JP2018046733A - 電動車両のアクセル装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転者の意図に反して電動車両が走行することを確実に防止できること。
【解決手段】アクセルレバー33を備え、このアクセルレバーの操作部の押下げ操作により電動車両の走行を操作するハンドルユニット30と、後輪13に駆動力を付与することで電動車両を走行させる電動モータ18と、アクセルレバー33の操作部の押下げ操作に基づいて電動車両の走行を許可するよう電動モータを制御する制御部20と、を有する電動車両のアクセル装置50であって、制御部20は、電動車両が停車状態にあるときに、アクセルレバー33の操作部が連続して少なくとも2回押下げ操作されたことに基づいて、電動車両の走行を許可するよう構成されたものである。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電動車椅子などの電動車両を走行させる電動車両のアクセル装置に関する。
電動車椅子などの電動車両は、特許文献1に記載のように、前輪の上方に配置されたハンドルが、ハンドル握り部を備えたハンドル曲折部と、ハンドル握り部に対して若干の間隔をおいてアクセルレバーが付設されたボックス本体と、を備えて構成されている。このような電動車両は、アクセルレバーが指で押し下げられることで走行する。
特開平7−255787号公報
ところが、電動車両の電源を遮断せずに運転者が乗降した際、運転者の手や体の一部、衣服などが誤ってアクセルレバーに触れ、このアクセルレバーが押し下げられてしまったときに、万一の場合には、電動車両が意図せずに走行してしまう恐れがある。
本発明の目的は、上述の事情を考慮してなされたものであり、運転者の意図に反して電動車両が走行することを確実に防止できる電動車両のアクセル装置を提供することにある。
本発明に係る電動車両のアクセル装置は、アクセルレバーを備え、このアクセルレバーの押下げ操作により電動車両の走行を操作するアクセル操作部と、駆動輪に駆動力を付与することで前記電動車両を走行させるモータと、前記アクセル操作部の操作に基づいて前記電動車両の走行を許可するよう前記モータを制御する制御部と、を有する電動車両のアクセル装置であって、前記制御部は、前記電動車両が停車状態にあるときに、前記アクセル操作部が連続して少なくとも2回操作されたことに基づいて、前記電動車両の走行を許可するよう構成されたことを特徴とするものである。
本発明によれば、電動車両が停車状態にありアクセル操作部が連続して少なくとも2回操作されたときに、制御部が電動車両の走行を許可するので、例えば、電動車両の運転者が電源を遮断しないでした乗降時に、運転者の手や体の一部などがアクセルレバーを誤って一度だけ押下げ操作しても、電動車両の走行は許可されない。この結果、運転者の意図に反して電動車両が走行することを確実に防止できる。
本発明に係る電動車両のアクセル装置の第1実施形態が適用された電動車両を示す左側面図。 図1の電動車両のハンドルユニットを示す正面図。 図2のIII矢視部分図。 図1の電動車両におけるアクセル装置の構成を示すブロック図。 図4のハンドルユニットからのアクセル信号に基づき行う制御部の制御を説明するグラフであり、(A)が走行を許可する場合を、(B)が走行を禁止する場合をそれぞれ示すグラフ。 図4の制御部が行う走行制御の手順を示すフローチャート。 本発明に係る電動車両のアクセル装置の第2実施形態における制御部が、ハンドルユニットからのアクセル信号に基づいて行う制御を説明するグラフであり、(A)が走行を許可する場合を、(B)が走行を禁止する場合をそれぞれ示すグラフ。 図7で説明した制御部が行う走行制御の手順を示すフローチャート。 本発明に係る電動車両のアクセル装置の第3実施形態における制御部が、ハンドルユニットからのアクセル信号に基づいて行う制御を説明するグラフであり、(A)及び(B)が共に走行を許可する場合を示すグラフ。 図9で説明した制御部が行う走行制御の手順を示すフローチャート。 本発明に係る電動車両のアクセル装置の第4実施形態における制御部が、ハンドルユニットからのアクセル信号に基づいて行う制御を説明するグラフであり、(A)が走行を許可する場合を、(B)が走行を禁止する場合をそれぞれ示すグラフ。 図11で説明した制御部が行う走行制御の手順を示すフローチャート。 本発明に係る電動車両のアクセル装置の第5実施形態における制御部が行う走行制御の手順を示すフローチャート。 本発明に係る電動車両のアクセル装置の第6実施形態における制御部が行う走行制御の手順を示すフローチャート。
以下、本発明を実施するための実施形態を図面に基づき説明する。
[A]第1実施形態(図1〜図6)
図1は、本発明に係る電動車両のアクセル装置の第1実施形態が適用された電動車両を示す左側面図である。この図1に示すように、ハンドル形電動車椅子などの電動車両10においては、車体フレーム11に左右一対の前輪12及び後輪13が、図示しないサスペンションを介して支持される。車体フレーム11はその一部を除き、前部カバー14、レッグシールド15、フロア16及び後部カバー17等からなる樹脂製カバーによって覆われる。
