JP2018038114A - モータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】複数のモータの中から特定のモータの絶縁抵抗を測定する場合においても、測定対象以外のモータの絶縁抵抗の低下の影響を受けずに、正確に測定対象のモータの絶縁抵抗値を測定できるモータ制御装置を提供する。【解決手段】本発明に係るモータ制御装置は、モータに対して直流電圧を印加する電源を備え、絶縁抵抗を検出しないモータに対して前記電源から電圧を印加するとともに、絶縁抵抗を検出するモータについてはアースを介して前記電源と絶縁抵抗を接続する。【選択図】図1

Description

本発明は、モータ制御装置に関する。
サーボモータは、インバータで構成されるモータ制御装置により駆動され、工作機械などに用いられる。工作機械などのように切削液を用いて加工を行う機械は、切削液がモータに付着し、切削液によってはモータ内部に入り込み、モータの絶縁を劣化させるという課題がある。モータの絶縁劣化は徐々に進行し、最終的には地絡に至る。モータが地絡すると、漏電ブレーカをトリップさせたり、モータ制御装置を破損させたりして、システムダウンに至る。システムダウンは、工場の製造ラインに多大な影響を及ぼす。そのため、予防保全の観点から、モータの絶縁抵抗を検出できる装置が望まれている。
下記特許文献1は、『従来のモータ駆動装置においては、インバータの半導体スイッチング素子を経由して流れる漏れ電流によりモータの絶縁抵抗測定の精度が低下するという問題があった。』ことを課題として、『本発明のモータ駆動装置は、交流電圧を整流する整流回路(3)と、直流電圧をコンデンサ(41)で平滑化する電源部(4)と、直流電圧を半導体スイッチング素子により交流電圧に変換してモータを駆動するインバータ部(5)と、モータのコイルに一端を接続し、コンデンサの一方の端子に他端を接続した抵抗器(71)に流れる電流値を測定する電流検出部(7)と、コンデンサの電圧値を測定する電圧検出部(8)と、コンデンサの他方の端子を接地する第2のスイッチ(9)と、第2のスイッチをオフした状態とオンした状態の2つの状態において測定された2組の電流値及び電圧値を用いて、モータの絶縁抵抗値を検出する絶縁抵抗検出部(10)と、を有することを特徴とする。』という技術を開示している(要約参照)。
下記特許文献2は、『高温においても、半導体スイッチング素子の漏れ電流の影響を受けずに正確なモータの絶縁抵抗値の測定を可能とするモータ駆動装置を提供する』ことを課題として、『本発明のモータ駆動装置は、コンバータ部と、電源部と、コンデンサとモータコイルとの間に接続された上アームスイッチング素子及びコンデンサとモータコイルとの間に接続された下アームスイッチング素子により直流を交流に変換して複数のモータを駆動する複数のインバータ部と、コンデンサを大地に接続する第2スイッチと、コンデンサと大地との間に流れる電流を測定する電流検出部と、コンデンサの電圧を測定する電圧検出部と、測定対象のモータコイルが接続されたスイッチング素子をオンし、測定対象以外のモータコイルが接続されたスイッチング素子をオンした状態において測定された電流値と電圧値を用いて複数のモータの絶縁抵抗値を検出する絶縁抵抗検出部と、を有する。』という技術を開示している(要約参照)。
下記特許文献3は、『平滑コンデンサを使用することなくモータの絶縁抵抗の劣化を検出する。』ことを課題として、『平滑コンデンサが無充電状態となった際に、インバータ部21内の下アームスイッチング素子SW6と検出スイッチ32を接続することで、低電圧源33を起電部として、アースG、3相交流モータ4、インバータ部21の下アームスイッチング素子SW6、負側の直流バスN、検出抵抗31及びA/D変換器34の閉回路を形成でき、当該閉回路に流れる閉回路電流Icを検出抵抗31及びA/D変換器34で検出することで、3相交流モータ4の絶縁抵抗の劣化を検出できる。』という技術を開示している(要約参照)。
特開2015−129704号公報 特開2015−169479号公報 特開2012−177695号公報
特許文献1は、コンデンサの電圧を用いて、第2のスイッチ(9)をONした状態とOFFした状態それぞれにおいて測定した2組の電流値と電圧値によりモータの絶縁抵抗を検出している。同文献においては、複数のモータを駆動する場合であっても同様に、第2のスイッチ(9)をONした状態とOFFした状態それぞれにおける電流値と電圧値を各モータについて一斉に測定することにより、各モータの絶縁抵抗を求めている。しかし複数のモータを駆動する場合、正側母線、負側母線、アースはモータ間で共通であるので、以下のような不都合がある。
