JP2018035529A - コンクリート舗装用鉄筋の敷設方法及びコンクリート舗装方法 - Google Patents

コンクリート舗装用鉄筋の敷設方法及びコンクリート舗装方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018035529A
JP2018035529A JP2016167642A JP2016167642A JP2018035529A JP 2018035529 A JP2018035529 A JP 2018035529A JP 2016167642 A JP2016167642 A JP 2016167642A JP 2016167642 A JP2016167642 A JP 2016167642A JP 2018035529 A JP2018035529 A JP 2018035529A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mesh
concrete
paved surface
laying
concrete pavement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016167642A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6963287B2 (ja
Inventor
和彦 藤▲崎▼
Kazuhiko Fujisaki
和彦 藤▲崎▼
典信 片山
Norinobu Katayama
典信 片山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJISAKI SHOKAI CO Ltd
Original Assignee
FUJISAKI SHOKAI CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUJISAKI SHOKAI CO Ltd filed Critical FUJISAKI SHOKAI CO Ltd
Priority to JP2016167642A priority Critical patent/JP6963287B2/ja
Publication of JP2018035529A publication Critical patent/JP2018035529A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6963287B2 publication Critical patent/JP6963287B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Road Paving Structures (AREA)

Abstract

【課題】幅員方向に余裕がない場合であっても、メッシュを被舗装面に効率的に敷設して舗装することの可能な、コンクリート舗装用鉄筋の敷設方法及びコンクリート舗装方法を提供する。【解決手段】複数本の縦筋2と縦筋2に対して連結された複数本の横筋3とから構成されたメッシュMを、コンクリート舗装の被舗装面に設置するコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法であって、メッシュ運搬手段4、メッシュ仮置手段5及びメッシュ設置手段6を、被舗装面上に順に配置して移動させながら、メッシュ仮置手段5により、メッシュ運搬手段4に積載された複数のメッシュMを支持して反転してから、被舗装面上のメッシュ設置手段6との間の仮置位置10,20,30に重ねて仮置きし、メッシュ設置手段6により、仮置位置10,20,30に仮置きされた複数のメッシュMを支持して反転してから、被舗装面上の所定位置に設置する。【選択図】図5

