JP2018046342A - 情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】他のアプリケーションにより管理されている文書データに対してワークフローを施す場合に、適切なワークフローを簡易に選択させる。【解決手段】プロセッサを備える情報処理装置であって、プロセッサは、1以上の処理を含むワークフローを実行するワークフロー実行部として機能し、ワークフロー実行部は、アプリケーション部から出力された呼出指示に応じてオペレーティングシステム部がワークフロー実行部を呼び出した場合、実行可能な少なくとも1つのワークフローを示すリストを表示させる表示制御部と、リストに示された少なくとも1つのワークフローのうち何れか1つのワークフローの選択を受け付ける選択受付部と、呼出指示により処理対象として指定された文書データを取得するアプリケーション受付部と、取得した文書データに対して、選択されたワークフローを施すフロー制御部と、を有する。【選択図】図7

Description

本発明は、情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法に関する。
プリンタ、スキャナおよびファクシミリ等の機能を有する複合機が知られている。複合機は、スキャナにより取り込んだ文書データに対して、1以上の処理を含むワークフローを施す機能を有する。複合機は、ワークフローを実行することにより、取り込んだ文書データに対してノイズ除去等の所定の処理を施し、その後、指定されたファイルサーバ装置等に文書データを自動で送信することができる。
また、携帯型の情報処理装置は、例えばAndroid(登録商標)等の汎用のオペレーティングシステムが起動している。また、汎用のオペレーティングシステム上では、数多くのアプリケーションが動作可能である。例えば、情報処理装置は、複合機がスキャンして取り込んだ文書データを複合機から受信し、受信した文書データに対してワークフローを施す専用のアプリケーションを実行することもできる。これにより、情報処理装置は、複合機に代わってワークフローを実行するので、複合機の処理負担を軽減させることができる。
また、このようなワークフローを実行する専用のアプリケーションは、複合機がスキャンして取り込んだ文書データに限らず、他の汎用のアプリケーションが管理する文書データに対してワークフローを施すこともできる。これにより、情報処理装置は、汎用のアプリケーションが管理する文書データに対して、複合機が実行する処理と同様の処理、例えば、ノイズ除去処理およびファイルサーバ装置等への自動送信処理等を施すことができる。
特許文献1には、スキャンして生成した画像データをインテントにより、自身のアプリケーションに送信する場合に、予め設定された前処理を実行する情報処理装置が記載されている。
しかしながら、情報処理装置において、あるアプリケーションから他のアプリケーションへとデータを受け渡す場合、それぞれのアプリケーションがデータの受け渡しのためのAPI(Application Programming Interface)を提供しなければならない。このため、ワークフローを実行する専用のアプリケーションは、他のアプリケーションから文書データを取得するためには、それぞれのアプリケーションにより提供されるAPIを考慮した設計がされていなければならなかった。従って、ワークフローを実行する専用のアプリケーションは、他のアプリケーションから文書データを取得するためには、対応する追加のAPIの実装が必要となってしまっていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、他のアプリケーションにより管理されている文書データに対してワークフローを施す場合に、適切なワークフローを簡易に選択させることができる情報処理装置、プログラムおよび情報処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、プロセッサを備える情報処理装置であって、前記プロセッサは、1以上の処理を含むワークフローを実行するワークフロー実行部として機能し、前記ワークフロー実行部は、アプリケーション部から出力された呼出指示に応じてオペレーティングシステム部が前記ワークフロー実行部を呼び出した場合、実行可能な少なくとも1つの前記ワークフローを示すリストを表示させる表示制御部と、前記リストに示された少なくとも1つの前記ワークフローのうち何れか1つの前記ワークフローの選択を受け付ける選択受付部と、前記呼出指示により処理対象として指定された文書データを取得するアプリケーション受付部と、取得した前記文書データに対して、選択された前記ワークフローを施すフロー制御部と、を有する。
本発明によれば、他のアプリケーションにより管理されている文書データに対してワークフローを施す場合に、適切なワークフローを簡易に選択させることができるという効果を奏する。
図1は、第1実施形態に係る文書処理システムの構成を示す図である。 図2は、画像形成装置および情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。 図3は、情報処理装置の機能構成を画像形成装置とともに示す図である。 図4は、アプリケーション呼出処理について説明するための図である。 図5は、ワークフロー実行部により実行されるワークフローの第1例を示す図である。 図6は、ワークフロー実行部により実行されるワークフローの第2例を示す図である。 図7は、第1実施形態に係るワークフロー実行部の機能構成を示す図である。 図8は、選択履歴の第1例を示す図である。 図9は、選択履歴の第2例を示す図である。 図10は、選択履歴の第3例を示す図である。 図11は、第1実施形態に係る文書処理システムの処理の流れを示すシーケンス図である。 図12は、ワークフロー実行部の処理の流れを示すシーケンス図である。 図13は、第2実施形態に係るワークフロー実行部の機能構成を示す図である。 図14は、ワークフロー生成画面を表示している情報処理装置を示す図である。 図15は、第3実施形態に係るワークフロー実行部の機能構成を示す図である。 図16は、第3実施形態に係るワークフロー実行部により実行されるワークフローの例を示す図である。 図17は、第4実施形態に係るワークフロー実行部により実行されるワークフローの例を示す図である。 図18は、第4実施形態に係るワークフロー実行部の機能構成を示す図である。 図19は、第4実施形態に係る文書処理システムの処理の流れを示すシーケンス図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態に係る文書処理システム10の構成を示す図である。文書処理システム10は、画像形成装置20と、情報処理装置30と、情報提供サーバ装置32と、ファイルサーバ装置34と、メールサーバ装置36とを備える。
画像形成装置20は、用紙の表面をスキャンして、用紙の表面の画像を表す文書データを出力する。画像形成装置20は、例えば、プリンタ、スキャナおよびファクシミリ等の機能を有する複合機である。
なお、画像形成装置20は、文書データを出力する機器の一例である。文書処理システム10は、画像形成装置20に代えて、画像形成装置20以外の文書データを出力する機器を備えてもよい。例えば、文書処理システム10は、電子式カメラ装置またはファクシミリ装置等を、文書データを出力する機器として備えてもよい。また、文書データは、テキストデータまたは動画像データ等を含んでもよい。
情報処理装置30は、コンピュータである。情報処理装置30は、例えば、ユーザにより持ち運びが可能な携帯型のコンピュータである。情報処理装置30は、例えば、スマートフォン、タブレット装置、携帯電話機器またはノート型コンピュータ等であってよい。情報処理装置30は、据え置き型のコンピュータであってもよい。