各モータの絶縁抵抗がそれぞれ劣化している場合、モータの絶縁抵抗を通じてモータ間が電気的に接続されることになる。その場合、第1モータを駆動する第1インバータのスイッチング素子の上側等価絶縁抵抗=>第1モータの絶縁抵抗=>第2モータの絶縁抵抗=>第2モータ側の電流検出抵抗、の順で電流が流れる。このとき、第1モータを駆動する第1インバータのスイッチング素子の温度と、第2モータを駆動する第2インバータのスイッチング素子の温度との間に差が生じていると、(a)第1インバータのスイッチング素子の等価絶縁抵抗を算出するときは第2インバータのスイッチング素子の漏れ電流の影響を受け、(b)第2インバータのスイッチング素子の等価絶縁抵抗を算出するときは第1インバータのスイッチング素子の漏れ電流の影響を受ける。したがって、各スイッチング素子の等価絶縁抵抗を正確に求めることが困難である。
特許文献2は、複数のモータの中から特定のモータの絶縁抵抗を測定する場合について記載している。この場合、測定対象以外のモータが接続されている半導体スイッチング素子を経由して流れる漏れ電流の影響を受けずに正確にモータの絶縁抵抗値を測定する必要がある。そこで同文献においては、測定対象以外のモータが接続されたインバータの下アームの半導体スイッチング素子をオン状態にして、測定された電流値と電圧値に基づいて、測定対象のモータの絶縁抵抗を検出している。
特許文献2における電流検出部は、分圧抵抗と電流検出抵抗の直列接続によって構成されており、この分圧抵抗は、モータが地絡していた場合に過大な電流が流れるのを防止するため、大きな抵抗値が選定される。これら抵抗を用いて電流を検出する際に、この電流検出抵抗と分圧抵抗による電圧降下を生じるので、大地とコンデンサの負極側端子との間に電位差が生ずる。測定対象以外のモータが接続されたインバータの下アームの半導体スイッチング素子がオン状態である場合、測定対象以外のモータの絶縁抵抗が低下していると、測定対象のモータの絶縁抵抗を通して流れた電流が、測定対象以外の絶縁抵抗が低下したモータの絶縁抵抗を通してコンデンサの負極側端子に流れることになるので、電流検出抵抗に流れる電流が少なくなる。したがって、測定対象以外のモータに電流が流れた分だけ、測定対象のモータの絶縁抵抗が本来よりも高く検出されてしまう可能性がある。
特許文献3は、平滑コンデンサが無充電状態となった際にモータの絶縁抵抗を計測することを前提としている。このとき、同文献における低電圧源33の電圧が還流ダイオードの順電圧降下分より高ければ、モータの絶縁抵抗と上側スイッチング素子の還流ダイオードを介して平滑コンデンサが充電されるので、同文献が前提としている状態が成立せず正確な計測が困難である。したがって同文献においては、低電圧源33の電圧が非常に低いことが必要である。しかし非常に低い電圧の下で絶縁抵抗を計測すると、計測精度が低いという課題がある。例えば100MΩなどの高い絶縁抵抗値を精度よく計測するためには計測時に用いる電圧が高い方が望ましい。
本発明は、上記課題を解消するためになされたものであり、その目的は、複数のモータの中から特定のモータの絶縁抵抗を測定する場合においても、測定対象以外のモータの絶縁抵抗の低下の影響を受けずに、正確に測定対象のモータの絶縁抵抗値を測定できるモータ制御装置を提供することにある。
本発明に係るモータ制御装置は、モータに対して直流電圧を印加する電源を備え、絶縁抵抗を検出しないモータに対して前記電源から電圧を印加するとともに、絶縁抵抗を検出するモータについてはアースを介して前記電源と絶縁抵抗を接続する。
本発明に係るモータ制御装置によれば、測定対象以外のモータの絶縁抵抗が低下していることによる影響を抑制し、正確に測定対象のモータの絶縁抵抗値を測定することができる。
実施形態1に係るモータ制御装置100の回路図である。 実施形態2に係るモータ制御装置100の回路図である。
<実施の形態1:モータ制御装置の回路構成>
図1は、本発明の実施形態1に係るモータ制御装置100の回路図である。モータ制御装置100は複数のモータ(図1においては第1モータ500aと第2モータ500b)を駆動制御する装置である。記載の便宜上、第1モータ500aを制御する回路と第2モータ500bを制御する回路を分けて記載し、それぞれ添字abを用いて区別しているが、これらを単一のモータ制御装置100として一体的に構成することもできる。以下では第1モータ500aを制御する回路をモータ制御装置100aとし、第2モータ500bを制御する回路をモータ制御装置100bとする。各構成要素についても同様に添字abを用いて区別する。モータ制御装置100aと100bは同じ回路構成を備えるので、これらをまとめて説明する場合は添字abを省略する。その他回路構成の添字についても同様である。
