JP2018037087A - 手書き装置の文書の入力領域に用いる方法およびシステム - Google Patents

手書き装置の文書の入力領域に用いる方法およびシステム Download PDF

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Abstract

【課題】署名される特定の文書に対して、手書きデータを処理または解釈する性能をする手書き装置の文書の入力領域に用いる方法及びシステムを提供する有。【解決手段】サーバは、文書のページまたは入力領域を特定するフォーム識別子を生成し、その入力領域に対するロケーションおよびフィールド・タイプを生成し、ロケーションおよびフィールド・タイプをフォーム識別子と関連付け、フォーム識別子から変換した視覚的に表示された識別子を有する第2の文書を再製する。ロケーション、フィールド・タイプおよびフォーム識別子は、文書のメタデータ・ストリームに格納される。クライアント装置は、視覚的に表示された識別子から変換したフォーム識別子を手書き装置から取得し、フォーム識別子は、第2の文書の前記入力領域に対応するロケーションおよびフィールド・タイプと関連付けられている。【選択図】図4

Description

本出願は2016年9月1日に出願された仮出願第62/382765号の利益を主張するものであり、その全体が参照によってここに明示的に援用される。
電子手書きは文書への電子署名などの様々な場面において次第に重要となり需要を増している。電子手書きに用いることができる装置は多い。需要を獲得している1つの技術は、電子スタイラスを用いて電子文書に手書きを付加することである。例えば、ユーザはタブレット装置上で文書を見ながら電子スタイラスを用いて筆記することができるため、ユーザが署名罫線上にユーザの氏名を記入するなどして電子文書内に手書きを正確に配置することが可能となる。
特開2002−368915号公報
しかし、多くの場面において、用紙上にインクで筆記することも依然として重要である。インク・カートリッジを備えた電子スタイラスを用いて電子手書きデータを生成しながら用紙にインクを付与することもできる1つの想定が可能である。この種の筆記処理の間に電子手書きをキャプチャすることができるが、通常の電子手書き装置は署名される特定の文書に対して手書きデータをインテリジェントに処理または解釈する性能を有していない。
本概要を提供することによって単純化した概念の抽出を導入し、これらを後で詳細な説明において詳述する。本概要は、請求する主題の主要な特徴を特定することを意図したものでなく、また請求する主題の範囲を決定することに役立つものとして用いることを意図したものでもない。
一態様において、コンピュータ実装方法は、第1の文書のページまたは入力領域を特定するフォーム識別子を生成し、前記第1の文書の前記入力領域に対するロケーションおよびフィールド・タイプを生成し、前記ロケーションおよび前記フィールド・タイプを前記フォーム識別子と関連付けて前記ロケーション、前記フィールド・タイプ、および前記フォーム識別子を前記第1の文書のメタデータ・ストリームに格納し、前記フォーム識別子から変換した視覚的に表示された識別子を有する第2の文書を前記第1の文書から再製(印刷、データの複製等を含む)することを含む。前記第1の文書は複数の入力領域を含んでいてもよく、前記複数の入力領域は複数種類の入力領域を含んでいてもよい。前記複数の入力領域は署名領域を含んでいてもよい。前記フォーム識別子、前記ロケーション、および前記フィールド・タイプを構造化された文書フォーマットで前記第1の文書の前記メタデータ・ストリームに格納してもよい。前記構造化された文書フォーマットは、ルート要素と前記ルート要素の中にネストされた複数のサブ要素とを含んでいてもよい。前記フォーム識別子、前記ロケーション、および前記フィールド・タイプを前記サブ要素に格納してもよい。前記フォーム識別子を前記サブ要素の1つの属性に格納してもよい。前記構造化された文書フォーマットはXMLフォーマットであってもよい。前記文書の前記メタデータ・ストリームは、前記文書のファイル・フォーマットとは独立したメタデータ・フォーマットによっていてもよい。前記メタデータ・フォーマットはXPMフォーマットであってもよい。前記視覚的に表示された識別子を、バーコード、ドット・コード、およびQRコード(登録商標)からなる群から選択してもよい。前記方法は、さらに、前記第1の文書の前記入力領域に対するディメンションを生成することを含んでもよい。
他の態様において、手書き装置に電気的に接続されたコンピュータによって実行されるコンピュータ実装方法は、文書の視覚的に表示された識別子から変換したフォーム識別子を、前記フォーム識別子が前記文書の入力領域に対するロケーションおよびフィールド・タイプと関連付けられているとともに前記フォーム識別子、前記ロケーション、および前記フィールド・タイプが前記文書のメタデータ・ストリームに格納された状態で、前記手書き装置から取得し、前記手書き装置から手書きの位置信号を取得し、前記フォーム識別子、前記ロケーション、および前記フィールド・タイプに基づいて前記手書きの前記位置信号を前記入力領域と関連付けることを含む。前記方法は、前記入力領域に対する前記フィールド・タイプに少なくとも部分的に基づいて前記手書きをデータ・タイプに変換することを含んでもよい。前記手書きはペン座標データを含んでいてもよい。前記手書きは、さらに、生体データを含んでいてもよい。前記メタデータ・ストリームにXPMフォーマットでメタデータを格納してもよい。前記文書の前記メタデータ・ストリームは前記文書の前記入力領域に対するディメンションを含んでいてもよい。前記位置信号は一連のポイント・ロケーションを含んでいてもよい。前記手書きの前記位置信号を前記入力領域と関連付けることは、前記ポイント・ロケーションが前記入力領域内にあるかどうかを判定することを含んでもよい。前記手書きの前記位置信号を前記入力領域と関連付けることは、さらに、前記ポイント・ロケーションが前記入力領域のブリード・マージン内にあるかどうかを判定することを含んでもよい。前記手書きの前記位置信号を前記入力領域と関連付けることは、さらに、ストロークの最初のダウン・ポイントが前記入力領域内にあるかどうかを判定することを含んでもよい。
他の態様において、システムは、第1の文書のページまたは入力領域を特定するフォーム識別子を生成し、前記第1の文書の前記入力データのロケーションおよびフィールド・タイプを生成し、前記ロケーションおよび前記フィールド・タイプを前記フォーム識別子と関連付けて前記ロケーション、前記フィールド・タイプ、および前記フォーム識別子を前記第1の文書のメタデータ・ストリームに格納し、前記フォーム識別子から変換した視覚的に表示された識別子を有する第2の文書を前記第1の文書から再製するようにプログラムされるコンピューティング装置を備えている。前記システムは、さらに、手書き装置およびクライアント・コンピューティング装置を備えており、前記クライアント・コンピューティング装置は、前記第2の文書の視覚的に表示された識別子から変換したフォーム識別子を、前記フォーム識別子が前記第2の文書の前記入力領域に対する前記ロケーションおよび前記フィールド・タイプと関連付けられているとともに前記フォーム識別子、前記ロケーション、および前記フィールド・タイプが前記第2の文書のメタデータ・ストリームに格納された状態で、前記手書き装置から取得し、前記手書き装置から手書きの位置信号を取得し、前記フォーム識別子、前記ロケーション、および前記フィールド・タイプに基づいて前記手書きの前記位置信号を前記入力領域と関連付けるようにプログラムされる。
コンピューティング装置は、上述のまたは本稿の他の箇所において説明する技術の任意のものを実行するようにプログラムされ得る。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピューティング装置に上述のまたは本稿の他の箇所において説明する技術の任意のものを実行させるように構成された実行可能な命令を格納したものであり得る。
