクタ40Dは、第4発光素子30Dに対して下方側に位置するように配置されている。この第3リフレクタ40Cは、第2発光素子30Dからの出射光を上下方向に関しては灯具正面方向へ向けて略平行光として反射させるとともに水平方向に関しては左右両側にある程度拡散する光として反射させる反射面40Daを有している。
第1リフレクタ40Aは、基板32の上方側において一体成形品40の全幅にわたって左右方向に延びるように形成されている。一方、第2〜第4リフレクタ40B〜40Dは、基板32の下方側において一体成形品40を左右方向に略3等分にした左右幅でそれぞれ形成されている。
一体成形品40は、第1リフレクタ40Aおよび第2〜第4リフレクタ40B〜40Dの左右両側に1対の側壁部40a、40bが形成された構成となっている。そして、これら側壁部40a、40bにおいて第1リフレクタ40Aと第2〜第4リフレクタ40B〜40Dとが接続されて一体化されている。
図4は、灯具ユニット20の要部を示す断面斜視図である。
同図にも示すように、一体成形品40は、第1リフレクタ40Aと第2〜第4リフレクタ40B〜40Dとの間に位置する中間部分40cが、第1リフレクタ40Aの下端位置から基板32よりも前方側の位置まで延びた後、下方側へ折れ曲がるように形成されており、これにより基板32ならびに第1〜第4発光素子30A〜30Dを前方側から覆うようになっている。
この中間部分40cにおいて第1発光素子30Aの上方側に位置する後部領域40c1は、第1リフレクタ40Aの下端位置から前方へ向けて前端部がやや下向きに湾曲して延びるように形成されている。この後部領域40c1の表面には反射面処理が施されておらず、この後部領域40c1は第1発光素子30Aからの出射光を透過制御するレンズ42として構成されている。
このレンズ42は、後部領域40c1の上面に、前後方向に延びる複数の拡散レンズ素子42sが一体成形品40の全幅にわたって連続的に形成された構成となっている。そして、このレンズ42は、その複数の拡散レンズ素子42sにより、第1発光素子30Aからの出射光を左右方向に拡散する光として第1リフレクタ40Aに入射させるようになっている。
一体成形品40における中間部分40cの下端縁と第2〜第4リフレクタ40B〜40Dの上端縁との間の部分には、横長矩形状の開口部40dが一体成形品40の全幅にわたって形成されている。これにより第2〜第4発光素子30B〜30Dの各々からの出射光を第2〜第4リフレクタ40B〜40Dの各々にそのまま入射させるようになっている。
以上のことから、図3において破線で示すように、一体成形品40の表面において反射面処理が施されている領域は、第1リフレクタ40Aの反射面40Aaと第2〜第4リフレクタ40B〜40Dの反射面40B〜40Dと、中間部分40cの表面とに設定されている。
図5は、灯具10Lから前方へ照射される光により、車両前方25mの位置に配置された仮想鉛直スクリーン上に形成される配光パターンを透視的に示す図である。その際、同図(a)は、ロービーム用配光パターンPLを示しており、同図(b)は、ハイビーム用配光パターンPHを示している。
図5(a)に示すロービーム用配光パターンPLは、第1〜第3発光素子30A〜30Cの同時点灯によって形成される配光パターンであって、ロービーム用配光パターン本体PL0とクリアランスランプ用配光パターンPCとの合成配光パターンとして形成されている。
ロービーム用配光パターン本体PL0は、H−V(灯具正面方向の消点)を通る水平線であるH−H線よりも下方側において、H−Vを通る鉛直線であるV−V線を中心にして左右両側に大きく拡がる横長の配光パターンとして形成されている。このロービーム用配光パターン本体PL0の上端縁は、H−H線の下方近傍において略水平方向に延びるカットオフラインCLとして形成されている。
このロービーム用配光パターン本体PL0は、第2発光素子30Bから出射して第2リフレクタ40Bで反射した光によって形成される配光パターンと、第3発光素子30Cから出射して第3リフレクタ40Cで反射した光によって形成される配光パターンとを重畳させた配光パターンとして形成されている。
クリアランスランプ用配光パターンPCは、第1発光素子30Aから出射してレンズ42を透して第1リフレクタ40Aで反射した光によって形成される配光パターンであって、H−Vを中心にして左右両側に大きく拡がるとともに上下両側にもある程度拡がる横長の配光パターンとして形成されている。
