JP2018047809A - 車両のステアリング装置 - Google Patents

車両のステアリング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018047809A
JP2018047809A JP2016184888A JP2016184888A JP2018047809A JP 2018047809 A JP2018047809 A JP 2018047809A JP 2016184888 A JP2016184888 A JP 2016184888A JP 2016184888 A JP2016184888 A JP 2016184888A JP 2018047809 A JP2018047809 A JP 2018047809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
holding member
tube
inner tube
outer tube
axial direction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016184888A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6738536B2 (ja
Inventor
加藤 健
Takeshi Kato
健 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin Seiki Co Ltd filed Critical Aisin Seiki Co Ltd
Priority to JP2016184888A priority Critical patent/JP6738536B2/ja
Priority to EP17179270.8A priority patent/EP3299254B1/en
Priority to US15/685,196 priority patent/US10479394B2/en
Priority to CN201721113473.8U priority patent/CN207292112U/zh
Publication of JP2018047809A publication Critical patent/JP2018047809A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6738536B2 publication Critical patent/JP6738536B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/18Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
    • B62D1/19Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable incorporating energy-absorbing arrangements, e.g. by being yieldable or collapsible
    • B62D1/192Yieldable or collapsible columns
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/18Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
    • B62D1/181Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable with power actuated adjustment, e.g. with position memory
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/18Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
    • B62D1/185Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable adjustable by axial displacement, e.g. telescopically
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D1/00Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle
    • B62D1/02Steering controls, i.e. means for initiating a change of direction of the vehicle vehicle-mounted
    • B62D1/16Steering columns
    • B62D1/18Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable
    • B62D1/187Steering columns yieldable or adjustable, e.g. tiltable with tilt adjustment; with tilt and axial adjustment
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0403Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear characterised by constructional features, e.g. common housing for motor and gear box
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D5/00Power-assisted or power-driven steering
    • B62D5/04Power-assisted or power-driven steering electrical, e.g. using an electric servo-motor connected to, or forming part of, the steering gear
    • B62D5/0409Electric motor acting on the steering column

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Steering Controls (AREA)

