JP2018049146A - 現像剤容器、現像装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、現像剤容器の製造方法および金型 - Google Patents
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Abstract
Description
現像剤を収容するための枠体と、
導電性を有し、前記枠体の内側の表面に露出する第1露出部と、前記第1露出部から延びて前記枠体の壁部を貫通する貫通部と、前記貫通部から延びて前記枠体の外側の表面に露出し且つ前記壁部の厚み方向において前記第1露出部と重複しない位置に配置される第2露出部と、を備える導電性シートと、を有し、
前記第2露出部は、前記導電性シートの端部を含んでおり、前記枠体の前記壁部において、前記導電性シートの前記第2露出部に対応する領域のうち、前記導電性シートの前記端部に対応する領域部分の厚さは、前記端部から離れた他の領域部分の厚さよりも大きいことを特徴とする。
上記現像剤容器と、
前記現像剤容器に収容された現像剤を担持する現像剤担持体と、を有し、
前記現像剤担持体上の現像剤を用いて、像担持体に形成された静電潜像を現像剤像として現像することを特徴とする。
画像形成装置の装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジであって、
上記現像剤容器と、
静電潜像が形成される像担持体と、
前記現像剤容器に収容された現像剤を担持する現像剤担持体と、を有し、
前記現像剤担持体上の現像剤を用いて、前記像担持体上の静電潜像を現像剤像として現像することを特徴とする。
上記現像剤容器と、
静電潜像が形成される像担持体と、
前記現像剤容器に収容された現像剤を担持する現像剤担持体と、を有し、
前記現像剤担持体上の現像剤を用いて、前記像担持体上の静電潜像を現像剤像として現像し、
前記像担持体上の現像剤像を用いて記録媒体に画像を形成することを特徴とする。
現像剤を収容するための枠体と、
導電性を有し、前記枠体の内側の表面に露出する第1露出部と、前記第1露出部から延びて前記枠体の壁部を貫通する貫通部と、前記貫通部から延びて前記枠体の外側の表面に露出し且つ前記壁部の厚み方向において前記第1露出部と重複しない位置に配置される第2露出部と、を備える導電性シートとを備える現像剤容器を、金型を用いて射出成形により製造する製造方法であって、
前記導電性シートの一方の面側に第1成形部を形成する第1工程と、
前記導電性シートの他方の面側に第2成形部を形成する第2工程と、を有し、
前記第1工程では、前記導電性シートの前記他方の面側において、前記導電性シートの端部を覆うように第3成形部を形成することを特徴とする。
現像剤を収容するための枠体と、
導電性を有し、前記枠体の内側の表面に露出する第1露出部と、前記第1露出部から延びて前記枠体の壁部を貫通する貫通部と、前記貫通部から延びて前記枠体の外側の表面に露出し且つ前記壁部の厚み方向において前記第1露出部と重複しない位置に配置される第2露出部と、を備える導電性シートとを備える現像剤容器を、射出成形により製造するための金型であって、
前記導電性シートの一方の面と接触可能な第1金型と、
前記第1金型と対向して配置され、且つ、前記導電性シートの前記他方の面と接触可能な固定部と、前記固定部に対して相対移動可能なスライド部とを具備する第2金型と、を含み、
前記スライド部は、前記導電性シートと接触可能な第1位置と、前記導電性シートから離間する第2位置とに移動可能であることを特徴とする。
まず、図1および図2を用いて、本実施例に係る現像装置39を有するプロセスカートリッジAと、プロセスカートリッジAを着脱可能に装備する画像形成装置Bの構成を説明する。ここで、図1は、本実施例に係る現像装置39を有するプロセスカートリッジAの概略断面図である。また、図2は、本実施例に係るプロセスカートリッジAを着脱可能に装備する画像形成装置Bの概略断面図である。なお、プロセスカートリッジAは、感光ドラム11と、感光ドラム11に作用するプロセス手段とを備えている。また、感光ドラム11に作用するプロセス手段の一例としては、例えば、感光ドラム11の表面を帯電する帯電ローラ12、感光ドラム11に現像剤像を形成するための現像装置39がある。また、プロセス手段のその他の例としては、例えば、感光ドラム11の表面に残留した現像剤(トナー、キャリア等を含む)を除去するためのクリーニングブレード14がある。
