JP3224872U - 調整パッド - Google Patents

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Abstract

【課題】耳障りなハウリング音のような音の発生を抑圧することができるとともに、二胡が奏でる音を小さくなったり音色が劣化するような副作用が抑えられた調整パッドを提供する。【解決手段】柔軟な素材により形成され、二胡の共鳴胴の琴皮23に設けられた琴駒24と胴敷21までの間において、琴棹と共鳴胴との間に張設された2本の琴弦34、35と琴皮との間に挟まれて装着される調整パッド25であって、全体板状に形成され所定の厚さ寸法を有するパッド本体を含み、パッド本体は、2本の琴弦が当接する琴弦当接部を含む上面部51と、琴弦当接部の厚さ方向下方において、琴皮に接触する琴皮当接部を一部に含む下面部57とを備えている。【選択図】図5

Description

本考案は、二胡のために用いられる調整パッドに関する。
従来から、胡琴類の楽器として中国の琴弦楽器である二胡が知られている、この二胡は、二本の琴弦を、主として馬の尾の毛を張った弓でこすることで演奏する楽器である。
また、このような二胡は周知であり、改良が施されたものも存在する。(例えば、特許文献1、2参照)
特開2010−49219号公報 実用新案登録第3218556号公報
二胡の琴弦は、糸巻部から胴敷まで張設されるが、これらの間にある琴駒と千斤にも掛けられる。更に、胴敷と琴駒の範囲の一部において琴弦と琴皮の間に挟まれるように調整パッド(「副琴駒」ともいう。)を装着できるが、仮に、このように調整パッドを装着しないと、ハウリング音のような音が発生してしまい、耳障りであった。
従来は、調整パッドとしては、短冊状のスポンジ又はフエルトを折り畳んだもの(例えば、三つ折りしたもの)や厚めのスポンジ又はフエルトが用いられていた。
このような調整パッドを用いると、ハウリング音のような音の発生を抑圧することができるが、副作用として、二胡が奏でる音が小さくなってしまったり、音色が劣化したりしていた。つまり、従来のように短冊状のスポンジ又はフエルトを折り畳んだものや厚めのスポンジ又はフエルトを調整パッドとして使用した場合には、調整パッドが面状に琴皮に接触することから吸音効果が高すぎ、発生する音全体を減衰させてしまう、という欠点があった。
本考案は、上記の点に鑑みてなされたものであり、耳障りなハウリング音のような音の発生を抑圧することができるとともに、二胡が奏でる音を小さくなったり音色が劣化するような副作用が抑えられた調整パッドを提供することを目的とする。
請求項1に係る考案は、柔軟な素材により形成され、二胡の共鳴胴の琴皮に設けられた琴駒と胴敷までの間において、琴棹と共鳴胴との間に張設された2本の琴弦と前記琴皮との間に挟まれて装着される調整パッドであって、
全体板状に形成され所定の厚さ寸法を有するパッド本体を含み、
前記パッド本体は、前記2本の琴弦が当接する琴弦当接部を含む上面部と、前記琴弦当接部の厚さ方向下方において、前記琴皮に接触する琴皮当接部を一部に含む下面部とを備えていることを特徴とする調整パッドである。
従って、請求項1に係る考案によれば、琴弦当接部で受け止めた琴弦の不要な振動を調整パッドにより減衰させることができる。
また、琴皮に接触した調整パッドにより琴皮の不要な振動を吸収することができる。
更に、琴皮当接部のみが琴皮に接触するように調整パッドを装着することができるので、調整パッドが必要以上に琴皮の振動を吸収することを避けることができる。
請求項2に係る考案は、前記パッド本体は素材として外表面をゴムにより被覆されたスポンジを含み、平面略六角形状であると共に前記琴皮当接部を頂部とする略V字状の側面形状を有することを特徴とする請求項1記載の調整パッドである。
従って、請求項2に係る考案によれば、琴弦で受け止めた琴弦の不要な振動を特にスポンジ部で吸収することができる。またV字の頂部に相当する琴皮当接部のみが琴皮に当接する。
