JP2018045119A - 糸通し付き音緒駒 - Google Patents
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Abstract
【課題】三味線の糸を、正しく調弦した状態を維持しながら確実に保持することができ、音質と音量を向上させることができる糸通し付き音緒駒を提供する。【解決手段】三味線12の中子先22と糸13を連結する薄板状の本体11を有する。本体11には、中子先22に係止される開口部24と、糸13が取り付けられる挿通孔28を備える。挿通孔28は、本体11の端部を除いて位置し、本体11の端部付近は、糸13が乗り、三味線12から本体11の厚みの高さで糸13を離間させる糸持ち上げ部29となる。【選択図】図1
Description
この発明は、三味線の皮に接触して装着され、弦が取り付けられる糸通し付き音緒駒に関する。
三味線は、長い棹の部分と四角い胴の部分で作られ、胴は、やや丸みを帯びた四角い木の板4枚を枠状に組み合わせ、両面に犬か猫の皮が張られているものである。棹の上部には糸巻が取り付けられ、糸巻には弦である3本の糸が、棹と平行に張ってある。3本の糸は、三味線を構えた時に上から一の糸、二の糸、三の糸と呼び、一の糸が一番太く低音であり、三の糸が一番細く高音である。3本の糸の、一端部は糸巻に巻き付けられ、他方の端部は、三味線の下端部に設けられた根緒に各々結びつけられている。根緒は、太い組みひもであり、三味線の下端部に突出する中子先に取り付けられ、伸びない材質で作られている。伸びる材質を使用した場合、三味線を弾いている最中に糸がゆるみ、音が下がるという問題がある。皮の中心から少し下端部に近い位置には、糸を乗せる駒が設けられている。
また近年、根緒駒という補助具が使用されている。これは、特許文献1に開示されている三味線専用補助具であり、三味線の下端部の縁に装着されて使用されるものであり、糸持ち上げ部と、位置ずれ防止部とを備える。糸持ち上げ部は、張られた3本の糸と、胴に張られた皮との間に配置されて、糸を皮から離す方へ押し上げている。位置ずれ防止部は、三味線の胴の下端部に当接して、糸持ち上げ部が位置ずれするのを防ぐ。この根緒駒の上に根緒、又は三味線の糸を乗せることによって、音質と音量を簡単に向上させることができる。また糸の、駒との接触部分において糸にかかる負担も小さくなり、駒と接触する部分において糸が切れることが少なくなる。
上記背景技術の場合、根緒駒は、固定されていないためずれることがあり、落としたり、紛失したりすることもある。これを防ぐためには、根緒駒に糸が乗るところに溝を3本入れることが考えられるが、溝を入れると根緒駒の強度が弱まって、三味線を弾いている最中に破損する恐れがある。また、糸の端部を保持する根緒は、糸を緩めないように伸びない材料で作らなければならず、糸を正しく調弦した状態を保つために材料の選択が必要で、また正しい結び方で結ぶことが必要であり、手間がかかるものであった。
この発明は、上記背景技術の問題点に鑑みてなされたものであり、三味線の糸を、正しく調弦した状態を維持しながら確実に保持することができ、音質と音量を向上させることができる糸通し付き音緒駒を提供することを目的とする。
本発明は、三味線の中子先と糸を連結する薄板状の本体を有し、前記本体には、前記三味線の中子先に係止される係止部と、前記三味線の糸が取り付けられる取付部が設けられ、前記取付部は前記本体の端部を除いた位置に設けられ、前記本体の端部付近は、前記取付部に取り付けられた前記三味線の糸が乗り三味線から前記本体の厚みの高さで離間させる糸持ち上げ部となる糸通し付き音緒駒である。
また、前記本体には折罫線が設けられて前記三味線の下端の角部にL字形に沿う角度に折り曲げられ、折り曲げられて前記中子先側に位置し前記三味線の胴の枠を形成する板に重ねられる部分には、前記係止部と前記取付部が設けられ、前記中子先と反対側に位置し板に張られた皮に重ねられる部分は前記糸持ち上げ部となる。