本実施例に係るプロセスカートリッジAは、図1に示すように、感光ドラム11の周囲に、帯電ローラ12と、弾性を有するクリーニングブレード14を有するクリーナーユニット34とを備えている。また、プロセスカートリッジAは、現像ローラ13(現像剤担持体に対応)と、現像ブレード15と、現像剤を収容するための現像剤容器26とを有する現像装置39を備えている。プロセスカートリッジAは、クリーナーユニット34と現像装置39とが一体されて構成され、画像形成装置Bの装置本体に対して着脱自在となっている。
プロセスカートリッジAは、図2に示すように、画像形成装置Bに装着され、シートS(用紙などの記録媒体に対応)に画像を形成するための現像剤像を形成する。また、画像形成装置Bの下部に装着されたシートカセット206から、搬送ローラ207によって、用紙などのシートSが搬送される。このシートが搬送される動作と同期して、感光ドラム11が露光装置208によって選択的に露光されることで、感光ドラム11の表面に静電潜像が形成される。一方、現像ローラ13上(現像剤担持体上に対応)に供給された現像剤の層の厚さは、現像ブレード15によって薄く規制される。そして、現像ローラ13に現像バイアスが印加されることで、現像剤によって、感光ドラム11に形成された静電潜像が現像剤像として現像される。感光ドラム11に形成された現像剤像は、転写ローラ209にバイアス電圧が印加されることによって、搬送されるシートSに転写される。その後、シートSは定着装置210に搬送されて、現像剤像がシートSに定着される。そして、現像剤像が定着したシートSは、排出ローラ201によって、画像形成装置B上部の排出部203に排出される。そして、クリーニングブレード14は、感光ドラム11上(像担持体上に対応)のトナー像(現像剤像に対応)がシートSに転写された後に、感光ドラム11上に残留したトナー(残留現像剤に対応)を回収する。なお、感光ドラム11上のトナー像がシートSに転写された後に、現像ローラ13によって、感光ドラム11上に残留したトナーを回収する構成であってもよい。その場合、上述のクリーニングブレード14等の構成を有しなくてもよい。
図3に示すように、現像装置39は、現像ローラ13、現像ブレード15、第一の枠体17、第二の枠体18、軸受20、軸受25を有する。現像剤を収容する現像剤容器26は、第一の枠体17と第二の枠体18とが接合されることで形成される。また、長手方向(感光ドラム11の回転中心軸線方向)における現像装置39の両端には、軸受20と軸受25とが配置されている。軸受20と軸受25は、現像ローラ13を回転可能に支持する。また、図5に示すように、軸受20には電極部材21が取り付けられている。
また、図4に示すように、第二の枠体18には、現像ローラ13との間の静電容量を用いて現像剤容器26内の現像剤量を取得するための残量検知部材24が、第二の枠体18と一体に形成されている。残量検知部材24は、導電性を有するシートである。また、残量検知部材24には、図5に示すように、電極部材21と当接する接点部24a(第2露出部に対応)と、第二の枠体18の内面に位置する検知部24b(第1露出部に対応)とが設けられている。残量検知部材24において、残量検知部材24における端部を有する接点部24aは現像剤容器26の外部に露出されており、残量検知部材24における検知部24bは現像剤容器26の壁部に埋め込まれている。また、残量検知部材24における接点部24aは、現像剤容器26の壁部の厚み方向において検知部24bと重複しない位置に配置され、現像剤容器26の外壁面に密着している。なお、本実施例において、残量検知部材24における接点部24aおよび検知部24bがシート部材に対応する。
性のあるEVA系の樹脂を選択した。しかし、他の接着性のある樹脂を用いても構わない。また、第二の枠体18の材料であるPS系の樹脂と樹脂同士が溶融し、界面が生じずに第二の枠体18と一体化される相溶性のある樹脂を、樹脂シートの材料として用いても構わない。例えば、PS系の樹脂に対して相溶性のある樹脂とは、ポリスチレン(PS)、アクリロニトリルブタジエンスチレン(ABS)、ポリフェニレンオキシド(PPO)系の樹脂等である。
