JP2018045186A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画素回路を構成する素子を複数の画素間で共有する表示装置においても、表示不良の発生を抑制できる表示装置の駆動方法を提供する。【解決手段】第N(Nは任意の奇数又は任意の偶数)フレームにおいて、第1画素行及び第2画素行の複数の画素が保持する映像データを同時に初期化し、第1画素及び第2画素行の複数の画素について同時に閾値補償を行い、第1画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込み、その後に第2画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込み、第N+1フレームにおいて、第1画素行及び前記第2画素行の複数の画素が保持する映像データを同時に初期化し、第1画素行及び第2画素行の複数の画素について同時に閾値補償を行い、第2画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込み、その後に第1画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込む。【選択図】図4B
Description
本発明は、表示装置の駆動方法に関する。特に、複数行の画素を一括で駆動する表示装置の駆動方法に関する。
有機エレクトロルミネッセンス(以下、有機ELと呼ぶ。)表示装置は、各画素に発光素子が設けられ、個別に発光を制御することで画像を表示する。発光素子は、一方をアノード電極、他方をカソード電極として区別される一対の電極間に有機EL材料を含む層(以下、「発光層」ともいう)を挟んだ構造を有している。有機EL表示装置は、一方の電極が画素ごとに画素電極として設けられ、他方の電極は複数の画素に跨がって共通の電位が印加される共通電極として設けられている。有機EL表示装置は、この共通電極の電位に対し、画素電極の電位を画素毎に印加することで、画素の発光を制御している。
表示装置の高精細化に対応するためには、画素あたりの素子数を可能な限り低減させた画素回路124が必要とされ、近年では、画素回路124を構成する素子を複数の画素間で共有する表示装置及びその駆動方法が開発されている。
しかしながらこのような表示装置においては、画素回路124のレイアウトが画素間で相違する場合がある。このような場合、配線とスイッチング素子等との間には容量結合等が生じ得るため、配線に信号が流れるとスイッチング素子内の電位に影響を与える場合がある。
そのため、画素回路124のレイアウトが画素間で相違すると、スイッチング素子内の電位変化が画素間で異なることとなり、画素間で階調が揃わず、表示不良が生じるといった課題がある。
上記の課題に対し、例えば特許文献1には、水平走査線に平行な軸を挟んで向かい合って配置された第1及び第2の画素領域を有する表示装置の駆動方法であって、前記第1及び第2の画素領域それぞれに設けられた発光素子と、前記第1及び第2の画素領域それぞれに設けられ、前記発光素子に供給する電流を制御する第1トランジスタと、前記第1トランジスタのソース又はドレインと第1電位配線との間の電気的接続を制御する第1スイッチング素子と、前記第1スイッチング素子に直列に接続され、前記第1スイッチング素子と共に、前記第1トランジスタのソース又はドレインと第2電位配線との間の電気的接続を制御する第2スイッチング素子と、前記第1の画素領域に重畳して設けられ、前記第1スイッチング素子の導通、非導通を制御する電圧信号を供給する第1走査線と、前記第2の画素領域に重畳して設けられ、前記第2スイッチング素子の導通、非導通を制御する電圧信号を供給する第2走査線と、を有し、前記第1トランジスタのソース又はドレインとゲートとの間の電圧を閾値電圧に近付けるオフセットキャンセル期間の終了時に、前記第1走査線と前記第2走査線とに供給される電圧信号の波形を同じくすることを特徴とする表示装置の駆動方法が開示されている。
この従来技術によれば、画素回路124の配線レイアウトが画素間で相違する場合であっても、画素間で階調が揃う表示装置の駆動方法が提供される。しかしながら、第1の画素領域及び第2の画素領域に共通するオフセットキャンセル期間の終了後に、第1の画素領域及び第2の画素領域に映像信号を供給するタイミングが異なる。これに起因して画素間で階調が揃わず、表示不良が生じる可能性がある。
本発明は、上記実情に鑑み、画素回路124を構成する素子を複数の画素間で共有する表示装置においても、表示不良の発生を抑制できる表示装置の駆動方法を提供することを目的の一つとする。
本発明による表示装置の駆動方法の一態様は、第N(Nは任意の奇数又は任意の偶数)フレームにおいて、第1画素行の複数の画素、及び前記第1画素行に隣接する第2画素行の複数の画素が保持する映像データを同時に初期化し、前記第1画素行及び前記第2画素行の複数の画素について同時に閾値補償を行い、前記第1画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込み、前記第1画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に前記第2画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込み、第N+1フレームにおいて、前記第1画素行及び前記第2画素行の複数の画素が保持する映像データを同時に初期化し、前記第1画素行及び前記第2画素行の複数の画素について同時に閾値補償を行い、前記第2画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込み、前記第2画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に前記第1画素行の複数の画素の各々に所定の映像データの書き込みを行う表示装置の駆動方法である。
以下、本発明の実施の形態を、図面等を参照しながら説明する。但し、本発明は多くの異なる態様で実施することが可能であり、以下に例示する実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本発明の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
<第1実施形態>
図面を用いて本実施形態に係る表示装置100の構成、及びその駆動方法について説明する。
図面を用いて本実施形態に係る表示装置100の構成、及びその駆動方法について説明する。
[概略構成]
図1は、本実施形態に係る表示装置100の駆動方法に適用される表示装置100の概略構成を説明する斜視図である。表示装置100は、第1基板102と、第2基板104と、複数の画素108と、シール材110と、端子領域102bと、接続端子116とを有している。
図1は、本実施形態に係る表示装置100の駆動方法に適用される表示装置100の概略構成を説明する斜視図である。表示装置100は、第1基板102と、第2基板104と、複数の画素108と、シール材110と、端子領域102bと、接続端子116とを有している。
第1基板102上には、表示領域102aが設けられている。表示領域102aには、第1基板102上に、各々が少なくとも一つの発光素子を有する複数の画素108が配列されている。
表示領域102aの上面には第1基板102と対向する第2基板104が設けられている。第2基板104は表示領域102aを囲むシール材110によって、第1基板102に固定されている。第1基板102に形成された表示領域102aは、第2基板104とシール材110によって大気に晒されないように封止されている。このような封止構造により画素108に設けられる発光素子の劣化を抑制している。
第1基板102には、一端部に端子領域102bが設けられている。端子領域102bは第2基板104の外側に配置されている。端子領域102bは、複数の接続端子116が配置される領域である。接続端子116には、映像信号を出力する機器や電源などと表示パネル(図1では表示装置100)とを接続する配線基板が配置される。配線基板と接続する接続端子116の接点は、外部に露出している。第1基板102には接続端子116から入力された映像信号を表示領域102aに出力するドライバIC112が設けられている。
[回路構成]
図2は、本実施形態に係る表示装置100の駆動方法に適用される表示装置100の回路構成を説明する回路図である。
図2は、本実施形態に係る表示装置100の駆動方法に適用される表示装置100の回路構成を説明する回路図である。
表示装置100は、走査信号線駆動回路120、映像信号線駆動回路122、複数の画素回路124、複数の発光制御線126、複数の初期化線142、複数のオフセット制御線128、複数の走査信号線134、複数の映像信号線136及び複数の電源電位線140を有する。
走査信号線駆動回路120は、複数の発光制御線126、複数の初期化線142、複数のオフセット制御線128、及び複数の走査信号線134に接続されている。
映像信号線駆動回路122は、複数の映像信号線136及び複数の電源電位線140に接続されている。
複数の画素回路124は、行列状に配列されている。複数の画素回路124の各々は、複数の副画素回路125を含んでいる。本実施形態においては、複数の画素回路124の各々は3個の副画素回路125を含んでおり、具体的には、赤の発光を制御する副画素回路125R、緑の発光を制御する副画素回路125G及び青の発光を制御する副画素回路125Bを含んでいる。
複数の発光制御線126の各々は、行列状に配列された複数の画素回路124の内、同一行に配列された複数の画素回路124に接続されている。
複数の初期化線142の各々は、行列状に配列された複数の画素回路124の内、同一行に配列された複数の画素回路124に接続されている。更に、複数の初期化線142の各々は、当該複数の画素回路124の各々に含まれる3個の副画素回路125に接続されている。
複数のオフセット制御線128の各々は、行列状に配列された複数の画素回路124の内、同一行に配列された複数の画素回路124に接続されている。更に、複数のオフセット制御線128の各々は、当該複数の画素回路124の各々に含まれる3個の副画素回路125に接続されている。
