JP2018039464A - 自転車用サドルカバーの製造方法 - Google Patents

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Tomihiko Okubo
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【課題】高周波溶着を利用したサドルカバーの製造方法を提供する。【解決手段】表面側のPVCシートに伸縮性を有する合成繊維製生地を裏地として接合した伸縮性を有するPVC伸縮生地を使用する。当該PVC伸縮生地をサドルの外形形状を展開した形状からなる平面的形状に裁断して本体生地10となし、この本体生地10の裏面側にゲル30を配設し、その裏面に前記PVC伸縮生地からなるゲル密封生地を接合する。その後これら本体生地10とゲル密封生地の周縁部を高周波溶着して前記ゲル30を密封する。その後本体生地10の前方部分を縫着してサドル先端被覆部を形成し、その後本体生地10の裏面開口部の周縁部にサドルへの装着固定用の締着紐の挿通部を形成してこの挿通部に締着紐を配設する工程からなる。【選択図】図3

Description

本発明は、自転車のサドルを被覆するためのサドルカバーの製造方法に関するものであり、とりわけその衝撃吸収性と伸縮性を向上させたサドルカバーの製造方法に関するものである。
この種の自転車用サドルカバーとしは、下記特許文献に記載のものを挙げることができる。
この自転車用サドルカバーは、本願出願人が先に提案したものであるが、大型の自転車用サドルにも装着でき、その際先端部側の縫目がサドルの上面部に現れないことを課題とするものである。
当該課題を解決するために、この考案では、自転車のサドルを被覆できる極めて伸縮性に富む1枚の本体生地から形成し、この本体生地を展開した平面視においてカバーの先端部側の両側縁部を相互に所定長さ縫着し、その後カバーの下面開口部周縁部を縫製する。
ここで先端部側の両側縁部に平面視ほぼ左右対称位置に一対の切欠部を形成する。これら切欠部をそれぞれ縫着した後に、カバーの両側縁部を相互に縫着することによりカバーの先端部縫着部が形成され、この先端縫着部が自転車のサドルの下面側に引き寄せられ、その縫着部の縫目がサドルの上面部に出て来ないようにしている。
更に、カバーの下面開口部の周縁部に挿通部を形成し、この挿通部内にゴム紐部材を挿通させて自転車のサドルに固定することができるものである。
実用新案登録第3137608号公報
上記従来のサドルカバーにおいては、その使用生地としてポリウレタンゴムを表面側に使用していた関係上、長い間使用していると加水分解によりベタ付いたり、ひび割れ等が生じるという問題があった。
そこで、本発明においては、上記問題を無くするために、従来のPVC(塩化ビニル)を用いて、従来よりもより伸縮性を向上させて、異なるサイズのサドルにも対応させることができ、且つ、衝撃吸収部材としてゲルを使用して、よりクッション性又は衝撃吸収性を高めたサドルカバーの製造方法を提供することをその課題とするものである。
上記課題を解決するために、本発明の第1のものは、表面側のPVCシートに伸縮性を有する合成繊維製生地を裏地として接合した伸縮性を有するPVC伸縮生地を使用し、当該PVC伸縮生地をサドルの外形形状を展開した形状からなる平面的形状に裁断して本体生地となし、この本体生地の裏面側にサドルの略平面視形状のゲルを配設し、その裏面に前記PVC伸縮生地からなる前記ゲルよりも大きいサイズのゲル密封生地を接合する接合工程と、その後、これら本体生地とゲル密封生地の周縁部を高周波溶着して前記ゲルを密封する溶着工程と、その後、本体生地の前方部分を縫着してサドル先端被覆部を形成し、その後、本体生地の裏面開口部の周縁部にサドルへの装着固定用の締着紐の挿通部を形成し且つこの挿通部に締着紐を配設する工程からなる自転車用サドルカバーの製造方法である。
