JP2018039158A - 巻回体 - Google Patents

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Abstract

【課題】積層シートの変形の矯正を十分に行うことができる巻回体を提供する。
【解決手段】巻回体は、長尺状の積層シート1が長さ方向に巻回された巻回構造を有しており、積層シート1は、長尺状の銅箔5と、該銅箔5上に配された第1樹脂層11とを含み、積層シート1は、銅箔5を外側にして巻回されている。積層シート1は、銅箔5上に、第2樹脂層13、無機絶縁層9、第1樹脂層11が順次積層されており、無機絶縁層9には、空隙が層状に存在する空隙含有層を有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、巻回体に関する。
従来、電子機器における実装構造体としては、配線基板に電子部品を実装したものが知られている。このような配線基板を形成するための積層シートは、例えば、銅箔(支持シート)に樹脂層を形成して構成されている。この積層シートは耳部がカットされて銅箔と樹脂層の幅が揃えられ、巻回されてドラム状にされて巻回体が作製され、この状態で販売されている。
このような巻回体から、所定長さだけ積層シートが引き出され、所定長さにカットされ、このカットされた基板用シートが複数層積層されて、配線基板が作製される。積層された一部の基板用シートの銅箔の一部は、エッチングされて配線とされる。
このような配線基板を作製するための積層シートとして、銅箔上に、粒径が異なる第1無機絶縁粒子と第2無機絶縁粒子とを含有する無機絶縁層を形成し、この無機絶縁層上に樹脂層を形成したものが知られている(特許文献1参照)。この特許文献1では、第1無機絶縁粒子同士が互いに接着し、第2無機絶縁粒子同士が第1無機絶縁粒子を介して接着し、3次元網目状構造の骨格を有することが記載されている。
国際公開第2011/037260号
積層シートは、銅箔上に樹脂を塗布し、加熱して乾燥して作製されるが、銅箔よりも樹脂の熱膨張係数が大きいことに起因して、作製された積層シートは銅箔側が凸となるように変形し易い。従来では、この変形を修正すべく、巻回体の作製時には、芯材に銅箔側が内側になるように巻き付けていたが、積層シートの変形の矯正を十分にできないという問題があった。これにより、積層シートを所定長さにカットした基板用シートを用いて基板を作製する際に不具合が生じるおそれがあった。
本発明は、積層シートの変形の矯正を十分に行うことができる巻回体を提供することを目的とする。
本発明の巻回体は、長尺状の積層シートが長さ方向に巻回された巻回構造を有しており、前記積層シートは、長尺状の銅箔と、該銅箔上に配された第1樹脂層とを含み、前記積層シートは、前記銅箔を外側にして巻回されている。
本発明では、積層シートの変形の矯正を十分に行うことができる。
(a)は、巻回体の概略を示した説明図、(b)は積層シートの一部の断面図、(c)は(a)の1c−1c線に沿った断面図である。 (a)は積層シートを上方からみた平面図、(b)は(a)の2b−2b線に沿った断面図である。 (a)は積層シートの他の形態を示した断面図、(b)は積層シートのさらに他の形態を示した断面図である。 積層シートの耳部のカット位置を示すもので、(a)は平面図、(b)は(a)の3b−3b線に沿った断面図である。 (a)は、積層シートから基板用シートを得るためのカット位置を示す平面図、(b)は(a)の4b−4b線に沿った(基板用シートの)断面図、(c)は(a)の4c−4c線に沿った(基板用シートの)断面図である。 (a)は、無機絶縁層の幅方向における側面およびその近傍を示す断面図、(b)は、無機絶縁粒子の結合状態を示す説明図である。 (a)は配線基板を示す断面図、(b)は配線基板の製造方法の一工程を示した断面図である。 (a)(b)は配線基板の製造方法の一工程を示した断面図である。
以下、巻回体の一実施形態について、図1〜図2を参照しつつ説明する。なお、本開示の巻回体は、以下の実施形態に限られるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良等が可能である。
図1(a)は、一部の積層シート1が引き出された巻回体を示している。この巻回体は、円筒状の芯材3の周りに、長尺状の積層シート1が長さ方向に複数回巻回されて構成されている。なお、図1(a)は1回巻回したものを記載したが、実際は複数回巻回されて構成されている。