情報処理装置30は、画像形成装置20と通信経路を介して情報を送受信することが可能である。通信経路は、例えば、電波式無線通信経路であってもよいし、赤外線による無線通信経路であってもよい。また、通信経路は、ケーブル等を用いた有線通信経路であってもよい。また、通信経路は、情報処理装置30と画像形成装置20とを一対一で接続する経路であってもよいし、バス等またはネットワークを介して接続する経路であってもよいし、インターネット等の公衆回線を介して接続する経路であってもよい。
また、情報処理装置30は、インターネット等のネットワークを介して情報提供サーバ装置32、ファイルサーバ装置34およびメールサーバ装置36にアクセス可能である。
情報提供サーバ装置32は、ネットワークを介して情報処理装置30に情報を提供する。例えば、情報提供サーバ装置32は、情報処理装置30が実行するプログラムを提供する。この場合、情報処理装置30は、情報提供サーバ装置32からプログラムをダウンロードして実行する。
ファイルサーバ装置34は、ネットワークを介して情報処理装置30から送信された文書データを記憶する。情報処理装置30は、文書データをネットワークを介してファイルサーバ装置34に送信して記憶させる。
メールサーバ装置36は、ネットワークを介して情報処理装置30からメール形式で送信された文書データを記憶する。情報処理装置30は、文書データをネットワークを介してメールサーバ装置36に送信して記憶させる。
図2は、画像形成装置20および情報処理装置30のハードウェア構成を示す図である。情報処理装置30は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサ201と、RAM(Random Access Memory)およびROM(Read Only Memory)等のメモリ202と、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶装置203と、ディスプレイ等の表示部204と、ディスプレイ上に形成されたタッチセンサ等の入力部205と、通信部206と、ネットワークI/F207とを備える。プロセッサ201、メモリ202、記憶装置203、表示部204、入力部205、通信部206およびネットワークI/F207は、バスにより接続されている。
プロセッサ201は、記憶装置203に記憶されたプログラムをメモリ202に展開して実行し、各部を制御して入出力を行ったり、データの加工を行ったりする。メモリ202は、プロセッサ201の作業領域としてデータを記憶する。
記憶装置203は、オペレーティングシステム(OS)、アプリケーションプログラム、ワークフロープログラムおよびデータを記憶している。これらのプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルで、コンピュータで読み取り可能な記録メディアに記録して配布される。また、プログラムは、情報提供サーバ装置32等からダウンロードすることにより配布されてもよい。
通信部206は、画像形成装置20と通信経路を介して情報を送受信する。ネットワークI/F207は、ネットワークに接続するためのインターフェイス装置である。ネットワークI/F207は、ネットワークを介して、情報提供サーバ装置32、ファイルサーバ装置34およびメールサーバ装置36等の他の装置と情報を送受信する。
画像形成装置20は、CPU等のプロセッサ211と、RAMおよびROM等のメモリ212と、HDD等の記憶装置213と、プリンタ214と、スキャナ215と、通信部216とを備える。プリンタ214は、データに応じた文字および画像等を用紙等に印刷する。スキャナ215は、用紙等に印刷された文字および画像等を読み取ってデータに変換する。なお、画像形成装置20は、プリンタ214またはスキャナ215の一方のみを備える構成であってもよい。通信部216は、情報処理装置30と通信経路を介して情報を送受信する。
図3は、情報処理装置30の機能構成を画像形成装置20とともに示す図である。情報処理装置30は、操作部42と、ワークフロー実行部44と、少なくとも1つのアプリケーション部46(46−1〜46−N)(Nは任意の自然数)と、OS部48(オペレーティングシステム部)とを有する。
操作部42は、記憶装置203にインストールされた専用の操作用アプリケーションプログラムを、プロセッサ201が実行することにより機能する。これに代えて、操作部42は、情報提供サーバ装置32からダウンロードしたスクリプトプログラムを、プロセッサ201がブラウザプログラム上で実行することにより機能してもよい。
操作部42は、画像形成装置20を操作するためのユーザインターフェイスをユーザに提供する。操作部42は、ユーザインターフェイスに対する操作に応じた操作指示を通信経路を介して画像形成装置20に与える。画像形成装置20は、操作部42から与えられた操作指示に応じて、各種の動作を実行する。このような操作部42は、画像形成装置20の操作パネルとして機能することができる。これにより、操作部42は、スキャンの開始ボタンおよびスキャンをするための各種の設定値の入力ボタン等をユーザに提供することができる。
ワークフロー実行部44は、記憶装置203にインストールされたワークフロープログラムを、プロセッサ201が実行することにより機能する。ワークフロー実行部44は、画像形成装置20によりスキャンして生成された文書データを通信経路を介して取得する。ワークフロー実行部44は、画像形成装置20から取得した文書データに対して、1以上の処理を含むワークフローを施す。
ワークフロー実行部44は、ワークフローを定義するワークフロー情報を記憶する。ワークフロー実行部44は、ユーザにより選択されたワークフローを定義するワークフロー情報を読み出し、読み出したワークフロー情報に従って順次に処理を実行する。これにより、ワークフロー実行部44は、ユーザにより選択されたワークフローを実行することができる。
また、ワークフロー実行部44は、ワークフローにサーバ配信処理が含まれる場合、処理対象の文書データを、例えば、ファイルサーバ装置34またはメールサーバ装置36等にネットワークを介して送信する。
また、ワークフロー実行部44は、何れかのアプリケーション部46からの呼出指示に応じて、OS部48から呼び出される場合がある。この場合、ワークフロー実行部44は、実行可能な少なくとも1つのワークフローを示すリストを表示させて、リストに示されたワークフローのうちの何れかのワークフローの選択を受け付ける。ワークフロー実行部44は、選択されたワークフローにアプリケーション受付処理が含まれる場合、呼出指示により指定された文書データを取得する。そして、ワークフロー実行部44は、取得した文書データに対して、選択されたワークフローを施す。
アプリケーション部46は、記憶装置203にインストールされたアプリケーションプログラムをプロセッサ201が実行することにより機能する。アプリケーション部46は、文書データを取り扱う処理を実行する。アプリケーション部46は、文書データを管理する機能を有してもよいし、文書データを生成する機能を有してもよいし、文書データを編集する機能を有してもよいし、文書データをネットワーク上のサーバに送信する機能を有してもよい。アプリケーションプログラムは、例えば、ビジネス用プログラムであっても、ゲーム用プログラムであっても、無料であっても、有料であってもよい。
なお、ワークフロー実行部44は、アプリケーション部46の一例である。また、ワークフロープログラムは、アプリケーションプログラムの一例である。
OS部48は、記憶装置203にインストールされたオペレーティングシステムプログラムをプロセッサ201が実行することにより機能する。オペレーティングシステムプログラムは、コンピュータを動作させるための基本プログラムである。OS部48は、操作部42、ワークフロー実行部44および少なくとも1つのアプリケーション部46を管理する。すなわち、操作部42、ワークフロー実行部44および少なくとも1つのアプリケーション部46は、OS部48の管理下で機能する。OS部48は、一例として、Android(登録商標)を実行することにより機能する。