車体後部の略箱形状の前記後部カバー17は上方に突設され、この後部カバー17の内側に、後輪13を駆動するための電動モータ18、この電動モータ18の出力を車軸19に伝達するギアユニット及びバッテリ(共に図示せず)等が収容される。電動モータ18は、駆動輪としての後輪13に駆動力を付与して電動車両10を走行させるものであり、制御部20により後述の如く制御される。
後部カバー17の上方には、車体フレーム11から立ち上がる図示しないブラケットを介して、運転者が着座するシート22が搭載される。このシート22は、シートクッション23及びシートバック(背もたれ)24を含む。更に、シートバック24の両側部にはアームレスト26が設けられ、各アームレスト26は、支点27回りに回動可能に支持される。
レッグシールド15は車体前部で上下方向に配置され、シート22に着座した運転者の脚まわりを風等があたらないように保護する。このレッグシールド15の内部には、前輪12を操舵するためのステアリングシャフト29が立設され、このステアリングシャフト29の上端にアクセル操作部としてのハンドルユニット30が取り付けられる。運転者は、シート22に着座してハンドルユニット30を左右に回動操作することで、前輪12を操舵する。
前記ハンドルユニット30は、図2に示すように、スイッチボックス31の左右両側にそれぞれ半円形状の操作ハンドル32が取り付けられると共に、アクセルレバー33が突設されて構成される。スイッチボックス31に、電源スイッチ34や最高速度設定スイッチ35、前後進切換スイッチ36、左右のウィンカスイッチ37、警報音スイッチ38などのスイッチ類、及び表示窓39が装備される。
アクセルレバー33は、軸方向中央部分の回転軸部41から両側へクランク状に屈曲して車両幅方向へ延び、両先端部分に操作部42が設けられる。アクセルレバー33の回転軸部41は、操作ハンドル32のグリップ部44の軸線の延長線上に位置づけられた状態で、スイッチボックス31に図示しないブラケットを介して回動可能に軸支される。
従って、操作ハンドル32のグリップ部44の近傍に位置づけられたアクセルレバー33の操作部42は、操作ハンドル32のグリップ部44の軸線に対して等距離の範囲で、図3のP方向及びQ方向に回動する。上記P方向は、電動車両10の運転者が操作ハンドル32のグリップ部44に掌を置き、アクセルレバー33の操作部42を指で押下げ操作したときの方向である。また、上記Q方向は、アクセルレバー33を初期位置(図3の実線表示)に戻すためのリターンスプリング(不図示)による復元力が作用したときの方向である。上述のアクセルレバー33の操作部42の押下げによって、電動車両10の走行が操作される。
アクセルレバー33の回転軸部41の回転は、図示しないギアやベルトなどの動力伝達機構を介して、スイッチボックス31に内蔵された回転式の可変抵抗器45(図4)へ伝達され、この可変抵抗器45の抵抗が変化して可変抵抗器45からの出力電圧が変化する。この可変抵抗器45の出力電圧がアクセル信号として制御部20へ送信される。
図4に示すように、制御部20は、ハンドルユニット30のアクセルレバー33の操作部42が押下げ操作されることで変化する可変抵抗器45からのアクセル信号の変化に基づいて、電動車両10の走行を許可するように電動モータ18を制御する。この際、制御部20は、電動車両10が停車状態にあるときに、アクセルレバー33の操作部42が連続して少なくとも2回押下げ操作され、且つ最初の押下げ操作から所定時間T(図5)以内に次の押下げ操作が再びなされたことが検出されたときに、電動車両10の走行を許可するように電動モータ18を制御する。尚、制御部20は、電動車両10の走行を許可するように電動モータ18を制御する前に、警報器46により警報を発するように制御してもよい。
具体的には、図5(B)に示すように、1回目のアクセルレバー33の操作部42の押下げ操作により可変抵抗器45から第1アクセル信号47B(振幅V11>0)が制御部20に入力され、この第1アクセル信号47Bの終了後所定時間T以降に、2回目のアクセルレバー33の操作部42の押下げ操作により可変抵抗器45から第2アクセル信号48B(振幅V21>0)が制御部20に入力されたとしても、制御部20は、電動車両10を走行禁止のままとして電動モータ18へ動作指令を出力しない。
これに対し、図5(A)に示すように、1回目のアクセルレバー33の操作部42の押下げ操作により可変抵抗器45から第1アクセル信号47A(振幅V11>0)が制御部20に入力され、この第1アクセル信号47Aの終了後所定時間T以内に、2回目のアクセルレバー33の操作部42の押下げ操作により可変抵抗器45から第2アクセル信号48A(振幅V21>0)が制御部20に入力されたときには、その時点で、制御部20は、電動車両10の走行を許可するように電動モータ18へ動作指令を出力する。
上述の制御部20による電動車両10の走行制御を、図6のフローチャートに基づいて説明する。
制御部20は、ハンドルユニット30の可変抵抗器45から第1アクセル信号47A、47Bが入力されたか否かによって、アクセルレバー33の操作部42が押下げ操作されたか否かを検出する(S11)。このステップS11でYesの場合に、制御部20は、ハンドルユニット30の可変抵抗器45から第2アクセル信号48A、48Bが入力されたか否かによって、アクセルレバー33の操作部42が再度押下げ操作されたか否かを検出する(S12)。
