JP2018036296A - 画像形成装置および制御プログラム - Google Patents

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【課題】濃度補正を行う画像形成装置において,より目標濃度に近い出力濃度を得る技術を提供すること。【解決手段】PC200は,プリンタ100に第1パターン画像281の形成と読み取りとを実行させ,形成されたパターンの濃度の測定値を取得する。そして,PC200は,取得した濃度の測定値に基づく補間計算によって,1回目の出力濃度Pを取得する。さらに,出力濃度Pのうち目標濃度T(N)に近い濃度であるP(M)から,1回目の修正階調MAを取得する。さらに,PC200は,1回目の修正階調MAを用いて,プリンタ100に第2パターン画像282の形成と読み取りとを実行させ,2回目の出力濃度Qを取得する。さらに,PC200は,2回目の出力濃度Qと1回目の修正階調MAとに基づいて,入力階調Nに対する修正階調Mを取得し,プリンタ100に送信する。【選択図】図5

Description

本発明は,画像形成装置および制御プログラムに関する。さらに詳細には,画像形成装置における濃度補正に関するものである。
プリンタ等の画像形成装置では,濃度補正を行う技術が知られている。濃度補正の手順として,例えば,画像形成装置は,所定の階調にて濃度補正用のパターン画像を形成する。画像形成装置は,そのパターン画像をセンサで検出し,その検出結果に基づいて各階調と修正階調とを対応付けた濃度補正テーブルを作成する。そして,画像形成装置は,その濃度補正テーブルに基づいて,現像バイアス等の作像条件を調整する。
前述の濃度補正に関する技術を開示した技術文献としては,例えば,特許文献1がある。特許文献1に開示される画像形成装置では,濃度補正用のパターン画像を2回繰り返して形成し,2回分のパターン画像の検出結果に基づいて,作像条件を決定する。
特開2002−62708号公報
しかしながら,前記した従来の技術には,次のような問題があった。すなわち,画像形成装置は,所定の階調にて形成したパターン画像の濃度を実測し,実測結果に基づく補間計算により,パターンを形成していない階調を含めて全ての階調についての出力濃度を決定する。この場合,補間計算による結果と,その階調にて実際に形成した場合の濃度との間には,誤差が発生し得る。この誤差は,2つの隣接する実測値の濃度が離れているほど大きくなりがちである。濃度補正前の実測結果には,2つの隣接する実測値の濃度の差が大きい箇所が含まれる場合が多く,補間計算による誤差が大きい可能性が高い。
特許文献1に開示されている技術のように同じ作像条件で2回のパターン画像を形成したとしても,濃度補正前の実測値は,2回とも同じような配置となる可能性が高い。そのため,2回のパターン形成によっても,同じ箇所で補間計算による誤差が大きくなりやすい。補間計算による誤差が大きい出力濃度を使用して決定した修正階調では,修正階調の出力濃度と目標濃度とのズレが大きくなる。
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,濃度補正を行う画像形成装置において,より目標濃度に近い出力濃度を得る技術を提供することにある。
この課題の解決を目的としてなされた制御プログラムは,情報処理装置に,複数段階の階調のうち幾つかの異なる階調を用いた画像である第1のパターン画像を形成する指示を伴う第1の指示を,画像形成装置に送信する第1の指示送信処理と,前記第1の指示に応じて前記画像形成装置にて形成された前記第1のパターン画像の濃度の測定値を受信し,その測定値に基づいて補間計算し,前記複数段階の各階調に対する出力濃度を取得する第1の出力濃度取得処理と,前記第1の出力濃度取得処理によって得られた出力濃度のうち,前記複数段階の各階調の目標濃度に対し濃淡のいずれかの方向に最も近い濃度の階調である第1の修正階調を取得する第1の修正階調取得処理と,前記複数段階の階調のうち幾つかの異なる階調を用いた画像である第2のパターン画像であって,前記第1の修正階調取得処理によって得られた前記第1の修正階調を用いた前記第2のパターン画像を形成する指示を伴う第2の指示を,前記画像形成装置に送信する第2の指示送信処理と,前記第2の指示に応じて前記画像形成装置にて形成された前記第2のパターン画像の濃度の測定値を受信し,その測定値に基づいて補間計算し,前記複数段階の各階調に対する出力濃度を取得する第2の出力濃度取得処理と,前記第2の出力濃度取得処理によって得られた出力濃度のうち,前記複数段階の各階調の目標濃度に対し濃淡のいずれかの方向に最も近い濃度の階調である第2の修正階調を取得する第2の修正階調取得処理と,前記第2の修正階調取得処理によって得られた前記第2の修正階調を,前記画像形成装置に送信する修正階調送信処理と,を実行させることを特徴としている。
本明細書に開示される制御プログラムは,情報処理装置に,パターン画像を形成する指示を含む指示を画像形成装置に送信させ,形成したパターン画像の濃度の測定値を画像形成装置から受信させる。さらに,制御プログラムは,情報処理装置に,受信した測定値に基づく補間計算を行わせ,第1の修正階調を取得させる。そして,制御プログラムは,情報処理装置に,取得した第1の修正階調を用いたパターン画像を形成する指示を含む指示を画像形成装置に送信させ,2回目に形成したパターン画像の濃度の測定値を画像形成装置から受信させる。さらに,制御プログラムは,情報処理装置に,2回目に受信した測定値に基づく補間計算を行わせて第2の修正階調を取得させ,第2の修正階調を画像形成装置に送信させる。
すなわち,本明細書に開示される制御プログラムによれば,情報処理装置は,第1の修正階調を用いて,画像形成装置に2回目のパターン画像を形成させるので,2回目のパターン画像の出力濃度は,1回目のパターン画像よりも目標濃度に近い濃度となる可能性が高い。そして,情報処理装置は,2回目の出力濃度に基づいて第2の修正階調を取得するので,第2の修正階調の誤差は小さい可能性が高い。画像形成装置には,誤差の小さい第2の修正階調が送信されることから,画像形成装置において,より目標濃度に近い出力濃度が得られる濃度補正が期待できる。
