JP2018043794A - 吐出部材および吐出製品 - Google Patents

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Abstract

【課題】気泡が混入した粘性を有する内容物であっても、2つの粘性内容物を同時に安定した吐出状態で吐出できる吐出部材を提供する。【解決手段】粘性内容物Gを充填した内袋18と加圧剤Pを充填した容器本体17とからなるエアゾール容器11の2つのステム23に連結され、2つの粘性内容物Gを同時に吐出する吐出部材13であって、ステム23に連結する連結部33から吐出孔まで連通する吐出通路を有し、その吐出通路の途中に、内容物の勢いを減速させる流量調整部37、31aが設けられ、その先端に前記吐出孔を有するノズル部36が設けられている、吐出部材13。【選択図】図1

Description

本発明は吐出部材および吐出製品に関し、とくにクリームやゲルなどの粘性を有する内容物を吐出する吐出部材および吐出製品に関する。
特許文献1には、少なくとも一方に液化ガスを含有する第1組成物と第2組成物を液体の状態で混合する混合室と、その混合室と連通し、混合された液体を発泡させる発泡室と、発泡室で発泡させた発泡内容物を吐出する吐出孔とを備えた2液混合吐出装置が開示されている。この装置では混合室と発泡室が絞り孔を備えた壁によって区切られており、そのため混合室内では加圧状態を維持し、発泡を抑制して液状のまま効率よく混合することができる。
さらに絞り孔を備えた壁と吐出孔との間に、混合した第1組成物と第2組成物を発泡させる発泡室を備えているので、発泡室内であらかじめ混合した組成物を発泡させてから吐出孔より吐出させることができる。そのため、吐出中や吐出後の発泡が少ない、吐出の勢いが弱められて飛び散りを防止できるといった利点がある。
特開2013−79082号公報
一方、クリームやゲルなどの粘度が高い粘性内容物を圧縮ガスの加圧力により筒状のノズルやスパウトから吐出する場合、粘性内容物はノズルやスパウトの開口部から押し出されるため、開口の形状によって定まる断面形状で吐出される。これを特許文献1の吐出装置に適用すると、内容物中に液化ガスを含有していないため、バルブから絞り孔までの通路に内容物が残りやすい問題がある。また、内容物中に気泡が混入していると、容器内で圧縮され小さくなっていた気泡が絞り孔までの通路で膨張した際に内容物が加速されて絞り孔から勢いよく吐出されるなど、吐出状態が安定しない場合がある。
本発明は粘性内容物を加圧剤で吐出するための吐出部材であって、気泡が混入した内容物であっても、2つの粘性内容物を同時に安定した吐出状態で吐出できる吐出部材を提供することを技術課題とする。
本発明の吐出部材は、粘性内容物を充填した原液収容部と加圧剤を充填した加圧剤収容部とからなるエアゾール容器の2つのステムに連結され、2つの粘性内容物を同時に吐出する吐出部材であって、ステムに連結する連結部から吐出孔まで連通する吐出通路を有し、その吐出通路の途中に、内容物の勢いを減速させる流量調整部が設けられていることを特徴としている。
このような吐出部材では、前記流量調整部の先端に、前記吐出孔を有するノズル部が設けられているものが好ましい。さらに前記吐出通路のうち、流量調整部より基部側が、2つの粘性内容物を並列的に吐出する並列通路とされているものが好ましい。また、前記流量調整部が、2つの粘性内容物を上下に区画する隔壁と、区画された2つの粘性内容物を重ねる空間とからなるものが好ましい。さらに前記吐出孔に内容物を左右に区画する隔壁を備えているものが好ましい。
また、前記流量調整部が、並列通路と対向する位置に、2つの粘性内容物を衝突させる衝突壁と、吐出方向を変化させる方向変換部を備えているものが好ましい。さらに前記流量調整部が、並列通路と対向する位置に、2つの粘性内容物を衝突させる衝突壁を備え、衝突壁よりも外周に内容物を通す通路を備えているものが好ましい。
また、前記吐出通路のうち、流量調整部より先端側が、先端に向かってテーパー状に拡がっているものであってもよい。前記ノズル部を備えた吐出部材においては、先端が開口する筒状のノズル基部を備えた本体と、ノズル基部の先端に取り付けられた吐出ノズルとに分かれており、その吐出ノズルが、ノズル基部に装着される装着部と、流量調整部と、流量調整部より先端側を構成するノズル部とを備えているものが好ましい。また、前記流量調整部が、吐出の勢いを吸収して速度を抑制する軟質発泡体を備えているものが好ましい。