図4は、アプリケーション呼出処理について説明するための図である。それぞれのアプリケーション部46は、アプリケーション呼出処理を実行することができる。
OS部48は、呼出マネージャ52を含む。呼出マネージャ52は、それぞれのアプリケーション部46に対して、他のアプリケーション部46を呼び出す機能(アプリケーション呼出機能)を提供する。ここでは、第1のアプリケーション部46−1が、第m(mは2以上の整数)のワークフロー実行部44−mを呼び出す例を説明する。なお、ワークフロー実行部44は、第mのアプリケーション部46−mの一例である。
第1のアプリケーション部46−1は、アプリケーション呼出処理の実行において、OS部48の呼出マネージャ52に呼出指示を与える。第1のアプリケーション部46−1は、呼出指示に、処理対象の文書データを指定することができる。呼出指示には、処理対象の文書データの実体が含まれていてもよいし、処理対象の文書データが格納されたアドレスが記述されていてもよい。
呼出マネージャ52は、呼出指示を受け取った場合、対応するワークフロー実行部44を呼び出して起動させる。そして、呼出マネージャ52は、呼出指示に含まれる文書データを与える。呼び出されたワークフロー実行部44は、呼出マネージャ52から文書データを受け取る。
このように、アプリケーション呼出処理において、第1のアプリケーション部46−1は、OS部48の管理の下で機能する第mのアプリケーション部46−m(ワークフロー実行部44)を呼び出して起動させ、処理対象の文書データを与えることができる。これにより、呼び出された第mのアプリケーション部46−m(ワークフロー実行部44)は、第1のアプリケーション部46−1から処理対象の文書データを取得することができる。例えば、Android(登録商標)では、このような機能をインテントと呼ぶ。
なお、第1のアプリケーション部46−1は、呼び出すべき第mのアプリケーション部46−mを指定する呼出指示をOS部48に与えてもよいし、呼び出すべき第mのアプリケーション部46−mを指定しない呼出指示をOS部48に与えてもよい。ここでは、呼び出すべき第mのアプリケーション部46−m(例えばワークフロー実行部44)を第1のアプリケーション部46−1が指定する呼出指示を、明示的な呼出指示と呼ぶ。例えば、Android(登録商標)では、このような呼出指示を、明示的インテントと呼ぶ。また、呼び出すべき第mのアプリケーション部46−m(例えばワークフロー実行部44)を第1のアプリケーション部46−1が指定しない呼出指示を、暗黙的な呼出指示と呼ぶ。例えば、Android(登録商標)では、このような呼出指示を、暗黙的インテントと呼ぶ。
なお、第1実施形態においては、第1のアプリケーション部46−1は、暗黙的な呼出指示をOS部48に与える。
また、ワークフロー実行部44およびそれぞれのアプリケーション部46は、他のアプリケーション部46から受け取り可能な呼出指示が管理者等により予め設定されている。例えば、Android(登録商標)では、マニュフェストファイルにインテントフィルタとして登録されている。
例えば、ワークフロー実行部44は、表1に示されるように、どういった動作が指定された場合に呼び出しを受け付けるかが設定されている。
Figure 2018046342
また、例えば、ワークフロー実行部44は、表2に示されるように、どういった種類の文書データを受け取ることが可能であるかが設定されている。
Figure 2018046342
呼出マネージャ52は、何れかのアプリケーション部46から呼出指示を受けた場合、このような情報を参照して、呼出指示により指定された動作および文書データを受け取り可能な他のアプリケーション部46(ワークフロー実行部44を含む)を呼び出す。
図5は、ワークフロー実行部44により実行されるワークフローの第1例を示す図である。ワークフロー実行部44は、画像形成装置20がスキャンして生成した文書データを取得し、取得した文書データに対して操作者が指定したワークフローを施す。ワークフローにより実行される処理の内容は、ワークフロー情報により定義される。
ワークフロー実行部44には、管理者により生成された複数のワークフロー情報が登録されている。ワークフロー情報は、コンピュータにより解釈が可能なデータ形式で記述される。ワークフロー情報は、例えば、XML(Extensible Markup Language)により記述される。ワークフロー実行部44は、ワークフロー情報に記述された内容を解釈してワークフローを実行する。
ワークフロー情報は、ワークフロー実行部44が実行するワークフロー(少なくとも1つの処理およびそれらの処理の実行順序)を定義する。図5に示すワークフローは、ノイズ除去処理→文字認識処理→フォーマット変換処理→サーバ配信処理の順で処理をすることを示している。
例えば、ノイズ除去処理において、ワークフロー実行部44は、画像のノイズ除去等をする。文字認識処理において、ワークフロー実行部44は、画像に含まれる文字を認識して、テキストデータを生成する。フォーマット変換処理において、ワークフロー実行部44は、文書データを指定されたファイルフォーマット(例えばPDF(Portable Document Format)等)に変換する。サーバ配信処理において、ワークフロー実行部44は、文書データを指定されたサーバ(例えばファイルサーバ装置34またはメールサーバ装置36)に送信する。
図6は、ワークフロー実行部44により実行されるワークフローの第2例を示す図である。ワークフロー実行部44が、画像形成装置20により生成された文書データにワークフローを施すのではなく、アプリケーション部46により管理されていた文書データに対してワークフローを施す場合もある。この場合、ワークフロー実行部44は、アプリケーション部46からの呼出指示に応じたOS部48からの呼び出しに応じて起動をして、ワークフローを実行する。
アプリケーション部46により管理されていた文書データに対して処理を施す場合、ワークフロー実行部44は、図6に示すような、アプリケーション受付処理を含むワークフローを実行する。図6に示すワークフローは、アプリケーション受付処理→文字認識処理→フォーマット変換処理→サーバ配信処理の順で処理をすることを示している。
アプリケーション受付処理において、ワークフロー実行部44は、OS部48の管理の下で機能する他のアプリケーション部46により管理されている文書データを取得する。例えば、アプリケーション受付処理において、ワークフロー実行部44は、呼出指示により指定されたメモリ領域から文書データを読み出す。
アプリケーション受付処理において、ワークフロー実行部44は、例えば、アプリケーション部46の一例であるDropbox(登録商標)アプリケーションからの呼出指示に応じて、Dropbox(登録商標)により管理される特定のフォルダに文書データをダウンロードしてもよい。また、アプリケーション受付処理において、ワークフロー実行部44は、例えば、アプリケーション部46の一例であるLINE(登録商標)アプリケーションからの呼出指示に応じて、LINE(登録商標)により管理される文書データを取得してもよい。
図7は、第1実施形態に係るワークフロー実行部44の機能構成を示す図である。ワークフロー実行部44は、文書取得部61と、アプリケーション受付部62と、ワークフロー情報記憶部63と、フロー制御部64と、プラグイン実行部65と、配信先情報記憶部66と、配信部67と、ワークフローリスト記憶部71と、履歴記憶部72と、表示制御部73と、選択受付部74と、履歴管理部75とを有する。