データ構造は、ページIDを格納する文書レベルメタデータと、前記ページIDに対応付けてフィールドIDを格納するページ・レベルメタデータと、前記フィールドIDに対応付けてフィールド・タイプ及びロケーションを格納するフィールド・レベルメタデータと、を含む文書ファイル用メタデータのデータ構造であって、サーバ・コンピュータが、前記ページID又は前記フィールドIDであるフォームIDを生成するとともに、生成した前記フォームIDによって特定される入力領域に対応する前記フィールド・タイプ及び前記ロケーションを生成し、生成した前記フォームID、前記フィールド・タイプ、及び前記ロケーションを前記メタデータに格納して第1の文書に付加し、さらに、前記フォームIDからの変換によって視覚的に表示されたIDを生成し、該視覚的に表示されたIDを有する第2の文書を再製する処理に用いられる、文書ファイル用メタデータのデータ構造であり得る。
他の態様において、データ構造は、ページIDを格納する文書レベルメタデータと、前記ページIDに対応付けてフィールドIDを格納するページ・レベルメタデータと、前記フィールドIDに対応付けてフィールド・タイプ及びロケーションを格納するフィールド・レベルメタデータと、を含む文書ファイル用メタデータのデータ構造であって、クライアント装置が、文書上に視覚的に表示されたIDから前記ページID又は前記フィールドIDであるフォームIDを取得し、前記メタデータから該フォームIDに対応する前記フィールド・タイプ及び前記ロケーションを取得し、手書き装置から取得される手書きの位置信号を、取得した前記フォームID、前記フィールド・タイプ、及び前記ロケーションに基づいて前記文書の入力領域と関連付ける処理に用いられる、文書ファイル用メタデータのデータ構造であり得る。
添付の図面を併用して以下の詳細な説明を参照することにより、上述の態様とそれらに伴う利点の多くとをよりよく理解できるようになるとともにより容易に理解できるようになる。
説明に係る実施形態を実装し得るシステムおよび装置例のブロック図である。 説明に係る実施形態を実装し得るシステムおよび装置例のブロック図である。 説明に係る実施形態を実装し得るシステムおよび装置例のブロック図である。 説明に係る実施形態を実装し得るシステムおよび装置例のブロック図である。 手書き入力領域を表すユーザ固有のフォーム例の図である。 図2に示す文書のメタデータ・セクションに含まれ得るXMPパケットのメタデータ例を示すコード図である。 図2に示す文書のメタデータ・セクションに含まれ得るXMPパケットのメタデータ例を示すコード図である。 図2に示す文書のメタデータ・セクションに含まれ得るXMPパケットのメタデータ例を示すコード図である。 図2に示す文書のメタデータ・セクションに含まれ得るXMPパケットのメタデータ例を示すコード図である。 図2に示す文書のメタデータ・セクションに含まれ得るXMPパケットのメタデータ例を示すコード図である。 図2に示す文書のメタデータ・セクションに含まれ得るXMPパケットのメタデータ例を示すコード図である。 サーバ・コンピュータが第1の文書に格納するメタデータを生成し、第1の文書のメタデータから変換した視覚的に表示されたIDを有する第2の文書を再製する処理例のフロー図である。 文書と関連付けられたメタデータ要素に基づいてクライアント装置が手書きの位置信号を文書の入力領域と関連付ける処理例のフロー図である。 位置信号のポイント・データ(ペン・データ)を入力領域と関連付けるかどうかを判定する処理例のフロー図である。 本稿で説明する電子文書の処理のプロファイルを含むワークフロー処理を説明するフロー図である。 本稿で説明する電子文書の処理のプロファイルを含むワークフロー処理を説明するフロー図である。
本稿で説明する実施形態では、文書内にメタデータによって(例えば、ロケーション、ディメンション、およびタイプの観点から)文書の入力領域を定義する。説明に係る実施形態において用いる場合があるメタデータの具体的な項目として、タグ、テキスト、識別子(ID)、およびブール値が含まれる。メタデータによって、入力領域の動作および特徴を記述したデータを文書ファイル自体の内部に格納することが可能となる。本稿で説明する実施形態は特に手書き入力に有効である。文書に(手書き入力などの)入力を行う場合に、入力データ(例えば、手書き入力に応じてキャプチャされたストローク・データ)を他のメタデータとともに文書内に格納することができる。個々の入力領域になされる入力をその入力領域と関連付けることができる。説明に係る実施形態におけるワークフローを、入力領域を定義することを含むフォーム生成と、手書き装置から受信した手書き入力および用紙上に視覚的に表示されたIDなどの対応文書への入力を受信して処理することを含むデータ・キャプチャとの2つの段階を含んでいると表現することができる。
一実施形態として、開示するファイル・フォーマットを、スマート・フォリオもしくはタブレット装置、および付属ペン装置などの手書き装置と組み合わせて用いる。ペン装置は、用紙上にインクを用いて筆記するのと並行して、文書内の個々の入力領域に割り当てることが可能な書込み処理の間に対応する電子手書きデータを生成するようにも設計される。例えば、手書き装置と通信するクライアント装置上で動作するクライアント・アプリケーションは、対応する紙文書にインクによる手書きを行うのに合わせて電子文書内に電子手書きデータを埋め込むことができ、また電子手書きデータを入力領域と関連付けることができる。
本稿で用いる「手書き装置」との用語は、ユーザがペンを用いて用紙上で筆記するのと並行して、スタイラス・ペンを用いてデジタル方式で手書き入力をキャプチャするハイブリッド装置のことを指す。手書き装置は、手書きパッド装置または手書きタブレット装置などの専用の手書き収集装置として実装し得る。手書き装置は厳密に入力装置である必要はなく、他の機能(例えば、データ伝送機能など)を備えていてもよい。手書き入力装置例のさらなる詳細を以下で説明する。
説明に係る実施形態によって、生体データ(例えば、筆圧データ、ストロークのタイミング/速度)およびペン位置データなどの、紙文書または紙文書の走査画像からは利用することができないデータのクラスを含んだ電子文書の自動生成が可能となる。このようなデータは、署名認証、自動文字認識もしくは形状認識、個々の入力領域における(チェックボックス内のマークを識別することなどの)手書きの他の解釈、または他の目的に利用することができる。説明に係る実施形態によって、光学文字認識または手書きフォームの人による検査などの時間を要する介在処理を回避することができ、その一方で、自動化手法の結果を補足または相互チェックするのにこのようなステップを任意付加的に用いることができる。紙文書の電子バージョンは、その後、ローカルに格納することができる、または、クラウド・コンピューティング環境におけるように格納もしくはさらなる処理に対応した他の装置へ送信することができる。手書きデータをメタデータとして格納することに加えて、説明に係るシステムおよび装置は、また、署名した文書の画像または個々の手書きの画像を文書とともに格納することができる。
システムおよび装置例
図1Aは、説明に係る実施形態を実装し得るシステム例のブロック図である。図1Aに示す例において、手書き装置100はクライアント装置110と(例えば、USB、ブルートゥース(登録商標)、または他の適当な接続を介して)通信する。クライアント装置110は、また、フォーム・アプリケーション205を実行するサーバ・コンピュータ200と通信する。(サーバ・コンピュータ200およびクライアント装置110は、図1Bを参照して以下でより詳細に説明する。)図1Aは説明を簡単にするために単一の、サーバ・コンピュータ、クライアント装置、および手書き装置を示しているが、本例および本稿で説明する他の例に関して、1つまたは複数の他の、手書き装置、クライアント装置、およびサーバ・コンピュータが存在していてもよいことを理解すべきである。このような想定において、多くの配置および接続形態が考えられる。例えば、クライアント装置は1つより多い手書き装置と通信してもよく、サーバ・コンピュータは1つより多いクライアント装置と通信してもよい。クライアント装置は、デスクトップ・コンピュータもしくはノートブック・コンピュータ、スマートフォン、タブレット装置、または他の何らかのコンピューティング装置からなり得る。