ステップS12でYesの場合に、制御部20は、ステップS11の検出終了後所定時間T以内にステップS12の検出があったか否かを判断する(S13)。このステップS13においてYesの場合には、制御部20は、電動車両10の走行を許可するように電動モータ18へ動作指令を出力するが(S14)、この電動モータ18への動作指令の出力前に、警報器46により警報を発するように制御してもよい。また、ステップS11、S12及びS13においてNoの場合には、制御部20は、電動車両10の走行を禁止すべく電動車両18へ動作指令を出力しない(S15)。
図4に示すように、上述のアクセルレバー33及び可変抵抗器45を含むハンドルユニット30、制御部20及び電動モータ18が、電動車両10を走行させる電動車両のアクセル装置50を構成する。そして、このアクセル装置50が上述のように構成されたことから、本第1実施形態によれば、次の効果(1)及び(2)を奏する。
(1)電動車両10が停車状態にあり、ハンドルユニット30におけるアクセルレバー33の操作部42が連続して少なくとも2回押下げ操作され、しかもこれらの押下げ操作の間隔が所定時間T以内であるときに、制御部20は、電動車両10の走行を許可するよう電動モータ18を制御する。このため、例えば、電動車両10の運転者が電源を遮断しないで行った乗降時に、運転者の手や体の一部、衣服などがアクセルレバー33を誤って1回だけ、または所定時間T以上の間隔で複数回押下げ操作しても、電動車両10の走行は許可されない。この結果、運転者の意図に反して電動車両10が走行することを確実に防止できる。
(2)電動車両10の走行は、ハンドルユニット30のアクセルレバー33の操作部42が連続して少なくとも2回押下げ操作され、しかも、これらの押下げ操作が所定時間T以内に実施された場合に許可される。このため、電動車両10の運転者にとっては、同一の操作を連続して少なくとも2回行うだけなので、例えば操作ハンドル32のグリップ部44を持ち変える等の煩雑な操作が必要ない。従って、電動車両10の走行操作は、電動車両10の主たるユーザである高齢者にとって親和性が高いものになる。
[B]第2実施形態(図4、図7、図8)
図7は、本発明に係る電動車両のアクセル装置の第2実施形態における制御部が、ハンドルユニットからのアクセル信号に基づいて行う制御を説明するグラフであり、(A)が走行を許可する場合を、(B)が走行を禁止する場合をそれぞれ示すグラフである。この第2実施形態において、第1実施形態と同様な部分については、第1実施形態と同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本第2実施形態の電動車両10のアクセル装置55は、図4に示すように、アクセルレバー33及び可変抵抗器45を含むハンドルユニット30、制御部56及び電動モータ18を有して構成される。この制御部56は、電動車両10が停車状態であるときにアクセルレバー33の操作部42が連続して少なくとも2回押下げ操作され、且つアクセルレバー33の操作部42が押下げ操作された現在の操作量が前回の操作量を超えたときに、電動車両10の走行を許可するように電動モータ18を制御する。尚、この第2実施形態においても、制御部56は、電動車両10の走行を許可するように電動モータ18を制御する前に、警報器46により警報を発するように制御してもよい。
具体的には、図7(B)に示すように、1回目のアクセルレバー33の操作部42の押下げ操作により可変抵抗器45から第1アクセル信号57B(振幅V12b>0)が制御部56に入力され、第1アクセル信号57Bの終了後所定時間T以内に、2回目のアクセルレバー33の操作部42の押下げ操作により可変抵抗器45から第2アクセル信号58B(振幅V22>0)が制御部56に入力されたとしても、この2回目の押下げ操作量に相当する第2アクセル信号58Bの振幅V22は、1回目の押下げ操作量に相当する第1アクセル信号57Bの振幅V12b以下(V22≦V12b)であるので、制御部56は、電動車両10を走行禁止のままとして、電動モータ18へ動作指令を出力しない。
これに対し、図7(A)に示すように、1回目のアクセルレバー33の操作部42の押下げ操作により可変抵抗器45から第1アクセル信号57A(振幅V12a>0)が制御部56に入力され、この第1アクセル信号57Aの終了後所定時間T以内に、2回目のアクセルレバー33の操作部42の押下げ操作により可変抵抗器45から第2アクセル信号58A(振幅V22>0)が制御部56に入力され、更に、2回目の押下げ操作量に相当する第2アクセル信号58Aの振幅V22が、1回目の押下げ操作量に相当する第1アクセル信号57Aの振幅V12aを超えたときに、その時点で、制御部56は、電動車両10の走行を許可するように電動モータ18へ動作指令を出力する。
上記制御部56による電動車両10の走行制御を、図8のフローチャートに基づいて説明する。
