JP2018046601A - 力率改善コンバータの制御装置 - Google Patents

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【課題】カスケードマルチセル型力率改善コンバータのセル電圧をバランスさせる。【解決手段】特定のセル電圧を目標値に近づけるために、そのセルの入力電圧がゼロになる時間を決定し、他の全てのセルは自分の出力電圧が特定セルの出力電圧よりも高い時に、自分の入力電圧がゼロになる時間を特定セルの入力電圧がゼロになる時間よりも長くし、自分の出力電圧が特定セルの出力電圧よりも低い時に、自分の入力電圧がゼロになる時間を特定セルの入力電圧がゼロになる時間よりも短くして課題を解決する。【選択図】図1

Description

本発明は、カスケードマルチセル型力率改善コンバータの制御装置に関するものである。
カスケードマルチセル型の力率改善コンバータが特許文献1で開示されている。図3にこの方式の回路図を示す。ダイオード31、ダイオード32、MOSFET36、MOSFET37がブリッジ接続され、その直流出力にコンデンサ38が接続されている。これらの部品で回路ブロック30が形成されており、ブリッジ回路の交流入力に回路ブロック30の入力端子が、コンデンサ38の両端に回路ブロック30の出力端子が接続されている。
回路ブロック30は複数存在し、それらの入力端子は直列に接続され(すなわちカスケード接続され)、この直列回路がチョーク28を介して交流電源27に接続されている。回路ブロック30のそれぞれの出力端子には負荷29が接続されている。回路ブロック30はセルと呼ばれ、それら複数のセルをカスケード接続することからカスケードマルチセル型と呼ばれる。
この力率改善コンバータは、チョーク28の電流から図示しないフィルタによって高周波成分を除去した電流が入力電流となるので、チョーク28の電流の低周波成分が交流電源27の電圧と相似の波形となる様に制御する事で力率改善機能を持つようになる。その方法については特許文献1で開示されている。
また回路ブロック30のバリエーションとしてダイオード31、ダイオード32を図4に示す様にMOSFET34、MOSFET35に置き換えても力率改善コンバータとして作用させられることが、特許文献1で開示されている。
同様に図5に示す様にMOSFET36をダイオード33に、ダイオード32をMOSFET35に置き換えても力率改善コンバータとして作用させられることが、特許文献1で開示されている。
なお、これまでの説明ではスイッチ素子としてMOSFETを使う例を挙げたが、IGBTと逆並列ダイオードの並列回路を使っても、全く同様の効果を奏する。
しかしながら、特許文献1の発明では各回路ブロック30の出力電圧は同じ電圧になるように制御されているものとすると書かれているが、その具体的な方法については記されていない。したがって各回路ブロック30の出力電圧をバランスさせる制御装置をどのように実現すればよいかわからない問題があった。
国際公開第2016/031061号 特開平11−241847号公報
本発明はカスケードマルチセル型の力率改善コンバータにおいて、各セルの電圧をバランスさせる方法を開示するものである。
特許文献1で開示されているカスケードマルチセル型の力率改善コンバータは、各セルの電圧が等しくなるように制御されていることを前提としており、その具体的な方法については記述されていない。
このセル電圧バランス機能は、負荷29に備わっていても力率改善コンバータに備わっていても良いが、本発明ではこの機能を力率改善コンバータ側に持たせる方法を明らかにする。
本発明の第一の力率改善コンバータの制御装置は、
前記複数個の回路ブロックの中の特定の回路ブロックが、
前記特定の回路ブロックの出力電圧を目標電圧に近づけるために、前記特定の回路ブロックの入力端子電圧がゼロになる時間を決定する制御手段を有し、
それ以外の前記複数個の回路ブロックの全てが、
各々の回路ブロックの出力電圧が前記特定の回路ブロックの出力電圧よりも高い時に、その回路ブロックの入力端子電圧がゼロになる時間を、前記特定の回路ブロックの入力端子電圧がゼロになる時間よりも長くし、
各々の回路ブロックの出力電圧が前記特定の回路ブロックの出力電圧よりも低い時に、その回路ブロックの入力端子電圧がゼロになる時間を、前記特定の回路ブロックの入力端子電圧がゼロになる時間よりも短くする制御手段を有することを特徴とする。
