JP2018047224A - 管理された空気流を有するハンドドライヤ - Google Patents

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    • B64D2013/0603Environmental Control Systems
    • B64D2013/0629Environmental Control Systems with subsystems for cooling food, catering or special loads

Abstract

【課題】低容量閉鎖空間内で物体を乾かすための新規な装置を提供する。
【解決手段】一実施形態では、この装置は、入力ポート(204)、排気ポート(206)、および水分の付いた手を挿入するための開口部(230)を備えるドライヤ空隙部(228)と、ドライヤ空隙部(228)の排気ポート(206)をドライヤ空隙部(228)の入力ポート(204)に空気圧で結合する空気流路(210)であって、洗面所(100)の内部容積(102)から実質的に分離される、空気流路(210)と、空気流路(210)およびドライヤ空隙部(228)を通る空気を移動させるための、空気流路(210)に流通結合される送風機(214)と、を備えるハンドドライヤ(200)である。
【選択図】図2A

Description

本発明は、手を乾かすためのシステムおよび方法に関し、詳細には、閉鎖環境内で手を乾かすためのシステムおよび方法に関する。
長年、航空機には、乗客および乗務員によって使用されるための航空機洗面所(aircraft lavatories)が装備されている。このような洗面所は、使用者が自分の手を洗うのを可能にする洗面器および水栓を含み、洗浄後に自分の手を乾かす目的で紙タオルを提供する。
紙タオルで手を乾かすのは、有効ではあるがいくつかの欠点がある。第1に、各洗面所の紙タオルの供給は、定期的にチェックされ補充されなければならない。第2に、紙タオルは使用後に廃棄されなければならない。洗面所は紙タオルを処分するための容器を装備しているが、紙タオルが容器ではなく洗面所自体の中に落とされるのは珍しいことではない。さらに、この種の容器は一般に、ばね荷重式扉によって覆われているため、使用者は、紙タオルを容器の中に入れるために、扉に物理的に触れて扉を前方へ押しやる必要がある。これは、細菌を扉に広げ、ひいては乗客に広げる機会を与える。第3に、紙タオルは、洗面所内の容器から頻繁に除去され、航空機以外の箇所で処分されなければならない。最後に、紙タオルが航空機から除去されると、紙タオルにより生じた廃棄物は回収されるかまたはその他の方法で処分されなければならない。
これらの問題のために、多くの用途で紙タオルの代わりに空気駆動式ハンドドライヤ(air−driven dryers)を使用するようになってきている。例えば、米国特許第3766397号明細書に開示されている「殺菌ハンドドライヤ(Sterilizing Hand Dryer)」(参照により本明細書に組み込まれる)は、ハンドドライヤが設置されている部屋から空気をポート(23)を通って吸引し、湿った空気を第2のポート(29)から排出する。これは、排出された空気が、ハンドドライヤが設置されている部屋の温度を上昇させるのを可能にし、ハンドドライヤを航空機洗面所などの小閉鎖容積および/または循環式換気装置内での使用に効果のないものにする。米国特許出願第2015/0210398号明細書(同様に、参照により本明細書に組み込まれる)は、廃空気の移動を容易にするために航空機の洗面所および調理室用換気システム(LGVS)を環境制御システムで統合することを開示しているが、ハンドドライヤが使用されるときにこのようなシステムにかけられる追加の有意な荷重に対処していない。
従来の設計の欠点に対処する空気駆動式ハンドドライヤに対する、当技術分野での進行中の必要性がある。
米国特許第3766397号明細書 米国特許出願公開第2015/0210398号明細書
本明細書は、航空機の洗面所内で手または他の物体を乾かすためのシステムおよび方法を開示する。一実施形態では、このシステムは、入力ポート、排気ポート、および水分の付いた手を挿入するための開口部を含むドライヤ空隙部と、ドライヤ空隙部の排気ポートをドライヤ空隙部の入力ポートに空気圧で結合する空気流路であって、洗面所の内部容積から実質的に分離される、空気流路と、空気流路およびドライヤ空隙部を通る空気を移動させるための、空気流路に流通結合される送風機と、を備える。別の実施形態は、航空機の洗面所内で手を乾かす方法によって立証され、この方法は、入力ポートおよび排気ポートを有するドライヤ空隙部の開口部内に水分の付いた手を受け入れるステップと、入力ポートからドライヤ空隙部を通る空気を吹き込んで、吹き込まれた空気が、ドライヤ空隙部の開口部内に受け入れられた手から水分の少なくとも一部を除去するステップと、吹き込まれた空気の実質的に全部をドライヤ空隙部から排気ポートを通って洗面所の外側に排出するステップと、を含む。別の実施形態は、前述の動作を実行するための手段によって立証される。