モータ制御装置100は、平滑コンデンサ110、インバータ120、絶縁抵抗検出部130を備える。モータ制御装置100は、電磁接触器300と整流回路400を介して三相交流電源200から電力の供給を受け、これを用いてモータを駆動制御する。
整流回路400は、電磁接触器300を介して接続された三相交流電源200から供給される三相交流電圧を全波整流して直流電圧を出力する。平滑コンデンサ110は、整流回路400の出力を平滑化する。インバータ120の正側母線は平滑コンデンサ110の正極端子に接続され、インバータ120の負側母線は平滑コンデンサ110の負極端子に接続されている。
絶縁抵抗検出部130は、各モータが備える絶縁抵抗を検出する機能部である。絶縁抵抗検出部130は、検出制御部131、電源132、電流検出器133、スイッチ134を備える。
電源132は、例えば三相交流電源200から電力の供給を受けて直流電圧VDCを出力する。電源132が出力する直流電圧VDCは、平滑コンデンサ110の両端電圧よりも低い範囲内で可能な限り高い値にセットする。平滑コンデンサ110の両端電圧よりも高い電圧を出力すると、モータの絶縁抵抗Rと上側スイッチング素子の還流ダイオードを介して平滑コンデンサ110を充電する電流が流れ、絶縁抵抗の検出精度が低下するからである。平滑コンデンサ110の両端電圧は、あらかじめ満充電させた状態にしておく。
電源132の高電圧側出力はスイッチ134に対して接続されており、低電圧側出力はインバータ120の負側母線に対して接続されている。本実施形態1においては高電圧側の電圧値をVDCとする。
スイッチ134は、電源132の出力を、(a)アース、(b)インバータ120が備えるいずれか1相に対応する上下スイッチング素子ペアの中間点、のいずれに対して接続するかを切り替える。切替手順については後述する。
電流検出器133は、例えばホールセンサや抵抗によって構成することができる。抵抗によって構成する場合は、抵抗の両端電圧を計測して抵抗値で除算することにより、電流値を求めることができる。
インバータ120は、平滑コンデンサ110から直流電圧を受け取り、これを所望周波数の交流電圧に変換してモータ500に対して出力することにより、モータ500を駆動制御する。インバータ120は、モータ500の相毎に設けられたスイッチング素子を、PWM(Pulse Width Modulation)制御回路(図示せず)から出力するON/OFF指令によって制御することにより、所望の電圧を出力する。
モータ制御装置100は、通常動作時においては、電磁接触器300をオンにし、インバータ120によってモータ500の回転位置や速度を制御する。モータ制御装置100は、絶縁抵抗を検出する際には、全てのモータに対する制御動作をいったん停止し、電磁接触器300を遮断する。以下、いずれのモータの絶縁抵抗を検出するかによって場合分けして、絶縁抵抗検出部130の動作を説明する。
<実施の形態1:絶縁抵抗を検出する動作:第1モータ500aの絶縁抵抗>
第1モータ500aの絶縁抵抗を検出する場合、検出制御部131aはスイッチ134aをアースに対して接続し、インバータ120aの3つの下側スイッチング素子をONにする。さらに検出制御部131bは、スイッチ134bをインバータ120bに対して接続する。その他スイッチング素子はOFFにする。これにより、アースに対して電源132aの出力電圧VDCaが印加され、第2モータ500bの巻線のうち1つに対して電源132bの出力電圧VDCbが印加される。
電源132bの出力は第2モータ500bの巻線のうち1つに対してのみ印加されているが、モータの巻線抵抗は一般に非常に小さいので、3相の巻線いずれもVDCbが印加されるとみなすことができる。そしてVDCaとVDCbは同じなので、結果として第2モータ500bの絶縁抵抗RMbには電流が流れない。
電源132aの出力電圧により、第1モータ500aの絶縁抵抗RMaとインバータ120aの3つの下側スイッチング素子を通して電流Iが流れる。電流検出器133aは電流Iを検出する。検出制御部131aは、第1モータ500aの絶縁抵抗RMaを、RMa=VDCa/Iaにより算出することができる。
絶縁抵抗検出部130aは、求めた絶縁抵抗値を例えばユーザが所持する装置に対して送信する。ユーザは、第1モータ500aの絶縁抵抗が低い場合は、例えば第1モータ500aを交換することにより、地絡故障を起因とするシステムダウンを防止する。