複数の走査信号線134の各々は、行列状に配列された複数の画素回路124の内、同一行に配列された複数の画素回路124に接続されている。更に、複数の走査信号線134の各々は、当該複数の画素回路124の各々に含まれる3個の副画素回路125に接続されている。
複数の映像信号線136の各々は、行列状に配列された複数の画素回路124の内、同一列に配列された複数の副画素回路125に接続されている。
次いで、本実施形態に係る表示装置100が有する複数の画素回路124の各々の回路構成について詳細に説明する。
尚、複数の画素回路124の各々は複数のトランジスタを含むが、以下の説明ではトランジスタのゲート端子を制御端子と呼ぶことがある。また、便宜上、トランジスタのソース端子又はドレイン端子のいずれか一方を第1端子と呼び、他方を第2端子と呼ぶことがある。つまり、トランジスタの第1端子は、電圧を印加する条件によってはソース端子として機能する場合もあり、ドレイン端子として機能する場合もある。第2端子についても同様である。
図3は、本実施形態に係る表示装置100が有する複数の画素回路124の内、列方向に隣接する2つの画素回路124の構成を説明する回路図である。
本実施形態においては、複数の画素回路124の各々は3個の副画素回路125及び発光制御トランジスタ152を含んでいる。具体的には、画素回路124は、赤の発光を制御する副画素回路125R、緑の発光を制御する副画素回路125G及び青の発光を制御する副画素回路125Bを含んでいる。また、画素行毎に初期化トランジスタ154が設けられている。尚、本実施形態においては、発光制御トランジスタ152及び初期化トランジスタ154は、共にnチャネルトランジスタである。
本実施形態においては、前述の発光制御線126及びオフセット制御線128は、それぞれ、隣接する画素行において共通である。つまり、隣接する2つの画素行におる発光制御線126及びオフセット制御線128は、それぞれ、導通しており、走査信号線駆動回路120から共通の信号が供給される。また、前述の初期化線142は初期化トランジスタ154の第2端子に接続されている。隣接する画素行に設けられた初期化トランジスタ154は、それぞれの制御端子が初期化制御線130に接続されており、走査信号線駆動回路120から共通の信号が供給される。
副画素回路125は、駆動トランジスタ146、選択トランジスタ148、オフセットトランジスタ150、保持容量158、付加容量160及び発光素子144を含んでいる。本実施形態においては、駆動トランジスタ146、選択トランジスタ148及びオフセットトランジスタ150は、全てnチャネルトランジスタである。
駆動トランジスタ146は、発光素子144を駆動するためのトランジスタであり、制御端子に印加される電位に応じた電流を発光素子144に供給する。また、表示装置100の駆動時において、駆動トランジスタ146は、飽和状態で駆動する。駆動トランジスタ146は、制御端子が選択トランジスタ148の第2端子に接続され、第1端子がオフセットトランジスタ150の第2端子に接続され、第2端子が発光素子144の陽極に接続されている。
選択トランジスタ148は、オンオフ動作により、映像信号線136と駆動トランジスタ146の制御端子との導通状態を制御する。選択トランジスタ148は、制御端子が走査信号線134に接続され、第1端子が映像信号線136に接続され、第2端子が駆動トランジスタ146の制御端子に接続されている。
オフセットトランジスタ150は、オンオフ動作により、オフセット制御線128と駆動トランジスタ146の第1端子との導通状態を制御する。オフセットトランジスタ150は、制御端子がオフセット制御線128に接続され、第1端子が初期化線142に接続され、第2端子が駆動トランジスタ146の第1端子に接続されている。
発光制御トランジスタ152は、画素毎に設けられている。発光制御トランジスタ152は、オンオフ動作により、電源電位線140とオフセットトランジスタ150の第1端子との導通状態を制御する。発光制御トランジスタ152の制御端子は、発光制御線126に接続され、第1端子は電源電位線140に接続され、第2端子はオフセットトランジスタ150の第1端子に接続されている。
初期化トランジスタ154は、画素行毎に設けられている。本実施形態においては、第1初期化トランジスタ154は、画素行毎に1つ設けられている。初期化トランジスタ154は、オンオフ動作により、初期化信号線138と初期化線142との導通状態を制御する。初期化トランジスタ154の制御端子は、初期化制御線130に接続され、第1端子は初期化信号線138に接続され、第2端子は初期化線142に接続されている。
保持容量158は、駆動トランジスタ146の制御端子−第2端子間の電圧を保持する。保持容量158に蓄積された電荷により、選択トランジスタ148が非導通状態となった後も、一定期間は駆動トランジスタ146の制御端子に電圧が印加され、駆動トランジスタ146の導通状態が保たれる。保持容量158は、駆動トランジスタ146の制御端子−第2端子間に接続される。
付加容量160は、保持容量158との容量分割により、映像信号に応じて駆動トランジスタ146の制御端子−第2端子間電圧を設定する。具体的には、保持容量158の静電容量より付加容量160の静電容量を大きく設定し、駆動トランジスタ146の制御端子−第2端子間電圧の設定範囲を広くする場合が多い。付加容量160は、一端が駆動トランジスタ146の第2端子に接続されている。
発光素子144は、陽極が駆動トランジスタ146の第2端子に接続され、陰極が共通電位線に接続されている。発光素子144としては、供給される電流に応じた輝度の光を発する電流駆動型の発光素子を用いることができる。本実施形態においては、発光素子144として、有機発光ダイオードを用いる。
以上、本実施形態に係る表示装置100に含まれる複数の画素回路124の各々の回路構成について説明した。
[駆動方法]
図面を用いて、本実施形態に係る表示装置100の駆動方法について説明する。図4A及び図4Bは、本実施形態に係る表示装置100の駆動方法を説明するタイミングチャートである。図4A及び図4Bでは、行列状に配置された画素回路124のうち、連続する4行の画素行に配列された画素回路124の動作を示している。以下の説明においては、連続する4行の画素行について、順番に第1画素行、第2画素行、第3画素行及び第4画素行と呼ぶことにする。
図面を用いて、本実施形態に係る表示装置100の駆動方法について説明する。図4A及び図4Bは、本実施形態に係る表示装置100の駆動方法を説明するタイミングチャートである。図4A及び図4Bでは、行列状に配置された画素回路124のうち、連続する4行の画素行に配列された画素回路124の動作を示している。以下の説明においては、連続する4行の画素行について、順番に第1画素行、第2画素行、第3画素行及び第4画素行と呼ぶことにする。
第1画素行及び第2画素行に配列された画素の内、列方向に隣接する画素回路124の構成は、図3に示した画素回路124の構成に相当する。同様に、第3画素行及び第4画素行に配列された画素の内、列方向に隣接する画素回路124の構成は、図3に示した画素回路124の構成に相当する。
図4A及び図4Bにおいて示されている各信号の意味は以下の通りである。RG12は、第1画素行の初期化制御線130a及び第2画素行の初期化制御線130bに共通して供給される信号を意味している。RG34は、第3画素行の初期化制御線130c及び第4画素行の初期化制御線130dに共通して供給される信号を意味している。BG12は、第1画素行の発光制御線126a及び第2画素行の発光制御線126bに共通して供給される信号を意味している。BG34は、第3画素行の発光制御線126c及び第4画素行の発光制御線126dに共通して供給される信号を意味している。CG12は、第1画素行のオフセット制御線128a及び第2画素行のオフセット制御線128bに共通して供給される信号を意味している。CG34は、第3画素行のオフセット制御線128c及び第4画素行のオフセット制御線128dに共通して供給される信号を意味している。SG1は第1画素行の走査信号線134aに供給される信号を意味している。SG2は第2画素行の走査信号線134bに供給される信号を意味している。SG3は第3画素行の走査信号線134cに供給される信号を意味している。SG4は第4画素行の走査信号線134dに供給される信号を意味している。
本実施形態に係る表示装置100は、1フレームにおいて、発光期間、初期化期間、閾値補償期間、及び書き込み期間の4種の期間を含んで駆動される。本実施形態に係る表示装置100の駆動方法は、以下に示す第Nフレーム(Nは任意の奇数又は任意の偶数)と、第N+1フレームとを有する。
図4Aは、本実施形態に係る表示装置100の第Nフレームの動作を説明するタイミングチャートである。第Nフレームにおいて、期間T1は、第1画素行及び第2画素行の画素についての初期化期間である。期間T2は、第1画素行及び第2画素行の画素については閾値補償期間であり、第3画素行及び第4画素行の画素については初期化期間である。期間T3は、第3画素行及び第2画素行の画素についての閾値補償期間である。期間T4は、第1画素行についての書き込み期間である。期間T5は、第2画素行についての書き込み期間である。期間T7は、第3画素行についての書き込み期間である。期間T8は、第4画素行についての書き込み期間である。
つまり、書き込み期間に着目すると、第Nフレームにおいては、第1画素行、第2画素行、第3画素行、そして第4画素行の順に行われる。
期間T1においては、第1画素行の走査信号線134a、及び第1画素行の走査信号線134aに隣接する第2画素行の走査信号線134bに接続された複数の画素が保持する映像データを同時に初期化する。
具体的には、この期間においては、第1画素行の走査信号線134aを介して第1画素行の複数の画素の各々が有する選択トランジスタ148をオン状態にし、第2画素行の走査信号線134bを介して第2画素行の複数の画素の各々が有する選択トランジスタ148をオン状態にする。
更に、第1画素行のオフセット制御線128aを介して第1画素行の複数の画素の各々が有するオフセットトランジスタ150をオン状態にし、第2画素行のオフセット制御線を介して第2画素行の複数の画素の各々が有するオフセットトランジスタ150をオン状態にする。ここで、前述のように、第1画素行のオフセット制御線128a及び第2画素行のオフセット制御線128bは導通しているため、両者には共通の信号が供給される。