制御部56は、ハンドルユニット30の可変抵抗器45から第1アクセル信号57A、57Bが入力されたか否かによって、アクセルレバー33の操作部42が押下げ操作されたか否かを検出する(S21)。このステップS21でYesの場合に、制御部56は、ハンドルユニット30の可変抵抗器45から第2アクセル信号58A、58Bが入力されたか否かによって、アクセルレバー33の操作部42が再度押下げ操作されたか否かを検出する(S22)。
ステップS22でYesの場合に、制御部56は、ステップS21の検出終了後所定時間T以内にステップS22が検出されたか否かを判断する(S23)。そして、制御部56は、ステップS23でYesの場合に、ステップS22の押下げ操作量(第2アクセル信号58A、58Bの振幅V22に相当)が、ステップS21の押下げ操作量(第1アクセル信号57A、57Bのそれぞれ振幅V12a、V12bに相当)を超えたか否かを判断する(S24)。
このステップS24においてYesの場合には、制御部56は、電動車両10の走行を許可するように電動モータ18へ動作指令を出力するが(S25)、この電動モータ18への動作指令前に警報器46により警報を発するように制御してもよい。また、ステップS21、S22、S23及びS24においてNoの場合には、制御部56は、電動車両10の走行を禁止すべく電動モータ18へ動作指令を出力しない(S26)。
以上のように構成されたことから、本第2実施形態によれば、第1実施形態の効果(1)及び(2)と同様な効果を奏するほか、次の効果(3)を奏する。
(3)制御部56は、ハンドルユニット30のアクセルレバー33の操作部42が押下げ操作された現在の操作量が前回の操作量を超えたことを検出したときに、電動車両10の走行を許可するよう構成されている。従って、アクセルレバー33の操作部42における現在の押下げ操作量が前回の押下げ操作量以下であるときには、制御部56は電動車両10の走行を禁止する。この結果、例えば電動車両10の運転者がアクセルレバー33の操作部42を押し下げて乗降し、体位を入れ替えてアクセルレバー33の操作部42を再度押下げ操作してしまった場合などの誤操作時に、電動車両10の走行を確実に防止できる。
[C]第3実施形態(図4、図9、図10)
図9は、本発明に係る電動車両のアクセル装置の第3実施形態における制御部が、ハンドルユニットからのアクセル信号に基づいて行う制御を説明するグラフであり、(A)及び(B)が共に走行を許可する場合を示すグラフである。この第3実施形態において、第1実施形態と同様な部分については、第1実施形態と同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本第3実施形態の電動車両10のアクセル装置60は、図4に示すように、アクセルレバー33及び可変抵抗器45を含むハンドルユニット30、制御部61及び電動モータ18を有して構成される。この制御部61は、電動車両10が停車状態にあるときに、アクセルレバー33の操作部42が連続して少なくとも2回押下げ操作され、且つアクセルレバー33の操作部42が押下げ操作された現在の操作継続時間が前回の操作継続時間を超えたときに、電動車両10の走行を許可するように電動モータ18を制御する。尚、この第3実施形態においても、制御部61は、電動車両10の走行を許可するように電動モータ18を制御する前に、警報器46により警報を発するように制御してもよい。
具体的には、図9(A)に示すように、1回目のアクセルレバー33の操作部42の押下げ操作により可変抵抗器45から第1アクセル信号62A(振幅V13a>0;所要時間T13a)が制御部61に入力され、この第1アクセル信号62Aの終了後に、2回目のアクセルレバー33の操作部42の押下げ操作により可変抵抗器45から第2アクセル信号63A(振幅V23>0;所要時間T23a)が制御部61に入力され、更に、2回目の押下げ操作継続時間に相当する第2アクセル信号63Aの所要時間T23aが、1回目の押下げ操作継続時間に相当する第1アクセル信号62Aの所要時間T13aを超えたときに、その時点で、制御部61は、電動車両10の走行を許可するように電動モータ18へ動作指令を出力する。
また、図9(B)に示すように、1回目のアクセルレバー33の操作部42の押下げ操作により可変抵抗器45から第1アクセル信号62B(振幅V13b>0;所要時間T13b)が制御部61に入力され、この第1アクセル信号62Bの終了後に、2回目のアクセルレバー33の操作部42の押下げ操作により可変抵抗器45から第2アクセル信号63B(振幅V23>0;所要時間T23b)が制御装置61に入力され、この場合、2回目の押下げ操作量に相当する第2アクセル信号63Bの振幅V23が、1回目の押下げ操作量に相当する第1アクセル信号62Bの振幅V13bと同一であっても、2回目の押下げ操作継続時間に相当する第2アクセル信号63Bの所要時間T23bが、1回目の押下げ操作継続時間に相当する第1アクセル信号62Bの所要時間T13bを超えたときには、その時点で、制御部61は、電動車両10の走行を許可するように電動モータ18へ動作指令を出力する。
上述の制御部61による電動車両10の走行制御を、図10のフローチャートに基づいて説明する。