<実施の形態1:絶縁抵抗を検出する動作:第2モータ500bの絶縁抵抗>
第2モータ500bの絶縁抵抗を検出する場合、検出制御部131bはスイッチ134bをアースに対して接続し、インバータ120bの3つの下側スイッチング素子をONにする。さらに検出制御部131aは、スイッチ134aをインバータ120aに対して接続する。その他スイッチング素子はOFFにする。これにより、アースに対して電源132bの出力電圧VDCbが印加され、第1モータ500aの巻線のうち1つに対して電源132aの出力電圧VDCaが印加される。
電源132aの出力は第1モータ500aの巻線のうち1つに対してのみ印加されているが、モータの巻線抵抗は一般に非常に小さいので、3相の巻線いずれもVDCaが印加されるとみなすことができる。そしてVDCaとVDCbは同じなので、結果として第1モータ500aの絶縁抵抗RMaには電流が流れない。
電源132bの出力電圧により、第2モータ500bの絶縁抵抗RMbとインバータ120bの3つの下側スイッチング素子を通して電流Iが流れる。電流検出器133bは電流Iを検出する。検出制御部131bは、第2モータ500bの絶縁抵抗RMbを、RMb=VDCb/Ibにより算出することができる。
絶縁抵抗検出部130bは、求めた絶縁抵抗値を例えばユーザが所持する装置に対して送信する。ユーザは、第2モータ500bの絶縁抵抗が低い場合は、例えば第2モータ500bを交換することにより、地絡故障を起因とするシステムダウンを防止する。
<実施の形態1:まとめ>
本実施形態1に係るモータ制御装置100は、計測しないモータの巻線に対して電源132によって電圧VDCを印加するとともに、計測するモータについてはアースに対して同じ電圧VDCを印加する。これにより、計測しないモータの絶縁抵抗に流れる電流を抑制することができる。したがって、絶縁抵抗計測時において、計測しないモータを駆動するインバータのスイッチング素子の漏れ電流による影響を抑制することができる。またスイッチング素子のゲート電源としてチャージポンプを用いた場合は、チャージポンプ回路を通して流れる電流の影響を抑制することができる。
本実施形態1に係るモータ制御装置100は、モータ500を運転した後に電磁接触器300を遮断して絶縁抵抗の計測を開始する。すなわち、平滑コンデンサ110が充電されることによりその両端電圧が高い状態で、モータ500の絶縁抵抗を計測する。したがって、絶縁抵抗計測時において、電源132が平滑コンデンサ110を充電する電流の影響を抑制することができる。また平滑コンデンサ110を充電する電流を考慮する必要がないので、電源132の出力電圧を高くすることができる。したがって高い精度でモータ500の絶縁抵抗を計測することができる。
<実施の形態2>
図2は、本発明の実施形態2に係るモータ制御装置100の回路図である。実施形態1とは異なり、電源132の低電圧側出力はスイッチ134に対して接続されており、高電圧側出力はインバータ120の正側母線に対して接続されている。その他構成は実施形態1と同様であるので、以下では電源132の出力に関する差異点を中心に説明する。
第1モータ500aの絶縁抵抗を検出する場合、検出制御部131aはスイッチ134aをアースに対して接続し、インバータ120aの3つの上側スイッチング素子をONにする。さらに検出制御部131bは、スイッチ134bをインバータ120bに対して接続する。その他スイッチング素子はOFFにする。これにより、第1モータ500aの巻線とアース間に対して電源132aの出力電圧VDCaが印加され、第2モータ500bの巻線のうち1つに対して電源132bの出力電圧VDCbが印加される。電源132aの出力電圧により、インバータ120aの3つの上側スイッチング素子と第1モータ500aの絶縁抵抗RMaを通して電流Iが流れる。以後の動作は実施形態1と同様である。
第2モータ500bの絶縁抵抗を検出する場合、検出制御部131bはスイッチ134bをアースに対して接続し、インバータ120bの3つの上側スイッチング素子をONにする。さらに検出制御部131aは、スイッチ134aをインバータ120aに対して接続する。その他スイッチング素子はOFFにする。これにより、第2モータ500bの巻線とアース間に対して電源132bの出力電圧VDCbが印加され、第1モータ500aの巻線のうち1つに対して電源132aの出力電圧VDCaが印加される。電源132bの出力電圧により、インバータ120bの3つの上側スイッチング素子と第2モータ500bの絶縁抵抗RMbを通して電流Iが流れる。以後の動作は実施形態1と同様である。