更に、第1画素行の発光制御線126aを介して第1画素行の複数の画素の各々が有する発光制御トランジスタ152をオフ状態にし、第2画素行の発光制御線126bを介して第2画素行の複数の画素の各々が有する発光制御トランジスタ152をオフ状態にする。ここで、前述のように、第1画素行の発光制御線126a及び第2画素行の発光制御線126bは導通しているため、両者には共通の信号が供給される。
更に、初期化制御線130を介して第1画素行及び第2画素行のの各々に設けられた初期化トランジスタ154をオン状態にする。
以上の状態において、映像信号線136を介して第1画素行及び第2画素行の複数の画素に初期化信号電位Viniを供給する。更に、初期化信号線138を介して第1画素行及び第2画素行の複数の画素に初期化信号電位Vrstを供給する。
これによって、第1画素行及び第2画素行の画素が有する駆動トランジスタ146の制御端子に蓄積されていた、映像信号に応じた量の電荷は放電される。
期間T2においては、第1画素行の走査信号線134aに接続された複数の画素、及び第2画素行の走査信号線134bに接続された複数の画素の各々が有する駆動トランジスタ146について同時に閾値補償を行う。
具体的には、期間T1の状態に対して、第1画素行の発光制御線126aを介して第1画素行の複数の画素の各々が有する発光制御トランジスタ152をオン状態にし、第2画素行の発光制御線126bを介して第2画素行の複数の画素の各々が有する発光制御トランジスタ152をオン状態にする。
更に、初期化制御線130を介して第1画素行及び第2画素行の画素が有する初期化トランジスタ154をオフ状態にする。
これによって、駆動トランジスタ146の制御端子には初期化信号電位Viniが供給され、第1端子には電源電位VDDが供給される。これによって、駆動トランジスタ146の制御端子−第2端子間の電圧が駆動トランジスタ146の閾値に近づく。これによって、駆動トランジスタ146毎の閾値のばらつきが補正される。
また、期間T2においては、第2画素行の走査信号線134bに隣接する第3画素行の走査信号線134cに接続された複数の画素、及び第3画素行の走査信号線134cに隣接する第4画素行の走査信号線134dに接続された複数の画素が保持する映像データを同時に初期化する。この期間における第3画素行及び第4画素行の複数の画素の各々についての具体的な動作は期間T1についての説明と同様であるため、詳細な説明は省略する。
期間T3においては、第3画素行の走査信号線134cに接続された複数の画素、及び第4画素行の走査信号線134dに接続された複数の画素の各々が有する駆動トランジスタ146について同時に閾値補償を行う。この期間における第3画素行及び第4画素行の複数の画素の各々についての具体的な動作は期間T2についての説明と同様であるため、詳細な説明は省略する。
期間T4においては、第1画素行の走査信号線134aに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込む。具体的には、第1画素行の複数の画素を選択する。つまり、第1画素行の走査信号線134aを介して第1画素行の複数の画素の各々が有する選択トランジスタ148をオン状態にする。そして、複数の映像信号線136を介して第1画素行の複数の画素の各々が有する駆動トランジスタ146の制御端子に所定の映像信号電位を供給する。このとき、第1画素行及び第2画素行のオフセット制御線128を介して第1画素行及び第2画素行の複数の画素の各々が有するオフセットトランジスタ150をオフ状態にする。
閾値補償を行ったことにより、駆動トランジスタ146の制御端子−第2端子間電圧は、映像信号電位Vsigに依存して定まり、閾値電圧には依存しない。
期間T4において第1画素行の走査信号線134aに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に、期間T5においては、第2画素行の走査信号線134bに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込む。この期間における第2画素行の画素についての具体的な動作は期間T4についての説明と同様であるため、詳細な説明は省略する。
期間T5において第2画素行の走査信号線134bに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に、期間T7においては、第3画素行の走査信号線134cに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込む。この期間における第2画素行の画素についての具体的な動作は期間T5についての説明と同様であるため、詳細な説明は省略する。
期間T7において第3画素行の走査信号線134cに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に、期間T8においては、第4画素行の走査信号線134dに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込む。この期間における第2画素行の画素についての具体的な動作は期間T7についての説明と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図4Bは、本実施形態に係る表示装置100の第N+1フレームの動作を説明するタイミングチャートである。第N+1フレームは、第Nフレームと比較すると、それぞれの画素行の書き込み期間の順番が異なっている。第N+1フレームにおいては、期間T4は第2画素行についての書き込み期間であり、期間T5は第1画素行についての書き込み期間であり、期間T7は第4画素行についての書き込み期間であり、期間T8は、第3画素行についての書き込み期間である。つまり、書き込み期間に着目すると、第N+1フレームにおいては、第2画素行、第1画素行、第4画素行、そして第3画素行の順に行われる。
以上の動作についてまとめる。初期化期間及び閾値補償期間の動作については、第Nフレーム及び第N+1フレームにおいて共通である。そして、第Nフレームにおいては、第1画素行、第2画素行、第3画素行、そして第4画素行の順に書き込み期間が続く。第N+1フレームにおいては、第2画素行、第1画素行、第4画素行、そして第3画素行の順に書き込み期間が続く。
ここで、第Nフレームにおいて、第1画素行及び第2画素行は、共通の閾値補償期間が終了した後の書き込み期間のタイミングが異なる。つまり、閾値補償期間の終了時から第1画素行の書き込み期間の開始時までの時間は、当該閾値補償期間の終了時から第2画素行の書き込み期間の開始時までの時間よりも短い。このタイミングの違いに起因し、第1画素行及び第2画素行で階調が揃わないことが起こり得る。例えば、このタイミングの違いに起因し、後に書き込みを行った第2画素行の画素の方が所望の輝度よりも暗くなったり、またはその逆であったりすることが起こり得る。
しかしながら、本実施形態においては、第N+1フレームにおいて、第1画素行及び第2画素行の書き込み期間のタイミングを、第Nフレームに対して入れ替えている。つまり、連続するフレームにおいて、隣接する行の書き込み期間の順番を入れ替えている
表示装置100の観測者は、有限時間内の複数のフレームにおいて平均化された輝度の発光を視認する。本実施形態に係る表示装置の駆動方法によれば、任意のフレームにおいて隣接する画素行に階調の不揃いが生じても、続くフレームと平均化すれば当該階調の不揃いは相殺される。これによって、前述のようなタイミングの違いに起因した階調の不揃いが視認されにくくなる。これによって、画素回路124を構成する素子を複数の画素間で共有する表示装置においても、表示不良の発生を抑制することができる。
以上、本実施形態に係る表示装置100の構成及び駆動方法について説明した。本実施形態に係る表示装置100の駆動方法によれば、画素回路124を構成する素子を複数の画素間で共有する表示装置においても、表示不良の発生を抑制することができる。
<第2実施形態>
図面を用いて本実施形態に係る表示装置100の駆動方法について説明する。本実施形態においては、第1実施形態において用いた表示装置100を用いる。図5A及び図5Bは、本実施形態に係る表示装置100の駆動方法を説明するタイミングチャートである。図5Aは、本実施形態に係る表示装置100の第Nフレームの動作を説明するタイミングチャートである。図5Bは、本実施形態に係る表示装置100の第N+1フレームの動作を説明するタイミングチャートである。
図面を用いて本実施形態に係る表示装置100の駆動方法について説明する。本実施形態においては、第1実施形態において用いた表示装置100を用いる。図5A及び図5Bは、本実施形態に係る表示装置100の駆動方法を説明するタイミングチャートである。図5Aは、本実施形態に係る表示装置100の第Nフレームの動作を説明するタイミングチャートである。図5Bは、本実施形態に係る表示装置100の第N+1フレームの動作を説明するタイミングチャートである。
第1実施形態に係る表示装置100の駆動方法と比べると、それぞれの行の書き込み期間の順番が異なっている。本実施形態においては、第Nフレームにおいては、第1画素行、第2画素行、第4画素行、そして第3画素行の順に書き込み期間が続く。第N+1フレームにおいては、第2画素行、第1画素行、第3画素行、そして第4画素行の順に書き込み期間が続く。
以上のような駆動方法によっても、連続するフレームにおいて、隣接する行の書き込み期間の順番を入れ替えているため、階調の不揃いが視認しにくくなる。これによって、画素回路124を構成する素子を複数の画素間で共有する表示装置においても、表示不良の発生を抑制することができる。
<第3実施形態>
図面を用いて本実施形態に係る表示装置200の構成、及びその駆動方法について説明する。表示装置200の概略構成については第1実施形態に係る表示装置100と共通である。
図面を用いて本実施形態に係る表示装置200の構成、及びその駆動方法について説明する。表示装置200の概略構成については第1実施形態に係る表示装置100と共通である。
[回路構成]
図6は、本実施形態に係る表示装置200の駆動方法に適用される表示装置200の回路構成を説明する回路図である。
図6は、本実施形態に係る表示装置200の駆動方法に適用される表示装置200の回路構成を説明する回路図である。
