JP2018035683A - 水力発電装置 - Google Patents
水力発電装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018035683A JP2018035683A JP2016166909A JP2016166909A JP2018035683A JP 2018035683 A JP2018035683 A JP 2018035683A JP 2016166909 A JP2016166909 A JP 2016166909A JP 2016166909 A JP2016166909 A JP 2016166909A JP 2018035683 A JP2018035683 A JP 2018035683A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- generator
- turbine
- drive shaft
- hydroelectric
- power generator
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Hydraulic Turbines (AREA)
Abstract
【解決手段】 支点を介して揺動可能に設置された揺動体と、上記揺動体の先端に設けられ水流によって回転せられるタービンと、上記揺動体の基端に設けられた発電機と、上記揺動体内に設けられ上記タービンの回転を上記発電機に伝達する回転伝達機構と、上記タービンに設けられたフロートと、を具備し、上記搖動体は先端側のタービン側搖動体要素と基端側の発電機側搖動体要素が上記支点を境に相互になす角度(θ)を調整可能に連結された構成をなしていて、上記回転伝達機構は上記タービン側の駆動軸と上記発電機側の駆動軸との間にユニバーサルジョイントを介在させた構成をなしていて、上記角度(θ)の調整に上記回転駆動機構が追従可能に構成されているもの。
【選択図】 図3
Description
特許文献1に記載された浮き水車式水力発電機は、川に設置されるものであり、主アームの先端側に水車が回転可能に設置されている。上記主アームの基端側には発電機が設置されており、上記水車の回転はギアとシャフトを介してこの発電機に伝達される。
すなわち、特許文献1に記載された浮き水車式水力発電機、特許文献2に記載された水力発電装置の何れの場合にも、タービンの回転を発電機に伝達させるための駆動軸系が真っ直ぐに設けられているため、タービンの位置に対して発電機の位置は真っ直ぐな所定位置に一義的に決められてしまい、これを微調整することができないという問題があった。
なお、微調整の例としては、タービンの位置はそのままで発電機を少しでも液面から離間させたい場合、同じく、タービンの位置はそのままで周囲との関係で発電機の位置を変えたい場合、等の例が考えられる。
また、請求項2による水力発電装置は、請求項1記載の水力発電装置において、上記支点は予想上昇水位の上に設けられていることを特徴とするものである。
また、請求項3による水力発電装置は、請求項1又は請求項2記載の水力発電装置において、上記発電機側揺動体要素には重錘が移動可能に設置されていることを特徴とするものである。
また、請求項4による水力発電装置は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の水力発電装置において、上記フロートは回転フロートであることを特徴とするものである。
また、請求項2による水力発電装置によると、請求項1記載の水力発電装置において、上記支点は予想上昇水位の上に設けられているので、上記支点が確実に水位の上昇に影響されないようにすることができる。
また、請求項3による水力発電装置によると、請求項1又は請求項2記載の水力発電装置において、上記発電機側揺動体要素には重錘が移動可能に設置されているので、上記発電機側と上記タービン側のバランスを容易に調整することができる。
また、請求項4による水力発電装置によると、請求項1〜請求項3の何れかに記載の水力発電装置において、上記フロートは回転フロートであるので、上記フロートに対する水流の抵抗を軽減するとともに、上記フロートが上記水流の妨げにならないようにすることができる。
なお、上記発電機支持筒9と上記外筒13aとによって発電機側搖動体要素を構成し、上記タービン支持筒11と上記内筒13bとによってタービン側搖動体要素を構成している。
上記外筒13aには、図3に示すように、上記タービン支持筒11によって貫通される切欠部15aが形成されている。また、上記内筒13bには、図3に示すように、後述する回転伝達機構によって貫通される切欠部15b、15cが形成されている。また、上記外筒13aの切欠部15aに対向する位置にも、回転伝達機構によって貫通される切欠部15dが形成されている。また、図1及び図2に示すように、上記外筒13aの外周側には、外筒用ハンドル13cが固着されている。
なお、上記発電機支持筒9と上記タービン支持筒11がなす角度(θ)を調整する場合には、上記固定用ボルト12、12を緩めて行う。
また、上記外筒13aの両端は上記支持部6a、6bの内側端面に略当接する位置まで延長されている。
一方、揺動体5全体を揺動させる場合には上記ハンドル16を使用する。その場合には、外筒13aと内筒13bは固定用ボルト12、12によって一体化されている。
また、上記タービン取付部23には、固定フロート30が設置されている。この上記タービン25a、25bは、この固定フロート30によって水面3aに浮上しており、上記河川3の水面3aの変動に追従して上下動する。
また、上記タービン側駆動軸39の反タービン取付部23側端(図3中左上端)には、カップリング40を介して、連結用駆動軸42が連結されている。
