JP3218334U - 和琴 - Google Patents
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Abstract
【課題】 主として雅楽で用いられる和琴の絃の張り替えを容易にすることにある。【課題を解決するための手段】 本考案に係る和琴40は、空洞24を有し、一端に絃50を通す通絃孔28と、他端に櫛の歯型の切れ込みの両端部に形成された凸部からなるはず頭30と、該はず頭30に対応して形成された第2の通絃孔34とを備えた胴42と、前記胴42の一端側空洞24に設けられた絃50のチューニング機構44と、前記胴42のはず頭30に形成された葦津緒32が装飾的に編み込まれた葦津緒装飾体48と、前記チューニング機構44と葦津緒装飾体48との間に張り渡される絃50とを備えて構成した。【選択図】図1
Description
本考案は、和琴(わごん)に関し、特に日本の伝統的な雅楽に用いられる和楽器である和琴に関する。
和琴10は、図9、図10に示すように、桐材などからなる胴12の両端に絹製の糸を所定の太さに撚った絃14を6本張り渡した構造をしている。
和琴10は通常、胴12の長さは約190センチメートル、一端側の頭端(ずたん)16の幅は約15センチメートル、他端側の尾端(びたん)18の幅は約24センチメートルであるが、近年ではサイズの異なるものも提供されている。胴12は側面をくり出した槽(そう)と称する表板20に龍背(りゅうはい)と称する裏板22を接着して作られ、内部は空洞24をなしている。表板20と裏板22は頭端16から尾端18にかけて僅かに波打った形状をなしている(図面では誇張して描いている。)。胴12の頭端16には、側面視L型をした龍角(りゅうかく)26が貼り付けられていて、龍角26と表板20とを通して6個の通絃孔28が設けられ、通絃孔28に対応する位置の龍角26に絃14の横ずれを防ぐ溝を設けている。
一方、胴12の尾端18は櫛の歯型の切れ込みが5か所設けられ、その切れ込みにより生じた6か所の凸部をはず頭(はずがしら)30という。そのはず頭30の一つ一つに後述する葦津緒(あしずお)32を通す大きさの葦津緒通絃孔34が設けられている。
絃14の一端は、胴12の頭端16側に設けられた龍角26に開けられた通絃孔28を通して胴12の空洞24に入れられ、円柱状の木製の糸玉36に先端が括り付けられる。絃14はそれぞれ対応する龍角26に設けられた溝を通して尾端18側に張られる。
尾端18側に張られる絃14の他端は、図11に示すように、ロープ状の葦津緒32の先端部に巻き付けて固定される。葦津緒32は白、黄、浅黄、薄萌葱の4色の絹製の撚糸からなり、直径約5ミリメートル程度である。葦津緒32の先端に絃14を固定する方法は、同図に示すように、絃14を頭端16の通絃孔28から引っ張った状態で葦津緒32の先端部に5センチメートル程度沿わせた後、木製の糸玉38に巻いて反転させ、その糸玉38の際から葦津緒32の先端に沿わせた絃14と共に絃14を強く巻き付けて固定する。このように絃14を巻き付けることによって葦津緒32を強く引っ張ったとき、糸玉38が絃14によって軸方向に引っ張られるが、糸玉38は葦津緒32に巻き付けられた絃14に引っかかるため、絃14が葦津緒32から抜け出ることはない。
葦津緒32の他端は、胴12の尾端18側のはず頭30に設けられた葦津緒通絃孔34に通される。葦津緒32を冶具を用いて強く引っ張り、絃14に所定の張力を付加した状態ではず頭30の端部で折り返した後、葦津緒32を結んで固定し、更に葦津緒32と絃14を連結している箇所で、所定の様式に則り、葦津緒32を装飾的に編み込んでいく。同様に、残り5本の絃14についても、胴12の両端に葦津緒32を用いて張っていくのであるが、このとき、絃14の長さ、すなわち葦津緒32の長さを6本すべてがほぼ同じになるように調整しなければならない。葦津緒32を装飾的に編み込む仕方には様式があり、現在では技術を継承している宮内庁の担当者に指導を受けた者でなければできない伝統的なものである。
和琴の絃14は絹製の撚糸であるため、時間の経過とともに伸びが生じて弛んでしまい、所定の音が出なくなる。この場合は、装飾的に編み込んだ葦津緒32を解き、葦津緒32を緩めてから冶具を用いて強く引っ張り、絃14を張り直す必要がある。
また、和琴の演奏は、それぞれの絃14を可動のふたまた状の柱(じ)により調律し、琴軋(ことさぎ、ことさき)という義甲(爪)を用いるが、この琴軋によって絃14を弾くため、絃14が切れてしまうことがある。この場合は、前述同様に装飾的に編み込んだ葦津緒32を解き、更に葦津緒32の先端部分に巻き付けた絃14を解いた後、再使用する絃14の一端を胴12の頭端16側に設けられた通絃孔28に通して糸玉36を用いて固定する。その絃14の他端を葦津緒32の先端部分に、他の5本の絃14の長さとほぼ同じ位置になるように調整して、前述同様に糸玉38を用いて巻き付けて固定する。その後、葦津緒32を前述同様に引っ張り、絃14に所定の張力を付加して固定しなければならない。