表示装置200は、走査信号線駆動回路120、映像信号線駆動回路122、複数の画素回路124、複数の発光制御線126、複数の初期化線142、複数の第2初期化制御線132、複数の走査信号線134、複数の初期化信号線138、複数の第1映像信号線136a、複数の第2映像信号線136b及び複数の電源電位線140を有する。
走査信号線駆動回路120は、複数の発光制御線126、複数の初期化線142、複数のオフセット制御線128、複数の初期化制御線130、及び複数の走査信号線134に接続されている。
映像信号線駆動回路122は、複数の第1映像信号線136a、第2映像信号線136b、複数の初期化信号線138及び複数の電源電位線140に接続されている。
複数の画素回路124は、行列状に配列されている。複数の画素回路124の各々は、複数の副画素回路125を含んでいる。本実施形態においては、複数の画素回路124の各々は3個の副画素回路125を含んでおり、具体的には、赤の発光を制御する副画素回路125R、緑の発光を制御する副画素回路125G及び青の発光を制御する副画素回路125Bを含んでいる。
複数の発光制御線126の各々は、行列状に配列された複数の画素回路124の内、同一行に配列された複数の画素回路124に接続されている。
複数の初期化線142の各々は、行列状に配列された複数の画素回路124の内、同一行に配列された複数の画素回路124に接続されている。更に、複数の初期化線142の各々は、当該複数の画素回路124の各々に含まれる3個の副画素回路125に接続されている。
複数の第2初期化制御線132の各々は、行列状に配列された複数の画素回路124の内、同一行に配列された複数の画素回路124に接続されている。更に、複数の第2初期化制御線132の各々は、当該複数の画素回路124の各々に含まれる3個の副画素回路125に接続されている。
複数の走査信号線134の各々は、行列状に配列された画素回路124の内、同一行に配列された複数の画素回路124に接続されている。更に、複数の走査信号線134の各々は、当該複数の画素回路124の各々に含まれる3個の副画素回路125に接続されている。
複数の第1映像信号線136aの各々は、行列状に配列された複数の画素回路124の内、同一列に配列された複数の副画素回路125に接続されている。
複数の第2映像信号線136bの各々は、行列状に配列された複数の画素回路124の内、同一列に配列された複数の副画素回路125に接続されている。
次いで、本実施形態に係る表示装置200が有する複数の画素回路124の各々の回路構成について詳細に説明する。
図7は、本実施形態に係る表示装置200が有する複数の画素回路124の内、列方向に隣接する2つの画素回路124の構成を説明する回路図である。
本実施形態においては、複数の画素回路124の各々は3個の副画素回路125及び発光制御トランジスタ152を含んでいる。具体的には、画素回路124は、赤の発光を制御する副画素回路125R、緑の発光を制御する副画素回路125G及び青の発光を制御する副画素回路125Bを含んでいる。また、画素行毎に初期化トランジスタ154が設けられている。尚、本実施形態においては、発光制御トランジスタ152及び初期化トランジスタ154は、共にnチャネルトランジスタである。
本実施形態においては、前述の発光制御線126、オフセット制御線128及び第2初期化制御線132は、それぞれ、隣接する画素行において共通である。つまり、隣接する2つの画素行における発光制御線126、オフセット制御線128及び第2初期化制御線132は、それぞれ、導通しており、走査信号線駆動回路120から共通の信号が供給される。また、前述の初期化線142は初期化トランジスタ154の第2端子に接続されている。隣接する画素行に設けられた初期化トランジスタ154は、それぞれの制御端子が第1初期化制御線130に接続されており、走査信号線駆動回路120から共通の信号が供給される。
副画素回路125は、駆動トランジスタ146、選択トランジスタ148、オフセットトランジスタ150、第2初期化トランジスタ156、保持容量158、付加容量160及び発光素子144を含んでいる。本実施形態においては、これらのトランジスタは、全てnチャネルトランジスタである。
駆動トランジスタ146は、制御端子が選択トランジスタ148の第2端子に接続され、第1端子がオフセットトランジスタ150の第2端子に接続され、第2端子が発光素子144の陽極に接続されている。
選択トランジスタ148は、オンオフ動作により、第1映像信号線136aと駆動トランジスタ146の制御端子との導通状態を制御する。選択トランジスタ148は、制御端子が走査信号線134に接続され、第1端子が第1映像信号線136aに接続され、第2端子が駆動トランジスタ146の制御端子に接続されている。
オフセットトランジスタ150は、オンオフ動作により、オフセット制御線128と駆動トランジスタ146の第1端子との導通状態を制御する。オフセットトランジスタ150は、制御端子がオフセット制御線128に接続され、第1端子が初期化線142に接続され、第2端子が駆動トランジスタ146の第1端子に接続されている。
発光制御トランジスタ152は、画素毎に設けられている。発光制御トランジスタ152は、オンオフ動作により、電源電位線140とオフセットトランジスタ150の第1端子との導通状態を制御する。発光制御トランジスタ152の制御端子は、発光制御線126に接続され、第1端子は電源電位線140に接続され、第2端子はオフセットトランジスタ150の第1端子に接続されている。
第1初期化トランジスタ154は、画素行毎に設けられている。本実施形態においては、第1初期化トランジスタ154は、画素行毎に1つ設けられている。第1初期化トランジスタ154は、オンオフ動作により、初期化信号線138と初期化線142との導通状態を制御する。第1初期化トランジスタ154の制御端子は、初期化制御線130に接続され、第1端子は初期化信号線138に接続され、第2端子は初期化線142に接続されている。
第2初期化トランジスタ156は、オンオフ動作により、第2映像信号線136bと駆動トランジスタ146の制御端子との導通状態を制御する。第2初期化トランジスタ156は、制御端子が第2初期化制御線132に接続され、第1端子が第2映像信号線136bに接続され、第2端子が駆動トランジスタ146の制御端子に接続されている。
保持容量158は、駆動トランジスタ146の制御端子−第2端子間の電圧を保持する。保持容量158は、駆動トランジスタ146の制御端子−第2端子間に接続される。
付加容量160は、保持容量158との容量分割により、映像信号に応じて駆動トランジスタ146の制御端子−第2端子間電圧を設定する。付加容量160は、一端が駆動トランジスタ146の第2端子に接続されている。
発光素子144は、陽極が駆動トランジスタ146の第2端子に接続され、陰極が共通電位線に接続されている。発光素子144としては、供給される電流に応じた輝度の光を発する電流駆動型の発光素子を用いることができる。本実施形態においては、発光素子144として、有機発光ダイオードを用いる。
以上、本実施形態に係る表示装置200に含まれる複数の画素回路124の各々の回路構成について説明した。本実施形態に係る表示装置200が有する画素回路124と、第1実施形態に係る表示装置が有する画素回路124とを比べると、以下の点で異なっている。第1実施形態に係る表示装置が有する画素回路124は、画素列毎に映像信号線136が設けられ、それが初期化信号電位Vini又は映像信号電位Vsigを切り替えて出力する。一方、本実施形態に係る表示装置が有する画素回路124は、第1映像信号線136a及び第2映像信号線136bが画素列毎に設けられ、それぞれが映像信号電位Vsig及び初期化信号電位Viniを出力する。
[駆動方法]
図面を用いて、本実施形態に係る表示装置200の駆動方法について説明する。図8A及び図8Bは、本実施形態に係る表示装置200の駆動方法を説明するタイミングチャートである。図8A及び図8Bでは、行列状に配置された画素回路124のうち、連続する4行の画素行に配列された画素回路124の動作を示している。
図面を用いて、本実施形態に係る表示装置200の駆動方法について説明する。図8A及び図8Bは、本実施形態に係る表示装置200の駆動方法を説明するタイミングチャートである。図8A及び図8Bでは、行列状に配置された画素回路124のうち、連続する4行の画素行に配列された画素回路124の動作を示している。
第1画素行及び第2画素行に配列された画素の内、列方向に隣接する画素回路124の構成は、図7に示した画素回路124の構成に相当する。同様に、第3画素行及び第4画素行に配列された画素の内、列方向に隣接する画素回路124の構成は、図7に示した画素回路124の構成に相当する。
図8A及び図8Bにおいて示されている各信号の意味は以下の通りである。RG12は、第1画素行の第1初期化制御線130a及び第2画素行の第1初期化制御線130bに共通して供給される信号を意味している。RG34は、第3画素行の第1初期化制御線130c及び第4画素行の第1初期化制御線130dに共通して供給される信号を意味している。BG12は、第1画素行の発光制御線126a及び第2画素行の発光制御線126bに共通して供給される信号を意味している。BG34は、第3画素行の発光制御線126c及び第4画素行の発光制御線126dに共通して供給される信号を意味している。IG12は、第1画素行の第2初期化制御線132a及び第2画素行の第2初期化制御線132bに共通して供給される信号を意味している。IG34は、第3画素行の第2初期化制御線132c及び第4画素行の第2初期化制御線132dに共通して供給される信号を意味している。CG12は、第1画素行のオフセット制御線128a及び第2画素行のオフセット制御線128bに共通して供給される信号を意味している。CG34は、第3画素行のオフセット制御線128c及び第4画素行のオフセット制御線128dに共通して供給される信号を意味している。SG1は第1画素行の走査信号線134aに供給される信号を意味している。SG2は第2画素行の走査信号線134bに供給される信号を意味している。SG3は第3画素行の走査信号線134cに供給される信号を意味している。SG4は第4画素行の走査信号線134dに供給される信号を意味している。