制御部61は、ハンドルユニット30の可変抵抗器45から第1アクセル信号62A、62Bが入力されたか否かによって、アクセルレバー33の操作部42が押下げ操作されたか否かを検出する(S31)。このステップS31でYesの場合に、制御部61は、ハンドルユニット30の可変抵抗器45から第2アクセル信号62A、62Bが入力されたか否かにより、アクセルレバー33の操作部42が再度押下げ操作されたか否かを検出する(S32)。
ステップS32でYesの場合に、制御部61は、ステップS32の押下げ操作継続時間(第2アクセル信号63A、63Bのそれぞれ所要時間T23a、T23bに相当)が、ステップS31の押下げ操作継続時間(第1アクセル信号63A、63Bのそれぞれ所要時間T13a、T13bに相当)を超えたか否かを判断する(S33)。ステップS33においてYesの場合には、制御部61は、電動車両10の走行を許可するように電動モータ18へ動作指令を出力するが(S34)、この電動モータ18への動作指令の出力前に警報器46により警報を発するように制御してもよい。
また、ステップS31、32及びS33においてNoの場合には、制御部61は、電動車両10の走行を禁止すべく電動モータ18へ動作指令を出力しない(S35)。ここで、制御部61は、ステップS32とステップS33との間に、ステップS31の検出終了後所定時間T以内にステップS32が検出されたか否かの判断を挿入し、この判断でYesになった場合にステップS33へ進むように制御してもよい。
以上のように構成されたことから、本第3実施形態によれば、第1実施形態の効果(1)及び(2)と同様な効果を奏するほか、次の効果(4)を奏する。
(4)制御部61は、ハンドルユニット30のアクセルレバー33の操作部42が押下げ操作された現在の操作継続時間が前回の操作継続時間を超えたことを検出したときに、電動車両10の走行を許可するように構成されている。従って、例えば、電動車両10の運転者が操作に慣れた場合に、走行用トリガとしてアクセルレバー33の操作部42を一瞬押下げ操作し、その後、電動車両10を走行させるためにアクセルレバー33の操作部42を長時間押下げ操作するという運転方法を実現することができる。
[D]第4実施形態(図4、図11、図12)
図11は、本発明に係る電動車両のアクセル装置の第4実施形態における制御部が、ハンドルユニットからのアクセル信号に基づいて行う制御を説明するグラフであり、(A)が走行を許可する場合を、(B)が走行を禁止する場合をそれぞれ示すグラフである。また、図12は、図11で説明した制御部が行う走行制御の手順を示すフローチャートである。この第4実施形態において、第1実施形態と同様な部分については、第1実施形態と同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本第4実施形態の電動車両のアクセル装置65が第1実施形態と異なる点は、電動車両10が走行許可状態にあるときにハンドルユニット30におけるアクセルレバー33の操作部42の押下げ操作が解除された後、アクセルレバー33の操作部42が再度押下げ操作された場合における制御部66の制御についてである。
つまり、この制御部66は、電動車両10が走行許可状態にあって走行しているときに、アクセルレバー33の操作部42の押下げ操作が解除された場合には、電動車両10の停車状態で最初にアクセルレバー33の操作部42が押下げ操作されてから規定時間Z(図11)以内であれば電動車両10の走行許可状態を保持し、上記規定時間Z以内にアクセルレバー33の操作部42が再び押下げ操作されたときに、電動モータ18へ動作指令を出力して電動車両10を走行させるよう構成されている。
具体的には、図11(A)及び(B)に示すように、アクセルレバー33の操作部42の1回目の押下げ操作により可変抵抗器45から第1アクセル信号67が制御部66に入力され、この第1アクセル信号67の終了後所定時間T以内に、アクセルレバー33の操作部42の2回目の押下げ操作により可変抵抗器45から第2アクセル信号68が制御部66に入力されたときに、その時点で、制御部66は、電動車両10の走行を許可するように電動モータ18へ動作指令を出力する。
電動車両10が走行許可状態にあって走行しているときに、アクセルレバー33の操作部42の2回目の押下げ操作が解除されて第2アクセル信号68の出力が終了した場合、制御部66は、電動車両10を即座に走行禁止状態とはしない。即ち、この場合、制御部66は、電動車両10の停車状態においてアクセルレバー33の操作部42の1回目の押下げ操作により可変抵抗器45から出力された第1アクセル信号67の終了後規定時間Zの間、電動車両10の走行許可状態を保持する。
制御部66は、図11(A)に示すように、上記規定時間Z以内にアクセルレバー33の操作部42の例えば3回目の押下げ操作により可変抵抗器45から例えば第3アクセル信号69Aが出力されたときに、この第3アクセル信号69Aに基づいて電動モータ18へ動作指令を出力して電動車両10を走行させる。また、図11(B)に示すように、アクセルレバー33の操作部42の例えば3回目の押下げ操作により可変抵抗器45から出力される第3アクセル信号69Bが上記規定時間Zを超えている場合には、制御部66は、上記規定時間Zの終了と同時に電動車両10を走行禁止状態として、電動モータ18へ動作指令を出力しない。