更に、はず頭30に固定された葦津緒32は前述同様、所定の様式に則り、装飾的に編み込む必要がある。この作業は、時間がかかるだけでなく、熟練の技術を必要とする。このため、国内外での演奏旅行には、技術者を帯同させる必要があるなどの問題があった。
上記した問題に鑑み、本考案の目的は、絃の張り替えや調音が容易な和琴を提供することにある。
上記した課題を解決するために、本考案に係る和琴は、空洞を有し、一端に絃を通す通絃孔と、他端に櫛の歯型の切れ込みの両端部に形成された凸部からなるはず頭と、該はず頭に対応して形成された第2の通絃孔とを備えた胴と、前記胴の一端側空洞に設けられた絃のチューニング機構と、前記胴のはず頭に形成された葦津緒が装飾的に編み込まれた葦津緒装飾体と、前記チューニング機構と葦津緒装飾体との間に張り渡される絃と
を備えたことにある。
を備えたことにある。
かかる和琴において、前記葦津緒装飾体に前記絃を固定する固定手段が設けられていることにある。
また、かかる和琴において、前記チューニング機構が前記胴の一端側空洞に設けられた止め板と、前記止め板に立設されたチューニングピンとを備えて構成されることにある。
かかる和琴において、前記葦津緒装飾体の内部に軸方向に配設されたチューブを備えたことにある。
また、かかる和琴において、前記チューニング機構が設けられた側の胴の空洞を塞ぐ蓋であって、該蓋が磁石により開閉可能であることにある。
更にかかる和琴において、前記胴の一端側の裏板に設けられる龍手が磁石又は係合手段により着脱可能とされていることにある。
本考案に係る和琴によれば、予め形成されている葦津緒装飾体とチューニング機構との間に絃を張り渡し、チューニング機構で絃に一定の張力を付与するだけで、絃の張り替えが完了する。すなわち、葦津緒装飾体は予め熟練者により編み込まれて形成されているため、改めて編み込む必要がない。このため、絃の張り替え作業に熟練を要さず、しかも短時間で完了する。また、絃の張りが弛んできたときには、直ちにチューニング機構で絃に張りを付与することができる。これらの構成により、和琴本来の機能を損なうことは全くなく、また外観上も何ら損なうことはない。
本考案に係る和琴40は、図1に示すように、従来の和琴10と構造がほとんど同じであるため、共通する部分には同じ符号を付し、異なる箇所のみ、異なる符号を付して説明する。
本考案に係る和琴40は、一端部に絃50が通る通絃孔28が設けられ、他端部にはず頭30と第2の通絃孔である葦津緒通絃孔34が設けられた胴42と、その胴42の一端側内部に設けられたチューニング機構44とを備えている。更に、前記胴42の他端側のはず頭30に、葦津緒32の先端部に糸玉固定材46によって固定された糸玉38を備え、糸玉38及び糸玉固定材46を含む周囲を葦津緒32で所定の様式で編み込まれた葦津緒装飾体48と、前記チューニング機構44と葦津緒装飾体48との間に張架される絃50とを備えて構成される。
チューニング機構44は、図2に拡大して示すように、胴42の一端側に設けられた通絃孔28の近傍部である空洞24に止め板52が設けられ、その止め板52に6個の通絃孔28に対応する位置にそれぞれチューニングピン54が立設されて構成されている。止め板52は、空洞24の横断面とほぼ同形状をしていて、膠等の接着剤等を用いて強固に内壁面に固定されている。チューニングピン54の他端は止め板52に開設された孔に圧入され、容易に回転しないようにされている。また、チューニングピン54の一端には、断面が4角形又は6角形、あるいは小判形等の平坦面を備えた形状が施されていて、これらの形状に適合する冶具56でチューニングピン54を回転させることができるようにされている。チューニングピン54の止め板52に圧入された他端と平坦面が設けられた一端との間の軸部に、チューニングピン54の軸方向と直角をなす方向に絃50の線径よりも大きい孔が設けられているのが好ましい。この孔に絃50を通して結び付け、チューニングピン54を回転させることにより、チューニングピン54に絃50を巻取ることができる。なお、チューニングピン54に孔ではなく、突起やフックを設けても同様の機能を奏することができる。
チューニングピン54に絃50を固定する作業を容易にするため、図3に示すように、胴42の裏板22の、チューニングピン54の配設位置に対応する箇所に作業孔60が設けられている。通絃孔28に挿入された絃50を、その通絃孔28に対応する位置のチューニングピン54に固定する作業を、作業孔60から行う。