本実施形態に係る表示装置200は、1フレームにおいて、発光期間、初期化期間、閾値補償期間、及び書き込み期間の4種の期間を含んで駆動される。本実施形態に係る表示装置200の駆動方法は、以下に示す第Nフレームと、第N+1フレームとを有する。
図8Aは、本実施形態に係る表示装置200の第Nフレームの動作を説明するタイミングチャートである。第Nフレームにおいて、期間T1は、第1画素行及び第2画素行の画素についての初期化期間である。期間T2は、第1画素行及び第2画素行の画素については閾値補償期間である。期間T3は、第1画素行についての書き込み期間である。期間T4は、第2画素行についての書き込み期間である。期間T5は、第3画素行についての書き込み期間である。期間T6は、第4画素行についての書き込み期間である。
つまり、書き込み期間に着目すると、第Nフレームにおいては、第1画素行、第2画素行、第3画素行、そして第4画素行の順に行われる。
期間T1においては、第1画素行の走査信号線134aに接続された複数の画素、及び第1画素行の走査信号線134aに隣接する第2画素行の走査信号線134bに接続された複数の画素が保持する映像データを同時に初期化する。
具体的には、この期間においては、第1画素行の走査信号線134aを介して第1画素行の複数の画素の各々が有する選択トランジスタ148をオフ状態にし、第2画素行の走査信号線134bを介して第2画素行の複数の画素の各々が有する選択トランジスタ148をオフ状態にする。
更に、第1画素行のオフセット制御線128aを介して第1画素行の複数の画素の各々が有するオフセットトランジスタ150をオン状態にし、第2画素行のオフセット制御線128bを介して第2画素行の複数の画素の各々が有するオフセットトランジスタ150をオン状態にする。ここで、前述のように、第1画素行のオフセット制御線128a及び第2画素行のオフセット制御線128bは導通しているため、両者には共通の信号が供給される。
更に、第1画素行の発光制御線126aを介して第1画素行の複数の画素の各々が有する発光制御トランジスタ152をオフ状態にし、第2画素行の発光制御線126bを介して第2画素行の複数の画素の各々が有する発光制御トランジスタ152をオフ状態にする。ここで、前述のように、第1画素行の発光制御線126a及び第2画素行の発光制御線126bは導通しているため、両者には共通の信号が供給される。
更に、第1初期化制御線130を介して第1画素行及び第2画素行の画素が有する第1初期化トランジスタ154をオン状態にする。
更に、第2初期化制御線132を介して第1画素行及び第2画素行の複数の画素の各々が有する第2初期化トランジスタ156をオン状態にする。
以上の状態において、第2映像信号線136bを介して第1画素行及び第2画素行の複数の画素に初期化信号電位Viniを供給する。更に、初期化信号線138を介して第1画素行及び第2画素行の複数の画素に初期化信号電位Vrstを供給する。
これによって、第1画素行及び第2画素行の画素が有する駆動トランジスタ146の制御端子に蓄積されていた、映像信号に応じた量の電荷は放電される。
期間T2においては、第1画素行の走査信号線134aに接続された複数の画素、及び第2画素行の走査信号線134bに接続された複数の画素の各々が有する駆動トランジスタ146について同時に閾値補償を行う。
具体的には、期間T1の状態に対して、第1画素行の発光制御線126aを介して第1画素行の複数の画素の各々が有する発光制御トランジスタ152をオン状態にし、第2画素行の発光制御線126bを介して第2画素行の複数の画素の各々が有する発光制御トランジスタ152をオン状態にする。
更に、第1初期化制御線130を介して第1画素行及び第2画素行の各々が有する第1初期化トランジスタ154をオフ状態にする。
これによって、駆動トランジスタ146の制御端子には初期化信号電位Viniが供給され、第1端子には電源電位VDDが供給される。これによって、駆動トランジスタ146の制御端子−第2端子間の電圧が駆動トランジスタ146の閾値に近づく。これによって、駆動トランジスタ146毎の閾値のばらつきが補正される。
期間T3においては、第1画素行の走査信号線134aに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込む。具体的には、第1画素行の複数の画素を選択する。つまり、第1画素行の走査信号線134aを介して第1画素行の複数の画素の各々が有する選択トランジスタ148をオン状態にする。また、第2初期化制御線132を介して第1画素行及び第2画素行の複数の画素の各々が有する第2初期化トランジスタ156をオフ状態にする。また、第1画素行及び第2画素行のオフセット制御線128を介して第1画素行及び第2画素行の複数の画素の各々が有するオフセットトランジスタ150をオフ状態にする。そして、複数の第1映像信号線136aを介して第1画素行の複数の画素の各々が有する駆動トランジスタ146の制御端子に所定の映像信号電位を供給する。
閾値補償を行ったことにより、駆動トランジスタ146の制御端子−第2端子間電圧は、映像信号電位Vsigに依存して定まり、閾値電圧には依存しない。
期間T3において第1画素行の走査信号線134aに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に、期間T4においては、第2画素行の走査信号線134bに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込む。この期間における第2画素行の画素についての具体的な動作は期間T3についての説明と同様であるため、詳細な説明は省略する。
期間T4において第2画素行の走査信号線134bに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に、期間T5においては、第3画素行の走査信号線134cに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込む。この期間における第2画素行の画素についての具体的な動作は期間T3についての説明と同様であるため、詳細な説明は省略する。
期間T5において第3画素行の走査信号線134cに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に、期間T6においては、第4画素行の走査信号線134dに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込む。この期間における第2画素行の画素についての具体的な動作は期間T3についての説明と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図8Bは、本実施形態に係る表示装置200の第N+1フレームの動作を説明するタイミングチャートである。第N+1フレームは、第Nフレームと比較すると、それぞれの画素行の書き込み期間の順番が異なっている。第N+1フレームにおいては、期間T3は第2画素行についての書き込み期間であり、期間T4は第1画素行についての書き込み期間であり、期間T5は第4画素行についての書き込み期間であり、期間T6は第3画素行についての書き込み期間である。つまり、書き込み期間に着目すると、第N+1フレームにおいては、第2画素行、第1画素行、第4画素行、そして第3画素行の順に行われる。
このような駆動方法によれば、第1実施形態において説明した通り、連続するフレームにおいて、隣接する行の書き込み期間の順番を入れ替えているため、書き込み期間のタイミングの違いに起因した階調の不揃いが視認されにくくなる。これによって、画素回路124を構成する素子を複数の画素間で共有する表示装置においても、表示不良の発生を抑制することができる。
<第4実施形態>
図面を用いて本実施形態に係る表示装置200の駆動方法について説明する。本実施形態においては、第3実施形態において用いた表示装置200を用いる。図9A及び図9Bは、本実施形態に係る表示装置200の駆動方法を説明するタイミングチャートである。図9Aは、本実施形態に係る表示装置200の第Nフレームの動作を説明するタイミングチャートである。図9Bは、本実施形態に係る表示装置200の第N+1フレームの動作を説明するタイミングチャートである。
図面を用いて本実施形態に係る表示装置200の駆動方法について説明する。本実施形態においては、第3実施形態において用いた表示装置200を用いる。図9A及び図9Bは、本実施形態に係る表示装置200の駆動方法を説明するタイミングチャートである。図9Aは、本実施形態に係る表示装置200の第Nフレームの動作を説明するタイミングチャートである。図9Bは、本実施形態に係る表示装置200の第N+1フレームの動作を説明するタイミングチャートである。
第3実施形態に係る表示装置200の駆動方法と比べると、第Nフレームにおいては、第1画素行、第2画素行、第4画素行、そして第3画素行の順に書き込み期間が続く。第N+1フレームにおいては、第2画素行、第1画素行、第3画素行、そして第4画素行の順に書き込み期間が続く。
以上のような駆動方法によっても、連続するフレームにおいて、隣接する行の書き込み期間の順番を入れ替えているため、階調の不揃いが視認しにくくなる。これによって、画素回路124を構成する素子を複数の画素間で共有する表示装置においても、表示不良の発生を抑制することができる。
以上、本実施形態に係る表示装置200の構成及び駆動方法について説明した。本実施形態に係る表示装置200の駆動方法によれば、画素回路124を構成する素子を複数の画素間で共有する表示装置においても、表示不良の発生を抑制することができる。
<第5実施形態>
図面を用いて本実施形態に係る表示装置300の構成、及びその駆動方法について説明する。表示装置300の概略構成については第1実施形態に係る表示装置100と共通である。
図面を用いて本実施形態に係る表示装置300の構成、及びその駆動方法について説明する。表示装置300の概略構成については第1実施形態に係る表示装置100と共通である。
[回路構成]
図10は、本実施形態に係る表示装置300の駆動方法に適用される表示装置300の回路構成を説明する回路図である。
図10は、本実施形態に係る表示装置300の駆動方法に適用される表示装置300の回路構成を説明する回路図である。