長尺状の積層シート1は、長さが長い帯状である。巻回体は、芯材3の周囲に積層シート1を渦巻き状に巻き付けてドラム状にしたものであり、芯材3の周囲に積層シート1を何重にも取り巻くように巻き付けて構成されている。
この積層シート1は、図1(a)の積層シート1を上下方向(積層シート1の厚み方向(Z軸方向))に切断した断面である図1(b)に示すように、支持シートとなる銅箔5と、銅箔5上の第1樹脂層11とを有している。第1樹脂層11は、複数のフィラーを含有しており、図2に示すように、銅箔5の幅方向(Y軸方向)の両側の側面(以下、単に側面という)11aが露出している。第1樹脂層11は、未硬化または半硬化状態の樹脂からなる層である。
すなわち、図2に示すように、銅箔5の幅方向(Y軸方向)の側面5aと、第1樹脂層11のY軸方向の側面11aとが同一面を形成している。同一面とは、側面5aと側面11aとが同じ平面を構成していることをいう。なお、図2(b)および後述する図3、図4(b)、図5(b)(c)は断面図であるが、理解を容易にするため、斜線を省略している。
そして、積層シートは、図1(c)に示すように、銅箔5側が凸となるように変形しており、銅箔側を外側にして芯材3に巻回されている。
このような巻回体では、銅箔5上に樹脂を塗布し、乾燥させて積層シート1を作製する工程で、銅箔5側が凸となるように変形するが、積層シート1を、銅箔5を外側にして巻回して、巻回体が作製されているため、積層シート1の変形を容易に矯正することができる。
すなわち、銅箔5上に樹脂を塗布し、加熱し乾燥して積層シート1が作製されるが、銅箔5よりも樹脂の熱膨張係数が大きいことに起因して、作製された積層シート1は銅箔5側が凸となるように変形し易い。本形態の巻回体では、銅箔5を外側にして巻回されているため、積層シート1の変形の矯正を十分に行うことができ、これにより、積層シート1を所定長さにカットした基板用シートを用いて、基板を容易に作製することができる。特に、第1樹脂層11の厚みが銅箔5の厚みよりも厚い場合には変形し易いため、本形態の巻回体を好適に使用できる。
図3(a)は、積層シート1の他の形態を示すもので、図2(b)に対応する図である。この積層シート1は、銅箔5と第1樹脂層11との間に、複数の無機絶縁粒子15を有するとともに、無機絶縁粒子15間に空隙を有する無機絶縁層9が介在しており、銅箔5のY軸方向における無機絶縁層9の側面9aが露出している。
すなわち、銅箔5のY軸方向の側面5aと、第1樹脂層11のY軸方向の側面11aと、無機絶縁層9のY軸方向の側面9aとが同一面を形成している。
無機絶縁層9の第1樹脂層11側の第1部分には、第1樹脂層11の樹脂が無機絶縁粒子15間の空隙に介在し、このような無機絶縁粒子15間の空隙に樹脂が介在した第1部分が層状に形成されていても良い。この場合、無機絶縁層9中の空隙は、層状の第1部分よりも銅箔5側に層状に存在し、空隙含有層を構成している。
第1部分および空隙含有層のY軸方向の側面は、無機絶縁層9のY軸方向の側面9aを構成している。すなわち、第1部分および空隙含有層のY軸方向の側面は露出している。
このような巻回体でも、銅箔5を外側にして巻回することにより、積層シート1の矯正を十分に行うことができ、これにより、積層シート1を所定長さにカットした基板用シートを用いて、基板を容易に作製することができる。
さらに、空隙含有層を有する巻回体では、銅箔5上に樹脂を塗布し、乾燥させる工程で銅箔5側が凸となるように変形しようとするが、無機絶縁層9の空隙含有層が変形を吸収し、積層シート1の変形を低減できる。
また、銅箔5の幅方向における無機絶縁層9の端面9aが、第1樹脂層11で覆われていないため、銅箔5が第1樹脂層11で拘束されていないため、無機絶縁層9の空隙含有層による変形吸収機能を十分に発揮でき、積層シートの変形の矯正を行うことができる。
図3(b)は、積層シート1のさらに他の形態を示すもので、図2(b)に対応する図である。積層シート1は、銅箔5と第1樹脂層11との間に、複数の無機絶縁粒子15を有するとともに、無機絶縁粒子間に空隙を有する無機絶縁層9、第2樹脂層13が介在しており、銅箔5のY軸方向における第1樹脂層11、無機絶縁層9、第2樹脂層13の側面11a、9a、13aが露出している。