Abstract

【課題】車両のステアリング装置において、必要な剛性を維持しつつ軽量化、省スペース化を可能とする。【解決手段】コラムチューブ1が、ステアリングシャフト2を収容しステアリングシャフトの軸を中心に回転可能に支持するアウタチューブ10と、アウタチューブ内に収容され常時はアウタチューブを所定位置に保持するインナチューブ20とを備え、ステアリングシャフトに対し所定値以上の荷重が印加されたときにはインナチューブに対するアウタチューブの軸方向相対移動を許容する。テレスコピック機構4は、インナチューブに支持される保持部材30と、保持部材に連結されると共にコラムハウジングに支持され保持部材を軸方向に駆動する駆動機構とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、車両のステアリング装置に関し、特に、ステアリングホイールの車体前後方向の操作位置を調整し得るテレスコピック機構を備えたステアリング装置に係る。
車両のステアリング装置に関し、例えば下記の特許文献1には、〔ステアリングコラム〕について、その図1及び図2に開示され段落〔0024〕乃至〔0029〕に説明されており、〔テレスコピック作動機構〕について図6及び図7に開示され段落〔0030〕乃至〔0032〕に説明されている。また、特許文献2には、「車両のステアリングシャフトに印加されるエネルギーを吸収するステアリング装置」に関し、「車両のステアリングシャフトを収容し軸方向相対移動を阻止すると共に軸を中心に回転可能に支持するインナチューブと、該インナチューブを収容し常時は当該インナチューブを所定位置に保持するアウタチューブと、前記ステアリングシャフトに対し所定値以上の荷重が印加されたときには前記アウタチューブに対する前記インナチューブの軸方向相対移動を許容するように構成された車両のステアリング装置」が開示されている(特許文献2の段落〔0001〕及び〔0007〕に記載)。
特開2009−298298号公報 特開2015−83396号公報
上記特許文献1に記載のステアリングコラムにおける「第1チューブ」、「第2チューブ」及び「第3チューブ」は、夫々特許文献2に記載の「コラムハウジング」、「アウタチューブ」及び「インナチューブ」に対応しており、何れのステアリングコラムも、ステアリングシャフトを収容しステアリングシャフトの軸を中心に回転可能に支持するインナチューブと、インナチューブを収容し常時はインナチューブを所定位置に保持するアウタチューブによってコラムチューブが構成されている。特に、ステアリングシャフトに印加されるエネルギーを吸収する手段の前提として、ステアリングシャフトはインナチューブに対し軸方向相対移動を阻止するように支持されているので、必要な剛性を確保するため、インナチューブは鉄等の高比重材料で形成されている。また、特許文献1に記載のようにテレスコピック作動機構を備えた装置においては、作動機構を構成する「ナットフレーム」はアウタチューブ(第2チューブ)に固着されるので、アウタチューブも溶接が可能な鉄等の高比重材料で形成されている。結局、コラムチューブを構成するインナチューブ及びアウタチューブは何れも高比重材料で形成せざるを得ず、軽量化が至難であるだけでなく、省スペース化も困難である。
そこで、本発明は、車両のステアリング装置において、必要な剛性を維持しつつ軽量化、省スペース化を可能とするステアリング装置を提供することを課題とする。
上記の課題を達成するため、本発明は、車体に支持されるコラムハウジングと、該コラムハウジングに対し軸方向移動可能に支持されステアリングシャフトを収容するコラムチューブと、該コラムチューブを前記コラムハウジングに対し軸方向に駆動するテレスコピック機構を備えた車両のステアリング装置において、前記コラムチューブが、前記ステアリングシャフトを収容し前記ステアリングシャフトの軸を中心に回転可能に支持するアウタチューブと、該アウタチューブ内に収容され常時は当該アウタチューブを所定位置に保持するインナチューブとを備え、前記ステアリングシャフトに対し所定値以上の荷重が印加されたときには前記インナチューブに対する前記アウタチューブの軸方向相対移動を許容するように構成され、前記テレスコピック機構が、前記インナチューブに支持される保持部材と、該保持部材に連結されると共に前記コラムハウジングに支持され当該保持部材を軸方向に駆動する駆動機構とを備え、該駆動機構によって前記インナチューブ及び前記アウタチューブを前記コラムハウジングに対し軸方向に駆動するように構成されている。尚、上記の「車体前後方向」は必ずしも路面に対して平行を意味するものではなく、路面に対し傾斜している方向を含む(以下、同様)。
上記のステアリング装置において、前記アウタチューブと前記ステアリングシャフトとの間に介装され、前記アウタチューブに対し、前記ステアリングシャフトを回転可能に支持すると共に前記ステアリングシャフトの軸方向相対移動を阻止する軸受部材を備えたものとするとよい。
上記のステアリング装置において、更に、前記インナチューブと前記アウタチューブの間に介装され、前記インナチューブと前記アウタチューブとの間の軸方向相対移動を規制するばね部材を備えたものとするとよい。このばね部材として、C字状を含む環状のばね部材を用いるとよい。
前記アウタチューブは、前記保持部材の軸方向移動を許容する開口部を有し、該開口部を挿通して前記保持部材が前記駆動機構に連結されている構成とするとよい。前記アウタチューブの開口部は、前記アウタチューブの軸方向を長手方向とする開口部であって、該開口部の軸方向両端で前記保持部材の移動を阻止するように構成されているものとするとよい。
前記保持部材は、前記インナチューブの一方の側面を挿通して、前記インナチューブの他方の側面に支持され、前記駆動機構に連結されている構成とするとよい。更に、前記保持部材は、一端に鍔部を有する筒体で、前記インナチューブは、前記インナチューブの一方の側面に、前記保持部材が挿通する第1の開口部を有すると共に、該第1の開口部に対向する位置の前記インナチューブの他方の側面に、前記インナチューブの内側に環状溝が形成された第2の開口部を有し、該第2の開口部を前記保持部材が挿通し、前記環状溝に前記鍔部が嵌合するように構成されているものとするとよい。
前記駆動機構は、前記コラムハウジングに支持される電動モータと、該電動モータの出力軸に連結される螺子軸と、該螺子軸に螺合し前記保持部材に保持されるナット部材を備え、前記電動モータによる前記螺子軸の回転駆動に応じて、前記ナット部材が前記螺子軸の軸方向に移動し、前記ナット部材と共に前記保持部材が軸方向移動して前記コラムチューブが車体前後方向に移動するように構成されているものとするとよい。