なお、図1及び図3に示す頭端16側の穴を音穴(おんけつ)62、尾端18側の穴を下樋(したひ・したび)64といい、いずれも共鳴穴である。また、頭端16側の符号66は猫足(龍手:りゅうしゅ)、符号68は龍趾(長足)であり、いずれも和琴40の胴42を床面から離して支え、音の通りをよくすると共に、演奏を楽にするためのものである。
一方、図1に示すように、胴42の他端側には、葦津緒装飾体48が予め形成されている。葦津緒装飾体48は、先ず葦津緒32が葦津緒通絃孔34に通され、葦津緒32に糸玉38が糸玉固定材46によって固定され、これら葦津緒32の一部と、糸玉38と糸玉固定材46の表面を覆うように葦津緒32が巻かれ、且つ編み込まれている。
糸玉38の固定方法は、図4に示すように、葦津緒32の一端に約5センチメートル程度、糸玉固定材46を沿わせて配置し、その糸玉固定材46を糸玉38に巻き付けて反転させ、糸玉38の際から葦津緒32とそれに沿わせた糸玉固定材46を共に強く巻き付けていき、糸玉38を固定する。このような方法で糸玉38を固定することによって、糸玉38に強い力が加わっても、糸玉38が糸玉固定材46から抜け出ることはない。すなわち、糸玉38と糸玉固定材46が絃50を固定する固定手段を構成する。糸玉固定材46は絃50と同じ素材でも良いが、絃としての機能を奏さないので、例えば樹脂などからなる素材でも良い。なお、糸玉38と糸玉固定材46は、絃50の一端を固定するためのものであるので、同様の機能を奏する他の部材を用いて構成することも可能であり、何ら限定されるものではない。
図5に示すように、糸玉38の固定された葦津緒32の他端側ははず頭30に形成された葦津緒通絃孔34に通されており、葦津緒通絃孔34の下部からはず頭30の先端部で折り返され、前記葦津緒32の一端側に固定された後、巻き付けられ、更に三つ編みされて装飾的に編み込まれて、葦津緒装飾体48が形成される。この作業において、葦津緒装飾体48は絃50によって引っ張られていないため、楽に行うことができる。なお、図5に示す葦津緒装飾体48は簡略化して記載している。
このようにして、6か所のはず頭30部分にそれぞれ葦津緒装飾体48が形成される。
次に、一端側にチューニング機構44を、他端側に葦津緒装飾体48を備えた胴42に、絃50が張り渡される。先ず絃50の一端を通絃孔28に通して、チューニングピン54の孔に通すなどにより、固定する。次いで、図5に示すように、絃50の他端側を糸玉固定材46が巻き付けられた葦津緒32の先端部と葦津緒装飾体48との間に挿入し、糸玉38の箇所にまで通して、緩く張り渡す。そして、図6に示すように、絃50の途中で絃50を糸玉38に固定するためのリング状の結び目部分58を作り、糸玉38の際にある糸玉固定材46に固定する。リング状の結び目部分58はチューニングピン54側の絃50を引っ張ると締まるように形成される。その後、チューニングピン54を冶具56を用いて回転させ、絃50を所定の強さに張り渡す。
同様の作業を、残りの5か所について行い、和琴40を完成させる。絃50は、その途中部分を糸玉38に固定しているが、余剰部分が生じる。この余剰部分はリング状に丸めて、葦津緒装飾体48と胴42との間に差し込んでおく。絃50が切れたときに使用するためである。
かかる構成の和琴において、6本の絃50をそれぞれチューニングピン54を回転させてチューニングすることにより、所定の音階で演奏することができる。演奏の終了後は、絃50が伸びるのを防ぐためにチューニングピン54を逆回転させ、絃50の張りを緩めておくのが好ましい。また、演奏によって、絃50が切れてしまったときは、葦津緒装飾体48の中に埋まっている糸玉38の箇所に固定されている絃50を解き、切れた側の絃50を葦津緒装飾体48と胴42との間に差し込んでおいた余剰部分から引っ張り出す。一方、チューニングピン54に固定されていた絃50を取り除き、前記余剰部分から引っ張りだされた絃50を通絃孔28に通して、チューニングピン54に固定する。次いで、葦津緒装飾体48側にある絃50を軽く引っ張り、図6で説明したようにリング状の結び目部分58を作り、糸玉38の際にある糸玉固定材46に固定する。後は、チューニングピン54を回転させ、絃50のチューニングを行うだけで、絃50の張り替えが完了する。
本考案の和琴によれば、絃50の張りが弛んだときは、チューニングピン54を回転させるだけで、所定の張力で張ることができる。また、絃50が切れた場合においては、葦津緒装飾体48の糸玉38近傍の糸玉固定材46に固定されている絃50を解き、切れた絃50の先端部を胴42の頭端16の通絃孔28を通してチューニングピン54に巻き付ける。次いで、絃50の他端を葦津緒装飾体48の糸玉38の箇所に固定した後、チューニングピン54を回転させるだけで、所定の張力で張ることができる。
