JP2018044662A - 管固定具 - Google Patents

管固定具 Download PDF

Info

Publication number
JP2018044662A
JP2018044662A JP2016182338A JP2016182338A JP2018044662A JP 2018044662 A JP2018044662 A JP 2018044662A JP 2016182338 A JP2016182338 A JP 2016182338A JP 2016182338 A JP2016182338 A JP 2016182338A JP 2018044662 A JP2018044662 A JP 2018044662A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base
saddle
tube
pipe
engagement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016182338A
Other languages
English (en)
Inventor
寛満 加藤
Hiromitsu Kato
寛満 加藤
圭祐 小ヶ原
Keisuke Ogahara
圭祐 小ヶ原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2016182338A priority Critical patent/JP2018044662A/ja
Publication of JP2018044662A publication Critical patent/JP2018044662A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)
  • Supports For Pipes And Cables (AREA)

Abstract

【課題】管を施工面に固定する際の施工性を向上させた管固定具を提供する。【解決手段】管固定具1は、ベース2とサドル3を備える。ベース2は、施工面100に固定されるベース本体部21と、ベース本体部21から突出し、ベース本体部21に対する規定位置に配置される管10に接触して管10を支持する仮保持部22と、を有する。サドル3は、ベース2とは別体である。サドル3は、ベース2に結合されて、規定位置にある管10をベース2との間に挟んで固定する。【選択図】図1