Description

本発明は、コンクリート舗装用鉄筋の敷設方法及びコンクリート舗装方法に関するものである。
従来、コンクリート舗装の施工に際し、コンクリート内部に鉄筋を敷設することにより、コンクリート版を補強し、またクラック等を防止するようになっている。この鉄筋は、縦筋と横筋とから構成されており、舗装されたコンクリート内部の所定の高さに平面状に敷設されている。
こうした鉄筋を敷設したコンクリート舗装の施工は、通常次のような手順で行われる。まず、コンクリート舗装の施工前の被舗装面の複数位置に、鉄筋を所定の高さに支持するための複数のスペーサーを設置する。次に、設置した複数のスペーサーの上に、複数本の横筋を所定の間隔を空けて平行に配置する。次に、配置した複数本の横筋の上に、複数本の縦筋を所定の間隔を空けて平行に配置する。配置した横筋と縦筋の交差部分は針金等により結束する。このようにして、複数のスペーサーの上に、横筋及び縦筋が網目状に配置される。そして、コンクリートを打設して舗装する。なお、道路舗装の場合、横筋は道路の進行方向に対して直角に配置されるものもあるが、近年はクラック等の防止効果を高めるために、進行方向に対して斜めに配置されることが多い。
一方、特許文献1には、鉄筋を組み合わせたメッシュを順次路盤に並べて敷設するようにした、メッシュ敷設式連続舗装工法に関する発明が記載されている。
特許第3622890号公報
しかしながら、コンクリート舗装の施工前の被舗装面に複数のスペーサーを設置し、その上に複数本の横筋及び複数本の縦筋を配置していく方法は、各鉄筋の配置位置の調整や結束作業等の負担が大きかった。
一方、特許文献1に記載された、鉄筋を組み合わせたメッシュを順次路盤に並べて敷設する方法の場合、複数枚のメッシュを、スタッカの進路を妨げない路盤上に重ねた状態で仮置きしてから1枚ずつ順次持ち上げて移動して敷設するようになっている。そのため、車線が少ない道路やトンネル内など、特に幅員方向に余裕がない場合には、メッシュの仮置き場所や作業車両等の移動スペースが不足することが考えられる。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、幅員方向に余裕がない場合であっても、メッシュを被舗装面に効率的に敷設して舗装することの可能な、コンクリート舗装用鉄筋の敷設方法及びコンクリート舗装方法を提供するものである。
上記課題を解決するため、本発明のコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法は、複数本の縦筋と前記縦筋に対して連結された複数本の横筋とから構成されたメッシュを、コンクリート舗装の被舗装面に設置するコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法であって、メッシュ運搬手段、メッシュ仮置手段及びメッシュ設置手段を、被舗装面上に順に配置して移動させながら、前記メッシュ仮置手段により、前記メッシュ運搬手段に積載された複数のメッシュを支持して反転してから、被舗装面上の前記メッシュ設置手段との間の仮置位置に重ねて仮置きし、前記メッシュ設置手段により、前記仮置位置に仮置きされた複数のメッシュを支持して反転してから、被舗装面上の所定位置に設置することを特徴とする。
また好ましくは、前記被舗装面がトンネル内であることを特徴とする。
また好ましくは、前記複数本の横筋が前記複数本の縦筋に対して斜めに連結されていることを特徴とする。
また、本発明のコンクリート舗装方法は、本発明のコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法によりメッシュを敷設した後、前記被舗装面に沿って生コンクリート供給手段を移動させて生コンクリートを打設することを特徴とする。
本発明のコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法は、複数本の縦筋と前記縦筋に対して連結された複数本の横筋とから構成されたメッシュを、コンクリート舗装の被舗装面に設置するものである。そして、メッシュ運搬手段、メッシュ仮置手段及びメッシュ設置手段を、被舗装面上に順に配置して移動させながら、メッシュ仮置手段により、メッシュ運搬手段に積載された複数のメッシュを支持して反転してから、被舗装面上のメッシュ設置手段との間の仮置位置に重ねて仮置きし、メッシュ設置手段により、仮置位置に仮置きされた複数のメッシュを支持して反転してから、被舗装面上の所定位置に設置するようになっている。従って、メッシュ運搬手段、メッシュ仮置手段及びメッシュ設置手段は、いずれも被舗装面上を移動するので、幅員方向に余裕がない場合であっても、メッシュの仮置き場所や作業車両等の移動スペースが不足する問題に対応することができる。
また、被舗装面がトンネル内である場合には、幅員方向の余裕がないケースが多く、効果的に対応することができる。
また、複数本の横筋が複数本の縦筋に対して斜めに連結されている場合には、道路舗装時のクラック等をより効果的に防止することができる。
また、本発明のコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法によりメッシュを敷設した後、被舗装面に沿って生コンクリート供給手段を移動させて生コンクリートを打設する場合には、被舗装面に沿って生コンクリート供給手段の走路を確保することで、効率的にコンクリート舗装を行うことができる。
このように、本発明によれば、幅員方向に余裕がない場合であっても、メッシュを被舗装面に効率的に敷設し舗装することの可能な、コンクリート舗装用鉄筋の敷設方法及びコンクリート舗装方法を提供することができる。
本発明の実施形態に係るメッシュを示す平面図である。 本発明の実施形態に係るメッシュを示す平面図である。 メッシュの連結部分を示す拡大平面図である。 メッシュの連結部分を示す拡大断面図である。 本発明の実施形態に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法及びコンクリート舗装方法の説明図である。 舗装道路の被舗装面に鉄筋を敷設した状態を示す平面図である。 専用吊治具によるメッシュの吊下げ状態を示す平面図である。 専用吊治具によるメッシュの吊下げ状態を示す側面図である。