文書取得部61は、画像形成装置20からワークフローの実行指示を受けた場合、画像形成装置20がスキャンして生成した文書データを、画像形成装置20から取得する。文書取得部61は、取得した文書データをフロー制御部64に与える。
アプリケーション受付部62は、ワークフロー実行部44がアプリケーション部46から出力された呼出指示に応じてOS部48により呼び出された場合、呼出指示により指定された文書データを取得する。アプリケーション受付部62は、OS部48から文書データを取得してもよいし、呼出指示により指定された格納領域から文書データを読み出してもよい。アプリケーション受付部62は、フロー制御部64からの実行指示に応じて動作する。アプリケーション受付部62は、取得した文書データをフロー制御部64に与える。
ワークフロー情報記憶部63は、ワークフロー情報を記憶する。例えば、表3に示すように、ワークフロー情報記憶部63は、ワークフローIDに関連付けて、XMLデータで表されたワークフロー情報を記憶する。ワークフロー情報記憶部63は、複数のワークフロー情報を記憶してもよい。
Figure 2018046342
フロー制御部64は、画像形成装置20または選択受付部74から、ワークフローの実行指示および実行すべきワークフローを特定するワークフローIDを受け取る。フロー制御部64は、画像形成装置20または選択受付部74から受け取った実行指示に従って、ワークフローIDにより特定されるワークフローの実行を制御する。なお、フロー制御部64は、実行指示およびワークフローIDを一旦キューに格納し、実行すべきタイミングにおいて、実行指示およびワークフローIDをキューから取得してもよい。
また、フロー制御部64は、画像形成装置20からワークフローの実行指示を受けた場合、処理対象の文書データを文書取得部61から受け取る。また、フロー制御部64は、ワークフロー実行部44がアプリケーション部46から出力された呼出指示に応じてOS部48により呼び出された場合、処理対象の文書データをアプリケーション受付部62から受け取る。
フロー制御部64は、ワークフローを実行する場合、取得したワークフローIDに関連付けられたワークフロー情報をワークフロー情報記憶部63から読み出す。フロー制御部64は、読み出したワークフロー情報に従って、実行すべきワークフローに含まれるそれぞれの処理および処理順序を特定する。そして、フロー制御部64は、実行すべきワークフローにおけるそれぞれの処理の実行において、プラグイン実行部65に対して処理を指定する。さらに、フロー制御部64は、処理を指定するとともに、処理対象の文書データ、および、その処理を実行するための設定値をプラグイン実行部65に与える。プラグイン実行部65が処理を実行した後、フロー制御部64は、処理が施された後の文書データをプラグイン実行部65から受け取る。そして、フロー制御部64は、ワークフローに含まれる1つの処理が終了すると、プラグイン実行部65に対して次の処理を指定する。これにより、フロー制御部64は、プラグイン実行部65に、ワークフローにより特定される1以上の処理を順次に実行させることができる。
なお、フロー制御部64は、実行すべきワークフローにサーバ配信処理が含まれる場合、サーバ配信処理の実行において、配信部67に対して実行指示を与える。フロー制御部64は、配信部67に対して実行指示を与えるとともに、処理対象の文書データおよび配信処理を実行するために必要な設定値を与える。また、フロー制御部64は、実行すべきワークフローにアプリケーション受付処理が含まれる場合、アプリケーション受付処理において、アプリケーション受付部62に対して実行指示を与える。
プラグイン実行部65は、フロー制御部64から、実行すべき処理が指定される。これとともに、プラグイン実行部65は、処理対象の文書データおよび設定値が与えられる。プラグイン実行部65は、与えられた文書データに対して、指定された処理を設定値に従って施す。より具体的には、プラグイン実行部65は、異なる複数のプラグインプログラム81(81−1〜81−n)を実行可能である。プラグイン実行部65は、指定された処理に対応するプラグインプログラム81を実行することにより、与えられた文書データに対して、指定した処理を施すことができる。プラグイン実行部65は、指定された処理の実行を終えると、処理を施した後の文書データをフロー制御部64に戻す。
配信先情報記憶部66は、文書データの送信先を示す配信先情報を記憶する。配信先情報記憶部66は、例えば、表4に示すように、フォルダ配信かメール配信かといったタイプ毎に、配信先のサーバのアドレスを記憶する。
Figure 2018046342
配信部67は、ワークフローにサーバ配信処理を含む場合、フロー制御部64から実行指示を受け取る。これとともに、配信部67は、フロー制御部64から文書データおよび設定値を受け取る。配信部67は、受け取った設定値に基づき配信タイプを特定し、特定した配信タイプに対応する配信先情報を配信先情報記憶部66から読み出す。そして、配信部67は、サーバ配信処理の実行において、特定した配信タイプに応じたデータ形式の文書データを、配信先情報に示されたアドレスに送信する。なお、配信部67は、ネットワーク上のプリンタ装置等に文書データを送信してもよい。
ワークフローリスト記憶部71は、リストを記憶する。リストは、アプリケーション部46から出力された呼出指示に応じてOS部48により呼び出された場合に実行可能な少なくとも1つのワークフローを示す。リストは、アプリケーション受付処理を含む少なくとも1つのワークフローを示す。リストは、例えば、予め定められた順序で並べられたワークフローIDを含む。例えば、リストは、番号順または生成順で並べられたワークフローIDを含む。
履歴記憶部72は、アプリケーション部46から出力された呼出指示に応じてOS部48により呼び出された場合に選択されたワークフローを示す選択履歴を記憶する。履歴記憶部72は、例えば、呼出指示を出力したアプリケーション部46のそれぞれ毎に、選択履歴を記憶する。また、履歴記憶部72は、例えば、呼出指示により指定された文書データの種類のそれぞれ毎に、選択履歴を記憶してもよい。また、それぞれの選択履歴は、最近に選択されたワークフローほど上位となるように並べ替えられていてもよい。
表示制御部73は、アプリケーション部46から出力された呼出指示に応じてOS部48により呼び出された場合、実行可能な少なくとも1つのワークフローを示すリストを表示部204に表示させる。
この場合、表示制御部73は、選択履歴に応じた順序で並べられたワークフローを示すリストを表示させる。例えば、表示制御部73は、ワークフローリスト記憶部71に記憶されたリストに示されたワークフローの順序を、履歴記憶部72に記憶された選択履歴に従って修正して表示する。
また、履歴記憶部72が呼出指示を出力したアプリケーション部46のそれぞれ毎に選択履歴を記憶している場合、表示制御部73は、呼出指示の出力元のアプリケーション部46に対応する選択履歴に示されたワークフローを上位部分に含むリストを表示させてもよい。例えば、表示制御部73は、リストの上位部分に、呼出指示の出力元のアプリケーション部46に対応する選択履歴に示されたワークフローを含めるように、リストを修正して表示する。
また、履歴記憶部72が呼出指示により指定された文書データの種類のそれぞれ毎に選択履歴を記憶している場合、表示制御部73は、呼出指示により指定された文書データの種類に対応する選択履歴に示されたワークフローを上位部分に含むリストを表示させてもよい。例えば、表示制御部73は、リストの上位部分に、呼出指示により指定された文書データの種類に対応する選択履歴に示されたワークフローを含めるように、リストを修正して表示する。