図1Aに示す想定例において、サーバ・コンピュータ200上で動作するフォーム・アプリケーション205は、フォーム・アプリケーション205に入力されるように供給された、ソース文書210A(例えば、PDFフォーマットまたは他の電子文書フォーマットによる文書)およびフォーム情報212からフォームを生成する。フォーム情報212は、フォームに対する入力領域(例えば、手書き入力領域)と関連付けられた情報(例えば、位置、ディメンション、名称、タイプ)を示す。ソース文書210Aはフォームに対する文書データを提供し、また、作成日時、著者などのフォームの基本的なメタデータを含み得る。文書データは、テキスト、グラフィック、フォーマット情報、および、文書を表示または印刷するときの文書の内容を表す他の情報を含み得る。
図1Aに示す想定例において、フォーム・アプリケーション205は個々の文書(例えば、ユーザ固有のフォーム210C)を生成する元となり得るフォーム・テンプレート210Bを生成する。フォーム・テンプレート210Bは文書データ・セクションおよびメタデータ・セクションを含んでいる。メタデータ・セクションは文書に関する追加情報を含んでいる。フォーム・アプリケーション205はフォーム情報212を用い、フォーム・テンプレート210Bにおいて入力領域220(例えば、手書き入力領域)を特定および定義する。フォーム・アプリケーション205は、入力領域220をフォーム・テンプレート210Bのメタデータ・セクション内のメタデータと関連付ける。本例において、入力領域220はフィールドID、ロケーション、およびフィールド・タイプと関連付けられる。フォーム・テンプレート210Bに含まれ得る他のメタデータ(例えば、文書ID、ページID、作成日時、著者など)は、説明を簡単にするために図示しない。
図1Aに示す想定例において、フォーム・アプリケーション205は、フォーム・テンプレート210Bと、フォームに手書きを付加することとなる個々のユーザ(例えば、入院フォームに記入する病院患者、同意書に署名する銀行顧客)に固有の他の情報とに基づいてユーザ固有のフォーム210Cを生成する。その際に、フォーム・アプリケーション205はユーザ固有のフォーム210Cに含める視覚的に表示されたID230(例えば、バーコード、ドット・コード、QRコード(登録商標))を生成する。視覚的に表示されたID230は、後続の処理に備えて文書に関する情報を取得するために、(例えば、手書き装置100上に配置されるように適宜構成されたスキャナまたはカメラ装置241により)読み取られて復号化される。ユーザ固有のフォーム210Cは、また、入力領域220と関連付けられたフィールドID、ロケーション、およびフィールド・タイプを含んだ、フォーム・テンプレートから得たメタデータを含んでいる。サーバ・コンピュータ200はユーザ固有のフォーム210Cをクライアント装置110へ送信し、クライアント装置110はユーザ固有のフォーム210Cを電子的方式で手書き装置100へ送信する。
一実施形態として、フォーム・アプリケーション205は、文書のメタデータ・セクションに格納された1つまたは複数のIDを対応する符号に変換することによって、視覚的に表示されたID230を生成する。変換するIDは、文書自体と関連付けられたID(例えば、文書ID、ページID、フィールドID)、ユーザと関連付けられたID、またはIDの何らかの組合せを含み得る。クライアント側では、視覚的に表示されたID230を復号化して、視覚的に表示されたID230を生成するのに用いた情報を取得することができる。その後、このようにして取得した情報を用いて手書きデータを文書内の個々の入力領域に割り当てることができる。手書きデータの位置信号が定義された入力領域と一致すれば、クライアント装置は手書きデータをそれらの入力領域と関連付けて、手書きデータおよび関連付けを電子文書のメタデータ・セクションに格納することができる。
例えば、フォーム[DocID][PageID]の数値コードをバーコードに変換し、ユーザにより署名される文書に付加することができる。スキャナ241によりバーコードを読み取って復号化するときに(例えば、ユーザが文書に署名する前に)、クライアント装置110により文書IDおよびページIDを用いて対応する電子文書およびページを参照し、そのページ上に定義された入力領域を識別することができる。これを達成するために、コードは適切な文書およびロケーションを正確に特定することができるほどに特有である。特有さの程度は、実施ごとに処理することが見込まれる総文書数および総ページ数などの因子に基づいて変化し得る。場合によっては汎用一意識別子(UUID)が好ましいこともあるが、ここで必須ではない。
図1Aに示す想定例において、手書き装置100は、用紙上に(交換可能なインク・カートリッジに格納され得る)インクで筆記することに加えて電子手書きデータを生成することが可能なペン装置102とともに使用するように設計された、スマート・フォリオまたはスマート・クリップボード装置である。そのために、本例において、サーバ・コンピュータ200はユーザ固有のフォーム210Cの印刷情報を、(視覚的に表示されたID230を含んだ)印刷されたフォーム210Dを生成するプリンタ190へ送信する。
再度図1Aを参照すると、手書き装置100は、手書き装置100上の適切な位置に用紙を載置することを補助する1つまたは複数の視覚的なまたは機構的なガイド(図示せず)を備え得るとともに、さらに、筆記処理中に手書き装置100上の用紙210Dの位置を保ち続けるクリップ240、および用紙210D上に印刷された視覚的に表示されたID230を走査するスキャナ241を備え得る。用紙210Dが所望の位置に配置および保持されるため、手書き装置100は、手書き位置データを電子文書の対応する位置に正確に割り当てることができるように、手書き位置データをクライアント装置110に供給することが可能である。
手書き装置100からクライアント装置110によって受信された手書きデータは、典型的にはペン・イベント・データ(例えば、座標データおよび圧力データ)を含んでおり、さらに、署名の画像、生体データなどの他のデータを含んでいてもよい。センサ・データを生成する1つまたは複数のセンサ・モジュールが手書き装置100に備えられてもよく、場合によってはペン102などの他の装置に備えられてもよい。センサ・データを、位置/座標データおよび圧力データなどのペン・イベント・データに変換することができる。
本例において、手書き装置100およびペン装置102は電磁共鳴(EMR)技術を用いて手書きデータを生成するが、手書き装置100は容量性スタイラスまたは他の種類のスタイラスからなり得る。手書き装置100内のEMRセンサ101は、ペンの移動を検出するセンサ・ボードを組み込んだデジタイザとして実装され、エネルギーはセンサ・ボード表面によって生成される磁界によりペンの共振回路に誘起される。そしてペンの共振回路はこのエネルギーを利用してセンサ・ボード表面に磁気信号を返す。ボードは、電子ペンがセンサ・ボード表面に接触していなくても、ペンから絶えず信号を受信することができるような範囲内にペンがセンサ・ボードに近接し続ける限り、一定期間ごとにペンの座標位置を検出する。(実効的な信号範囲は利用する個々の技術に応じて変化し得るが、一般的に数mmのオーダーである。)
これに代えて他の手書き入力技術を用いることができる。例えば、電子ペンは他の無線技術を用いてもよいし、デジタイザに有線によって接続されてもよい。他の例として、電子ペンはデジタイザの表面から離れたところで検出可能であってもよいし、検出可能でなくてもよい。他の例として、電子ペンは電源供給されてもよいし、電源供給されなくてもよい。電源供給されるペンは、外部電源に接続された配線を介して電力を受け取ってもよいし、内蔵の電池から電力を受け取ってもよい。他の例として、電子ペンを用いずに手書きデータを入力することが可能である(例えば、感圧デジタル・ライティング・パッド、タッチスクリーン、または、電子ペンを必要としない何らかの他の入力装置による)。
手書きデータを収集可能とする方法の如何に関わらず、署名装置により供給される手書きデータは、ペン・イベント情報、装置情報、および/または、手書きがなされた状況に関する状況情報を含み得る。ペン・イベント情報は、デジタイザ表面上のまたはデジタイザ表面の上方のペン先のx/y位置と、手書きの開始からの時間とを含み得る。ペン・イベント情報は、x/y座標値のほかに、圧力(筆圧)、角度(方位、高さ、および/または回転)、およびペン・ダウン状況などの、署名装置の性能に依存した他の情報を任意追加的に含み得る。ペン・イベント情報は、典型的には、署名処理の間に一定間隔で収集される。ペン・イベント情報を収集し得るサンプリング・レートは、システム設計およびシステム環境設定に応じて変化し得る。