従来の空気駆動式ハンドドライヤには、航空機、小型ビークル、または閉鎖空間を伴う他の用途に使用される場合に特定の欠点がある。特に、(1)空気駆動式ハンドドライヤを使用すると航空機客室内の湿度がさらに下がる、(2)洗面所内の空間の体積(通常、例えば75立方フィート未満)に対するドライヤからの空気量は、利用頻度の高い期間中に洗面所内の温度を上昇させて、洗面所を不快なものにするとともにバクテリアの増殖を促進する、(3)ドライヤから吹き出される空気は、使用者の手から水を吹き飛ばして床または周囲の表面に付着させる。本開示で説明される実施形態は、これらの欠点に対処し解決するものである。
ここで、同じ参照番号が全体を通じて対応する部分を表している図面を参照する。
典型的な航空機洗面所の平面図である。 典型的な航空機洗面所の側面図である。 航空機洗面所内で使用するハンドドライヤの一実施形態の図である。 航空機洗面所の別の実施形態の図である。 ハンドドライヤの一実施形態の機能ブロック図である。 ハンドドライヤの別の例示的な実施形態を示す平面図である。 ハンドドライヤの別の例示的な実施形態を示す側面図である。 航空機洗面所内のハンドドライヤの設置の一実施形態を示す平面図である。 航空機洗面所内のハンドドライヤの設置の一実施形態を示す側面図である。 航空機洗面所内のハンドドライヤの設置の別の実施形態を示す平面図である。 航空機洗面所内のハンドドライヤの設置の別の実施形態を示す側面図である。 航空機の洗面所内で使用者の手の一方または両方を乾かすのに実行され得る例示的な動作を示す図である。
以下の記述では、本明細書の一部を形成するとともに、複数の実施形態が例として示されている添付図面を参照する。他の実施形態が利用され得ること、および、構造的変更が本開示の範囲から逸脱することなくなされ得ることが理解されよう。
(概観)
管理された空気流を有するハンドドライヤについて以下で説明する。ハンドドライヤは、手を乾かす空隙部の中へ空気を導き、使用者は空隙部の中に自分の手を挿入する。使用者の手から吹き飛ばされまたは蒸発した水分が、空隙部の排気ポートで集められ、洗面所から除去される。これにより、水分または湿気がハンドドライヤから漏れ出るのを防ぎ、したがって、微生物の広がりを抑えるとともに、洗面所および航空機客室の湿度および温度に及ぼす吹込み空気の影響を最小限に抑える。ハンドドライヤはいくつかのオプション機能(optional features)を有し、オプション機能としては、使用者が空隙部内に自分の手を挿入したときにハンドドライヤをオンにする自動係合機能、使用者の手の衛生を支援する抗菌物質供給源(antimicrobial source)(紫外線(UV)光放射体など)、空隙部から水分を含んだ空気を積極的に吸い込む第2のファンの使用、および正の空気流の供給源としての不活性空気の使用、が挙げられる。
一実施形態では、空隙部は、空隙部に空気を供給するための入口と、その空気を導いてドライヤに戻し再循環させるための排気ダクトと、を含む。あるいは、排気ダクトは、その空気を他の空気管理システム[例えば、航空機の環境管理システム(ECS)]に供給することもできる。ハンドドライヤの別の機能は、ドライヤによって手から吹き飛ばされた水を含むための水管理装置であり、したがって、吹き飛ばされた水は、洗面所の床上または洗面所内の表面上で終わらない。
図1Aおよび図1Bはそれぞれ、航空機洗面所などの閉鎖された洗面所100の平面図および側面図である。洗面所100は、洗面所の壁103、カウンタ105、および洗面所100の他の内面によって取り囲まれた洗面所内部容積102を含む。洗面所100は、洗面所100へのアクセスを可能にする1つまたは複数の扉104も含む。扉104は一般に、コンパクトな折り畳み式扉である。
洗面所はさらに、トイレ106と使用者の手を洗うための近くに配置された洗面器108を有する水栓110とを備えることができる。典型的には、この種の洗面所100は、トイレットペーパディスペンサ118および/または紙タオルディスペンサ112も含む。紙タオルディスペンサ112は、使用者の手を乾かす目的で紙タオルを分与する。使用後、紙タオルは、紙タオルが処分容器116の中に落ちることを可能にする紙タオル処分開口114内に挿入することができる。上述したように、紙タオルディスペンサ112には紙タオルが定期的に補充されなければならず、処分容器116は、使用済み紙タオルを取り出して空にされなければならない。