次に、現像剤容器26内の現像剤量を検知する方法について図4を用いて説明する。具体的には、本実施例では、現像ローラ13と残量検知部材24との間の静電容量から、現像剤容器26内の現像剤の残量を検知している。本実施例では、図4に示すように、現像装置39における現像剤容器26の内部空間にて内面に残量検知部材24が設けられている。また、残量検知部材24は、電極部材21を介して、画像形成装置Bに設けられた現像剤量検出装置251の入力部250と電気的に接続される。
次に、残量検知部材24における接点部24aおよび連結部24c(貫通部に対応)の構成について、図5から図7を用いて説明する。ここで、図6は、現像剤容器26内に残量検知部材24が配置されている状態を示す斜視図である。図7は、残量検知部材24における連結部24cの近傍を示す断面図である。なお、図7は、図6において、第二の枠体18をA方向から見た断面図(A−A断面図)である。
第1成形部に対応)を有している。具体的には、第二の挟み込み形状部18aは、残量検知部材24に対して第二の枠体18の内側に配置され、残量検知部材24と接着されている。また、第一の挟み込み形状部18bは、残量検知部材24に対して第二の枠体18の内側と外側の両方に配置され、残量検知部材24と接着されている。そして、連結部24cの少なくとも一部は、第一の挟み込み形状部18bと第二の挟み込み形状部18aとによって挟み込まれている。また、残量検知部材24の一方の面側に形成された第一の挟み込み形状部18bは、残量検知部材24の他方の面側に形成された第二の挟み込み形状部18aと対向している。以上により、残量検知部材24は第二の枠体18と一体的に形成されていることとなる。なお、第一の挟み込み形状部18bと第二の挟み込み形状部18aとは樹脂の界面で区切られている。
次に、第二の枠体18において、残量検知部材24における接点部24aと検知部24bと連結部24cの周辺を成形する方法について、図7から図10を用いて説明する。図8は、第二の枠体18において、残量検知部材24における連結部24c近傍を成形する方法を示す図である。具体的には、図8は、第二の枠体18をA方向(図6を参照)から見た断面図(A−A断面図)である。また、図8(a)は、第一の金型100(第2金型に対応)に残量検知部材24が搭載された状態を示す図であり、図8(b)は、注入部Gから樹脂(溶融樹脂)が注入され始めた状態であって、第二の挟み込み形状部18aが成形される前の状態を示す図である。また、図8(c)は、第二の挟み込み形状部18aが成形された後の状態を示す図である。
まず、初めに、図8(a)と図9(a)に示すように、第二の枠体18を成形するために、本実施例では、第一の金型100と第二の金型101とを用いる。第一の金型100の一部はスライド駒103(スライド部に対応)となっており、スライド駒103は、第
一の金型100におけるスライド駒103以外の部分に対してスライド可能(移動可能)となっている。第二の金型101は、残量検知部材24の一方の面と接触可能になっている。また、第一の金型100は、第二の金型101と対向して配置され、かつ、残量検知部材24の他方の面と接触可能な固定部と、その固定部に対して相対移動可能なスライド駒103とを有している。そして、スライド駒103は、残量検知部材24と接触する位置(第1位置に対応)と、残量検知部材24から離間する位置(第2位置に対応)とに移動可能となっている。第二の枠体18を成形する際には、まず、図8(a)と図9(a)に示すように、第一の金型100に残量検知部材24が搭載される。具体的には、残量検知部材24における接点部24aにおいて、残量検知部材24の端部以外の部分は、第一の金型100と密着している。本実施例においては、残量検知部材24は、図8における矢印E3方向に吸引されることで第一の金型100に搭載される。
図8(b)と図9(b)に示すように、残量検知部材24における接点部24aおよび連結部24cの周辺についても成形される。ここで、本実施例では、残量検知部材24における連結部24cが破断することなく、かつ、伸びが抑えられた状態で、検知部24bが第二の枠体18の内壁面に取り付けられ、接点部24aが第二の枠体18の外壁面に取り付けられる必要がある。そして、接点部24aが、第二の枠体18の外部に露出されている必要がある。