手書きデータは原文フォーマットまたは圧縮フォーマットで格納され得る。手書きデータ、文章データ、またはメタデータを、個々のアプリケーションの所望レベルのセキュリティまたは機密性などの要因に応じて暗号化または非暗号化し得る。
図1Bは、例示のサーバ・コンピュータ200およびクライアント装置110をより詳細に示すブロック図である。図1Bに示す例において、サーバ・コンピュータ200は、1つまたは複数のプロセッサ250、1つまたは複数の通信インタフェース260、およびメモリ270を備えている。フォーム・アプリケーション205は、記憶装置272からメモリ270に読み出されるとともに、ID生成モジュール282、ID関連付けモジュール284、および文書再製制御モジュール286を備えている。
本例において、ID生成モジュール282は、文書テンプレートおよびユーザ固有のフォームのメタデータ・セクションに格納するフィールドID、ページID、およびフィールド・タイプなどの情報を生成する機能を果たすフォーム・アプリケーション205のセクションである。ID関連付けモジュール284は、フィールドID、ページID、およびフィールド・タイプなどの情報を入力領域などの文書特徴と関連付ける機能を果たすフォーム・アプリケーション205のセクションである。文書再製制御モジュール286は、ユーザ固有のフォームまたは印刷されたフォームの形態で(例えば、フォーム・テンプレートから)文書を再製する機能を果たすフォーム・アプリケーション205のセクションである。サーバ・コンピュータ200は、ユーザ固有のフォームおよび印刷情報を、通信インタフェース260を介して(それぞれ、クライアント装置110およびプリンタ190などの)他の装置へ送信し得る。
図1Bに示す例において、クライアント装置110は、1つまたは複数のプロセッサ150、1つまたは複数の通信インタフェース160、およびメモリ170を備えている。クライアント・アプリケーション105は、記憶装置172からメモリ170に読み出されるとともに、変換モジュール182および手書き支援モジュール184を備えている。クライアント装置110は、さらに、手書き装置制御および関連データ処理に関して、手書き装置制御ソフトウェアおよび関連ライブラリ188(例えば、署名SDKライブラリ)を備えていてもよい。
図1Cは、説明に係る実施形態における例示の手書き装置100およびその使用を示す。図1Cに示す例において、手書き装置100は、EMRセンサ101、クリップ240、およびスキャナ241を備えている。クリップ240は、手書き装置100上のライティング表面の近くに、ライティング表面上の所定位置に用紙210Dを保持するように配置される。再度図1Aを参照すると、想定例として、用紙210Dはサーバ・コンピュータ200において第1の文書から再製され、プリンタ190によって印刷出力される。サーバ・コンピュータ200は、サーバ・コンピュータ200が第1の文書を再製するときに第2の文書に視覚的に表示されたID230を付加する。視覚的に表示されたID230は、フィールドID、ロケーション、およびフィールド・タイプと関連付けられている。
再度図1Cを参照すると、手書き装置100上に配置されたスキャナ241は、存在し得る特徴の中から特に元の文書のフォーマットを特定するために、視覚的に表示されたID230を走査するように構成されている。図1Cに示す例において、スキャナ241はクリップ240内に備えられ、用紙210Dの署名される側の面上に印刷された視覚的に表示されたID230を読み取るように配置されている。これに代えて、視覚的に表示されたID230を用紙210Dの反対側の面上に印刷するなどして、スキャナ241を手書き装置100の本体内(例えば、クリップ240の下方)に配置することができる。図1Dは、視覚的に表示されたID230がスキャナ241により走査することができるように配置され、クリップ240によって所定位置に保持された用紙210Dを示す。用紙210Dを既知の位置および向きに配置することにより、手書き入力を用紙に正確に施して手書き入力を適切な入力領域と関連付け得るようにすることが可能となる。
フォームおよびメタデータ例
図2は、手書き入力領域を示すユーザ固有のフォーム例の図である。図2に示す例において、テキスト入力領域220〜222およびチェックボックス入力領域223が定義されている。種々の技術を用いて、ユーザがフォーム内の適切な入力領域に記入するのを支援することができる。例えば、目立つ背景色、境界などを用いてアクティブな入力領域を強調することができる。ある領域に記入することが必要な場合に、それらの領域を、カラー・コード化する、アスタリスクでマークする、または何らかの他の方法により不要な領域と区別することができる。同様にして、記入されていない領域を記入された領域から視覚的に区別することができる。
開示した実施形態を、PDF文書またはDOCX文書などの、メタデータを含むことを可能とする任意の文書ファイル・フォーマットとともに用いることができる。例えば、文書がPDF文書である場合に、文書内の入力領域に、PDFファイル内の整合するアクロフォーム・オブジェクトを備えることができる。少なくとも1つの実施形態として、拡張可能メタデータ・プラットフォーム(XPM)パケットを用いてメタデータを格納する。XPMモデルは、拡張可能マークアップ言語(XML)によるリソース・デスクリプション・フレームワーク(RDF)の拡張である。XMPメタデータはXMLにシリアライズされてXMPパケットのファイルに格納され、個々のいずれの文書ファイル・フォーマットとも独立である。(アドビ・システムズ社から入手可能な「XMP仕様第3部:ファイルへの格納」(2010年7月)を参照。)想定例として、XMPパケットを(例えば、PDF文書内のアドビ(登録商標)(Adobe)・アクロバット(登録商標)(Acrobat)・フォーム(または、AcroForm)・オブジェクトの)メタデータ・ストリームに埋め込んで、入力領域の動作および特徴を記述するデータを格納することができる。PDFページ・オブジェクトに対するメタデータ・ストリームに埋め込まれたXPMパケットを用いて、個々のページに対してバーコードなどの特徴の生成を記述または許可することができる。ルートPDFオブジェクトのメタデータ・ストリームに埋め込まれたXMPパケットは、全体として文書と関連付けられたメタデータを、特定のページまたは入力領域などの文書の特定部分に関連付けられた他のデータとともに格納することができる。
図3A〜3Fは、図2に示す文書のメタデータ・セクションに含まれ得るXMPパケット内のメタデータ例を示す。例えば、XMPパケットはPDF文書のメタデータ・ストリームに含まれ得る。(これらの図におけるメタデータの説明を簡単にするために、いくつかの値を短縮しまたはXXXなどのプレースホルダ値に置き換えた。)
図3Aに示す例において、文書レベルのメタデータ要素がXMPパケットに含まれており、文書内の単一ページに対するページID("1234567")を含んでいる。図3Bに示す例において、ページ・レベルのメタデータ要素がXMPパケットに含まれており、図3Aにおいて定義されるページに対するフィールドID(例えば、"142532")のリストを含んでいる。図3C〜3Fに示す例において、フィールド・レベルのメタデータ要素が、図2において識別された各入力領域220〜223と、図3Bにおいて列挙された対応するフィールドIDとについて、対応するXMPパケットに含まれている。フィールド・レベルのメタデータ要素には、FieldType(例えば、Text、Number、Freehand、Signature、Boolean)、FieldTag(例えば、"Company Name"などのユーザ設定可能なタグ)、FieldLocation(例えば、x座標およびy座標ならびに幅および高さの寸法)、Required(この入力領域に記入することがこのフォームに必要であるかどうかを含む)、Data、およびPenData(ストローク・データ)が含まれ得る。Dataフィールドの値はFieldTypeに依存する。例えば、FieldTypeが"Text"である場合に、Dataフィールドは手書き入力に手書き認識アルゴリズムを適用した結果を反映し得る。他の例として、FieldTypeが"Signature"である場合に、Dataフィールドは符号化されたペン位置データ、生体データなどを、署名者の氏名、署名の理由、または暗号化の公開鍵などの他の情報とともに、暗号化形式でまたは非暗号化形式で含み得る。