本発明の吐出製品は、前記いずれかに記載の吐出部材を備えた容器本体と、前記容器本体の原液収容部に充填されている1,000〜100,000(mPa・s)の粘性内容物とからなることを特徴としている。
本発明の吐出部材は、吐出通路の途中に流量調整部を備えているので、エアゾールバルブを開いて2つの内容物を同時に吐出させると、少なくとも一方の内容物中に気泡が混入している場合はステム孔を通過した気泡が膨張して内容物を吐出通路内で加速するが、2つの内容物は流量調整部により減速される。そのため、内容物中に比較的大きい気泡が含まれていても、内容物が勢いよく吐出されることなく、2つの内容物を安定に吐出することができる。
前記流量調整部の先端に、前記吐出孔を有するノズル部が設けられている場合は、流量調整部により減速された2つの内容物がノズル部によって一体となり、一層安定して吐出される。前記吐出通路のうち、流量調整部より基部側が、2つの粘性内容物を並列的に吐出する並列通路とされている場合は、2つの粘性内容物を流量調整部に並列して送ることができ、2つの内容物の吐出流量を合わせやすい。
また、前記流量調整部が、2つの粘性内容物を上下に区画する隔壁と、区画された2つの粘性内容物を重ねる空間とからなる場合は、上下に区画する隔壁により内容物の面積を合わせて流速を合わせやすく、隔壁がない重ねる空間で流路断面が拡大し、しかも2つの内容物が重なって重量が増加するので、流速が低下する。そのため一層吐出の勢いが抑制される。この構成に加えて、前記吐出孔に内容物を左右に区画する隔壁をさらに備えている吐出部材では、隔壁により内容物を左右に分断して異なる方向に通路抵抗が加わるため流速がさらに低下しやすい。
前記流量調整部が、並列通路と対向する位置に、2つの粘性内容物を衝突させる衝突壁と、吐出方向を変化させる方向変換部を備えている場合は、吐出の勢いを一層抑制することができる。すなわち2つの内容物を並べて衝突壁に正面衝突させることで同じ方向に反作用力を受け、さらに、片方に気泡が混入して流速が速くなっても反作用力がその分大きくなるので、吐出速度が調整しやすくなる。前記流量調整部が、並列通路と対向する位置に2つの粘性内容物を衝突させる衝突壁を備え、衝突壁よりも外周に内容物を通す通路を備えている場合も、前述と同様に吐出の勢いを抑制することができる。外周の通路が多数の細い孔の場合は、気泡を細かくする効果が高くなる。
前記ノズル部を備えた吐出部材において、前記吐出通路のうち、流量調整部より先端側が、先端に向かってテーパー状に拡がっている場合は、吐出通路の先端に向かって進むにつれて、流路断面積が次第に大きくなり、内容物の吐出速度が次第に遅くなるので、内容物がゆっくり減圧される。そのため、気泡の膨張による影響が少なくなり、均一な紐状の吐出物が得られる。
前記ノズル部を備えた吐出部材において、先端が開口する筒状のノズル基部を備えた本体と、ノズル基部の先端に取り付けられた吐出ノズルとに分かれており、その吐出ノズルが、ノズル基部に装着される装着部と、流量調整部と、流量調整部より先端側を構成するノズル部とを備えている吐出部材は、本体と別個に製造される吐出ノズルに流量調整部を形成することができるので、製造が容易になる。また使用後に吐出ノズルを取り外すことで流量調整部から内容物を洗浄・除去しやすくなる。
本発明の吐出製品は、内容物の粘度が1,000〜100,000(mPa・s)であるので、前述の吐出容器の作用効果を充分に発揮することができる。
本発明の吐出容器の実施形態を示す断面図である。 図2aおよび図2bはそれぞれ図1の吐出容器の平面図および要部正面図、図2c〜eはそれぞれ図2aのIIc〜e−IIc〜e線端面図である。 図3aは本発明の吐出容器の他の実施形態を示す要部断面図、図3bは図3aのIIIb−IIIb線断面図、図3cは図3bのIIIc−IIIc線断面図である。 図4aは本発明の吐出容器のさらに他の実施形態を示す平面図、図4bは図4aのIV−IV線断面図、図4cは吐出ノズルの正面図である。 図5aは本発明の吐出容器のさらに他の実施形態を示す断面図、図5bはその吐出容器のノズル部の斜視図、図5cは本発明の吐出部材に用いる吐出ノズルの他の実施形態を示す断面図、図5dは図5cのV−V線断面図である。 本発明の吐出容器のさらに他の実施形態を示す断面図である。 図7aは本発明の吐出容器のさらに他の実施形態を示す断面図、図7bは本発明の吐出部材のさらに他の実施形態を示す断面図である。