また、前記取付部は、前記本体を貫通して設けられた一対の挿通孔であり、前記三味線の糸は、一方の前記挿通孔から前記本体の前記三味線側となる内側面に差し込まれ、他方の前記挿通孔から前記本体の外側面に引き出され、外側面で前記糸に結び目を作り、前記挿通孔に戻ることを防いで前記糸を取り付けるものである。
また、前記本体の外側面には突起が設けられ、前記取付部は前記突起に貫通して設けられた挿通孔であり、前記三味線の糸は、前記挿通孔に差し込まれ引き出されたところで結び目を作り、前記挿通孔に戻ることを防いで前記糸を取り付けるものである。
また、前記係止部は、前記三味線の中子先が挿通される開口部である。また、前記係止部は、前記三味線の中子先に結び付ける紐が挿通される孔部である。前記本体は、前記孔部が設けられている部分を折り曲げてもよく、前記三味線に取り付けた時に中子先の突出方向に対して略平行としてもよい。
本発明の糸通し付き音緒駒は、三味線の糸を、正しく調弦した状態を維持しながら確実に保持することができ、音質と音量を向上させることができる。根緒を使用することがなく、外観をすっきりさせることができ、誰にでも簡単に糸を取り付けることができる。
以下、この発明の実施形態について図面に基づいて説明する。図1、図2はこの発明の第一実施形態を示すもので、この実施形態の糸通し付き音緒駒10は、三味線12に装着して使用するものである。ここで三味線12について説明する。三味線12は、長い棹14の部分と四角い胴16の部分で作られ、胴16は、やや丸みを帯びた四角い木の板18を4枚、枠状に組み合わせ、両面に犬か猫の皮20が張られているものである。棹14の上端部には図示しない糸巻が取り付けられ、糸巻きには弦である3本の糸13が、棹14と平行に張ってある。3本の糸13は、三味線12を構えた時に上から一の糸、二の糸、三の糸と呼び、一の糸が一番太く低音であり、三の糸が一番細く高音である。棹14の下端部は、胴16を形成する板18のうち、互いに対向する一対の上板18aと下板18bを貫通し、胴16の内部空間を横断して取り付けられている。上板18aには、棹14の糸巻きを有する上端部側が貫通し、下板18bには反対側の下端部が貫通して外側に突出している。下板18bから外側に突出した下端部は、短い円筒形状の中子先22となっている。
一対の皮20の、糸13が張られる方の表皮20aの表面には、3本の糸13を持ち上げる駒23が設けられている。駒23は、糸13の振動を表皮20aに伝える役目をする。象牙、水牛の角、べっ甲、竹等でできている。駒23の上面には、糸13の通り道である溝が彫られている。溝の深さは、糸13の糸の太さに比例している。
この実施形態の糸通し付き音緒駒10は、下板18bと表皮20aで形成される角部を覆って取り付け、中子先22と糸13を連結するものである。糸通し付き音緒駒10は、一方向に長い薄板状の本体11を有し、べっ甲、象牙、その他の材料で作られ、本体11の長手方向の一方の端部11aは半円形に外側に突出する形状であり、反対側の端部11bは、長手方向に交差する直線で形成されている。本体11の、長手方向の中心よりも端部11bに近い部分に、端部11bに対して平行な折罫線26が設けられ、本体11は折罫線26でL字形に折り曲げられている。折罫線26の端部11a側は、下板18bに重ねられる連結部27であり、下板18bに沿うように僅かに外側に湾曲している。端部11b側は、表皮20aに重ねられる糸持ち上げ部29であり、平面で形成され、表皮20aに張られた糸13が乗ることにより糸13を表皮20aから本体11の厚みの高さで離間させる。本体11の厚みはなるべく薄くし、糸持ち上げ部29を低くして音色の改善効果を高める。折罫線26の折り曲げ角度は、直角よりも少し大きい鈍角であり、表皮20aと下板18bに添う角度である。
連結部27には、端部11aの半円形状のほぼ中心に、中子先22が挿通される円形の開口部24が貫通して設けられている。なお本体11の係止部である開口部24は、折罫線26が下板18bの、表皮20a側の角部にくる時に、中子先22に一致するように設けられている。開口部24と折罫線26の間には、糸13が挿通される挿通孔28が、連結部27を貫通して設けられている。挿通孔28は、糸13が取り付けられる取付部であり、折罫線26に対して平行に、2列に、3個づつ、合計6個設けられている。なお、1列目と2列目の挿通孔28は、本体11の長手方向、つまり糸13が張られる方向に互いに一致して設けられている。挿通孔28の内径は、同じ列の中で互いに異なり一の糸、二の糸、三の糸の、各々糸13の径に合わせられている。
