JP2018044580A - 車両制御装置 - Google Patents

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Yoshihisa Fukuda
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Abstract

【課題】走行中の車両であっても、差動機構により差動可能な2つの軸を適切に差動不能に固定できるようにする。【解決手段】後後軸側ファイナルドライブ装置が差動可能にする2つの軸を差動不能に固定可能な差動固定機構17Aを備える車両1を制御するECU60において、差動固定機構17Aにより2つの軸を差動不能に固定すべき所定条件を満たしたか否かを判定する差動固定判定部61と、所定条件を満たすと判定された場合に、差動不能に固定する対象の2つの軸の回転速度差が所定の回転速度以下であるか否かを判定する差動状態判定部62と、回転速度差が所定回転速度以下でない場合に、2つの軸の内の回転速度が大きい方の軸に接続されている車輪の回転を制動する制動制御部63と、回転速度差が所定回転速度以下である場合に、差動固定機構17Aにより、2つの軸を差動不能に固定させる差動固定制御部64と、を備えるように構成する。【選択図】図2

Description

本発明は、エンジン等の駆動源の駆動力を差動可能に2つの軸に分割する差動機構と、差動機構が差動可能にする2つの軸を差動不能に固定可能な差動固定機構とを有する車両を制御する車両制御装置に関する。
従来、車両には、駆動源からの駆動力を分割するために差動機構が設けられているものがある。差動機構としては、例えば、左右の駆動軸に差動可能に駆動力を分割するファイナルドライブ装置が知られている。
また、差動機構においては、一方の駆動軸が空転すると、他方の駆動軸に駆動力が伝達できない状態が発生するので、そのような場合においても、駆動力を適切に駆動軸に伝達できるように、両方の軸を差動不能に固定する差動固定機構(デフロック機構)が設けられることがある。
例えば、ディファレンシャル装置と、デフロック装置とを備え、デフロック装置により、デフロック状態と、デフアンロック状態とが切り替えられる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−202797号公報
デフロック機構を有するファイナルドライブ装置を備えた車両が、雪道の上り坂等の悪路を走行している場合を例にとると、左右の駆動軸が差動不能に固定されていない状態(デフロック状態)となっていない状態では、車両の左側又は右側の一方の駆動輪が滑り始めると、ファイナルドライブ装置の差動機構によって両方の駆動輪に駆動力を伝達することができなくなり、結果として車両が前進できなくなってしまう。
このような状況を避けるために、デフロック機構によりファイナルドライブ装置をデフロック状態に変更することにより、両方の駆動輪に駆動力を伝達できるようにすることも考えられるが、車両が走行している際には、左右の駆動輪の回転速度に差があるためにデフロック機構により適切にデフロック状態にすることができない。
これに対して、車両を停止させることにより、ファイナルドライブ装置をデフロック状態にすることができる。しかしながら、このように車両を停止させてしまうと、雪道の上り坂等では、車両を再発進させる時点で、両方の駆動輪が空転してしまい、結果として車両が前進できない虞がある。
一方、悪路に到達する前にファイナルドライブ装置を予めデフロック状態としておくことにより、悪路において前進できないような事態の発生を低減することができる。しかしながら、ファイナルドライブ装置を予めデフロック状態としておくと、タイヤに偏摩耗が発生したり、車両の挙動が不安定になってしまったりする虞がある。
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、走行中の車両であっても、差動機構により差動可能な2つの軸を適切に差動不能に固定させることのできる技術を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明の一観点に係る車両制御装置は、駆動源の駆動力を差動可能に2つの軸に分割する1以上の差動機構と、少なくともいずれか1つの差動機構が差動可能にする2つの軸を差動不能に固定可能な差動固定機構とを備える車両を制御する車両制御装置であって、差動固定機構により2つの軸を差動不能に固定すべき所定の条件を満たしたか否かを判定する固定判定手段と、固定判定手段により所定の条件を満たすと判定された場合に、差動不能に固定する対象の2つの軸の回転速度差が所定の回転速度以下であるか否かを判定する回転速度差判定手段と、2つの軸の回転速度差が所定回転速度以下でない場合に、2つの軸の内の回転速度が大きい方の軸に接続されている車輪の回転を制動する制動制御手段と、2つの軸の回転速度差が所定回転速度以下である場合に、差動固定機構により、2つの軸を差動不能に固定させる差動固定制御手段と、を備える。
