JP2018043959A - 皮膚外用剤 - Google Patents
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Abstract
Description
(A)プラセンタエキス、
(B)トリメチルグリシン、及び
(C)下記式(1)
Z−{O(AO)l(EO)m−(BO)nH}a (1)
(式中、
Zは3〜9個の水酸基を有する化合物の水酸基を除いた残基を表し;
AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基を表し;
EOはオキシエチレン基を表し;BOは炭素数4のオキシアルキレン基を表し;
aは3〜9を表し;
l、m及びnは、それぞれ、AO、EO及びBOの平均付加モル数であって、1≦l≦50、1≦m≦50及び0.5≦n≦5であり;
AOとEOとの重量比(AO/EO)は1/5〜5/1であり;
AO及びEOはランダム状又はブロック状に付加していてもよい)
で表される、少なくとも1つのアルキレンオキシド誘導体、
を含有することを特徴とする。
(A)プラセンタエキス、
(B)トリメチルグリシン、及び
(C)下記式(1)
Z−{O(AO)l(EO)m−(BO)nH}a (1)
(式中、
Zは3〜9個の水酸基を有する化合物の水酸基を除いた残基を表し;
AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基を表し;
EOはオキシエチレン基を表し;BOは炭素数4のオキシアルキレン基を表し;
aは3〜9を表し;
l、m及びnは、それぞれ、AO、EO及びBOの平均付加モル数であって、1≦l≦50、1≦m≦50及び0.5≦n≦5であり;
AOとEOとの重量比(AO/EO)は1/5〜5/1であり;
AO及びEOはランダム状又はブロック状に付加していてもよい)
で表される、少なくとも1つのアルキレンオキシド誘導体、
を必須成分として含有する。
Z−{O(AO)l(EO)m−(BO)nH}a (1)
(式中、
Zは3〜9個の水酸基を有する化合物の水酸基を除いた残基を表し;
AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基を表し;
EOはオキシエチレン基を表し;BOは炭素数4のオキシアルキレン基を表し;
aは3〜9を表し;
l、m及びnは、それぞれ、AO、EO及びBOの平均付加モル数であって、1≦l≦50、1≦m≦50及び0.5≦n≦5であり;
AOとEOとの重量比(AO/EO)は1/5〜5/1であり;
AO及びEOはランダム状又はブロック状に付加していてもよい)
で表される。上記のアルキレンオキシド誘導体は単一種類であってもよく、若しくは、複数種類の混合物であってもよい。
Gly−[O(PO)s(EO)t−(BO)uH]3 (2)
(式中、
Glyはグリセリンから水酸基を除いた残基を表し;
POはオキシプロピレン基を表し;
EOはオキシエチレン基を表し;
sおよびtはそれぞれPOおよびEOの平均付加モル数であって、1〜50の値であり、
POとEOとの質量比(PO/EO)は1/5〜5/1であって、
BOは炭素数4のオキシアルキレン基を表し;
uはBOの平均付加モル数であって、0.5〜5の値である)
のアルキレンオキシド誘導体(ポリオキシブチレンポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリセロール)が挙げられる。
本発明の皮膚外用剤を塗布した後、3名の専門パネルを用いて官能的に評価した。実施例及び比較例の各試料を塗布後の肌なじみについて合議により下記の4段階で評価した。なお、官能評価は実施例、比較例を区別がつかない状態で使用し、絶対評価で評価を行った。以下の官能試験も同様である。
◎:肌なじみが非常に良い
○:肌なじみがよい
△:肌なじみがあまり良くない
×:肌なじみが悪い
本発明の皮膚外用剤を塗布した後、3名の専門パネルを用いて官能的に評価した。実施例及び比較例の各試料を塗布後の浸透感について合議により下記の4段階で評価した。
◎:浸透感が非常に良い
○:浸透感がよい
△:浸透感があまり良くない
×:浸透感が悪い
本発明の皮膚外用剤を塗布した後、3名の専門パネルを用いて官能的に評価した。実施例及び比較例の各試料を塗布後のべたつき感について合議により下記の4段階で評価した。
◎:べたつきが少ない
○:少しべたつく
△:かなりべたつく
×:非常にべたつく
本発明の皮膚外用剤を塗布した後、3名の専門パネルを用いて官能的に評価した。実施例及び比較例の各試料を塗布後の保湿感について合議により下記の3段階で評価した。
◎:保湿感が非常に高い
○:保湿感が高い
△:保湿感が低い
本発明の皮膚外用剤を塗布した後、3名の専門パネルを用いて官能的に評価した。実施例及び比較例の各試料を塗布後のハリ感について合議により下記の3段階で評価した。
◎:ハリ感が非常に高い
○:ハリ感が高い
△:ハリ感が低い
(1)スクワラン 10.0(質量%)
(2)ステアリン酸 2.0
(3)水素添加パーム核油 0.5
(4)セタノール 3.6
(5)親油型モノステアリン酸グリセリン 2.0
(6)グリセリン 5.0
(7)トリメチルグリシン 3.0
(8)PEG/PPG/ポリブチレングリコール−
8/5/3グリセリン 1.5
(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(10)アルギニン(20質量%水溶液) 15.0
(11)精製水 全量を100とする量
(12)カルボキシビニルポリマー(1質量%水溶液) 15.0
(13)ブタ由来プラセンタエキス 1.0
(1)スクワラン 10.0(質量%)
(2)メチルフェニルポリシロキサン 4.0
(3)水素添加パーム核油 0.5
(4)モノステアリン酸ポリオキシエチレン
ソルビタン(20E.O.) 1.3