本発明は上述のように構成されているので以下の効果を奏する。即ち、本発明は、車体に支持されるコラムハウジングと、コラムハウジングに対し軸方向移動可能に支持されステアリングシャフトを収容するコラムチューブと、コラムチューブをコラムハウジングに対し軸方向に駆動するテレスコピック機構を備えた車両のステアリング装置において、コラムチューブが、ステアリングシャフトを収容しステアリングシャフトの軸を中心に回転可能に支持するアウタチューブと、アウタチューブ内に収容され常時は当該アウタチューブを所定位置に保持するインナチューブとを備え、ステアリングシャフトに対し所定値以上の荷重が印加されたときにはインナチューブに対するアウタチューブの軸方向相対移動を許容するように構成され、テレスコピック機構が、インナチューブに支持される保持部材と、保持部材に連結されると共にコラムハウジングに支持され保持部材を軸方向に駆動する駆動機構とを備え、駆動機構によってインナチューブ及びアウタチューブをコラムハウジングに対し軸方向に駆動するように構成されているので、インナチューブの薄肉化や低比重材料への変更を行うことができ、軽量化、省スペース化が可能となる。
上記のステアリング装置において、アウタチューブとステアリングシャフトとの間に介装され、アウタチューブに対し、ステアリングシャフトを回転可能に支持すると共にステアリングシャフトの軸方向相対移動を阻止する軸受部材を備えたものとすれば、ステアリングシャフトの荷重はアウタチューブで負担され、インナチューブに対し大きな荷重が付与されることを回避し得るので、インナチューブの薄肉化や低比重材料への変更が可能となり、合成樹脂製とすることもでき、一層の軽量化、省スペース化が可能となる。
上記のステアリング装置において、更に、インナチューブとアウタチューブの間に介装され、インナチューブとアウタチューブとの間の軸方向相対移動を規制するばね部材を備えたものとすれば、ステアリングシャフトに過大な荷重が印加されたときには、ばね部材の付勢力に抗してアウタチューブが前進することにより適切にエネルギーが吸収される。尚、ばね部材としては、C字状を含む環状のばね部材を用い、インナチューブに装着した状態でアウタチューブ内に収容することとすれば、組付け作業が容易となる。
上記のアウタチューブは、保持部材の軸方向移動を許容する開口部を有し、この開口部を挿通して保持部材が駆動機構に連結されている構成とすれば、インナチューブとアウタチューブとの間の軸方向相対移動を容易且つ適切に確保することができる。特に、アウタチューブの開口部は、アウタチューブの軸方向を長手方向とする開口部であって、この開口部の軸方向両端で保持部材の移動を阻止するように構成すれば、保持部材の移動可能距離を適切に設定し得ると共に、ステアリングシャフトに対し車両後方への引張力が加えられても保持部材が上記開口部の軸方向前端に当接した位置で係止されるので、アウタチューブの抜け止めとしても有効に機能し得る。
上記の保持部材は、インナチューブの一方の側面を挿通して、インナチューブの他方の側面に支持され、駆動機構に連結される構成とすれば、保持部材を容易且つ適切にインナチューブに支持することができる。特に、保持部材を、一端に鍔部を有する筒体で構成し、インナチューブは、その一方の側面に、保持部材が挿通する第1の開口部を有すると共に、第1の開口部に対向する位置のインナチューブの他方の側面に、その内側に環状溝が形成された第2の開口部を有し、第2の開口部を保持部材が挿通し、環状溝に鍔部が嵌合するように構成すれば、インナチューブに対し保持部材を容易且つ適切に固定することができ、保持部材のインナチューブからの脱落を確実に阻止することができる。
上記のステアリング装置において、駆動機構は、コラムハウジングに支持される電動モータと、該電動モータの出力軸に連結される螺子軸と、該螺子軸に螺合し保持部材に保持されるナット部材を備えたものとし、電動モータによる螺子軸の回転駆動に応じて、ナット部材が螺子軸の軸方向に移動し、ナット部材と共に保持部材が軸方向移動してコラムチューブが車体前後方向に移動するように構成すれば、大きなスペースを必要とすることなく円滑な軸方向移動を確保し得るテレスコピック機構を構成することができる。
本発明の一実施形態に係るステアリング装置の側面図である。 本発明の一実施形態に係るステアリング装置の縦断面図である。 本発明の一実施形態に係るステアリング装置の斜視図である。 本発明の一実施形態を構成するアウタチューブ、インナチューブ、保持部材及びアッパシャフトを抜き出して示す斜視図である。 本発明の一実施形態を構成するアウタチューブ、インナチューブ及び保持部材の横断面図である。 本発明の一実施形態を構成するアウタチューブ、インナチューブ及び保持部材の正面図である。 本発明の一実施形態を構成するアウタチューブ、インナチューブ及び保持部材の分解斜視図である。 本発明の一実施形態を構成するアウタチューブ、インナチューブ及び保持部材の組付工程を示す一部断面図である。 本発明の一実施形態において、ステアリングホイールが運転者に最も近接した操作位置に調整されたアウタチューブ、インナチューブ及び保持部材の位置関係を示す斜視図である。 本発明の一実施形態において、ステアリングホイールが運転者から最も離隔した操作位置に調整されたアウタチューブ、インナチューブ及び保持部材の位置関係を示す斜視図である。 本発明の一実施形態において、エネルギー吸収後におけるアウタチューブ、インナチューブ及び保持部材の位置関係を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るステアリング装置において、ステアリングホイールが運転者に対し最も近接した操作位置に調整された状態を示す側面図である。 本発明の一実施形態に係るステアリング装置において、エネルギー吸収後の状態を示す側面図である。
以下、本発明の望ましい実施形態について図面を参照して説明する。図1乃至図3は本発明の一実施形態に係るステアリング装置の全体構成を示すもので、固定ブラケットBRを介して車体VBに支持されるコラムハウジング3に対し、ステアリングシャフト2を収容するコラムチューブ1が軸方向移動可能に支持され、更に、コラムチューブ1を軸方向に駆動するテレスコピック機構4が装着されている。本実施形態のステアリングシャフト2は、後端部にステアリングホイールSWが接続される筒状のアッパシャフト2xと、その内筒面とスプライン結合される外筒面を有するロアシャフト2yから成り、アッパシャフト2xとロアシャフト2yが軸方向に相対移動可能で相対回転不能に連結され、ロアシャフト2yの前端部が操舵機構(図示せず)に接続されている。この転舵機構はステアリングホイールSWの操作に応じて駆動されて車輪操舵機構(図示せず)を介して操舵輪(図示せず)を転舵するように構成されている。