Description

本発明は、一般に管固定具に関し、より詳細には、管を施工面に対して固定するための管固定具に関する。
従来、電線管などの管を壁面(施工面)等に固定するための固定具(管固定具)が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の固定具は、壁面に固定される台座と保持片とを、一体に備えている。保持片は、管を保持固定した状態で断面U字状となる弾性変形可能なわん曲保持部と、わん曲保持部の先端部に一体に形成されて、保持片の全体を台座に固定するための平板状の固定板部とからなる。
上記の固定具を用いて、壁面に電線管を水平に配置して固定するには、まず壁面に対して台座を固定する。次に、保持片を弾性変形させることによって、保持片のわん曲保持部と固定板部との接続部と、台座と、の間の隙間を広げながら、この隙間を通して電線管を上方から挿入する。最後に、接続部と台座との間の隙間がなくなるように保持片を台座の側に変形させて、固定板部を台座に密着させ、ねじによって固定板部を台座に固定する。
特開2002−354637号公報
上記の固定具では、台座と保持片とで囲まれる空間に管を収容した後に、保持片で管を仮保持しつつ、作業者が保持片を台座の側に向かって弾性変形させている。すなわち、作業者は、管の固定の際に、保持片に力を加えて保持片を大きく変形させる必要があった。
本発明は、上記事由に鑑みてなされており、管を施工面に固定する際の施工性を向上させた管固定具を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る管固定具は、管を施工面に対して固定するための管固定具である。管固定具は、ベースと、サドルと、を備える。ベースは、ベース本体部と、仮保持部と、を有する。ベース本体部は、前記施工面に固定される。前記仮保持部は、前記ベース本体部から突出する。前記仮保持部は、前記ベース本体部に対する規定位置に配置される前記管に接触して、前記管を支持する。前記サドルは、前記ベースとは別体である。前記サドルは、前記ベースに結合されて、前記規定位置にある前記管を前記ベースとの間に挟んで固定する。
本発明は、管を施工面に固定する際の施工性を向上させることができるという利点がある。
図1は、本発明の一実施形態に係る管固定具に関し、この管固定具によって管を施工面に固定した状態の斜視図である。 図2は、同上の管固定具のベースを示す斜視図である。 図3は、同上の管固定具のベースを示す側面図である。 図4は、同上の管固定具のサドルを示す斜視図である。 図5は、同上の管固定具のサドルを示す側面図である。 図6は、同上の管固定具に関し、ベースに管を仮置きし、サドルをベースに係合させた状態を示す断面図である。 図7は、同上の管固定具に関し、ベースとサドルとの間に管を固定した状態を示す断面図である。
本実施形態に係る管固定具1について、図1〜図7を参照して説明する。なお、以下の実施形態において説明する各図は、模式的な図であり、図中の各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比が、必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。
(1)概要
本実施形態の管固定具1は、サドルベースとも呼ばれ、図1に示すように、管10を施工面100に対して固定するために用いられる。具体的には、管固定具1は、管10の長手方向が施工面100に沿うように、管10を施工面100に対して固定するために用いられる。例えば管固定具1は、鉛直方向に切り立った壁面(施工面100)に対して、管10の長手方向が水平となるように管10を固定するために、用いられる。ただし、管固定具1は、管10の長手方向が鉛直となるように管10を壁面に固定するために用いられてもよいし、施工面100が床面又は天井面であってもよい。
管10は、例えば電線管である。電線管の内部には、電力の搬送に用いられる電線が収納される。電線は例えば、管固定具1を用いて電線管を施工面100に固定した後に、電線管の長手方向の一方の端部から電線管の内部に挿入されて、電線管内に収納される。一例において、電線管は金属管であり、一本の電線管の長さは3.66mである。例えば、複数の管固定具1を施工面100に一方向に並べて固定し、複数の管固定具1によって一本の電線管の複数箇所(例えば、電線管の長手方向の両端)を固定することで、電線管が施工面100に対して固定されてもよい。また、必要に応じて複数の電線管の端部同士が繋ぎ合わされ、この繋ぎ合わされた複数の電線管が、複数の管固定具1によって施工面100に固定されてもよい。管固定具1を用いて施工面100に固定される電線管は、E管(ねじなし電線管)であってもよいし、G管(厚鋼電線管)であってもよいし、他の種類の電線管であってもよい。また、管固定具1のサイズは、電線管のサイズに応じて適宜設定される。一般に、E管及びG管はサイズ(管径)がそれぞれ5種類ずつある。したがって、管固定具1のサイズは、固定対象の管10のサイズ(管径)に応じて適宜設計される。なお、管10は電線管に限られず、例えば通信用の線(光ファイバーなど)が収納される管であってもよい。また、管固定具1を、排水管やガス管などの固定に用いることも可能である。
施工面100は、屋内の面(例えば、工場内の建物の内側の壁面)であってもよいし、屋外の面(例えば、工場内の建物の外側の壁面)であってもよい。施工面100が屋内の面である場合、管固定具1を構成する各部材は、SPHC(Steel Plate Hot Commercial;熱間圧延軟鋼板)製であってもよい。施工面100が屋外の面である場合、管固定具1を構成する各部材は、SUS304(ステンレス鋼)製であってもよい。
管固定具1は、図1に示すように、ベース2とサドル3とを備えている。ベース2とサドル3とは、別体である。つまり、ベース2とサドル3とは、互いに切り離された部材である。ベース2は、施工面100に固定される。ベース2は、例えば、皿ねじなどの固定ねじ4を用いて施工面100に固定される(図6、図7参照)。サドル3は、ベース2に結合される。管固定具1では、サドル3がベース2に結合された状態で、ベース2とサドル3との間に管10を固定するための空間が形成される。
ベース2は、施工面100に固定されるベース本体部21と、ベース本体部21から突出する仮保持部22と、を有する。仮保持部22は、ベース本体部21に対する規定位置に配置される管10に接触して、管10を支持する。サドル3は、ベース2とは別体であって、ベース2に結合されて、規定位置にある管10をベース2との間に挟んで規定位置に固定する。本実施形態において、規定位置は、ベース本体部21から見て施工面100とは反対側であって、かつ管10がベース本体部21(後述の、台板部211の表面2110)と仮保持部22との両方と接触する位置である。規定位置にある管10に、管10の周方向に沿って跨がるようにサドル3を被せ、サドル3をベース2に結合することで、ベース2とサドル3との間の空間に管10が固定される。
(2)ベース