<本発明の変形例について>
本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
以上の説明においては、モータが2つである場合について説明したが、モータが3つ以上である場合についても同様に本発明の構成を適用することができる。すなわち、絶縁抵抗を検出しないモータに対して電源から電圧を印加するとともに、絶縁抵抗を検出するモータについてはアースを介して電源と絶縁抵抗を接続することにより、上記と同様の動作を実現することができる。
以上の説明において三相交流電源200を用いているが、単相交流電源を用いてもよい。電磁接触器300に代えて他の交流スイッチを用いてもよい。整流回路400は、PWMコンバータなどのような電源に対して回生できる回路を用いてもよい。その場合は、PWMコンバータも停止させて計測する。また、交流電源の代わりにバッテリなどの直流電源を用いてもよい。その場合は、電磁接触器300をオフにする必要はなくなる。
以上の説明において、3相インバータによって3相モータを駆動する例を説明したが、単相インバータによって単相モータを駆動する場合においても同様に本発明の構成を適用することができる。
検出制御部131は、その機能を実現する回路デバイスなどのハードウェアを用いて実装することもできるし、同等の機能を実装したソフトウェアをプロセッサが実行することにより実装することもできる。
絶縁抵抗検出部130が求めた絶縁抵抗値は、例えばその値を画面表示することによってユーザへ通知することもできるし、データとして適当な通信路を介して送信することもできる。あるいは絶縁抵抗値を表す電気信号などの形態で適当な出力端子を介して出力することもできる。モータ制御装置100は、絶縁抵抗値の出力形態に応じて適切な出力部を備えることができる。
100:モータ制御装置、110:平滑コンデンサ、120:インバータ、130:絶縁抵抗検出部、131:検出制御部、132:電源、133:電流検出器、134:スイッチ。

Claims (10)

  1. 第1および第2モータを駆動制御するモータ制御装置であって、
    前記第1および第2モータの絶縁抵抗を検出する絶縁抵抗検出部、
    直流電圧を出力する第1および第2電源、
    前記第1電源と前記第1モータとの間の接続を切り替える第1スイッチ、
    前記第2電源と前記第2モータとの間の接続を切り替える第2スイッチ、
    を備え、
    前記絶縁抵抗検出部は、前記第1モータの絶縁抵抗を検出するときは、前記第1電源の出力をアースと接続するように前記第1スイッチを切り替えるとともに、前記第2電源の出力を前記第2モータに対して印加するように前記第2スイッチを切り替えた上で、前記第1モータの絶縁抵抗を検出し、
    前記絶縁抵抗検出部は、前記第2モータの絶縁抵抗を検出するときは、前記第1電源の出力を前記第1モータに対して印加するように前記第1スイッチを切り替えるとともに、前記第2電源の出力をアースと接続するように前記第2スイッチを切り替えた上で、前記第2モータの絶縁抵抗を検出する
    ことを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記モータ制御装置は、
    前記第1モータに対して交流電力を供給する第1インバータ、
    前記第2モータに対して交流電力を供給する第2インバータ、
    を備え、
    前記第1インバータは、第1上側スイッチング素子と第1下側スイッチング素子を直列接続するとともにその接続点を前記第1モータに対して接続することにより構成されており、
    前記第2インバータは、第2上側スイッチング素子と第2下側スイッチング素子を直列接続するとともにその接続点を前記第2モータに対して接続することにより構成されており、
    前記絶縁抵抗検出部は、前記第1モータの絶縁抵抗を検出するときは、前記第2電源の出力を前記第2上側スイッチング素子と前記第2下側スイッチング素子との間に接続するように前記第2スイッチを切り替えることにより、前記第2電源の出力を前記第2モータに対して印加し、
    前記絶縁抵抗検出部は、前記第2モータの絶縁抵抗を検出するときは、前記第1電源の出力を前記第1上側スイッチング素子と前記第1下側スイッチング素子との間に接続するように前記第1スイッチを切り替えることにより、前記第1電源の出力を前記第1モータに対して印加する
    ことを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