表示装置300は、走査信号線駆動回路120、映像信号線駆動回路122、複数の画素回路124、複数の発光制御線126、複数の第1初期化制御線130、複数の第2初期化制御線132、複数の走査信号線134、複数の初期化信号線138、複数の第1映像信号線136a、複数の第2映像信号線136b、複数の初期化信号線138及び複数の電源電位線140を有する。
走査信号線駆動回路120は、複数の発光制御線126、複数の第1初期化制御線130、複数の第2初期化制御線132、及び複数の走査信号線134に接続されている。
映像信号線駆動回路122は、複数の第1映像信号線136a、第2映像信号線136b、複数の初期化信号線138及び複数の電源電位線140に接続されている。
複数の画素回路124は、行列状に配列されている。複数の画素回路124の各々は、複数の副画素回路125を含んでいる。本実施形態においては、複数の画素回路124の各々は3個の副画素回路125を含んでおり、具体的には、赤の発光を制御する副画素回路125R、緑の発光を制御する副画素回路125G及び青の発光を制御する副画素回路125Bを含んでいる。
複数の発光制御線126の各々は、行列状に配列された複数の画素回路124の内、同一行に配列された複数の画素回路124に接続されている。更に、複数の発光制御線126の各々は、当該複数の画素回路124の各々に含まれる3個の副画素回路125に接続されている。
複数の第1初期化制御線130の各々は、行列状に配列された複数の画素回路124の内、同一行に配列された複数の画素回路124に接続されている。更に、複数の第1初期化制御線130の各々は、当該複数の画素回路124の各々に含まれる3個の副画素回路125に接続されている。
複数の第2初期化制御線132の各々は、行列状に配列された複数の画素回路124の内、同一行に配列された複数の画素回路124に接続されている。更に、複数の第2初期化制御線132の各々は、当該複数の画素回路124の各々に含まれる3個の副画素回路125に接続されている。
複数の走査信号線134の各々は、行列状に配列された画素回路124の内、同一行に配列された複数の画素回路124に接続されている。更に、複数の走査信号線134の各々は、当該複数の画素回路124の各々に含まれる3個の副画素回路125に接続されている。
複数の第1映像信号線136aの各々は、行列状に配列された複数の画素回路124の内、同一列に配列された複数の副画素回路125に接続されている。
複数の第2映像信号線136bの各々は、行列状に配列された複数の画素回路124の内、同一列に配列された複数の副画素回路125に接続されている。
複数の初期化信号線138の各々は、行列状に配列された画素回路124の内、同一列に配列された複数の副画素回路125に接続されている。
次いで、本実施形態に係る表示装置300が有する複数の画素回路124の各々の回路構成について詳細に説明する。
図11は、本実施形態に係る表示装置300が有する複数の画素回路124の内、列方向に隣接する2つの画素回路124の構成を説明する回路図である。
本実施形態においては、複数の画素回路124の各々は3個の副画素回路125を含んでいる。具体的には、画素回路124は、赤の発光を制御する副画素回路125R、緑の発光を制御する副画素回路125G及び青の発光を制御する副画素回路125Bを含んでいる。
本実施形態においては、前述の発光制御線126、第1初期化制御線130及び第2初期化制御線132は、それぞれ、隣接する画素行において共通である。つまり、隣接する2つの画素行における発光制御線126、第1初期化制御線130及び第2初期化制御線132は、それぞれ、導通しており、走査信号線駆動回路120から共通の信号が供給される。
副画素回路125は、駆動トランジスタ146、選択トランジスタ148、発光制御トランジスタ152、第1初期化トランジスタ154、第2初期化トランジスタ156、保持容量158、付加容量160及び発光素子144を含んでいる。本実施形態においては、これらのトランジスタは、全てnチャネルトランジスタである。
駆動トランジスタ146は、制御端子が選択トランジスタ148の第2端子に接続され、第1端子がオフセットトランジスタ150の第2端子に接続され、第2端子が発光素子144の陽極に接続されている。
選択トランジスタ148は、オンオフ動作により、第1映像信号線136aと駆動トランジスタ146の制御端子との導通状態を制御する。選択トランジスタ148は、制御端子が走査信号線134に接続され、第1端子が第1映像信号線136aに接続され、第2端子が駆動トランジスタ146の制御端子に接続されている。
発光制御トランジスタ152は、オンオフ動作により、電源電位線140と駆動トランジスタ146の第1端子との導通状態を制御する。発光制御トランジスタ152の制御端子は、発光制御線126に接続され、第1端子は電源電位線140に接続され、第2端子は駆動トランジスタ146の第1端子に接続されている。
第1初期化トランジスタ154は、オンオフ動作により、駆動トランジスタ146の第2端子と初期化信号線138との導通状態を制御する。第1初期化トランジスタ154の制御端子は、第1初期化制御線130に接続され、第1端子は初期化信号線138に接続され、第2端子は駆動トランジスタ146の第2端子に接続されている。
第2初期化トランジスタ156は、オンオフ動作により、第2映像信号線136bと駆動トランジスタ146の制御端子との導通状態を制御する。第2初期化トランジスタ156は、制御端子が第2初期化制御線132に接続され、第1端子が第2映像信号線136bに接続され、第2端子が駆動トランジスタ146の制御端子に接続されている。
保持容量158は、駆動トランジスタ146の制御端子−第2端子間の電圧を保持する。保持容量158は、駆動トランジスタ146の制御端子−第2端子間に接続される。
付加容量160は、保持容量158との容量分割により、映像信号に応じて駆動トランジスタ146の制御端子−第2端子間電圧を設定する。付加容量160は、一端が駆動トランジスタ146の第2端子に接続されている。
発光素子144は、陽極が駆動トランジスタ146の第2端子に接続され、陰極が共通電位線に接続されている。発光素子144としては、供給される電流に応じた輝度の光を発する電流駆動型の発光素子を用いることができる。本実施形態においては、発光素子144として、有機発光ダイオードを用いる。
以上、本実施形態に係る表示装置300に含まれる複数の画素回路124の各々の回路構成について説明した。本実施形態に係る表示装置200が有する画素回路124と、第1実施形態に係る表示装置が有する画素回路124とを比べると、以下の点で異なっている。第1実施形態に係る表示装置が有する画素回路124は、画素行毎に第1初期化トランジスタ154が設けられている。一方、本実施形態に係る表示装置が有する画素回路124は、第1初期化トランジスタ154が副画素毎に設けられている。
[駆動方法]
図面を用いて、本実施形態に係る表示装置300の駆動方法について説明する。図12A及び図12Bは、本実施形態に係る表示装置300の駆動方法を説明するタイミングチャートである。図12A及び図12Bでは、行列状に配置された画素回路124のうち、連続する4行の画素行に配列された画素回路124の動作を示している。
図面を用いて、本実施形態に係る表示装置300の駆動方法について説明する。図12A及び図12Bは、本実施形態に係る表示装置300の駆動方法を説明するタイミングチャートである。図12A及び図12Bでは、行列状に配置された画素回路124のうち、連続する4行の画素行に配列された画素回路124の動作を示している。
第1画素行及び第2画素行に配列された画素の内、列方向に隣接する画素回路124の構成は、図11に示した画素回路124の構成に相当する。同様に、第3画素行及び第4画素行に配列された画素の内、列方向に隣接する画素回路124の構成は、図11に示した画素回路124の構成に相当する。
図12A及び図12Bにおいて示されている各信号の意味は以下の通りである。RG12は、第1画素行の第1初期化制御線130a及び第2画素行の第1初期化制御線130bに共通して供給される信号を意味している。RG34は、第3画素行の第1初期化制御線130c及び第4画素行の第1初期化制御線130dに共通して供給される信号を意味している。BG12は、第1画素行の発光制御線126a及び第2画素行の発光制御線126bに共通して供給される信号を意味している。BG34は、第3画素行の発光制御線126c及び第4画素行の発光制御線126dに共通して供給される信号を意味している。IG12は、第1画素行の第2初期化制御線132a及び第2画素行の第2初期化制御線132bに共通して供給される信号を意味している。IG34は、第3画素行の第2初期化制御線132c及び第4画素行の第2初期化制御線132dに共通して供給される信号を意味している。SG1は第1画素行の走査信号線134aに供給される信号を意味している。SG2は第2画素行の走査信号線134bに供給される信号を意味している。SG3は第3画素行の走査信号線134cに供給される信号を意味している。SG4は第4画素行の走査信号線134dに供給される信号を意味している。
本実施形態に係る表示装置300は、1フレームにおいて、発光期間、初期化期間、閾値補償期間、及び書き込み期間の4種の期間を含んで駆動される。本実施形態に係る表示装置300の駆動方法は、以下に示す第Nフレームと、第N+1フレームとを有する。
図12Aは、本実施形態に係る表示装置300の第Nフレームの動作を説明するタイミングチャートである。第Nフレームにおいて、期間T1は、第1画素行及び第2画素行の画素についての初期化期間である。期間T2は、第1画素行及び第2画素行の画素については閾値補償期間である。期間T3は、第1画素行についての書き込み期間である。期間T4は、第2画素行についての書き込み期間である。期間T5は、第3画素行についての書き込み期間である。期間T6は、第4画素行についての書き込み期間である。
つまり、書き込み期間に着目すると、第Nフレームにおいては、第1画素行、第2画素行、第3画素行、そして第4画素行の順に行われる。
期間T1においては、第1画素行の走査信号線134aに接続された複数の画素、及び第1画素行の走査信号線134aに隣接する第2画素行の走査信号線134bに接続された複数の画素が保持する映像データを同時に初期化する。
具体的には、この期間においては、第1画素行の走査信号線134aを介して第1画素行の複数の画素の各々が有する選択トランジスタ148をオフ状態にし、第2画素行の走査信号線134bを介して第2画素行の複数の画素の各々が有する選択トランジスタ148をオフ状態にする。