ここで、「本体生地の前方部分」とあるのは、本体生地の被覆する自転車のサドルのハンドル側を意味し、つまり、サドルの尖った先端部分を被覆する部分を意味する。
本発明の第2のものは、上記第1の発明において、前記接合工程において、前記PVC伸縮生地からなる補強生地を前記本体生地とゲル密封生地との間に更に配設し、前記ゲルを前記補強生地とゲル密封生地との間に配設したことを特徴とする自転車用サドルカバーの製造方法である。
本発明の第3のものは、上記第1又は第2の発明において、前記接合工程において、本体生地、補強生地及びゲル密封生地のそれぞれの表面側のPVCシートを同じ表面側に配列し、その後前記溶着工程を行うことを特徴とする自転車用サドルカバーの製造方法である。
本発明の第4のものは、上記第1乃至第3の何れかの発明において、平面視、前記本体生地の前方部分のほぼ左右略対象位置に1対の切欠部を形成し、これらの切欠部の対向する側縁部同士を相互に縫着した後に、この本体生地の前方部分の両側縁部を相互に縫着することによりサドル先端被覆部を形成することを特徴とする自転車用サドルカバーの製造方法である。
本発明の第5のものは、上記何れかの発明において、前記締着紐が伸縮性を有する紐部材から成ることを特徴とする自転車用サドルカバーの製造方法である。
本発明の第1のものにおいては、使用する生地として、表面側のPVCシートに伸縮性を有する合成繊維製生地を裏地として接合した伸縮性を有するPVC伸縮生地を使用している関係上、その伸縮性が従来のPVC製のものよりも富んでおり、各種異なるサイズの自転車のサドルに装着することができる。
また、PVCを用いているためにその表面劣化の度合も遅く、従来のものよりも向上する。
当該サドルカバーをサドルに装着した際には、そのサドルの上面部にゲルが配置されることとなり、クッション性又は衝撃吸収性が十分に確保される。
当該ゲルは、本体生地とゲル密封生地との間に封入され、ゲルが外部に漏れ出す心配も少ない。
本体生地とゲル密封生地との接合は、高周波溶着によって行われるが、この高周波溶着が可能となるのは、上記PVC伸縮生地を使用しているからである。
最後に、本体生地の前方部分の縫着と本体生地の裏面開口部の周縁部の縫製を行って締着紐を配設してカバーが完成するが、これらの構成により適切にサドルを被覆して装着することが可能となる。
本発明の第2のものにおいては、前記接合工程において、前記PVC伸縮生地からなる補強生地を本体生地とゲル密封生地との間に更に配設し、ゲルを補強生地とゲル密封生地との間に配設したことを特徴とするものであり、この補強生地の存在によりゲルの封入をより完全なものとし、ゲルの外部へのはみ出しを防止し、カバー上面部の補強も可能となる。
本発明の第3のものにおいては、使用する本体生地、補強生地及びゲル密封生地を高周波溶着するに当たり、これらの生地の配列、つまり、PVCシートが接合されている表面側を同じ表面側に配列することを特定したものであって、これにより適切に高周波溶着を行うことができることとなるのである。
本発明の第4のものにおいては、カバーのサドル先端被覆部の形態において、その縫製ラインがサドルに装着した際に、サドルの先端部の前面や上面側に出来るだけ来ないように工夫した構成を採用したものである。
これによりカバーの外観も向上し、雨水等が内部に侵入しない構成となる。
本発明の第5のものは、カバーの裏面開口部の周縁部に挿通される締着紐として伸縮性を有するゴム紐部材等の紐部材から成ることを特定したものであり、これにより相応しくカバー裏面開口部を収束して、自転車のサドルに装着させることができることとなる。
本発明のサドルカバーの製造方法において使用する本体生地の展開図を図示したものである。 本発明に係るサドルカバーの製造方法によって製造されたサドルカバーの底面説明図である。 本発明に係るサドルカバーの製造方法によって製造されたサドルカバーをサドルに装着した状態の外観説明図である。 本発明に係るサドルカバーの製造方法において、高周波溶着工程を示す断面説明図である。
