JP2008180204A - 風力発電機用ブレード - Google Patents

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Abstract

【目的】本発明は可変ピッチ式ブレードの改良に関し、より詳しくは補助ブレードを用いることで低風速時においても回転トルクを増大して発電可能ならしめ、他方で強風時には回転を制御することが可能な風力発電機用ブレードを提供することを目的とする。
【構成】上記課題を解決するために本発明に係る風力発電機用ブレードはローターの高速回転時にはメインブレードとサブブレードとが重なり合い、ローターの低速回転時にはメインブレードとサブブレードとに間隙が生じるように構成した。
【選択図】 図1

Description

本発明は風力発電機用ブレードに関し、より詳しくは可変ピッチ方式ブレードの改良に関する。
近年地球温暖化対策等の観点から風力発電機が普及しつつある。風力発電機は一般にタワーの上端にナセルを回転自在に取り付け、このナセルにハブ及びブレードを有するローターを回転自在に取り付けて構成されるものである。
このブレードとしてピッチ角を変更することで起動トルクの増大を図るとともに、風速が過大な場合は回転数の制御を行うものがある。係る可変ピッチ方式ブレードとしてハブの中に電気制御装置や油圧制御装置が組み込まれているもの(例えば特許文献1記載の風力発電機)、ブレードが回転するときにブレードに発生する遠心力を用い可変ピッチとなすもの(例えば特許文献2記載の風力発電機)、ガバナーに作用する遠心力を利用するもの(例えば特許文献3記載の風力発電機)などがある。
特開平7−119616号公報 特開2007−9898号公報 実開昭59−190978号公報
風力発電機には定格風速があり、定格を大幅に超える速度で運転すると原動機の焼損やブレードの破損などを招く場合がある。他方で風力発電を行なう場合には一定の風量が必要であり弱風時には回転数の向上が不可欠である。そこで上述のような可変ピッチ式ブレードが用いられる。本発明は可変ピッチ式ブレードの改良に関し、より詳しくは補助ブレードを用いることで低風速時においても回転トルクを増大して発電可能ならしめ、他方で強風時には回転を制御することが可能な風力発電機用ブレードを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る風力発電機用ブレードはローターの高速回転時にはメインブレードとサブブレードとが重なり合い、ローターの低速回転時にはメインブレードとサブブレードとに間隙が生じるように構成した。
以下かように構成される本発明が如何にして課題を解決するかを図面を参照しながら述べる。
図1は低速回転時におけるブレードの斜視図であり、図2は図1におけるA−A線断面図であり、図3は高速回転時におけるブレードの斜視図であり、図4は図3におけるB−B線断面図である。
可変ピッチ方式ブレードは低風速時にはブレードの受風面積を大きくしてより大きな回転トルクを得るものである。本発明においては係る低風速時にいおて図1に示すように受風角度を垂直に近づけていくとともに、メインブレード11とサブブレード20との間に間隙ができるようにし、もってメインブレード11のみならずサブブレード20によっても受風せしめより大きな回転トルクを得るものである。
他方で強風時においてはブレードの回転速度を落とす必要があり、可変ピッチ方式ブレードはその受風角度を風に対して平行に近づけていく。本発明に係るブレードにおいては図3に示すように強風時には受風角度を風に対して平行に近づけていくと共に、メインブレード11とサブブレード20が重なり合い、つまりは受風面積を小さくなしブレード、ローターの回転を抑制するものである。
以下好ましい発明の一実施形態につき述べる。図4に示すように本発明にかかるブレード10はローターの高速回転時、すなわちメインブレード11とサブブレード20が重なり合っているときにはその断面が略流線形を呈するものである。つまりはブレードの形状として多く用いられている略流線形のものの下部を、別部材としてサブブレード20となしたものである。
メインブレード11には複数の板材12が取り付けられており、該板材12にはシャフト13が固着されている。このシャフト13の回転に伴いブレード10は受風角度すなわちピッチを変更するものである。シャフト13は図5や図6に示すように円筒形状のハブ31に連結されているものである。シャフト13の回転方法つまりはブレード10を可変ピッチとする方法は通常行われている任意のものでよい。つまりハブの中に電気制御装置や油圧制御装置が組み込むといった方法、ブレードが回転するときにブレードに発生する遠心力を用い可変ピッチとする方法、ガバナーに作用する遠心力を利用する方法などである。又複数のリンクによって各ブレードを連動させてピッチを可変制御するピッチ可変機構或いは各ブレードを各々独立したアクチュエーターで制御するピッチ可変機構どちらにでも適用可能である。
サブブレード20とメインブレード11に固着された板材12とはリンク部材21を介して揺動自在に取り付けられている(図2、図4参照)。つまり揺動軸22と板材12とは回転自在な形状となっており、他方で揺動軸22とリンク部材21とは固着されている。一方リンク部材21とサブブレード20とは回動自在に取り付けられるものである。