このクリアランスランプ用配光パターンPCは、ロービーム用配光パターン本体PL0のカットオフラインCLの上方側の空間にも拡がっているが、その明るさは弱いので、ロービーム点灯モードで形成されても対向車等にグレアを与えてしまうおそれはない。
なお、クリアランスランプ点灯モードでは、第1発光素子30Aのみが点灯し、クリアランスランプ用配光パターンPCが単独で形成されるようになっている。
図5(b)に示すハイビーム用配光パターンPHは、第1〜第4発光素子30A〜30Dの同時点灯によって形成される配光パターンであって、ロービーム用配光パターンPL(すなわちロービーム用配光パターン本体PL0およびクリアランスランプ用配光パターンPC)と付加配光パターンPAとの合成配光パターンとして形成されている。
付加配光パターンPAは、第4発光素子30Dから出射して第4リフレクタ40Dで反射した光によって形成される配光パターンであって、H−Vを中心にして左右両側にやや大きく拡がるとともに上下方向にも多少拡がる横長の配光パターンとして形成されている。
なお、右側の灯具10Rからの照射光によっても、灯具10Lからの照射光の場合と同様のクリアランスランプ用配光パターンPC、ロービーム用配光パターンPLおよびハイビーム用配光パターンPHが形成されるので、二輪車全体としては2倍の明るさでこれらが形成されることとなる。
次に、本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態に係る灯具10Lは、第1発光素子30Aからの出射光を反射させる第1リフレクタ40Aと第2発光素子30Bからの出射光を反射させる第2リフレクタ40Bとが一体成形品40として構成されているので、従来のように第1リフレクタ40Aと第2リフレクタ40Bとが別部材として構成されている場合に比して部品点数を削減することができる。
その上で、本実施形態に係る灯具10Lは、第1発光素子30Aと第1リフレクタ40Aとの間にレンズ42が配置されているので、第1リフレクタ40Aからの反射光によって形成される配光パターンの形状や配光分布の自由度を高めることができる。しかも、このレンズ42は一体成形品40の一部として構成されているので、部品点数を増やすことなく上記作用効果を得ることができる。
このように本実施形態によれば、互いに異なる方向を向いて配置された第1および第2発光素子30A、30Bからの出射光を第1および第2リフレクタ40Bによって反射させるように構成された灯具10Lにおいて、部品点数を増やすことなくレンズ42を追加配置することができる。
しかも本実施形態においては、一体成形品40の構成として、第1リフレクタ40Aと第2リフレクタ40Bとの間に位置する中間部分40cが第1および第2発光素子30A、30Bならびに基板32を灯具前方側から覆うように形成されているので、一体成形品40の存在によって第1および第2発光素子30A、30Bならびに基板32を灯具前方から見えにくくすることができ、これにより灯具10の見映えを向上させることができる。
また本実施形態において、第1および第2発光素子30A、30Bが共通の基板32に支持されているので、部品点数のさらなる削減を図ることができる。
本実施形態に係る灯具10Lは、二輪車用ヘッドランプとして構成されているが、第1および第2リフレクタ40A、40Bからの反射光によってロービーム用配光パターンPL(同一種類の配光パターン)を形成し得る構成となっているので、第1および第2発光素子30A、30Bの各々に必要な出射光量を比較的小さく抑えることができ、その点灯回路の簡素化を図ることができる。そしてこれによりヒートシンクの不要化等を図ることができる。
しかも本実施形態に係る灯具10Lは、第3発光素子30Cおよび第3リフレクタ40Cを備えており、その照射光によって形成される配光パターンもロービーム用配光パターンPLの形成に寄与しているので、第1〜第3発光素子30A〜30Cの各々に必要な出射光量をさらに小さく抑えることができる。
本実施形態においては、第1リフレクタ40Aが第1発光素子30Aに対して上方側に位置するように配置されており、第1リフレクタ40Aからの反射光によってクリアランスランプ用配光パターンPCを形成し得る構成となっているが、第1発光素子30Aと第1リフレクタ40Aとの間には、第1発光素子30Aからの出射光を拡散光として第1リフレクタ40Aに入射させるレンズ42が配置されているので、クリアランスランプ用配光パターンPCの最高光度が過大にならないようにすることが容易に可能となり、また、点灯状態にある第1発光素子30Aをレンズ42の存在によってさほど眩しく感じさせないようにすることができる。