更に、第1画素行の発光制御線126aを介して第1画素行の複数の画素の各々が有する発光制御トランジスタ152をオフ状態にし、第2画素行の発光制御線126bを介して第2画素行の複数の画素の各々が有する発光制御トランジスタ152をオフ状態にする。ここで、前述のように、第1画素行の発光制御線126a及び第2画素行の発光制御線126bは導通しているため、両者には共通の信号が供給される。
更に、第1初期化制御線130を介して第1画素行及び第2画素行の画素が有する第1初期化トランジスタ154をオン状態にする。
更に、第2初期化制御線132を介して第1画素行及び第2画素行の複数の画素の各々が有する第2初期化トランジスタ156をオン状態にする。
以上の状態において、第2映像信号線136bを介して第1画素行及び第2画素行の複数の画素に初期化信号電位Viniを供給する。更に、初期化信号線138を介して第1画素行及び第2画素行の複数の画素に初期化信号電位Vrstを供給する。
これによって、第1画素行及び第2画素行の画素が有する駆動トランジスタ146の制御端子に蓄積されていた、映像信号に応じた量の電荷は放電される。
期間T2においては、第1画素行の走査信号線134aに接続された複数の画素、及び第2画素行の走査信号線134bに接続された複数の画素の各々が有する駆動トランジスタ146について同時に閾値補償を行う。
具体的には、期間T1の状態に対して、第1画素行の発光制御線126aを介して第1画素行の複数の画素の各々が有する発光制御トランジスタ152をオン状態にし、第2画素行の発光制御線126bを介して第2画素行の複数の画素の各々が有する発光制御トランジスタ152をオン状態にする。
更に、第1初期化制御線130を介して第1画素行及び第2画素行の画素が有する第1初期化トランジスタ154をオフ状態にする。
これによって、駆動トランジスタ146の制御端子には初期化信号電位Viniが供給され、第1端子には電源電位VDDが供給される。これによって、駆動トランジスタ146の制御端子−第2端子間の電圧が駆動トランジスタ146の閾値に近づく。これによって、駆動トランジスタ146毎の閾値のばらつきが補正される。
期間T3においては、第1画素行の走査信号線134aに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込む。具体的には、第1画素行の複数の画素を選択する。つまり、第1画素行の走査信号線134aを介して第1画素行の複数の画素の各々が有する選択トランジスタ148をオン状態にする。また、第2初期化制御線132を介して第1画素行及び第2画素行の複数の画素の各々が有する第2初期化トランジスタ156をオフ状態にする。そして、複数の第1映像信号線136aを介して第1画素行の複数の画素の各々が有する駆動トランジスタ146の制御端子に所定の映像信号電位を供給する。
閾値補償を行ったことにより、駆動トランジスタ146の制御端子−第2端子間電圧は、映像信号電位Vsigに依存して定まり、閾値電圧には依存しない。
期間T3において第1画素行の走査信号線134aに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に、期間T4においては、第2画素行の走査信号線134bに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込む。この期間における第2画素行の画素についての具体的な動作は期間T3についての説明と同様であるため、詳細な説明は省略する。
期間T4において第2画素行の走査信号線134bに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に、期間T5においては、第3画素行の走査信号線134cに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込む。この期間における第2画素行の画素についての具体的な動作は期間T3についての説明と同様であるため、詳細な説明は省略する。
期間T5において第3画素行の走査信号線134cに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に、期間T6においては、第4画素行の走査信号線134dに接続された複数の画素の各々に所定の映像データを書き込む。この期間における第2画素行の画素についての具体的な動作は期間T3についての説明と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図12Bは、本実施形態に係る表示装置300の第N+1フレームの動作を説明するタイミングチャートである。第N+1フレームは、第Nフレームと比較すると、それぞれの画素行の書き込み期間の順番が異なっている。第N+1フレームにおいては、期間T3は第2画素行についての書き込み期間であり、期間T4は第1画素行についての書き込み期間であり、期間T5は第4画素行についての書き込み期間であり、期間T6は、第3画素行についての書き込み期間である。つまり、書き込み期間に着目すると、第N+1フレームにおいては、第2画素行、第1画素行、第4画素行、そして第3画素行の順に行われる。
このような駆動方法によれば、第1実施形態において説明した通り、連続するフレームにおいて、隣接する行の書き込み期間の順番を入れ替えているため、書き込み期間のタイミングの違いに起因した階調の不揃いが視認されにくくなる。これによって、画素回路124を構成する素子を複数の画素間で共有する表示装置においても、表示不良の発生を抑制することができる。
<第6実施形態>
図面を用いて本実施形態に係る表示装置300の駆動方法について説明する。本実施形態においては、第3実施形態において用いた表示装置300を用いる。図13A及び図13Bは、本実施形態に係る表示装置300の駆動方法を説明するタイミングチャートである。図13Aは、本実施形態に係る表示装置300の第Nフレームの動作を説明するタイミングチャートである。図13Bは、本実施形態に係る表示装置300の第N+1フレームの動作を説明するタイミングチャートである。
図面を用いて本実施形態に係る表示装置300の駆動方法について説明する。本実施形態においては、第3実施形態において用いた表示装置300を用いる。図13A及び図13Bは、本実施形態に係る表示装置300の駆動方法を説明するタイミングチャートである。図13Aは、本実施形態に係る表示装置300の第Nフレームの動作を説明するタイミングチャートである。図13Bは、本実施形態に係る表示装置300の第N+1フレームの動作を説明するタイミングチャートである。
第5実施形態に係る表示装置300の駆動方法と比べると、第Nフレームにおいては、第1画素行、第2画素行、第4画素行、そして第3画素行の順に書き込み期間が続く。第N+1フレームにおいては、第2画素行、第1画素行、第3画素行、そして第4画素行の順に書き込み期間が続く。
以上のような駆動方法によっても、連続するフレームにおいて、隣接する行の書き込み期間の順番を入れ替えているため、階調の不揃いが視認しにくくなる。これによって、画素回路124を構成する素子を複数の画素間で共有する表示装置においても、表示不良の発生を抑制することができる。
以上、本実施形態に係る表示装置300の構成及び駆動方法について説明した。本実施形態に係る表示装置300の駆動方法によれば、画素回路124を構成する素子を複数の画素間で共有する表示装置においても、表示不良の発生を抑制することができる。
100、200、300:表示装置 102:第1基板 102a:表示領域 102b:端子領域 104:第2基板 108:画素 110:シール材 112:ドライバIC 116:接続端子 120:走査信号線駆動回路 122:映像信号線駆動回路 124:画素回路 125、125R、125G、125B:副画素回路 126:発光制御線 128:オフセット制御線 130:初期化制御線、第1初期化制御線 132:第2初期化制御線 134:走査信号線 136:映像信号線 136a:第1映像信号線 136b:第2映像信号線 138:初期化信号線 140:電源電位線 142:初期化線 144:発光素子 146:駆動トランジスタ 148:選択トランジスタ 150:オフセットトランジスタ 152:発光制御トランジスタ 154:初期化トランジスタ、第1初期化トランジスタ 156:第2初期化トランジスタ 158:保持容量 160:付加容量
Claims (11)
- 第N(Nは任意の奇数又は任意の偶数)フレームにおいて、
第1画素行の複数の画素、及び前記第1画素行に隣接する第2画素行の複数の画素が保持する映像データを同時に初期化し、
前記第1画素行及び前記第2画素行の複数の画素について同時に閾値補償を行い、
前記第1画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込み、
前記第1画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に前記第2画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込み、
第N+1フレームにおいて、
前記第1画素行及び前記第2画素行の複数の画素が保持する映像データを同時に初期化し、
前記第1画素行及び前記第2画素行の複数の画素について同時に閾値補償を行い、
前記第2画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込み、
前記第2画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に前記第1画素行の複数の画素の各々に所定の映像データの書き込みを行う表示装置の駆動方法。 - 前記第Nフレームにおいて、
前記第2画素行に隣接する第3画素行、及び前記第3画素行に隣接する第4画素行の複数の画素が保持する映像データを同時に初期化し、
前記第3画素行及び前記第4画素行の複数の画素について同時に閾値補償を行い、
前記第2画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に前記第3画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込み、