さらに、表示制御部73は、最近に選択されたワークフローほど上位となるようなリストを表示させてもよい。例えば、履歴記憶部72が最近に選択されたワークフローほど上位となるように並べ替えた選択履歴を記憶している場合、表示制御部73は、選択履歴に示された順に並べられたワークフローを、上位部分に含むリストを表示させてもよい。
なお、ここで、上位とは、ユーザがより選択しやすいリスト上における位置を意味する。例えば、上位とは、ワークフローIDを画面の上から順に並べて表示する場合には、画面の上の方のことを意味し、また、ワークフローIDを複数の画面に分けて表示する場合には、初期に表示される画面を意味する。これにより、表示制御部73は、選択履歴に示されたワークフローをユーザに選択しやすくさせることができる。
選択受付部74は、表示制御部73により表示されたリストに示された少なくとも1つのワークフローのうち、何れか1つのワークフローの選択をユーザから受け付ける。例えば、選択受付部74は、入力部205に対する操作に基づき、ワークフローの選択をユーザから受け付ける。選択受付部74は、ワークフローの選択を受け付けた場合、選択されたワークフローを特定するためのワークフローIDを、履歴管理部75に与える。さらに、選択受付部74は、ワークフローの選択を受け付けた場合、ワークフローの実行指示および選択されたワークフローを特定するワークフローIDを、フロー制御部64に与える。
履歴管理部75は、履歴記憶部72に記憶されている選択履歴を管理する。具体的には、履歴管理部75は、選択受付部74がワークフローの選択を受け付ける毎に、履歴記憶部72に記憶されている選択履歴を更新する。
図8は、選択履歴の第1例を示す図である。図9は、選択履歴の第2例を示す図である。
例えば、履歴管理部75は、図8に示すように、呼出指示を出力したアプリケーション部46のそれぞれ毎に、選択履歴を管理する。例えば、アプリケーション部46から出力された呼出指示に応じてOS部48によりワークフロー実行部44が呼び出された場合に、履歴管理部75は、呼出指示を出力したアプリケーション部46を特定する。そして、履歴管理部75は、特定したアプリケーション部46に対応する選択履歴に、選択されたワークフローを追加する。
なお、履歴管理部75は、選択履歴を、最近に選択されたワークフローほど上位となるように並べ替えられていてもよい。例えば、図8に示す状態において、呼出指示を出力したアプリケーション部46が“A”であり、選択されたワークフローが“#2”であったとする。この場合、履歴管理部75は、図9に示すように、“A”の選択履歴に示されたワークフローの順序を、“#2”が最上位となるように並べ替える。
図10は、選択履歴の第3例を示す図である。例えば、履歴管理部75は、図10に示すように、呼出指示により指定された文書データの種類のそれぞれ毎に、選択履歴を管理してもよい。例えば、アプリケーション部46から出力された呼出指示に応じてOS部48によりワークフロー実行部44が呼び出された場合に、履歴管理部75は、呼出指示により指定された文書データの種類を特定する。そして、履歴管理部75は、特定した種類に対応する選択履歴に、選択されたワークフローを追加する。なお、この場合も、履歴管理部75は、対応する選択履歴を、最近に選択されたワークフローほど上位となるように並べ替えられていてもよい。
図11は、第1実施形態に係る文書処理システム10の処理の流れを示すシーケンス図である。文書処理システム10は、例えば、図11に示すシーケンスのように処理を実行する。
まず、第1のアプリケーション部46−1は、文書データに対して何らかの処理を実行する(S311)。続いて、第1のアプリケーション部46−1は、暗黙的な呼出指示をOS部48に与える(S312)。この場合、第1のアプリケーション部46−1は、管理している文書データを処理対象として指定する。なお、暗黙的な呼出指示は、呼び出すべきアプリケーション部46を指定しない呼出指示である。
続いて、OS部48は、暗黙的な呼出指示を受けた場合、文書データを取得可能なアプリケーション部46の一覧を表示して、表示したアプリケーション部46のうち1つのアプリケーション部46をユーザに指定させる(S313)。なお、ワークフロー実行部44は、アプリケーション部46の一例である。そして、OS部48は、ユーザから、何れかのアプリケーション部46の指定を受け付ける(S314)。
ここで、ワークフロー実行部44以外のアプリケーション部46が指定された場合、OS部48は、指定されたアプリケーション部46(ここでは、第2のアプリケーション部46−2)を呼び出す(S315)。そして、呼び出された第2のアプリケーション部46−2は、何らかの処理を実行する(S316)。
一方、ワークフロー実行部44が指定された場合、OS部48は、ワークフロー実行部44を呼び出す(S317)。そして、呼び出されたワークフロー実行部44は、処理対処の文書データに対して、ワークフローを施す(S318)。なお、S318でのワークフロー実行部44の処理内容は、図12においてさらに説明する。
図12は、ワークフロー実行部44の処理の流れを示すシーケンス図である。アプリケーション部46から出力された呼出指示に応じてOS部48により、ワークフロー実行部44が呼び出された場合、ワークフロー実行部44は、図12に示すシーケンスのように処理を実行する。
まず、表示制御部73は、OS部48からの呼び出しを受け付ける(S321)。続いて、表示制御部73は、呼び出しの内容を解析する(S322)。例えば、表示制御部73は、呼び出し元のアプリケーション部46の名称(アプリケーション名)を特定する。また、表示制御部73は、処理対象の文書データの種類を特定してもよい。
続いて、表示制御部73は、ワークフローリスト記憶部71から、実行可能な少なくとも1つのワークフローを示すリストを取得する(S323)。続いて、表示制御部73は、履歴記憶部72から、対応する選択履歴を取得する(S324)。例えば、表示制御部73は、履歴記憶部72がアプリケーション部46毎に選択履歴を記憶している場合には、呼出元のアプリケーション部46に対応する選択履歴を取得する。また、例えば、表示制御部73は、履歴記憶部72が文書データの種類毎に選択履歴を記憶している場合には、処理対象の文書データの種類に対応する選択履歴を取得する。
続いて、対応する選択履歴が無い場合、表示制御部73は、ワークフローリスト記憶部71に記憶されているリストを表示する(S325)。例えば、表示制御部73は、番号順または生成順で並べられたワークフローIDを含むリストを表示する。
一方、対応する選択履歴が有る場合、表示制御部73は、ワークフローリスト記憶部71に記憶されたリストに示されたワークフローの順序を、取得した選択履歴に従って修正する(S326)。例えば、表示制御部73は、リストの上位部分に、呼出指示の出力元のアプリケーション部46に対応する選択履歴に示されたワークフローを含めるように、リストを修正する。また、例えば、表示制御部73は、リストの上位部分に、呼出指示により指定された文書データの種類に対応する選択履歴に示されたワークフローを含めるように、リストを修正する。選択履歴が最近に選択されたワークフローほど上位となるように並べ替えられている場合には、表示制御部73は、リストの上位に示されたワークフローの順序を、選択履歴に示された順に修正してもよい。
そして、表示制御部73は、修正したリストを表示する(S327)。これにより、表示制御部73は、選択履歴に応じた順序で並べられたワークフローを示すリストを表示することができる。また、例えば、表示制御部73は、呼出指示の出力元のアプリケーション部46に対応する選択履歴に示されたワークフローを上位部分に含むリストを表示することができる。また、表示制御部73は、呼出指示により指定された文書データの種類に対応する選択履歴に示されたワークフローを上位部分に含むリストを表示することができる。さらに、表示制御部73は、最近に選択されたワークフローほど上位となるようなリストを表示することができる。