本明細書には,画像を形成する画像形成部と,画像の濃度に応じて異なる信号を出力するセンサと,制御部と,を備え,前記制御部は,複数段階の階調のうち幾つかの異なる階調を用いた画像である第1のパターン画像を,前記画像形成部に形成させる第1のパターン画像形成処理と,前記第1のパターン画像が前記センサの検知範囲を通過する際に前記センサから出力される信号に基づいて,前記第1のパターン画像の濃度を測定する第1の濃度測定処理と,前記第1の濃度測定処理による測定値に基づいて補間計算し,前記複数段階の各階調に対する出力濃度を取得する第1の出力濃度取得処理と,前記第1の出力濃度取得処理にて得られた出力濃度のうち,前記複数段階の各階調の目標濃度に対し濃淡のいずれかの方向に最も近い濃度の階調である修正階調と,前記複数段階の各階調と,が対応付けられた濃度補正テーブルを作成するテーブル作成処理と,前記テーブル作成処理によって作成された前記濃度補正テーブルを用いて,前記複数段階の階調のうち幾つかの異なる階調を用いた画像である第2のパターン画像を,前記画像形成部に形成させる第2のパターン画像形成処理と,前記第2のパターン画像が前記センサの検知範囲を通過する際に前記センサから出力される信号に基づいて,前記第2のパターン画像の濃度を測定する第2の濃度測定処理と,前記第2の濃度測定処理による測定値に基づいて補間計算し,前記複数段階の各階調に対する出力濃度を取得する第2の出力濃度取得処理と,前記第2の出力濃度取得処理にて得られた出力濃度に基づいて,前記濃度補正テーブルを修正するテーブル修正処理と,前記テーブル修正処理によって修正された前記濃度補正テーブルを用いて,パターン画像とは異なる印刷用の画像を,前記画像形成部に形成させる印刷画像形成処理と,を実行する画像形成装置も開示されている。
上記制御プログラムを格納するコンピュータにて読取可能な記億媒体,上記画像形成装置の機能を実現するための制御方法やプログラムも,新規で有用である。
本発明によれば,濃度補正を行う画像形成装置において,より目標濃度に近い出力濃度を得る技術が実現される。
実施の形態にかかるプリンタの内部構成を示す断面図である。 マークセンサを示す説明図である。 プリンタとPCの電気的構成を示すブロック図である。 出力濃度と目標濃度との例を示すグラフである。 キャリブレーションテーブルの作成手順の例を示すタイミングチャートである。 パターン画像の例を示す説明図である。 目標濃度と修正濃度との例を示す説明図である。 1回目と2回目の出力濃度と目標濃度との例を示すグラフである。 キャリブレーションテーブル作成処理の手順を示すフローチャートである。 プレキャリブレーションテーブルとキャリブレーションテーブルとの関係を示す説明図である。 キャリブレーションテーブル作成記憶処理の手順を示すフローチャートである。
以下,本発明にかかる制御プログラムを具体化した第1の実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,電子写真方式の画像形成機能を備えたプリンタと当該プリンタに接続可能なPCとの組において,PCに組み込まれたプログラムに本発明を適用したものである。
本形態のプリンタ100は,その概略構成を図1に示すように,電子写真方式の画像形成装置であり,カラー画像の形成が可能なものである。プリンタ100は,図1に示すように,プロセス部5と,露光部6と,搬送ベルト7と,定着部8と,ベルトクリーナ9と,を備えている。プロセス部5は,画像形成部の一例である。
搬送ベルト7は,複数のローラ等によって回転移動される無端ベルトであり,図1中で時計回りに回転される。搬送ベルト7は,外周側の面にてシートを搬送する。また,搬送ベルト7の外周側の面にトナー像が形成されることもあり,その場合,搬送ベルト7は,トナー像を搬送する。なお,以下では,搬送ベルト7の各箇所での移動方向を搬送方向とし,搬送ベルト7を回転させるローラ等の回転軸の方向,すなわち,図1中で紙面に垂直な方向,を搬送ベルト7の幅方向とする。搬送ベルト7の幅方向は,搬送ベルト7上にて搬送方向に直交する方向である。
また,プリンタ100は,印刷前のシートを収容する給紙トレイ91と,印刷済みのシートを収容する排紙トレイ92とを備えている。そして,プリンタ100には,図1中に二点鎖線で示すように,給紙トレイ91から,搬送ベルト7のうちの図1中で上側の半周部分,および,定着部8を経て排紙トレイ92に至る,シートの経路である搬送路11が設けられている。また,ベルトクリーナ9は,搬送ベルト7のうち,図1中で下側の半周部分に配置され,搬送ベルト7上の付着物を除去する。
プロセス部5は,イエローのプロセス部50Yと,マゼンタのプロセス部50Mと,シアンのプロセス部50Cと,ブラックのプロセス部50Kと,を含んでいる。各色のプロセス部50Y,50M,50C,50Kは,搬送ベルト7のうち図1中で上側の半周部分に沿って,等間隔に配置されている。なお,各色のプロセス部の並び順は図1に示した例に限定するものではない。
プロセス部50Kは,図1に示すように,ドラム状の感光体51を備え,感光体51上に黒色のトナー像を形成する。プロセス部50Kは,感光体51の周囲に,帯電部52と,現像部54と,転写部55と,クリーナ56とを備え,図1中で時計回り方向にこの順に配置されている。また,プリンタ100は,プロセス部5の図1中で上方に,各色のプロセス部50Y,50M,50C,50Kに共通の露光部6を備えている。
帯電部52は,感光体51の表面を帯電させる。露光部6は,感光体51の表面を露光して,静電潜像を形成する。現像部54は,静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成する。プロセス部50Kの現像部54は,黒色のトナーを収容し,黒色のトナー像を形成する。転写部55は,感光体51上のトナー像を,搬送ベルト7または搬送ベルト7にて搬送されるシートに転写する。クリーナ56は,転写後も感光体51上に残るトナー等の付着物を,感光体51から除去する。
他色のプロセス部50Y,50M,50Cは,いずれも,プロセス部50Kと同様の構成であり,それぞれの色のトナー像を,搬送ベルト7または搬送ベルト7にて搬送されるシートに形成する。なお,本形態のプリンタ100では,露光部6は,各色のプロセス部50Y,50M,50C,50Kに共通の部材となっているが,各色のプロセス部50Y,50M,50C,50Kごとに個別の露光部を備えていてもよい。
プリンタ100は,給紙トレイ91からシートを取り出し,搬送路11に沿って搬送する。プロセス部5は,トナー像を形成し,搬送されているシートに形成したトナー像を転写する。このとき,カラー印刷では,各プロセス部50Y,50M,50C,50Kにてそれぞれの感光体51上にそれぞれの色のトナー像が形成され,シート上で各色のトナー像が重ね合わせられる。一方,モノクロ印刷では,プロセス部50Kのみでトナー像が形成され,シートに転写される。
定着部8は,図1に示すように,シートの搬送方向について,搬送ベルト7よりも下流側に配置され,搬送路11を挟んで両側の加熱ローラ81と加圧ローラ82とを備えている。定着部8は,加熱ローラ81と加圧ローラ82との間の定着ニップにて,シート上のトナー像をシートに熱定着させる。そして,プリンタ100は,定着後のシートを排紙トレイ92に排出する。
また,プリンタ100は,図1に示すように,搬送ベルト7の搬送方向について,プロセス部5より下流側で,ベルトクリーナ9より上流側の位置に,左センサ21と,右センサ22とを備えている。左センサ21と右センサ22とは,搬送ベルト7の幅方向に見た場合に重なる位置に配置されており,図1中では重なっている。