コラムチューブ1は金属製(例えば鉄製)のアウタチューブ10及び金属製(例えばアルミニウム合金製)のインナチューブ20から成り、インナチューブ20はアウタチューブ10内に収容され、常時は所定位置に保持されるように構成されている。アウタチューブ10はステアリングシャフト2の軸方向相対移動を阻止すると共にステアリングシャフト2の軸を中心に回転可能に支持するように構成されている。即ち、アウタチューブ10とステアリングシャフト2との間に軸受部材12xが介装され、この軸受部材12xによって、アウタチューブ10に対し、ステアリングシャフト2を回転可能に支持すると共にステアリングシャフト2の軸方向相対移動を阻止するように構成されている。
更に、アウタチューブ10とインナチューブ20との間に金属製の環状ばね部材13が介装され、この環状ばね部材13によってインナチューブ20とアウタチューブ10との間の軸方向相対移動が規制されている。而して、常時は、インナチューブ20に対しアウタチューブ10が所定位置に保持されているが、ステアリングシャフト2に対し所定値以上の荷重が印加されたときにはインナチューブ20に対するアウタチューブ10の軸方向相対移動が許容され、アウタチューブ10はステアリングシャフト2と一体的に軸方向移動するように構成されており、アウタチューブ10及びインナチューブ20は、両者間に介装される環状ばね部材13、13等と共に、エネルギー吸収手段として機能する。尚、環状ばね部材13は、例えば前述の特許文献2に開示された環状ばね部材と同様、ステンレススチールによってC字状に形成され、全周に亘って均等に形成された複数のハット状断面の突出部(図示せず)を有するもので、各突出部のハット状断面の頂部を構成する側が内周面となり、ハット状断面の鍔部を構成する側が外周面となるように配置される。
図2に示すように、アウタチューブ10は、すべり軸受として機能する一対のブッシュ14、14を介してコラムハウジング3に支持されており、一対の押圧機構15、15によってアウタチューブ10がコラムハウジング3の内面に押圧されて保持されている。尚、ブッシュ14、14は樹脂製でもよいが金属製の方が好ましい。また、押圧機構15、15は、従来フリクション機構と称呼されていた皿ばねを用いた機構と同様であり、ステアリングホイールSWにガタが生ずることなくスラスト方向の摺動性を確保することができるが、コラムハウジング3とアウタチューブ10との間のエネルギー吸収手段として機能するものではない。
本実施形態のテレスコピック機構4は、図1乃至図3に示すように、インナチューブ20に支持される保持部材30と、この保持部材30に連結されると共にコラムハウジング3に支持され保持部材30を軸方向に駆動する駆動機構40とを備え、この駆動機構40によってコラムチューブ1(インナチューブ20及びアウタチューブ10)をコラムハウジング3に対し軸方向に駆動するように構成されている。本実施形態においては、保持部材30は、図5に示すように、インナチューブ20の一方の側面に形成された開口部20aを挿通し、他方の側面に形成された開口部20bに支持されている。而して、コラムハウジング3に対し、コラムチューブ1、ステアリングシャフト2及びステアリングホイールSWが一体となって軸方向に移動し、ステアリングホイールSWを所望の車体前後方向位置に調整することができる。
本実施形態のアウタチューブ10には、図7に示すように、保持部材30を挿入する開口部10aと、長手方向(アウタチューブ10の軸方向)に延在する開口部10bが形成されており、この開口部10bを挿通して保持部材30が駆動機構40に連結されている。而して、保持部材30は開口部10b内での軸方向移動は許容されるが、開口部10bの軸方向両端で移動が阻止される。換言すれば、アウタチューブ10及びインナチューブ20が後述するように組み付けられた後は、ステアリングホイールSWに対し車両後方(運転者の方向)への引張力が加えられても、保持部材30が開口部10bの軸方向前端に当接した位置で係止されるので、アウタチューブ10が脱落することはなく、開口部10bと保持部材30によってアウタチューブ10の抜け止めとして機能する。尚、コラムハウジング3は、図1及び図2に示すように本体部3xと、これに接合されて一方の端面を閉塞するロアブラケット3yから成り、本体部3xにはアウタチューブ10の開口部10bを包含する開口部3bが形成されており、その軸方向開口端がロアブラケット3yによって閉成されている。即ち、開口部3bは組み付け性を考慮して図1及び図2に示すように形成されている。
本実施形態の駆動機構40としては、コラムハウジング3に支持される電動モータ41が用いられ、その出力軸に減速機構42を介して連結される螺子軸43と、この螺子軸43に螺合しスライダとして機能するナット部材(テレスコピックナットと呼ばれる)44が保持部材30に保持されている。尚、減速機構42により、電動モータ41の出力が適切に減速されて螺子軸43に伝達される。而して、電動モータ41による螺子軸43の回転駆動に応じて、ナット部材44(及び保持部材30)が螺子軸43の軸方向に移動し、保持部材30、ひいてはコラムチューブ1、ステアリングシャフト2及びステアリングホイールSWが車体前後方向に移動するように構成されている。更に、図1に示すように、本実施形態のコラムハウジング3は、固定ブラケットBRに対し揺動中心C回りにリンク機構5xを介して揺動自在に支持されており、これらによって電動チルト機構5が構成されているが、本発明とは直接関係しないので説明を省略する。
図3からアウタチューブ10、インナチューブ20及び保持部材30(並びにアッパシャフト2x)を抜き出すと、図4に示すようになり、保持部材30を包含する部分の横断面を図5に示す。図4及び図5に示すように、保持部材30は筒体形状で、一端に鍔部31が形成されると共に、対向する側面に切欠部32、32が形成されており、保持部材30の他端側からナット部材44(図1乃至図3に示す)が収容され、その両端部が切欠部32、32に嵌合するように構成されている。従って、開口部20aのインナチューブ20内側には、保持部材30が挿通し得るように、鍔部31より大径に形成されている。また、インナチューブ20の開口部20bには図5に示すように環状溝20cが形成されており、この環状溝20cに鍔部31が嵌合するように構成されている。更に、保持部材30がインナチューブ20に装着された状態を車両前方側から示した図6に表れているように、インナチューブ20の内側面には軸方向に平面部20dが形成されており、この平面部20dに環状溝20cが形成されている。