図2Aは、航空機洗面所100内で使用するハンドドライヤ200の一実施形態の図である。ハンドドライヤ200は、入力ポート204、排気ポート206、および水分の付いた1つまたは複数の手を挿入するための開口部230を有するドライヤ空隙部228を備える。ハンドドライヤ200はさらに、ドライヤ空隙部228の排気ポート206を空隙部228の入力ポート204に空気圧で結合させる空気流路210を備える。空気流路210は、洗面所100の内部容積102から実質的に空気圧で分離され、ダクト構造205から少なくとも部分的に構成される。ダクト構造205の垂直方向に向けられた構成は、ダクト構造205がハンドドライヤ200を洗面所内の所望の箇所に設置するために必要な任意の方向に経路を定めることができるので、例示目的でのみ示されている。ハンドドライヤ200はさらに、空気流路210およびドライヤ空隙部228を通る空気を移動させるために、空気流路210に空気圧で流通結合される送風機214を備える、またはこの送風機214に直接もしくは間接的に連結される。送風機214は、飛行機内の空気循環エンジンなどのビークルの異なる部分に出て行くことができる。送風機214は、空気を吹き込むまたは吹き出すことができる。
図示の実施形態では、ハンドドライヤ200は実質的に閉回路の空気通路212を備え、ドライヤ空隙部228の排気ポート206は空気通路212内でドライヤ空隙部228の入力ポート204に空気圧で密封結合される。一実施形態では、閉回路空気通路212は、空気が空気流路210に通されるときに空気の乾燥および冷却(必要に応じて)を支援する要素を含む。この種の要素は、例えば、バフリングまたはヒートシンクを含むことができる。
図2Bは、ハンドドライヤ200の別の実施形態の図である。この実施形態では、航空機は、環境制御システム(ECS)250を備える。ECS 250は、航空機客室から空気を受け入れる空気取り入れ口と航空機客室の中に空気を逃がす空気抜きとを含み、航空機客室内の所望の温度、湿度、および気圧を維持する。図2Bに示されている実施形態では、空気流路210は、ドライヤ空隙部228の排気ポート206をドライヤ空隙部228の入力ポート204にECS 250を介して空気圧で結合する。これは、ドライヤ空隙部228の入力ポート204がECS空気供給源ポート254に空気圧で結合され、ドライヤ空隙部228の排気ポート206がECS排気ポート252に空気圧で結合されるようにハンドドライヤ200を構成することによって実現される。したがって、空隙部228を通過してドライヤ空隙部の排気ポート206に入る空気[加湿された(随意に加熱された)状態になっている]はECS 250に供給され、洗面所100の内部容積102には入らない。代わりに、この空気はECS 250に供給され、そこで、この空気は、ドライヤ空隙部228の入力ポート204に供給される前に除湿され冷却され得る。
一実施形態では、ドライヤ空隙部228は開口部230(使用者の手が挿入される)の周囲で実質的に閉鎖され、送風機214によってドライヤ空隙部228を通って移動させられる空気が、ドライヤ空隙部228から排気ポート206(開口部230ではない)を通って実質的に排出されるようにする。
図示の実施形態では、送風機214は、ドライヤ空隙部228の入力ポート204の近傍に(かつ上流側に)配置され、排気ポート206に近接して(かつ下流側に)配置されたオプションの第2の送風機220も含む。この第2の送風機220は、排気ポート206の近くに真空を作ることにより、ドライヤ空隙部228から空気を吸引するのを支援する。一実施形態では、作られる真空は、送風機214によってドライヤ空隙部228内に吹き込まれた空気の実質的に全部を排気ポート206から空気流路210の中へ吸引するのに十分である。別の実施形態では、第2の送風機220によって作られる真空は、洗面所100の内部容積102からさらなる周囲空気を吸引するのに十分であり、したがって、送風機214によってドライヤ空隙部228に吹き込まれた空気がドライヤ空隙部228から全くまたは実質的に漏れることはなく、洗面所100の内部容積102に入るものとする。入力ポート204および排気ポート206は、同じ寸法のものとして示されているが、これは必ずしもそうである必要はない。入力ポート204は、ベンチュリー効果を作り出して空隙228内に吹き込まれる空気の速度を上げるために図示より小さくてもよく、排気ポート206は、空隙部228からより多くの空気を吸引するために図示より大きくてもよい。同様に、送風機214および220は異なるサイズでよく、または異なる構成を使用してもよい。例えば、送風機214および220は共に、送風機214および220を通る空気を押しやるためにプロペラの使用を示しているが、リスかご型インペラの構成を含む様々なインペラ構成を使用することができる。さらに、排気ポート206に近接する領域内に吹き込まれる圧縮空気が所望の真空を作るために使用されてもよい。