左センサ21と右センサ22とは,図2に示すように,実際には離れた位置に設けられている。つまり,左センサ21は,搬送ベルト7の幅方向の一方の端部近傍に設けられ,右センサ22は,搬送ベルト7の幅方向の他方の端部近傍に設けられている。具体的には,搬送ベルト7の搬送方向が下から上向きとなるように見ると,幅方向の左端部に左センサ21,幅方向の右端部に右センサ22が配置されている。以下では,図2中に矢印で示すように,上述の向きで幅方向の左右を規定する。
左センサ21と右センサ22は,いずれも反射型の光学センサである。左センサ21は,搬送ベルト7上で幅方向について左側の検知範囲21Eにおける,搬送ベルト7上の画像の濃度に応じて異なる信号を出力する。右センサ22は,搬送ベルト7上で幅方向について右側の検知範囲22Eにおける,画像の濃度に応じて異なる信号を出力する。図2では,検知範囲21E,22Eをそれぞれ点線枠で示している。
左センサ21は,図2に示すように,LED等の1つの発光素子211とフォトトランジスタ等の2つの受光素子212,213とが,一体化されたものである。発光素子211は,検知範囲21Eに対して斜め方向から光を照射する。受光素子212は,発光素子211からの発光のうち,搬送ベルト7にて正反射された光を受光する角度に設けられている。また,受光素子213は,受光素子212とは異なる位置にて,拡散反射光を受光する。左センサ21は,センサの一例である。
そして,左センサ21は,受光素子212の受光量に基づく信号と,受光素子213の受光量に基づく信号とをそれぞれ出力する。つまり,プリンタ100は,左センサ21の出力信号に基づいて,検知範囲21Eにおける正反射光量と拡散反射光量との両方を検出する。
一方,右センサ22は,図2に示すように,LED等の1つの発光素子221とフォトトランジスタ等の1つの受光素子222とが,一体化されたものである。発光素子221は,検知範囲22Eに対して斜め方向から光を照射する。受光素子222は,発光素子221からの発光のうち,搬送ベルト7にて正反射された光を受光する角度に設けられている。右センサ22には,左センサ21とは異なり,正反射光を受光する受光素子222以外の受光素子は設けられていない。
そして,右センサ22は,受光素子222の受光量に基づく信号を出力する。つまり,プリンタ100は,右センサ22の出力信号に基づいて,検知範囲22Eにおける正反射光量を検出する。なお,左センサ21と右センサ22との位置関係は,逆でもよい。
プリンタ100は,左センサ21と右センサ22からの出力信号を利用して,濃度補正や位置ずれ補正を行う。プリンタ100は,例えば,図2に示すように,搬送ベルト7上に濃度補正用のパターン画像28を形成し,形成したパターン画像28が少なくとも左センサ21の検知範囲21Eを通過している期間に,左センサ21の出力信号を取得する。
濃度補正用のパターン画像28は,例えば,図2に示すように,各色について,複数段階の階調の四角形状のベタ画像を並べたものである。プリンタ100は,濃度補正の実行指示に基づいて,例えば,10%濃度〜100%濃度まで10%刻みで各色10個のベタ画像を,搬送ベルト7上であって左センサ21の検知範囲21Eを通る位置に形成する。なお,プリンタ100は,位置ずれ補正を行う場合には,パターン画像28とは異なる画像を形成し,左センサ21の出力信号と右センサ22の出力信号とを取得する。
続いて,プリンタ100と,プリンタ100に接続されるPC200と,の電気的構成について説明する。本形態のプリンタ100は,図3に示すように,CPU31と,ROM32と,RAM33と,NVRAM(不揮発性RAM)34とを有するコントローラ30を備えている。また,プリンタ100は,プロセス部5と,左センサ21と,右センサ22と,ネットワークIF(ネットワークインターフェース)37と,操作パネル40とを備え,これらがCPU31によって制御される。
ROM32には,プリンタ100を制御するための制御プログラムであるファームウェアや各種設定,初期値等が記憶されている。RAM33は,各種制御プログラムが読み出される作業領域として,あるいは画像データを一時的に記憶する記憶領域として利用される。NVRAM34は,画像補正のための各種の補正データや,各種の設定値等を記憶する記憶領域として利用される。
CPU31は,ROM32から読み出した制御プログラムや各種センサから送られる信号に従って,その処理結果をRAM33またはNVRAM34に記憶させながら,プリンタ100の各構成要素を制御する。CPU31は,制御部の一例である。また,コントローラ30が制御部であってもよい。なお,図3中のコントローラ30は,CPU31等,プリンタ100の制御に利用されるハードウェアを纏めた総称であって,実際にプリンタ100に存在する単一のハードウェアを表すとは限らない。
ネットワークIF37は,ネットワークを介して接続された装置と通信を行うためのハードウェアである。プリンタ100は,ネットワークIF37を介して,PC200との通信を行う。通信方法は,有線でも無線でもよい。なお,USB規格に基づくインターフェースを備えるプリンタ100では,PC200との通信を,USB規格に基づく通信にて行ってもよい。操作パネル40は,ユーザに対する報知の表示と,ユーザによる指示入力の受け付けとを担うハードウェアである。操作パネル40は,例えば,液晶ディスプレイと,スタートキー,ストップキー,テンキー等から構成されるボタン群とを備える。
本形態のPC200は,図3に示すように,CPU231と,ROM232と,RAM233と,HDD234と,を備える。さらに,PC200は,キーボードやマウス,ディスプレイ等の入出力部240と,ネットワークIF(ネットワークインターフェース)237と,を備え,これらがCPU231によって制御される。PC200は,ネットワークIF237を介して,プリンタ100との通信を行う。
そして,PC200のHDD234には,PC200に本形態の動作を行わせるためのプログラムである作成プログラム2341が記憶されている。PC200は,情報処理装置の一例であり,作成プログラム2341は,制御プログラムの一例である。作成プログラム2341については,後述する。
続いて,プリンタ100における,中間調濃度の画像の形成について説明する。プリンタ100は,中間調濃度の画像を,ディザマトリクス法または誤差拡散法等による2値化画像として形成する。このように2値化画像にて中間調濃度の画像を形成する場合,入力値である印刷データの階調に対して,印刷された画像の濃度である出力濃度は,完全に直線的な関係とはならない。