(5)モノステアリン酸ソルビタン 1.0
(6)グリセリン 4.0
(7)トリメチルグリシン 1.5
(8)PEG/PPG/ポリブチレングリコール−
8/5/3グリセリン 1.0
(9)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(10)カルボキシビニルポリマー 0.15
(11)精製水 全量を100とする量
(12)アルギニン(1質量%水溶液) 20.0
(13)馬由来プラセンタエキス 1.0
(14)コメ醗酵液抽出物 1.0
(1)エタノール 15.0(質量%)
(2)ポリオキシエチレン(40E.O.)硬化ヒマシ油 0.3
(3)香料 0.1
(4)精製水 全量を100とする量
(5)クエン酸 0.02
(6)クエン酸ナトリウム 0.1
(7)グリセリン 5.0
(8)ジグリセリン 5.0
(9)トリメチルグリシン 3.0
(10)PEG/PPG/ポリブチレングリコール−
8/5/3グリセリン 0.5
(11)メタクリル酸グリセリルアミドエチル
/メタクリル酸ステアリルコポリマー 0.1
(12)プラセンタエキス(1) 2.5
(1)精製水 全量を100とする量
(2)グリセリン 5.0(質量%)
(3)トリメチルグリシン 1.5
(4)ジグリセリン 1.5
(5)1,3−ブチレングリコール 5.0
(6)PEG/PPG/ポリブチレングリコール−
8/5/3グリセリン 0.5
(7)ショ糖脂肪酸エステル 1.3
(8)カルボキシビニルポリマー(1質量%水溶液) 17.5
(9)アルギン酸ナトリウム(1質量%水溶液) 15.0
(10)モノラウリン酸ポリグリセリル 1.0
(11)マカデミアナッツ油脂肪酸フィトステリル 3.0
(12)N-ラウロイル-L-グルタミン酸
ジ(フィトステリル−2−オクチルドデシル) 2.0
(13)硬化パーム油 2.0
(14)スクワラン(オリーブ由来) 1.0
(15)ベヘニルアルコール 0.5
(16)ミツロウ 1.0
(17)ホホバ油 1.0
(18)L−アルギニン(10質量%水溶液) 2.0
(19)プラセンタエキス(1) 2.0
(1)カルボキシビニルポリマー 0.5(質量%)
(2)精製水 全量を100とする量
(3)水酸化ナトリウム(10質量%水溶液) 0.5
(4)パラオキシ安息香酸メチル 0.1
(8)ジグリセリン 5.0
(9)トリメチルグリシン 3.0
(10)PEG/PPG/ポリブチレングリコール−
8/5/3グリセリン 0.5
(11)メタクリル酸グリセリルアミドエチル
/メタクリル酸ステアリルコポリマー 0.1
(12)プラセンタエキス(1) 2.5
(13)エタノール 10.0
(14)香料 0.1
(15)ポリオキシエチレン(60E.O.)硬化ヒマシ油 0.1
Claims (3)
- (A)プラセンタエキス、
(B)トリメチルグリシン、及び
(C)下記式(1)
Z−{O(AO)l(EO)m−(BO)nH}a (1)
(式中、
Zは3〜9個の水酸基を有する化合物の水酸基を除いた残基を表し;
AOは炭素数3〜4のオキシアルキレン基を表し;
EOはオキシエチレン基を表し;BOは炭素数4のオキシアルキレン基を表し;
aは3〜9を表し;
l、m及びnは、それぞれ、AO、EO及びBOの平均付加モル数であって、1≦l≦50、1≦m≦50及び0.5≦n≦5であり;
AOとEOとの重量比(AO/EO)は1/5〜5/1であり;
AO及びEOはランダム状又はブロック状に付加していてもよい)
で表される、少なくとも1つのアルキレンオキシド誘導体、
を含有することを特徴とする皮膚外用剤。 - さらに、ジグリセリン、コメ醗酵液から選択される1種又は2種を含有する、請求項1に記載の皮膚外用剤。
- さらに、ポリビニルピロリドン、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース及び/又はその塩、ポリアクリル酸及び/又はその塩、ポリビニルアルコール、メタクリル酸グリセリルアミドエチル/メタクリル酸ステアリルコポリマーから選択される1種又は2種以上を含有する、請求項1又は請求項2に記載の皮膚外用剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016181617A JP6865551B2 (ja) | 2016-09-16 | 2016-09-16 | 皮膚外用剤 |
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JP2016181617A JP6865551B2 (ja) | 2016-09-16 | 2016-09-16 | 皮膚外用剤 |
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JP2018043959A true JP2018043959A (ja) | 2018-03-22 |
JP6865551B2 JP6865551B2 (ja) | 2021-04-28 |
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JP2016181617A Active JP6865551B2 (ja) | 2016-09-16 | 2016-09-16 | 皮膚外用剤 |
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-
2016
- 2016-09-16 JP JP2016181617A patent/JP6865551B2/ja active Active
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JP6865551B2 (ja) | 2021-04-28 |
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