これらの例において、図3Cは「氏名」欄(FieldType=Text)(図2中の「220」)に対するメタデータを示し、図3Dは「会社名」欄(FieldType=Text)(図2中の「221」)に対するメタデータを示し、図3Eは「日付」欄(FieldType=Text)(図2中の「222」)に対するメタデータを示し、図3Fはチェックボックス(FieldType=Boolean)(図2中の「223」)に対するメタデータを示す。図3C、3D、および3Eは、また、図2においてこれらの入力領域が記入されたときの、対応するストローク・データを示す。(説明を簡単にするために、図3C、3D、および3Eにおいてペン・データを単一のストロークに簡略化した。実際は、「氏名」または「会社名」欄に示されるような印刷された文字のラインはずっと大きな数のストロークからなるであろう。)図2においてチェックボックス223が空欄であることから、図3Fにはストローク・データがない。図3Fには示さないが、チェックボックス・メタデータは、本入力領域においてストローク・データが検出されない場合はユーザが当該ボックスをチェックしなかったという仮定を反映させるデフォルトのデータ値(例えば、"False")を含み得る。
処理およびワークフロー例
本セクションでは、説明に係るファイル・フォーマットを用いる手書き入力に対する入力領域を備えた文書を生成して、手書き入力をこのような文書の入力領域と関連付ける処理例と、関連するワークフロー例との詳細を提供する。
図4は、例示の処理400のフロー図であり、当該処理において、新たなPDFファイルを生成または取得する場合にサーバ・コンピュータ(例えば、サーバ・コンピュータ200)は第1の文書に格納するメタデータを生成し、第1の文書内のメタデータから変換されたバーコードなどの視覚的に表示されたIDを有する第2の文書を再製する。第2の文書を用いて、視覚的に表示されたIDを有する用紙バージョンを印刷することができる。図4に示す例では、ステップ410において、サーバ・コンピュータは第1の文書のページまたは入力領域を特定するフォームID(例えば、ページIDまたはフィールドID)を生成する。ステップ420において、サーバ・コンピュータは入力領域に対するロケーションおよびフィールド・タイプを生成する。ステップ430において、サーバ・コンピュータはロケーションおよびフィールド・タイプをフォームIDと関連付け、ロケーション、フィールド・タイプ、およびフォームIDを第1の文書のメタデータ・ストリームに格納する。ステップ440において、サーバ・コンピュータは、第1の文書のフォームIDから変換した視覚的に表示されたIDを有する第2の文書を再製する。再度図1Aを参照すると、第2の文書を、ユーザにより記入されるように手書き装置100上に載置し得る用紙としてプリンタ190により印刷出力し得る。
図5は、例示の処理500のフロー図であり、当該処理において、クライアント装置(例えば、クライアント装置110)は、文書と関連付けられたメタデータ要素に基づいて、手書きの位置信号を文書の入力領域と関連付ける。図5に示す例では、ステップ510において、クライアント装置は手書き装置100からフォームID(例えば、ページIDまたはフィールドID)を取得する。少なくとも1つの実施形態として、手書き装置のスキャナ(例えば、手書き装置100のスキャナ241)によって走査された視覚的に表示されたIDからフォームIDを取得する。当該フォームIDは文書の入力領域に対するロケーションおよびフィールド・タイプと関連付けられており、これによってクライアント装置は、取得したフォームIDを用いることにより元の文書(第1の文書)のフォーマットを特定することができる。当該フォームID、ロケーション、およびフィールド・タイプは文書のメタデータ・ストリームに格納されている。ステップ520において、クライアント・コンピューティング装置は手書き装置から手書きの位置信号を取得する。ステップ530において、クライアント・コンピューティング装置は、フォームID、ロケーション、およびフィールド・タイプに基づいて手書きの位置信号を入力領域と関連付ける。
1つまたは複数の実施形態に従って実行し得る他のワークフローの例を以下に説明する。本例において、クライアント装置110は、第1の文書に対応した元のPDFファイルを取得するために、サーバ・コンピュータ200に要求を送信する。サーバ・コンピュータ200は、クライアント装置110から送信されたフォームIDに対応する元のPDFファイルを識別し、元のPDFファイルをクライアント装置110へ送信する。クライアント装置110は元のPDFファイルを取得し、手書きの位置信号を元のPDFファイル上にオーバーレイする。さらに、クライアント装置110は、元のPDFファイルのメタデータ・ストリーム内にある第2の文書の入力領域に対するロケーションおよびフィールド・タイプを含んだ、新たなメタデータを追加する。クライアント装置110は手書きとPDFファイル(第1の文書)の元のフォームとのオーバーレイを表示し、ユーザは、文書をサーバ・コンピュータ200へ送信する前に手書きが適切に書かれたか否かをチェックすることができる。クライアント装置110が、元のPDFファイル上に手書きをオーバーレイすることに加えて、元のPDFファイルのメタデータ・ストリームに手書きデータを含んだメタデータを追加するため、手書きデータを自動的にサーバ・コンピュータ200に伝達することができる。このことは、手書きデータに対応する情報のユーザによる手入力の必要性を削減するのに役立ち得る。より好ましくは、クライアント装置110は、同じフォームIDを有する元の文書に対応した入力領域に対するロケーションおよびフィールド・タイプに応じて手書きの位置信号を変換することができる。ただし、本発明は本実施形態に限定されず、例えば、クライアント装置110に代えてサーバ・コンピュータ200が、同じフォームIDを有する元の文書に対応した入力領域に対するロケーションおよびフィールド・タイプに応じて手書きの位置信号を変換してもよい。
図6は、位置信号(ペン・データ)中のポイント・データを入力領域と関連付けるかどうかを判定する例示の処理600のフロー図である。本例において、入力領域は、入力領域の一部であるとみなされるマージン(または、ブリード領域)を有している。ステップ610において、コンピューティング装置(例えば、クライアント装置110)は手描きのポイント・データを受信する。ステップ620において、コンピューティング装置はポイント・データが入力領域内にあるかどうかを判定する。そうである場合は、次のポイントを処理する。そうでない場合は、ステップ630において、コンピューティング装置はポイントが入力領域のマージンを超えているかどうかに関する判定をさらに行う。そうでない場合は、次のポイントを処理する。そうである場合は、ステップ640において、コンピューティング装置はストロークの(例えば、0より大きい圧力値を有する)最初のダウン・ポイントが入力領域内にあったかどうかに関する判定をさらに行う。そうであった場合は、ステップ650において、ポイントを入力領域と関連付けられたストロークに組み入れる。そうでなかった場合は、本処理はステップ660においてエラーを返す。
ペン・データが入力領域の外側にあることによりエラーが返される場合に、このペン・データが入力領域と関連付けられていなくても、メタデータに保存し続けることができる。このようなペン・データを後で解析して署名者の意図を判断することができる。このことは、例えば、署名中に用紙が動く場合、またはユーザが文書の予定外の領域に書き込む場合に役立ち得る。
図7A〜7Bにより、本稿で説明する実施形態と組み合わせて用いることができる他のワークフロー処理700を説明する。ワークフロー処理700は、文書ワークフロー・ステップ・オプションが有効であるかという文書のワークステップ・プロファイルをソフトウェアがいかに読み込むべきかを主に扱う。本実施例において、ワークステップ・プロファイルは、クライアントまたはサーバが自領域にドキュメントが到達したとき(例えば、ファイルがクライアントにプッシュ通知されるとき)に実行するワークフローである。想定例として、文書をユーザ1によって署名してからユーザ2にメールし、ウェブサイトにアップロードする前に連署する必要がある場合に、当該ワークフローを用いることができる。