上記の構成に成るステアリング装置の組み付け手順を図7及び図8を参照して以下に説明する。先ず、アウタチューブ10内に軸受部材12x(図2に示す)が保持され、図7に示すようにインナチューブ20に環状ばね部材13、13が装着された状態で、アウタチューブ10内にインナチューブ20が挿入され、アウタチューブ10の開口部10a及び10bに夫々インナチューブ20の開口部20a及び20bが合致する状態とされる。この状態で、図8の(A)に示すようにインナチューブ20の開口部20a(及びアウタチューブ10の開口部10a)から保持部材30が挿入され、図8の(B)に示すようにインナチューブ20の開口部20(及びアウタチューブ10の開口部10b)を挿通し、図8の(C)に示すように、保持部材30の鍔部31が環状溝20cに嵌合した状態とされ、例えば圧入によって保持部材30が開口部20bに固定される。
而して、インナチューブ20に対し保持部材30を内側から組み付け、開口部20b(及び環状溝20c)に容易且つ適切に固定することができ、鍔部31によって保持部材30のインナチューブ20からの脱落を確実に阻止することができる。尚、インナチューブ20に対し外側から保持部材30を組み付け、例えば、溶接、リベット固定、螺子止め、接着、溶着等によって固定することも可能であるが、図8に示すように保持部材30をインナチューブ20の内側から圧入する構成が望ましい。即ち、図4乃至図6に示すように構成すれば、インナチューブ20に保持部材30を容易に組み付けることができるだけでなく、組み付け後に保持部材30を引き抜く方向に外力が加えられても脱落を阻止する構造(鍔部31が環状溝20cに嵌合)とすることができるので、溶接等の接合手段は不要であり、コスト低減が可能となる。
一方、アッパシャフト2xとロアシャフト2yが連結されてステアリングシャフト2が構成され、図2に示すように、ロアシャフト2yの前端部に軸受部材12yを介してロアブラケット3yが装着される。そして、アッパシャフト2xの先端側がアウタチューブ10内に挿入され、軸受部材12xで係止された状態で保持されてサブアセンブリ(図示せず)が構成される。このサブアセンブリは、ブッシュ14、14及び押圧機構15、15が装着された状態のコラムハウジング3内に収容され、図2に示すように保持される。
上記の構成に成るテレスコピック機構4を駆動するときには、電動モータ41を起動し、その出力軸を回転駆動すると、減速機構42を介して減速されて螺子軸43に伝達され、これに螺合するナット部材44が軸方向に移動し、このナット部材44が収容された保持部材30と共に、コラムチューブ1が軸方向に移動する。而して、コラムチューブ1と共に、ステアリングシャフト2及びステアリングホイールSWが軸方向に移動し、ステアリングホイールSWが所望の車体前後方向位置となったときに電動モータ41を停止すれば、ステアリングホイールSWを所望の操作位置に調整することができる。
図9及び図10は、夫々、ステアリングホイールSWが車体の最後方位置、即ち、運転者に最も近接した操作位置に調整された状態と、ステアリングホイールSWが車体の最前方位置、即ち、運転者から最も離隔した操作位置に調整された状態のアッパシャフト2x、コラムハウジング3、アウタチューブ10、インナチューブ20及び保持部材30の位置関係を示している。図9においては、保持部材30の後端面がアウタチューブ10の開口部10bに当接した状態にあって、コラムチューブ1が最後方位置で係止されており、このときのステアリング装置全体の状態を図12に示す。一方、図10においては、保持部材30の前端面がアウタチューブ10の開口部10bに当接した状態にあって、コラムチューブ1が最前方位置で係止されている。何れの場合も、アウタチューブ10の開口部10bの軸方向両端部の側面によって、保持部材30の移動を阻止するために必要な当接面積が確保されているので、コラムチューブ1の移動を確実に係止位置で阻止することができ、ステアリングホイールSWのストローク量を適切に規制することができる。尚、保持部材30はコラムハウジング3の開口部3bには当接しないように配設されているが、当接するように構成してもよい。
本実施形態におけるエネルギー吸収作動は以下のように行われる。例えば、図2に示す通常状態で、ステアリングホイールSWに対して、後方から所定以上の荷重が入力されると、アッパシャフト2xと一体的に連結されたアウタチューブ10がインナチューブ20に対し軸方向に移動する。即ち、アウタチューブ10は、ステアリングシャフト2及びステアリングホイールSWと共に、図2に示す通常状態の位置から前進し、所定の停止位置まで移動し、例えば図11に示す状態となる。この間のアウタチューブ10、ステアリングシャフト2及びステアリングホイールSWの移動により、ステアリングホイールSWに対する車両前方への過大な荷重に起因するエネルギーが適切に吸収される。即ち、ステアリングホイールSWに対して所定値を越える過大な荷重が作用すると、アウタチューブ10とインナチューブ20と間に介装されている環状ばね部材13、13の付勢力に抗してアウタチューブ10が前進することにより、上記のエネルギーが吸収される。尚、エネルギー吸収後のステアリング装置全体の状態を図13に示す。
以上のように、ステアリングシャフト2はアウタチューブ10に保持され、インナチューブ20には保持されない構成であるので、インナチューブ20を薄肉あるいは小径とすることができ、軽量化が可能である。また、インナチューブ20を従来のような高比重材料で形成する必要はなく、アルミニウム合金等の低比重材料を用いることができ、合成樹脂製とすることもできるので、一層の軽量化が可能となる。
1 コラムチューブ
2 ステアリングシャフト
3 コラムハウジング
4 テレスコピック機構
5 電動チルト機構
10 アウタチューブ
10a、10b 開口部
12x、12y 軸受部材
13 環状ばね部材(ばね部材)
14 ブッシュ
15 押圧機構
20 インナチューブ
20a、20b 開口部
30 保持部材
40 駆動機構
43 螺子軸
44 ナット部材
VB 車体
SW ステアリングホイール