第2樹脂層13は、第1樹脂層11と同様に、複数のフィラー51を含有してもよいし、含有していなくてもよい。また、第2樹脂層13は、銅箔5の幅方向(Y軸方向)の両側の側面(以下、単に側面という)13aが露出している。第2樹脂層13は、未硬化または半硬化状態の樹脂からなる層である。
すなわち、銅箔5のY軸方向の側面5aと、第2樹脂層13のY軸方向の側面13aと、無機絶縁層9のY軸方向の側面9aと、第1樹脂層11のY軸方向の側面11aとが同一面を形成している。
無機絶縁層9の第1樹脂層11側の第1部分には、第1樹脂層11の樹脂が無機絶縁粒子間の空隙に介在していてもよく、無機絶縁層9の第2樹脂層13側の第2部分には、第2樹脂層13の樹脂が無機絶縁粒子間の空隙に介在していてもよい。この場合、第1部分および第2部分が層状に形成され、層状の第1部分と第2部分との間に、無機絶縁層9中の空隙が層状に存在し、空隙含有層が形成されている。
このような巻回体でも、図3(a)と同様に、銅箔5を外側にして巻回することにより、積層シート1の矯正を十分に行うことができ、これにより、積層シート1を所定長さにカットした基板用シートを用いて、基板を容易に作製することができる。さらに、第1部分、第2部分により第1樹脂層11と無機絶縁層9との接着強度、第2樹脂層13と無機絶縁層9との接着強度を向上できる。
図1〜図3に示した巻回体は、第1樹脂層11上に保護フィルムを具備していても良い。保護フィルムはPETフィルム等の樹脂フィルムを用いることができる。
巻回体の製法および基板用シートについて、図3(b)の積層シートを用いて、図4に基づいて説明する。
(1)先ず第2樹脂層13を銅箔5に積層する。具体的には、まず、溶剤、フィラーおよび未硬化の樹脂の混合物を銅箔5の主面に塗布する。この際、第2樹脂層13の塗布膜は、第2樹脂層13のY軸方向の側面13aが、銅箔5のY軸方向の側面5aよりも内側に位置するように塗布する。この塗布された混合物を乾燥させて混合物から溶剤を蒸発させることによって、第2樹脂層13を形成する。混合物の塗布は、既存の成形方法、例えばドクターブレード法、ディスペンサー法、バーコーター法、ダイコーター法またはグラビア印刷法等を用いて行なうことができる。
(2)次に、複数の無機絶縁粒子15、および水あるいは有機溶剤、適切な分散剤を準備し、秤量、混合し、無機絶縁粒子15を含有したスラリーを作製する。前記スラリーは、例えば無機絶縁粒子15を10体積%以上60体積%以下含み、水あるいは有機溶剤および分散剤をその合量で40%体積以上90体積%以下含む。前記有機溶剤には、例えばメタノール、イソプロパノール、n−ブタノール、エチレングリコール、エチレングリコールモノプロピルエーテル、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、キシレン、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、ジメチルアセトアミドまたはこれらから選択された2種以上の混合物を含んだ有機溶剤を使用することができる。
分散剤としては、カチオン系、アニオン系、ノニオン系等の公知の分散剤が例として挙げられる。
(3)次に、銅箔5上の第2樹脂層13の表面に前記スラリーをシート状に成形(塗布)する。このスラリーは、無機絶縁層9のY軸方向の側面9aが、第2樹脂層13のY軸方向の側面13aよりも内側に位置するように塗布する。成形方法としては、既存の成形方法、例えばドクターブレード法、ディスペンサー法、バーコーター法、ダイコーター法またはグラビア印刷法等を用いて行い、水あるいは溶剤を乾燥除去することにより行い、無機絶縁粒子15同士が結合した無機絶縁層9の骨格を形成することができる。
(4)第1樹脂層11を、無機絶縁層9の骨格上に形成する。具体的には、まず、溶剤、フィラーおよび未硬化の樹脂の混合物を無機絶縁層9の骨格の主面に塗布する。この混合物は、第2樹脂層13および無機絶縁層9のY軸方向の側面13a、9aを被覆するよ
うに塗布される。次いで、混合物を乾燥させて混合物から溶剤を蒸発させることによって、第1樹脂層11を形成する。混合物の塗布は、既存の成形方法、例えばドクターブレード法、ディスペンサー法、バーコーター法、ダイコーター法またはグラビア印刷法等を用いて行なうことができる。