以下、まずベース2の構成について、図2、図3、図6を参照して詳しく説明する。
ベース2は、金属製であり、例えばSPHCやSUS304などからなる。図2、図3に示すように、ベース2は、ベース本体部21と、仮保持部22と、を一体に有する。
ベース本体部21は、ベース2において施工面100に固定される部分である。ベース本体部21は、台板部211と、一対の側板部212と、を備える。台板部211は、矩形板状である。一対の側板部212は、台板部211の長手方向(図2の上下方向)に沿った両縁から台板部211の厚み方向の一方側に突出する。以下、台板部211において、側板部212が突出する側(図2の右上側)を台板部211の裏側といい、その反対(図2の左下側)を台板部211の正面側という。ベース本体部21は、台板部211の裏側を施工面100に向けた状態で、施工面100に固定される。また、台板部211は、正面側に表面2110を有している。
台板部211には、第1孔213と第2孔214とが、台板部211の長手方向に並んで形成されている。第1孔213は、台板部211の長手方向において、台板部211の中央と一端(第1端;図2の下端)との間に形成されている。また、第2孔214は、台板部211の長手方向において、台板部211の中央と他端(第2端;図2の上端)との間に形成されている。
図2に示すように、第1孔213は、正面側からみた形状が、台板部211の長手方向に長い長孔状である。図3、図6に示すように、台板部211の裏面には、台板部211における第1孔213の周縁から裏側に向かって突出するねじ保持部215が設けられている。ねじ保持部215は、台板部211の表面2110から離れるほど孔の径(短径)が小さくなる中空の長円錐台状に形成されており、先端面(図3の右側の面)に長孔状の開口を有している。すなわち、第1孔213は、正面側から裏側に向かうほど径が小さくなっている。図6に示すように、ねじ保持部215の先端面の開口の径(短径)は、固定ねじ4の頭部の径よりも小さく設定されている。正面側から第1孔213に固定ねじ4を通し、施工面100に設けられたねじ孔(例えば、施工面100に埋め込まれたアンカープラグのねじ孔)に固定ねじ4をねじ込むことで、ベース2が施工面100に固定される。
図2に示すように、第2孔214は、正面側からみた形状が円形状である。図3、図6に示すように、台板部211の裏面には、台板部211における第2孔214の周縁から裏側に向かって突出する補強リブ216が設けられている。補強リブ216は、両面が開口した中空円筒状である。補強リブ216の内部には、後述の結合ねじ5に対応するねじ山が形成されている。すなわち、第2孔214は、結合ねじ5がねじ込まれるねじ孔となっている。
図2、図3に示すように、各側板部212は、台板部211の長手方向と平行な方向(図2の上下方向)に長い略矩形板状に形成されている。各側板部212の長手方向の両端には、側板部212の台板部211からの突出方向にさらに突出する脚部217が設けられている。なお、図3に示すように、各側板部212の中央部(脚部217が設けられていない部分)における台板部211からの突出量は、ねじ保持部215の台板部211からの突出量と略同じである。
図2、図3に示すように、仮保持部22は、ベース本体部21から突出する。具体的には、仮保持部22は、台板部211の長手方向の第1端(図2の下端)から正面側(台板部211の厚み方向の一方側)に突出している。すなわち、仮保持部22はベース本体部21と略直交している。なお、ベース本体部21の第1端(仮保持部22が突出する部分)は、所定の曲率半径で湾曲している。
図3に示すように、仮保持部22は、側面視J字状に形成されており、平板部(第1平板部)221と曲板部(第1曲板部)222とを一体に有している。平板部221は、ベース本体部21の台板部211の第1端と連続する。曲板部222は、平板部221におけるベース本体部21とは反対側の端部で平板部221と連続する。すなわち、平板部221は曲板部222とベース本体部21との間に位置する。
平板部221は、矩形平板状である。平板部221のベース本体部21からの高さ(台板部211の表面2110からの平板部221の突出量)L1(図3参照)は、管10の外半径とほぼ同じに設定されている。
曲板部222は、両面が所定の曲率半径で同方向に湾曲した曲板状である。曲板部222における平板部221と反対側の端面2220が、仮保持部22の先端の面である。曲板部222の内面の曲率半径は、管10の外半径よりも大きい。すなわち、管10を、管10の周方向が曲板部222の湾曲方向に沿うように曲板部222に載せた場合、管10の径方向において、曲板部222の湾曲方向の両端が管10から僅かに離れた状態となる。また、湾曲方向における曲板部222の長さは、管10の外周の1/4よりも短い。
図2、図3に示すように、曲板部222には、第1係合部223が設けられている。第1係合部223は、突出部(突起)2231と抑え部2232とを有する。突出部2231は、矩形板状の突起である。抑え部2232は、矩形板状の突起である。突出部2231は、曲板部222から、湾曲した曲板部222の径方向の外方へ突出する。抑え部2232は、突出部2231の先端から、仮保持部22の先端とは反対側に突出する。すなわち、図3に示すように、第1係合部223は、側面視L字状に形成されている。突出部2231は、仮保持部22の先端とは反対側を向いた第1係合面2230を有する。第1係合部223の高さ方向における第1係合面2230の長さ(曲板部222の径方向における第1係合面2230の寸法)は、サドル3の後述の第2結合部33の厚みよりも僅かに大きい。
第1係合部223は、例えば、曲板部222を形成するための金属板の一部を切り起こし、切り起こした部分をその中央で折曲げることで、形成される。したがって、曲板部222には、第1係合部223に相当する大きさの孔224が残っている。
また、ベース2は、補強部(ベース側補強部)23を有する。補強部23は、台板部211の長手方向の第1端側の部分から、平板部221の高さ方向の全長に亘って連続して設けられている。本実施形態において、補強部23は、平板部221を形成するための金属板の一部の厚み方向の一面側が凹みかつ当該一部の他面側が突出するように湾曲させることで形成される。平板部221の厚み方向の一面側において、補強部23は、平板部221の高さ方向に沿って延びる溝状となっている。すなわち、補強部23は、管10を規定位置に配置した状態(管10を仮保持部22に置いた状態)で、管10から離れるように湾曲しており、補強部23の延びる方向が管10の長手方向と交差するようになっている。補強部23が設けられていることで、管10を規定位置に配置して仮保持部22が管10を支持している状態であっても、仮保持部22が補強部23の延長方向に曲がりにくくなっている。
(3)サドル
次に、サドル3の構成について、図4、図5、図6を参照して詳しく説明する。