以下添付の図面と共に、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明のサドルカバーの製造方法において使用する本体生地の展開図を図示したものである。
図2は、本発明に係るサドルカバーの製造方法によって製造されたサドルカバーの底面説明図である。
図3は、本発明に係るサドルカバーの製造方法によって製造されたサドルカバーをサドルに装着した状態の外観説明図である。
まず、上記3図により、本発明に係る製造方法によって製造されるサドルカバーの外観及び形態について説明する。
このサドルカバーの本体生地10は、その表面側の薄地のPVC(塩化ビニル)シートと、その裏面側(裏地)の伸縮性を有する合成繊維製生地であるポリエステル製生地との接合生地から成るものであり、適度な伸縮性を有するものである。以下「PVC伸縮生地」とも言う。また、上記合成繊維製生地は、ポリエステル以外の伸縮性を有する生地を使用することができる。
その伸張率は、この実施形態においては、約1.3倍以上、つまり130%程度以上である。
図1では、この本体生地10の表面側を図示しているが、図中矢印Fの方向が前方方向で、その先端部分がサドルの先端部を被覆するサドル先端被覆部となる。
本発明に係るサドルカバーの本体生地10の展開図は、この図1に示した通りであるが、先端部側の両側縁部12、12の適宜部位に略V字形状の切欠部14、14を一対形成している。これら切欠部14、14は、中心線Cを中心に左右対称に設けている。
本発明においては、この本体生地10の裏面にゲル30をゲル密封生地との間に封入して、ゲル30の外側の周縁部で、本体生地10とゲル密封生地を高周波溶着する。
図中破線で示した部分(二重の破線で囲まれた部分)が、後に高周波溶着を行う溶着部位33である。
この溶着部位33は、被覆されるサドルの上面の外形と略同一である。
更に付言すると、この溶着部位33は、本体生地10と(後に説明する)裏面に配設されるゲル密封生地や補強生地と溶着されるために、伸縮率が少し悪くなる部位でもある。
特に3枚の生地を重ねて溶着する場合は、尚更であり、それ故、この溶着部位33の幅(上記破線で囲まれた部位の幅)は、ゲルが漏れ出さない範囲で最小の幅にすることが望ましい。
尚、図1の本体生地10の裏面側にゲル30(図3参照)を介在させてゲル密封生地が溶着され配設されているが、図1には表れていない。
尚、後に説明するが、上記本体生地10の裏面に更に補強生地を配設して製造することもできるが、図1乃至図3には表れていない。
上記のように図1に示された本体生地及びゲル密封生地が高周波溶着され、それらの間にゲルが配設されたものが以下の縫製工程を経て本発明のサドルカバーが完成する。
以下、縫製工程の手順を説明する。
先ず、上記の切欠部14、14のそれぞれにおいて、その前方側縁14fと後方側縁14rとを相互に縫着する。
次に、先端側の両側縁部12、12同士を相互に紙面向こう側に引き合わせるようにして、接合して縫着するのである。二点鎖線13、13が縫着方向を示している。
その後、後に締着紐を挿通させるための挿通部を内側に約15mm程度折り返す(図中一点鎖線17に沿って山折りする)と共に、伸縮性を有する締着紐としてのゴム紐部材をその挿通部内に配置させた状態で、図中二点鎖線18で示した矢印の方向に円環状に縫製して、カバーの下面開口部15が形成される。
本体生地10の後端側の中心線C上には、丸穴19を設けておく。この丸穴19が下面開口部の縫製が完了すると、ゴム紐部材の導出用開口部となり、ゴム紐部材の両端部がその丸穴19から外部に導出されることとなるのである。
この丸穴19は、単なる切込によって形成することもできる。
図2からカバー先端部の縫目を見て取ることができる。
サドルカバーの本体生地10は、その先端側が縫製されてサドル先端被覆部が形成され、且つその後端側が縫製されて下面開口部15が形成される。