続いて、第1樹脂層11の一部(第2樹脂部18の一部)を無機絶縁層9の骨格の空隙に入り込ませて第1樹脂部16を形成する。具体的には、銅箔5、無機絶縁層9の骨格および第1樹脂層11を上下方向に加熱加圧することによって、無機絶縁層9の空隙の少なくとも一部に第1樹脂層11(第2樹脂部18)の一部を入り込ませる。なお、この際に、第2樹脂層13の樹脂の一部も無機絶縁層9の空隙に入り込んでも構わない。
このとき、加熱加圧装置としてロールラミネーターを使用し、連続的に行うことが望ましい。銅箔5等の加熱温度は、例えば60℃以上160℃以下に設定される。銅箔5等の加圧圧力は、例えば0.1MPa以上2MPa以下に設定される。銅箔5等の加熱加圧時間は、例えば0.5分以上10分以下に設定され、ロールラミネーターを使用する際には、送り速度を1m/秒以上50m/秒以下に設定することが望ましい。第1樹脂層11の樹脂材料の上記加熱時間における溶融粘度は、例えば10000Pa・s以下に設定される。
あるいは、キャリアフィルム上に、前述の溶剤、フィラーおよび未硬化の樹脂の混合物を、前述と同様の既存の成形方法によりシート状に成形したものを準備し、この成形体を無機絶縁層9上に載置し、前述と同様の方法で加熱加圧することによっても、無機絶縁層9の空隙に第1樹脂層11(第2樹脂部18)の一部を入り込ませることが可能である。なお、キャリアフィルムは、保護フィルムとして機能させても良い。
以上のようにして、銅箔5、第2樹脂層13、無機絶縁層9および第1樹脂層11を備える積層シート1を作製する。
巻回体に用いられる積層シートは、例えば、図4に示すように、第2樹脂層13のY軸方向の側面13aは、銅箔5のY軸方向の側面5aよりも内側に位置し、無機絶縁層9のY軸方向の側面9aは、第2樹脂層13のY軸方向の側面13aよりも内側に位置し、第2樹脂層13および無機絶縁層9のY軸方向の側面13a、9aは、第1樹脂層11で被覆されている。
このような積層シートは、銅箔5上に、第2樹脂層13、無機絶縁層9および第1樹脂層11のY軸方向の側面13a、9a、11aは、公知のシート形成方法によりダレて傾斜している。この後、図4(b)の一点鎖線で示す部分で積層シート1をカットし、耳部10を除去する。これにより、銅箔5の側面5aと、第1樹脂層11の側面11a、第2樹脂層13の側面13a、無機絶縁層9の側面9aとが同一面を形成し、図3(b)に示す積層シート1を作製することができる。
このような積層シート1を芯材3に、図1(c)に示すように、銅箔5側を外側にして巻回して、図1(a)に示すような巻回体が得られる。
図3(b)の積層シートを用いて基板用シートを作製する工程を、図5を用いて説明する。先ず、図4(b)で示した、耳部10を除去した積層シート1を準備し、図5(a)に一点鎖線で示す部分をカットする。すなわち、積層シート1を所定長さでカットすることで、基板用シートを得ることができる。
この基板用シートは、対向する一対の第1辺および一対の第2辺を有する主面が矩形状
の銅箔5と、該銅箔5上に配された第2樹脂層13と、該第2樹脂層13上に配された無機絶縁層9と、該無機絶縁層9上に配された第1樹脂層11とを含み、図5(b)(c)に示すように、第1辺間方向および第2辺間方向における、第2樹脂層13の側面13a、無機絶縁層9の側面9a、第1樹脂層11の側面11aが露出し、同一面を形成している。第1辺は、Y軸方向の銅箔5の側面5aを構成する辺であり、第2辺は、第1辺と直交する辺(X軸方向の辺(図5(a)の一点鎖線で示す辺))である。
以下、積層シート1を構成する各部材について説明する。銅箔5は、積層シート1を取り扱う際に、無機絶縁層9を支持するものであり、配線基板の製造時には無機絶縁層9から剥離されたり、配線に加工されたりする。銅箔5は、例えば平板状の銅箔からなる。銅箔5が銅箔からなるため、銅箔5の耐熱性を向上させることができる。
平坦状の銅箔5上には、図3(b)に示すように、無機絶縁層9が形成されている。無機絶縁層9と支持シート5との接着力を向上させるために、銅箔5の主面に第2樹脂層(プライマー層)13が形成され、この第2樹脂層13上に無機絶縁層9が形成されている。なお、第2樹脂層(プライマー層)13は必ずしも形成する必要はないが、第2樹脂層13を形成することにより、銅箔5への無機絶縁層9の形成が容易となる。
銅箔5の厚みは、例えば3μm以上100μm以下に設定されている。銅箔5のヤング率は、例えば70GPa以上150GPa以下に設定されている。銅箔5の熱膨張率は、例えば13ppm/℃以上20ppm/℃以下に設定されている。なお、銅箔5のヤング