上記実施形態においては、灯具10が、クリアランスランプとしての機能を兼ね備えた二輪車用ヘッドランプであるものとして説明したが、四輪車用ヘッドランプ等であってもよく、また、ヘッドランプ以外の車両用灯具(例えば、フォグランプ、デイタイムランニングランプ、テールランプ、ストップランプ、ターンシグナルランプ、ルームランプ等)であってもよく、さらには車両用灯具以外の灯具であってもよい。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
まず、上記実施形態の第1変形例について説明する。
図6(a)は、本変形例に係る灯具ユニット120の要部を示す、図4と同様の図である。
この灯具ユニット120の基本的な構成は上記実施形態の灯具ユニット20と同様であるが、一体成形品140の構成が上記実施形態の場合と一部異なっている。
すなわち、本変形例の一体成形品140も、第1発光素子30Aと第1リフレクタ40Aとの間に第1発光素子30Aからの出射光を透過制御するレンズ142が配置された構成となっているが、このレンズ142の形成範囲が、中間部分140cの後部領域140c1の全幅にわたってではなく、第1発光素子30Aの上方に位置する一定幅の領域に限定されている。そして、後部領域140c1におけるレンズ142の左右両側に位置する部分の上面には反射面処理が施されている。レンズ142は、上記実施形態の場合と同様、前後方向に延びる複数の拡散レンズ素子142sとして構成されている。
本変形例の構成を採用した場合においても、レンズ142における複数の拡散レンズ素子142sにより、第1発光素子30Aからの出射光を左右方向に拡散する光として第1リフレクタ40Aに入射させることができ、また、点灯状態にある第1発光素子30Aをレンズ142の存在によってさほど眩しく感じさせないようにすることができる。
次に、上記実施形態の第2変形例について説明する。
図6(b)は、本変形例に係る灯具ユニット220の要部を示す、図4と同様の図である。
この灯具ユニット220の基本的な構成は上記実施形態の灯具ユニット20と同様であるが、一体成形品240の構成が上記実施形態の場合と一部異なっている。
すなわち、本変形例の一体成形品240も、第1発光素子30Aと第1リフレクタ40Aとの間に第1発光素子30Aからの出射光を透過制御するレンズ242が配置された構成となっているが、このレンズ242は、中間部分240cの後部領域240c1の上面にシボ加工等による光拡散処理を施すことにより形成された光拡散面242sとして構成されている。
本変形例の構成を採用した場合においても、レンズ242における光拡散面242sにより、第1発光素子30Aからの出射光を左右方向および前後方向に拡散する光として第1リフレクタ40Aに入射させることができ、また、点灯状態にある第1発光素子30Aをレンズ242の存在によってさほど眩しく感じさせないようにすることができる。
次に、上記実施形態の第3変形例について説明する。
図7(a)は、本変形例に係る灯具ユニット320の要部を示す、図4と同様の図である。
この灯具ユニット320の基本的な構成は上記実施形態の灯具ユニット20と同様であるが、一体成形品340の構成が上記実施形態の場合と一部異なっている。
すなわち、本変形例の一体成形品340においては、その中間部分340cの下端縁と第2〜第4リフレクタ40B〜40Dの上端縁との間の部分に、上記実施形態の一体成形品40のような開口部40dは形成されておらず、中間部分340cが第2〜第4リフレクタ40B〜40Dの上端縁まで延長形成されている。
この延長形成部分の後部領域340c2は、上側の後部領域340c1を上下に反転させたような形状を有している。この延長形成部分の下面における後部領域340c2以外の部分には反射面処理が施されているが、後部領域340c2の部分には反射面処理が施されておらず、これにより素通しレンズ部340eとして構成されている。
本変形例の構成を採用した場合においても、上記実施形態と略同様の作用効果を得ることができる。
なお、本変形例の構成を採用した上で、素通し部340eにレンズ機能を持たせるようにすることも可能である。
次に、上記実施形態の第4変形例について説明する。
図7(b)は、本変形例に係る灯具ユニット420の要部を示す、図4と同様の図である。