尚、上記規定時間Zを超えて出力された第3アクセル信号69Bの終了後所定時間T以内にアクセルレバー33の操作部42の4回目の押下げ操作があったときに、この押下げ操作により可変抵抗器45から出力される第4アクセル信号(不図示)が制御部66に入力された時点で、制御部66は、電動車両10を走行許可するように電動モータ18へ動作指令を出力する。
上述の制御部66による電動車両10の走行制御を、図12のフローチャートに基づいて説明する。この図12のステップS41〜S45の手順は、第1実施形態の図6に示す走行制御のステップS11〜S15と同様である。
制御部66は、ハンドルユニット30の可変抵抗器45からの第2アクセル信号68の入力が遮断されたか否かによって、アクセルレバー33の操作部42の2回目の押下げ操作が解除されたか否かを検出する(S46)。このステップS46で押下げ操作が解除されたYesの場合に、制御部66は、ハンドルユニット30の可変抵抗器45からの第3アクセル信号69A、69Bが入力されたか否かによって、アクセルレバー33の操作部42が再度(3回目)押下げ操作されたが否かを検出する(S47)。
ステップS47で再度(3回目)の押下げ操作を検出したYesの場合に、制御部66は、ステップS41の1回目の押下げ操作の検出終了後規定時間Z以内に、ステップS47の再度(3回目)の押下げ操作が検出されたか否かを判断する(S48)。このステップS48で規定時間Z以内に再度(3回目)の押下げ操作が検出されたYesの場合に、制御部66は、電動車両10の走行許可状態が上記規定時間Zにおいて保持されていることから、アクセルレバー33の操作部42の再度(3回目)の押下げ操作に基づき電動モータ18へ動作指令を出力して電動車両10を走行させる(S49)。この場合、制御部66は、上述の電動モータ18への動作指令の出力前に、警報器46により警報を発するように制御してもよい。
ステップS46でアクセルレバー33の操作部42の2回目の押下げ操作が解除されていないと検出されたNoの場合、制御部66は、この2回目の押下げ操作による第2アクセル信号68に基づいて電動モータ18へ動作指令を出力し、電動車両10の走行を継続させる。また、ステップS47で再度(3回目)の押下げ操作が検出されていないNoの場合と、ステップS48で再度(3回目)の押下げ操作が規定時間Z以内に検出されていないNoの場合には、制御部66は、電動車両10の走行を禁止し、電動モータ18への動作指令を出力しない。
以上のように構成されたことから、本第4実施形態によれば、次の効果(5)を奏する。
(5)制御部66は、電動車両10が走行許可状態にあって走行しているときに、アクセルレバー33の操作部42の押下げ操作が解除された場合には、電動車両10の停車状態でなされた最初(1回目)のアクセルレバー33の操作部42の押下げ操作が終了してから規定時間Z以内であれば電動車両10の走行許可状態を保持し、上記規定時間Z以内にアクセルレバー33の操作部42が再度操作されたときに、電動モータ18へ動作指令を出力して電動車両10を走行させるよう制御する。
このため、電動車両10が走行許可状態にあって走行しているときに、アクセルレバー33の操作部42の押下げ操作が解除されても、この電動車両10を再び走行させるために、アクセルレバー33の操作部42を連続して少なくとも2回押下げ操作させる必要がなく、1回の押下げ操作で足りる。この結果、電動車両10の操作性を向上させることができる。
[E]第5実施形態(図4、図13)
図13は、本発明に係る電動車両のアクセル装置の第5実施形態における制御部が行う走行制御の手順を示すフローチャートである。この第5実施形態において、第1実施形態と同様な部分については、第1実施形態と同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本第5実施形態の電動車両のアクセス装置70が第1実施形態と異なる点は、電動車両10が走行許可状態にあるときにハンドルユニット30におけるアクセルレバー33の操作部42の押下げ操作が解除された後、アクセルレバー33の操作部42が再度押下げ操作された場合における制御部71の制御についてである。
つまり、この制御部71は、電動車両10が走行許可状態にあって走行しているときに、アクセルレバー33の操作部42の押下げ操作が解除された場合には、電動車両10の車速が所定値(例えば0.1km/時)を超えていれば電動車両10の走行許可状態を保持し、上記車速が所定値を超えているときにアクセルレバー33の操作部42が再び押下げ操作されることで、電動モータ18へ動作指令を出力して電動車両10を走行させるよう構成されている。ここで、電動車両10の車速は、例えば電動モータ18の回転数を検出する回転数センサを用いて検出される。
この制御部71の走行制御を、図13のフローチャートに基づいて説明する。この図13のステップS51〜S55の手順は、第1実施形態の図6に示す走行制御のステップS11〜S15と同様である。
制御部71は、ステップS52におけるアクセルレバー33の操作部42の押下げ操作が解除されたか否かを検出する(S56)。このステップS56で押下げ操作が解除されたYesの場合に、制御部71は、電動車両10の車速が所定値以下を検出したか否かを判断する(S57)。このステップS57で車速が所定値を超えていると判断したNoの場合に、制御部71は、ハンドルレバー33の操作部42が再度押下げ操作されたか否かを検出する(S58)。