  3. 前記第1および第2モータは、3相交流モータとして構成されており、
    前記第1上側スイッチング素子と前記第1下側スイッチング素子との間の接続点は、前記第1モータが備えるいずれかの相の巻線に対して接続されており、
    前記第2上側スイッチング素子と前記第2下側スイッチング素子との間の接続点は、前記第2モータが備えるいずれかの相の巻線に対して接続されている
    ことを特徴とする請求項2記載のモータ制御装置。
  4. 前記第1および第2電源は、それぞれ高圧側出力と低圧側出力を備えており、
    前記第1電源の高圧側出力は前記第1スイッチに接続されるとともに、前記第2電源の高圧側出力は前記第2スイッチに接続されており、
    前記第1電源の低圧側出力は前記第1インバータの負側母線に接続されるとともに、前記第2電源の低圧側出力は前記第2インバータの負側母線に接続されており、
    前記絶縁抵抗検出部は、前記第1モータの絶縁抵抗を検出するときは、前記第1下側スイッチング素子をONにし、
    前記絶縁抵抗検出部は、前記第2モータの絶縁抵抗を検出するときは、前記第2下側スイッチング素子をONにする
    ことを特徴とする請求項2記載のモータ制御装置。
  5. 前記モータ制御装置は、
    前記第1インバータの負側母線とアース間に流れる電流を計測する第1電流検出器、
    前記第2インバータの負側母線とアース間に流れる電流を計測する第2電流検出器、
    を備え、
    前記絶縁抵抗検出部は、前記第1モータの絶縁抵抗を検出するときは、前記第1電源の出力電圧を前記第1電流検出器が検出した電流で除算することにより、前記第1モータの絶縁抵抗を算出し、
    前記絶縁抵抗検出部は、前記第2モータの絶縁抵抗を検出するときは、前記第2電源の出力電圧を前記第2電流検出器が検出した電流で除算することにより、前記第2モータの絶縁抵抗を算出する
    ことを特徴とする請求項4記載のモータ制御装置。
  6. 前記第1および第2電源は、それぞれ高圧側出力と低圧側出力を備えており、
    前記第1電源の低圧側出力は前記第1スイッチに接続されるとともに、前記第2電源の低圧側出力は前記第2スイッチに接続されており、
    前記第1電源の高圧側出力は前記第1インバータの正側母線に接続されるとともに、前記第2電源の高圧側出力は前記第2インバータの正側母線に接続されており、
    前記絶縁抵抗検出部は、前記第1モータの絶縁抵抗を検出するときは、前記第1上側スイッチング素子をONにし、
    前記絶縁抵抗検出部は、前記第2モータの絶縁抵抗を検出するときは、前記第2上側スイッチング素子をONにする
    ことを特徴とする請求項2記載のモータ制御装置。
  7. 前記モータ制御装置は、
    前記第1インバータの正側母線とアース間に流れる電流を計測する第1電流検出器、
    前記第2インバータの正側母線とアース間に流れる電流を計測する第2電流検出器、
    を備え、
    前記絶縁抵抗検出部は、前記第1モータの絶縁抵抗を検出するときは、前記第1電源の出力電圧を前記第1電流検出器が検出した電流で除算することにより、前記第1モータの絶縁抵抗を算出し、
    前記絶縁抵抗検出部は、前記第2モータの絶縁抵抗を検出するときは、前記第2電源の出力電圧を前記第2電流検出器が検出した電流で除算することにより、前記第2モータの絶縁抵抗を算出する
    ことを特徴とする請求項6記載のモータ制御装置。
  8. 前記モータ制御装置は、
    交流電力を平滑化して前記第1インバータに対して出力する第1平滑コンデンサ、
    交流電力を平滑化して前記第2インバータに対して出力する第2平滑コンデンサ、
    を備え、
    前記第1電源は、前記第1平滑コンデンサの両端電圧よりも小さい電圧を出力し、
    前記第2電源は、前記第2平滑コンデンサの両端電圧よりも小さい電圧を出力する
    ことを特徴とする請求項2記載のモータ制御装置。
  9. 前記絶縁抵抗検出部は、前記第1および第2平滑コンデンサを充電した後に、前記第1および第2モータの絶縁抵抗を検出する
    ことを特徴とする請求項8記載のモータ制御装置。
  10. 前記モータ制御装置は、前記絶縁抵抗検出部が検出した絶縁抵抗値を出力する出力部を備える
    ことを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
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