階調と濃度との関係の例を図4に示す。図4中の横軸は,画像の濃度として印刷データにて指示される入力値である。入力値は,0〜100%の範囲で表される入力濃度(%),または,無単位の整数で表される入力階調Nである。本形態のプリンタ100は,色ごとに256段階の中間調濃度の画像を印刷可能な装置であり,入力階調としては,例えば,0〜255の整数を用いる。なお,入力階調が255の画像の濃度は,入力濃度が100%濃度の画像の濃度に対応する。以下では,入力値として入力階調Nを用いて説明する。
図4中の破線は,入力階調Nの変化に対して直線的に変化する目標濃度T(N)であり,同図中の実線は,プリンタ100に入力階調Nの印刷データを印刷させた場合の出力濃度P(N)の例である。図4に示すように,出力濃度P(N)は,目標濃度T(N)とは異なる曲線を描く。この図の例では,入力階調Nの中央値付近で,出力濃度P(N)は目標濃度T(N)より大きい濃度となっている。
プリンタ100は,図3に示したように,入力階調Nの印刷データを印刷した画像の濃度を目標濃度T(N)に近づけるためのキャリブレーションテーブル71を,NVRAM34に記憶している。キャリブレーションテーブル71は,濃度補正テーブルの一例である。キャリブレーションテーブル71には,各入力階調Nに対応する修正階調Mが記憶される。修正階調Mも,入力階調Nと同様に,0〜255の整数である。プリンタ100は,キャリブレーションテーブル71を使用して,入力階調Nを修正階調Mに修正して,印刷する。キャリブレーションテーブル71は,ROM32に記憶されていてもよい。
そして,プリンタ100は,印刷データのうち,濃度が入力階調Nである画像を印刷する際には,キャリブレーションテーブル71に基づいて,入力階調Nに対応する修正階調Mを取得し,修正階調Mの画像を印刷する。修正階調Mの画像の濃度は,入力階調Nの目標濃度T(N)に近い濃度である。なお,プリンタ100は,キャリブレーションテーブル71を色ごとに備え,印刷する色に対応するキャリブレーションテーブル71を使用する。以下では,1色について説明するが,他の色についても同様である。
本形態のPC200は,HDD234に,プリンタ100用のキャリブレーションテーブル71を作成する作成プログラム2341を備えている。PC200は,プリンタ100に接続されて,作成プログラム2341の実行指示を受け付けると,プリンタ100との通信を行って,キャリブレーションテーブル71を作成し,作成したキャリブレーションテーブル71をプリンタ100に記憶させる。作成プログラム2341の実行指示は,例えば,出荷前のプリンタ100に接続された状態で入力され,プリンタ100は,キャリブレーションテーブル71をNVRAM34またはROM32に記憶している状態で出荷される。
上述したように,作成プログラム2341の実行時には,例えば,図5に示すように,PC200とプリンタ100とで通信が行われる。PC200とプリンタ100との通信は,例えば,ネットワークIF237とネットワークIF37とを介して行われる。
PC200は,作成プログラム2341の実行指示を受け付けると,図5中の矢印t1に示すように,プリンタ100に,濃度補正用のパターン画像を形成する指示と,形成したパターン画像を読み取ってその読み取り結果をPC200に返信する指示と,を送信する。矢印t1の指示は,プリンタ100に,例えば,図2に示したような,複数の階調によるパターン画像を形成させる指示を含む指示である。矢印t1の指示は,第1の指示の一例である。
なお,後述するように,PC200は,プリンタ100にパターン画像を形成させる指示を2回送信する。そして,1回目と2回目とでは,形成させるパターン画像が異なる。矢印t1の指示に含まれる1回目の指示では,PC200は,プリンタ100に,例えば,図6(A)に示すように,等間隔の複数の階調のパターンを含む第1パターン画像281を形成させる。なお,図6中で,四角の枠はベタ画像のパターンの例であり,枠内の数字は,形成させるベタ画像の階調の例を示している。PC200は,第1パターン画像281に含まれるパターンの各階調を矢印t1の指示とともに送信する。第1パターン画像281は,第1のパターン画像の一例である。
プリンタ100は,受信した指示に基づいて,複数の階調のそれぞれによるベタ画像のパターンを含む第1パターン画像281を形成する。形成される第1パターン画像281は,例えば,図6(A)に示すように,複数段階の階調のパターンを並べた画像である。なお,第1パターン画像281は,256階調の全ての階調の画像ではなく,いくつかの異なる階調を抽出して,抽出した階調のパターンによる画像である。
そして,プリンタ100は,左センサ21の出力信号に基づいて,第1パターン画像281を読み取り,各パターンの濃度を取得する。さらに,プリンタ100は,図5中の矢印t2に示すように,取得した各パターンの濃度である読み取り結果を,ネットワークIF37を介して,PC200に返信する。矢印t2では,読み取り結果として,濃度値を返信させてもよいし,左センサ21の出力信号を返信させてもよい。これにより,PC200は,第1パターン画像281に含まれる各階調の出力濃度を取得する。
前述したように,第1パターン画像281は,256階調の全ての階調の画像ではない。そこで,PC200は,受信した読み取り結果に基づいて,補間計算によって,256階調の全てについて,入力階調Nに対する出力濃度P(N)を取得する。PC200は,補間計算として,例えば,線形補間,スプライン補間を利用できる。これにより,第1パターン画像281を形成する際に抽出されなかった階調についても,出力濃度P(N)が得られる。
そして,PC200は,図3に示したように,仮のキャリブレーションテーブルであるプレキャリブレーションテーブル711をRAM233に作成する。プレキャリブレーションテーブル711は,キャリブレーションテーブル71と同様の構成のテーブルである。プレキャリブレーションテーブル711は,一時的に作成されるテーブルであり,PC200は,キャリブレーションテーブル71の作成が終了したら,プレキャリブレーションテーブル711をRAM233から消去する。なお,PC200は,プレキャリブレーションテーブル711を,HDD234に記憶してもよい。
プレキャリブレーションテーブル711の作成時に,PC200は,例えば,図7に示すように,入力階調Nに対応する修正階調Mを決定する。つまり,出力濃度Pのうち,入力階調Nの目標濃度T(N)に近い濃度である出力濃度P(M)が得られた入力階調Mを,仮に入力階調Nの修正階調Mとし,プレキャリブレーションテーブル711に登録する。なお,修正階調Mは,例えば,目標濃度T(N)に対し濃淡のいずれかの方向に最も近い出力濃度P(M)の階調Mとする。つまり,出力濃度P(M)は,目標濃度T(N)に最も近い出力濃度P,目標濃度T(N)以上で最小の出力濃度P,目標濃度T(N)以下で最大の出力濃度P,のいずれかである。出力濃度Pに基づく修正階調は,第1の修正階調の一例である。