次に、図1乃至図6を参照して、本発明の実施形態に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法及びコンクリート舗装方法について説明する。
本実施形態に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法及びコンクリート舗装方法は、舗装道路における被舗装面に、コンクリート舗装用鉄筋を敷設し、コンクリート舗装するものである。図6は、上り車線8及び下り車線9からなる舗装道路の被舗装面に、複数本の縦筋2及び複数本の横筋3を敷設した状態を示す平面図である。なお、本実施形態では、複数本の縦筋2が道路の進行方向に平行に配置され、複数本の横筋3が道路の進行方向に対して斜めに配置されるようになっている。
また、本実施形態は、2車線(上り車線8及び下り車線9)のトンネル内の被舗装面を対象としたものである。
まず、本実施形態に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法及びコンクリート舗装方法において使用する、メッシュについて説明する。本実施形態では、複数の縦筋2及び複数の横筋3を敷設するにあたり、図1及び図2に示すメッシュMを用いる。メッシュMは、複数本の縦筋2と縦筋2に対して連結された複数本の横筋3とから構成されており、金網状に形成されている。複数本の縦筋2は互いに平行に配置されている。同様に複数本の横筋3は互いに平行に配置されている。そして本実施形態では、複数本の横筋3が複数本の縦筋2に対して斜めに連結されている。
縦筋2と横筋3との連結は、溶接により行うこともできるし、針金等によって結束することもできる。メッシュMは、被舗装面への設置や運搬等を考慮した適当な大きさに形成する。そして、被舗装面にメッシュMを順次敷設し、コンクリートを打設していくことにより、連続鉄筋コンクリート舗装を施工することができる。なお、メッシュMの端部には、隣接するメッシュとのオーバーラップとなるように、縦筋2及び横筋3が突出している。また、図1と図2とでは、設置する場所に対応するように、メッシュMの突出位置が異なっている。
図3及び図4は、それぞれメッシュMの連結部分を示す拡大平面図及び拡大断面図である。横筋3は縦筋2に対して角度θをなすように、斜めに連結されている。角度θは適宜設定可能であるが、60度とすることが好ましい。また、縦筋2と横筋3とは、横筋3が下側になるように連結されている。なお、メッシュMは、スペーサーを介して被舗装面上の所定の高さに支持される。
次に、図5を参照して、本実施形態に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法及びコンクリート舗装方法について説明する。図5は、本発明の実施形態に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法及びコンクリート舗装方法の説明図であり、(a)→(b)→(c)→(d)の順に行われる。
図5において、各符号は、トンネル1、メッシュ運搬手段4、メッシュ仮置手段5、メッシュ設置手段6、生コンクリート供給手段7、上り車線8、下り車線9、仮置位置10,20,30及びメッシュMを示している。なお、メッシュMの後の数字は、その位置に置かれたメッシュの枚数を示している。
メッシュ運搬手段4は、被舗装面に敷設する複数のメッシュMを積載して運搬するためのものであり、例えば荷台を備えたトラックを使用することができる。また、メッシュ運搬手段4には、敷設するための多数のメッシュMが積載されている。
メッシュ仮置手段5は、メッシュ運搬手段4に積載された複数のメッシュを支持して判定してから、仮置位置10,20,30に重ねて仮置きするためのものであり、例えばトラックタイプのラフテレーンクレーンを使用し、吊り上げて支持することができる。なお、クレーンを使用する場合には、トンネル内での作業であることを考慮した作業半径のものとする。
メッシュ設置手段6は、仮置位置10,20,30に仮置きされた複数のメッシュを支持して判定してから、被舗装面上の所定位置に設置するためのものであり、例えばキャタピラタイプのクローラークレーンを使用し、吊り上げて支持することができる。なお、クレーンを使用する場合には、トンネル内での作業であることを考慮した作業半径のものとする。
なおメッシュ仮置手段5及びメッシュ設置手段6は、クレーンのようにメッシュMを吊下げて回転させながら反転させるものに限定されるものではなく、支持したメッシュMの位置を反転させる(反対側に移動させる)ことができるものであればよい。
本実施形態では、下り車線9を被舗装面(メッシュMの敷設対象エリア)としており、メッシュ運搬手段4、メッシュ仮置手段5及びメッシュ設置手段6は、被舗装面(下り車線9)に順に配置されている。そして、メッシュ運搬手段4、メッシュ仮置手段5及びメッシュ設置手段6を移動させながら、メッシュ設置手段6→メッシュ仮置手段5→メッシュ運搬手段4に向かう方向(図5における左側から右側、以下「メッシュ敷設方向」という。)に、順にメッシュMを敷設していく。
生コンクリート供給手段7は、被舗装面にメッシュを敷設した後、生コンクリートを打設するためのものであり、例えばミキサー車を使用することができる。生コンクリート供給手段7は、被舗装面である下り車線9に沿って、隣接する上り車線8を移動するようになっている。
次に、具体的なコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法及びコンクリート舗装方法について、順に説明する。まず、図5(a)に示すように、メッシュ仮置手段5により、メッシュ運搬手段4に積載された複数のメッシュMを支持して反転してから、被舗装面上のメッシュ設置手段6との間の仮置位置10に重ねて仮置きする(矢印A)。本実施形態では、メッシュ仮置手段5が、4枚のメッシュMを1枚ずつ吊り上げて、仮置位置10に積み上げるようになっている。
次に、図5(b)に示すように、メッシュ設置手段6により、仮置位置10に仮置きされた複数(4枚)のメッシュMを支持して反転してから、被舗装面上の所定位置に設置する(矢印B)。本実施形態では、メッシュ設置手段6が、4枚のメッシュMを1枚ずつ吊り上げて、被舗装面の所定位置に敷き詰めるようになっている。