本発明の第二の力率改善コンバータの制御装置は、
前記回路ブロックの出力電圧の総和を目標電圧に近づけるために、各回路ブロックの入力端子電圧がゼロになる基本時間を決定する制御手段を有し、
前記全ての回路ブロックが、
各々の回路ブロックの出力電圧が前記全ての回路ブロックの出力電圧の平均値よりも高い時に、その回路ブロックの入力端子電圧がゼロになる時間を前記基本時間よりも長くし、
各々の回路ブロックの出力電圧が前記全ての回路ブロックの出力電圧の平均値よりも低い時に、その回路ブロックの入力端子電圧がゼロになる時間を前記基本時間よりも短くする制御手段を有することを特徴とする。
本発明の力率改善コンバータの制御装置には、次の効果がある。
本発明の制御装置によって、全ての回路ブロックの出力電圧を等しくすることができる。これにより負荷側にこの機能を持たせる必要がなくなり、接続する負荷の自由度が増す。
図1は本発明の力率改善コンバータの制御装置の第一の実施例である。 図2は本発明の力率改善コンバータの制御装置の第二の実施例である。 図3はnレベルのカスケードマルチセル型力率改善コンバータの回路図である。 図4は回路ブロックの変形例である。 図5は回路ブロックの他の変形例である。 図6は3レベルのカスケードマルチセル型力率改善コンバータの回路図である。 図7はセル電圧がバランスしている時の図6の各部波形である。 図8はセル電圧がバランスしていない時の図6の各部波形である。 図9はセル入力電圧がゼロの時の回路図である。 図10はセル入力電圧がゼロでない時の回路図である。
本発明を実施するための形態は、以下の好ましい実施例の説明を添付図面と照らし合わせて読むと、明らかである。但し、図面はもっぱら解説のためのものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
(実施例1の構成)
本発明の力率改善コンバータの制御装置の第一の実施例は、図1に示す様に補償器10の入力に目標電圧生成手段3の出力と出力電圧検出手段4の出力を接続し、掛算器12の入力に補償器10の出力と入力電圧検出手段8の出力を接続し、補償器11の入力に掛算器12の出力と入力電流検出手段9の出力を接続し、補償器11の出力に駆動信号生成手段17の入力を接続し、駆動信号生成手段17の出力に駆動回路21の入力を接続している。
これに加えて出力電圧検出手段4の出力と出力電圧検出手段5の出力、補償器11の出力を制御手段14の入力に接続し、制御手段14の出力を駆動信号生成手段18の入力に接続し、駆動信号生成手段18の出力を駆動回路22の入力に接続している。
これら出力電圧検出手段5、制御手段14、駆動信号生成手段18、駆動回路22は、それらの接続も含めて同じものを(回路ブロック30の個数−1)個設けている。
そして図1の駆動回路21、駆動回路22、駆動回路23、駆動回路24を除いた全てで制御装置1を構成している。
(実施例1の動作)
このように構成された実施例1の力率改善コンバータの制御装置の中で、目標電圧生成手段3、出力電圧検出手段4、補償器10、入力電圧検出手段8、掛算器12、入力電流検出手段9、補償器11、駆動信号生成手段17の部分は力率改善コンバータの制御装置としては一般的な構成である。
このような構成の力率改善コンバータの制御装置と、その働きは特許文献2の図12で開示されている。特許文献2の基準電圧Eoが目標電圧生成手段3に、抵抗R3,R4が出力電圧検出手段4に、電圧比較器7が補償器10に、抵抗R1,R2が入力電圧検出手段8に、掛算器8が掛算器12に、負荷電流検出器9が入力電流検出手段9に、電流比較器10が補償器11に、発振器11と変調器17が駆動信号生成手段17にそれぞれ相当する。
ここで補償器とは位相補償をする手段であり、積分器やPI補償器、PID補償器などが使われる。アナログ回路の場合はオペアンプと抵抗、コンデンサを使って構成する誤差増幅回路が使われる。
特許文献1では、セル入力電圧の切替えを、位相をずらして実施することでチョーク28にとっての見かけの周波数を上げられる事が開示されている。したがって駆動信号生成手段17で生成した駆動信号の位相を順次ずらして他のセルの駆動回路に供給すれば、図3の回路を力率改善コンバータとして動作させることができる。
図6の3レベルコンバータの場合の駆動信号と各セル入力電圧の関係を図7に示す。上側と下側の位相は180度ずれており、各セルの入力電圧はゼロとコンデンサ38の電圧の2段階で切替っている。