出力濃度P(N)の大部分が補間計算にて取得された結果であるため,得られた修正階調Mにて印刷した結果の濃度が正確に出力濃度P(M)となるとは限らず,ある程度の誤差が含まれる。そして,プレキャリブレーションテーブル711には,誤差の大きい箇所がある可能性が高い。
作成プログラム2341の説明に戻り,本形態のPC200は,プレキャリブレーションテーブル711を作成した後,図5中の矢印t3に示すように,プリンタ100に,2回目の濃度補正用のパターン画像を形成する指示と,形成したパターン画像を読み取ってその読み取り結果をPC200に返信する指示と,を送信する。矢印t3では,PC200は,例えば,図6(B)に示すように,1回目の第1パターン画像281とは異なる第2パターン画像282を形成させる。矢印t3の指示は,第2の指示の一例である。
矢印t3の指示にて,PC200は,作成したプレキャリブレーションテーブル711を用いて,プリンタ100に形成させる第2パターン画像282の複数の階調を決定する。つまり,第2パターン画像282に含まれる各パターンの階調は,第1パターン画像281の各階調を,作成したプレキャリブレーションテーブル711にて補正した修正階調Mである。例えば,図6(B)に示すように,入力階調175に対する修正階調が79であり,入力階調50に対する修正階調が27である場合,第2パターン画像282は,階調27や階調79のベタ画像を含む。第2パターン画像282は,第2のパターン画像の一例である。
なお,図6(B)の例に示す第2パターン画像282は,第1パターン画像281よりパターンの個数が少なく,また,形成する濃淡の順序が逆になっている。この点については,後述する。
プリンタ100は,矢印t3にて受信した指示に基づいて,第2パターン画像282を形成し,形成した第2パターン画像282を読み取って,各パターンの濃度を取得する。さらに,プリンタ100は,図5中の矢印t4に示すように,取得したパターンの濃度である読み取り結果を,ネットワークIF37を介して,PC200に返信する。
PC200は,矢印t4にて受信した読み取り結果に基づいて補間計算を行い,例えば,図4中に2点鎖線で示したように,各入力階調Nに対する出力濃度Q(N)を取得する。図6(B)の第2パターン画像282のように,一部の範囲の階調についてのみパターンを形成した場合には,256階調全てではなく,パターンを形成した範囲の入力階調Nに対する出力濃度Q(N)を取得する。そして,PC200は,図7に示した例と同様に,入力階調Nに対応する修正階調Mを決定する。
第2パターン画像282の入力階調Nは,既に作成したプレキャリブレーションテーブル711に基づく修正階調である。例えば,図6(B)に示すように,第2パターン画像282の入力階調79は,元の入力階調175の修正階調である。つまり,PC200は,プレキャリブレーションテーブル711を逆に参照することにより,2回目の出力濃度Qに基づく修正階調に対応する元の入力階調を取得できる。
第2パターン画像282は,プレキャリブレーションテーブル711にて修正した各修正階調Mでのパターンであることから,図4に示したように,2回目の出力濃度Q(N)は,1回目の出力濃度P(N)に比較して,目標濃度T(N)に近い。そして,図4の一部を拡大して図8に示すように,出力濃度P(N)の階調Nに対する傾きが目標濃度T(N)より大きい箇所では,形成するパターンのうち,2つの隣接する階調での出力濃度P(N)の濃度差dPより,出力濃度Q(N)の濃度差dQは小さい可能性が高い。さらに,図6に示したように,第2パターン画像282の入力階調Nの間隔は,第1パターン画像281の間隔よりも狭い場合が多い。これらのことから,2回目の補間計算では,1回目よりも補間による誤差が小さくなることが期待できる。
そして,PC200は,2回目の出力濃度Qを使用して,プレキャリブレーションテーブル711を補正し,キャリブレーションテーブル71とする。つまり,PC200は,プレキャリブレーションテーブル711を参照して,2回目の出力濃度Qに基づく修正階調に対応する元の入力階調から,当該入力階調の1回目の修正階調を取得する。元の入力階調に対する1回目の修正階調は,第2の修正階調の一例である。
さらに,PC200は,図5の矢印t5に示すように,作成したキャリブレーションテーブル71に基づいて,各入力階調Nに対する各修正階調Mを,順にプリンタ100に送信する。プリンタ100は,受信した修正階調Mを,NVRAM34のキャリブレーションテーブル71に順に書き込む。これで,プリンタ100のNVRAM34には,補正後のキャリブレーションテーブル71が記憶される。
続いて,図9のフローチャートを参照して,PC200に組み込まれている作成プログラム2341に基づいて実行されるキャリブレーションテーブル作成処理について説明する。キャリブレーションテーブル作成処理では,各入力階調Nに対応付けて各修正階調Mを記憶するキャリブレーションテーブル71を,プリンタ100に記憶させる。キャリブレーションテーブル作成処理は,キャリブレーションテーブル71の作成指示が入力されたことを契機に,CPU231によって実行される。キャリブレーションテーブル作成処理は,例えば,組み立てが完了して出荷前のプリンタ100に接続されたPC200にて実行される。
キャリブレーションテーブル作成処理では,CPU231は,まず,図6(A)に示したような第1パターン画像281を形成させる指示を,プリンタ100に送信する(S101)。S101は,第1の指示送信処理の一例である。プリンタ100は,PC200からの指示に基づき,第1パターン画像281を搬送ベルト7上に形成する。なお,第1パターン画像281中の各パターンの階調や順序は,図6に示した例に限らない。
CPU231は,形成した第1パターン画像281の各パターンを読み取らせる指示を,プリンタ100に送信する(S102)。プリンタ100は,PC200からの指示に基づき,左センサ21の出力信号に基づいて,第1パターン画像281の各パターンの濃度を取得する。
CPU231は,読み取ったパターンの濃度をPC200に送信させる指示を,プリンタ100に送信する(S103)。プリンタ100は,PC200からの指示に基づき,取得した各パターンの濃度をPC200に送信する。CPU231は,S101〜S103の指示をまとめて1つの指示として送信してもよい。
CPU231は,S103の送信後,プリンタ100からの返信を待つ。そして,プリンタ100からパターンの濃度を受信したら,CPU231は,受信した各パターンの濃度に基づいて,補間計算によって,全ての入力階調N(N=0〜255)に対する1回目の出力濃度P(N)(図4参照)を取得する(S104)。S104は,第1の出力濃度取得処理の一例である。