請求項3に係る考案は、前記上面部と前記下面部との間には、前記各琴弦を収納するための溝部が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の調整パッドである。
従って、請求項3に係る考案によれば、琴弦がより多くの面積で調整パッドに接触する。
請求項4に係る考案は、前記溝部は、前記上面部の中央部付近から胴敷側端部にわたり、胴敷側端部に至るに従って徐々に深さ寸法が大きくなるように設けられていることを特徴とする請求項3記載の調整パッドである。
従って、請求項4に係る考案によれば、溝部の側方内面ばかりではなく底部全体も琴弦に接触する。
請求項5に係る考案は、前記溝部は所定の深さ寸法を有し、内方に至るに従って互いに離間するように拡開して形成されていることを特徴とする請求項3又は4のいずれか1項に記載の調整パッドである。
従って、請求項5に係る考案によれば、琴弦は溝部内では主に溝部が離間する方向に振動するようになる。
従来のように短冊状のスポンジ又はフエルトを折り畳んだものや厚めのスポンジ又はフエルトを調整パッドとして使用した場合には、調整パッドが面状に琴皮に接触することから吸音効果が高すぎ、発生する音全体を減衰させてしまう、という欠点があった。
これに対して、請求項1に係る考案によれば、調整パッドの琴皮に対する当接面積が減少するので、琴線の振動から琴皮を介して共鳴胴に発生するハウリングを防止しつつ、音全体を減衰させないという効果を奏することができる。
請求項2に係る考案によれば、スポンジ部により琴弦の不要な振動を吸収することができる。また、スポンジ部で吸収しきれなかった振動はV字の頂部に相当する琴皮当接部のみを介して琴皮に伝わるので、琴皮に伝わり難くなる。琴皮の振動はV字の頂部に相当する琴皮当接部のみを介して調整パッド内部に伝わるので、調整パッドが必要以上に琴皮の振動を吸収することを避けることができる。
請求項3に係る考案によれば、琴弦がより多くの面積で調整パッドに接触するので、琴弦の不要な振動が調整パッドに伝わりやすくなり、琴弦の不要な振動をより多く減衰させることができる。
請求項4に係る考案によれば、琴弦がより多くの面積で調整パッドに接触するので、琴弦の不要な振動が調整パッドに伝わりやすくなり、琴弦の不要な振動をより多く減衰させることができる。
請求項5に係る考案によれば、琴弦の振動の振幅が増大すると琴弦がより強く張られるようになるので、琴弦の大振幅の振動をより効率的に減衰させることができる。
本考案の実施の形態による二胡の使用形態を示す説明図である。 本考案の実施の形態による二胡の共鳴胴の外観を示し、(A)は共鳴胴の正面図、(B)は共鳴胴の側面図である。 本考案の実施の形態による調整パッドの外観を示す斜視図である。 本考案の実施の形態による調整パッドの外観を示し、(A)は調整パッドの平面図、(B)は調整パッドの前面図、(C)は調整パッドの側面図であり、(D)は、調整パッドの下面図である。 本考案の実施の形態による、調整パッドが二胡に装着された状態における外観を示し、(A)は調整パッドの平面図、(B)は調整パッドの前面図、(C)は調整パッドの側面図である。 本考案の実施の形態による調整パッドの展開した外観を示す図であり、(A)は調整パッドの平面図を示し、(B)は側面図を示す。
以下、図面を参照して本考案を実施するための形態について詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、二胡1は、筒状の共鳴胴2と、共鳴胴2に一端側が固定された琴棹部3と、を備え、演奏時には弓部4を対として音を奏でるものである。
なお、弓部4は、詳細な図示は省略するが、竹で作られた弓棹41に馬の尻尾の毛を束ねた弓毛(図示せず)から構成され、弓棹41の基端(手元側)に設けた調整部42で弓毛の張力が調整される周知のものを用いることができる。
共鳴胴2は、胴敷21の上面に固定された筒状の共鳴胴22と、共鳴胴22の一方の端面を構成する正面視多角形状の琴皮23と、琴皮23の中心部に固定された琴駒24と、琴皮23の下方寄りに設けられた調整パッド25と、を備える。