これらの動作において、編み込まれた葦津緒32を解く作業はなく、したがって解いた葦津緒32を所定の様式に則って編み込むという熟練を要する作業もなく、また葦津緒32を引っ張って絃50を張るという力作業もなく、従来の方法と比較して飛躍的短時間で作業を行うことができ、熟練者を必要としない。その結果、一部の限られた演奏者にのみ用いられていた和琴の普及が期待できる。
本考案に係る和琴は、上述の実施形態に限定されるものではない。
たとえば、新しい弦50を葦津緒装飾体48における葦津緒32の先端部に沿って挿入する作業は、葦津緒32の周りに巻かれた糸玉固定材46と葦津緒32が装飾的に編み込まれた部分の隙間にて行うことになるため、絃50の先端が葦津緒32に引っかかり、挿入しづらく、時間を要する。そこで、図7に示すように、糸玉固定材46を巻き付けた葦津緒32の先端部に沿ってチューブ70を設けて、そのチューブ70に絃50を挿入すれば、直ちに絃50を糸玉38まで通すことができる。
また、上記実施例では、糸玉38と糸玉固定材46が絃50を固定する固定手段を構成していたが、この糸玉38は和琴10の単なる装飾のために用い、絃50を固定する固定手段としては、別途、葦津緒32の一部に金具等を取り付けても良い。固定手段としての金具等は絃50を巻き付けたり、絃50の張り替えのために金具等から絃50を解くとき、解きやすい形状構造であれば特に限定されるものではない。
頭端16側に設けられているチューニングピン54は外部から見えることになるが、雅楽に用いる和琴40という性質上、好ましいことではない。そこで、図8に示すように、表板20と裏板22に囲まれた空洞24内部に磁石付の突起72と、空洞24の形状に適合する形状の、磁石に吸着し得る素材が配置された蓋74とを設けて構成しても良い。蓋74を開けるときは、作業孔60から蓋74の裏側を押すことにより、容易に開けることができる。
和琴40の裏板22に設けられている猫足66は、胴42から突出した形状であるため、運搬時などには嵩張る原因となっている。そこで、猫足66と裏板22への取り付け面とに磁石と磁石に吸着し得る素材とを配置し、猫足66を和琴40の裏板22に着脱できるようにしても良い。磁石に代えて、面ファスナーを設けたり、係合させる構造を設けたりすることも可能である。
チューニング機構44は、上記チューニングピン54による構造が最もシンプルな構造であるため好ましいが、それ以外に歯車を利用した構造などを用いることも可能である。絃50を強い力で巻き取ることができ、かつ自然に巻き戻らない構造であれば良い。
本考案は、上述した実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で当業者の知識に基づき種々改良、修正又は変形を加えた態様で実施できる。また、同一の作用又は効果が生じる範囲内で、いずれかの考案特定事項を他の技術に置換した形態で実施しても良い。
26:龍角
28:通絃孔
30:はず頭
32:葦津緒
34:葦津緒通絃孔(第2の通絃孔)
38:糸玉
40:和琴
42:胴
44:チューニング機構
46:糸玉固定材
48:葦津緒装飾体
50:絃
54:チューニングピン
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Claims (6)
- 空洞を有し、一端に絃を通す通絃孔と、他端に櫛の歯型の切れ込みの両端部に形成された凸部からなるはず頭と、該はず頭に対応して形成された第2の通絃孔とを備えた胴と、
前記胴の一端側空洞に設けられた絃のチューニング機構と、
前記胴のはず頭に形成された葦津緒が装飾的に編み込まれた葦津緒装飾体と、
前記チューニング機構と葦津緒装飾体との間に張り渡される前記絃と
を備えた和琴。 - 前記葦津緒装飾体に前記絃を固定する固定手段が設けられている前記請求項1に記載の和琴。
- 前記チューニング機構が前記胴の一端側空洞に設けられた止め板と、前記止め板に立設されたチューニングピンとを備えて構成される前記請求項1又は2に記載の和琴。
- 前記葦津緒装飾体の内部に軸方向に配設されたチューブを備えた前記請求項1から3のいずれかに記載の和琴。
- 前記チューニング機構が設けられ側の胴の空洞を塞ぐ蓋であって、該蓋が磁石により開閉可能である前記請求項1から4のいずれかに記載の和琴。
- 前記胴の一端側の裏板に設けられる龍手が磁石又は係合手段により着脱可能とされている前記請求項1から5のいずれかに記載の和琴。
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