さらに,CPU231は,0%濃度(入力階調0)と,第1パターン画像281のうちの100%濃度(入力階調255)のパターンを読み取った結果の出力濃度P(255)と,の間を等分割して,入力階調N(N=0〜255)のそれぞれに対する目標濃度T(N)を取得する(S105)。第1パターン画像281に,100%濃度のパターンが含まれない場合には,S104にて取得した出力濃度P(255)の値を用いてもよい。
次に,CPU231は,S104にて取得した出力濃度P(N)と,S105にて取得した目標濃度T(N)とから,入力階調Nに対する1回目の修正階調MAを取得し,プレキャリブレーションテーブル711を作成する(S106)。S106は,第1の修正階調取得処理の一例である。
例えば,CPU231は,入力階調Mに対する出力濃度P(M)が,入力階調Nに対する目標濃度T(N)に最も近い値である入力階調Mを,入力階調Nに対応する1回目の修正階調MAとする。S106では,CPU231は,例えば,図10に示すように,入力階調Nと1回目の修正階調MAとを対応付けて,プレキャリブレーションテーブル711に記憶する。図10は,入力階調Nと,1回目の修正階調MAと,後述する2回目の修正階調MBと,キャリブレーションテーブル71に記憶される修正階調Mとの関係の例を示す図である。つまり,プレキャリブレーションテーブル711には,入力階調Nと1回目の修正階調MAとの関係が一時的に記憶され,キャリブレーションテーブル71には,入力階調Nと最終的な修正階調Mとの関係が記憶される。
次に,CPU231は,第2パターン画像282を形成する指示を,プリンタ100に送信する(S107)。S107は,第2の指示送信処理の一例である。CPU231は,作成したプレキャリブレーションテーブル711を参照して,2回目に形成するパターン画像の入力階調Nを決定する。例えば,第1パターン画像281の各入力階調Nに対応する1回目の修正階調MAを,第2パターン画像282の各パターンの階調とする。
本形態では,第2パターン画像282は,第1パターン画像281よりも少ない個数のパターンであってもよい。例えば,第1パターン画像281に基づく出力濃度P(N)の入力階調Nに対する変化の割合である測定傾きが,所定の閾値より小さい範囲の階調のパターンは,第2パターン画像282には含まないとしてもよい。所定の閾値には,例えば,目標濃度T(N)の入力階調Nに対する変化の割合を示す目標傾きが適用可能である。例えば,図4に示した例では,第2パターン画像282として,70〜100%濃度に対応するパターンを含まず,10〜60%濃度に対応するパターンのみを含むものとしてもよい。複数段階の階調のうち測定傾きが小さい範囲の階調では,補間計算による誤差は小さい。そのため,測定傾きが小さい範囲の階調については,パターンの形成を省略して,第2パターン画像282のパターン形成に伴うトナーの消費を抑える方が好ましい。
また,本形態では,階調に対する第2パターン画像282の各パターンの形成順序を,第1パターン画像281とは異なる順序とするとよい。例えば,図6(B)に示したように,濃淡の順序を逆にするとよい。つまり,第1パターン画像281では,濃度の小さいパターンを先に,濃度の大きいパターンを後に形成させた場合,第2パターン画像282では,濃度の大きいパターンを先に,濃度の小さいパターンを後に形成させるとよい。パターン画像を形成する際,パターン画像の書き始めと書き終わりとで印刷の誤差が生じ易い。そのため,1回目のパターン形成と2回目のパターン形成とで,階調に対応する画像の順序を変えることで,測定値の誤差の出力濃度への影響をより軽減し得る。
そして,CPU231は,形成した第2パターン画像282の各パターンを読み取らせる指示を,プリンタ100に送信する(S108)。そして,CPU231は,読み取ったパターンの濃度を返信させる指示を,プリンタ100に送信する(S109)。そして,プリンタ100からパターンの濃度を受信したら,CPU231は,S104と同様に,補間計算によって,入力階調N(N=0〜255)のそれぞれに対する2回目の出力濃度Q(N)を取得する(S110)。S110は,第2の出力濃度取得処理の一例である。S110では,CPU231は,形成した第2パターン画像282の階調の範囲について,出力濃度Q(N)を取得すればよい。
CPU231は,さらに,S106と同様に,2回目に取得した出力濃度Q(N)と目標濃度T(N)とに基づいて,プレキャリブレーションテーブル711を参照し,キャリブレーションテーブル71を作成する(S111)。S111は,第2の修正階調取得処理の一例である。つまり,CPU231は,出力濃度Q(N)と目標濃度T(N)とから2回目の修正階調MBを取得し,プレキャリブレーションテーブル711を参照して,対応する1回目の修正階調MAを取得する。そして,取得した1回目の修正階調MAを,入力階調Nに対する修正階調Mとする。
図10の例では,CPU231は,矢印(1)〜(5)の手順で,入力階調Nに対する修正階調Mを取得する。CPU231は,まず,1回目の第1パターン画像281を形成し,出力濃度P(N)に基づいて,入力階調Nに対応する1回目の修正階調MAを取得する。例えば,図10の矢印(1)に示すように,入力階調160に対応する1回目の修正階調70が得られる。CPU231は,取得した1回目の修正階調MAを入力階調Nに対応させて,プレキャリブレーションテーブル711に記憶する。
次に,CPU231は,2回目の第2パターン画像282を形成し,出力濃度Q(N)に基づいて,入力階調Nに対応する2回目の修正階調MBを取得する。例えば,図10の矢印(2)に示すように,入力階調160に対応する2回目の修正階調180が得られる。ここで,第2パターン画像282は,入力階調Nを1回目の修正階調MAに修正して形成したものである。つまり,2回目の入力階調160は,1回目の修正階調70に変更されている。
もし,プレキャリブレーションテーブル711に誤差が無いとすれば,2回目の修正階調MBは,1回目の入力階調160となるはずである。しかし,図10の例では,プレキャリブレーションテーブル711に誤差が有ったことから,2回目の修正階調MBは階調160ではなく,階調180であった。つまり,例えば,図10の矢印(3),(4)に示すように,元の入力階調180に対応する1回目の修正階調84にて形成する画像の濃度の方が,元の入力階調160に対応する1回目の修正階調70にて形成する画像の濃度よりも,入力階調160に対する目標濃度T(160)に近いことが分かった。
そこで,CPU231は,2回目の修正階調MBに基づく1回目の修正階調MAを,入力階調Nに対応する修正階調Mとする。つまり,例えば,図10の矢印(5)に示すように,入力階調160の修正階調は84に決定される。そして,CPU231は,S111にて,全ての入力階調Nに対して,それぞれ対応する修正階調Mを取得する。入力階調Nと修正階調Mとを対応させたテーブルが,キャリブレーションテーブル71である。