図1および図2a〜bに示す吐出容器10は、2本のエアゾール容器11と、それらを連結する固定盤12と、2本のエアゾール容器11の内容物を吐出する吐出部材13とを備えた、いわゆる2連式の吐出容器である。このものは混合して使用する2つの内容物(第1内容物、第2内容物)を別個に充填しておき、2つの内容物を同時に吐出して使用者が混合したり、吐出途中で内容物が混合されたりするものである。固定盤12にはカバー部材14が装着されており、そのカバー部材に吐出部材13を押し下げ操作するための操作レバー15がヒンジ部を介して回動自在ないし揺動自在に連結されている。
それぞれのエアゾール容器11は、図1に示すように、容器本体17と、その容器本体内に収容される内袋18と、それらを密閉するバルブアッセンブリ19とを備えた二重エアゾールの構造を備えている。この実施形態では内袋18が第1内容物と第2内容物を個別に充填する原液収納部であり、容器本体17と内袋18の間の空間が加圧剤を収容する加圧剤収容部である。容器本体17は金属または合成樹脂からなる有底筒状の形態を備え、上端近辺はバルブアッセンブリ19が嵌合する円筒状の首部17aとされ、その下方に肩部17bと環状溝17cが形成されている。内袋18は合成樹脂製の可撓性を有する袋体であり、上端近辺に容器本体17の環状溝17cの内面側と係合する傾斜段部18aが形成されている。内袋18の胴部18bには、アンダーカップ充填後にバルブアッセンブリ19を押し下げやくするための蛇腹18cが設けられている。
バルブアッセンブリ19は、有底筒状のハウジング21と、その内部に上下移動自在に収容され、スプリング22で常時上方に付勢されているステム23と、ハウジング21と容器本体の間に介在されるガスケット24と、ステム23とハウジング21の間に介在されて、ステム孔23aを開閉するステムラバー25と、それらを一体に結合して容器本体17に固着するマウンティングカバー26とからなる。ステムラバー25とマウンティングカバー26との間には、環状の薄板からなるワッシャ27が介在されている。マウンティングカバー26の下端は容器本体17の環状溝17cにカシメ付けられている。
ハウジング21は、中央の本体部21aと、容器本体17に嵌合される周壁21bと、それらを上部で連結する上板21cとを備えている。本体部21aと周壁21bおよび上板21cとを別部品とすることもできる。本体部21aと周壁21bの間で、上板21cの下方には環状の空間からなるガス溜め部28が形成されている。環状の空間は、周壁21bと本体部21aの間に放射状に配列された4〜8枚の補強用のリブ21dによって区画されている。ガス溜め部28は、内容物の充填時に残存していた空気や、内容物から生じたガスをできるだけ内袋から外部に吐出しないように溜めておく作用を奏する。ガス留め部28は内袋18とは異なり、吐出時に収縮しない剛性を備えている。なお、各室でガス量を均等にするため、リブ21dに各室を連通するスリットや孔を形成してもよい。
吐出部材13は、2つのステム23に装着されるノズル基部(押しボタン)30と、ノズル基部30の吐出筒31に連結される吐出ノズル32とからなる。ノズル基部30は、ステム23に装着される2本のステム連結部33と、それらの上端同士を連結する本体部34と、本体部の中央前面から突出する前述の吐出筒31とを備えている。ステム連結部33にはステム内と連通する縦通路33aが形成されている。
図2bに示すように、本体部34には左右の縦通路33aの上端とそれぞれ連通する横通路34a、34bが形成されている。横通路34a、34bは、横通路に交差する縦向きの第1の隔壁34cによって左右に仕切られており、横通路34a、34bの他端は本体部34の中央で前側に突出する吐出筒31内と連通している。ただし連通する部位は、後述する第2隔壁との関係で、左右の横通路34a、34bによって異なる。すなわち図2cに示すように、左側の横通路34aは左上側の開口34dで吐出筒31内と連通し、右側の横通路34bは右下側の開口34eで吐出筒31内と連通する。