に、連結部24cの周辺に樹脂が流れ込む。このようにして、連結部24cの一方側に第一の挟み込み形状部18bが成形される。
材24の連結部24c周辺がある程度固まった時点で、スライド駒103を、連結部24cから離れる方向(矢印E4方向)に、第2位置へ移動させる。スライド駒103をスライドさせることにより、固まった第二の枠体18の一部と第一の金型100と残量検知部材24との間にスペースが形成される。そして、このスペース内に、図9(c)に示すように、樹脂流入面18cから矢印E5方向に樹脂が流入する。その後、固まった第二の枠体18の一部と第一の金型100と残量検知部材24との間に流れ込んだ樹脂を固める。
き出されないためである。
本実施例に係る構成を採用しない場合に生じるおそれのある課題について説明する。本実施例に係る構成を採用しない場合とは、つまり、第二の枠体が、シート固定部18b1と凸部18a1を有しない構成である。実施例1に係る構成を採用しない場合について、図11から図14を用いて説明する。
以上のように、本実施例では、まず、第二の枠体18を成形する工程において第一の挟み込み形状部18bを成形する。これにより、上述したように、残量検知部材24における接点部24aとスライド駒103との間に樹脂が流れ込んだとしても、接点部24aがめくり上がることがなく、第二の枠体18の外部に安定して接点部24aを露出させることができる。そして、次に、スライド駒103を移動させることで形成された空間に樹脂
が流れ込むことで、適切なタイミングで、第二の挟み込み形状部18aが成形される。なお、本実施例では、第一の挟み込み形状部18bの周辺部分であって、残量検知部材24が設けられていない部分の肉厚t1は、第一の挟み込み形状部18bの肉厚t2よりも厚くなっている。
多くのトナーを収容することができる。
次に、実施例2について説明する。ここで、本実施例において、実施例1と同一の機能を有する部分については、同一の符号を付すことでその説明を省略する。ここで、図16は、実施例2に係る第二の枠体を成形する方法を示す図である。図16は、実施例2に係る第二の枠体を成形する方法を示す図である。本実施例では、実施例1とは異なり、シート固定部18b1および凸部18a1の構成は、図16に示すような構成となっている。
次に、実施例3について説明する。ここで、本実施例において、実施例1と同一の機能を有する部分については、同一の符号を付すことでその説明を省略する。図17は、実施例3に係る第二の枠体を成形する方法を示す図である。本実施例では、図17に示すように、シート固定部318b1および凸部318a1は、残量検知部材24の端部24d1から第一方向P1と第二方向P2と第三方向P3とに向かって傾斜していない。
次に、実施例4について説明する。ここで、本実施例において、実施例1と同一の機能を有する部分については、同一の符号を付すことでその説明を省略する。図18は、実施例4に係る第二の枠体を成形する方法を示す図である。本実施例では、図18に示すように、シート固定部418b1および凸部418a1は、残量検知部材24の端部24d1から第一方向P1と第二方向P2と第三方向P3とに向かって段階的に下がっている。言い換えれば、シート固定部418b1は、残量検知部材24の接点部24aに対応する領域のうち、残量検知部材24の端部に対応する領域であり、残量検知部材24の端部から、残量検知部材24の端部に対応しない領域に向かって段階的に下がっている。
くなっている。しかし、必ずしもこれに限られることはない。例えば、残量検知部材24の接点部24aの形状が三角形になっており、残量検知部材24の端部に当たる2辺において、第二の枠体の壁部が厚くなっていてもよい。
24c…連結部
Claims (25)
- 現像剤を収容するための枠体と、
導電性を有し、前記枠体の内側の表面に露出する第1露出部と、前記第1露出部から延びて前記枠体の壁部を貫通する貫通部と、前記貫通部から延びて前記枠体の外側の表面に露出し且つ前記壁部の厚み方向において前記第1露出部と重複しない位置に配置される第2露出部と、を備える導電性シートと、を有し、
前記第2露出部は、前記導電性シートの端部を含んでおり、前記枠体の前記壁部において、前記導電性シートの前記第2露出部に対応する領域のうち、前記導電性シートの前記端部に対応する領域部分の厚さは、前記端部から離れた他の領域部分の厚さよりも大きいことを特徴とする現像剤容器。 - 前記枠体は、
前記導電性シートに対して前記枠体の内側に配置され、前記導電性シートと接着される第1枠体形成部と、
前記導電性シートに対して前記枠体の内側と外側の両方に配置され、前記導電性シートと接着される第2枠体形成部と、を有し、
前記第1枠体形成部と前記第2枠体形成部とによって前記壁部が形成されることを特徴とする請求項1に記載の現像剤容器。 - 前記第2枠体形成部は、前記導電性シートにおける前記端部に対応する位置において、前記第1枠体形成部と前記導電性シートとの間に入り込む入り込み部を有し、
前記導電性シートと前記入り込み部と前記第1枠体形成部は積層され、
前記導電性シートは前記入り込み部の外側に配置され、前記入り込み部は前記第1枠体形成部の外側に配置されることを特徴とする請求項2に記載の現像剤容器。 - 前記第1枠体形成部および前記第2枠体形成は樹脂からなることを特徴とする請求項2または3に記載の現像剤容器。
- 前記第1枠体形成部と前記第2枠体形成部は一体として成形されていることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載の現像剤容器。
- 前記第1枠体形成部と前記第2枠体形成部との間には界面が形成されていることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載の現像剤容器。
- 前記導電性シートは、導電性樹脂からなることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の現像剤容器。
- 前記枠体の前記壁部において、前記導電性シートの前記第2露出部に対応する領域のうち、前記端部に対応する領域部分は、その一部に、前記導電性シートの前記端部から前記他の領域部分に向かうにつれて下方に傾斜する傾斜部を有することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の現像剤容器。
- 前記枠体の前記壁部において、前記導電性シートの前記第2露出部に対応する領域のうち、前記端部に対応する領域部分は、前記導電性シートの前記端部から前記他の領域部分に向かうにつれて下方に傾斜することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の現像剤容器。
- 前記枠体の前記壁部において、前記導電性シートの前記第2露出部に対応する領域のうち、前記端部に対応する領域部分は、前記導電性シートの前記端部から前記他の領域部分
に向かうにつれて段階的に下がることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の現像剤容器。 - 前記第2露出部の形状は四角形であり、
前記第2露出部の三辺は、前記導電性シートの端部となっており、
前記枠体の前記壁部において、前記第2露出部に対応する領域のうち、前記三辺に対応する領域部分の厚さは、他の領域部分の厚さよりも厚くなっていることを特徴とする請求項1から10のいずれか1項に記載の現像剤容器。 - 画像形成装置の装置本体に対して着脱可能であることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の現像剤容器。
- 請求項1から12のいずれか1項に記載の現像剤容器と、
前記現像剤容器に収容された現像剤を担持する現像剤担持体と、を有し、
前記現像剤担持体上の現像剤を用いて、像担持体に形成された静電潜像を現像剤像として現像することを特徴とする現像装置。 - 画像形成装置の装置本体に対して着脱可能なプロセスカートリッジであって、
請求項1から12のいずれか1項に記載の現像剤容器と、
静電潜像が形成される像担持体と、
前記現像剤容器に収容された現像剤を担持する現像剤担持体と、を有し、
前記現像剤担持体上の現像剤を用いて、前記像担持体上の静電潜像を現像剤像として現像することを特徴とするプロセスカートリッジ。 - 請求項1から12のいずれか1項に記載の現像剤容器と、
静電潜像が形成される像担持体と、
前記現像剤容器に収容された現像剤を担持する現像剤担持体と、を有し、
前記現像剤担持体上の現像剤を用いて、前記像担持体上の静電潜像を現像剤像として現像し、
前記像担持体上の現像剤像を用いて記録媒体に画像を形成することを特徴とする画像形成装置。 - 前記現像剤担持体は、前記像担持体上の現像剤像が記録媒体に転写された後に前記像担持体上に残留した残留現像剤を回収することを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。
- 現像剤を収容するための枠体と、
導電性を有し、前記枠体の内側の表面に露出する第1露出部と、前記第1露出部から延びて前記枠体の壁部を貫通する貫通部と、前記貫通部から延びて前記枠体の外側の表面に露出し且つ前記壁部の厚み方向において前記第1露出部と重複しない位置に配置される第2露出部と、を備える導電性シートとを備える現像剤容器を、金型を用いて射出成形により製造する製造方法であって、
前記導電性シートの一方の面側に第1成形部を形成する第1工程と、
前記導電性シートの他方の面側に第2成形部を形成する第2工程と、を有し、
前記第1工程では、前記導電性シートの前記他方の面側において、前記導電性シートの端部を覆うように第3成形部を形成することを特徴とする製造方法。 - 前記第1工程において、前記導電性シートの面方向に沿って、前記導電性シートの前記端部の外側から前記端部へ樹脂が流れるように前記金型に樹脂を流入させて前記第3成形部を形成することを特徴とする請求項17に記載の製造方法。
- 前記第2工程において、前記導電性シートの前記端部が前記第3成形部によって覆われた状態で、前記端部の外側から前記端部に向かって樹脂が流れるように前記金型に樹脂を流入させて前記第2成形部を形成することを特徴とする請求項17または18に記載の製造方法。
- 前記金型は、前記導電性シートの前記一方の面と接触可能な第1金型と、前記第1金型と対向して配置され、且つ、前記導電性シートの前記他方の面と接触可能な固定部と、前記固定部に対して相対移動可能なスライド部とを具備する第2金型を含み、
前記スライド部は、前記導電性シートと接触する第1位置と、前記導電性シートから離間する第2位置とに移動可能であることを特徴とする請求項17から19のいずれか1項に記載の製造方法。 - 前記第1工程は、前記スライド部が前記第1位置に移動した状態で行われ、
前記第2工程は、前記スライド部が前記第2位置に移動した状態で行われることを特徴とする請求項20に記載の製造方法。 - 前記第2工程では、前記第1金型と前記スライド部とによって前記導電性シートが挟まれた状態において、前記導電性シートの前記端部と前記スライド部との隙間は、前記端部側に近い方よりも、前記端部側から離れて前記第2露出部の中央側に近い方が小さいことを特徴とする請求項20または21に記載の製造方法。
- 現像剤を収容するための枠体と、
導電性を有し、前記枠体の内側の表面に露出する第1露出部と、前記第1露出部から延びて前記枠体の壁部を貫通する貫通部と、前記貫通部から延びて前記枠体の外側の表面に露出し且つ前記壁部の厚み方向において前記第1露出部と重複しない位置に配置される第2露出部と、を備える導電性シートとを備える現像剤容器を、射出成形により製造するための金型であって、
前記導電性シートの一方の面と接触可能な第1金型と、
前記第1金型と対向して配置され、且つ、前記導電性シートの他方の面と接触可能な固定部と、前記固定部に対して相対移動可能なスライド部とを具備する第2金型と、を含み、
前記スライド部は、前記導電性シートと接触可能な第1位置と、前記導電性シートから離間する第2位置とに移動可能であることを特徴とする金型。 - 前記スライド部が前記第1位置にある状態では、前記導電性シートの前記端部と前記スライド部との隙間は、前記端部側に近い方よりも、前記端部側から離れて前記第2露出部の中央側に近い方が小さいことを特徴とする請求項23に記載の金型。
- 前記導電性シートは、前記導電性シートの前記端部以外の部分において、前記第1金型と前記スライド部とによって挟まれることを特徴とする請求項24に記載の金型。
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