ステップS58で再度の押下げ操作が検出されたYesの場合に、制御部71は、車速が所定値を超えているときには電動車両10の走行許可状態が保持されることから、ステップS58におけるアクセルレバー33の操作部42の再度の押下げ操作に基づき電動モータ18へ動作指令を出力して、電動車両10を走行させる(S59)。この場合、制御部71は、上述の電動モータ18への動作指令の出力前に、警報器46により警報を発するように制御してもよい。
ステップS56でアクセルレバー33の操作部42の押下げ操作が解除されていないと検出されたNoの場合、制御部71は、この押下げ操作により可変抵抗器45から出力されたアクセル信号に基づいて電動モータ18へ動作指令を出力し、電動車両10の走行を継続させる。また、ステップS57で電動車両10の車速が所定値以下であるYesの場合と、ステップS58で再度の押下げ操作が検出されていないNoの場合には、制御部71は、電動車両10の走行を禁止し、電動モータ18への動作指令を出力しない。
以上のように構成されたことから、本第5実施形態によれば、次の効果(6)を奏する。
(6)制御部71は、電動車両10が走行許可状態にあって走行しているときに、アクセルレバー33の操作部42の押下げ操作が解除された場合には、電動車両10の車速が所定値を超えていれば電動車両10の走行許可状態を保持し、この車速が所定値を超えているときにアクセルレバー33の操作部42が再度押下げ操作されることで、電動モータ18へ動作指令を出力して電動車両10を走行させるように制御する。
このため、電動車両10が走行許可状態にあって走行しているときに、アクセルレバー33の操作部42の押下げ操作が解除されても、この電動車両10を再び走行させるために、アクセルレバー33の操作部42を連続して少なくとも2回押下げ操作する必要がなく、1回の押下げ操作で足りる。この結果、電動車両10の操作性を向上させることができる。
[F]第6実施形態(図4、図14)
図14は、本発明に係る電動車両のアクセル装置の第6実施形態における制御部が行う走行制御の手順を示すフローチャートである。この第6実施形態において、第1実施形態と同様な部分については、第1実施形態と同一の符号を付すことにより説明を簡略化し、または省略する。
本第6実施形態の電動車両のアクセス装置75が第1実施形態と異なる点は、電動車両10が走行許可状態にあるときにハンドルユニット30におけるアクセルレバー33の操作部42の押下げ操作が解除された後、アクセルレバー33の操作部42が再度押下げ操作された場合における制御部76の制御についてである。
つまり、この制御部76は、電動車両10が走行許可状態にあって走行しているときに、アクセルレバー33の操作部42の押下げ操作が解除された場合には、電動車両10のブレーキが非作動状態にあれば電動車両10の走行許可状態を保持し、上記ブレーキが非作動状態にあるときにアクセルレバー33の操作部42が再び押下げ操作されることで、電動モータ18へ動作指令を出力して電動車両10を走行させるよう構成されている。
この制御部76の走行制御を、図14のフローチャートに基づいて説明する。この図14のステップS61〜S65の手順は、第1実施形態の図6に示す走行制御のステップS11〜S15と同様である。
制御部76は、ステップS62におけるアクセルレバー33の操作部42の押下げ操作が解除されたか否かを検出する(S66)。このステップS66で押下げ操作が解除されたYesの場合に、制御部76は、電動車両10のブレーキが作動したか否かを検出する(S67)。このステップS67でブレーキが非作動状態にあると判断したNoの場合に、制御部76は、ハンドルレバー33の操作部42が再度押下げ操作されたか否かを検出する(S68)。
ステップS68で再度の押下げ操作が検出されたYesの場合に、制御部76は、ブレーキが非作動状態にあるときには電動車両10の走行許可状態が保持されることから、ステップS68におけるアクセルレバー33の操作部42の再度の押下げ操作に基づき電動モータ18へ動作指令を出力して、電動車両10を走行させる(S69)。この場合、制御部76は、上述の電動モータ18への動作指令の出力前に、警報器46により警報を発するように制御してもよい。
ステップS66でアクセルレバー33の操作部42の押下げ操作が解除されていないと検出されたNoの場合、制御部76は、この押下げ操作により可変抵抗器45から出力されたアクセル信号に基づいて電動モータ18へ動作指令を出力し、電動車両10の走行を継続させる。また、ステップS67でブレーキが作動状態にあるYesの場合と、ステップS68で再度の押下げ操作が検出されていないNoの場合には、制御部76は、電動車両10の走行を禁止し、電動モータ18への動作指令を出力しない。
以上のように構成されたことから、本第6実施形態によれば、次の効果(7)を奏する。
(7)制御部76は、電動車両10が走行許可状態にあって走行しているときに、アクセルレバー33の操作部42の押下げ操作が解除された場合には、電動車両10のブレーキが非作動状態にあれば電動車両10の走行許可状態を保持し、このブレーキが非作動状態にあるときにアクセルレバー33の操作部42が再度押下げ操作されることで、電動モータ18へ動作指令を出力して電動車両10を走行させるように制御する。