さらに、メッシュ仮置手段5をメッシュ敷設方向に移動させた後、同様にメッシュ運搬手段4に積載された複数のメッシュMを支持して反転してから、被舗装面上のメッシュ設置手段6との間の仮置位置20に重ねて仮置きする(矢印C)。本実施形態では、メッシュ仮置手段5が、4枚のメッシュMを1枚ずつ吊り上げて、仮置位置20に積み上げるようになっている。
次に、図5(c)に示すように、メッシュ設置手段6により、仮置位置20に仮置きされた複数(4枚)のメッシュMを支持して反転してから、被舗装面上の所定位置に設置する(矢印D)。本実施形態では、メッシュ設置手段6が、4枚のメッシュMを1枚ずつ吊り上げて、被舗装面の所定位置に敷き詰めるようになっている。
さらに、メッシュ仮置手段5をメッシュ敷設方向に移動させた後、同様にメッシュ運搬手段4に積載された複数のメッシュMを支持して反転してから、被舗装面上のメッシュ設置手段6との間の仮置位置30に重ねて仮置きする(矢印E)。本実施形態では、メッシュ仮置手段5が、4枚のメッシュMを1枚ずつ吊り上げて、仮置位置30に積み上げるようになっている。
次に、図5(d)に示すように、メッシュ設置手段6により、仮置位置30に仮置きされた複数(4枚)のメッシュMを支持して反転してから、被舗装面上の所定位置に設置する(矢印F)。本実施形態では、メッシュ設置手段6が、4枚のメッシュMを1枚ずつ吊り上げて、被舗装面の所定位置に敷き詰めるようになっている。
以上の工程を繰り返しながら、メッシュ敷設方向に沿って、メッシュMを被舗装面に敷設していく。
このようにしてメッシュMを敷設した後、生コンクリート供給手段8が、被舗装面に沿って上り車線8を移動しながら生コンクリートを打設する。
本実施形態に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法は、複数本の縦筋2と縦筋2に対して連結された複数本の横筋3とから構成されたメッシュMを、コンクリート舗装の被舗装面に設置するものである。そして、メッシュ運搬手段4、メッシュ仮置手段5及びメッシュ設置手段6を、被舗装面上に順に配置して移動させながら、メッシュ仮置手段5により、メッシュ運搬手段4に積載された複数のメッシュMを支持して反転してから、被舗装面上のメッシュ設置手段6との間の仮置位置10,20,30に重ねて仮置きし、メッシュ設置手段6により、仮置位置10,20,30に仮置きされた複数のメッシュMを支持して反転してから、被舗装面上の所定位置に設置するようになっている。従って、メッシュ運搬手段4、メッシュ仮置手段5及びメッシュ設置手段6は、いずれも被舗装面上を移動するので、幅員方向に余裕がない場合であっても、メッシュの仮置き場所や作業車両等の移動スペースが不足する問題に対応することができる。
また、被舗装面がトンネル1内であるので、幅員方向の余裕がないケースが多く、効果的に対応することができる。
また、複数本の横筋3が複数本の縦筋2に対して斜めに連結されているので、道路舗装時のクラック等をより効果的に防止することができる。
また、本実施形態に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法によりメッシュMを敷設した後、被舗装面に沿って生コンクリート供給手段7を移動させて生コンクリートを打設するので、被舗装面に沿って生コンクリート供給手段7の走路を確保することで、効率的にコンクリート舗装を行うことができる。
このように、本実施形態に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法及びコンクリート舗装方法、幅員方向に余裕がない場合であっても、メッシュを被舗装面に効率的に敷設して舗装することができる。
以上、本発明の実施形態に係るコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法及びコンクリート舗装方法について説明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるわけではなく、その他種々の変更が可能である。例えば、本実施形態ではメッシュ1を縦筋と横筋が斜めに連結されたものとしたが、縦筋と横筋とが直角に交差しているものであってもよい。
また、本実施形態では、2車線(上り車線8及び下り車線9)のトンネル内の被舗装面を対象としたが、これ以上の車線数のトンネル内であっても効果的であり、さらにトンネル外であっても、特に幅員方向に余裕がない場所において効果的である。
また、本実施形態では、1つの仮置位置にメッシュMを4枚ずつ重ねたが、1つの仮置位置に重ねる枚数はこれに限定されない。
また、本実施形態では、運搬手段に積載された複数のメッシュMや、仮置位置に仮置きされた複数のメッシュMを、1枚ずつ吊り上げるようになっているが、図7及び図8に示すような専用吊治具40を用いて、複数枚を1度に吊り上げるようにしてもよい。
図7に示すように、専用吊治具40は、鉄等の部材でメッシュMよりも一回り小さな矩形状に形成されており、上面には4つのワイヤ固定部44が設けられており、側面の長手方向中央部及び両端部のそれぞれには、3つのワイヤ固定部41,42,43が設けられている。
図8は、3枚のメッシュM,M,Mを1度に吊り上げた状態を示している。クレーン50からのワイヤWがワイヤ固定部44に固定されて、専用吊治具40が吊り下げられている。そして、ワイヤ固定部41に固定された6本のワイヤWによりメッシュMが、ワイヤ固定部42に固定された6本のワイヤWによりメッシュMが、ワイヤ固定部43に固定された6本のワイヤWによりメッシュMが、各々吊り下げられている。ワイヤの長さは、ワイヤW<ワイヤW<ワイヤWとなっている。ワイヤWはメッシュMの孔子状の隙間を通っており、ワイヤWはメッシュM及びメッシュMの孔子状の隙間を通っている。
このようにして、専用吊治具40により複数(3枚)のメッシュMを1度に吊り上げることができる。そして、メッシュMを吊り下げているワイヤWを、メッシュごとに取り外せば、1枚ずつ設置することができる。
1 トンネル
2 縦筋
3 横筋
4 メッシュ運搬手段
5 メッシュ仮置手段
6 メッシュ設置手段
7 生コンクリート供給手段
8 上り車線
9 下り車線
10 仮置位置
20 仮置位置
30 仮置位置
40 専用吊治具
41 ワイヤ固定部
42 ワイヤ固定部
43 ワイヤ固定部
44 ワイヤ固定部
50 クレーン
M メッシュ
W ワイヤ