上記車両制御装置において、固定判定手段は、車両の操舵状態が直進状態であるか否かを所定の条件の1つとして判定するようにしてもよい。
また、上記車両制御装置において、車両は、差動機構として、車両の左側の駆動輪に接続された左側駆動軸と、車両の右側の駆動輪に接続された右側駆動軸とを差動可能にする左右軸間差動機構を含み、差動固定機構は、左側駆動軸と右側駆動軸とを差動不能に固定可能であってもよい。
また、上記車両制御装置において、差動機構として、車両の前側に配置された前側駆動軸と、車両の後側に配置された後側駆動軸とを差動可能にする前後軸間差動機構を含み、差動固定機構は、前側駆動軸と後側駆動軸とを差動不能に固定可能であってもよい。
また、上記車両制御装置において、回転速度差判定手段は、前側駆動軸の回転速度を、前側駆動軸に接続されている左右の両輪の回転速度に基づいて特定し、後側駆動軸の回転速度を、後側駆動軸に接続されている左右の両輪の回転速度に基づいて特定し、制動制御手段は、前側駆動軸と後側駆動軸との2つの軸の内の回転速度が大きい方の軸に接続されている左右の駆動輪の回転を制動するようにしてもよい。
また、上記車両制御装置において、差動機構として、車両の左側の駆動輪に接続された左側駆動軸と車両の右側の駆動輪に接続された右側駆動軸とを差動可能にする左右軸間差動機構と、車両の前側に配置された駆動軸と車両の後側に配置された後側駆動軸とを差動可能にする前後軸間差動機構とを含み、差動固定機構として、左側駆動軸と右側駆動軸とを差動不能に固定可能な左右軸間差動固定機構と、前側駆動軸と後側駆動軸とを差動不能に固定可能な前後軸間差動固定機構とを含み、回転速度差判定手段は、車両の前側に配置された前側駆動軸と、車両の後側に配置された後側駆動軸との回転速度差が所定の回転速度以下であるか否かを判定するとともに、車両の左側の駆動輪に接続された左側駆動軸と、車両の右側の駆動輪に接続された右側駆動軸との回転速度差が所定の回転速度以下であるか否かを判定し、制動制御手段は、前側駆動軸と後側駆動軸との回転数差が所定回転速度以下でない場合に、前側駆動軸と後側駆動軸の内の回転速度が大きい方の軸に接続されている駆動輪の回転を制動し、差動固定制御手段は、前側駆動軸と後側駆動軸との回転速度差が所定回転速度以下である場合に、前後軸間差動固定機構により、前側駆動軸と後側駆動軸とを差動不能に固定させ、制動制御手段は、前後軸間差動固定機構により、前側駆動軸と後側駆動軸とが差動不能に固定された後において、車両の左側の駆動輪に接続された左側駆動軸と、車両の右側の駆動輪に接続された右側駆動軸との回転速度差が所定の回転速度以下でない場合に、左側駆動軸と右側駆動軸の内の回転速度が大きい方の軸に接続されている駆動輪の回転を制動し、差動固定制御手段は、左側駆動軸と右側駆動軸との回転速度差が所定回転速度以下である場合に、左右軸間差動固定機構により、左側駆動軸と右側駆動軸とを差動不能に固定させるようにしてもよい。
本発明によれば、走行中の車両であっても、差動機構により差動可能な2つの軸を適切に差動不能に固定させることができる。
本発明の第1実施形態に係る車両を示す模式的な全体構成図である。 本発明の第1実施形態に係る車両に備えられたECUの機能部と、ECUに関わる構成部を示す構成図である。 本発明の第1実施形態に係る差動制御処理のフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るロック制御処理のフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る車両を示す模式的な全体構成図である。 本発明の第2実施形態に係る差動制御処理のフローチャートである。
以下、添付図面に基づいて、本発明の一実施形態に係る車両制御装置を備える車両を説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1は、本発明の第1実施形態に係る車両を示す模式的な全体構成図である。
車両1は、例えば、貨物等を積載可能なトラック等であり、後軸として2つの駆動軸(後前軸及び後後軸)を備えた後二軸駆動車両である。