このため、電動車両10が走行許可状態にあって走行しているときに、アクセルレバー33の操作部42の押下げ操作が解除されても、この電動車両10を再び走行させるために、アクセルレバー33の操作部42を連続して少なくとも2回押下げ操作する必要がなく、1回の押下げ操作で足りる。この結果、電動車両10の操作性を向上させることができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これらの実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができ、また、それらの置き換えや変更は、発明の範囲や要旨に含まれると共に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
また、上述の各実施形態では、電動車両10が停車状態にあるときにアクセルレバー33の操作部42が連続して少なくとも2回、つまり複数回押下げ操作されることが電動車両10の走行を許可するために必要であったが、アクセルレバー33の操作部42が1回または複数回押下げ操作され、そのときの押下げ操作が一定時間以上継続してなされたときに、アクセル装置の制御部が、電動車両10の走行を許可するように電動モータ18に動作指令を出力してもよい。
10…電動車両、13…後輪(駆動輪)、18…電動モータ、20…制御部、30…ハンドルユニット(アクセル操作部)、32…操作ハンドル、33…アクセルレバー、42…操作部、45…可変抵抗器、50…アクセル装置、55…アクセル装置、56…制御部、60…アクセル装置、61…制御部、65…アクセル装置、66…制御部、70…アクセル装置、71…制御部、75…アクセル装置、76…制御部、T…所定時間、V12a、V12b、V22…アクセル信号の振幅(操作量)、T13a、T13b、T23a、T23b…アクセル信号の所要時間(操作継続時間)、Z…規定時間。

Claims (7)

  1. アクセルレバーを備え、このアクセルレバーの押下げ操作により電動車両の走行を操作するアクセル操作部と、
    駆動輪に駆動力を付与することで前記電動車両を走行させるモータと、
    前記アクセル操作部の操作に基づいて前記電動車両の走行を許可するよう前記モータを制御する制御部と、を有する電動車両のアクセル装置であって、
    前記制御部は、前記電動車両が停車状態にあるときに、前記アクセル操作部が連続して少なくとも2回操作されたことに基づいて、前記電動車両の走行を許可するよう構成されたことを特徴とする電動車両のアクセル装置。
  2. 前記制御部は、アクセル操作部が操作されてから所定時間以内に再び操作されたことを検出したときに、電動車両の走行を許可するよう構成されたことを特徴とする請求項1に記載の電動車両のアクセル装置。
  3. 前記制御部は、アクセル操作部が操作された現在の操作量が前回の操作量を超えたことを検出したときに、電動車両の走行を許可するよう構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の電動車両のアクセル装置。
  4. 前記制御部は、アクセル操作部が操作された現在の操作継続時間が前回の操作継続時間を超えたことを検出したときに、電動車両の走行を許可するよう構成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の電動車両のアクセル装置。
  5. 前記制御部は、電動車両が走行許可状態にあるときにアクセル操作部の操作が解除された場合には、前記電動車両の停車状態で最初に前記アクセル操作部が操作されてから規定時間以内であれば前記電動車両の走行許可状態を保持し、前記規定時間以内に前記アクセル操作部が再度操作されたときに、前記電動車両を走行させるよう構成されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電動車両のアクセル装置。
  6. 前記制御部は、電動車両が走行許可状態にあるときにアクセル操作部の操作が解除された場合には、前記電動車両の車速が所定値を超えていれば前記電動車両の走行許可状態を保持し、前記車速が前記所定値を超えているときに前記アクセル操作部が再度操作されることで、前記電動車両を走行させるよう構成されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電動車両のアクセル装置。
  7. 前記制御部は、電動車両が走行許可状態にあるときにアクセル操作部の操作が解除された場合には、前記電動車両のブレーキが非作動状態にあれば前記電動車両の走行許可状態を保持し、前記ブレーキが非作動状態にあるときに前記アクセル操作部が再度操作されることで、前記電動車両を走行させるよう構成されたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電動車両のアクセル装置。
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