サドル3は、金属製であり、例えばSPHCやSUS304などのベース2と同じ材料からなる。サドル3は、第1結合部31と、サドル本体部32と、第2結合部33と、接続部34と、を一体に有する。サドル3は、第1端301に第1結合部31を有し、第2端302に、第2結合部33を有している。第1結合部31は、ベース本体部21において第2孔214が設けられた部分に重ねられる。第2結合部33は、仮保持部22において第1係合部223が設けられた部分に重ねられる。
第1結合部31は、平板状に形成されている。第1結合部31には、第3孔311が形成されている。第3孔311は、第1結合部31の厚み方向から見て、第1結合部31とサドル本体部32とが並ぶ方向に延びる長孔状である。図6に示すように、第3孔311が第2孔214に重なるように第1結合部31をベース本体部21の台板部211に重ね、結合ねじ5を第3孔311に挿通して第2孔(ねじ孔)214にねじ込むことで、第1結合部31がベース本体部21に結合される。
図5に示すように、サドル本体部32は、側面視J字状に形成されており、平板部(第2平板部)321と曲板部(第2曲板部)322とを一体に有している。曲板部322は、平板部321における第1結合部31とは反対側の端部で平板部321と連続する。すなわち、平板部321は、第1結合部31と曲板部322との間に位置する。
平板部321は矩形平板状である。平板部321は、第1結合部31と連続する。平板部321は、第1結合部31の一端(図4の下端)から、第1結合部31の厚み方向の一方側に突出する。第1結合部31の厚みと第1結合部31からの平板部321の高さ(第1結合部31の表面からの平板部221の突出量)との合計の長さL2(図5参照)は、管10の外半径よりも僅かに小さく設定されている。
曲板部322は、両面が所定の曲率半径で同方向に湾曲した曲板状である。また、湾曲方向における曲板部322の長さは、管10の外周の1/4よりも長い。すなわち、曲板部322は、断面が中心角が90度以上の円弧状に形成されている。曲板部322の内面の曲率半径は、管10の外半径よりも僅かに大きく設定されている。すなわち、曲板部322の湾曲方向が管10の周方向に沿うように曲板部322を管10に載せると、曲板部322の湾曲方向の両端が管10から僅かに浮いた状態となる。また、サドル本体部32の曲板部322の内面の曲率半径は、ベース2の仮保持部22の曲板部222の内面の曲率半径と、ほぼ同じである。
第1結合部31の厚みと第1結合部31からの平板部321の高さと曲板部322の内面の半径の合計の長さL3(図5参照)は、管10の外径L4(図6参照)よりも僅かに小さく設定されている。
第2結合部33は、サドル本体部32における第1結合部31とは反対側に位置する。すなわち、第1結合部31と第2結合部33との間にサドル本体部32が位置する。第2結合部33は、両面が所定の曲率半径で同方向に湾曲した曲板状である。第2結合部33の内面の曲率半径は、ベース2の仮保持部22の曲板部222の外面の曲率半径とほぼ同じである。
第2結合部33には、ベース2の第1係合部223に取り外し可能に結合される(係合する)第2係合部331が設けられている。第2係合部331は、第2係合面3310を有する。第2係合面3310は、サドル3の第2端302とは反対側を向いており、ベース2の第1係合部223の第1係合面2230に対向することになる。
より詳細には、本実施形態では、第2結合部33には、第2結合部33の厚み方向に貫通する孔(係合孔)332が設けられている。孔332は、貫通方向から見て矩形状であって、4つの内面から構成されている。孔332は、第1係合部223の抑え部2232を通すことができる大きさを有している。第2結合部33において、孔332とサドル3の第2端302との間の部分が、第2係合部331である。また、孔332におけるサドル3の第1端301と反対側の内面が、第2係合面3310である。
図5に示すように、第2結合部33は、接続部34を介して、サドル本体部32に繋がっている。
接続部34は、矩形平板状である。接続部34は、サドル本体部32の曲板部322における平板部321とは反対側の端部と連続する。接続部34は、曲板部322の端部から、曲板部322の外面側に突出する。したがって接続部34は、第2結合部33を、湾曲した曲板部322の径方向においてサドル本体部32よりも外方に位置させる。これにより、サドル3は、サドル本体部32と第2結合部33との間に段差を有している。
また、サドル3は、補強部(サドル側補強部)35を有する。補強部35は、第1結合部31のサドル本体部32側の端部から、サドル本体部32における接続部34の手前まで、連続して設けられている。本実施形態において、補強部35は、サドル本体部32を形成するための金属板の一部の厚み方向の一面側が凹みかつ当該一部の他面側が突出するように湾曲させることで形成される。サドル本体部32の厚み方向の一面側において、補強部35は、サドル本体部32に沿って延びる溝状となっている。すなわち、補強部35は、ベース2とサドル3との間に管10を挟んで固定した状態で、管10から離れるように湾曲しており、補強部35の延びる方向が管10の長手方向と交差することになる。
(4)管固定具を用いた管の固定手順
以下、管固定具1を用いて管10を施工面100に固定するための手順について、図6、図7を参照して説明する。
まず、作業者は、台板部211の長手方向の第1端側(仮保持部22が設けられている端部側)が下、第2端側が上を向き、ベース本体部21の裏側が施工面100を向くように、ベース2を施工面100の手前に配置する。続いて、作業者は、台板部211の正面側から、固定ねじ4を第1孔213に挿通し、例えば施工面100に先行配置されたアンカープラグのねじ孔に、固定ねじ4をねじ込む。これにより、固定ねじ4の頭部とアンカープラグとの間に、ベース本体部21が固定される(図6参照)。この際、ベース本体部21の側板部212が長手方向の両端に脚部217を有している(長手方向の中央部が凹んでいる)ので、側板部212は長手方向と交差する方向に撓みやすい。したがって、側板部212が僅かに撓むまで固定ねじ4をアンカープラグにねじ込むことで、ベース本体部21を施工面100にしっかりと固定することができる。なお、施工面100にベース本体部21が固定されたとき、仮保持部22は、図6に示すように、施工面100と交差する方向(施工面100と直交する水平方向)に突出することになる。また、仮保持部22の先端の面(曲板部222の端面2220)は、斜め上方を向いている。
続いて、作業者は、管10の長手方向が施工面100に沿うように、ベース2の仮保持部22の上に管10を置く。ここで、ベース2は、ベース本体部21と仮保持部22とを有しているので、管10を規定位置で支持することができる。また、上述のように、平板部221の高さL1は管10の外半径とほぼ同じに設定され、仮保持部22は平板部221から延びる曲板部222を有している。このため、図6に示すように、管10は、水平方向で台板部211(台板部211の表面2110)と接触し、かつ鉛直方向で平板部221と曲板部222との境界と接触する。これにより、管10を規定位置で安定して支持することができる。ここで、管固定具1を2個用い、管10の長手方向の2箇所において2個の管固定具1の仮保持部22で管10を支持することで、管10の水平方向及び鉛直方向の移動が抑制される。すなわち、作業者が管10から手を離しても、管10が落下するような事態が防止される。