車両1の動力源の一例としてのエンジン10には、クラッチ11を介して変速機12が接続されている。変速機12には、プロペラシャフト13を介して、後前軸側ファイナルドライブ装置16(前後軸間差動機構及び左右軸間差動機構の一例)が接続されている。後前軸側ファイナルドライブ装置16には、後後軸インプットシャフト14、後前軸の左右の駆動軸18L,18R(左側駆動軸、右側駆動軸)を介して左右の駆動輪20L,20Rがそれぞれ接続されている。
後前軸側ファイナルドライブ装置16は、プロペラシャフト13から入力される駆動力を、後前軸(前側駆動軸:駆動軸18L,18R)と、後後軸(後後軸インプットシャフト14)とに差動可能に伝達する差動機構(前後軸間差動機構:インターデフ)と、後前軸側の駆動力を駆動軸18L,18Rに差動可能に伝達する差動機構(左右軸間差動機構:左右デフ)とを備える。また、後前軸側ファイナルドライブ装置16は、後前軸(前側駆動軸:駆動軸18L,18R)と、後後軸(後後軸インプットシャフト14)とを差動不能に固定可能な差動固定機構16Bを有する。ここで、差動機構により差動可能な2つの軸を差動固定機構により差動不能に固定することを、差動機構をデフロックするといい、その状態をデフロック状態ということとする。
また、後後軸インプットシャフト14には、後後軸側ファイナルドライブ装置17(左右軸間差動機構の一例)が接続されている。後後軸側ファイナルドライブ装置17には、後後軸の左右の駆動軸19L,19R(左側駆動軸、右側駆動軸)を介して左右の駆動輪21L,21Rがそれぞれ接続されている。
後後軸側ファイナルドライブ装置17は、後後軸インプットシャフト14から入力される駆動力を、駆動軸19L,19Rに差動可能に伝達する差動機構(左右軸間差動機構:左右デフ)を備える。また、後前軸側ファイナルドライブ装置16は、駆動軸19L,19Rを差動不能に固定可能な差動固定機構17Aを有する。
また、車両1は、左右前輪(操舵輪)22L,22Rを有する。
車両1は、スイッチ23と、操舵角センサ24と、ブレーキ機構29L,29R,30L,30R,31L,31Rと、車輪速センサ26L,26R,27L,27R,28L,28Rと、空気圧調整部50と、車両制御装置の一例としての電子制御ユニット(以下、ECUという)60とを備える。
スイッチ23は、運転者から、後前軸(前側駆動軸:駆動軸18L,18R)と後後軸インプットシャフト14とをデフロック状態とするとともに、駆動軸19L,19Rをデフロック状態とするモード(デフロックモード)をオンにするか否かの設定を受け付ける。スイッチ23は、デフロックモードがオンに設定されている場合には、その旨を示す信号をECU60に出力する。
操舵角センサ24は、図示しないステアリングの操舵角を検出し、検出値をECU60に出力する。
ブレーキ機構29L,29R,30L,30R,31L,31Rは、それぞれ、車輪(20L,20R,21L,21R,22L,22Rの)近傍に設けられ、空気圧調整部50から供給される空気圧に応じて、それぞれの車輪を制動する。
車輪速センサ26L,26R,27L,27R,28L,28Rは、それぞれ、車輪(20L,20R,21L,21R,22L,22R)の近傍に設けられ、車輪の回転速度を検出する。車輪の回転速度を、例えば、所定時間当たりの車輪の回転数(単に回転数ということもある)で表すようにしてもよい。
空気圧調整部50は、ブレーキ機構29L,29R,30L,30R,31L,31Rのそれぞれに供給する空気圧を調整する。空気圧調整部50は、それぞれのブレーキ機構29L,29R,30L,30R,31L,31Rに対して、独立して空気圧を供給することができる。
ECU60は、車両1の後述する差動制御処理等の各種制御を行うもので、公知のCPU、ROM、RAM、入力ポート、出力ポート等を備える。
図2は、本発明の第1実施形態に係る車両に備えられたECUの機能部と、ECUに関わる構成部を示す構成図である。
ECU60は、固定判定手段の一例としての差動固定判定部61と、回転速度差判定手段の一例としての差動状態判定部62と、制動制御手段の一例としての制動制御部63と、差動固定制御手段の一例としての差動固定制御部64とを一部の機能要素として有する。これら各機能要素は、一体のハードウェアであるECU60に含まれるものとして説明するが、これらの何れか一部を別体のハードウェアに設けることもできる。