このようなリストを表示することにより、表示制御部73は、適切なワークフローをユーザにより選択しやすくさせることができる。例えば、表示制御部73は、過去に同一のアプリケーション部46から呼び出されていた場合に、その時と同一のワークフローを選択しやすくすることができる。また、例えば、表示制御部73は、過去に同一の種類の文書データに対してワークフローを施していた場合、その時と同一のワークフローを選択しやすくすることができる。
続いて、選択受付部74は、表示されたリストに示された何れか1つのワークフローの選択をユーザから受け付ける(S328)。選択受付部74は、選択されたワークフローを特定するためのワークフローIDを、履歴管理部75に与える(S329)。
続いて、履歴管理部75は、選択受付部74からワークフローIDを受け取った場合、履歴記憶部72に記憶されている選択履歴を更新する(S330)。例えば、呼出指示を出力したアプリケーション部46のそれぞれ毎に選択履歴を管理している場合には、履歴管理部75は、呼出指示を出力したアプリケーション部46を特定し、特定したアプリケーション部46に対応する選択履歴に、選択されたワークフローを追加する。また、例えば、呼出指示により指定された文書データの種類のそれぞれ毎に選択履歴を管理している場合には、履歴管理部75は、処理対象の文書データの種類を特定し、特定した文書データの種類に対応する選択履歴に、選択されたワークフローを追加する。なお、履歴管理部75は、対応する選択履歴を、最近に選択されたワークフローほど上位となるように並べ替えてよい。
また、選択受付部74は、ワークフローの選択をユーザから受け付けた場合、ワークフローの実行指示および選択されたワークフローを特定するためのワークフローIDをフロー制御部64に与える(S331)。
フロー制御部64は、選択受付部74からワークフローの実行指示およびワークフローIDを受け取った場合、ワークフローIDにより特定されるワークフローの実行を開始する(S332)。ワークフローの実行を開始すると、フロー制御部64は、アプリケーション受付部62に実行指示を与えて、呼出元のアプリケーション部46により管理されている処理対象の文書データを取得させる(S333)。そして、フロー制御部64は、以後、プラグイン実行部65および配信部67等に、処理対象の文書データおよび実行指示を順次に与えて、ワークフローに示された処理を順次に実行させる(S334)。
なお、ワークフローの実行中にエラーが発生した場合、フロー制御部64は、エラーが発生した旨を表示し(S335)、中断処理を実行する(S336)。また、ワークフローにエラーが発生せず正常に全ての処理が終了した場合、フロー制御部64は、ワークフローが正常に完了したことを示す完了通知をユーザに出力する(S337)。
以上のように、本実施形態に係るワークフロー実行部44は、特別なAPI等をワークフロー実行部44に組み込むことなく、他のアプリケーション部46が取り扱う文書データに対してワークフローを施すことができる。これにより、本実施形態に係る文書処理システム10によれば、ワークフロー実行部44の開発負担を軽減させることができる。
(第2実施形態)
つぎに、第2実施形態に係る文書処理システム10について説明する。第2実施形態に係る文書処理システム10は、第1実施形態の文書処理システム10と略同一の機能および構成を有する。従って、第2実施形態における第1実施形態と略同一の機能および構成を有する部分については、同一の符号を付けて相違点を除き詳細な説明を省略する。第3実施形態以降においても同様である。
図13は、第2実施形態に係るワークフロー実行部44の機能構成を示す図である。第2実施形態に係るワークフロー実行部44は、ワークフロー情報生成部91をさらに有する。
ワークフロー情報生成部91は、ワークフローの実行に先だって、管理者による操作に応じて、ワークフロー情報を生成する。ワークフロー情報生成部91は、生成したワークフロー情報をワークフローIDに関連付けてワークフロー情報記憶部63に記憶させる。
さらに、ワークフロー情報生成部91は、生成したワークフロー情報により定義されるワークフローにアプリケーション受付処理が含まれる場合、ワークフローリスト記憶部71に記憶されているリストも更新する。具体的には、ワークフロー情報生成部91は、生成したワークフロー情報に対応するワークフローIDをリストに追加する。
図14は、ワークフロー生成画面92を表示している情報処理装置30を示す図である。ワークフロー情報生成部91は、例えば、図14に示すような、ワークフロー生成画面92を表示して、管理者にワークフロー情報を生成させる。
ワークフロー生成画面92は、選択領域93と、作成領域94とを含む。選択領域93には、ワークフローに含めることが可能な処理を示す複数のアイコン95が表示されている。
管理者は、選択領域93においてワークフローに含めるべき処理を示す何れかのアイコン95を選択し、選択したアイコン95を作成領域94にドラッグアンドドロップをする。そして、管理者は、作成領域94において、ドロップした2つのアイコン95の間を、処理順序を示す矢印96により接続する。
管理者は、ワークフローに含めるべき処理を示す全てのアイコン95を作成領域94にドロップし、実行すべき順序に従って矢印96によりアイコン95の間を接続した後に、完了ボタン97を押す。完了ボタン97が押された場合、ワークフロー情報生成部91は、作成領域94上に表示されたアイコン95の並びに従った順序で処理を実行させるワークフロー情報を生成する。さらに、ワークフロー情報生成部91は、生成したワークフロー情報に、アプリケーション受付処理が含まれている場合には、生成したワークフロー情報に対応するワークフローIDを、ワークフローリスト記憶部71に記憶されているリストに追加する。
以上のように本実施形態に係るワークフロー実行部44によれば、ワークフロー情報を生成することができる。また、本実施形態に係るワークフロー実行部44によれば、生成したワークフロー情報にアプリケーション受付処理が含まれている場合には、OS部48からの呼び出し時に表示されるリストを更新することができる。
(第3実施形態)
図15は、第3実施形態に係るワークフロー実行部44の機能構成を示す図である。第3実施形態に係るワークフロー実行部44は、特定情報検出部101と、特定情報リスト記憶部102とをさらに有する。
特定情報検出部101は、アプリケーション部46から出力された呼出指示に応じてOS部48によりワークフロー実行部44が呼び出された場合に、呼出指示により指定された文書データに特定の種類の特定情報が含まれているか否かを検出する。例えば、特定情報検出部101は、文書データにおける予め定められた位置にメールアドレスが含まれているか否かを検出する。例えば、特定情報検出部101は、文書データにおけるメタデータの所定の位置にメールアドレスが含まれているか否かを検出してもよいし、文書データの本体における所定の位置にメールアドレスが含まれているか否かを検出してもよい。
特定情報リスト記憶部102は、特定情報リストを記憶する。特定情報リストは、特定情報を用いた処理を実行するワークフローを示す。例えば、特定情報がメールアドレスである場合、特定情報リストは、例えば、文書データからメールアドレスを抽出する処理または抽出したメールアドレスを配信先として設定する処理を含むワークフローを示す。特定情報リストは、例えば、管理者が新たなワークフローを生成した場合に更新されてよい。
表示制御部73は、呼出指示により処理対象として指定された文書データに特定の種類の特定情報が含まれている場合、特定情報に対応付けられたワークフローを上位部分に含むリストを表示させる。例えば、表示制御部73は、呼出指示により処理対象として指定された文書データに特定情報が含まれている場合、リストの上位に、特定情報リスト記憶部102に記憶された特定情報リストに示されたワークフローを含めるように、ワークフローリスト記憶部71に記憶されたリストを修正する。そして、表示制御部73は、修正したリストを表示させる。