前記第3画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に前記第4画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込むことを更に含み、
前記第N+1フレームにおいて、
前記第3画素行及び前記第4画素行の複数の画素が保持する映像データを同時に初期化し、
前記第3画素行及び前記第4画素行の複数の画素について同時に閾値補償を行い、
前記第1画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に前記第4画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込み、
前記第4画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に前記第3画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込むことを更に含む請求項1に記載の表示装置の駆動方法。 - 前記第Nフレームにおいて、
前記第2画素行に隣接する第3画素行、及び前記第3画素行に隣接する第4画素行の複数の画素が保持する映像データを同時に初期化し、
前記第3画素行及び前記第4画素行の複数の画素について同時に閾値補償を行い、
前記第2画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に前記第4画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込み、
前記第4画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に前記第3画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込むことを更に含み、
前記第N+1フレームにおいて、
前記第3画素行の複数の画素、及び前記第4画素行の複数の画素が保持する映像データを同時に初期化し、
前記第3画素行の複数の画素、及び前記第4画素行の複数の画素について同時に閾値補償を行い、
前記第1画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に前記第3画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込み、
前記第3画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込んだ後に前記第4画素行の複数の画素の各々に所定の映像データを書き込むことを更に含む請求項1に記載の表示装置の駆動方法。 - 前記閾値補償を行うことにより、前記複数の画素の各々に含まれる発光素子に接続される駆動トランジスタの閾値電圧を補償する請求項1に記載の表示装置の駆動方法。
- 前記閾値補償は、前記第1画素行の複数の画素及び前記第2画素行の複数の画素の各々に含まれる駆動トランジスタについて、前記第1画素行の複数の画素及び前記第2画素行の複数の画素のそれぞれに接続される電源電位線を介して電源電位を印加することで同時に閾値補償を行う請求項4に記載の表示装置の駆動方法。
- 前記初期化は、前記第1画素行の複数の画素及び前記第2画素行の複数の画素が保持する映像データを、前記第1画素行の複数の画素及び前記第2画素行の複数の画素のそれぞれに接続される初期化信号線に初期化信号電位を印加することで同時に初期化する請求項1に記載の表示装置の駆動方法。
- 第N(Nは任意の奇数又は任意の偶数)フレームにおいて、
第1画素行の複数の画素のそれぞれに含まれる発光素子に接続される駆動トランジスタ、及び前記第1画素行に隣接する第2画素行の複数の画素のそれぞれに含まれる発光素子に接続される駆動トランジスタのゲート電圧を、同時に初期化し、
前記第1画素行及び前記第2画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタの閾値電圧の補償を同時に行い、
前記第1画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与え、
前記第1画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与えた後に前記第2画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与え、
第N+1フレームにおいて、
前記第1画素行の複数の画素のそれぞれに含まれる発光素子に接続される駆動トランジスタ、及び前記第2画素行の複数の画素のそれぞれに含まれる発光素子に接続される駆動トランジスタのゲート電圧を、同時に初期化し、
前記第1画素行及び前記第2画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタの閾値電圧の補償を同時に行い、
前記第2画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与え、
前記第2画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与えた後に前記第1画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与える表示装置の駆動方法。 - 前記第Nフレームにおいて、
前記第2画素行に隣接する第3画素行の複数の画素のそれぞれに含まれる発光素子に接続される駆動トランジスタ、及び前記第3画素行に隣接する第4画素行の複数の画素のそれぞれに含まれる発光素子に接続される駆動トランジスタのゲート電圧を、同時に初期化し、
前記第3画素行及び前記第4画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタの閾値電圧の補償を同時に行い、
前記第2画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与えた後に前記第3画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与え、
前記第3画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与えた後に前記第4画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与え、
第N+1フレームにおいて、
前記第3画素行の複数の画素のそれぞれに含まれる発光素子に接続される駆動トランジスタ、及び前記第4画素行の複数の画素のそれぞれに含まれる発光素子に接続される駆動トランジスタのゲート電圧を、同時に初期化し、
前記第3画素行及び前記第4画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタの閾値電圧の補償を同時に行い、
前記第1画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与えた後に前記第4画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与え、
前記第4画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与えた後に前記第3画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与える請求項7に記載の表示装置の駆動方法。 - 前記第Nフレームにおいて、
前記第2画素行に隣接する第3画素行の複数の画素のそれぞれに含まれる発光素子に接続される駆動トランジスタ、及び前記第3画素行に隣接する第4画素行の複数の画素のそれぞれに含まれる発光素子に接続される駆動トランジスタのゲート電圧を、同時に初期化し、
前記第3画素行及び前記第4画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタの閾値電圧の補償を同時に行い、
前記第2画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与えた後に前記第4画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与え、
前記第4画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与えた後に前記第3画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与え、
第N+1フレームにおいて、
前記第3画素行の複数の画素のそれぞれに含まれる発光素子に接続される駆動トランジスタ、及び前記第4画素行の複数の画素のそれぞれに含まれる発光素子に接続される駆動トランジスタのゲート電圧を、同時に初期化し、
前記第3画素行及び前記第4画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタの閾値電圧の補償を同時に行い、
前記第1画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与えた後に前記第3画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与え、
前記第3画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与えた後に前記第4画素行の複数の画素にそれぞれ含まれる前記駆動トランジスタのゲートに映像信号に基づく電位を与える請求項7に記載の表示装置の駆動方法。 - 前記閾値補償は、前記第1画素行の複数の画素及び前記第2画素行の複数の画素の各々に含まれる駆動トランジスタについて、前記第1画素行の複数の画素及び前記第2画素行の複数の画素のそれぞれに接続される電源電位線を介して電源電位を印加することで同時に閾値補償を行う請求項7に記載の表示装置の駆動方法。
- 前記初期化は、前記第1画素行の複数の画素及び前記第2画素行の複数の画素が保持する映像データを、前記第1画素行の複数の画素及び前記第2画素行の複数の画素のそれぞれに接続される初期化信号線に初期化信号電位を印加することで同時に初期化する請求項7に記載の表示装置の駆動方法。
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