一実施形態において、ワークフローのプリコンプリーション・セクションはドキュメントが処理される前に伝達される問題に対処するが、この例を挙げれば、クライアントがドキュメントを受信したときに直ちに次のアクティブな領域をブラウズするというオプションである。プリコンプリーション・セクションは、また、複数の段階を有する文書の場合におけるアクティブなステップである現在のステップの詳細を、ワークフロー内に含んでいる。プリコンプリーション・セクションは、また、文書が現在のワークフロー・ステップを完了させる(例えば、Field IDxxxxおよびField IDyyyyを完了させなければならず、その後に現在のワークフロー・ステップに対するポストコンプリーション・ルールを実行することができる)ために満たすべき基準に関する詳細を含んでいる。
ポストコンプリーション・セクションは、現在のワークフロー・ステップが完了したとみなした後に文書に発生することに対処する。このことは、例えば、個々の固有名称フォーマットを用いて文書を保存すること、および文書を出力すること(例えば、ファイル・アップロード、電子メール、または何らかの他の手段)からなり得る。クライアント・ソフトウェアによるポストコンプリーション処理は、また、文書が現在置かれている状態を示すワークフロー・ルール中の現在のワークステップ番号をインクリメントすることとなる。
これらのワークフロー・プロファイルは、ファイル・フォーマットの文書レベル内での拡張として格納することができる。ただし、クライアント・ソフトウェアが、あらゆるファイル内でワークフローを明確に定義せずに、デフォルト・プロファイルまたは命名されたプロファイルなどのプロファイルのコンセプトをサポートすることも可能である。これによって、ワークフローを有しない文書にワークフローを適用する柔軟性、または、存続しているが古くなったワークフロー定義を有する文書を、元の文書を編集することを要せずに更新する柔軟性が与えられる。
したがって、文書において、
・文書レベル・メタデータ内に明示的に(例えば、XMP)、
・クライアント・キャッシュから読み出されるメタデータ内の命名されたプロファイルとして、
・クライアントに動的にダウンロードされ適用されるメタデータ内のリモート・プロファイルとして、
といったようにワークフローを定義するいくつかのオプションが存在する。
クライアント・ソフトウェアは、また、そのローカル・キャッシュからまたはリモートでデフォルト・プロファイルを設定して、プロファイルを有しない文書に適用することができる。
この状況例において、図7Aおよび7Bに示す例を以下で説明する。まず図7Aを参照すると、ステップ702において、コンピューティング装置は文書がワークフロー・セクションを含んでいるかどうかを判定する。そうである場合は、ステップ704においてプロファイル名を読み出す。そうでない場合は、ステップ706においてデフォルト・プロファイルをチェックする。ステップ704においてプロファイル名を読み出す場合は、ステップ708において、その名称のプロファイルがファイル内にあるかどうかをチェックする。そうである場合は、ステップ710においてプロファイル・バージョン番号を取得する。そうでない場合は、ステップ712においてプロファイル・バージョンを0に設定する。ステップ714において、リモート・プロファイルのチェックを実行する。リモート・プロファイルが利用可能である場合は、ステップ716においてバージョン番号を取得する。利用可能なリモート・プロファイルがない場合は、ステップ718においてリモート・プロファイル・バージョンを0に設定する。ステップ720において、ローカル・プロファイルのチェックを実行する。ローカル・プロファイルが利用可能である場合は、ステップ722においてバージョン番号を取得する。利用可能なローカル・プロファイルがない場合は、ステップ724においてローカル・プロファイル・バージョンを0に設定する。
次に図7Bを参照すると、ローカル・プロファイル・バージョンがファイル・プロファイル・バージョンより上位である場合(ステップ726)は、ステップ728において、ローカル・プロファイル・バージョンがリモート・プロファイル・バージョンより上位であるかどうかを判定するチェックをさらに実行する。そうである場合は、ステップ730においてローカル・アプリケーション・プロファイル・ルールを読み出す。そうでない場合は、ステップ732においてリモート・プロファイル・ルールを読み出す。ローカル・プロファイル・バージョンがファイル・プロファイル・バージョンより上位でない場合は、ステップ734において、ファイル・プロファイル・バージョンがリモート・プロファイル・バージョンより上位であるかどうかを判定するチェックをさらに実行する。そうでない場合は、本処理はステップ732に戻る。そうである場合は、ステップ736においてファイル・プロファイル・ルールを読み出す。
選択したプロファイル・ルールを読み出すと、ステップ738において全体的な文書動作ルールを設定する。ステップ740において、プロファイル・ルールに従ってワークステップを処理する。他のワークステップが残っていれば(ステップ742)、次のワークステップを処理する。そうでない場合は、本処理はステップ744に進んでルールを出力する。何らかの出力ルールが残っている場合は、ステップ746において次の出力ルールを処理する。そうでない場合は、本処理はステップ750において終了する。
コンピューティング環境
本稿で説明した実施形態は、適宜プログラムされ環境設定されたコンピューティング装置によって、個別にまたは組み合わされて実装され得る。以下の説明は、サーバ、パーソナル・コンピュータ、携帯電話、スマートフォン、タブレット・コンピュータ、組込みコンピューティング装置、手書き装置、および他の現在入手可能なまたは開発中の装置などの、本開示の実施形態に従って使用し得るコンピューティング装置に適用可能である。
コンピューティング装置は、その最も基本的な構成として、通信バスによって接続された少なくとも1つのプロセッサおよびシステム・メモリを備えている。装置の正確な構成および種類に応じて、システム・メモリは、リード・オンリー・メモリ(「ROM」)、ランダム・アクセス・メモリ(「RAM」)、EEPROM、フラッシュ・メモリ、または他のメモリ技術などの、揮発性メモリまたは不揮発性メモリからなり得る。当該分野の当業者等は、システム・メモリが、通常、プロセッサによって直接アクセス可能なおよび/または同時に動作するデータおよび/またはプログラム・モジュールを格納することを認識するであろう。この場合に、プロセッサは、命令の実行をサポートすることによってコンピューティング装置の計算中枢として機能し得る。
コンピューティング装置は、ネットワークを介して他の装置と通信する1つまたは複数の構成要素を備えたネットワーク・インタフェースを備え得る。本開示の実施形態は、ネットワーク・インタフェースを利用して共通のネットワーク・プロトコルを用いる通信を実行する基本サービスにアクセスし得る。ネットワーク・インタフェースは、さらに、WiFi、2G、3G、4G、LTE、WiMAX、ブルートゥース(登録商標)などの1つまたは複数の無線通信プロトコルを介して通信するように構成された無線ネットワーク・インタフェースを備えていてもよい。
コンピューティング装置は、さらに、記憶媒体を備えていてもよい。ただし、サービスには、データをローカルな記憶媒体に固定担持する手段を備えないコンピューティング装置を用いてアクセスし得る。このように、記憶媒体は任意追加的である。いずれにせよ、記憶媒体は、揮発性であっても不揮発性であってもよく、リムーバブルであっても非リムーバブルであってもよく、限定されるものではないが、ハード・ドライブ、ソリッド・ステート・ドライブ、CD−ROM、DVD、または他のディスク記憶装置、磁気テープ、磁気ディスク記憶装置などの、情報を格納することが可能な任意の技術を用いて実装され得る。
本稿で用いる用語「コンピュータ読み取り可能な媒体」には、コンピュータ読み取り可能な命令、データ構造、プログラム・モジュール、または他のデータなどの情報を格納することが可能な任意の方法または技術によって実装された、揮発性媒体および不揮発性媒体ならびにリムーバブル媒体および非リムーバブル媒体が含まれる。この場合に、システム・メモリおよび記憶媒体はコンピュータ読み取り可能な媒体の例である。