図16は、第3実施形態に係るワークフロー実行部44により実行されるワークフローの例を示す図である。特定情報を用いた処理を実行するワークフローは、例えば、図16に示すようなワークフローである。図16に示すワークフローは、アプリケーション受付処理→アドレス抽出処理→アドレス設定処理の順で処理をすることを示している。
アドレス抽出処理は、文書データからメールアドレスを抽出する処理である。アドレス設定処理は、メールアドレスを配信先のアドレスとして設定する処理である。アドレス抽出処理において、ワークフロー実行部44は、処理対象の文書データからメールアドレスを抽出する。アドレス設定処理において、ワークフロー実行部44は、例えば配信先情報記憶部66に記憶されているメールアドレスを、抽出したメールアドレスに書き換える。
このように、本実施形態に係るワークフロー実行部44は、文書データに特定情報が含まれている場合、適切なワークフローをユーザに選択しやすくすることができる。
(第4実施形態)
図17は、第4実施形態に係るワークフロー実行部44により実行されるワークフローの例を示す図である。第4実施形態に係るワークフロー実行部44は、ワークフローの中の1つの処理として、アプリケーション呼出処理を実行することができる。
アプリケーション呼出処理において、ワークフロー実行部44は、OS部48の管理の下で機能する他のアプリケーション部46を呼び出して起動させ、処理対象の文書データを与える。アプリケーション呼出処理において、ワークフロー実行部44は、例えば、アプリケーション部46の一例であるDropbox(登録商標)アプリケーションを呼び出して起動させ、Dropbox(登録商標)により管理される特定のフォルダに文書データをアップロードさせてもよい。また、アプリケーション呼出処理において、ワークフロー実行部44は、例えば、アプリケーション部46の一例であるLINE(登録商標)アプリケーションを起動させ、LINE(登録商標)により管理される宛先に文書データを送信させてもよい。
図17に示すワークフローは、アプリケーション受付処理→ノイズ除去処理→文字認識処理→フォーマット変換処理→配信処理の順で処理をすることを示している。
図17に示す配信処理を実行する場合、ワークフロー実行部44は、サーバ配信処理およびアプリケーション呼出処理を含む配信処理を実行する。ワークフロー実行部44は、例えば、配信処理において、サーバ配信処理またはアプリケーション呼出処理の何れか一方を実行する。なお、ワークフロー実行部44は、ワークフローの実行前にユーザが入力した設定値に応じて、サーバ配信処理またはアプリケーション呼出処理の何れを実行するかを決定してもよい。
このように、ワークフロー実行部44は、ワークフローにアプリケーション呼出処理が含まれる場合、OS部48を介して何れかのアプリケーション部46を呼び出して、処理対象の文書データを呼び出したアプリケーション部46に与えることができる。
図18は、第4実施形態に係るワークフロー実行部44の機能構成を示す図である。第4実施形態に係るワークフロー実行部44は、アプリケーション呼出部111をさらに有する。
本実施形態において、フロー制御部64は、実行すべきワークフローにアプリケーション呼出処理を含む場合には、アプリケーション呼出処理の実行において、アプリケーション呼出部111に対して、実行指示、処理対象の文書データおよび必要な設定値を与える。
アプリケーション呼出部111は、アプリケーション呼出処理がワークフローに含まれる場合、フロー制御部64から実行指示を受け取る。アプリケーション呼出部111は、実行指示を受け取った場合、他のアプリケーション部46を呼び出す呼出指示を生成する。そして、アプリケーション呼出部111は、生成した明示的な呼出指示をOS部48に出力する。
ここで、アプリケーション呼出部111は、アプリケーション呼出処理において、選択されたワークフローにより処理された文書データを処理対象として指定する。さらに、アプリケーション呼出部111は、ワークフロー実行部44を呼び出した呼出指示の出力元のアプリケーション部46を呼び出し先として指定した明示的な呼出指示を生成する。例えば、OS部48がAndroid(登録商標)を実行して機能している場合、アプリケーション呼出部111は、明示的なインテントを、呼出指示として生成する。
図19は、第4実施形態に係る文書処理システム10の処理の流れを示すシーケンス図である。ワークフロー実行部44がアプリケーション呼出処理を含むワークフローを実行する場合、文書処理システム10は、図19に示すように処理を実行する。
アプリケーション呼出処理を含むワークフローを実行する場合、文書処理システム10は、S311から318までは、図11に示すシーケンスと同様に処理を実行する。ワークフロー実行部44は、ワークフローの最終段階において、ワークフロー実行部44の呼出元である第1のアプリケーション部46−1を呼び出すための明示的な呼出指示を生成する(S351)。この呼出指示は、選択されたワークフローにより処理された文書データを処理対象として指定している。
続いて、ワークフロー実行部44は、生成した明示的な呼出指示を、OS部48に与える(S352)。続いて、OS部48は、明示的な呼出指示を受けたことに応じて、第1のアプリケーション部46−1を呼び出す(S353)。第1のアプリケーション部46−1は、OS部48から呼び出されると、処理対象である文書データを受け取って、何らかの処理を実行する(S354)。
このように、本実施形態に係る文書処理システム10は、アプリケーション部46がワークフロー実行部44を呼び出して文書データをワークフロー実行部44に与え、さらに、アプリケーション部46がワークフローを施した後の文書データをワークフロー実行部44から取得することができる。
以上、本発明の複数の実施形態を説明したが、それぞれの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能である。
10 文書処理システム
20 画像形成装置
30 情報処理装置
32 情報提供サーバ装置
34 ファイルサーバ装置
36 メールサーバ装置
42 操作部
44 ワークフロー実行部
46 アプリケーション部
48 OS部
52 呼出マネージャ
61 文書取得部
62 アプリケーション受付部
63 ワークフロー情報記憶部
64 フロー制御部
65 プラグイン実行部
66 配信先情報記憶部
67 配信部
71 ワークフローリスト記憶部
72 履歴記憶部
73 表示制御部
74 選択受付部
75 履歴管理部
81 プラグインプログラム
91 ワークフロー情報生成部
92 ワークフロー生成画面
93 選択領域
94 作成領域
95 アイコン
96 矢印
97 完了ボタン
101 特定情報検出部
102 特定情報リスト記憶部
111 アプリケーション呼出部
201 プロセッサ
202 メモリ
203 記憶装置
204 表示部
205 入力部
206 通信部
211 プロセッサ
212 メモリ
213 記憶装置
214 プリンタ
215 スキャナ
216 通信部
特開2012−212348号公報

Claims (15)

  1. プロセッサを備える情報処理装置であって、
    前記プロセッサは、1以上の処理を含むワークフローを実行するワークフロー実行部として機能し、
    前記ワークフロー実行部は、
    アプリケーション部から出力された呼出指示に応じてオペレーティングシステム部が前記ワークフロー実行部を呼び出した場合、実行可能な少なくとも1つの前記ワークフローを示すリストを表示させる表示制御部と、