上述の揺動軸22のひとつの端部には歯車23が取り付けられており、ハブ31の側面に固着される平歯車32と噛み合う形状となっている。かように平歯車32と揺動軸22に設けた歯車23が噛み合うことでブレード10のピッチ、つまり受風角度の変化に応じてサブブレード20が揺動するものである。揺動する形態はローターの高速回転時にはメインブレードとサブブレードとが重なり合い、ローターの低速回転時にはメインブレードとサブブレードとに間隙が生じるように構成するものである。
尚、本発明はむろんタワーにナセルを取り付け、このナセルにハブ及びブレードを有するローターを回転自在に取り付ける通常の風力発電機に使用されるものである。
以下本発明をガバナーに作用する遠心力を利用した可変ピッチ方式ブレードに実施した形態を概説する。
図6は本件実施例を示す分解構成図である。ローター30を構成するハブ31には孔部31aが複数設けられており、ブレード10のシャフト13が貫通されている。シャフト13のハブ31内に位置する先端部には笠歯車14が取り付けられており、遠心ガバナー40の回転によって生じる作用力により該笠歯車14が回転しブレード10のピッチが変更され、もって揺動軸22の回転を生じせしめ本発明を構成するサブブレード20の開閉動作を行わしめるものである。以下この遠心ガバナー40によって生じる作用力の伝達機構について述べる。
遠心ガバナー40はハブ31と固定されたケーシング33に固着されるものであり、ローター30の回転に伴い回転軸34を中心として回転するものである。この回転により遠心ガバナー40を構成する分銅41・41に遠心力が作用し、分銅41を支持する板材42・43を揺動させるものである。
板材42と板材43とは揺動自在に連結されており、当該連結部分に分銅41が取り付けられている。かように連結される分銅41と板材42・43は一対設けられており、ケーシング33と固着される盤体44に取り付けられるものである。板材42と盤体44とは揺動自在に取り付けられている。
板材42の端面には図7に示すように歯部42aが形成されており、該歯部42aと噛み合う平歯車35をケーシング33内で上下動させるものである。一対の平歯車35・35はケーシング33内の直方体状の空洞部33a内に上下方向に摺動自在に装入されるものである。平歯車35の一方側面に設けられる歯部35aと板材42の歯部42aが噛みあい、他方側面に歯部35aと直角方向を向いて設けられる歯部35bと歯車部材36を構成する円筒形歯車部36aが噛み合うものである。ここに歯車部材36は円筒形歯車部36aと笠歯車部36bが一体に形成されたものであり、円筒形歯車部36aはケーシング33の円柱状空洞部33b内に装入され、笠歯車部36bはハブ31内に装入されるものである。そして笠歯車部36bはブレード10のシャフト12に取り付けられた笠歯車14と噛み合うものである。
遠心ガバナー40がローター30の回転に伴い回転すると、回転速度が上がるのに応じて遠心力が増し分銅41・41間の距離が離れていく。これに伴い板材42が揺動し歯部42aと噛みあう平歯車35がケーシング33内でその中心方向に揺動する。この動きに伴い歯車部材36が図6に示される矢印方向に回転し、笠歯車部36bと噛みあう笠歯車14が図中矢印の方向に回転するものである。これに伴い図示されていないがブレード10のピッチが変更し、この場合では回転速度が上がる場合であるのでそのピッチは風と平行の方向に近づいていくよう調整構成されるものである。係るピッチ変更に伴い、歯部31の側面に取り付けられた平歯車32と揺動軸22の端部に設けられた歯車23が噛みあっていることから、サブブレード20が揺動する。つまりはメインブレード11とサブブレード20との間隙が小さくなり、重なり合う方向に移動していくものである。
他方でローター30の回転速度が遅くなると、つまり受風力が落ちてくると分銅41・41間に掛け渡される引張バネ45の引張り力により分銅41・41間の距離が近づき、上述の場合と逆方向の歯車による作用力の伝達によりブレード10のピッチが変更されるものである。つまりブレード10の受風角度が垂直に近づくと共にメインブレード11とサブブレード20との間隙が大きくなる方向に移動し受風面積が広がるものである。
尚、回転軸34はハブ31、歯車部材36、ケーシング33、平歯車35・35の間、盤体44の空洞部44a、遠心ガバナー40の板材43・43間に掛け渡される円筒形部材45内に緩挿されるものである。
低速回転時におけるブレードの斜視図。 図1におけるA−A線断面図。 高速回転時におけるブレードの斜視図。 図3におけるB−B線断面図。 本発明の要部分解構成図。 実施例を示す分解構成図。 板材の正面図。
符号の説明
11・・メインブレード
20・・サブブレード

Claims (1)

  1. 低速回転時には受風角度を垂直に近づけていき、高速回転時には受風角度を風に対して平行に近づけていくよう構成された可変ピッチ式ブレードであって、ローターの高速回転時にはメインブレード11とサブブレード20とが重なり合い、ローターの低速回転時にはメインブレード11とサブブレード20とに間隙が生じるようにした風力発電機用ブレード。
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