Claims (8)

  1. 車体に支持されるコラムハウジングと、該コラムハウジングに対し軸方向移動可能に支持されステアリングシャフトを収容するコラムチューブと、該コラムチューブを前記コラムハウジングに対し軸方向に駆動するテレスコピック機構を備えた車両のステアリング装置において、前記コラムチューブが、前記ステアリングシャフトを収容し前記ステアリングシャフトの軸を中心に回転可能に支持するアウタチューブと、該アウタチューブ内に収容され常時は当該アウタチューブを所定位置に保持するインナチューブとを備え、前記ステアリングシャフトに対し所定値以上の荷重が印加されたときには前記インナチューブに対する前記アウタチューブの軸方向相対移動を許容するように構成され、前記テレスコピック機構が、前記インナチューブに支持される保持部材と、該保持部材に連結されると共に前記コラムハウジングに支持され当該保持部材を軸方向に駆動する駆動機構とを備え、該駆動機構によって前記インナチューブ及び前記アウタチューブを前記コラムハウジングに対し軸方向に駆動するように構成されていることを特徴とする車両のステアリング装置。
  2. 前記アウタチューブと前記ステアリングシャフトとの間に介装され、前記アウタチューブに対し、前記ステアリングシャフトを回転可能に支持すると共に前記ステアリングシャフトの軸方向相対移動を阻止する軸受部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の車両のステアリング装置。
  3. 前記インナチューブと前記アウタチューブの間に介装され、前記インナチューブと前記アウタチューブとの間の軸方向相対移動を規制するばね部材を備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の車両のステアリング装置。
  4. 前記アウタチューブは、前記保持部材の軸方向移動を許容する開口部を有し、該開口部を挿通して前記保持部材が前記駆動機構に連結されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の車両のステアリング装置。
  5. 前記アウタチューブの開口部は、前記アウタチューブの軸方向を長手方向とする開口部であって、該開口部の軸方向両端で前記保持部材の移動を阻止するように構成されていることを特徴とする請求項4記載の車両のステアリング装置。
  6. 前記保持部材は、前記インナチューブの一方の側面を挿通して、前記インナチューブの他方の側面に支持され、前記駆動機構に連結されていることを特徴とする請求項4又は5記載の車両のステアリング装置。
  7. 前記保持部材は、一端に鍔部を有する筒体で、前記インナチューブは、前記インナチューブの一方の側面に、前記保持部材が挿通する第1の開口部を有すると共に、該第1の開口部に対向する位置の前記インナチューブの他方の側面に、前記インナチューブの内側に環状溝が形成された第2の開口部を有し、該第2の開口部を前記保持部材が挿通し、前記環状溝に前記鍔部が嵌合するように構成されていることを特徴とする請求項6記載の車両のステアリング装置。
  8. 前記駆動機構は、前記コラムハウジングに支持される電動モータと、該電動モータの出力軸に連結される螺子軸と、該螺子軸に螺合し前記保持部材に保持されるナット部材を備え、前記電動モータによる前記螺子軸の回転駆動に応じて、前記ナット部材が前記螺子軸の軸方向に移動し、前記ナット部材と共に前記保持部材が軸方向移動して前記コラムチューブが車体前後方向に移動するように構成されていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の車両のステアリング装置。
JP2016184888A 2016-09-21 2016-09-21 車両のステアリング装置 Active JP6738536B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016184888A JP6738536B2 (ja) 2016-09-21 2016-09-21 車両のステアリング装置
EP17179270.8A EP3299254B1 (en) 2016-09-21 2017-07-03 Steering device of vehicle
US15/685,196 US10479394B2 (en) 2016-09-21 2017-08-24 Steering device of vehicle
CN201721113473.8U CN207292112U (zh) 2016-09-21 2017-08-31 车辆的转向装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016184888A JP6738536B2 (ja) 2016-09-21 2016-09-21 車両のステアリング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018047809A true JP2018047809A (ja) 2018-03-29
JP6738536B2 JP6738536B2 (ja) 2020-08-12