したがって第1内容物と第2内容物は、少なくとも横通路内では混ざらない。それにより、内容物が混合により反応する2液反応型製剤の場合は反応が抑制される。吐出部材13は中空の横通路34a、34bを形成するため、通常はステム連結部33と本体部34の部位で上下に分割して成型し、部品同士を結合して構成する。本体部34の側面に開口を設け、プラグなどで閉じることもできる。いずれの場合も吐出後の清掃を容易にするため、着脱自在にしてもよい。
吐出筒31の内部には、第1内容物と第2内容物を上下に仕切るための水平方向に配置された第2の隔壁31aが設けられている。縦向きの第1の隔壁34cと横向きの第2の隔壁31aは正面視で略十字状に交差しており、図2c、図2dに示すように、前述の左上の開口34dが第2の隔壁31aの上側に連通し、右下の開口34eは第2の隔壁31aの下側に連通している。そのため内容物同士は吐出筒31を出るまで混合されない。それにより2つの内容物が2液反応型製剤の場合も、ノズル基部の内部では発色や硬化などの反応が進まないので、使用後にノズル基部内の残る内容物を除去しやすい。吐出筒31の断面形状は円形、角形、小判型など、いずれの形状でもよいが、吐出させる内容物の形状に合わせて選択する。
吐出ノズル32は、ノズル基部30の吐出筒31の外周に嵌合される装着部35と、先端側のノズル部36と、それらの間に介在される中空の積層室37とからなる略筒状の部材である。装着部35は吐出筒31の外周と嵌合する断面形状を有する筒状であり、積層室37は吐出筒31から上下に分かれて流れてくる2つの内容物を重ね合わせる空間である。この空間が流量調整部の中心的な機能を奏するが、水平方向の第2の隔壁31aと共に、あるいは本体部34内の第1の隔壁34cと合わせて流量調整部を構成するともいえる。
すなわち、ステム連結部の縦通路33aから横通路34a、34bに流れる2つの内容物は第1の隔壁34cとそれぞれ衝突して開口34d、34eの方向に流れを変え、開口から吐出筒31、積層室37へと拡がりながら、左右に分かれた状態から上下に分かれた状態に捻れるように流れ、積層室37で初めて重なる。そして第2の隔壁31aで2つの内容物の面積が合わせられ、積層室で2つの内容物が重なって接触し、界面から混合が始まり、流出の勢いが大きく抑制される。さらに積層室37には隔壁がなく、開口から段階的に流路断面積が大きくなるため、流速が低下しやすい。第1の隔壁34cおよび第2の隔壁31aでもある程度の流量調整効果が見込まれるが、積層室37で大きく流速が低下し、勢いが抑制される。
吐出ノズル32の先端側のノズル部36内には、流れと平行に縦向きに配置される第3の隔壁36aが設けられている。この第3の隔壁36aは、2つの内容物が重なり2層になった内容物を左右に分けるので、内容物に通路抵抗を付与して流れを遅くすると共に、混合作用を奏し、大きい気泡を細分化する作用がある。吐出ノズル32は、合成樹脂、ゴムなどで形成される。この実施形態では図2c〜eに示すように、断面小判状であるが、円筒状など、他の形状であってもよい。また、先端に向かっていくらか拡がったテーパー状にしてもよい。
図1のように、吐出ノズル32をノズル基部30の吐出筒31に嵌合させる構成を採用することにより、製造が容易になる。さらに着脱自在に構成する場合は流量調整部が清掃しやすくなる。このような流量調整部を設けることにより、気泡が混入した内容物が吐出されるときも、流速を抑制するので、吐出孔から吐出する内容物が均一になり、気泡の膨張に伴う突発的な噴出を防止することができる。
図2bに示すように、前記固定盤12はエアゾール容器の上端近辺が嵌合固定される一対の円筒状の筒部40と、それらを連結し、カバー部材を装着する台としての機能を有する小判状の枠体とを備えている。筒部40の下端には、容器本体の環状溝17cにカシメられたマウンティングカバー26の下端の外周に係合される係止爪40aが形成されている。カバー部材14の下部は固定盤12の周囲に嵌合され、図示しない係止爪などで固定盤12に装着されている。カバー部材14の上部はノズル基部30や操作レバー15を保護するため、左右が立ち上がっている。これらの固定盤12や、カバー部材14、操作レバー15およびノズル基部(押しボタン)30は従来公知のものを採用しうる。