率は、MTSシステムズ社製Nano Indentor XP/DCMを用いて測定される。また、銅箔5の熱膨張率は、市販のTMA装置を用いて、JISK7197−1991に準じた測定方法によって測定される。
無機絶縁層9は、作製された配線基板の配線間の絶縁を確保するものである。無機絶縁層9の厚みは、例えば1μm以上15μm以下に設定されている。
無機絶縁層9は、図6に示すように、複数の無機絶縁粒子15a、15b(以下、単に15ということがある)および第1樹脂部16によって形成されている。複数の無機絶縁粒子15が粒子形状を保持したまま互いの一部で結合(接触も含む概念)することによって、三次元網目構造体を構成し、無機絶縁層9の主要部である骨格が形成されている。複数の無機絶縁粒子15が粒子形状を保持したまま互いの一部で結合しているため、複数の無機絶縁粒子15同士の間には空隙が存在し、この空隙の少なくとも一部には樹脂が配置されて、第1樹脂部16を形成している。
また、無機絶縁層9は、複数の無機絶縁粒子15同士が結合しているため、単に樹脂中に複数の無機絶縁粒子が分散されている場合と比較して、無機絶縁層9の剛性を向上させることができる。その結果、無機絶縁層9の変形を低減することができる。
無機絶縁粒子15は、第1無機絶縁粒子15aおよび第2無機絶縁粒子15bを含んでおり、第1無機絶縁粒子15aの粒子径は、5nm以上80nm以下に設定され、第2無機絶縁粒子15bの粒子径は、0.1μm以上5μm以下に設定されている。第1無機絶縁粒子15aおよび第2無機絶縁粒子15bの粒子径は、例えば、まず無機絶縁層9の断面を透過型電子顕微鏡(TEM)で観察し、20粒子数以上50粒子数以下の粒子を含むように拡大した断面を撮影し、拡大した断面にて各粒子の最大径を測定することによって算出される。
第1無機絶縁粒子15aは、例えば、複数の無機絶縁粒子15中に10体積%以上40体積%以下含まれており、第2無機絶縁粒子15bは、例えば複数の無機絶縁粒子15中
に60体積%以上90体積%以下含まれてもよい。上記の通り、複数の無機絶縁粒子15の粒度分布を設定すれば、無機絶縁層9の空隙が小さくなりすぎることを抑制して、後述する第1樹脂層11の樹脂を入り込ませやすくすることができる。また、さらに望ましくは、第1無機絶縁粒子15aの粒子径が8nm以上70nm以下に設定され、複数の無機絶縁粒子15中に15体積%以上30体積%以下含まれており、第2無機絶縁粒子15bの粒子径が0.15μm以上2μm以下に設定され、複数の無機絶縁粒子15中に70体積%以上85体積%以下含まれているとよい。無機絶縁層9には、第1無機絶縁粒子15a、第2無機絶縁粒子15b以外の無機粒子を含有しても良い。
無機絶縁粒子15は、無機絶縁層9の主要部(骨格)を形成している。無機絶縁粒子15の形状は、例えば球状である。無機絶縁粒子15は、例えば酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化チタニウム、酸化マグネシウムまたは酸化ジルコニウム等の無機絶縁材料からなる。また、無機絶縁粒子15は単一の材料からなってもよいし、複数種類の材料からなってもよい。なお、無機絶縁粒子15は、熱膨張率が例えば1.0ppm/℃以上12ppm/℃以下である材料からなる。また、無機絶縁粒子15は、ヤング率が例えば10GPa以上300GPa以下である材料からなる。また、複数の無機絶縁粒子15の無機絶縁層9に対する含有率は、例えば70体積%以上に設定され、望ましくは75体積%以上に設定されている。無機絶縁粒子15の含有率は、無機絶縁層9の断面の顕微鏡写真における面積比率から求めることができる。
第1樹脂部16は、例えばエポキシ樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂、シアネート樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、全芳香族ポリアミド樹脂またはポリイミド樹脂等の熱硬化性樹脂等からなり、また、第1樹脂部16は、熱膨張率が例えば30ppm/℃以上60ppm/℃以下である材料からなる。また、第1樹脂部16は、ヤング率が例えば2GPa以上10GPa以下である材料からなる。第1樹脂部16は、積層シート1において未硬化あるいは半硬化状態である。