続いて、作業者は、台板部211の正面側から見て、第1結合部31及び第2結合部33がそれぞれベース本体部21及び仮保持部22に重なり、サドル本体部32が管10の周方向に沿って管10に被さるように、サドル3を配置する。そして、作業者は、サドル3の第2結合部33の孔332に、ベース2の第1係合部223(抑え部2232及び突出部2231)を通す(図6参照)。その後、作業者は、接続部34が曲板部222の端面2220から遠ざかり、サドル3の第2係合面3310がベース2の第1係合面2230に近づくよう、第1結合部31側がベース本体部21に近づく向き(図6の時計回り)にサドル3を移動させる。このとき、サドル3の第2結合部33は、ベース2の曲板部222に沿ってスライドすることになる。そして、これにより、サドル3の第2係合面3310が、ベース2の第1係合面2230に接触する。上記のように、第1結合部31の厚みと第1結合部31からの平板部321の高さと曲板部322の内面の半径の合計の長さL3(図5参照)は、管10の外径L4(図6参照)よりも小さく設定されている。このため、第2係合面3310を第1係合面2230に接触させたとき、第1結合部31は台板部211の表面2110から僅かに浮いた状態となる。
最後に、作業者は、正面側から、結合ねじ5を第1結合部31の第3孔311に通し、第2孔214にねじ込む(図7参照)。ここで、上記の長さL3が管10の外径L4より小さいため、結合ねじ5は、サドル本体部32の曲板部322の曲率半径が小さくなるようにサドル3を撓ませながら、第2孔214にねじ込まれる。これにより、サドル3がベース2に結合されて、規定位置にある管10が、ベース2とサドル3との間(ベース本体部21と、仮保持部22と、サドル本体部32との間)に、挟まれて固定される。
図7に示すように、管10をベース2とサドル3との間に固定した状態では、ベース2の第1係合面2230がサドル3の第2係合面3310に接触している。これにより、管固定具1では、第1係合面2230と第2係合面3310とが、管10の周方向において互いに押し合う向きの力を受け合う。したがって、ベース2の第1係合部223とサドル3の第2係合部331とが、管10の周方向に沿った方向において互いに引き合うことになるため、管10をより安定して固定することができる。
また、この状態において、サドル3の接続部34(接続部34の、曲板部322の内面と第2結合部33の内面とを繋ぐ面)は、仮保持部22の先端の面(曲板部222の端面2220)と対向している。より詳細には、図7に示すように、ベース2の曲板部222の内面とサドル3の曲板部322の内面とが、同一の仮想円筒面(管10の外面とほぼ一致する面)上に位置している。
また、図7に示すように、管固定具1は、管10の長手方向と直交する一方向の両端(図7の右端及び左端;台板部211の表面2110及びサドル本体部32)で管10と接触して、管10を固定している。これにより、管固定具1は、管10をより安定して固定することができる。なお、図7に示すように、管10をベース2とサドル3との間に挟んで固定した状態では、ベース2の平板部221とサドル3の平板部321との間の間隔(図7の上下方向の間隔)は、管10の外径とほぼ同じになっている。
(5)変形例
本発明の実施形態は、上記実施形態に限定されず、本発明の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下に、上記実施形態の変形例を列挙する。
管固定具1(ベース2及びサドル3)は金属製でなくてもよく、例えば樹脂製の管を固定する場合など強度があまり必要とされない場合には、樹脂製であってもよい。例えば、金属製のベース本体部21に仮保持部22を樹脂でインサート成形してベース2を形成してもよい。また、ベース2とサドル3とは、同じ材料で形成されてもよいし、異なる材料で形成されていてもよい。
ベース本体部21は、ねじ止め以外の方法で施工面100に固定されてもよい。例えば、ベース本体部21は、接着又は嵌合等の適宜の方法で施工面100に固定されてもよい。つまり、ベース本体部21は、第1孔213を有していなくてもよい。ベース本体部21は、側板部212を有していなくてもよいし、側板部212は脚部217を有していなくてもよい。
仮保持部22(平板部221)とベース本体部21(台板部211)とは、略直交していなくてもよい。例えば、仮保持部22とベース本体部21とがなす角度(仮保持部22の平板部221の図3の上面と、台板部211の表面2110とがなす角度)が、鋭角であってもよい。
仮保持部22は、例えば、台板部211の長手方向の第1端からではなく、台板部211の長手方向の中央部から突出していてもよい。
仮保持部22の曲板部222は、湾曲方向における長さが、管10の外周の1/4より大きくてもよい。ただし、曲板部222の長さが管10の外周の1/4よりも大きくなると、曲板部222の端面2220と台板部211の表面との間の間隔が、管10の外径よりも小さくなる可能性がある。このため、曲板部222の湾曲方向の長さは管10の外周の1/4以下であることが好ましい。
仮保持部22の形状は、上記の実施形態に限られない。例えば、仮保持部22は、台板部211から突出する第1の平板部と、第1の平板部の端部から第1の平板部とは異なる方向に突出する第2の平板部とを備えていてもよい。
第1係合部223を設ける箇所は、仮保持部22ではなくベース本体部21であってもよい。
第1係合部223は、2以上の突起を含んでもよい。
仮保持部22は、ベース本体部21と一体に形成されていなくてもよい。例えば、ベース本体部21と仮保持部22とが別体に形成され、ねじによって互いに結合されてもよい。
第1結合部31は、ねじ止め以外の方法でベース本体部21と結合されてもよく、例えば嵌合等の適宜の方法でベース本体部21と結合されてもよい。
第1係合部223及び第2係合部331の構造は、実施形態の構造に限られない。例えば、孔332(係合孔)は、第2結合部33を貫通しない穴であってもよい。また、サドル3が突起を備え、ベース2に、突起が差し込まれる係合孔が形成されていてもよい。例えば、サドル3の第2結合部33が、仮保持部22の厚みよりも低い突起を備え、仮保持部22に係合孔が形成されていてもよい。また、ベース2とサドル3の両方が、互いに対向する面を有する突起を備えてもよい。
サドル3の第2結合部33が、規定位置にある管10と仮保持部22との間に挟まれるように(すなわち、仮保持部22の方が、第2結合部33よりも管10から遠くなるように)、第1係合部223と第2係合部331とが取り外し可能に結合される構造であってもよい。
サドル3は、接続部34を備えていなくてもよく、サドル本体部32と第2結合部33とが、同じ曲率の連続する曲板状であってもよい。この場合、管10の径方向において、仮保持部22の先端部分がサドル3の第2結合部33よりも外側に位置するように、仮保持部22の曲板部222に段差が設けられてもよい。