上記のように構成される吐出容器10は、内袋18内に原液(粘性内容物)Gを充填し、容器本体11と内袋18の間の空間に加圧剤Pを充填することにより、吐出製品となる。使用時に2液を混合して使用する内容物としては、たとえば酸化染料とアルカリを含む第1剤と、過酸化水素などの酸化剤を含む第2剤とからなる2液反応型の染毛剤が知られている。加圧剤としては、窒素ガス、炭酸ガスなどの圧縮ガスが用いられる。なお、内袋内の内容物中に気泡が混入する要因としては、吐出製品を長期間保管した際に加圧剤が内袋を透過したり、内容物からの発生があげられる。特に、前述の2液反応型染毛剤の第2剤の場合は、過酸化水素の分解により酸素が発生しやすく、内容物の粘度が1000(mPa・s)以上と高い場合は酸素の気泡が内容物中に分散しやすく、吐出状態が乱れやすい。
このような気泡が混入した内容物がステム23から吐出されると、吐出通路内で気泡が膨張し、その勢いで内容物が吐出孔から勢いよく吐出されることがある。前述のバルブアッセンブリ19に設けたガス溜め部28は、気泡をできるだけ外部に出さないように保持することができる。
また、バルブアッセンブリ19のハウジング21は下部に筒部21eを有するので、内容物に気泡が混入していても、筒部21eの下端を通ってハウジング21内まで入り込むことは比較的困難である。それでも内袋18は可撓性を有するので、内袋18内の内容物が少なくなると、気泡がハウジング21内に入り込みやすくなる。しかし図1の吐出容器10では吐出時に変形しないハウジング21にガス溜め部28を設けているので、内容物の残存量が少なくなっても気泡が外部に漏れにくい。
そして気泡が混入した内容物がステム孔から放出された場合、吐出通路内、特に縦通路33aから横通路に流れる際に気泡が膨張し、その勢いで内容物が勢いよく吐出孔に向かう。しかし図1の吐出容器10では、2つの内容物は第1の隔壁34cと衝突して方向転換し、流速を低下しながら開口から並列的に流れ、さらに吐出ノズル32の第2の隔壁31aにより2つの内容物はそれぞれ拡がりながら通路の面積が合わせられて上下に区画され、積層室37で2つの内容物が重なり一体化して流速が低下する。そして2層になった内容物を左右に区画する第3の隔壁36aを有するので、気泡は細かく分割され、実質的な問題は生じにくい。
図3a、図3bに示す吐出容器42は、吐出ノズル32が流量調整部としてスクリュー部材43を用いていることを除けば図1の吐出容器10と同様である。すなわち本体部34の中の中空の横通路34a、34bは、図2a、図2bと同様に第1隔壁31cによって仕切られている。そして吐出ノズル32は、装着部35とノズル部36が連続した筒状の形態を備え、内部には、先端側を除いてスクリュー部材43が嵌合され、固定されている。スクリュー部材43は薄板を2〜3回あるいは数回捻った形態を有し、基部側に吐出筒31内に嵌合固定される断面十字の柱状の固定部44が取り付けられている。固定部44と吐出筒31の間に流量調整機能を補完する細い通路45が4本形成されている(図3c参照)。
スクリュー部材43は内容物と衝突して移動速度を抑制し、内容物の流れる方向を変化させると共に2つの内容物を混合し、吐出孔までの通路を長くすることができる。この吐出容器42も内袋18内の内容物に気泡が混入しているとき、気泡が内袋18の上部に移動してもガス溜め28があるのでハウジング21内に入り込みにくく、しかも気泡が横通路で膨張して内容物の速度を速くしてもスクリュー部材43によって内容物の移動速度が抑制され、2つの内容物が混合されながらゆっくり移動する。それにより図1の吐出容器10と同様の効果を奏する。
また吐出ノズル32のノズル部36は先端が拡がるテーパー状を呈しているので、吐出通路の先端に向かって進むにつれて、流路断面積が次第に大きくなり、内容物の吐出速度が次第に遅くなるので、内容物がゆっくり減圧される。そのため、気泡の膨張による影響が少なくなり、均一な紐状の吐出物が得られる。