先端側には、左右それぞれの切欠部14が縫着されて縫目14sが形成され、先端部側の両側縁部12同士が縫着されて縫目12sが形成される。
12aが縫目12sの先端を示し、12bが縫目12sの後端を示している。
縫目14sにおいても、14aが縫目14sの先端を示し、14bが縫目14sの後端を示している。
下面開口部15の周縁部には、挿通部16が形成され、その内部に締着紐としてのゴム紐部材20が挿通され、後端の丸穴からその両端部が導出され、ストッパー部材21により、引き絞り且つ固定することができる。
このストッパー部材21は、内部のバネにより押圧部21pが常に付勢されて、挿通されたゴム紐部材20を固定でき、押圧部21pを押圧することにより、その固定が解除されて、挿通されているゴム紐部材20を引き絞ったり、緩めたりすることができるものであり、一般に知られている留具と同様のものである。
図3では、上記サドルカバーを自転車用サドルに装着した状態を図示しているが、この図から見て取れるように、先端部側の両側縁部の縫目12sがサドルの先端の中央部から上方に位置して、その端部が縫目12sの先端12aとなる。また、切欠部の縫目14sがその両側に位置し、その端部が先端14a、14aとなる。
このように、本発明に係るサドルカバーにおいては、その縫目12s、14s、14sがサドルの周側面には現れるが、サドルの上面部には来ないのである。
それ故、その外観が極めてスマートなものとなり、上面部から雨水等が浸入することも防げることとなるのである。
図4は、本発明に係るサドルカバーの製造方法において、高周波溶着工程を示す断面説明図である。
本体生地10、ゲル密封生地31及び補強生地32は、それぞれ上記した通り、PVC伸縮生地を使用している。
即ち、その表面側には薄地のPVCシート41と裏地となる伸縮性のあるポリエステル生地42が接合されたPVC伸縮生地を用いている。
これら3枚の本体生地10、補強生地32及びゲル密封生地31を重ね合わせ、補強生地32とゲル密封生地31との間にゲル30を配置する。
ゲル30は、自転車のサドルよりもやや小さい平面視略同一形状を有しており、前記補強生地32及びゲル密封生地31の外形形状は、前記ゲル30の外形形状よりも大きい平面視略同一形状を有する。
これらを重ね合わせ、高周波溶着用型35を利用して高周波溶着を行い、縫製工程前の生地が製造される。
ここで用いる高周波溶着用型35の外形は、上記ゲル30の外形形状よりもやや大きな自転車のサドルと略同一形状の平面視形状を有するものを使用することとなる。
この高周波溶着用型35の平面視外形は、図1の破線で表した溶着部位33と略同一となる。
上記接合工程において、補強生地32は、これを設けずに実施することもできるが、この補強生地32を設けることにより、カバー上面部が補強され、且つ、内部に密封されたゲル30のはみ出しをも防止できることとなる。
以下に本発明に係る自転車用サドルカバーの製造方法の手順についてまとめる。
まず、表面側の薄地のPVCシートに伸縮性を有する合成繊維製生地(ポリエステル生地)を裏地として接合した伸縮性を有するPVC伸縮生地を用意する。
当該PVC伸縮生地をサドルの外形形状を展開した形状からなる平面的形状に裁断して本体生地10(図1参照)を製作する。
この本体生地10の裏面側にサドルの略平面視形状のゲル30を配設し、その裏面に前記PVC伸縮生地からなる前記ゲル30よりも大きいサイズのゲル密封生地31を接合する(接合工程)。
その後、これら本体生地10とゲル密封生地31の周縁部を高周波溶着して前記ゲル30を密封する(溶着工程)。
その後、本体生地10の前方部分を縫着してサドル先端被覆部を形成する。
その後、本体生地10の裏面開口部15の周縁部にサドルへの装着固定用の締着紐(ゴム紐部材)の挿通部を形成し且つこの挿通部に締着紐(ゴム紐部材)を配設する。