固定ねじ4及び結合ねじ5の個数は1個に限られない。例えば、台板部211の幅方向に2個の第2孔(ねじ孔)214が設けられ、2個の結合ねじ5によって第1結合部31とベース本体部21とを結合する構造であってもよい。
管10をベース2とサドル3との間に固定した状態で、ベース2の曲板部222の内面とサドル3の曲板部322の内面とが、必ずしも同一の仮想円筒面上に位置していなくてもよい。
また、管10を固定する手順は、上記の順番に限られない。例えば、管10を規定位置に配置する前に、ベース2の第1係合部223とサドル3の第2係合部331とを係合し、結合ねじ5によってベース本体部21と第1結合部31とを仮止めしてもよい。この場合、ベース2とサドル3との間に形成された空間内に管10の長手方向から管10を差し込んでから、結合ねじ5を第2孔214にさらにねじ込んで、サドル3をベース2にしっかりと固定すればよい。
(6)態様
以上説明したように、第1の態様に係る管固定具1は、管10を施工面100に対して固定するための管固定具1である。管固定具1は、ベース2と、サドル3と、を備える。ベース2は、施工面100に固定されるベース本体部21と、ベース本体部21から突出し、ベース本体部21に対する規定位置に配置される管10に接触して管10を支持する仮保持部22と、を有する。サドル3は、ベース2とは別体である。サドル3は、ベース2に結合されて、規定位置にある管10をベース2との間に挟んで固定する。
この構成によれば、管10を施工面100に固定する際に、仮保持部22によって管10を規定位置に支持(仮保持)することができる。特に、鉛直方向に切り立った施工面100に管10を固定する場合、管10を、仮保持部22上に仮置きすることができる。これにより、作業者は、管10から手を離した状態でサドル3のベース2への取り付け作業を行うことができる。また、管10を規定位置に配置した後には、サドル3をベース2に取り付ける作業を行うだけで、サドル3とベース2との間に管10を挟んで固定することができる。したがって、管10自体を規定位置から動かす必要がない。また、管10が規定位置で固定される。したがって、管10を施工面100に固定する際の施工性を向上させることができる。
第2の態様に係る管固定具1は、第1の態様において、サドル3は、第1端301にベース本体部21に重ねられる第1結合部31を有し、第2端302に仮保持部22に重ねられる第2結合部33を有する。ベース2は、第1係合部223を備える。サドル3の第2結合部33は、第1係合部223に取り外し可能に結合される第2係合部331を備える。
この構成によれば、サドル3の第1端301側がベース2に取り外し可能に結合(係合)されるので、例えばサドルの両端をベースにねじ止めする場合に比べて、施工性が向上する。
第3の態様に係る管固定具1は、第2の態様において、第1係合部223は、仮保持部22の先端(曲板部222の端面2220)とは反対側を向いた第1係合面2230を有する。第2係合部331は、サドル3の第2端302とは反対側を向いており第1係合面2230に対向する第2係合面3310を有する。
この構成によれば、サドル3の第2結合部33が、ベース2の仮保持部22に重ねられた状態で、第1係合面2230がサドル3の第2端302側を向き、第2係合面3310がサドル3の第2端302とは反対側を向く。すなわち、第1係合面2230と第2係合面3310とが対向しあって当たりあうことになり、これにより第1係合部223と第2係合部331とを互いに係合させることができる。
第4の態様に係る管固定具1は、第3の態様において、第1係合部223は突起(突出部2231)を備える。第1係合面2230は、突起における仮保持部22の先端と反対側の外面である。サドル3の第2結合部33は、突起が差し込まれる空所(孔332)を備える。第2係合面3310は、サドル3において空所を形成する内面のうちの第1端301と反対側の内面である。
この構成によれば、ベース2の突起(突出部2231)をサドル3の空所に差し込むことで、第1係合部223と第2係合部331とを係合させることができる。
第5の態様に係る管固定具1は、第3又は第4の態様において、管10が規定位置にある状態(すなわち管10をベース2とサドル3との間に固定した状態)では第1係合面2230と第2係合面3310とが互いに接触する。
この構成によれば、ベース2の第1係合部223とサドル3の第2係合部331とが、管10の周方向に沿った方向において互いに引き合うことになる。すなわち、管10の周方向において、サドル3がベース2から離れる向きの力を管10から受けた状態で、サドル3とベース2との間に管10が固定される。これにより、管10をより安定して固定することができる。
第6の態様に係る管固定具1は、第2〜第5の何れかの態様において、第1係合部223は、仮保持部22に設けられている。
この構成によれば、第1係合部をベース本体部21に設ける場合に比べて、サドル3の管10の周方向における長さを短くすることができる。
第7の態様に係る管固定具1は、第2〜第6の何れかの態様において、サドル3の第1結合部31は、ねじ(結合ねじ5)によってベース本体部21に固定される。
この構成によれば、第1結合部31をベース本体部21にしっかりと固定することができる。また、ねじの締め具合によって、管固定具1による管10の締め付けの強さを調節することができる。
第8の態様に係る管固定具1は、第2〜第7の何れかの態様において、ベース2における仮保持部22の第1係合部223が設けられた部位が、規定位置とサドル3の第2結合部33との間に位置するように、取り外し可能に結合される。
この構成によれば、サドル3の第2結合部33が、管10の径方向の外側から、ベース2の仮保持部22に重ねられるので、サドル3をベース2に取り付けやすくなり、施工性が向上する。
第9の態様に係る管固定具1は、第8の態様において、サドル3は、第1結合部31と第2結合部33との間に、サドル本体部32と、接続部34と、を有する。サドル本体部32は、第1結合部と繋がっており、管10と接触する。接続部34は、サドル本体部32と第2結合部33とを繋ぎ、管10がサドル3とベース2との間に固定された状態で仮保持部22の先端と対向する。
この構成によれば、管10の周方向において仮保持部22とサドル本体部32との間にほぼ隙間を作ることなく、管10を支持することが可能となる。
第10の態様に係る管固定具1は、第1〜第9の何れかの態様において、ベース本体部21と仮保持部22とが、一体に形成されている。
この構成によれば、別体のベース本体部と仮保持部とを結合する構成に比べて、手間を省くことができる。
1 管固定具
10 管
100 施工面
2 ベース
21 ベース本体部
22 仮保持部
2220 端面(仮保持部の先端の面)
223 第1係合部
2230 第1係合面
2231 突出部(突起)
3 サドル
301 第1端
302 第2端
31 第1結合部
32 サドル本体部
33 第2結合部
331 第2係合部
3310 第2係合面
332 孔(空所)
34 接続部
5 結合ねじ(ねじ)