だがこれだけでは、セル電圧のバランスが崩れた時に、これを元のバランスが取れた状態に戻すことはできない。
ここでセル電圧を個別に制御する方法を説明するために、セル入力電圧とコンデンサ38の充電電流の関係を説明する。
図9はセル入力電圧がゼロの時の回路図で、図10はセル入力電圧がゼロではない時の回路図である。実線で表示されている線と部品には電流が流れ、点線で表示されている線と部品には電流が流れていないことを表している。これらの図から、セル入力電圧がゼロの時はコンデンサ38に充電電流が流れず、セル入力電圧がゼロではない時にコンデンサ38に充電電流が流れることがわかる。
セル入力電圧がゼロという事はセル入力が短絡されているのだから、セル内部に電流は流れ込まない。またセル入力電圧がゼロにならずコンデンサ38の電圧が見えているという事は、セル入力にコンデンサ38が接続されているのと等価なので、コンデンサ38に電流が流れると考えても良い。
したがってセル出力電圧を上げたいときはセル入力電圧がゼロになる時間を減らし、セル出力電圧を下げたいときはセル入力電圧がゼロになる時間を増やせばよいことがわかる。
図8は下側セルの出力電圧が低すぎるときに、その電圧を上げるためにどのような駆動信号を与えればよいのかを示している。セル出力電圧を上げたいときはセル入力電圧がゼロになる時間を減らせばよいので、下側MOSFET36のオンデューティを下げればよい。
図7と図8は、図6の回路で構成されるセルの場合における駆動信号を示すが、回路が図4や図5に変化した場合は駆動信号も変わってくる。しかしセル入力電圧はどの回路でも変わらない。したがって回路が変わった場合は、図7と図8のセル入力電圧を実現する駆動信号を考えればよい。
このような制御を行うために出力電圧検出手段5、制御手段14、駆動信号生成手段18と、それらと同等のものを残りのセルに対してそれぞれ設けている。
制御手段14は出力電圧検出手段4と出力電圧検出手段5の電圧を比較し、出力電圧検出手段5の電圧の方が低い場合は、補償器11の出力から導かれるセル入力電圧ゼロ時間よりもセル入力電圧ゼロ時間が短くなるように指示する信号を出力する。逆に出力電圧検出手段5の電圧の方が高い場合は、補償器11の出力から導かれるセル入力電圧ゼロ時間よりもセル入力電圧ゼロ時間が長くなるように指示する信号を出力する。
駆動信号生成手段18は、制御手段14によって補正されたセル入力電圧ゼロ時間を実現し、かつセル間の位相が均等にずれるように適切な位相シフト量を設定した駆動信号を生成する。
出力電圧検出手段6、出力電圧検出手段7、制御手段15、制御手段16、駆動信号生成手段19、駆動信号生成手段20は他のセルに対する制御を行うものであり、その作用は出力電圧検出手段5、制御手段14、駆動信号生成手段18と同等である。
(実施例1の効果)
以上の作用により、本発明の力率改善コンバータの制御装置の第一の実施例は、特定のセル出力電圧を一定に制御し、入力電流波形を入力電圧波形と相似にする力率改善コンバータとしての機能を実現しつつ、他のセルの出力電圧を特定のセル出力電圧と同じにすることができる。
(実施例2の構成)
本発明の力率改善コンバータの制御装置の第二の実施例は、図2に示す様に補償器10の入力に目標電圧生成手段3の出力と加算手段25の出力を接続し、掛算器12の入力に補償器10の出力と入力電圧検出手段8の出力を接続し、補償器11の入力に掛算器12の出力と入力電流検出手段9の出力を接続している。
これに加えて出力電圧検出手段4の出力と平均値算出手段26の出力、補償器11の出力を制御手段13の入力に接続し、制御手段13の出力を駆動信号生成手段17の入力に接続し、駆動信号生成手段17の出力を駆動回路21の入力に接続している。
これら出力電圧検出手段4、制御手段13、駆動信号生成手段17、駆動回路21は、それらの接続も含めて同じものを、回路ブロック30の数だけ設けている。
平均値算出手段26の入力は加算手段25の出力に接続している。また加算手段25の入力は全ての出力電圧検出手段の出力に接続されている。
そして図2の駆動回路21、駆動回路22、駆動回路23、駆動回路24を除いた全てで制御装置2を構成している。
(実施例2の動作)
実施例1では特定のセルが他のセルと異なるように扱われ、制御装置の構成が非対称になっていた。このため特定セルや、特定セルの出力電圧検出手段が故障すると力率改善コンバータ全体が停止する問題があった。