差動固定判定部61は、差動固定機構16B、17Aにより、それぞれに対応する2つの軸を差動不能に固定すべき所定の条件を満たしたか否かを判定し、所定の条件を満たすと判定した場合には、その旨を差動状態判定部62に通知する。本実施形態では、所定の条件として、スイッチ23によりデフロックモードがオンに設定されていることと、車両が直進状態であること(例えば、操舵角センサ24により検出されたステアリングの操舵角が直進状態と判定できる所定の角度以下であること)としている。
差動状態判定部62は、差動固定判定部61から差動機構により差動可能な2つの軸を差動不能に固定すべき所定の条件を満たした旨の通知を受けた場合に、デフロックの対象となる差動機構により差動可能な2つの軸の回転数(所定時間当たりの回転数)の差が所定の回転数以下であるか否かを判定し、回転数差が所定の回転数以下でない場合には、その旨を制動制御部63に通知する一方、回転数差が所定の回転数以下である場合には、その旨を差動固定制御部64に通知する。ここで、所定の回転数としては、0であってもよい。
例えば、後前軸側ファイナルドライブ装置16の差動機構をデフロックの対象とする場合(差動固定機構16Bによるデフロックを行う場合)には、差動状態判定部62は、後前軸(前側駆動軸:駆動軸18L,18R)の回転数と、後後軸(後後軸インプットシャフト14)の回転数との回転数差が所定の回転数以下であるか否かを判定する。なお、後前軸の回転数は、車輪速センサ26Lにより検出される駆動軸18Lに接続されている駆動輪20Lの回転数と、車輪速センサ26Rにより検出される駆動軸18Rに接続されている駆動輪20Rの回転数とを平均することにより得られる。また、後後軸の回転数は、車輪速センサ27Lにより検出される駆動軸19Lに接続されている駆動輪21Lの回転数と、車輪速センサ27Rにより検出される駆動軸19Rに接続されている駆動輪21Rの回転数とを平均することにより得られる。
また、後後軸側ファイナルドライブ装置17の差動機構をデフロックの対象とする場合(差動固定機構17Aによるデフロックを行う場合)には、差動状態判定部62は、左側の駆動軸19Lの回転数と右側の駆動軸19Rの回転数との回転数差が所定の回転数以下であるか否かを判定する。左側の駆動軸19Lの回転数は、車輪速センサ27Lにより検出される駆動輪21Lの回転数であり、右側の駆動軸19Rの回転数は、車輪速センサ27Rにより検出される駆動輪21Rの回転数である。
制動制御部63は、差動状態判定部62から回転数差が所定の回転数以下でない旨の通知を受けた場合には、2つの軸の内の回転数の高い側の駆動輪を制動するように、空気圧調整部50を制御する。
例えば、後前軸側ファイナルドライブ装置16の差動機構を対象としてデフロックをする場合(差動固定機構16Bによるデフロックを行う場合)には、制動制御部63は、後前軸(前側駆動軸:駆動軸18L,18R)と、後後軸(後後軸インプットシャフト14)との内の回転数が高い側に接続されている2つの駆動輪を制動するように、空気圧調整部50を制御する。例えば、後前軸の回転数が高い場合には、制動制御部63は、駆動輪20L,20Rを制動するように空気圧調整部50を制御する一方、後後軸の回転数が高い場合には、制動制御部63は、駆動輪21L,21Rを制動するように、空気圧調整部50を制御する。
また、後後軸側ファイナルドライブ装置17の差動機構を対象としてデフロックする場合(差動固定機構17Aによるデフロックを行う場合)には、制動制御部63は、左側の駆動軸19Lと右側の駆動軸19Rとの内の回転数が高い側に接続されている駆動輪を制動するように、空気圧調整部50を制御する。例えば、左側の駆動軸19Lの回転数が高い場合には、制動制御部63は、駆動輪21Lを制動するように空気圧調整部50を制御する一方、異議側の駆動軸19Rの回転数が高い場合には、制動制御部63は、駆動輪21Rを制動するように、空気圧調整部50を制御する。
差動固定制御部64は、差動状態判定部62から2つの軸の回転数差が所定の回転数以下である旨の通知を受けた場合には、その2つの軸を差動不能にする差動固定機構(16B、17A)を駆動させて、その2つの軸を差動不能に固定する。
次に、第1実施形態に係る車両における差動制御処理について説明する。
図3は、本発明の第1実施形態に係る差動制御処理のフローチャートである。
差動制御処理は、例えば、車両1の電源ON(イグニッションスイッチのキースイッチON)となった場合に開始される。
まず、差動固定判定部61は、スイッチ23によりデフロックモードがオンに設定されているか否かを判定する(ステップS11)。この結果、デフロックモードがオンに設定されていないと判定した場合(ステップS11:NO)には、差動固定機構によるデフロックを実行する必要がないので、差動固定判定部61は、ステップS11を再び実行する。