説明を簡単にするために、また請求する主題の理解に重要ではないことから、多くのコンピューティング装置の通常の構成要素のいくつかは図に示していない。この場合に、コンピューティング装置は、キーボード、キーパッド、マウス、トラックボール、マイクロホン、ビデオ・カメラ、タッチパッド、タッチスクリーン、スタイラスなどの入力装置を備え得る。このような入力装置を、RF、赤外、シリアル、パラレル、ブルートゥース(登録商標)、USB、または、無線接続もしくは物理接続を用いる他の適当な接続プロトコルを有する有線接続または無線接続によってコンピューティング装置と結合し得る。
任意の説明例において、データを入力装置(例えば、署名装置)によってキャプチャし、その後の処理に向けて送信または格納することができる。当該処理には、出力装置による表示のために後で復号化することができるようにデータを符号化することが含まれ得る。入力装置はコンピューティング装置から分離されるとともにコンピューティング装置と通信可能に結合することができ、またはコンピューティング装置の集積構成要素となり得る。コンピューティング装置は、さらに、ディスプレイまたはタッチスクリーンなどの出力装置を備えていてもよい。当該出力装置はコンピューティング装置から分離されるとともにコンピューティング装置と通信可能に結合することができ、またはコンピューティング装置の集積構成要素となり得る。入力機能および出力機能を同一の入力/出力装置(例えば、タッチスクリーン)に集積してもよい。現在知られている、または将来開発される適当な入力装置、出力装置、または組合せによる入力/出力装置を、説明に係るシステムとともに用いることができる。
一般に、本稿で説明したコンピューティング装置の機能は、ハードウェアまたはソフトウェア命令に埋め込んだコンピューティング・ロジック内に実装可能であり、C、C++、COBOL、JAVA(登録商標)、PHP、Perl、Python、Ruby、HTML、CSS、JavaScript(登録商標),VBScript、ASPX、C#などのMicrosoft.NET言語などのプログラミング言語で記述される。コンピューティング・ロジックを、実行可能なプログラムにコンパイルしてもよいし、インタープリタ型のプログラミング言語で記述してもよい。一般に、本稿で説明した機能を、増設してより大きな処理能力を提供する、他のモジュールと統合する、またはサブ・モジュールに分割することが可能なロジック・モジュールとして実装することができる。コンピューティング・ロジックを、任意の種類のコンピュータ読み取り可能な媒体(例えば、メモリまたは記憶媒体などの非一時的な媒体)、またはコンピュータ記憶装置に格納し、また1つまたは複数の汎用または専用のプロセッサ上に格納して当該プロセッサによって実行することができ、これにより本稿で説明した機能を提供するように構成された専用のコンピューティング装置を生成する。
拡張機能および代替手段
本稿で説明したシステムおよび装置に対する多くの代替手段が考えられる。例えば、個々のモジュールまたはサブシステムを別々のモジュールまたはサブシステムに分離する、またはより少ない数のモジュールまたはサブシステムに結合することができる。他の例として、モジュールまたはサブシステムを省略する、または他のモジュールまたはサブシステムを用いて補充することができる。他の例として、個々の装置、モジュール、またはサブシステムによって実行されるものとして示した機能を、1つまたは複数の他の装置、モジュール、またはサブシステムによって代わりに実行し得る。本開示中のいくつかの例は、特定の配置を取る特定のハードウェア構成要素を備える装置の説明を含んでいるが、本稿で説明する技術およびツールを変形して、異なるハードウェア構成要素、組合せ、または配置に適応させることができる。また、本開示のいくつかの例は特定の使用を想定した説明を含んでいるが、本稿で説明する技術およびツールを変形して、異なる使用の想定に適応させることができる。ソフトウェアに実装されるものとして説明した機能を、代わりにハードウェアに実装することができ、その逆も可能である。
本稿で説明した技術に対する多くの代替手段が考えられる。例えば、種々の技術における処理段階を別々の段階に分離する、またはより少ない数の段階に結合することができる。他の例として、種々の技術における処理段階を省略する、または他の技術または処理段階を用いて補充することができる。他の例として、特定の順序で生じるものとして説明した処理段階は、代わりに異なる順序で生じ得る。他の例として、一連のステップで実行されるとして説明した処理段階を、示した処理段階の1つまたは複数を同時に処理する複数のモジュールまたはソフトウェア処理を用いた並列方式で代わりに処理し得る。他の例として、個々の装置またはモジュールによって実行されるものとして示した処理段階を、1つまたは複数の他の装置またはモジュールによって代わりに実行し得る。
本開示の原理、代表的な実施形態、および動作のモードを以上で説明してきた。しかし、保護されることを意図した本開示の態様は、開示した個々の実施形態に限定されるものと解釈すべきではない。また、本稿で説明した実施形態は、限定的ではなく例示的であるとみなすべきである。本開示の精神から逸脱することなく、他の者によって変形および変更がなされ、等価物が採用され得ることは理解することができるであろう。
排他的所有権または特権を主張する本発明の態様は以下のように規定される。

Claims (32)

  1. コンピュータによって実行されるコンピュータ実装方法であって、
    第1の文書のページまたは入力領域を特定するフォーム識別子を生成し、
    前記第1の文書の前記入力領域に対するロケーションおよびフィールド・タイプを生成し、
    前記ロケーションおよび前記フィールド・タイプを前記フォーム識別子と関連付けて前記ロケーション、前記フィールド・タイプ、および前記フォーム識別子を前記第1の文書のメタデータ・ストリームに格納し、
    前記フォーム識別子から変換した視覚的に表示された識別子を有する第2の文書を前記第1の文書から再製することを含む方法。
  2. 前記第1の文書は複数の入力領域を含んでおり、前記複数の入力領域は複数種類の入力領域を含んでいる、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数種類の入力領域は署名領域を含んでいる、請求項1に記載の方法。
  4. 前記フォーム識別子、前記ロケーション、および前記フィールド・タイプを、構造化された文書フォーマットで前記第1の文書の前記メタデータ・ストリームに格納する、請求項1に記載の方法。
  5. 前記構造化された文書フォーマットはルート要素と前記ルート要素の中にネストされた複数のサブ要素とを含んでおり、
    前記フォーム識別子、前記ロケーション、および前記フィールド・タイプを前記サブ要素に格納する、請求項4に記載の方法。
  6. 前記フォーム識別子を前記サブ要素の1つの属性に格納する、請求項5に記載の方法。
  7. 前記構造化された文書フォーマットはXMLフォーマットを含んでいる、請求項4に記載の方法。
  8. 前記文書の前記メタデータ・ストリームは前記文書のファイル・フォーマットとは独立したメタデータ・フォーマットである、請求項7に記載の方法。
  9. 前記メタデータ・フォーマットはXPMフォーマットである、請求項8に記載の方法。
  10. 前記視覚的に表示された識別子は、バーコード、ドット・コード、およびQRコード(登録商標)からなる群から選択される、請求項1に記載の方法。
  11. 前記第1の文書の前記入力領域に対するディメンションをさらに生成する、請求項1に記載の方法。
  12. コンピュータ読み取り可能な命令を格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピューティング装置に、
    第1の文書のページまたは入力領域を特定するフォーム識別子を生成させ、
    前記第1の文書の前記入力領域のロケーションおよびフィールド・タイプを生成させ、
    前記ロケーションおよび前記フィールド・タイプを前記フォーム識別子と関連付けて前記ロケーション、前記フィールド・タイプ、および前記フォーム識別子を前記第1の文書のメタデータ・ストリームに格納させ、
    前記フォーム識別子から変換した視覚的に表示された識別子を有する第2の文書を前記第1の文書から再製させるように構成された命令を備えている記憶媒体。