そして,CPU231は,作成したキャリブレーションテーブル71にて決定した各修正階調を,ネットワークIF237を介して,プリンタ100に送信し(S112),キャリブレーションテーブル作成処理を終了する。S112は,修正階調送信処理の一例である。
以上,詳細に説明したように,第1の実施の形態のPC200は,プリンタ100でのパターン画像281,282の読み取り結果を,それぞれ補間計算して,出力濃度P,Qを取得する。さらに,1回目の修正階調を用いて第2パターン画像282の入力階調を決定することから,第2パターン画像282の出力濃度Qは,第1パターン画像281の出力濃度Pよりも目標濃度Tに近い。従って,出力濃度Qに基づく補間計算の誤差は,出力濃度Pに基づく補間計算の誤差よりも,小さい可能性が高い。PC200は,2回目の出力濃度Qに基づいてキャリブレーションテーブル71を作成するので,誤差の小さいキャリブレーションテーブル71が得られることが期待できる。このように作成されたキャリブレーションテーブル71を用いて印刷することで,プリンタ100は,より目標濃度に近い濃度で印刷できる可能性が高い。
続いて,本発明にかかる画像形成装置を具体化した第2の実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。本形態は,電子写真方式の画像形成機能を備えたプリンタに本発明を適用したものである。
本形態のプリンタは,第1の実施の形態のプリンタ100に,第1の実施の形態のキャリブレーションテーブル作成処理と類似の処理を組み込んだ装置である。本形態のプリンタの構成は,第1の実施の形態のプリンタ100と同様のものであるので,説明を省略する。また,形成するパターン画像28や,修正階調の決定方法も,第1の実施の形態と同様であるので,説明を省略する。本形態では,プリンタが,キャリブレーションテーブル71を作成して記憶する点で,第1の実施の形態とは異なる。
本形態のプリンタにて実行されるキャリブレーションテーブル作成記憶処理について,図11のフローチャートを参照して説明する。キャリブレーションテーブル作成記憶処理は,キャリブレーションテーブル71の作成指示を受け付けたことを契機に,プリンタのCPU31によって実行される。
キャリブレーションテーブル作成記憶処理では,CPU31は,まず,第1パターン画像281を形成する(S201)。S201は,第1のパターン画像形成処理の一例である。CPU31は,第1パターン画像281として,例えば,10%濃度刻みの複数階調のベタ画像を,プロセス部5に形成させる。
そして,CPU31は,形成した第1パターン画像281を読み取る(S202)。CPU31は,形成した第1パターン画像281が左センサ21の検知範囲21Eを通過する際の左センサ21の出力信号に基づいて,第1パターン画像281に含まれる各パターンの濃度を取得する。S202は,第1の濃度測定処理の一例である。
CPU31は,取得した濃度に基づいて補間計算を行い,全階調Nについての1回目の出力濃度P(N)を取得する(S203)。S203は,第1の出力濃度取得処理の一例である。さらに,CPU31は,各入力階調Nに対する目標濃度T(N)を取得する(S204)。S203とS204とは,逆順でもよい。
そして,CPU31は,S203にて取得した出力濃度P(N)と,S204にて取得した目標濃度T(N)とを用いて,キャリブレーションテーブル71を作成する(S205)。S205は,テーブル作成処理の一例である。S205の処理は,第1の実施の形態におけるS106と同様の処理である。つまり,S204にて作成されるキャリブレーションテーブル71の内容は,第1の実施の形態におけるプレキャリブレーションテーブル711の内容と同じものである。プリンタ100は,作成したキャリブレーションテーブル71を,NVRAM34に記憶する。
次に,CPU31は,作成したキャリブレーションテーブル71を用いて,第2パターン画像282を形成する(S206)。S206は,第2のパターン画像形成処理の一例である。なお,第2パターン画像282は,第1の実施の形態と同様に,第1パターン画像281に比較して,パターンの数の少ないものとしてもよいし,パターンの並び順を変更したものとしてもよい。
そして,CPU31は,形成した第2パターン画像282を読み取る(S207)。CPU31は,左センサ21の出力信号に基づいて,第2パターン画像282に含まれる各パターンの濃度を取得する。S207は,第2の濃度測定処理の一例である。
CPU31は,S207にて取得したパターンの濃度に基づいて補間計算を実行し,2回目の出力濃度Q(N)を取得する(S208)。S208は,第2の出力濃度取得処理の一例である。S208では,第2パターン画像282を形成した階調の範囲についての出力濃度Q(N)を取得すればよい。
そして,CPU31は,第1の実施の形態のS111と同様に,取得した出力濃度Q(N)に基づいて,キャリブレーションテーブル71を修正し(S209),キャリブレーションテーブル作成記憶処理を終了する。S209は,テーブル修正処理の一例である。本形態では,1回目に形成したパターンに基づいて,プリンタ100のNVRAM34にキャリブレーションテーブル71を記憶するので,その一部または全部の修正階調を書き換えることで,より精密なキャリブレーションテーブル71となる。
なお,第2の実施の形態のプリンタは,パターン画像28とは異なる印刷用の画像を形成する場合には,NVRAM34に記憶しているキャリブレーションテーブル71を参照して,印刷データにて指示される濃度を補正する。つまり,プリンタは,印刷データの階調を対応する修正階調に修正し,修正階調の画像を印刷する。キャリブレーションテーブル71を使用して印刷する処理は,印刷画像形成処理の一例である。
以上,詳細に説明したように,第2の実施の形態のプリンタは,第1の実施の形態と同様に,2回のパターン画像を形成して,2回目の出力濃度Qに基づいてキャリブレーションテーブル71を作成するので,誤差の小さいキャリブレーションテーブル71を作成できることが期待できる。
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,プリンタに限らず,複写機,複合機,FAX装置等,画像形成機能を備えるものであれば適用可能である。また,電子写真方式の画像形成装置に限らず,インクジェット方式の画像形成装置にも適用可能である。また,カラー印刷可能な装置に限らず,モノクロ印刷専用の装置にも適用可能である。
また,本形態では,入力値として,0から255の整数の入力階調Nを用いているが,%濃度を用いてもよいし,入力階調Nや%濃度に対応する他の値を用いてもよい。
また,本形態では,測定傾きが小さい範囲では,2回目のパターンを形成しないとしたが,形成してもよい。ただし,測定傾きが小さい範囲では,2回目のパターンによる補正の効果は小さく,トナーの使用量を抑える観点から,パターンを形成しないことが好ましい。