次に、糸通し付き音緒駒10の使用方法について説明する。まず、棹14の先端の図示しない糸巻に取り付けられた3本の糸13を、糸通し付き音緒駒10の連結部27に取り付ける。糸13は、折罫線26に近い列の3個の挿通孔28のうち、いずれかに、連結部27の湾曲が凸となる外側面から差し込み、内側面を折罫線26から離れる方に移動させ、折罫線26から遠い列の挿通孔28から外側面に引き出す。外側面に引き出したところで結び目を作り、挿通孔28から内側面に戻らないように係止する。これを3本の糸13について繰り返し、3本の糸13を取り付ける。3本の糸13を取り付けた糸通し付き音緒駒10を、連結部27の湾曲が下板18bに沿って外側に凸となるようにセットして、開口部24に中子先22を挿通する。下板18bの、表皮20a側の角部に折罫線26を当てて、下板18bと表皮20aに重ねる。
このあと、棹14の先端の図示しない糸巻を回して糸13を張る。張られた糸13を表皮20aから静かに持ち上げ、表皮20aとの間に駒23を置き、駒23の溝に糸13を入れてかける。その後、調弦する。なお、糸通し付き音緒駒10を取り付ける手順は、自由に変更可能であり、糸13は糸通し付き音緒駒10に取り付けた後に糸巻に巻き回してもよい。
この実施形態の糸通し付き音緒駒10によれば、糸13を表皮20aから離間することにより、音色と音量を向上させることができる。糸13は駒23から下板18bの角部に向かって、相対的に穏やかな角度で下降するようになり、3本の糸13によって駒23が押される力も、従来の場合に比べて小さくなる。すなわち、駒23を表皮20aに押し付ける力が小さくなる。その結果、表皮20aが振動しやすくなり、同じ力で糸13を弾いたとしても、従来より、大きな音量が得られる。また、胴16から棹14に伝わる振動も大きくなり、全体としての音質も向上する。糸通し付き音緒駒10は、中子先22と糸13に係止されているため、ずれたり落としたりすることがなく、安定して演奏することができる。
さらに、この実施形態の糸通し付き音緒駒10は、糸13の取り付けが簡単であり、初心者でも確実に取り付けることができる。伸縮性が無いため、調弦した状態を維持することができる。また、音緒が不要であり、外観がすっきりとするものである。
次にこの発明の第二実施形態について図3に基づいて説明する。なお、ここで、上記実施形態と同様の部材は同様の符号を付して説明を省略する。この実施形態の糸通し付き音緒駒30は、一方向に長い薄板状の本体31を有している。本体31は、長手方向の両方の端部31a,31bが長手方向に交差する直線で形成されている。長手方向の中心よりも少し一方の端部31bに近い部分に、端部31bに対して平行な折罫線32が設けられ、本体31は折罫線32でL字形に折り曲げられている。折罫線32の端部31a側は、下板18bに重ねられる連結部35であり、下板18bに沿うように僅かに外側に湾曲している。端部31b側は、表皮20aに重ねられる糸持ち上げ部33であり、平面で形成され、表皮20aに張られた糸13が乗ることにより糸13を表皮20aから本体31の厚みの高さで離間させる。折罫線32の折り曲げ角度は、直角よりも少し大きい鈍角であり、表皮20aと下板18bに沿う角度である。
連結部35には、糸13を取り付ける突起34が設けられている。突起34は、折罫線32に対してほぼ平行に長く設けられ、長手方向に交差する断面形状は一定形状で矩形である。突起34には、糸13が挿通される挿通孔36が3個設けられている。各挿通孔36は、糸13が取り付けられる取付部であり、本体31の長手方向に対して平行に設けられ、かつ本体31の外側面に対してほぼ平行である。挿通孔36の内径は互いに異なり、一の糸、二の糸、三の糸の、各々糸13の径に合わせられている。