第1樹脂層11は、配線基板の製造時に、無機絶縁層9と配線、または無機絶縁層9とこの無機絶縁層9に積層される他の無機絶縁層9とを接着するものである。第1樹脂層11は、図6(a)に示すように、第2樹脂部18および第2樹脂部18の樹脂内に配されているフィラー51を有している。
第1樹脂層11の厚みは、無機絶縁層9の厚みよりも小さくてもよい。これにより、第1樹脂層11の熱膨張の影響が小さくなり、無機絶縁層9は、第1樹脂層11の熱膨張量を効果的に低減させることができる。なお、第1樹脂層11の厚みは、例えば1μm以上40μm以下に設定されている。
第1樹脂層11の第2樹脂部18は、無機絶縁層9の第1樹脂部16と接触していてもよい。その結果、無機絶縁層9と第1樹脂層11との接着強度を向上させることができ、例えば無機絶縁層9と第1樹脂層11の熱膨張率の違いによる剥離を低減することができる。
また、第1樹脂層11の第2樹脂部18は、無機絶縁層9の第1樹脂部16と一体的に形成されてもよい。すなわち、第1樹脂層11を形成する樹脂が、無機絶縁層9の空隙に入り込んで、第1樹脂部16を形成してもよい。その結果、第1樹脂層11と無機絶縁層9との剥離を効果的に低減することができる。
第2樹脂部18は、主に第1樹脂層11を構成するものである。第2樹脂部18は、例えばエポキシ樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂、シアネート樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂、全芳香族ポリアミド樹脂またはポリイミド樹脂等の熱硬化性樹脂等からなる
。また、第2樹脂部18は、熱膨張率が例えば30ppm/℃以上60ppm/℃以下である材料からなる。また、第2樹脂部18は、ヤング率が例えば2GPa以上10GPa以下である材料からなる。第2樹脂部18は、積層シート1において未硬化状態あるいは半硬化状態である。
無機材料からなるフィラー51は、第1樹脂層11の剛性を向上させたり熱膨張係数を低下させたりするものである。フィラー51の形状は、例えば球状である。フィラー51の粒子径は、第2無機絶縁粒子15bの粒子径以上であってもよい。フィラー51の粒子径は、例えば0.1μm以上5μm以下に設定される。また、第1樹脂層11に対するフィラー51の含有率は、無機絶縁層9に対する無機絶縁粒子15の含有率よりも小さくてもよい。フィラー51の第1樹脂層11に対する含有率は、例えば60体積%以下に設定されている。
第2樹脂層13については、第1樹脂層11と同様の材料で構成されていてもよいし、異なった材料で構成されていても良い。
次に、上述した積層シート1を用いて製造された、図7(a)に示す配線基板24を説明する。図7(a)は、配線基板24を上下方向に切断した断面を模式的に示している。
配線基板24は、例えば各種オーディオビジュアル機器、家電機器、通信機器、コンピュータ装置またはその周辺機器等の電子機器に使用されるものである。配線基板24は、例えばビルドアップ多層配線基板であって、図7(a)に示すように、コア基板25とコア基板25の上下に形成された一対の配線層26とを備えている。
コア基板25は、配線基板24の剛性を高めつつ一対の配線層26間の導通を図るものである。コア基板25は、樹脂基体27と、樹脂基体27を上下方向に貫通して形成されている筒状のスルーホール導体28と、スルーホール導体28に取り囲まれた領域に配された柱状の絶縁体29とを含んでいる。
樹脂基体27は、コア基板25の剛性を高めるものである。この樹脂基体27は、例えば樹脂と、この樹脂に被覆された基材および無機絶縁フィラーとを含んでいる。
樹脂基体27に含まれた樹脂は、樹脂基体27の主要部を形成するものである。この樹脂は、例えばエポキシ樹脂、ビスマレイミドトリアジン樹脂、シアネート樹脂、ポリパラフェニレンベンズビスオキサゾール樹脂、全芳香族ポリアミド樹脂、ポリイミド樹脂、芳香族液晶ポリエステル樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂またはポリエーテルケトン樹脂等の樹脂材料からなる。
樹脂基体27に含まれた基材は、樹脂基体27を高剛性化および低熱膨張化するものである。この基材は、繊維によって構成された織布もしくは不織布または繊維を一方向に配列したものからなる。また、この繊維は、例えばガラス繊維または樹脂繊維等からなる。