図2Aおよび図2Bはさらに、水分が滴り落ちるのを捉え、またはそうでない場合はこの水分が空気流路210内のより深いところに行かないようにする、水分包み込み装置222を示す。水分包み込み装置222は、1つまたは複数の実質的に空気圧で透過性のスクリーンを備えることができ、このスクリーンは、液体水分を蒸発させて気体形態にするように随意に加熱されてもよく、その場合、この水分は図2Aの閉回路か図2BのECS構成のどちらかで除去することができる。図示の実施形態では、水分包み込み装置222は第2の送風機220の上流側に配置されているが、代わりに、水分包み込み装置222は第2の送風機220の下流側に配置されてもよい。
図2Aおよび図2Bは、他のオプションのハンドドライヤ200形態も開示している。例えば、ハンドドライヤ200は、使用者の手がドライヤ空隙部228内に挿入されたときに抗菌物質を実質的にその手の中に向けるハンドサニタイザ216を備えることができる。一実施形態では、ハンドサニタイザ216は、紫外線(UV)光供給源、例えば、遠視野UV放射体、遠UV発光ダイオード(LED)、OLED、または殺菌性UV供給源を備える。この実施形態では、UV LEDは、実質的にドライヤ空隙部228内でのみエネルギーを向けるように構成され、ドライヤ空隙部は、随意に、UV光をドライヤ空隙部228内に実質的に閉じ込めるように構成された1つまたは複数の表面を含むように構成されてもよい。すべてのUV光がドライヤ空隙部228内に閉じ込められなくてもよいが、ドライヤ空隙部の構成は、ドライヤ空隙部から漏れ出るUV光の量および向きが洗面所の最も頻度の高い使用者によって予想される線量で人体に有害でないようなものである。図示の実施形態では、かかる表面は、UV吸収面218またはバフリング面226を含む。
別の実施形態では、ハンドサニタイザ216は、ドライヤ空隙部228内に液体または気体の抗菌物質を噴霧する装置を備える。
図2Aおよび図2Bはさらに、ハンドドライヤ200の別のオプション機能、すなわち自動作動装置を開示している。自動作動装置は、ハンドドライヤ200を作動させる信号を送るセンサ224を備えていて、使用者の手の一方または両方が空隙部228に挿入されていることをセンサが検知したときに、送風機、任意の加熱要素、および他の構成要素のスイッチを入れる。一実施形態では、自動作動装置は、使用者の手がセンサの近くにあると検知する近接センサ224を備える。近接センサ224は、受動的(例えば、使用者の手によって放出されるエネルギーを検知する)、能動的(例えば、近接センサ224によって放出され使用者の手によって反射されるエネルギーを検知する)、または準能動的(例えば、洗面所100の照明などの他の供給源によって与えられるエネルギーを検知する)とすることができる。近接センサ224は閾値交差センサであってもよく、閾値交差センサは、開口部230を横切ってエネルギービームを送り、そのエネルギービームを受信するとともに、このエネルギービームが中断されたときに検出する(したがって、開口部230内へのエネルギービーム不透明物体の挿入を示す)受信機を含む。自動作動装置が設けられると、ハンドドライヤ200はスイッチによって作動することができる。
図2Aおよび図2Bは、ハンドドライヤ200の別のオプション機能、すなわち空気圧透過性ヒータ232も示す。加熱空気は周囲温度の空気よりも速く手を乾かすことができるので、空気流路210から吸引されドライヤ空隙部228の中に吹き込まれる空気を加熱するヒータ232を使用すると乾燥時間を短縮させることができる。
図3は、ハンドドライヤ200の一実施形態の機能ブロック図を示す。ハンドドライヤ200は、使用者の一方または両方の手がドライヤ空隙部228内に挿入されていることを示す信号を受け取るためにセンサ224に通信可能に結合されるコントローラー302を備える。次いで、コントローラー302は、通信可能に結合された送風機モーター214、220、ヒータ232、222、および抗菌物質供給源216、あるいは特定の実施態様に従ってそれらを組み合わせたものを作動させる信号または電力(またはその両方)を送る。コントローラーは、適切な動作を確保するためにドライヤ空隙部228内の温度、湿度、および空気流に任意組合せを監視することができ、不適切な動作が検知されれば、ハンドドライヤ200を止めることもできる。これは、物体がドライヤ空隙部228内に挿入され、そこに長時間放置された場合に起こり得る。