一方、デフロックモードがオンに設定されている場合(ステップS11:YES)には、差動固定判定部61は、車両1が直進状態であるか否かを判定する(ステップS12)。この結果、車両1が直進状態でない場合(ステップS12:NO)には、デフロックを行うと、車両1の挙動が乱れる可能性があるので、差動固定判定部61は、後続のステップに進まず、ステップS12を再び実行する。
一方、車両1が直進状態である場合(ステップS12:YES)には、差動固定判定部61は、2つの軸を差動不能に固定すべき所定の条件を満たした旨を差動状態判定部62に通知し、通知を受けた差動状態判定部62は、インターデフ(後前軸側ファイナルドライブ装置16の差動機構)を対象とするロック制御処理(図4参照)を実行する(ステップS13)。これにより、車両1の走行する路面が悪路であっても、後前軸と後後軸とに対して確実に駆動力を伝達することができるようになる。
次いで、差動状態判定部62は、左右デフ(後後軸側ファイナルドライブ装置17の差動機構)を対象とするロック制御処理(図4参照)を実行し(ステップS14)、差動制御処理を終了する。これにより、車両1の走行する路面が悪路であっても、左側駆動輪21Lと、右側駆動輪21Rとに対して、適切に駆動力を伝達することができるようになり、車両1の悪路での走破性が向上する。
次に、ステップS13、ステップS14において実行されるロック制御処理について説明する。
図4は、本発明の第1実施形態に係るロック制御処理のフローチャートである。なお、ステップS13で実行するロック制御処理と、ステップS14で実行するロック制御処理とは、デフロックする対象となる差動機構の違いによって具体的な処理は異なるが、基本的な処理は共通するので、同一の図面により説明することとする。
まず、差動状態判定部62は、デフロック対象の差動機構により差動可能となっている2つの軸の回転数差(所定時間当たりの回転数差)が所定回転数以下であるか否かを判定する(ステップS21)。ここで、2つの軸の回転数差は、インターデフを対象とする場合(ステップS13で実行するロック制御処理に対応)には、後前軸と、後後軸との回転数の差であり、左右デフを対象とする場合(ステップS14で実行するロック制御処理に対応)には、左側の駆動軸19Lと、右側の駆動軸19Rとの回転数の差である。
この結果、2つの軸の回転数差が所定回転数以下でない場合(ステップS21:NO)には、差動状態判定部62は、その旨を制動制御部63に通知し、通知を受けた制動制御部63は、2つの軸の一方の回転軸(第1軸)の回転数(第1軸回転数)が、他方の回転軸(第2軸)の回転数(第2軸回転数)よりも高いか否かを判定する(ステップS23)。
この結果、第1軸回転数が高い場合(ステップS23:YES)には、制動制御部63は、第1軸により駆動される駆動輪を制動するように、空気圧調整部50を制御し(ステップS24)、処理をステップS21に進める。
一方、第2軸回転数が高い場合(ステップS23:NO)には、制動制御部63は、第2軸により駆動される駆動輪を制動するように、空気圧調整部50を制御し(ステップS25)、処理をステップS21に進める。
一方、ステップS21の判定の結果、2つの軸の回転数差が所定回転数以下である場合(ステップS21:YES)には、2つの軸の回転数差が所定回転数以下であった、又は、ステップS24又はステップS25の処理を経て2つの軸の回転数差が所定回転数以下となったことを意味しているので、差動状態判定部62は、その旨を差動固定制御部64に通知し、通知を受けた差動固定制御部64は、対象の差動機構により差動可能となっている2つの軸を差動不能にする差動固定機構(ステップS13のロック制御処理では、差動固定機構16B、ステップS14のロック制御処理では、差動固定機構17A)を駆動させて、その2つの軸を差動不能に固定する(ステップS22)。この際に、2つの軸の回転数差が所定回転数以下となっているので、差動固定機構によって、2つの軸を適切に差動不能に固定することができる。