Family

ID=59276581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016184888A Active JP6738536B2 (ja) 2016-09-21 2016-09-21 車両のステアリング装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US10479394B2 (ja)
EP (1) EP3299254B1 (ja)
JP (1) JP6738536B2 (ja)
CN (1) CN207292112U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019176163A1 (ja) 2018-03-15 2019-09-19 株式会社クレハ バインダー組成物、非水電解質二次電池用電極を製造するための合剤、非水電解質二次電池用の電極および非水電解質二次電池
WO2020060303A1 (ko) * 2018-09-21 2020-03-26 주식회사 만도 차량의 조향 컬럼

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102015000029A1 (de) * 2015-01-08 2016-07-14 Thyssenkrupp Ag Lenksäule mit adaptierbarer Schwenklagerung
KR102274121B1 (ko) * 2017-04-03 2021-07-06 현대자동차주식회사 자동차용 전동식 스티어링 컬럼 장치
US11498603B2 (en) * 2018-05-31 2022-11-15 Byd Company Limited Steering column and vehicle
DE102018212738A1 (de) * 2018-07-31 2020-02-06 Brose Fahrzeugteile Gmbh & Co. Kommanditgesellschaft, Coburg Elektromotorisch verstellbare Lenkvorrichtung
CN111516748B (zh) * 2020-05-09 2021-08-27 安徽江淮汽车集团股份有限公司 转向系统及车辆
CN112109796A (zh) * 2020-10-12 2020-12-22 坤泰车辆系统(常州)有限公司 自动驾驶车辆转向管柱
DE112022000250T5 (de) * 2021-04-07 2023-09-28 Hl Mando Corporation Lenksäule für ein fahrzeug