図4a、図4bに示す吐出容器47は、1個の容器本体17に2個のバルブ49および2個のパウチあるいは内袋を取り付けた2液吐出タイプのエアゾール容器50を採用している。2個のバルブ49はバルブホルダー51およびマウンティングカバー52によって容器本体17の上端開口に取り付けている。バルブ49と、バルブを保持するバルブホルダー51およびマウンティングカバー52によってバルブアッセンブリが構成される。
2本のステム23にはノズル基部(押しボタン)30と吐出ノズル32からなる吐出部材13が装着されている。容器本体17の口部にはフランジが設けられ、そのフランジにマウンティングカバー52の下端がカシメられている。そしてマウンティングカバーの外側に、容器本体17の肩部やバルブアッセンブリを隠すと共に、吐出部材13を保護するカバー部材14が装着されている。前記ノズル基部30はヒンジ部54を介してカバー部材14に揺動自在に連結されている。
ノズル基部30は図4bに示すように、ステム23を装着するブロック状ないし厚板状のステム連結部33と、ステム連結部の上端から前側に延びる厚板状の本体部34と、本体部より後方に延びる指掛け部55と、本体部の前面から突出する吐出筒31とからなる。図4aに示すように、ステム連結部33には、2本の縦通路33aが形成されている。他方、本体部34には、上下に薄く左右に広幅の横通路34aが形成されている。横通路34aの左右端に2本の縦通路33aの上端が連通している。この実施形態では横通路34aは途中までは隔壁34fによって仕切られ、並列的に配置されている。それぞれの横通路34aは前に向かっていくらか左右に拡がるテーパー状にされており(図4a参照)、2個の横通路34aは途中から結合して1つの横通路となっている。
この実施形態では、吐出筒31の内部で出口近辺に、横穴56が形成され、その横穴に挿入部材57が嵌合固定されている。挿入部材57は、横通路34aを遮るように配置されている。そして挿入部材57の外周面には多数の溝58が吐出方向に沿うように形成されている。溝58は直線状に延びていてもよく、傾斜状または螺旋状に延びていてもよい。これらの溝58は、挿入部材57を横穴56内に嵌合することで、横穴56の内面と共に複数の通路を形成することができる(図4c参照)。横通路を遮る挿入部材57および多数の溝58からなる通路は流量調整部である。
他方、吐出ノズル32には隔壁も流量調整部も設けられておらず、内容物の流れを調整するノズルとして作用する。この吐出ノズル32は、ノズル基部30の吐出筒31の外周に嵌合される装着部35と、筒状のノズル部36とを備えている。装着部35とノズル部36の境界部分の内面からは、環状の突起60が突出している。環状の突起60は吐出筒31の端面と係合して吐出ノズル32を安定させると共に、横穴56の内面より内側に突出させ、溝58をあまり塞がない程度に挿入部材57の外周と係合し、抜け飛びを防止する作用を奏する。
上記のごとく構成される吐出容器47は、容器本体17内のパウチに原液(粘性内容物)を充填し、容器本体17内に圧縮ガスなどの加圧剤を充填して吐出製品となる。この吐出製品は、指掛け部55を押して2個のバルブ49を開くと、2本の縦通路33aを通って吐出される内容物が、横通路34a内で並列的に吐出孔側に押し出され、挿入部材57によって流路が遮られ、挿入部材の外周の多数の溝58によって形成された流路から外部に吐出される。そして流量調整部で流出速度が抑制されながらノズル部36から吐出される。このものも内容物に気泡が混入していても、挿入部材57と多数の溝58により、気泡の膨張による内容物の飛散が防止される。
図5aに示す吐出容器62の吐出部材13は、ノズル基部30の吐出筒31が長く、吐出筒の先端に下向きに吐出ノズル32が取り付けられている。ノズル基部30の横通路34a、34bは第1の隔壁34cで仕切られており、さらに横通路と吐出筒31との間に壁34gが介在している。そしてそれぞれの横通路34a、34bが壁34gに形成された連通孔34hないし開口で吐出筒31内と連通している。連通孔34fは流量調整部を補完する機能を奏する。前記吐出ノズル32はポリエチレンやシリコーンゴムなどの可撓性ないし弾性材料で形成されており、吐出筒31に装着される装着部35と、装着部に対して略直角に連結され、下向きに延びるノズル部36とを有する。ノズル部36は上端が閉じられて下端で開口する筒状を呈する。ノズル部36の下端近辺は次第に細くなっており、さらに複数のスリット63により複数枚の舌片64が形成されている。