一実施形態では、コントローラー302は、プロセッサ304とコントローラー302の動作を実行するための処理命令を格納する通信可能に結合されたメモリ306とを備える。プロセッサ304は、ハンドドライヤ200の動作が監視または遠隔制御され得るように、ECS 250を含む他の航空機システムに通信可能に結合することができる。
図4Aおよび図4Bは、ハンドドライヤ200の別の例示的な実施形態を示す図である。図2Aおよび図2Bに示されている実施形態では、ハンドドライヤは垂直方向に向けられている。すなわち、入力ポート204および排気ポート206は、ドライヤ空隙部228の垂直方向対向側面上に配置される。図4Aおよび図4Bは、ハンドドライヤ200の例示的な一実施形態を示し、この実施形態では、入力ポート204および排気ポート206は、ドライヤ空隙部228の水平方向対向側面上に配置される。ハンドドライヤ200のこの構成での例示的な一実施形態についてさらに以下で説明する。この実施形態の1つの特定の利点が、この実施形態は、使用者の手から滴り落ちる水が排気ポート206に入らないようにし、洗面器108に近接して好都合に取り付けることができることである。
図5Aおよび図5Bは、航空機洗面所100内のハンドドライヤ200の設置の一実施形態を示す図である。この実施形態では、ハンドドライヤ200は、図2Aまたは図2Bに示すように構成され、洗面所100の垂直面内に、例えば図示のようにカウンタ105の中に設置され、ダクト構造205が必要に応じて経路を定められる。ハンドドライヤ200は、洗面所100内の他の壁内にも設置されてもよく、この場合もダクト構造205は必要に応じて経路を定められる。
図6Aおよび図6Bは、航空機洗面所100内のハンドドライヤ200の設置の別の実施形態を示す図である。この実施形態では、ハンドドライヤ200は、図4Aおよび図4Bに示されているように構成され、洗面所100の水平面内に、例えば、図示のようにカウンタ105の上面上に設置され、ダクト構造205が必要に応じて経路を定められる。ハンドドライヤ200は、洗面所100の代替水平面に取り付けられてもよい。
図7は、航空機の洗面所100内で使用者の手の一方または両方を乾かすのに実行され得る例示的な動作を示す図である。ブロック702で、使用者の手の少なくとも一方が、入力ポート204および排気ポート206を有するドライヤ空隙部228の開口部230の中に受容または収容される。ブロック704で、空気が入力ポート204からドライヤ空隙部228を通って吹き込まれ、吹込み空気は、空隙部228の開口部230内に受け入れられた手から水分の少なくとも一部を除去する。ブロック706で、入力ポート204からドライヤ空隙部228内に吹き込まれた空気の実質的にすべてが排気ポート206から洗面所100の外側に排出される。
上記の動作は、いくつかの実施形態で実施することができ、実施形態の機能は、所望されるように様々な組合わせで使用することができる。
この種の例示的な一実施形態では、空気は、電気モーターおよびファンアセンブリを備えることができる送風機214を使用してドライヤ空隙部を通って吹き込まれる。別の関連実施形態では、ドライヤ空隙部228から排出される空気は、排気ポート206に近接して配置された第2の送風機220によってドライヤ空隙部228から吸引される空気である。
ドライヤ空隙部228から除去される吹込み空気は、複数の異なる方法で入力ポートに供給されてもよい。例示的な一実施形態では、ドライヤ空隙部228から排気ポート206を通って排出される吹込み空気は、供給または再循環されて閉回路空気通路212を通じて入力ポート204に戻される。別の関連実施形態では、入力ポート204からドライヤ空隙部228全体に吹き込まれる空気は、航空機のECS 250から受け入れられている空気であり、ドライヤ空隙部228から排気ポート206を通って排出される空気はECS 250に排出される。
他の実施形態では、手を乾かすプロセス中に使用者の手の消毒を支援するために、抗菌物質が実質的にドライヤ空隙部228の中に向けられる。この抗菌物質は、UV光または化学的抗菌物質を含むことができる。さらに、排気ポートに近接する水分包み込み装置222が、排出された吹込み空気から水分を除去するために使用されてもよい。