突起34と端部31aの間には、2個の孔部38が設けられ、孔部38は端部31aに対して平行な直線上に並んで位置している。孔部38は、挿通孔36よりも内径が大きいものであり、三味線12の中子先22に結び付ける紐40が挿通される係止部である。
次に、糸通し付き音緒駒30の使用方法について説明する。まず、糸通し付き音緒駒30の連結部35に3本の糸13を取り付ける。糸13は、突起34のいずれかの挿通孔36に、折罫線32に近い面から差し込んで反対側の面から引き出し、引き出したところで結び目を作り、挿通孔36の中に戻らないように係止する。これを3回繰り返し、3本を取り付ける。一対の孔部38には、1本の紐40を通し、紐40の両端部を、本体31の、突起34とは反対側となる内側面に引き出す。3本の糸13と紐40を取り付けた糸通し付き音緒駒30を、連結部35の湾曲が下板18bに沿って外側に凸となるようにセットし、下板18bの、表皮20a側の角部に折罫線32を当てて、下板18bと表皮20aに重ねる。孔部38に挿通した紐40の両端部を中子先22の上で一度交差させてから下方に巻き回して結び、中子先22に係止する。
このあと、第1実施形態と同様に、糸巻を回して糸13を張り、表皮20aとの間に駒23を置き、調弦する。なお、糸通し付き音緒駒30を取り付ける順番は、自由に変更可能であり、糸13は糸通し付き音緒駒30に取り付けた後に糸巻きに巻き回してもよく、糸通し付き音緒駒30には糸13よりも先に紐40を通して中子先22に係止してもよい。
この実施形態の糸通し付き音緒駒30によれば、上記実施の形態と同様の効果を有するものである。さらに、紐40で中子先22に係止するため、紐40で長さを調節することができ、糸通し付き音緒駒30をいろいろな大きさの三味線12に取り付けることができる。取り付ける三味線12の大きさにかかわらず、紐40で調整して取り付けることができるため、大量生産することが可能である。突起34を、三味線12の大きさや用途に合わせて挿通孔36の内径や間隔を変えて何種類か作り、1種類の本体31に接着することで多種類の糸通し付き音緒駒30を製造することができ、簡単に、全ての三味線12に対応することができる。糸13は、突起34の挿通孔36に挿通して取り付けられているため、糸通し付き音緒駒30を三味線12から外さずに、簡単で短時間に必要な糸13のみを交換することができる。3本の糸13のうち1本だけ交換する際は、他の2本の糸を緩める必要がなく、調弦も、交換した糸13のみで行うだけであり、手間がかからないものである。左利きの使用者には、一の糸、二の糸、三の糸の、糸13の取り付け順が逆となるが、突起34を本体31に接着する向きを逆にすることで対応することができる。突起34の接着する向きを逆にするだけなので、左利き用の糸通し付き音緒駒30を、コストをかけずに製造することができる。
なお図4は、この実施形態の糸通し付き音緒駒30の変形例を示すものである。図4に示す糸通し付き音緒駒30は、連結部35の、突起34と孔部38の間の位置に端部31aに対して平行な折罫線42が設けられ、連結部35は折罫線42でL字形に折り曲げられている。折り曲げ角度は90°程度である。これにより一対の孔部38は、糸13を取り付ける挿通孔36とほぼ平行に挿通する。また、挿通孔36が設けられている突起34は、長手方向に交差する断面形状が半円形である。
この糸通し付き音緒駒30の変形例の使用方法は、上記実施形態と同様であり、3本の糸13を、突起34の挿通孔36に各々取り付け、孔部38には1本の紐40を通す。3本の糸13と紐40を取り付けた糸通し付き音緒駒30を、下板18bと表皮20aに重ね、紐40を中子先22に巻き回して結び、係止する。折罫線42と端部31aの間の部分は板18bに対して直角に位置し、中子先22の突出方向に平行となるため、紐40で中子先22に結ぶ際に、中子先22に引き寄せやすく、簡単に、ゆるみがない位置で紐40の結び目をつくることができる。そして、上記の糸通し付き音緒駒30と同様の効果を有するものである。
なお、この発明の糸通し付き音緒駒は、上記各実施形態に限定されるものではなく、各部材の形状や取り付け位置は適宜変更可能である。三味線と同様の構造を有する他の弦楽器(三線や胡弓)にも使用することができる。
