JP2018039139A - 光照射装置 - Google Patents
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Abstract
Description
この画像形成処理用の光照射装置には種々の提案がなされており、例えば、特開2014−210430号公報(特許文献1)には、紫外線照射ランプからなる光源と、前記光源からの光を集光する反射鏡と、を備えた光照射装置が開示されている。
このような問題を解決するため、例えば、特開昭60−025758号公報(特許文献2)では、記録媒体に光照射を行った後、後工程への搬送中に、冷却機構を内部に備えたローラに接触させることで、記録媒体の裏面側(インクが塗布され、光照射される表面に対して反対側)から放熱することで、記録媒体を速やかに冷却させることが行われている。これにより、記録媒体にシワや撓みの発生を抑制する工夫がなされていた。
ところが、この様な構成では、照射光は記録媒体だけでなく装置筐体にも吸収されるため、当該装置筐体に熱が蓄積されてしまい、これにより、装置筐体からの輻射熱が記録媒体に伝わり、記録媒体に熱がより蓄積されやすくなる、という問題がある。
また、前記冷却ブロックが、前記下部筐体の底板の内面側に当接して設けられていることを特徴とする。
また、前記冷却ブロックの上面に光吸収層が形成されていることを特徴とする。
また、前記冷却ブロックが、前記下部筐体の底板の外面側に当接して設けられていることを特徴とする。
また、前記上部筐体における前記光照射部以外の領域の下面に光反射層が形成されていることを特徴とする。
また、下部筐体の内表面に光吸収層を形成したことで、光照射部からの光線を吸収し、これを冷却ブロックにより効果的に排熱することができる。
また、下部筐体の内面に当接した冷却ブロックの上面に光吸収層を形成したことで、光照射部から直接的に光線が照射される冷却ブロック上面で熱吸収され、これを当該冷却ブロックによって排熱することができる。
また、上部筐体における光照射部以外の領域の下面に光反射層が形成されているので、上部筐体で蓄熱されることがない。
図1及び図2に示すように、本発明の光照射装置1は、上部筐体2と下部筐体3とからなり、その間には記録媒体Wを搬送する搬送路Xが形成されている。
上部筐体2内には、多数のLEDを配列した光照射部21が設けられていて、下面に形成された光出射口22を介して、その下方を搬送される記録媒体Wに向けて紫外光を照射して、記録媒体W上のインクPを硬化させる。なお、この光照射部21は、背面側に当接された冷却部材23によって冷却されている。
一方、前記搬送路Xの下方側に設けられた下部筐体3は、底板31と側板32とからなり、上面が開放されて、前記上部筐体2の光照射部21に対向して配置されている。
なお、この光吸収層4は、下部筐体3の底板31と側板32とに形成するものとしたが、光照射部21からの紫外光が直接照射される底板31にのみ形成するものであってもよい。
なお、この冷却ブロック5は、下部筐体3の底板31の内表面に光吸収層4が設けられる場合には、当該光吸収層4を介して底板31に当接される。
そして、冷却ブロック5の上面にも、光吸収層6が形成されていて、この光吸収層6も、前記下部筐体3の内表面の光吸収層4と同じ素材であってよい。
また、底板31や側板32、そして冷却ブロック5に光吸収層4、6が形成されている場合には、これらの底板31や側板32、および冷却ブロック5に照射される光が、前記光吸収層4、6に効果的に吸収される。
このように吸収された熱は、冷却ブロック5によって排熱されるので、下部筐体3が冷却されて蓄熱されることが抑制され、該下部筐体3から記録媒体Wへの輻射熱を大幅に低減できる。
この実施例においては、冷却ブロック5は空冷型も採用でき、図3、4にはその空冷型のものが示されている。つまり、冷却ブロック5には冷却フィン52が形成されていて、冷却ファン53から冷却フィン52に沿って冷却風Bを流してこれを冷却するものである。
勿論、この実施例にあっても、冷却ブロック5は、図1、2の実施例と同様に、冷却水によって冷却する水冷構造とすることもできる。
この光反射層7としては、例えば、灰色の硬質アルマイトや無電解ニッケルめっきなどを用いることができる。
これにより、下部筐体3や冷却ブロック5からの反射光など、上部筐体2に向かう光が反射されるので、上部筐体2に吸収され蓄熱されることがなくなる。そして、反射光を下部筐体3に向かわせることで、光照射部21からの出射光の全てを下部筐体3に集中させ、これを冷却ブロック5によって効果的に排熱することができる。
そして、下部筐体の内表面に光吸収層を形成することで、下部筐体に向かう光をここで吸収して熱を集中させ、これを冷却ブロックで効率的に排熱できる。
更に、冷却ブロックの上面にも光吸収層を形成することで、該冷却ブロックに向かう照射光を吸収するので、排熱が一層効果的になる。
また、上部筐体の下面側に光反射層を形成することで、下部筐体や冷却ブロックからの反射光を更に反射して下部筐体側に向かわせることで、上部筐体に蓄熱されず、下部筐体への熱集中と冷却ブロックによる排熱作用をより効果的なものとすることができる。
2 上部筐体
21 光照射部
22 光出射口
23 冷却部材
3 下部筐体
31 底板
32 側板
4 光吸収層
5 冷却ブロック
51 水路
52 冷却フィン
6 光吸収層
7 光反射層
W 記録媒体
X 搬送路
P インク
A 冷却水
B 冷却風
Claims (6)
- 搬送される記録媒体に光照射してインクを硬化させる光照射装置において、
前記記録媒体の搬送路の上方側に上部筐体が設けられ、当該上部筐体には多数のLEDを備えた光照射部が設けられており、
前記搬送路の下方側には、前記上部筐体の光照射部に対向して配置された上面開放の下部筐体が設けられ、
前記下部筐体の底板には冷却ブロックが当接して設けられていることを特徴とする光照射装置。 - 前記下部筐体における前記光照射部に対向する内表面には光吸収層が形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光照射装置。
- 前記冷却ブロックが、前記下部筐体の底板の内面側に当接して設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の光照射装置。
- 前記冷却ブロックの上面に光吸収層が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の光照射装置。
- 前記冷却ブロックが、前記下部筐体の底板の外面側に当接して設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の光照射装置。
- 前記上部筐体における前記光照射部以外の領域の下面に光反射層が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の光照射装置。
Priority Applications (1)
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JP2016173269A JP2018039139A (ja) | 2016-09-06 | 2016-09-06 | 光照射装置 |
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ID=61624628
Family Applications (1)
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020131642A (ja) * | 2019-02-23 | 2020-08-31 | Hoya株式会社 | 光照射装置 |
WO2021070931A1 (ja) * | 2019-10-11 | 2021-04-15 | Hoya株式会社 | 光照射装置 |
CN112706516A (zh) * | 2020-12-29 | 2021-04-27 | 常州志得电子有限公司 | 一种二极管油墨烘干设备 |
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2016
- 2016-09-06 JP JP2016173269A patent/JP2018039139A/ja active Pending
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