当業者なら、本開示の範囲から逸脱することなくこの構成に多くの修正がなされ得ることを認識するであろう。例えば、当業者なら、上記の構成要素を任意に組み合わせたもの、あるいは、任意の数の異なる構成要素、周辺装置、および他の装置が使用され得ることを認識するであろう。例えば、上記の実施形態は、どちらの閉回路空気通路にも空気圧で結合される入力ポートを有するドライヤ空隙部を示しているが、送風機214に供給され空隙部228内に吹き込まれる空気は、洗面所100の内部容積102内の周囲空気から得ることができる。排気ポート206を通過する空気は、調整のためにECS 250に供給されてもよく、単純に、航空機客室または洗面所100自体の通気孔に供給されてもよい。さらに、航空機洗面所内で手を乾かすために使用されるものとして記述されているが、上記の原理は、他の用途、例えば、他の物体の乾燥、および、小閉鎖容積に対する乾燥プロセスの効果を低減することが所望される様々な箇所にも適用可能である。
さらに、本開示は下記条項による諸実施形態を含む。
条項1. 閉鎖ビークルの洗面所内で使用するハンドドライヤであって、
入力ポート、排気ポート、および水分の付いた手を挿入するための開口部を備えるドライヤ空隙部と、
ドライヤ空隙部の排気ポートをドライヤ空隙部の入力ポートに空気圧で結合する空気通路であって、洗面所の内部容積から実質的に分離される、空気通路と、
空気通路およびドライヤ空隙部を通る空気を移動させるための、空気通路に流通結合される送風機と
を備えるハンドドライヤ。
条項2. 空気流路が、ドライヤ空隙部の排気ポートをドライヤ空隙部の入力ポートに空気圧で密封結合する実質的に閉回路の空気通路を備える、
条項1に記載のハンドドライヤ。
条項3. 航空機が環境制御システム(ECS)を備え、
空気流路が、ドライヤ空隙部の排気ポートをドライヤ空隙部の入力ポートにECSを介して空気圧で結合する、
条項1または2に記載のハンドドライヤ。
条項4. ECSが、ECS空気供給源ポートおよびECS排気ポートを含み、
ドライヤ空隙部の入力ポートがECS空気供給源ポートに空気圧で結合され、ドライヤ空隙部の排気ポートがECS排気ポートに空気圧で結合される、
条項3に記載のハンドドライヤ。
条項5. ドライヤ空隙部が開口部の周囲で実質的に閉鎖され、送風機によってドライヤ空隙部を通って移動させられる空気が、ドライヤ空隙部から排気ポートを通って実質的に排出されるようにする、条項1から4のいずれか一項に記載のハンドドライヤ。
条項6. 抗菌物質を実質的にドライヤ空隙部の中に向けるためのハンドサニタイザ
をさらに備える、条項1から5のいずれか一項に記載のハンドドライヤ。
条項7. ハンドサニタイザが、紫外線光を実質的にドライヤ空隙部内でのみ方向付ける紫外線光の供給源を備え、
ドライヤ空隙部が、紫外線光をドライヤ空隙部内に実質的に閉じ込める少なくとも1つの表面を備える、
条項6に記載のハンドドライヤ。
条項8. 入力ポートおよび排気ポートが、ドライヤ空隙部の対向側面上に配置される、条項1から7のいずれか一項に記載のハンドドライヤ。
条項9. 入力ポートおよび排気ポートが、ドライヤ空隙部の水平方向対向側面上に配置される、条項1から8のいずれか一項に記載のハンドドライヤ。
条項10. 送風機が、ドライヤ空隙部の入力ポートに近接して配置され、
ハンドドライヤが、ドライヤ空隙部から空気を洗面所から離れる向きに吸引するための、ドライヤ空隙部の排気ポートに近接して配置された第2の送風機をさらに備える、
条項1から9のいずれか一項に記載のハンドドライヤ。
条項11. 排気ポートに近接して配置された水分包み込み装置をさらに備える、条項1から10のいずれか一項に記載のハンドドライヤ。
条項12. ドライヤ空隙部から吸引される空気から水分を除去するための、空気圧透過性スクリーンを備える水分包み込み装置と、
空気をドライヤ空隙部から空気圧透過性スクリーンを通って吸引するための、空気圧透過性スクリーンの下流側に配置された第2の送風機と
をさらに備える、条項1から11のいずれか一項に記載のハンドドライヤ。
条項13. 条項1に記載のハンドドライヤを備える、航空機の洗面所。
条項14. 条項13に記載の洗面所を備える航空機。
条項15. 洗面所内で手を乾かす方法であって、
入力ポートおよび排気ポートを有するドライヤ空隙部の開口部内に水分の付いた手を受容するステップと、
入力ポートからドライヤ空隙部を通る空気を吹き込んで、吹き込まれた空気が、空隙部の開口部内に受け入れられた手から水分の少なくとも一部を除去するステップと、
吹き込まれた空気の実質的に全部をドライヤ空隙部から排気ポートを通って洗面所の外側に排出するステップと
を含む方法。
条項16. 吹き込まれた空気をドライヤから閉回路空気通路を通じてドライヤ空隙部の入力ポートまで供給するステップ
をさらに含む、条項15に記載の方法。
条項17. 入力ポートからドライヤ空隙部を通る空気を吹き込むステップが、
航空機の環境制御システム(ECS)から空気を受け入れること、および