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006044545A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Nsk Ltd ステアリングコラム装置
JP2006069360A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Nsk Ltd ステアリングコラム装置
JP2007112274A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Nsk Ltd ステアリング装置
JP2008087582A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Nsk Ltd 電動テレスコ調整式ステアリング装置
JP2009298298A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Aisin Seiki Co Ltd ステアリング装置
US20110260438A1 (en) * 2010-04-23 2011-10-27 Burckhard Becker Length adjustable steering column module for a motor vehicle
JP2016049923A (ja) * 2014-09-02 2016-04-11 アイシン精機株式会社 エネルギー吸収ステアリングコラム、及び該ステアリングコラムを備えたステアリング装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4868213B2 (ja) * 2005-12-21 2012-02-01 アイシン精機株式会社 エネルギー吸収ステアリングコラム
JP5369537B2 (ja) 2008-08-08 2013-12-18 アイシン精機株式会社 エネルギー吸収ステアリングコラム
JP6179347B2 (ja) 2013-10-25 2017-08-16 アイシン精機株式会社 車両のステアリング装置
JP2016055689A (ja) * 2014-09-08 2016-04-21 富士機工株式会社 電動式ステアリングコラム装置

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006044545A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Nsk Ltd ステアリングコラム装置
JP2006069360A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Nsk Ltd ステアリングコラム装置
JP2007112274A (ja) * 2005-10-20 2007-05-10 Nsk Ltd ステアリング装置
JP2008087582A (ja) * 2006-09-29 2008-04-17 Nsk Ltd 電動テレスコ調整式ステアリング装置
JP2009298298A (ja) * 2008-06-13 2009-12-24 Aisin Seiki Co Ltd ステアリング装置
US20110260438A1 (en) * 2010-04-23 2011-10-27 Burckhard Becker Length adjustable steering column module for a motor vehicle
JP2016049923A (ja) * 2014-09-02 2016-04-11 アイシン精機株式会社 エネルギー吸収ステアリングコラム、及び該ステアリングコラムを備えたステアリング装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019176163A1 (ja) 2018-03-15 2019-09-19 株式会社クレハ バインダー組成物、非水電解質二次電池用電極を製造するための合剤、非水電解質二次電池用の電極および非水電解質二次電池
WO2020060303A1 (ko) * 2018-09-21 2020-03-26 주식회사 만도 차량의 조향 컬럼
US11505235B2 (en) 2018-09-21 2022-11-22 Mando Corporation Vehicle steering column

Also Published As

Publication number Publication date
CN207292112U (zh) 2018-05-01
JP6738536B2 (ja) 2020-08-12
EP3299254A1 (en) 2018-03-28
EP3299254B1 (en) 2019-04-17
US20180079445A1 (en) 2018-03-22
US10479394B2 (en) 2019-11-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6738536B2 (ja) 車両のステアリング装置
US20090100956A1 (en) Electrically powered tilt steering device
JP2012218455A (ja) 車両のステアリング装置
US9283982B2 (en) Steering column
JPWO2007046436A1 (ja) ステアリングコラム装置
EP2535239A1 (en) Steering apparatus
WO2012157605A1 (ja) ラックアンドピニオン式ステアリングギヤユニット
US8910976B2 (en) Steering apparatus for vehicle
US20170297607A1 (en) Steering device
JP6417796B2 (ja) ステアリング装置
WO2016076266A1 (ja) 衝撃吸収式ステアリング装置
JP2006224816A (ja) コラムアシスト式電動パワーステアリング装置
CN109421786B (zh) 电动转向柱装置
JP5272437B2 (ja) ステアリング装置
KR101894250B1 (ko) 전동식 조향장치
JP5811735B2 (ja) 車両のステアリング装置
US20040000781A1 (en) Device for absorbing energy from an automobile vehicle steering column
EP4206058A1 (en) Steering column device
JP5765628B2 (ja) 車両のステアリング装置
JPH0237659Y2 (ja)
WO2022269932A1 (ja) ステアリングコラム装置
JP2018052210A (ja) 車両のステアリング装置
JP2007269233A (ja) サスペンション装置
JP5835610B2 (ja) 位置調整式ステアリング装置
JP2013199169A (ja) エネルギー吸収ステアリングコラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190807

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200618

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200701

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6738536

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151