以上が本発明の基本的な製造方法であるが、上記接合工程において、更に補強生地32を本体生地10の裏面に配設して、この補強生地32とゲル密封生地31との間にゲル30を配設し(図4参照)封止することもできる。
上記溶着工程では、本体生地10、補強生地32及びゲル密封生地31との高周波溶着に際して、それぞれのPVC伸縮生地のPVCシートの側を同じ表面側に揃えて配設することが極めて好ましい。
PVCシートの溶着を適切に行わせるためである。
最後に、本発明において使用するゲルについて説明するが、このゲルというのは、熱可塑性エラストマー(Thermoplastic Elastomers : TPE)を意味しており、常温では加硫ゴム(エラストマー)の特性を有し、高温では塑性変形が可能であり、プラスチック加工機で成形できる高分子材料を意味する。
本発明においては、このゲルを使用して、自転車用サドルカバーの上面部の裏面にこれを配設し、PVC伸縮生地からなる本体生地とゲル密封生地の間にこのゲルを配設して封止し、そのはみ出しを防止し、カバー上面部に柔軟性及び衝撃吸収性能を保持させ、表面が容易に劣化せず、且つ伸縮性をも有する自転車用サドルカバーを提供することができたものである。
10 本体生地
12 側縁部
14 切欠部
14f 前方側縁(切欠部の)
14r 後方側縁(切欠部の)
12s、14s 縫目
12a、14a 先端(縫目の)
12b、14b 後端(縫目の)
15 開口部
16 挿通部
19 丸穴
20 ゴム紐部材(締着紐)
21 ストッパー部材
30 ゲル
31 ゲル密封生地
32 補強生地
33 溶着部位
35 高周波溶着用型
41 PVCシート
42 ポリエステル生地

Claims (5)

  1. 表面側のPVCシートに伸縮性を有する合成繊維製生地を裏地として接合した伸縮性を有するPVC伸縮生地を使用し、
    当該PVC伸縮生地をサドルの外形形状を展開した形状からなる平面的形状に裁断して本体生地となし、この本体生地の裏面側にサドルの略平面視形状のゲルを配設し、その裏面に前記PVC伸縮生地からなる前記ゲルよりも大きいサイズのゲル密封生地を接合する接合工程と、
    その後、これら本体生地とゲル密封生地の周縁部を高周波溶着して前記ゲルを密封する溶着工程と、
    その後、本体生地の前方部分を縫着してサドル先端被覆部を形成し、
    その後、本体生地の裏面開口部の周縁部にサドルへの装着固定用の締着紐の挿通部を形成し且つこの挿通部に締着紐を配設する工程からなる自転車用サドルカバーの製造方法。
  2. 前記接合工程において、前記PVC伸縮生地からなる補強生地を前記本体生地とゲル密封生地との間に更に配設し、前記ゲルを前記補強生地とゲル密封生地との間に配設したことを特徴とする請求項1に記載の自転車用サドルカバーの製造方法。
  3. 前記接合工程において、本体生地、補強生地及びゲル密封生地のそれぞれの表面側のPVCシートを同じ表面側に配列し、その後前記溶着工程を行うことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の自転車用サドルカバーの製造方法。
  4. 平面視、前記本体生地の前方部分のほぼ左右略対象位置に1対の切欠部を形成し、これらの切欠部の対向する側縁部同士を相互に縫着した後に、この本体生地の前方部分の両側縁部を相互に縫着することによりサドル先端被覆部を形成することを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の自転車用サドルカバーの製造方法。
  5. 前記締着紐が伸縮性を有する紐部材から成ることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の自転車用サドルカバーの製造方法。
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