この吐出容器62は吐出部材13以外は図1の吐出容器10と実質的に同一である。この吐出容器62を操作して2つの内容物を吐出すると、内容物が吐出筒31から吐出ノズル32に入り、ノズル部36から出て行くが、そのとき流れの方向が直角に変わる。そのため、流速が大幅に減速する。すなわちノズル部36の内壁36bが通路を遮り、緩衝作用を奏する。さらに吐出ノズル32は、可撓性ないし弾性材料から構成されているので、内圧が高くなると開口部が大きくなり、噴出速度を減ずる。そのため吐出ノズル32の内部空間が緩衝作用を奏し、吐出ノズル32全体が流量調整部として作用する。他の点は図1の吐出容器と同様である。
図5c、図5dの吐出ノズル32Aは、装着部35に内容物から出てくる気泡を排出するための気泡排出孔35aを備えている。他の点は図5aの吐出ノズル35と同様である。気泡排出孔35aは、装着部35の内面の上面と左右の側面の3カ所に形成しており、気泡だけが排出されるように、内壁(衝突壁)36bとは反対の向きに開口している。また、気泡排出孔35aは、先端側にいくほど浅くなるように、いわばすり鉢状に形成している。それにより気泡排出孔35aの底面(図5cの上側)と吐出筒31の先端との隙間35bを小さくして内容物が漏れにくいようにしている。
図6に示す吐出容器66は、吐出部材67以外は図5aの吐出容器62と実質的に同じである。吐出部材67はノズル基部30と吐出ノズル32とからなり、吐出ノズル32は、入り口側の通路68と出口側の通路69の軸線同士が上下あるいは左右にずれており、全体としてクランク状に屈曲している。そのため、入り口側の通路68の途中に2液が衝突する衝突壁70が形成され、そこから下向きに方向を変える第1の方向変換部が形成される。
さらにこの実施形態では、一旦下向きに方向変換した後、さらに出口側の通路69の内面が衝突壁71となり、水平方向の前方へ方向変換する第2の方向変換部を経由して吐出口がら外部に出ていくようにしている。すなわち、2箇所の衝突壁70、71によって形成される2カ所の方向変換部が流量調整部を構成している。したがって内容物は流速が大幅に抑制されながら吐出されることとなり、内容物に気泡が混入していても、気泡の膨張による内容物の飛散が防止される。
図7aに示す吐出容器73は、吐出部材74にノズル部を設けず、流量調整部75として吐出筒31の先端に軟質発泡体(スポンジ片)76を取り付けた点を除き、図5の吐出容器62と同様である。そのため同じ部位には同じ符号を付して説明を省略する。この実施形態では軟質発泡体76は装着部材77によって吐出筒31に取り付けている。装着部材77は、吐出筒31の外周に嵌合固定される装着部35と、その先端から内向きに突出し、吐出筒31との間に軟質発泡体76の外周縁を挟持する突起60とからなる。ノズル部は有しない。
軟質発泡体76は吐出筒31の形状に合わせて、たとえば円形の板状にする。この実施形態では中央部が先端に向かって突出する湾曲面状としている。軟質発泡体76の材質としては、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの合成樹脂を発泡させて成型した発泡樹脂があげられ、通気性、通液性を有する連続気泡の発泡体である。見かけ密度は、0.005〜0.1g/cm3とするのが好ましい。0.005g/cm3より小さいと、吐出の勢いで破れやすい。0.1g/cm3より大きいと、吐出時に変形せず、吐出しにくい。湾曲面形状とすることにより、変形が容易になる。
このような軟質発泡体76で流量調整部75を構成した吐出製品は、クリーム状やゲル状の粘性内容物を吐出すると、吐出の勢いで軟質発泡体76が変形し、吐出の勢いを吸収する。そのため気泡を含む内容物を吐出しても、飛び散りなどがない安定した吐出状態で吐出することができる。
図7aの吐出容器73では、ノズル部を有しない装着部材77を用いているが、図7bに示すように、先端側にノズル部36を設けた吐出ノズル78で軟質発泡体76を取り付けてもよい。ノズル部36を設けると、軟質発泡体76を通って細かくされた内容物が再度集合して流れる。そのため、安定した状態で吐出することができる。