以上説明したように、第1実施形態によると、差動固定判定部61が、差動固定機構16B,17Aにより2つの軸を差動不能に固定すべき所定条件を満たしたか否かを判定し、差動状態判定部62が所定条件を満たすと判定された場合に、差動不能に固定する対象の2つの軸の回転速度差が所定の回転速度以下であるか否かを判定し、制動制御部63が、回転速度差が所定回転速度以下でない場合に、2つの軸の内の回転速度が大きい方の軸に接続されている車輪の回転を制動し、差動固定制御部64が、回転速度差が所定回転速度以下である場合に、差動固定機構16B,17Aにより、2つの軸を差動不能に固定させるようにしたので、車両1が走行している状態であっても、適切に差動固定機構16B,17Aにより、後前軸側ファイナルドライブ装置16及び後後軸側ファイナルドライブ装置17の差動機構をデフロック状態にすることができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る車両について説明する。なお、第1実施形態に係る車両と同様な部分には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同様である。
図5は、本発明の第2実施形態に係る車両を示す模式的な全体構成図である。なお、車両の各部の説明においては、第1実施形態で使用した図面を適宜参照する。
車両1は、例えば、貨物等を積載可能なトラック等であり、前軸(駆動軸32L,32R)、後前軸(駆動軸18L,18R)、及び後後軸(駆動軸19L,19R)の3つの軸が駆動軸である三軸駆動車両(全輪駆動車両)である。
車両1は、第1実施形態に係る車両に対して、前軸(駆動軸32L,32R)が駆動軸になっているとともに、前側プロペラシャフト41と、前軸側ファイナルドライブ装置42と、トランスファー装置43と、を備えている。
前軸側ファイナルドライブ装置42は、前側プロペラシャフト41から入力される駆動力を、駆動軸32L,32Rに差動可能に伝達する差動機構(左右軸間差動機構:左右デフ)を備える。また、前軸側ファイナルドライブ装置42は、駆動軸32L,32Rを差動不能に固定可能な差動固定機構42Aを有する。
トランスファー装置43は、変速機12の図示しないアウトプットシャフトからの駆動力を前側プロペラシャフト41とプロペラシャフト13とに差動可能に伝達する差動機構(トランスファーデフ:前後軸間差動機構)を有している。差動機構は、例えば、遊星歯車機構であってもよく、遊星歯車機構にすることにより、前側プロペラシャフト41とプロペラシャフト13とに伝達するトルクを異ならせることができる。トランスファー装置43は、前側プロペラシャフト41と、プロペラシャフト13とを差動不能に固定可能な差動固定機構43Bを有する。
また、後前軸側ファイナルドライブ装置16は、駆動軸18L,18Rを差動不能に固定可能な差動固定機構16Aを有する。
第2実施形態に係る車両1のECU60は、図3に示すECU60と同様な構成となっているが、差動状態判定部62と、制動制御部63と、差動固定制御部64とについては、トランスファー装置43の差動機構、前軸側ファイナルドライブ装置42の差動機構、及び後前軸側ファイナルドライブ装置16の左右軸間用の差動機構についてもデフロックを行う対象として、上記同様な処理を行う。
例えば、第2実施形態に係る差動状態判定部62は、前軸側ファイナルドライブ装置42の差動機構、及び後前軸側ファイナルドライブ装置16の左右軸間用の差動機構については、後後軸側ファイナルドライブ装置17の左右デフを対象とした処理と同様な処理を実行し、トランスファー装置43の差動機構については、後前軸側ファイナルドライブ装置16のインターデフを対象とした処理と同様な処理を実行する。なお、トランスファー装置43の差動機構を対象とした処理における前側プロペラシャフト41の回転数は、駆動輪22L及び駆動輪22Rの回転数の平均値となり、プロペラシャフト13の回転数は、駆動輪20L,20R,21L,21Rの回転数の平均値となる。
次に、第2実施形態に係る車両における差動制御処理について説明する。
図6は、本発明の第2実施形態に係る差動制御処理のフローチャートである。なお、図3に示す第1実施形態に係る差動制御処理と同じ処理ステップには、同一の番号を付し、重複する説明を省略する。
差動制御処理のステップS12において、車両1が直進状態であると判定された場合(ステップS12:YES)には、差動固定判定部61は、各差動機構の2つの軸を差動不能に固定すべき所定の条件を満たした旨を差動状態判定部62に通知し、通知を受けた差動状態判定部62は、インターデフ(後前軸側ファイナルドライブ装置16の差動機構)を対象とするロック制御処理(図4参照)を実行する(ステップS13)。これにより、車両1の走行する路面が悪路であっても、後前軸と後後軸とに対して確実に駆動力を伝達することができるようになる。
次いで、差動状態判定部62は、トランスファーデフ(トランスファー装置43の差動機構)を対象とするロック制御処理(図4参照)を実行する(ステップS15)。これにより、車両1の走行する路面が悪路であっても、前側プロペラシャフト41と、プロペラシャフト13とに対して確実に駆動力を伝達することができるようになる。