このように、上記回転伝達機構34の上記タービン側駆動軸39と上記発電機側駆動軸49が、上記連結用駆動軸42、上記ユニバーサルジョイント43、上記連結用駆動軸45を介して角度調整可能に連結されていることになる。
まず、初期設定を行う。
すなわち、発電機支持筒9とタービン支持筒11とがなす角度(θ)を調整・設定する。勿論、真っ直ぐで問題ない場合には、θ=180°に設定する。これに対して、発電機21を少しでも液面3aから離間させたい場合、或いは、周囲との関係で発電機21の位置を変えたい場合、には固定用ボルト12、12を緩めて、ユニバーサルジョイント43の可動範囲内で、角度(θ)を調整する。
具体的には、180°に対して、例えば、15°以内で角度(θ)を小さくする。
なお、回転伝達機構34のタービン側駆動軸39側と発電機側駆動軸49側がユニバーサルジョイント43を介して連結されているので、上記角度(θ)が180°未満になっても、上記タービン25a、25bから上記発電機21への駆動力の伝達が損なわれることはない。
次に、重錘57の位置を調整・設定する。すなわち、液面3aが同じでも、重錘57の位置によって、タービン25a、25bの浸漬深さは変わる。そこで、水量、風向、等、様々な条件を考慮して、最も発電効率が良い浸漬深さが得られるような位置に重錘57を固定する。
このような一連の動作において、タービン取付部23に設置された固定フロート30によって、上記タービン25a、25bの高さが上記河川3の水面3aの高さに追従する。
なお、ハンドル16がストッパ20に当接されることにより、上記揺動体5の図2中時計回り方向へのそれ以上の揺動が規制される。よって、水面3aが極端に下がっても、上記タービン25a、25bが上記河川3の川底3bに接触することはない。
まず、タービン25a、25bと発電機21を結ぶ駆動軸系にユニバーサルジョイント43を介在させているので、発電機21の位置を微調整することができる。よって、タービン25a、25bの位置はそのままで発電機21を少しでも液面3aから離間させたい場合、同じく、タービン25a、25bの位置はそのままで周囲との関係で発電機21の位置を変えたい場合、等に効果的に、且つ、容易に対応することができる。
また、ハンドル16がストッパ20に当接されることで、上記揺動体5の図2中時計回り方向へのそれ以上の揺動が規制されるので、水面3aが極端に低下しても、上記タービン25a、25bが上記河川3の川底3bに接触して破損してしまうことはない。
また、上記ハンドル16とは別に、外筒13aには外筒用ハンドル13cが固着されているので、角度(θ)の調整も容易である。
この第2の実施の形態による水力発電装置71の場合には、前記第1の実施の形態における固定フロート30の代わりに、回転フロート73、73を採用している。これら回転フロート73、73は、図5に示すように、タービン回転軸33の両端側に軸受75、75(図4中上側の回転フロート73の軸受75は図示せず)を介して回転可能に設けられている。
なお、その他の構成は前記第1の実施の形態の場合と同様であり、図中同一部分には同一符号を付して示しその説明を省略する。
タービンの形状、羽根の数等には、様々な場合が考えられる。
また、タービンの代わりに、プロペラ、水車等を使用してもよい。
また、各構成要素の数、形状、位置等には、様々な場合が考えられる。
その他、本願発明は図示した構成に限定されるものではなく、様々な変形が考えられる。
5 揺動体
6a 支持部(支点)
6b 支持部(支点)
9 発電機支持筒(発電機側搖動体要素の一部)
11 タービン支持筒(タービン側搖動体要素の一部)
13a 外筒(発電機側搖動体要素の一部)
13b 内筒(タービン側搖動体要素の一部)
21 発電機
25a タービン
25b タービン
30 固定フロート
34 回転伝達機構
39 第1駆動軸(タービン側の駆動軸)
49 第2駆動軸(発電機側の駆動軸)
43 ユニバーサルジョイント
55 重錘
71 水力発電装置
73 回転フロート
Claims (4)
- 支点を介して揺動可能に設置された揺動体と、
上記揺動体の先端に設けられ水流によって回転せられるタービンと、
上記揺動体の基端に設けられた発電機と、
上記揺動体内に設けられ上記タービンの回転を上記発電機に伝達する回転伝達機構と、
上記タービンに設けられたフロートと、
を具備し、
上記搖動体は先端側のタービン側搖動体要素と基端側の発電機側搖動体要素が上記支点を境に相互になす角度(θ)を調整可能に連結された構成をなしていて、
上記回転伝達機構は上記タービン側の駆動軸と上記発電機側の駆動軸との間にユニバーサルジョイントを介在させた構成をなしていて、
上記角度(θ)の調整に上記回転駆動機構が追従可能に構成されていることを特徴とする水力発電装置。 - 請求項1記載の水力発電装置において、
上記支点は予想上昇水位の上に設けられていることを特徴とする水力発電装置。 - 請求項1又は請求項2記載の水力発電装置において、
上記発電機側揺動体要素には重錘が移動可能に設置されていることを特徴とする水力発電装置。 - 請求項1〜請求項3の何れかに記載の水力発電装置において、
上記フロートは回転フロートであることを特徴とする水力発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016166909A JP6382266B2 (ja) | 2016-08-29 | 2016-08-29 | 水力発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016166909A JP6382266B2 (ja) | 2016-08-29 | 2016-08-29 | 水力発電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018035683A true JP2018035683A (ja) | 2018-03-08 |