前記いずれの実施形態においても、吐出ノズル32や装着部材77は、通常の使用状態では外れず、洗浄などのため、必要に応じて吐出筒から外せるように構成するのが好ましい。図7a、図7bの軟質発泡体76は、図1a、図3a、図4b、図5a、図6の吐出部材に適用することができ、その場合は流量調整機能を相乗的に奏することができる。
10 吐出容器
11 エアゾール容器
12 固定盤
13 吐出部材
14 カバー部材
15 操作レバー
17 容器本体
17a 首部
17b 肩部
17c 環状溝
18 内袋
18a 傾斜段部
18b 胴部
18c 蛇腹
19 バルブアッセンブリ
21 ハウジング
21a 本体部
21b 周壁
21c 上板
21d リブ
21e 筒部
22 スプリング
23 ステム
23a ステム孔
24 ガスケット
25 ステムラバー
26 マウンティングカバー
27 ワッシャ
28 ガス溜め部
30 ノズル基部(押しボタン)
31 吐出筒
31a 第2の隔壁
32、32A 吐出ノズル
33 ステム連結部
33a 縦通路
34 本体部
34a、34b 横通路
34c 第1の隔壁
34d 左下側の開口
34e 右下側の開口
34f 隔壁
34g 壁
34h 連通孔
35 装着部
35a 気泡排出孔
35b 隙間
36 ノズル部
36a 第3の隔壁
36b 内壁(衝突壁)
37 積層室(流量調整部)
37a 小孔
40 筒部
40a 係止爪
G 原液
P 加圧剤
42 吐出容器
43 スクリュー部材
44 固定部
45 通路
47 吐出容器
49 バルブ
50 エアゾール容器
51 バルブホルダー
52 マウンティングカバー
54 ヒンジ部
55 指掛け部
56 横穴
57 挿入部材
58 溝
60 突起
61 小孔
62 吐出容器
63 スリット
64 舌片
66 吐出容器
67 吐出部材
68 入り口側の通路
69 出口側の通路
70、71 衝突壁
73 吐出容器
74 吐出部材
75 流量調整部
76 軟質発泡体
77 装着部材
78 吐出ノズル

Claims (10)

  1. 粘性内容物を充填した原液収容部と加圧剤を充填した加圧剤収容部とからなるエアゾール容器の2つのステムに連結され、2つの粘性内容物を同時に吐出する吐出部材であって、
    ステムに連結する連結部から吐出孔まで連通する吐出通路を有し、
    その吐出通路の途中に、内容物の勢いを減速させる流量調整部が設けられている、
    吐出部材。
  2. 前記流量調整部の先端に、前記吐出孔を有するノズル部が設けられている請求項1記載の吐出部材。
  3. 前記吐出通路のうち、流量調整部より基部側が、2つの粘性内容物を並列的に吐出する並列通路とされている請求項1記載の吐出部材。
  4. 前記流量調整部が、2つの粘性内容物を上下に区画する隔壁と、区画された2つの粘性内容物を重ねる空間とからなる、請求項3記載の吐出部材。
  5. 前記吐出孔に内容物を左右に区画する隔壁を備えている、請求項4記載の吐出部材。
  6. 前記流量調整部が、並列通路と対向する位置に、2つの粘性内容物を衝突させる衝突壁と、吐出方向を変化させる方向変換部を備えている、請求項3記載の吐出部材。
  7. 前記流量調整部が、並列通路と対向する位置に2つの粘性内容物を衝突させる衝突壁を備え、衝突壁よりも外周に内容物を通す通路を備えている、請求項3記載の吐出部材。
  8. 前記吐出通路のうち、流量調整部より先端側が、先端に向かってテーパー状に拡がっている請求項2記載の吐出部材。
  9. 先端が開口する筒状のノズル基部を備えた本体と、ノズル基部の先端に取り付けられた吐出ノズルとに分かれており、
    その吐出ノズルが、ノズル基部に装着される装着部と、流量調整部と、流量調整部より先端側を構成するノズル部とを備えている請求項2に記載の吐出部材。
  10. 請求項1〜9のいずれかに記載の吐出部材を備えた容器本体と、前記容器本体の原液収容部に充填されている1,000〜100,000(mPa・s)の粘性内容物とからなる吐出製品。
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