次いで、差動状態判定部62は、後軸の左右デフ、すなわち、後前軸側ファイナルドライブ装置16の差動機構と後後軸側ファイナルドライブ装置17の差動機構とのそれぞれを対象とするロック制御処理(図4参照)を実行する(ステップS16)。これにより、車両1の走行する路面が悪路であっても、左側駆動輪20Lと右側駆動輪20Rとに対して、適切に駆動力を伝達できるようになるとともに、左側駆動輪21Lと右側駆動輪21Rとに対して、適切に駆動力を伝達できるようになり、車両1の悪路での走破性が向上する。
次いで、差動状態判定部62は、前軸の左右デフ(前軸側ファイナルドライブ装置42の差動機構)を対象とするロック制御処理(図4参照)を実行する(ステップS17)。これにより、車両1の走行する路面が悪路であっても、左側駆動輪22Lと、右側駆動輪22Rとに対して、適切に駆動力を伝達できるようになり、車両1の悪路での走破性が向上する。
以上説明したように、第2実施形態によると、差動固定判定部61が、差動固定機構16A,16B,17A,42A,43Bによりそれぞれが差動可能にする2つの軸を差動不能に固定すべき所定条件を満たしたか否かを判定し、差動状態判定部62が所定条件を満たすと判定された場合に、差動不能に固定する対象の2つの軸の回転速度差が所定の回転速度以下であるか否かを判定し、制動制御部63が、回転速度差が所定回転速度以下でない場合に、2つの軸の内の回転速度が大きい方の軸に接続されている車輪の回転を制動し、差動固定制御部64が、回転速度差が所定回転速度以下である場合に、差動固定機構16A,16B,17A,42A,43Bにより、それぞれが差動可能にする2つの軸を差動不能に固定させるようにしたので、車両1が走行している状態であっても、差動固定機構16A,16B,17A,42A,43Bにより、前軸側ファイナルドライブ装置42、トランスファー装置43、後前軸側ファイナルドライブ装置16、及び後後軸側ファイナルドライブ装置17の差動機構を適切にデフロック状態にすることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、上記実施形態では、差動制御処理において、スイッチ23がオンとなっていることを条件の1つとして、条件を満たす場合にロック制御処理を実行するようにしていたが、本発明はこれに限られず、スイッチ23がオンとなることを条件とせずに、他の条件を満たす場合(例えば、所定のセンサからの検出値が所定の条件を満たす場合)に、ロック制御処理を実行するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、車両1が直進状態であることを満たす場合に、後続のロック制御処理を実行するようにしていたが、本発明はこれに限られず、直進状態であることを満たすか否かの判定をせずにロック制御処理を実行するようにしてもよい。
また、上記第1実施形態では、後前軸側ファイナルドライブ装置16のインターデフを対象とするロック制御処理(ステップS13)の後に、後後軸側ファイナルドライブ装置17の左右デフを対象のロック制御処理(ステップS14)を実行していたが、本発明はこれに限られず、これらロック制御処理の実行順番を入れ替えてもよく、並行して行うようにしてもよい。
また、上記第2実施形態では、後前軸側ファイナルドライブ装置16のインターデフを対象とするロック制御処理、トランスファーデフを対象とするロック制御処理、後軸の左右デフを対象とするロック制御処理、前軸の左右デフを対象とするロック制御処理の順番で実行するようにしていたが、本発明はこれに限られず、これらロック制御処理の実行順番を入れ替えてもよく、何れか複数を並行して実行するようにしてもよい。
1 車両
10 エンジン
11 クラッチ
12 変速機
13 プロペラシャフト
14 後後軸インプットシャフト
16 後前軸側ファイナルドライブ装置
16A 差動固定機構
16B 差動固定機構
17 後後軸側ファイナルドライブ装置
17A 差動固定機構
23 スイッチ
24 操舵角センサ
26L,26R,27L,27R,28L,28R 車輪速センサ
29L,29R,30L,30R,31L,31R ブレーキ機構
42 前軸側ファイナルドライブ装置
42A 差動固定機構
43 トランスファー装置
43B 差動固定機構
50 空気圧調整部
60 ECU
61 差動固定判定部
62 差動状態判定部
63 制動制御部
64 差動固定制御部

Claims (6)