樹脂基体27に含まれた無機絶縁フィラーは、樹脂基体27を高剛性化および低熱膨張化するものである。この無機絶縁フィラーは、例えば酸化珪素、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、水酸化アルミニウムまたは炭酸カルシウム等の無機絶縁材料からなる複数の粒子により構成されている。
スルーホール導体28は、コア基板25の上下の配線層26を電気的に接続するものである。このスルーホール導体28は、例えば銅、銀、金、アルミニウム、ニッケルまたはクロム等の導電材料からなる。
絶縁体29は、後述するビア導体30の支持面を形成するものである。この絶縁体29は、例えばポリイミド樹脂、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、シアネート樹脂、フッ素樹脂、シリコン樹脂、ポリフェニレンエーテル樹脂またはビスマレイミドトリアジン樹脂等の樹脂材料からなる。
一方、コア基板25の上下には、上述した如く、一対の配線層26が形成されている。配線層26は、厚み方向に沿ったビア孔が形成された無機絶縁層9と、樹脂基体27上または無機絶縁層9上に部分的に形成された配線31と、ビア孔内に形成されたビア導体30とを含んでいる。
配線層26は、コア基板25側に位置している第1樹脂層11と、第1樹脂層11上に積層されている無機絶縁層9と、無機絶縁層9上に積層されている第2樹脂層13とを含んでいる。なお、無機絶縁層9、第1樹脂層11および第2樹脂層13は、上述した積層シート1が備えていたものである。また、巻回体および基板用シートでは、無機絶縁層9の第1樹脂部16および第1、第2樹脂層11、13の第2樹脂部18は未硬化または半硬化であったが、配線基板24では、第1樹脂部16および第2樹脂部18は硬化している。
第1樹脂層11は、コア基板25表面の配線31の側面および上面に接着しつつ、樹脂基体27と無機絶縁層9とを接着、または積層された無機絶縁層9同士を接着するものである。無機絶縁層9は、無機絶縁層9の主要部をなし、厚み方向に沿って離れて配された配線31同士の絶縁部材として機能するものである。無機絶縁層9は、樹脂材料と比較して低熱膨張率および高剛性であるから、無機絶縁層9の平面方向への熱膨張率を低減することができる。したがって、配線基板24と配線基板24上に実装される電子部品(図示せず)との平面方向への熱膨張率の差を低減し、ひいては配線基板24の反りを低減することができる。
配線31は、平面方向または厚み方向に沿って互いに離れて配されており、接地用配線、電力供給用配線または信号用配線として機能するものである。この配線31は、例えば銅、銀、金、アルミニウム、ニッケルまたはクロム等の導電材料からなる。配線31の厚みは、例えば3μm以上20μm以下に設定されている。配線31の熱膨張率は、例えば14ppm/℃以上18ppm/℃以下に設定されている。配線31のL/S(ライン/スペース)は、例えば3/3μm以上40/40μm以下に設定されている。
ビア導体30は、厚み方向に互いに離れて配された配線31同士を電気的に接続するものであり、コア基板25に向って幅狭となる柱状に形成されている。ビア導体30は、例えば銅、銀、金、アルミニウム、ニッケルまたはクロムの導電材料からなる。また、ビア導体30は、熱膨張率が例えば14ppm/℃以上18ppm/℃以下に設定されている。
本開示の巻回体を用いた配線基板24の製造方法について、図7(b)〜図8を参照しつつ説明する。なお、図7(b)〜図8は、本開示の巻回体を使用して製造する配線基板の製造方法の一工程を示した断面図である。
(1)まず、上記のようにして構成された巻回体から所定長さの積層シート1を引き出し、所定長さにカットし、上記のような所定長さの基板用シート35を準備する。
(2)コア基板25(基板)を作製する。コア基板25の作製には、まず、例えば金属箔上に複数の樹脂層が積層された樹脂基体27を形成する。次いで、例えばドリル加工や
レーザー加工等によって樹脂基体27にスルーホールを形成した後、例えば無電解めっき法、電気めっき法、蒸着法、CVD法またはスパッタリング法等により、スルーホールの内壁に筒状のスルーホール導体28を形成する。次いで、スルーホール導体28に取り囲まれた領域に樹脂材料を充填することによって絶縁体29を形成し、導電材料を絶縁体29の露出部に被着させた後、従来周知のフォトリソグラフィー技術またはエッチング等によりパターニングして配線31を形成する。以上のようにして、コア基板25を準備する。