琴棹部3は、共鳴胴22に一端側が固定された琴棹31と、琴棹31の他端側に相互に上下で離間して設けられた糸巻部32、33、糸巻部32、33から共鳴胴22の琴皮23に向けてそれぞれ張られた2本の琴弦34、35と、琴棹31の他端付近に設けられて琴棹31の長さ方向中途部において2本の琴弦34、35を支持する千斤36と、を備える。
二本の琴弦34、35は、それぞれ糸巻部32、33から胴敷21までの間に張設される。また、二本の琴弦34、35は、千斤36及び琴駒24にも支持される。更に、二本の琴弦34、35は、胴敷21と琴駒24の間に配設された調整パッド25に接触する。
本実施の形態においては、二胡1は、共鳴胴22の高さ寸法L2の基準寸法は90mmである。共鳴胴22の高さ寸法L2を含む琴棹31の長さ寸法L1の基準寸法は82cmである。なお、共鳴胴22の筒軸線方向に沿う奥行寸法L3の基準寸法は130mmである。
図2(A)に示すように、共鳴胴22の一方の端面の形状は、図2(A)の二点鎖線で示す円を内接円として各角部をR状とした略正六角形状とされ、琴棹31の伸延方向を垂直方向と仮定した場合の水平方向に一対の対向辺が向くようにしている。したがって、共鳴胴22の高さ寸法L2は、内接円の直径に等しい。
共鳴胴22の胴体部分は、中空の筒状とされるとともに、図2(B)に示すように、その中途部を必要に応じて一方の端面よりも縮径又は拡径としている。共鳴胴22の琴皮23に対向する端面は閉塞している。したがって、共鳴胴22は、例えば、職人の手作業によって、紫檀、黒檀、紅木等の比較的堅い木材を繰り抜き等によって加工される。
琴皮23は、例えば、ニシキヘビ等の蛇皮とされているが、他の動物の皮や人工の皮で構成してもよい。
琴駒24は、琴弦34,35の振動波を琴皮23に伝動する部品である。琴駒24の材質は、木や竹を用い、一般的には、楓材や松材が用いられている。
琴駒24は、交換が可能であり、例えば、比較的新しい二胡1の場合には、硬くシャープな音色となるために楓や松系の軟木で底面の小さく低めのものを使用する。逆に、年月の経過に伴い琴皮23の張りが緩み、音色が重く濁ったような二胡1の場合には、硬木で底面の大きめの背の高い琴駒24を使用する。
琴駒24の形状や大きさ等は、二胡1の状態と奏者の感性によって適宜のものが使われる。一般的には正面視略真円形状であるが、楕円や長方形、或いは、門形でもよい。
調整パッド25は、琴駒24と共鳴胴2の間で琴皮23と琴弦34、35との間に挟まれるようにして配置される。調整パッド25の詳細は後述する。
琴棹31は、他端側である上端が屈曲されており、一端側は共鳴胴22の内部に配置され、例えば、胴敷21に固定される。琴棹31は、例えば、共鳴胴22の琴皮23から筒軸方向に沿って所定の奥行き寸法L4だけ離れた位置で共鳴胴22の内部に配置されている。なお、奥行き寸法L4は、琴棹31の太さ寸法L5(例えば、13mm)よりも長い寸法(例えば、25mm)としている。
次に、図3乃至図6を参照して、調整パッド25について詳細に説明する。
図3及び図4に示すように、調整パッド25は、上面部51と、それに対向する下面部57、上面部51及び下面部57に挟まれた胴敷側端部64、琴竿側端部65、左端端部66、右端端部67、左下斜面部68、右下斜面部69、左上斜面部70及び右上斜面部71を備える。上面部51は、第1傾斜上面部54、第2傾斜上面部55及びこれらに挟まれた谷線部56を含む。下面部57は、第1傾斜下面部59、第2傾斜下面部60及びこれらに挟まれた下方稜線部61を含む。
上面部51と下面部57との間には、各琴弦34、35を収納するための溝部62、63が設けられている。より詳細には、第1傾斜上面部54と谷線部56の境界付近には溝部62が形成されていて、第2傾斜上面部55と谷線部56の境界付近には溝部63が形成されている。
次に、調整パッド25の各特徴についての説明をする。
調整パッド25は、柔軟な素材により形成される。より詳細には、調整パッド25の内部の素材としては、スポンジ又はウレタンが利用される。また、調整パッド25の表面(溝部を除く)の素材としては、薄い(例えば厚さ1mm前後)ゴムが用いられる。