Claims (10)

  1. 管を施工面に対して固定するための管固定具であって、
    前記施工面に固定されるベース本体部と、前記ベース本体部から突出し、前記ベース本体部に対する規定位置に配置される前記管に接触して前記管を支持する仮保持部と、を有するベースと、
    前記ベースとは別体であって、前記ベースに結合されて、前記規定位置にある前記管を前記ベースとの間に挟んで固定するサドルと、
    を備える
    管固定具。
  2. 前記サドルは、第1端に前記ベース本体部に重ねられる第1結合部を有し、第2端に前記仮保持部に重ねられる第2結合部を有し、
    前記ベースは、第1係合部を備え、
    前記サドルの前記第2結合部は、前記第1係合部に取り外し可能に結合される第2係合部を備える
    請求項1記載の管固定具。
  3. 前記第1係合部は、前記仮保持部の先端とは反対側を向いた第1係合面を有し、
    前記第2係合部は、前記サドルの前記第2端とは反対側を向いており前記第1係合面に対向する第2係合面を有する
    請求項2記載の管固定具。
  4. 前記第1係合部は突起を備え、
    前記第1係合面は、前記突起における前記仮保持部の先端と反対側の外面であり、
    前記サドルの前記第2結合部は、前記突起が差し込まれる空所を備え、
    前記第2係合面は、前記サドルにおいて前記空所を形成する内面のうちの前記第1端と反対側の内面である
    請求項3記載の管固定具。
  5. 前記管が前記規定位置にある状態では前記第1係合面と前記第2係合面とが互いに接触する
    請求項3又は4記載の管固定具。
  6. 前記第1係合部は、前記仮保持部に設けられている
    請求項2〜5の何れか一項に記載の管固定具。
  7. 前記サドルの前記第1結合部は、ねじによって前記ベース本体部に固定される
    請求項2〜6の何れか一項に記載の管固定具。
  8. 前記第1係合部及び前記第2係合部は、前記ベースにおける前記仮保持部の前記第1係合部が設けられた部位が、前記規定位置と前記サドルの前記第2結合部との間に位置するように、取り外し可能に結合される
    請求項2〜7の何れか一項記載の管固定具。
  9. 前記サドルは、前記規定位置にある前記管に接触して前記ベースとの間に前記管を挟むサドル本体部と、接続部と、をさらに有し、
    前記サドル本体部は、一端が前記第1結合部に連結され、他端が前記接続部を介して前記第2結合部に連結され、
    前記接続部は、前記規定位置とは反対側に突出して前記第2結合部と前記規定位置との間に前記仮保持部が入り込む空間を形成する
    請求項8記載の管固定具。
  10. 前記ベース本体部と前記仮保持部とが、一体に形成されている
    請求項1〜9の何れか一項記載の管固定具。
JP2016182338A 2016-09-16 2016-09-16 管固定具 Pending JP2018044662A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016182338A JP2018044662A (ja) 2016-09-16 2016-09-16 管固定具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016182338A JP2018044662A (ja) 2016-09-16 2016-09-16 管固定具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018044662A true JP2018044662A (ja) 2018-03-22