受け入れられた空気を入力ポートからドライヤ空隙部を通って吹き込むこと
を含み、
吹き込まれた空気の実質的に全部をドライヤ空隙部から排気ポートを通って洗面所の外側に排出するステップが、
吹き込まれた空気の実質的に全部をドライヤ空隙部からECSまで排出すること
を含む、条項16に記載の方法。
条項18. 入力ポートからドライヤ空隙部を通る空気を吹き込むステップが、
第1の送風機を使用してドライヤ空隙部を通る空気を吹き込むこと
を含み、
吹き込まれた空気の実質的に全部をドライヤ空隙部から排気ポートを通って洗面所の外側に排出するステップが、
吹き込まれた空気の実質的に全部を第2の送風機によってドライヤ空隙部から洗面所の外側に吸引すること
を含む、条項15から17のいずれか一項に記載の方法。
条項19. 抗菌物質を実質的にドライヤ空隙部の中に向けること
をさらに含む、条項15から18のいずれか一項に記載の方法。
条項20. 洗面所内で手を乾かすための装置であって、
入力ポートおよび排気ポートを有するドライヤ空隙部の開口部内で水分の付いた手を受容するための手段と、
入力ポートからドライヤ空隙部を通る空気を吹き込んで、吹き込まれた空気がドライヤ空隙部の開口部内に受け入れられた手から水分を除去するための手段と、
吹き込まれた空気の実質的に全部をドライヤ空隙部から排気ポートを通って洗面所の外側に排出するための手段と、
を備える、装置。
(結論)
これで本開示の複数の実施形態の説明を終える。これらの実施形態の前述の説明は例示および説明の目的で提示されている。上記説明は、網羅的なものであり、本開示を開示される正確な形に限定するものではない。列車、船、バスなどの他の閉鎖空間または低容量の洗面所に対する修正を含む多くの修正および変更が、上記の教示に照らして可能である。権利の範囲は、この詳細な説明によって限定されるものではなく、むしろ、本明細書に添付される特許請求の範囲によって限定されるものである。
100 航空機洗面所
102 洗面所内部容積
103 洗面所の壁
104 扉
105 カウンタ
106 トイレ
108 洗面器
110 水栓
112 紙タオルディスペンサ
114 紙タオル処分開口
116 処分容器
118 トイレットペーパディスペンサ
200 ハンドドライヤ
204 入力ポート
205 ダクト構造
206 排気ポート
210 空気流路
212 閉回路空気通路
214 送風機
216 ハンドサニタイザ、抗菌物質供給源
218 UV吸収面
220 第2の送風機
222 水分包み込み装置
224 近接センサ
226 バフリング面
228 ドライヤ空隙部
230 開口部
232 空気圧透過性ヒータ
250 環境制御システム
252 ECS排気ポート
254 ECS空気供給源ポート
302 コントローラ
304 プロセッサ
306 メモリ

Claims (15)

  1. 閉鎖ビークルの洗面所内で使用するハンドドライヤであって、
    入力ポート(204)、排気ポート(206)、および水分の付いた手を挿入するための開口部(230)を含むドライヤ空隙部(228)と、
    前記ドライヤ空隙部(228)の前記排気ポート(206)を前記ドライヤ空隙部(228)の前記入力ポート(204)に空気圧で結合する空気流路(210)であって、前記洗面所(100)の内部容積(102)から分離される、空気流路(210)と、
    前記空気流路(210)および前記ドライヤ空隙部(228)を通る空気を移動させるための、前記空気流路(210)に流通結合される送風機(214)と
    を備えるハンドドライヤ。
  2. 前記空気流路(210)が、前記ドライヤ空隙部(228)の前記排気ポート(206)を前記ドライヤ空隙部(228)の前記入力ポート(204)に空気圧で密封結合する閉回路の空気通路(212)を備える、
    請求項1に記載のハンドドライヤ。
  3. 前記ビークルが環境制御システム(ECS)(250)を備え、
    前記空気流路(210)が、前記ドライヤ空隙部(228)の前記排気ポート(206)を前記ドライヤ空隙部(228)の前記入力ポート(204)に前記ECS(250)を介して空気圧で結合する、
    請求項1または2に記載のハンドドライヤ。
  4. 前記ECS(250)が、ECS空気供給源ポート(254)およびECS排気ポート(252)を含み、
    前記ドライヤ空隙部(228)の前記入力ポート(204)が前記ECS空気供給源ポート(254)に空気圧で結合され、前記ドライヤ空隙部(228)の前記排気ポート(206)が前記ECS排気ポート(252)に空気圧で結合される、
    請求項3に記載のハンドドライヤ。