調整パッド25は、全体板状に形成され所定の厚さ寸法を有するパッド本体を含み、パッド本体は、2本の琴弦34、35が当接する琴弦当接部52、53を含む上面部と、琴弦当接部52、53の厚さ方向下方において、琴皮23に接触する琴皮当接部58を一部に含む下面部57とを備えている。なお、図4において琴弦当接部52、53及び琴皮当接部58に付いている網掛けは、説明のためのものである。
調整パッド本体は図6(A)に示すように平面略六角形状であると共に図4(B)に示すように琴皮当接部58を頂部とする略V字状の側面形状を有する。
溝部62、63は、図4(A)、図4(C)に示すように、上面部51の中央部付近から胴敷側端部64にわたり、胴敷側端部64に至るに従って徐々に深さ寸法が大きくなるように設けられている。
また、溝部62、63は、図4(C)に示すように、所定の深さ寸法を有し、図4(B)に示すように、内方に至るに従って互いに離間するように拡開して形成されている。
本実施形態による調整パッド25によれば、下記の作用・効果を奏することができる。
琴弦当接部52、53でそれぞれ受け止めた琴弦34、35の不要な振動を調整パッド25により減衰させることができる。また、琴皮23に接触した調整パッド25により琴皮23の不要な振動を吸収することができる。更に、琴皮当接部58のみが琴皮23に接触するように調整パッド25を装着することができるので、調整パッド25が必要以上に琴皮23の振動を吸収することを避けることができる。従って、調整パッド25の琴皮23に対する当接面積が減少し、琴線の振動から琴皮23を介して共鳴胴2に発生するハウリングを防止しつつ、音全体を減衰させないという効果を奏することができる。
また、琴弦当接部52、53で受け止めた琴弦52、53の不要な振動を特にスポンジ部で吸収することができる。またV字の頂部に相当する琴皮当接部58のみが琴皮23に当接する。従って、スポンジ部により琴弦52、53の不要な振動を吸収することができる。また、スポンジ部で吸収しきれなかった振動はV字の頂部に相当する琴皮当接部58のみを介して琴皮23に伝わるので、琴皮23に伝わり難くなる。琴皮23の振動はV字の頂部に相当する琴皮当接部58のみを介して調整パッド25内部に伝わるので、調整パッド25が必要以上に琴皮23の振動を吸収することを避けることができる。
更に、本実施形態による調整パッド25によれば、琴弦52、53がより多くの面積で調整パッド25に接触する。従って、琴弦52、53がより多くの面積で調整パッド25に接触するので、琴弦52、53の不要な振動が調整パッド25に伝わりやすくなり、琴弦52、53の不要な振動をより多く減衰させることができる。
更に、本実施形態による調整パッド25によれば、溝部62、63の側方内面ばかりではなく底部全体も琴弦52、53に接触する。従って、琴弦52、53がより多くの面積で調整パッド25に接触するので、琴弦52、53の不要な振動が調整パッド25に伝わりやすくなり、琴弦52、53の不要な振動をより多く減衰させることができる。
更に、琴弦52、53は溝部62、63の内部では主に溝部62、63が離間する方向に振動するようになる。従って、琴弦52、53の振動の振幅が増大すると琴弦52、53がより強く張られるようになるので、琴弦52、53の大振幅の振動をより効率的に減衰させることができる。
更に、本実施形態によれば、二胡1に調整パッド25が装着された状態において二胡1の中心面から最も離れた部分である左側端部66及び右側端部67に進むに従って調整パッド25の、琴棹31に沿った方向の幅が減少している。従って、胴敷側端部64と左側端部66との間には、左下斜面部68が形成され、胴敷側端部64と右側端部67との間には、右下斜面部69が形成され、琴竿側端部65と左側端部66との間には、左上斜面部70が形成され、琴竿側端部65と右側端部67との間には、右上斜面部71が形成されている。
また、第1傾斜上面部54及び第2傾斜上面部55は、頂部付近の欠けがないものとしてみると、頂角が直角であり、底角が45度の直角二等辺三角形である。