Claims (4)

  1. 複数本の縦筋と前記縦筋に対して連結された複数本の横筋とから構成されたメッシュを、コンクリート舗装の被舗装面に設置するコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法であって、
    メッシュ運搬手段、メッシュ仮置手段及びメッシュ設置手段を、被舗装面上に順に配置して移動させながら、
    前記メッシュ仮置手段により、前記メッシュ運搬手段に積載された複数のメッシュを支持して反転してから、被舗装面上の前記メッシュ設置手段との間の仮置位置に重ねて仮置きし、
    前記メッシュ設置手段により、前記仮置位置に仮置きされた複数のメッシュを支持して反転してから、被舗装面上の所定位置に設置することを特徴とするコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法。
  2. 前記被舗装面がトンネル内であることを特徴とする請求項1に記載のコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法。
  3. 前記複数本の横筋が前記複数本の縦筋に対して斜めに連結されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法。
  4. 請求項1乃至請求項3のうちいずれか1つに記載のコンクリート舗装用鉄筋の敷設方法によりメッシュを敷設した後、前記被舗装面に沿って生コンクリート供給手段を移動させて生コンクリートを打設することを特徴とするコンクリート舗装方法。
JP2016167642A 2016-08-30 2016-08-30 コンクリート舗装用鉄筋の敷設方法及びコンクリート舗装方法 Active JP6963287B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016167642A JP6963287B2 (ja) 2016-08-30 2016-08-30 コンクリート舗装用鉄筋の敷設方法及びコンクリート舗装方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016167642A JP6963287B2 (ja) 2016-08-30 2016-08-30 コンクリート舗装用鉄筋の敷設方法及びコンクリート舗装方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018035529A true JP2018035529A (ja) 2018-03-08
JP6963287B2 JP6963287B2 (ja) 2021-11-05

Family

ID=61565517

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016167642A Active JP6963287B2 (ja) 2016-08-30 2016-08-30 コンクリート舗装用鉄筋の敷設方法及びコンクリート舗装方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6963287B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019173296A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 住倉鋼材株式会社 コンクリート補強用鉄筋材及びこれを用いた配筋方法並びにコンクリート補強用鉄筋材の製造方法

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07180106A (ja) * 1993-12-24 1995-07-18 Tokyu Constr Co Ltd 鉄筋コンクリート舗装工法及び配筋装置
JPH108722A (ja) * 1996-06-27 1998-01-13 Kajima Corp 網筋配筋装置及び網筋配筋方法
JPH11280011A (ja) * 1998-03-30 1999-10-12 Nippon Hodo Co Ltd コンクリート構造物の構築工法
JP2000257012A (ja) * 1999-03-10 2000-09-19 Nippon Hodo Co Ltd メッシュ敷設式連続舗装工法及びその施工機械
JP2005290662A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Toami Corp 道路舗装用鉄筋金網
JP2010203163A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Nippo Corp コンクリート舗装工法
JP2011184969A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Sumikura Kozai Kk 連続鉄筋コンクリート舗装用支持スペーサーの設置方法
US20150259862A1 (en) * 2012-10-12 2015-09-17 Sam Woo Innovation Maintenance Construction Co., Ltd. Method for constructing continuously reinforced concrete pavement using reinforcing steel introducing/fixing equipment

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07180106A (ja) * 1993-12-24 1995-07-18 Tokyu Constr Co Ltd 鉄筋コンクリート舗装工法及び配筋装置
JPH108722A (ja) * 1996-06-27 1998-01-13 Kajima Corp 網筋配筋装置及び網筋配筋方法
JPH11280011A (ja) * 1998-03-30 1999-10-12 Nippon Hodo Co Ltd コンクリート構造物の構築工法
JP2000257012A (ja) * 1999-03-10 2000-09-19 Nippon Hodo Co Ltd メッシュ敷設式連続舗装工法及びその施工機械
JP3622890B2 (ja) * 1999-03-10 2005-02-23 株式会社Nippoコーポレーション メッシュ敷設式連続舗装工法及びその施工機械
JP2005290662A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Toami Corp 道路舗装用鉄筋金網
JP2010203163A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Nippo Corp コンクリート舗装工法
JP2011184969A (ja) * 2010-03-09 2011-09-22 Sumikura Kozai Kk 連続鉄筋コンクリート舗装用支持スペーサーの設置方法
US20150259862A1 (en) * 2012-10-12 2015-09-17 Sam Woo Innovation Maintenance Construction Co., Ltd. Method for constructing continuously reinforced concrete pavement using reinforcing steel introducing/fixing equipment

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019173296A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 住倉鋼材株式会社 コンクリート補強用鉄筋材及びこれを用いた配筋方法並びにコンクリート補強用鉄筋材の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6963287B2 (ja) 2021-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6081117B2 (ja) 既設橋梁の撤去方法および既設橋梁の更新方法
JP6677628B2 (ja) 床版架け替え装置及び方法
JP6004353B2 (ja) 高架道路用コンクリート床版の架け替え方法
JP2013174075A (ja) 橋桁の架け替え工法
JP6793542B2 (ja) 床版架設方法及び床版架設装置
JP3954869B2 (ja) 橋桁の架替工法
JP6444226B2 (ja) 床版架設装置
JP2006265884A (ja) 跨道橋の既設橋脚撤去方法
JP2011184969A (ja) 連続鉄筋コンクリート舗装用支持スペーサーの設置方法
JP3579897B1 (ja) 分割橋体式交通路の構築方法及び分割橋体式交通路
JP5484983B2 (ja) 橋梁移動作業装置の組立て方法及び解体方法
JP5184248B2 (ja) 立体交差の施工方法
JP2018035529A (ja) コンクリート舗装用鉄筋の敷設方法及びコンクリート舗装方法
JP5854453B2 (ja) 門型クレーンによる作業工法
JP6974233B2 (ja) 床版取替方法及び床版取替装置
JP6718393B2 (ja) トンネル天井部コンクリート版の吊降し撤去機構
JP7466368B2 (ja) 床版架け替え方法
JP4526941B2 (ja) 橋梁床版架設工法および床版搬送車
CN109403674B (zh) 用于桥梁施工的装配式预制厂及其施工方法
JP6678440B2 (ja) 高架橋の構築方法、これに用いるコンテナ並びに支保工の設置方法及び撤去方法
JP7421466B2 (ja) コンクリート床版取替工法
JP2020133214A (ja) 床版取替方法及び車両乗越板
JP7279243B1 (ja) 橋桁の解体搬送装置と解体搬送方法
JP7279245B1 (ja) 橋桁の解体搬送装置と解体搬送方法
JP7373982B2 (ja) 橋梁の構築方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20201104

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20201228

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211005

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211008

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6963287

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150