(3)図7(b)に示すように、基板用シート35をコア基板25上に積層する。具体的には基板用シート35の積層は、基板用シート35の第1樹脂層11がコア基板25に接触するように行なう。
その後、基板用シート35とコア基板25とを一体化させるため、上下方向に加熱加圧し無機絶縁層9の間隙に第1樹脂層11(第2樹脂部18)の一部を入り込ませる。なお、この際に、第2樹脂層13の樹脂の一部も無機絶縁層9の間隙に入り込んでも構わない。このとき、無機絶縁層9の間隙のほぼ全てに樹脂が入り込むように加熱加圧条件を調整することが、絶縁信頼性を確保する上で望ましい。
前述の加熱温度は、例えば60℃以上160℃以下に設定され、加圧圧力は、例えば0.1MPa以上4MPa以下に設定される。銅箔5等の加熱加圧時間は、例えば0.5分以上180分以下に設定される。
(4)第1樹脂部16および第2樹脂部18を熱硬化させる。具体的には、基板用シート35およびコア基板25を、第1樹脂部16および第2樹脂部18の熱硬化開始温度以上加熱することによって、基板用シート35中の未硬化状態の第1樹脂部16および第2樹脂部18を熱硬化させる。基板用シート35等の加熱温度は、例えば80℃以上180℃以下に設定される。
なお、樹脂部の熱硬化は、前述の工程(3)の加熱加圧時に同時に行っても差し支えない。
(5)図8(b)に示すように、銅箔5の表面から無機絶縁層9および第1樹脂層11、第2樹脂層13を厚み方向に貫通する貫通穴を形成する。貫通穴の形成は、例えばYAGレーザー装置または炭酸ガスレーザー装置を用いて銅箔5の上面にレーザー光を照射することによって行なう。
(6)次に、前述の貫通穴の底部にレーザー加工により生じる樹脂残渣(スミア)を除去するため、強アルカリ処理を施す。強アルカリ性の水溶液としては、例えば過マンガン酸カリウムまたは過マンガン酸ナトリウム等の水溶液が好適である。
(7)貫通穴にビア導体30を形成する。ビア導体30は、例えば無電解めっき、蒸着法、CVD法またはスパッタリング法を用いて、貫通穴内に導電材料を埋めることによって形成される。
(8)銅箔からなる銅箔5を、例えばフォトリソグラフィー技術等を用いてパターニングすることにより配線層を形成する。
なお、銅箔を用いない場合には、前述の(7)の工程までに銅箔を剥離しておき、(7)の工程にてビア導体を形成する際に絶縁層表面全面に導電材料を被着形成した後、前述のパターニングを行うことにより配線層を形成する。以上のようにして、図8(a)に示
したような、配線基板24を製造する。
このようにして形成された配線基板24の上面に電子部品を配置し、配線31にバンプや半田等の接合部材を介して電子部品を実装することによって、実装構造体を作製する。
本開示は上述した実施形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更、改良、組合せ等が可能である。
上述した配線基板24の実施形態では、無機絶縁層9を1層積層した構成を例に説明したが、無機絶縁層9は何層積層しても構わない。
また、上述した本開示の実施形態は、第1樹脂部16と第2樹脂部18を一体的に形成する例を説明したが、第1樹脂部16と第2樹脂部18は別々に形成しても構わない。この場合、第1樹脂部16を間隙に配した後に、第1樹脂層11(第2樹脂部)を形成することになる。
1 積層シート
5 銅箔
9 無機絶縁層
11 第1樹脂層
13 第2樹脂層
15 無機絶縁粒子
15a 第1無機絶縁粒子
15b 第2無機絶縁粒子
24 配線基板

Claims (4)

  1. 長尺状の積層シートが長さ方向に巻回された巻回構造を有しており、前記積層シートは、長尺状の銅箔と、該銅箔上に配された第1樹脂層とを含み、前記積層シートは、前記銅箔を外側にして巻回されていることを特徴とする巻回体。
  2. 前記積層シートは、前記銅箔上に、第2樹脂層、無機絶縁層、前記第1樹脂層が順次積層されており、前記無機絶縁層には、空隙が層状に存在する空隙含有層を有していることを特徴とする請求項1に記載の巻回体。
  3. 前記銅箔の幅方向における前記無機絶縁層の端面が露出していることを特徴とする請求項2に記載の巻回体。
  4. 前記第1樹脂層の厚みが、前記銅箔の厚みよりも厚いことを特徴とする請求項1乃至3のうちいずれかに記載の巻回体。
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