  5. 前記ドライヤ空隙部(228)が前記開口部(230)の周囲で閉鎖され、前記送風機(214)によって前記ドライヤ空隙部(228)を通って移動させられる前記空気が、前記ドライヤ空隙部(228)から前記排気ポート(206)を通って排出されるようにする、請求項1から4のいずれか一項に記載のハンドドライヤ。
  6. 抗菌物質を前記ドライヤ空隙部(228)の中に向けるためのハンドサニタイザ(216)
    をさらに備える、請求項1から5のいずれか一項に記載のハンドドライヤ。
  7. 前記ハンドサニタイザ(216)が、紫外線光を前記ドライヤ空隙部(228)内でのみ方向付ける前記紫外線光の供給源を備え、
    前記ドライヤ空隙部(228)が、前記紫外線光を前記ドライヤ空隙部(228)内に閉じ込める少なくとも1つの表面を備える、
    請求項6に記載のハンドドライヤ。
  8. 前記入力ポートおよび前記排気ポートが、前記ドライヤ空隙部(228)の対向側面上に配置される、請求項1から7のいずれか一項に記載のハンドドライヤ。
  9. 前記入力ポート(204)および前記排気ポート(206)が、前記ドライヤ空隙部(228)の水平方向対向側面上に配置される、請求項1から8のいずれか一項に記載のハンドドライヤ。
  10. 前記送風機(214)が、前記ドライヤ空隙部(228)の前記入力ポート(204)に近接して配置され、
    前記ハンドドライヤが、前記ドライヤ空隙部(228)から前記空気を前記洗面所(100)から離れる向きに吸引するための、前記ドライヤ空隙部(228)の前記排気ポート(206)に近接して配置された第2の送風機(220)をさらに備える、
    請求項1から9のいずれか一項に記載のハンドドライヤ。
  11. 前記排気ポート(206)に近接して配置された水分包み込み装置(222)をさらに備える、請求項1から10のいずれか一項に記載のハンドドライヤ。
  12. 前記ドライヤ空隙部(228)から吸引される前記空気から水分を除去するための、空気圧透過性スクリーンを備える水分包み込み装置(222)と、
    前記空気を前記ドライヤ空隙部(228)から前記空気圧透過性スクリーンを通って吸引するための、前記空気圧透過性スクリーンの下流側に配置された第2の送風機(220)と
    をさらに備える、請求項1から11のいずれか一項に記載のハンドドライヤ。
  13. 洗面所内で手を乾かす方法であって、
    入力ポート(204)および排気ポート(206)を有するドライヤ空隙部(228)の開口部内に水分の付いた手を受容するステップと、
    前記入力ポート(204)から前記ドライヤ空隙部(228)を通る空気を吹き込んで、前記吹き込まれた空気が、前記ドライヤ空隙部(228)の前記開口部内に受け入れられた前記手から前記水分の少なくとも一部を除去するステップと、
    前記吹き込まれた空気の全部を前記ドライヤ空隙部(228)から前記排気ポート(206)を通って前記洗面所(100)の外側に排出するステップと
    を含む方法。
  14. 前記吹き込まれた空気をドライヤ(200)から閉回路空気通路(212)を通じて前記ドライヤ空隙部(228)の前記入力ポート(204)まで供給するステップ
    をさらに含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記入力ポート(204)から前記ドライヤ空隙部(228)を通る空気を吹き込むステップが、
    航空機の環境制御システム(ECS)(250)から空気を受け入れること、および
    前記入力ポート(204)から前記ドライヤ空隙部(228)を通る前記受け入れられた空気を吹き込むこと
    を含み、
    前記吹き込まれた空気の全部を前記ドライヤ空隙部(228)から前記排気ポート(206)を通って前記洗面所(100)の外側に排出するステップが、
    前記吹き込まれた空気の全部を前記ドライヤ空隙部(228)から前記ECS(250)まで排出すること
    を含み、随意に、
    前記入力ポート(204)から前記ドライヤ空隙部(228)を通る空気を吹き込むステップが、
    第1の送風機(214)を使用して前記ドライヤ空隙部(228)を通る空気を吹き込むこと
    を含み、
    前記吹き込まれた空気の全部を前記ドライヤ空隙部(228)から前記排気ポート(206)を通って前記洗面所(100)の外側に排出するステップが、
    前記吹き込まれた空気の全部を第2の送風機(220)によって前記ドライヤから前記洗面所(100)の外側に吸引すること
    を含む、請求項14に記載の方法。
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