JP6382266B2 JP6382266B2 (ja) | 2018-08-29 |
Family
ID=61567063
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016166909A Active JP6382266B2 (ja) | 2016-08-29 | 2016-08-29 | 水力発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6382266B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3182673U (ja) * | 2013-01-24 | 2013-04-04 | 章 柴崎 | 水力発電システム |
JP2014058944A (ja) * | 2012-09-19 | 2014-04-03 | Eco holdings co ltd | 水力発電装置 |
JP2015083786A (ja) * | 2013-10-25 | 2015-04-30 | 矢内 誠 | 水力発電装置 |
-
2016
- 2016-08-29 JP JP2016166909A patent/JP6382266B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014058944A (ja) * | 2012-09-19 | 2014-04-03 | Eco holdings co ltd | 水力発電装置 |
JP3182673U (ja) * | 2013-01-24 | 2013-04-04 | 章 柴崎 | 水力発電システム |
JP2015083786A (ja) * | 2013-10-25 | 2015-04-30 | 矢内 誠 | 水力発電装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP6382266B2 (ja) | 2018-08-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5547735B2 (ja) | 波力発電装置 | |
CA2453401A1 (en) | Plant, generator and propeller element for generating energy from watercurrents | |
US4476397A (en) | Energy conversion apparatus | |
CN109515625B (zh) | 一种海洋监测浮标 | |
KR20090045225A (ko) | 수력발전장치 | |
TW201437475A (zh) | 輪機 | |
KR20100110780A (ko) | 터빈 장치 | |
JP6618920B2 (ja) | 流体動力学的エネルギー変換システムおよびその使用 | |
JP5389082B2 (ja) | 水車羽根型発電装置 | |
KR101542696B1 (ko) | 파력 발전 장치 | |
KR101616427B1 (ko) | 부유식 해상 풍력발전기 | |
JP2008202588A (ja) | 複動回転により揚抗力を利用する風水力翼車 | |
JP5875081B2 (ja) | フラッター水力発電装置 | |
WO2015034096A1 (ja) | 羽根構造体及び発電システム | |
JP2005264865A (ja) | 風車装置 | |
JP6382266B2 (ja) | 水力発電装置 | |
JP5543385B2 (ja) | 浮体式風力発電装置 | |
EP3619422B1 (en) | Flow turbine for hydro power plants | |
JP2014214600A (ja) | 海流発電装置 | |
JP5574408B2 (ja) | 流体式動力装置及び流体式発電装置 | |
JP2007247577A (ja) | 風車装置およびそれを用いた風力発電装置 | |
EP4341552A1 (en) | Enhanced wake mixing for floating wind turbines | |
KR101335337B1 (ko) | 가변면적 조류 발전 터빈 및 이를 이용한 조류 발전 방법 | |
JP2787975B2 (ja) | 可搬形発電用フロート水車 | |
JP2008180204A (ja) | 風力発電機用ブレード |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180611 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180627 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20180712 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20180801 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6382266 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |