JP2018047933A - 袋状部材における液状充填材の封止方法 - Google Patents

袋状部材における液状充填材の封止方法 Download PDF

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Abstract

【課題】2つの部材間の間隙を塞ぐための封止部材を製造する際に、液かみを抑えて充分量の液状充填材を袋状部材内に封止する。
【解決手段】袋状部材における液状充填材の封止方法は、2つの部材間に前記袋状部材を配置する第1の工程と、前記第1の工程で配置した前記袋状部材に、前記液状充填材を注入する第2の工程と、前記袋状部材内に前記液状充填材を充填した状態で、前記袋状部材における前記液状充填材が充填された領域中の特定箇所を、超音波振動するホーンとアンビルとによって加圧しつつ挟持し、前記特定箇所に封止部を形成し、前記袋状部材内に前記液状充填材を封止する第3の工程と、を備える。前記ホーンにおける先端部の形状は、前記封止部の幅方向に垂直な断面において、前記袋状部材に接する先端側に向かって凸である変曲点を有しない曲線を形成する曲面形状である。
【選択図】図2

Description

本発明は、袋状部材における液状充填材の封止方法に関する。
従来、燃料電池スタック(積層体)と、この燃料電池スタックを収納する筐体と、を備える燃料電池において、燃料電池スタックと筐体との間に、袋状部材に流体を封入した封止部材を配置する構成が提案されている(例えば、特許文献1および2)。このような封止部材は、例えば、筐体内の空間におけるシール性の確保や、燃料電池の外部から加えられた衝撃力を伝達する目的等のために用いられる。また、このように袋状部材に流体を封入する方法として、流体(液体)を充填した袋状部材の開口部からエア抜きして開口部を圧着させ、その後、圧着させた開口部を超音波シールする方法が提案されている(例えば、特許文献3参照)。
特開昭63−200469号公報 特開2015−82370号公報 特開2000−168734号公報
しかしながら、燃料電池スタックと筐体との間のような特定の大きさの間隙を塞ぐための封止部材の製造方法として、袋状部材からのエア抜きと、袋状部材内の流体の量の確保と、液かみを抑えた良好な袋状部材の封止とを、いずれも高いレベルで実現することは困難であった。その結果、流体の封止方法について更なる改善が望まれていた。例えば、袋状部材からのエア抜きや、袋状部材内の流体の量の確保が不十分であると、燃料電池スタックと筐体との間の間隙を封止部材によって十分に塞ぐことができず、封止部材が、所望の性能(例えば、気密性確保、衝撃伝達性確保、耐衝撃性確保、耐振動性確保など)を発揮できなくなる可能性があった。また、袋状部材内を封止する際に液かみを十分に抑えることができないと、封止後の封止部材から液漏れする等の不都合が生じる可能性があった。
さらに、流体を袋状部材に封入して得た封止部材を、燃料電池スタックと筐体との間の所定の位置に、燃料電池スタックと筐体との双方に接するように配置することには、困難が伴った。燃料電池スタックと筐体との間に予め袋状部材を配置して、その後、袋状部材内に流体を注入して封止する構成も考えられる。しかしながら、上記したように、袋状部材からのエア抜きと、袋状部材内の流体の量の確保と、液かみを抑えた良好な袋状部材の封止と、を共に実現することは困難であったので、封止部材を配置すべき位置で袋状部材の封止を行なって封止部材を作製しても、所望の性能の封止部材が得られない可能性があった。そのため、流体の封止方法について更なる改善が望まれていた。
なお、このような課題は、燃料電池スタックと筐体との間に配置する封止部材の製造方法に限らず、2つの部材間の間隙を塞ぐために配置する部材を、袋状部材内に流体(特に液体)を封入することによって製造する際に共通する課題であった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、中空の袋状部材における液状充填材の封止方法が提供される。この袋状部材における液状充填材の封止方法は、2つの部材間に前記袋状部材を配置する第1の工程と;前記第1の工程で配置した前記袋状部材に、前記液状充填材を注入する第2の工程と;前記2つの部材間に配置した前記袋状部材内に前記液状充填材を充填した状態で、前記袋状部材における前記液状充填材が充填された領域中の特定箇所を、超音波振動するホーンとアンビルとによって加圧しつつ挟持し、前記特定箇所に、前記袋状部材が溶着した封止部を形成し、前記袋状部材内に前記液状充填材を封止する第3の工程と;を備える。この封止方法において、前記ホーンにおける前記袋状部材に接する先端部の形状が、前記袋状部材における前記封止部の幅方向に垂直な断面において、前記袋状部材に接する先端側に向かって凸である変曲点を有しない曲線を形成する曲面形状である。
このような袋状部材における液状充填材の封止方法によれば、袋状部材における上記特定箇所において、ホーンによって液状充填材のかき分けを良好に行なって、ホーンとアンビルに挟持された袋状部材同士を密着させることができる。すなわち、袋状部材からエア抜きすることなく、袋状部材内に充分量の液状充填材を封入した状態で、上記特定箇所において液かみを抑えた良好な封止性能を実現することができる。また、このような袋状部材における液状充填材の封止方法によれば、予め、2つの部材間に袋状部材を配置して、その後、袋状部材への液状充填材の注入と袋状部材の封止とを行なっている。そのため、2つの部材の双方に対して隙間無く接して、所望量の液状充填材が封入された封止部材を、容易に製造して配置することができ、製造工程を簡素化することができる。
本発明は、上記以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、封止部材の製造方法、液状充填材の封止方法を用いて製造した封止部材、あるいは、封止部材を燃料電池スタックと筐体との間に配置した燃料電池等の形態で実現することができる。
封止部材を配置した燃料電池の概略構成を表わす断面模式図である。 封止部材の製造方法を表わす説明図である。 封止部材の製造工程の途中の様子を表わす断面模式図である。 封止部材の製造工程の途中の様子を表わす断面模式図である。 封止部材の製造工程の途中の様子を表わす断面模式図である。 封止部を上面から撮影した様子を示す説明図である。
A.燃料電池の概略構成:
図1は、本発明の実施形態としての、封止部材20を配置した燃料電池10の概略構成を表わす断面模式図である。燃料電池10は、スタックケース12と、燃料電池スタック14と、封止部材20と、を備える。なお、燃料電池10は、図1に示した上記部材以外にも、例えば、スタックケース12内で燃料電池スタック14を重力方向下方から支える支持部材や、燃料電池スタック14に対する流体の給排に係る配管を含む部材を備えるが、これらについては記載を省略している。
スタックケース12は、燃料電池スタック14を内部に収納する筐体であり、本実施形態では、中空の略直方体形状を有している。スタックケース12は、後述するように、スタックケース12と燃料電池スタック14との間の空間に封止部材20が配置されたときに、変形することなく燃料電池スタック14を保持する十分な強度を示す厚みを有する金属製の板材によって構成されている。
燃料電池スタック14は、複数の単セルが積層された積層構造を有する。本実施形態の燃料電池スタック14は、固体高分子形燃料電池である。燃料電池スタック14を構成する各単セルは、固体高分子電解質膜と、この固体高分子電解質膜を挟持する一対の電極と、一対の電極に挟持される固体高分子電解質膜をさらに外側から挟む一対のガスセパレータと、を備える。上記固体高分子電解質膜、電極、およびガスセパレータは、平面形状が四角形であり、これらが積層された燃料電池スタック14全体は、略直方体形状を有する。図1は、燃料電池スタック14における積層方向に垂直な断面の様子を表わしている。図1では、上記四角形状のガスセパレータ等における水平方向の辺に沿う向きをX軸方向として表わし、これに垂直な方向(鉛直方向)をY軸方向として表わし、燃料電池スタック14の積層方向をZ軸方向として表わしている。なお、これらのX軸、Y軸、およびZ軸の方向は、後述する図3〜図5に示す方向と対応している。
各単セル内では、固体高分子電解質膜の一方の面に設けられたアノード上に、水素を含む燃料ガスが流通するセル内燃料ガス流路が形成されており、固体高分子電解質膜の他方の面に設けられたカソード上に、酸素を含む酸化ガスが流通するセル内酸化ガス流路が形成されている。また、隣り合う単セル間では、燃料電池スタック14の温度を一定の範囲に保つための冷却水が流通するセル間冷却水流路が形成されている。
ガスセパレータは、ガス不透過な板状部材であり、各々のガスセパレータには、特定の位置に、複数(本実施形態では6つ)の貫通孔15a〜15fが形成されている。これら複数の貫通孔15a〜15fは、各々のガスセパレータ間において、燃料電池スタック14を形成したときに形状が一致して互いに重なるように設けられており、各々の貫通孔は、燃料電池スタック14を積層方向に貫通する流体の流路を形成する。具体的には、これらの貫通孔15a〜15fは、それぞれ、燃料電池スタック14内において、燃料ガス供給マニホールドと、燃料ガス排出マニホールドと、酸化ガス供給マニホールドと、酸化ガス排出マニホールドと、冷却水供給マニホールドと、冷却水排出マニホールドと、を形成する。燃料ガス供給マニホールドは、燃料電池スタック14の外部から供給された燃料ガスを、各セル内燃料ガス流路に分配する。燃料ガス排出マニホールドは、各セル内燃料ガス流路から排出された燃料ガスを合流させて、燃料電池スタック14の外部へと導く。酸化ガス供給マニホールドは、燃料電池スタック14の外部から供給された酸化ガスを、各セル内酸化ガス流路に分配する。酸化ガス排出マニホールドは、各セル内酸化ガス流路から排出された酸化ガスを合流させて、燃料電池スタック14の外部へと導く。冷却水供給マニホールドは、燃料電池スタック14の外部から供給された冷却水を、各セル間冷却水流路に分配する。冷却水排出マニホールドは、各セル間冷却水流路から排出された冷却水を合流させて、燃料電池スタック14の外部へと導く。各マニホールドの配置は、セル内やセル間に形成する各流路の形状によって、任意に設定可能である。なお、図1では、燃料電池スタック14は、ガスセパレータの外形、および、ガスセパレータに設けられた貫通孔15aから15fのみを示すことにより、簡略化して表わしている。
封止部材20は、スタックケース12と燃料電池スタック14との間において、スタックケース12と燃料電池スタック14との双方に接するように配置された部材であり、燃料電池10における耐衝撃性および耐振動性を確保する機能を有する。封止部材20は、燃料電池スタック14の積層方向に沿って、燃料電池スタック14の積層方向の長さと同程度、あるいは、燃料電池スタック14の積層方向の両端を超える長さに延びる略円柱形状を有する。本実施形態では、燃料電池スタック14における積層方向に平行な4つの側面の各々について、2つずつの封止部材20が配置されており、計8つの封止部材20が配置されている。本実施形態では、図1に示す断面において、燃料電池スタック14におけるX軸に平行な2辺のそれぞれに配置された4つの封止部材20は、対向する辺上に設けられた封止部材20間で、X軸方向の位置が同じになる対を成すように配置されている。
また、燃料電池スタック14におけるY軸に平行な2辺のそれぞれに配置された4つの封止部材20は、対向する辺上に設けられた封止部材20間で、Y軸方向の位置が同じになる対を成すように配置されている。
各々の封止部材20は、中空の袋状部材22の内部に、充填材24を充填することによって形成される。袋状部材22は、超音波溶着により封止可能な樹脂によって形成されている。袋状部材22を構成する樹脂としては、例えば、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、およびポリエチレンナフタレート(PEN)を挙げることができる。袋状部材22としての硬さを確保して、封止部材20による耐衝撃性能を向上させ易いという観点から、袋状部材22を構成する樹脂としては、特にポリプロピレンが望ましい。
また、袋状部材22は、その内側(充填材24が充填される側)の表面に、接着剤によって構成される接着層を有していてもよい。上記接着層を構成する接着剤としては、加熱により当該接着剤を溶融させ、その後冷却することにより、乾燥の工程無しで接着性を得られる接着剤、いわゆるホットメルト接着剤を用いることが望ましい。上記接着剤としては、例えば、ポリオレフィン系接着性樹脂を用いることができる。例えば、袋状部材22の内側表面における、少なくとも後述する封止部30が形成される領域に、上記接着層を設ければ、超音波溶着による袋状部材22の封止をより容易にすることができる。すなわち、袋状部材22を構成する樹脂の溶融だけでは十分な接着性を得られない場合であっても、袋状部材22を十分な強度で封止することが可能になる。なお、袋状部材22の内側表面に接着層を設けない構成としてもよいが、袋状部材22上に接着層を設ける場合には、接着層を設けた領域において袋状部材22の強度を高める効果も得られる。袋状部材22の強度向上の観点からは、より広い範囲(例えば袋状部材22全体)に接着層を設けることが望ましい。
充填材24は、流体、具体的には液体の状態(液状)で袋状部材22内に充填することができ、その後、硬化させることが可能な樹脂によって構成すればよい。充填材を構成する樹脂としては、例えば、燃料電池スタック14の耐熱温度以下の温度条件下で硬化させることができる熱硬化性樹脂を用いることができる。充填材を構成する樹脂としては、特に、エポキシ系接着剤を、好適に用いることができる。充填材24を、エポキシ系接着剤を用いて構成するならば、十分な硬さ、耐熱性、および絶縁性を有する封止部材20を容易に作製することが可能となる。なお、本実施形態において、袋状部材22内に充填材24を充填する際に充填材が液状であるとは、充填時の充填材24(後述する液状充填材25)がゲル状である場合も含み、硬化前において袋状部材22内への充填を支障なく行なえる程度の流動性を有する流体であればよい。
なお、本実施形態において、スタックケース12および燃料電池スタック14が、課題を解決するための手段における2つの部材に相当する。
B.封止部材の製造方法:
図2は、本実施形態の袋状部材の封止方法を用いる封止部材20の製造方法を表わす説明図である。また、図3および図4は、封止部材20の製造工程の途中の様子を表わす断面模式図である。封止部材20を製造する際には、まず、燃料電池スタック14とスタックケース12との間に、袋状部材22を配置する(ステップS100)。このステップS100では、袋状部材22が燃料電池スタック14の積層方向に対して略平行になり、図1において封止部材20が配置されている位置と一致するように、袋状部材22を配置する。
本実施形態では、このステップS100において、一端が封止されて他端が開口している袋状部材22を用いている。このような袋状部材22における封止されている一端は、燃料電池スタック14における積層方向の一方の端部近傍に配置し、袋状部材22の封止されていない他端は、燃料電池スタック14における積層方向の他方の端部を超えて延びるように配置する。
また、本実施形態では、上記のようにスタックケース12内に袋状部材22を配置して封止部材20を作製する際には、燃料電池スタック14の向きを、燃料電池10の使用時と同様に積層方向が水平方向に平行になる向きとしている。このようにすれば、燃料電池スタック14の向きを種々変更することに伴う不都合を抑えることができる。このようにして、燃料電池スタック14における重力方向に平行な側面(図1のY軸方向に平行な側面)とスタックケース12との間に袋状部材22を配置する場合には、袋状部材22を支持する部材を用いて、例えば重力方向下方から袋状部材22を支えつつ、袋状部材22を配置してもよい。また、スタックケース12内に袋状部材22を配置して封止部材20を作製する際には、燃料電池スタック14の向きを、積層方向が垂直方向となる向きとしてもよい。このようにすれば、スタックケース12内に袋状部材22を配置する際に、袋状部材22の一部を重力方向下方から支持する必要が無い。なお、ステップS100は、課題を解決するための手段における第1の工程に相当する。
その後、ステップS100で燃料電池スタック14とスタックケース12との間に袋状部材22を配置した位置において、袋状部材22における上記他端側の開口部から袋状部材22内へと、液状充填材25を注入する(ステップS110)。液状充填材25は、既述したように、後に硬化することによって、充填材24となる。ステップS110では、袋状部材22内における液状充填材25の圧力を調節することにより、液状充填材25が注入された袋状部材22は、積層方向に垂直な方向の断面(以下、横断面とも呼ぶ)が、略円形となるように膨らむ。図3は、ステップS110において袋状部材22内に液状充填材25を充填した様子を表わす断面図であり、積層方向に平行であって袋状部材22の中心軸を含む断面の様子を表わす。
このように、液状充填材25が注入されて袋状部材22が膨らむことにより、袋状部材22は、燃料電池スタック14およびスタックケース12の双方と接するようになる。袋状部材22内に注入された液状充填材25の圧力は、液状充填材25が隙間無く袋状部材22内に充填されて、袋状部材22を十分に膨らませることができればよく、袋状部材22の強度や、液状充填材25を硬化させたときの収縮率等を考慮して適宜定めればよい。袋状部材22内に充填する液状充填材25の圧力は、例えば、0.5MPa程度とすることができる。なお、ステップS110は、課題を解決するための手段における第2の工程に相当する。
ステップS110の後、袋状部材22内の圧力を、予め定めた圧力に維持しつつ、袋状部材22における液状充填材25が充填された領域中の特定箇所を封止する(ステップS120)。具体的には、燃料電池スタック14における、既述した一方の端部とは異なる他方の端部近傍の特定箇所において、袋状部材22を封止する。ステップS120は、課題を解決するための手段における第3の工程に相当する。
図4は、ステップS120において袋状部材22を封止する様子を、図3と同様の断面について表わす説明図である。本実施形態では、袋状部材22の封止は、超音波溶着により行なっている。超音波溶着を行なう際には、対を成すホーン40およびアンビル42によって、袋状部材22における上記特定箇所を挟み、ホーン40をアンビル42側に加圧しつつ、ホーン40に超音波エネルギを供給して超音波振動させる。これにより、袋状部材22において摩擦熱が発生して、袋状部材22を構成する樹脂の溶融温度にまで昇温し、袋状部材22が溶着する。
ホーン40は、袋状部材22の幅(袋状部材22の長手方向に垂直な方向の長さであり、本実施形態ではX軸方向の長さ)を超える長さを有することにより、1回の溶着の動作で袋状部材22を溶着することができる。これにより、超音波溶着の際には、袋状部材22において、ホーン40とアンビル42とによって挟持される部位が、X軸方向に延びる直線状に押しつぶされて溶着し、既述した特定箇所に封止部30が形成される。本実施形態では、図4に示すように、ホーン40における袋状部材22に接する先端側の形状は、袋状部材22における封止部30の幅方向(X軸方向)に垂直な積層方向の断面において、先端側に向かって凸である変曲点を有しない曲線を形成する曲面形状となっている。ホーン40の先端部が、上記した曲面形状を有することにより、超音波溶着の際には、ホーン40の先端部が、振動と共に袋状部材22内の液状充填材25をかき分けることができる。これにより、ホーン40とアンビル42との間には、液状充填材25のかみ込みのない封止部30が形成される。図4では、袋状部材22内において、封止部30が形成される部位の近傍から液状充填材25がかき分けられる様子を、矢印によって表わしている。
図5は、液状充填材25を、超音波溶着時の温度において硬化して接着性を発揮する樹脂によって構成した場合の、ステップS120における封止の様子を、図4と同様の断面で表わす説明図である。液状充填材25として、エポキシ系接着剤のように加熱により接着性を発揮する接着剤を用いる場合には、超音波溶着を行なう際に、ホーン40が接触して封止部30が形成される部位の近傍では、発生する摩擦熱によって液状充填材25が硬化する。その結果、硬化した液状充填材25は袋状部材22との間で接着性を発揮して、接着部32が形成される。このように、超音波溶着の工程において、封止部30の近傍に接着部32が形成される場合には、液状充填材25全体が硬化する前における封止部30のシール性の確保が、より容易になる。
上記したように、封止部30における封止性は、袋状部材22を超音波溶着することにより得られる。そして、液状充填材25として、エポキシ系接着剤のように硬化に伴い接着性を発揮する接着剤を用いる場合には、封止部30における封止性を、さらに高めることができる。また、袋状部材22の内側表面に既述した接着層を設ける場合にも、封止部30における封止性を、更に高めることができる。封止部30における封止性の強度は、少なくとも、液状充填材25が十分に硬化するまでの間、液状充填材25を袋状部材22内に封止可能な強度であればよい。すなわち、液状充填材25が硬化することにより、封止部30としての強度が発揮されるため、液状充填材25が硬化した後には、袋状部材22に破れ等が生じても差し支えない。
ステップS120の後、袋状部材22内に封入した液状充填材25を硬化させて、液状充填材25から充填材24を形成する(ステップS130)。充填材24として熱硬化性樹脂を用いる場合には、液状充填材25が硬化するように、液状充填材25を充填した袋状部材22を加熱すればよい。本実施形態の封止部材の製造方法では、封止部材20は、スタックケース12と燃料電池スタック14との間の空間に袋状部材22を配置した状態で製造している。そのため、液状充填材25を硬化させる際の加熱温度によって、燃料電池スタック14を構成する各部材が劣化等の影響を受けることのないように、液状充填材25を構成する熱硬化性樹脂の種類を適宜選択すればよい。充填材24を、二液性のエポキシ系接着剤によって構成する場合には、液状充填材25を室温で硬化させることができるため、燃料電池スタック14を構成する各部材への加熱の影響を抑えることができて望ましい。
ステップS130の後、袋状部材22を封止部30において切断して(ステップS140)、封止部材20を完成する。
以上のように構成された本実施形態の封止部材20の製造方法によれば、袋状部材22を超音波溶着によって封止する際に用いるホーン40の先端側の形状が、袋状部材22における封止部30の幅方向に垂直な断面において、先端側に向かって凸である変曲点を有しない曲線を形成する曲面形状となっている。そのため、袋状部材22における封止部30を形成する部位において、ホーン40によって液状充填材25のかき分けを良好に行なって、ホーン40とアンビル42によって挟持される袋状部材22同士を密着させることができる。すなわち、袋状部材22からエア抜きすることなく、袋状部材22内に充分量の液状充填材を封入した状態で、液かみを抑えた良好な封止性能を有する封止部30を形成することができる。このような封止の動作においては、ホーン40の先端部の形状が、先端側に向かって凸である曲面形状を有するため、ホーン40を微振動させたときに、ホーン40の先端部が袋状部材22の外表面に対して微細な変位を繰り返す。そのため、封止部30となる領域から、液状充填材25を効果的に追い出すことができる。
図6は、液状充填材25を注入した袋状部材22を超音波溶着する際に、本実施形態のホーン40を用いて形成した封止部30と、先端面に複数の突起を形成するローレット加工を施した比較例のホーンを用いて形成した封止部30Aとを、上面から撮影した様子を示す説明図である。図中、袋状部材22内に液状充填材25が存在する部位は、黒く表われている。本実施形態のホーン40を用いて封止して得られる封止部30は、全体が白く、液状充填材25が存在しておらず、良好な封止性能が得られていることが分かる。これに対して、先端に尖った部分を有する比較例のホーンを用いる場合には、ホーンの先端面の各突起が袋状部材22の外表面に対して微細な変位を繰り返すことができないため、液状充填材25をかき分けることができず、封止部30A内に、液状充填材25が残留する。図6では、封止部30Aにおいて、ホーンの先端面の各突起が当接した部位が影になって黒く見えると共に、このような部位の周囲領域が、本実施形態に係る封止部30に比べて全体に黒っぽく見え、液状充填材25が残留していることが分かる。なお、先端面がフラットなホーンを用いる場合にも、ホーンの先端部が袋状部材22の外表面に対して微細な変位を繰り返すことが困難であるため、液状充填材25のかき分けが不十分となり、形成される封止部全体に、若干の液状充填材25が残留して(図示せず)、十分な封止性能を実現することが困難となる。
上記のように、本実施形態の封止部30の製造方法によれば、ホーン40の先端形状を、先端側に凸である曲面形状にするという簡便な方法により、所望の量(所望の圧力)の液状充填材25が充填された状態で、袋状部材22を封止することができる。そのため、封止の際に、袋状部材22内の液状充填材25の圧力を維持して、液状充填材25の量を確保するために、特別な構造のキャップ等を用いる必要が無い。その結果、封止のための装置や封止の動作を、簡素化することができる。また、本実施形態の封止部材20の製造方法によれば、液状充填材25を充填した袋状部材22において、液状充填材25を充填した開口部を一旦閉じてから封止の動作を行なう必要が無いため、袋状部材22からのエア抜きの動作が不要になり、封止の動作を簡素化することができる。
また、本実施形態の封止部材20の製造方法によれば、予め、スタックケース12と燃料電池スタック14との間に袋状部材22を配置して、その後、袋状部材22への液状充填材25の注入と袋状部材22の封止とを行なっている。そのため、スタックケース12と燃料電池スタック14との双方に対して隙間無く接して、所望量の液状充填材25が封入された封止部材20を、容易に製造して配置することができる。また、スタックケース12と燃料電池スタック14との双方に接する大きさの封止部材20を、スタックケース12と燃料電池スタック14との間の空間に挿入する必要が無いため、燃料電池10の製造工程を簡素化することができる。その結果、燃料電池10の生産効率を向上させることができる。
上記のように、封止部材20は、スタックケース12と燃料電池スタック14との双方に隙間無く接し、双方に対して十分な反力を生じ得る状態で配置されるため、燃料電池10に対して極めて良好な耐衝撃性および耐振動性を付与することができる。燃料電池スタック14は、この燃料電池スタック14を組み立てた後にスタックケース12内に収納する必要があるため、上記収納の動作のために、スタックケース12と燃料電池スタック14との間には、必然的に隙間を設ける必要がある。この隙間に、十分な硬さを有する封止部材20を配置することにより、燃料電池10に例えば振動が加わった場合であっても、燃料電池スタック14のずれを抑えることができる。具体的には、振動によって、例えば燃料電池スタック14を構成する単セル間、あるいは単セルを構成する部材間でずれが生じることを抑え、上記ずれに起因して燃料電池スタック14内の流体流路におけるシール性が低下することを抑えることができる。
C.変形例:
・変形例1:
上記実施形態では、封止部材20は、燃料電池スタック14の積層方向に平行な方向に延びる棒状としたが、異なる構成としてもよい。例えば、封止部材は、積層方向に延びるU字型としてもよい。
・変形例2:
上記実施形態では、袋状部材22内に充填した液状充填材25を硬化させて、封止部材20を製造しているが、異なる構成としてもよい。液状充填材25は、最終的に硬化させるのではなく、例えば、より粘度を高めてゲル化させることとしてもよい。封止部材20に求める耐衝撃性や耐振動性に係る要求性能の程度に応じて、封止後の流体の粘性や硬度を確保すればよい。
・変形例3:
上記実施形態では、封止部材20は、横断面が略円形である形状としたが、異なる構成としてもよい。例えば、スタックケース12および燃料電池スタック14との間の接触面積を増加させるために、横断面の形状を変更してもよい。この場合には、所望の封止部材20の形状が得られるように、袋状部材22の形状を変更すればよい。
・変形例4:
上記実施形態では、封止部材20は、スタックケース12と燃料電池スタック14との間に設けたが、異なる構成としてもよい。耐衝撃性や耐振動性等が要求される装置を構成する2つの部材間の隙間において、耐衝撃性や耐振動性等を確保するための封止部材を配置する場合であれば、実施形態の製造方法を適用することにより、実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…燃料電池
12…スタックケース
14…燃料電池スタック
15a〜15f…貫通孔
20…封止部材
22…袋状部材
24…充填材
25…液状充填材
30,30A…封止部
32…接着部
40…ホーン
42…アンビル

Claims (1)

  1. 中空の袋状部材における液状充填材の封止方法であって、
    2つの部材間に前記袋状部材を配置する第1の工程と、
    前記第1の工程で配置した前記袋状部材に、前記液状充填材を注入する第2の工程と、
    前記2つの部材間に配置した前記袋状部材内に前記液状充填材を充填した状態で、前記袋状部材における前記液状充填材が充填された領域中の特定箇所を、超音波振動するホーンとアンビルとによって加圧しつつ挟持し、前記特定箇所に、前記袋状部材が溶着した封止部を形成し、前記袋状部材内に前記液状充填材を封止する第3の工程と、
    を備え、
    前記ホーンにおける前記袋状部材に接する先端部の形状が、前記袋状部材における前記封止部の幅方向に垂直な断面において、前記袋状部材に接する先端側に向かって凸である変曲点を有しない曲線を形成する曲面形状である
    袋状部材の封止方法。
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