また,本形態では,第2パターン画像282と第1パターン画像281では,パターンの濃淡の順序を変更するとしたが,変更しなくてもよい。ただし,変更すれば,形成順による誤差を緩和できる可能性が高まるので好ましい。
また,第1の実施の形態では,第1パターン画像281の画像データが,プリンタ100に記憶しているパターン画像28と同じものであれば,1回目の形成指示では,PC200は,パターン画像の階調をプリンタ100に送信しなくてもよい。つまり,PC200は,プリンタ100に,自身で記憶しているパターン画像28を形成させてもよい。
また,第1の実施の形態では,PC200は,2回目の形成指示にて,プレキャリブレーションテーブル711にて修正した階調をプリンタ100に送信するとしたが,プリンタ100に階調を修正させてもよい。つまり,作成したプレキャリブレーションテーブル711をプリンタ100に記憶させ,PC200からは修正前の階調でのパターン形成を指示して,プリンタ100にて,修正階調に変更したパターンを形成させるとしてもよい。また,PC200は,修正階調を送信する代わりに,作成したキャリブレーションテーブル71をテーブルとしてプリンタ100に送信してもよい。
また,第1及び第2の実施の形態では,プリンタ100の出荷前にキャリブレーションテーブルを作成するとしたが,これに限らない。例えば,出荷後,所定枚数以上の印刷を行った後や,部品の交換を行った後等には,キャリブレーションテーブルを作成し直してもよい。例えば,メンテナンス用のPCを接続して,第1の実施の形態のキャリブレーションテーブル作成処理を実行させてもよいし,プリンタ100にて,第2の実施の形態のキャリブレーションテーブル作成記憶処理を実行させてもよい。
また,実施の形態に開示されている処理は,単一のCPU,複数のCPU,ASICなどのハードウェア,またはそれらの組み合わせで実行されてもよい。また,実施の形態に開示されている処理は,その処理を実行するためのプログラムを記録した記録媒体,または方法等の種々の態様で実現することができる。
5 プロセス部
21 左センサ
31 CPU
100 プリンタ
200 PC
231 CPU
2341 作成プログラム

Claims (5)

  1. 情報処理装置に,
    複数段階の階調のうち幾つかの異なる階調を用いた画像である第1のパターン画像を形成する指示を伴う第1の指示を,画像形成装置に送信する第1の指示送信処理と,
    前記第1の指示に応じて前記画像形成装置にて形成された前記第1のパターン画像の濃度の測定値を受信し,その測定値に基づいて補間計算し,前記複数段階の各階調に対する出力濃度を取得する第1の出力濃度取得処理と,
    前記第1の出力濃度取得処理によって得られた出力濃度のうち,前記複数段階の各階調の目標濃度に対し濃淡のいずれかの方向に最も近い濃度の階調である第1の修正階調を取得する第1の修正階調取得処理と,
    前記複数段階の階調のうち幾つかの異なる階調を用いた画像である第2のパターン画像であって,前記第1の修正階調取得処理によって得られた前記第1の修正階調を用いた前記第2のパターン画像を形成する指示を伴う第2の指示を,前記画像形成装置に送信する第2の指示送信処理と,
    前記第2の指示に応じて前記画像形成装置にて形成された前記第2のパターン画像の濃度の測定値を受信し,その測定値に基づいて補間計算し,前記複数段階の各階調に対する出力濃度を取得する第2の出力濃度取得処理と,
    前記第2の出力濃度取得処理によって得られた出力濃度のうち,前記複数段階の各階調の目標濃度に対し濃淡のいずれかの方向に最も近い濃度の階調である第2の修正階調を取得する第2の修正階調取得処理と,
    前記第2の修正階調取得処理によって得られた前記第2の修正階調を,前記画像形成装置に送信する修正階調送信処理と,
    を実行させることを特徴とする制御プログラム。
  2. 請求項1に記載する制御プログラムにおいて,
    前記第2のパターン画像は,用いられる階調の数が前記第1のパターン画像よりも少ない,
    ことを特徴とする制御プログラム。
  3. 請求項2に記載する制御プログラムにおいて,
    前記第2のパターン画像は,単位階調ごとの出力濃度の変化の割合を示す測定傾きが閾値よりも小さい範囲にある階調の数が,前記第1のパターン画像よりも少なく,
    前記閾値は,単位階調ごとの目標濃度の変化の割合を示す目標傾きよりも小さい値である,
    ことを特徴とする制御プログラム。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載する制御プログラムにおいて,
    前記第2の指示は,階調に対応する画像の形成順序が前記第1のパターン画像と異なる前記第2のパターン画像を形成する指示を伴う,
    ことを特徴とする制御プログラム。
  5. 画像を形成する画像形成部と,
    画像の濃度に応じて異なる信号を出力するセンサと,
    制御部と,
    を備え,
    前記制御部は,
    複数段階の階調のうち幾つかの異なる階調を用いた画像である第1のパターン画像を,前記画像形成部に形成させる第1のパターン画像形成処理と,
    前記第1のパターン画像が前記センサの検知範囲を通過する際に前記センサから出力される信号に基づいて,前記第1のパターン画像の濃度を測定する第1の濃度測定処理と,
    前記第1の濃度測定処理による測定値に基づいて補間計算し,前記複数段階の各階調に対する出力濃度を取得する第1の出力濃度取得処理と,
    前記第1の出力濃度取得処理にて得られた出力濃度のうち,前記複数段階の各階調の目標濃度に対し濃淡のいずれかの方向に最も近い濃度の階調である修正階調と,前記複数段階の各階調と,が対応付けられた濃度補正テーブルを作成するテーブル作成処理と,
    前記テーブル作成処理によって作成された前記濃度補正テーブルを用いて,前記複数段階の階調のうち幾つかの異なる階調を用いた画像である第2のパターン画像を,前記画像形成部に形成させる第2のパターン画像形成処理と,
    前記第2のパターン画像が前記センサの検知範囲を通過する際に前記センサから出力される信号に基づいて,前記第2のパターン画像の濃度を測定する第2の濃度測定処理と,
    前記第2の濃度測定処理による測定値に基づいて補間計算し,前記複数段階の各階調に対する出力濃度を取得する第2の出力濃度取得処理と,
    前記第2の出力濃度取得処理にて得られた出力濃度に基づいて,前記濃度補正テーブルを修正するテーブル修正処理と,
    前記テーブル修正処理によって修正された前記濃度補正テーブルを用いて,パターン画像とは異なる印刷用の画像を,前記画像形成部に形成させる印刷画像形成処理と,
    を実行することを特徴とする画像形成装置。
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