    前記リストに示された少なくとも1つの前記ワークフローのうち何れか1つの前記ワークフローの選択を受け付ける選択受付部と、
    前記呼出指示により処理対象として指定された文書データを取得するアプリケーション受付部と、
    取得した前記文書データに対して、選択された前記ワークフローを施すフロー制御部と、
    を有する情報処理装置。
  2. 過去に選択された前記ワークフローを示す選択履歴を管理する履歴管理部としてさらに機能し、
    前記表示制御部は、前記選択履歴に応じた順序で並べられた前記ワークフローを示す前記リストを表示させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記履歴管理部は、前記呼出指示を出力した前記アプリケーション部のそれぞれ毎に前記選択履歴を管理し、
    前記表示制御部は、前記呼出指示の出力元の前記アプリケーション部に対応する前記選択履歴に示された前記ワークフローを上位部分に含む前記リストを表示させる
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記履歴管理部は、前記呼出指示により指定された前記文書データの種類のそれぞれ毎に前記選択履歴を管理し、
    前記表示制御部は、前記呼出指示により指定された前記文書データの種類に対応する前記選択履歴に示された前記ワークフローを上位部分に含む前記リストを表示させる
    請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記履歴管理部は、前記選択履歴に示された前記ワークフローを、最近に選択された前記ワークフローほど上位となるように並べ替え、
    前記表示制御部は、前記選択履歴に示された順に並べられた前記ワークフローを、上位部分に含む前記リストを表示させる
    請求項3または4に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示制御部は、アプリケーション受付処理を含む前記ワークフローを、前記リストに含め、
    前記ワークフロー実行部は、前記アプリケーション受付処理において、前記呼出指示により指定された前記文書データを取得するアプリケーション受付部をさらに有する
    請求項1から5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示制御部は、アプリケーション呼出処理を含む前記ワークフローを、前記リストに含め、
    前記ワークフロー実行部は、前記アプリケーション呼出処理において、選択された前記ワークフローにより処理された前記文書データを指定するとともに、前記呼出指示の出力元の前記アプリケーション部を呼び出し先として指定した明示的な前記呼出指示を生成し、生成した明示的な前記呼出指示を前記オペレーティングシステム部に出力するアプリケーション呼出部をさらに有し、
    前記オペレーティングシステム部は、前記ワークフロー実行部から明示的な前記呼出指示を受けた場合、指定された前記アプリケーション部を呼び出して、呼び出した前記アプリケーション部に前記ワークフローにより処理がされた前記文書データを与える
    請求項1から5の何れか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示制御部は、前記呼出指示により処理対象として指定された前記文書データに特定の種類の特定情報が含まれている場合、前記特定情報に対応付けられた前記ワークフローを、上位部分に含む前記リストを表示する
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記特定情報は、メールアドレスである
    請求項8に記載の情報処理装置。
  10. 前記フロー制御部は、選択された前記ワークフローを定義するワークフロー情報に従って、順次に処理を特定し、
    前記ワークフロー実行部は、
    前記フロー制御部から、実行すべき処理が指定されるとともに、処理対象である前記文書データが与えられ、指定された処理に対応するプラグインプログラムを実行することにより、与えられた前記文書データに対して指定した処理を施し、指定された処理の実行を終えると、処理を施した後の前記文書データを前記フロー制御部に戻すプラグイン実行部
    をさらに有する
    請求項1から9の何れか1項に記載の情報処理装置。
  11. 前記ワークフロー実行部は、前記ワークフローの実行に先だって、前記ワークフロー情報を生成するワークフロー情報生成部をさらに有する
    請求項10に記載の情報処理装置。
  12. プロセッサを備える情報処理装置であって、
    前記プロセッサは、
    ワークフロープログラムを実行することにより、1以上の処理を含むワークフローを実行するワークフロー実行部と、
    アプリケーションプログラムを実行することにより、文書データを取り扱う処理を実行する少なくとも1つのアプリケーション部と、
    オペレーティングシステムプログラムを実行することにより、前記ワークフロー実行部および少なくとも1つの前記アプリケーション部を管理するオペレーティングシステム部と、
    して機能し、
    何れか1つの前記アプリケーション部は、前記文書データを処理対象として指定した呼出指示を前記オペレーティングシステム部に与え、
    前記オペレーティングシステム部は、前記呼出指示を受け取った場合、前記ワークフロー実行部を呼び出し、
    前記ワークフロー実行部は、
    前記アプリケーション部から出力された前記呼出指示に応じて前記オペレーティングシステム部が前記ワークフロー実行部を呼び出した場合、実行可能な少なくとも1つの前記ワークフローを示すリストを表示させる表示制御部と、
    前記リストに示された少なくとも1つの前記ワークフローのうち何れか1つの前記ワークフローの選択を受け付ける選択受付部と、
    前記呼出指示により処理対象として指定された前記文書データを取得するアプリケーション受付部と、
    取得した前記文書データに対して、選択された前記ワークフローを施すフロー制御部と、
    を有する情報処理装置。
  13. 何れか1つの前記アプリケーション部は、呼び出すべき前記アプリケーション部を指定しない暗黙的な前記呼出指示を前記オペレーティングシステム部に与え、
    前記オペレーティングシステム部は、暗黙的な前記呼出指示を受けた場合、前記文書データを取得可能な前記アプリケーション部の一覧を表示し、表示した前記アプリケーション部のうち1つの前記アプリケーション部をユーザに指定させ、ユーザにより指定された前記アプリケーション部を呼び出す
    請求項12に記載の情報処理装置。
  14. コンピュータを、請求項1から13の何れか1項に記載の情報処理装置における前記ワークフロー実行部として機能させるためのプログラム。
  15. プロセッサを備える情報処理装置において実行される情報処理方法であって、
    前記プロセッサは、1以上の処理を含むワークフローを実行するワークフロー実行部として機能し、
    前記ワークフロー実行部が、アプリケーション部から出力された呼出指示に応じてオペレーティングシステム部が前記ワークフロー実行部を呼び出した場合、実行可能な少なくとも1つの前記ワークフローを示すリストを表示させる
    前記ワークフロー実行部が、前記リストに示された少なくとも1つの前記ワークフローのうち何れか1つの前記ワークフローの選択を受け付け、
    前記ワークフロー実行部が、前記呼出指示により処理対象として指定された文書データを取得し、
    前記ワークフロー実行部が、取得した前記文書データに対して、選択された前記ワークフローを施す
    情報処理方法。
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