  13. 前記コンピューティング装置はサーバ・コンピュータである、請求項12に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  14. 手書き装置に電気的に接続されたコンピュータによって実行されるコンピュータ実装方法であって、
    文書の視覚的に表示された識別子から変換したフォーム識別子を、前記フォーム識別子が前記文書の入力領域に対するロケーションおよびフィールド・タイプと関連付けられているとともに前記フォーム識別子、前記ロケーション、および前記フィールド・タイプが前記文書のメタデータ・ストリームに格納された状態で、前記手書き装置から取得し、
    前記手書き装置から手書きの位置信号を取得し、
    前記フォーム識別子、前記ロケーション、および前記フィールド・タイプに基づいて前記手書きの前記位置信号を前記入力領域と関連付けることを含む方法。
  15. 前記入力領域に対する前記フィールド・タイプに少なくとも部分的に基づいて前記手書きをデータ・タイプに変換することをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記手書きはペン座標データを含んでいる、請求項14に記載の方法。
  17. 前記手書きはさらに生体データを含んでいる、請求項16に記載の方法。
  18. メタデータをXPMフォーマットで前記メタデータ・ストリームに格納する、請求項14に記載の方法。
  19. 前記文書の前記メタデータ・ストリームはさらに前記文書の前記入力領域に対するディメンションを含んでいる、請求項14に記載の方法。
  20. 前記位置信号は一連のポイント・ロケーションを含んでいる、請求項14に記載の方法。
  21. 前記手書きの前記位置信号を前記入力領域と関連付けることは、前記ポイント・ロケーションが前記入力領域内にあるかどうかを判定することを含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記手書きの前記位置信号を前記入力領域と関連付けることは、前記ポイント・ロケーションが前記入力領域のブリード・マージン内にあるかどうかを判定することを含む、請求項20に記載の方法。
  23. 前記手書きの前記位置信号を前記入力領域と関連付けることは、ストロークの最初のダウン・ポイントが前記入力領域内にあるかどうかを判定することを含む、請求項20に記載の方法。
  24. コンピュータ読み取り可能な命令を格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、コンピューティング装置に、
    文書の視覚的に表示された識別子から変換したフォーム識別子を、前記フォーム識別子が前記文書の入力領域に対するロケーションおよびフィールド・タイプと関連付けられているとともに前記フォーム識別子、前記ロケーション、および前記フィールド・タイプが前記文書のメタデータ・ストリームに格納された状態で、前記手書き装置から取得させ、
    前記手書き装置から手書きの位置信号を取得させ、
    前記フォーム識別子、前記ロケーション、および前記フィールド・タイプに基づいて前記手書きの前記位置信号を前記入力領域と関連付けさせるように構成された命令を備えている記憶媒体。
  25. 前記コンピューティング装置はクライアント・コンピューティング装置である、請求項24に記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  26. システムであって、
    第1の文書のページまたは入力領域を特定するフォーム識別子を生成し、
    前記第1の文書の前記入力領域のロケーションおよびフィールド・タイプを生成し、
    前記ロケーションおよび前記フィールド・タイプを前記フォーム識別子と関連付けて前記ロケーション、前記フィールド・タイプ、および前記フォーム識別子を前記第1の文書のメタデータ・ストリームに格納し、
    前記フォーム識別子から変換した視覚的に表示された識別子を有する第2の文書を前記第1の文書から再製する、
    ステップを実行するようにプログラムされるコンピューティング装置と、
    手書き装置と、
    前記第2の文書の視覚的に表示された識別子から変換したフォーム識別子を、前記フォーム識別子が前記第2の文書の前記入力領域に対する前記ロケーションおよび前記フィールド・タイプと関連付けられているとともに前記フォーム識別子、前記ロケーション、および前記フィールド・タイプが前記第2の文書のメタデータ・ストリームに格納された状態で、前記手書き装置から取得し、
    前記手書き装置から手書きの位置信号を取得し、
    前記フォーム識別子、前記ロケーション、および前記フィールド・タイプに基づいて前記手書きの前記位置信号を前記入力領域と関連付ける、
    ステップを実行するようにプログラムされるクライアント・コンピューティング装置とを備えるシステム。
  27. ページIDを格納する文書レベルメタデータと、
    前記ページIDに対応付けてフィールドIDを格納するページ・レベルメタデータと、
    前記フィールドIDに対応付けてフィールド・タイプ及びロケーションを格納するフィールド・レベルメタデータと、
    を含む文書ファイル用メタデータのデータ構造であって、
    サーバ・コンピュータが、前記ページID又は前記フィールドIDであるフォームIDを生成するとともに、生成した前記フォームIDによって特定される入力領域に対応する前記フィールド・タイプ及び前記ロケーションを生成し、生成した前記フォームID、前記フィールド・タイプ、及び前記ロケーションを前記メタデータに格納して第1の文書に付加し、さらに、前記フォームIDからの変換によって視覚的に表示されたIDを生成し、該視覚的に表示されたIDを有する第2の文書を再製する処理に用いられる、
    文書ファイル用メタデータのデータ構造。
  28. 前記フィールド・レベルメタデータは、前記フィールドIDに対応付けて、該フィールドIDに依存する値を有するデータフィールドをさらに含む、
    請求項27に記載の文書ファイル用メタデータのデータ構造。
  29. 前記ページ・レベルメタデータは、前記ページIDに対応付けて複数のフィールドIDを格納し、
    前記フィールド・レベルメタデータは、前記複数のフィールドIDごとに、前記フィールド・タイプ及び前記ロケーションを格納する、
    請求項27に記載の文書ファイル用メタデータのデータ構造。
  30. ページIDを格納する文書レベルメタデータと、
    前記ページIDに対応付けてフィールドIDを格納するページ・レベルメタデータと、
    前記フィールドIDに対応付けてフィールド・タイプ及びロケーションを格納するフィールド・レベルメタデータと、
    を含む文書ファイル用メタデータのデータ構造であって、
    クライアント装置が、文書上に視覚的に表示されたIDから前記ページID又は前記フィールドIDであるフォームIDを取得し、前記メタデータから該フォームIDに対応する前記フィールド・タイプ及び前記ロケーションを取得し、手書き装置から取得される手書きの位置信号を、取得した前記フォームID、前記フィールド・タイプ、及び前記ロケーションに基づいて前記文書の入力領域と関連付ける処理に用いられる、
    文書ファイル用メタデータのデータ構造。
  31. 前記フィールド・レベルメタデータは、前記フィールドIDに対応付けて、該フィールドIDに依存する値を有するデータフィールドをさらに含み、
    前記文書ファイル用メタデータのデータ構造は、
    前記クライアント装置又は前記クライアント装置から前記手書きの位置信号を取得したサーバ・コンピュータが、前記入力領域に対応する前記フィールド・タイプ及び前記ロケーションに応じて前記手書きの位置信号を変換することによって手書きデータを取得し、取得した前記手書きデータを前記データフィールドに追加する処理にさらに用いられる、
    請求項30に記載の文書ファイル用メタデータのデータ構造。
  32. 前記ページ・レベルメタデータは、前記ページIDに対応付けて複数のフィールドIDを格納し、
    前記フィールド・レベルメタデータは、前記複数のフィールドIDごとに、前記フィールド・タイプ及び前記ロケーションを格納する、
    請求項30に記載の文書ファイル用メタデータのデータ構造。
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