例えば図1の出力電圧検出手段4が故障して、常に目標電圧生成手段よりも高い電圧を出力した場合を考える。こうなると補償器11は常に出力電圧を下げようとして、最終的に最小値を出力する。このため特定セルの出力電圧はゼロに近づき、他のセルもそれに追随してゼロに近づく。したがって全てのセルの出力電圧が不足する動作となってしまう。
別の例として、特定セルを構成する部品の一部が故障して、特定セルの出力電圧がゼロになった場合を考える。こうなると補償器11は常に出力電圧を上げようとして、最終的に最大値を出力する。このため他のセルは過大電圧を出力し、保護機能が働いて力率改善コンバータの動作が停止してしまう。
実施例2では上記の問題を解消するために、全てのセルを平等に扱い、制御装置の構成を対称にする。そのために特定セルの出力電圧を定電圧制御するのではなく、全てのセル出力電圧の和を定電圧制御する。加算手段25の出力を補償器10の入力に接続しているのはこのためである。ただし目標電圧生成手段3に、セル故障が発生した場合に出力を調整して、セル電圧が変わらないようにする機能を持たせるものとする。
それに加えて、セル電圧バランス制御の基準電圧として特定のセル電圧を使うのではなく、全てのセル出力電圧の平均値を使う。全ての制御手段の入力に平均値算出手段26の出力を接続しているのはこのためである。ただし平均値算出手段26は故障セルを除外して平均値を算出するものとする。
このような変更を加えても、目標電圧生成手段3を適切に設定すれば、実施例2の制御装置は実施例1の制御装置と同様にセル電圧をバランスさせることができる。相違点は、実施例1では目標電圧生成手段3の出力をセル電圧そのものにすべきであるのに対して、実施例2では目標電圧生成手段3の出力を全てのセル電圧の和にすべきであるという点である。
図2で出力電圧検出手段4が故障して、常に過大電圧を出力した場合を考える。こうなると制御手段13は出力電圧を下げようとするので、このセルの電圧が低下して最終的にゼロに到達し、このセルは故障と判定される。しかし他のセルは影響を受けないので動作を継続する。目標電圧生成手段3は故障セルの分だけ電圧を下げるので、全てのセル電圧は故障前の状態に保たれる。また平均値は故障セルを除外して求められるので、動作しているセルの電圧はバランスする。
別の例として、あるセルを構成する部品の一部が故障して、そのセルの出力電圧がゼロになった場合を考える。こうなると、このセルは出力電圧が不足しているので故障と判定される。しかし他のセルは影響を受けないので動作を継続する。目標電圧生成手段3は故障セルの分だけ電圧を下げるので、全てのセル電圧は故障前の状態に保たれる。また平均値は故障セルを除外して求められるので、動作しているセルの電圧はバランスする。
特許文献1の図12で開示されているように負荷としてコンバータが接続されている場合、実施例2の制御装置であれば一つのセルが故障しても力率改善コンバータと負荷コンバータを含めた電源装置として動作を継続することが可能になる。したがって故障に対して強い電源装置とすることができる。
(実施例2の効果)
以上の様に、制御装置として対称性を高めることで、特定セルが故障した時に電源装置全体が機能停止することがなくなり、電源装置の信頼性を高めることができる。
なお、これまでの実施例ではスイッチ素子としてMOSFETを使う例を挙げたが、IGBTと逆並列ダイオードの並列回路を使っても、全く同様の効果を奏する。また、MOSFETの代わりに、GaNパワーデバイス、SiCパワーデバイスなど、パワー素子デバイスを用いることも可能であり、同様の効果を奏する。
本発明は、カスケードマルチセル型の力率改善コンバータに適用することができ、セル電圧をバランスさせる機能を付与することができるようになる。
1、2 制御装置
3 目標電圧生成手段
4〜7 出力電圧検出手段
8 入力電圧検出手段
9 入力電流検出手段
10、11 補償器
12 掛算器
13〜16 制御手段
17〜20 駆動信号生成手段
21〜24 駆動回路
25 加算手段
26 平均値算出手段
27 交流電源
28 チョーク
29 負荷
30 回路ブロック
31〜33 ダイオード
34〜37 MOSFET
38 コンデンサ

Claims (5)

  1. 第一の整流素子と第一のスイッチ素子とが直列に接続された第一の直列回路と、