  1. 駆動源の駆動力を差動可能に2つの軸に分割する1以上の差動機構と、少なくともいずれか1つの前記差動機構が差動可能にする2つの軸を差動不能に固定可能な差動固定機構とを備える車両を制御する車両制御装置であって、
    前記差動固定機構により前記2つの軸を差動不能に固定すべき所定の条件を満たしたか否かを判定する固定判定手段と、
    前記固定判定手段により前記所定の条件を満たすと判定された場合に、差動不能に固定する対象の2つの軸の回転速度差が所定の回転速度以下であるか否かを判定する回転速度差判定手段と、
    前記2つの軸の回転速度差が所定回転速度以下でない場合に、前記2つの軸の内の回転速度が大きい方の軸に接続されている車輪の回転を制動する制動制御手段と、
    前記2つの軸の回転速度差が所定回転速度以下である場合に、前記差動固定機構により、前記2つの軸を差動不能に固定させる差動固定制御手段と、
    を備える車両制御装置。
  2. 前記固定判定手段は、前記車両の操舵状態が直進状態であるか否かを前記所定の条件の1つとして判定する
    請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記車両は、前記差動機構として、前記車両の左側の駆動輪に接続された左側駆動軸と、前記車両の右側の駆動輪に接続された右側駆動軸とを差動可能にする左右軸間差動機構を含み、
    前記差動固定機構は、前記左側駆動軸と前記右側駆動軸とを差動不能に固定可能である
    請求項1又は請求項2に記載の車両制御装置。
  4. 前記差動機構として、前記車両の前側に配置された前側駆動軸と、前記車両の後側に配置された後側駆動軸とを差動可能にする前後軸間差動機構を含み、
    前記差動固定機構は、前記前側駆動軸と前記後側駆動軸とを差動不能に固定可能である
    請求項1から請求項3の何れか一項に記載の車両制御装置。
  5. 前記回転速度差判定手段は、前記前側駆動軸の回転速度を、前記前側駆動軸に接続されている左右の両輪の回転速度に基づいて特定し、前記後側駆動軸の回転速度を、前記後側駆動軸に接続されている左右の両輪の回転速度に基づいて特定し、
    前記制動制御手段は、前記前側駆動軸と前記後側駆動軸との2つの軸の内の回転速度が大きい方の軸に接続されている左右の駆動輪の回転を制動する
    請求項4に記載の車両制御装置。
  6. 前記差動機構として、前記車両の左側の駆動輪に接続された左側駆動軸と前記車両の右側の駆動輪に接続された右側駆動軸とを差動可能にする左右軸間差動機構と、前記車両の前側に配置された前側駆動軸と前記車両の後側に配置された後側駆動軸とを差動可能にする前後軸間差動機構と、を含み、
    前記差動固定機構として、前記左側駆動軸と前記右側駆動軸とを差動不能に固定可能な左右軸間差動固定機構と、前記前側駆動軸と前記後側駆動軸とを差動不能に固定可能な前後軸間差動固定機構とを含み、
    前記回転速度差判定手段は、前記車両の前側に配置された前側駆動軸と前記車両の後側に配置された後側駆動軸との回転速度差が所定の回転速度以下であるか否かを判定するとともに、前記車両の左側の駆動輪に接続された左側駆動軸と前記車両の右側の駆動輪に接続された右側駆動軸との回転速度差が所定の回転速度以下であるか否かを判定し、
    前記制動制御手段は、前側駆動軸と後側駆動軸との回転数差が所定回転速度以下でない場合に、前記前側駆動軸と前記後側駆動軸の内の回転速度が大きい方の軸に接続されている駆動輪の回転を制動し、
    前記差動固定制御手段は、前記前側駆動軸と前記後側駆動軸との回転速度差が所定回転速度以下である場合に、前記前後軸間差動固定機構により、前記前側駆動軸と前記後側駆動軸とを差動不能に固定させ、
    前記制動制御手段は、前記前後軸間差動固定機構により、前記前側駆動軸と前記後側駆動軸とが差動不能に固定された後において、前記車両の左側の駆動輪に接続された左側駆動軸と前記車両の右側の駆動輪に接続された右側駆動軸との回転速度差が所定の回転速度以下でない場合に、前記左側駆動軸と前記右側駆動軸の内の回転速度が大きい方の軸に接続されている駆動輪の回転を制動し、
    前記差動固定制御手段は、前記左側駆動軸と前記右側駆動軸との回転速度差が所定回転速度以下である場合に、前記左右軸間差動固定機構により、前記左側駆動軸と前記右側駆動軸とを差動不能に固定させる
    請求項1から請求項5の何れか一項に記載の車両制御装置。
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