この灯具ユニット420の基本的な構成は上記実施形態の灯具ユニット20と同様であるが、上記実施形態の単一の基板32の代わりに2枚の基板432、434が配置された構成となっており、これに伴って一体成形品440の構成が上記実施形態の場合と一部異なっている。
基板432は、上記実施形態の基板32と同じ位置に配置されているが、基板32の前部領域が欠けたような形状を有している。そして、この基板432の上面には、上記実施形態の場合と同じ配置で第1発光素子30Aが搭載されている。
基板434は、基板432の下方近傍においてやや後方斜め下がりで配置されている。この基板432の下面には、上記実施形態の場合と同様の配置で第2〜第4発光素子30B〜30Dが搭載されている。
一体成形品440の基本的な構成は、上記実施形態の一体成形品40と同様であるが、その中間部分440cの下端縁が上記実施形態の場合よりも下方まで延びており、これにより第1〜第2発光素子30A〜30Dならびに基板432、434を灯具前方側から覆う構成となっている。
なお、本変形例においては、上記実施形態の場合よりも第2〜第4発光素子30B〜30Dがやや下方に位置しているので、その分だけ第2〜第4リフレクタ40B〜40Dも下方に変位した状態で配置されている。
本変形例の構成を採用した場合においても、上記実施形態と略同様の作用効果を得ることができる。
なお、上記実施形態およびその変形例において諸元として示した数値は一例にすぎず、これらを適宜異なる値に設定してもよいことはもちろんである。
また、本願発明は、上記実施形態およびその変形例に記載された構成に限定されるものではなく、これ以外の種々の変更を加えた構成が採用可能である。
10L、10R 灯具
12 ランプボディ
14 透光カバー
14a、14b 前方突出部
20、120、220、320、420 灯具ユニット
30A 第1発光素子
30B 第2発光素子
30C 第3発光素子
30D 第4発光素子
32、432、434 基板
40、140、240、340、440 一体成形品
40A 第1リフレクタ
40Aa、40Ba、40Ca、40Da 反射面
40B 第2リフレクタ
40C 第3リフレクタ
40D 第4リフレクタ
40a、40b 側壁部
40c、140c、240c、340c、440c 中間部分
40c1、140c1、240c1、340c1、340c2 後部領域
40d 開口部
42、142、242 レンズ
42s、142s 拡散レンズ素子
50 カウル
50a、50b 開口部
50c 帯状部分
242s 光拡散面
340e 素通し部
CL カットオフライン
PC クリアランスランプ用配光パターン
PH ハイビーム用配光パターン
PL ロービーム用配光パターン
PL0 ロービーム用配光パターン本体

Claims (5)

  1. 互いに異なる方向を向いて配置された第1および第2発光素子と、上記第1発光素子からの出射光を反射させる第1リフレクタと、上記第2発光素子からの出射光を反射させる第2リフレクタと、を備えた灯具において、
    上記第1リフレクタと上記第2リフレクタとが一体成形品として構成されており、
    上記第1発光素子と上記第1リフレクタとの間に、上記第1発光素子からの出射光を透過制御するレンズが配置されており、
    上記レンズは、上記一体成形品の一部として構成されている、ことを特徴とする灯具。
  2. 上記一体成形品は、上記第1リフレクタと上記第2リフレクタとの間に位置する中間部分が上記第1および第2発光素子を灯具前方側から覆うように形成されている、ことを特徴とする請求項1記載の灯具。
  3. 上記第1および第2発光素子は、共通の基板に支持されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の灯具。
  4. 上記灯具は車両用灯具であって、上記第1および第2リフレクタからの反射光によって同一種類の配光パターンを形成し得るように構成されている、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の灯具。
  5. 上記第1リフレクタは、上記第1発光素子に対して上方側に位置するように配置されており、
    上記第1リフレクタからの反射光によってクリアランスランプ用配光パターンを形成し得るように構成されている、ことを特徴とする請求項4記載の灯具。
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