Family

ID=61694553

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016182338A Pending JP2018044662A (ja) 2016-09-16 2016-09-16 管固定具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018044662A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020180653A (ja) * 2019-04-25 2020-11-05 日栄インテック株式会社 配管支持具

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3061253A (en) * 1960-01-20 1962-10-30 Gen Metals Corp Line supporting clip
JPH041790U (ja) * 1990-01-10 1992-01-08
EP2218954A2 (en) * 2009-02-12 2010-08-18 Isofix, S.L. Support device for conduits or wirings
JP2012526254A (ja) * 2009-05-07 2012-10-25 アデルウィギンス グループ サイドロック式クランプ装置及び方法
US20130117971A1 (en) * 2009-02-27 2013-05-16 Franklin Fastener Company Grommeted clamp assembly
US20130313375A1 (en) * 2011-09-28 2013-11-28 Cooper Technologies Company Pipe Support

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3061253A (en) * 1960-01-20 1962-10-30 Gen Metals Corp Line supporting clip
JPH041790U (ja) * 1990-01-10 1992-01-08
EP2218954A2 (en) * 2009-02-12 2010-08-18 Isofix, S.L. Support device for conduits or wirings
US20130117971A1 (en) * 2009-02-27 2013-05-16 Franklin Fastener Company Grommeted clamp assembly
JP2012526254A (ja) * 2009-05-07 2012-10-25 アデルウィギンス グループ サイドロック式クランプ装置及び方法
US20130313375A1 (en) * 2011-09-28 2013-11-28 Cooper Technologies Company Pipe Support

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020180653A (ja) * 2019-04-25 2020-11-05 日栄インテック株式会社 配管支持具
JP7287827B2 (ja) 2019-04-25 2023-06-06 日栄インテック株式会社 配管支持具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4885321B1 (ja) 配管固定具、配管固定方法、配管固定具の製造方法
JP2008095961A (ja) ホースクランプ
JP2018044662A (ja) 管固定具
KR101533831B1 (ko) 다기능 빔 클램프
KR101462626B1 (ko) 비닐하우스용 파이프 체결장치
JP2014034872A (ja) クリップ
KR101498662B1 (ko) 철근 이음새 커플링
JP6200285B2 (ja) 野縁受け
JP2010177857A (ja) ボード埋込装置の埋込具,ボード埋込装置,及びドームカメラ
JP7076839B1 (ja) 保持具
KR200418916Y1 (ko) 밸브를 실내 벽면에 부착시키기 위한 배관 기구
JP4206367B2 (ja) 配管等固定具
KR101263484B1 (ko) 구조물 지지장치 및 이에 사용되는 결합클립
JP5940003B2 (ja) 屋根上設置物の取り付け金具
JP5513298B2 (ja) 配設体固定具
KR20110008871U (ko) 아울렛 박스의 공용 커버
JP2011087362A (ja) 配線ボックス
JP4778161B2 (ja) 貫通孔閉塞治具
JP2015124510A (ja) 自在継手
JP2019140877A (ja) 取着体及び配線・配管材布設具
JP5882441B2 (ja) 天井ブレース下部取付金具
JP7518726B2 (ja) 管装置及びその組立方法
JP6370665B2 (ja) 電気部品を備えたドア
JP5528265B2 (ja) 固定具
JP6391227B2 (ja) 固定用金具およびその使用方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20170118

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190423

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200317

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200318

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200518

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200728

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201028

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20201028

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20201105

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20201110

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20210108

C211 Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C211

Effective date: 20210119

C22 Notice of designation (change) of administrative judge

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C22

Effective date: 20210126

C23 Notice of termination of proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C23

Effective date: 20210713

C03 Trial/appeal decision taken

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C03

Effective date: 20210817

C30A Notification sent

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C3012

Effective date: 20210817