    第二の整流素子と第二のスイッチ素子とが直列に接続された第二の直列回路と、
    コンデンサと、を有し、
    前記第一の整流素子と前記第一のスイッチ素子との接続点に一方の入力端子が、
    前記第二の整流素子と前記第二のスイッチ素子との接続点に他方の入力端子が、
    前記第一の直列回路、前記第二の直列回路、及び前記コンデンサの両端に出力端子が、それぞれ接続された複数個の回路ブロックと、
    隣り合う各回路ブロックの前記他方の入力端子と前記一方の入力端子とが接続されて形成される直列回路に挿入された少なくとも一つのチョークと、
    前記各回路ブロックの出力端子にそれぞれ接続された複数の負荷と、
    前記挿入された少なくとも一つのチョークを含み、前記隣り合う各回路ブロックの前記他方の入力端子と前記一方の入力端子とが接続されて形成される前記直列回路に接続された交流電源と、
    を有する力率改善コンバータの制御装置であって、
    前記複数個の回路ブロックの中の特定の回路ブロックが、
    前記特定の回路ブロックの出力電圧を目標電圧に近づけるために、前記特定の回路ブロックの入力端子電圧がゼロになる時間を決定する制御手段を有し、
    それ以外の前記複数個の回路ブロックの全てが、
    各々の回路ブロックの出力電圧が前記特定の回路ブロックの出力電圧よりも高い時に、その回路ブロックの入力端子電圧がゼロになる時間を、前記特定の回路ブロックの入力端子電圧がゼロになる時間よりも長くし、
    各々の回路ブロックの出力電圧が前記特定の回路ブロックの出力電圧よりも低い時に、その回路ブロックの入力端子電圧がゼロになる時間を、前記特定の回路ブロックの入力端子電圧がゼロになる時間よりも短くする制御手段を有する
    力率改善コンバータの制御装置。
  2. 第一の整流素子と第一のスイッチ素子とが直列に接続された第一の直列回路と、
    第二の整流素子と第二のスイッチ素子とが直列に接続された第二の直列回路と、
    コンデンサと、を有し、
    前記第一の整流素子と前記第一のスイッチ素子との接続点に一方の入力端子が、
    前記第二の整流素子と前記第二のスイッチ素子との接続点に他方の入力端子が、
    前記第一の直列回路、前記第二の直列回路、及び前記コンデンサの両端に出力端子が、それぞれ接続された複数個の回路ブロックと、
    隣り合う各回路ブロックの前記他方の入力端子と前記一方の入力端子とが接続されて形成される直列回路に挿入された少なくとも一つのチョークと、
    前記各回路ブロックの出力端子にそれぞれ接続された複数の負荷と、
    前記挿入された少なくとも一つのチョークを含み、前記隣り合う各回路ブロックの前記他方の入力端子と前記一方の入力端子とが接続されて形成される前記直列回路に接続された交流電源と、
    を有する力率改善コンバータの制御装置であって、
    前記回路ブロックの出力電圧の総和を目標電圧に近づけるために、各回路ブロックの入力端子電圧がゼロになる基本時間を決定する制御手段を有し、
    前記全ての回路ブロックが、
    各々の回路ブロックの出力電圧が前記全ての回路ブロックの出力電圧の平均値よりも高い時に、その回路ブロックの入力端子電圧がゼロになる時間を前記基本時間よりも長くし、
    各々の回路ブロックの出力電圧が前記全ての回路ブロックの出力電圧の平均値よりも低い時に、その回路ブロックの入力端子電圧がゼロになる時間を前記基本時間よりも短くする制御手段を有する
    力率改善コンバータの制御装置。
  3. 前記第一のスイッチ素子と前記第二の整流素子を入れ替えた力率改善コンバータを制御する、請求項1あるいは請求項2に記載の力率改善コンバータの制御装置。
  4. 前記第一の整流素子を第三のスイッチ素子に、前記第二の整流素子を第四のスイッチ素子に置き換えた力率改善コンバータを制御する、請求項1あるいは請求項2に記載の力率改善コンバータの制御装置。
  5. 前記スイッチ素子としてMOSFET、GaNパワーデバイス、SiCパワーデバイス、又は、IGBTと整流素子との並列接続回路の何れかを用いる請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の力率改善コンバータの制御装置。
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