10,30 糸通し付き音緒駒
11,31 本体
11a,11b,31a,31b 端部
12 三味線
13 糸
16 胴
18 板
20 皮
22 中子先
24 開口部
26,32,42 折罫線
28,36 挿通孔
29,33 糸持ち上げ部
34 突起
38 孔部
40 紐
11,31 本体
11a,11b,31a,31b 端部
12 三味線
13 糸
16 胴
18 板
20 皮
22 中子先
24 開口部
26,32,42 折罫線
28,36 挿通孔
29,33 糸持ち上げ部
34 突起
38 孔部
40 紐
Claims (6)
- 三味線の中子先と糸を連結する薄板状の本体を有し、前記本体には、前記三味線の中子先に係止される係止部と、前記三味線の糸が取り付けられる取付部が設けられ、前記取付部は前記本体の端部を除いた位置に設けられ、前記本体の端部付近は、前記取付部に取り付けられた前記三味線の糸が乗り前記三味線から前記本体の厚みの高さで離間させる糸持ち上げ部となることを特徴とする糸通し付き音緒駒。
- 前記本体には折罫線が設けられて前記三味線の下端の角部にL字形に沿う角度に折り曲げられ、折り曲げられて前記中子先側に位置し三味線の胴の枠を形成する板に重ねられる部分には、前記係止部と前記取付部が設けられ、前記中子先と反対側に位置し板に張られた皮に重ねられる部分は前記糸持ち上げ部となる請求項1記載の糸通し付き音緒駒。
- 前記取付部は、前記本体を貫通して設けられた一対の挿通孔であり、前記三味線の糸は、一方の前記挿通孔から前記本体の前記三味線側となる内側面に差し込まれ、他方の前記挿通孔から前記本体の外側面に引き出され、外側面で前記糸に結び目を作り、前記挿通孔に戻ることを防いで前記糸を取り付ける請求項1記載の糸通し付き音緒駒。
- 前記本体の外側面には突起が設けられ、前記取付部は前記突起に貫通して設けられた挿通孔であり、前記三味線の糸は、前記挿通孔に差し込まれ引き出されたところで結び目を作り、前記挿通孔に戻ることを防いで前記糸を取り付ける請求項1記載の糸通し付き音緒駒。
- 前記係止部は、前記三味線の中子先が挿通される開口部である請求項1記載の糸通し付き音緒駒。
- 前記係止部は、前記三味線の中子先に結び付ける紐が挿通される孔部であり、前記本体は、前記孔部が設けられている部分が折り曲げられ、前記三味線に取り付けた時に中子先の突出方向に対して略平行となる請求項1記載の糸通し付き音緒駒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016180334A JP2018045119A (ja) | 2016-09-15 | 2016-09-15 | 糸通し付き音緒駒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016180334A JP2018045119A (ja) | 2016-09-15 | 2016-09-15 | 糸通し付き音緒駒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018045119A true JP2018045119A (ja) | 2018-03-22 |
Family
ID=61692485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016180334A Pending JP2018045119A (ja) | 2016-09-15 | 2016-09-15 | 糸通し付き音緒駒 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2018045119A (ja) |
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2016
- 2016-09-15 JP JP2016180334A patent/JP2018045119A/ja active Pending
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