従って、第1傾斜上面部54と第2傾斜上面部55が平行になるように変形すると(つまり、調整パッド25が平らなシートになるように展開すると)、調整パッド25の上面部51は正方形になる。従って、所定の厚みを有する素材を正方形に切り出してから、対角線に沿って曲げることにより、調整パッド25の外形を形成することができる。従って、1枚の素材シートから多数の調整パッド25を製造することができる。
一例として、図6に示すように、水平に展開にした場合の概形は、22mm平方程度、厚さ8mm程度のシートである。また、胴敷側端部64と琴竿側端部65に対応する面取り部の対角線長さは12mm、左側端部66と右側端部67に対応する面取り部の対角線の長さは3mmである。また、折り曲げたときのV字の頂角は120度程度である。更に、左側端部66から谷線部56までの距離及び右側端部67から谷線部56までの距離は共に10mm程度である。ここで、左側端部66及び右側端部67は平面状であり、谷線部56はU字溝状であるとしている。
本考案はその精神または主要な特徴から逸脱することなく、他の種々の形で実施することができる。そのため、前述した各実施形態は単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるべきではない。本考案の範囲は実用新案登録請求の範囲によって示すものであって、明細書本文にはなんら拘束されない。さらに、実用新案登録請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更はすべて本考案の範囲内のものである。
本考案は、二胡に利用することができる。また、本考案は、他の弦楽器にも利用することができる。
1 二胡
2 共鳴胴
21 胴敷
22 共鳴胴
23 琴皮
24 琴駒
25 調整パッド
3 琴棹部
31 琴棹
32 糸巻部
33 糸巻部
34 琴弦
35 琴弦
36 千斤
4 弓部
41 弓棹
42 調整部
51 上面部
52 琴弦当接部
53 琴弦当接部
54 第1傾斜上面部
55 第2傾斜上面部
56 谷線部
57 下面部
58 琴皮当接部
59 第1傾斜下面部
60 第2傾斜下面部
61 下方稜線部
62 溝部
63 溝部
64 胴敷側端部
65 琴竿側端部
66 左側端部
67 右側端部
68 左下斜面部
69 右下斜面部
70 左上斜面部
71 右上斜面部
72 中央部
L1 琴棹の長さ寸法
L2 共鳴胴の高さ寸法
L3 共鳴胴の奥行寸法
L4 奥行寸法
L5 太さ寸法

Claims (5)

  1. 柔軟な素材により形成され、二胡の共鳴胴の琴皮に設けられた琴駒と胴敷までの間において、琴棹と共鳴胴との間に張設された2本の琴弦と前記琴皮との間に挟まれて装着される調整パッドであって、
    全体板状に形成され所定の厚さ寸法を有するパッド本体を含み、
    前記パッド本体は、前記2本の琴弦が当接する琴弦当接部を含む上面部と、前記琴弦当接部の厚さ方向下方において、前記琴皮に接触する琴皮当接部を一部に含む下面部とを備えていることを特徴とする調整パッド。
  2. 前記パッド本体は素材として外表面をゴムにより被覆されたスポンジを含み、平面略六角形状であると共に前記琴皮当接部を頂部とする略V字状の側面形状を有することを特徴とする請求項1記載の調整パッド。
  3. 前記上面部と前記下面部との間には、前記各琴弦を収納するための溝部が設けられていることを特徴とする請求項1記載の調整パッド。
  4. 前記溝部は、前記上面部の中央部付近から胴敷側端部にわたり、胴敷側端部に至るに従って徐々に深さ寸法が大きくなるように設けられていることを特徴とする請求項3記載の調整パッド。
  5. 前記溝部は所定の深さ寸法を有し、内方に至るに従って互いに離間するように拡開して形成されていることを特徴とする請求項3又は4のいずれか1項に記載の調整パッド。
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