JP2018034853A - 合成樹脂製容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】胴部に縮径部を形成しても座屈強度を高く維持することが可能な合成樹脂製容器を提供する。【解決手段】本発明の合成樹脂製容器1は、内容物の注出口となる口部2と、口部2に肩部3を介して連なる胴部4と、胴部4の下端を閉塞する底部5とを備えた合成樹脂製容器1であって、胴部4は、複数の主壁4aと、平面視において主壁4a同士を周方向に連結する複数の角壁4bとを有し、複数の角壁4bの少なくとも1つの角壁4bは、上下方向において、上方および下方からそれぞれ中央部に向かって縮径して形成された縮径部22、及び角壁4bから外周方向に突出すると共に縮径部22を上下方向に跨ぐ縦凸リブ20を有し、複数の主壁4a及び複数の角壁4bの少なくともいずれか一方には、凹溝13が周方向に間欠的に設けられていることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、内容物の注出口となる口部と、該口部に肩部を介して連なる胴部と、該胴部の下端を閉塞する底部とを備えたボトル形状の合成樹脂製容器に関し、特に、胴部に減圧吸収パネル及び縮径部が設けられるものに関する。
延伸ポリプロピレン(OPP)製のボトルやポリエチレンテレフタレート(PET)製のボトルに代表されるような合成樹脂製容器は、軽量で取り扱いが容易であること、内容物の保存安定性に優れること、しかもコスト的に安価であることから、飲料用、食品用、化粧料用等の様々な用途に使用されている。
例えば、特許文献1には、平面視で角型形状を有する壜体が開示されている。この壜体は、内容物の注出口となる口部と、該口部に肩部を介して連なる胴部と、該胴部の下端を閉塞する底部とを備えた合成樹脂製の容器であり、胴部を形成する側壁には、減圧吸収パネルが陥没状に形成されている。内容物が高温充填された後に口部がキャップで閉塞されると、内容物の冷却に伴って容器内に減圧が生じて胴部に大きな変形が生じるおそれがある。この問題に対し胴部に減圧吸収パネルを設けておくことにより、容器内の減圧を減圧吸収パネルの変形により吸収して、壜体が不正に変形することを抑制することができる。
特許第2590084号公報
特許文献1のような角型容器では、スリム且つ安定感のある外観的特徴を付与するため、並びに良好な把持性を付与する等の目的で、胴部の所定高さ位置に縮径部を形成したものが使用されるようになってきている。しかし、胴部に縮径部を形成した角型容器では、上下方向の荷重により縮径部近傍で座屈変形が発生し易いという問題があった。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、胴部に縮径部を形成しても座屈強度を高く維持することが可能な合成樹脂製容器を提供することにある。
本発明の合成樹脂製容器は、内容物の注出口となる口部と、該口部に肩部を介して連なる胴部と、該胴部の下端を閉塞する底部とを備えた合成樹脂製容器であって、
前記胴部は、複数の主壁と、平面視において該主壁同士を周方向に連結する複数の角壁とを有し、
前記複数の角壁の少なくとも1つの角壁は、上下方向において、上方および下方からそれぞれ中央部に向かって縮径して形成された縮径部、及び前記角壁から外周方向に突出すると共に該縮径部を上下方向に跨ぐ縦凸リブを有し、
前記複数の主壁及び前記複数の角壁の少なくともいずれか一方には、凹溝が周方向に間欠的に設けられていることを特徴とする。
また、前記凹溝は、前記縮径部と同一高さ位置に設けられていることが好ましい。
また、前記複数の主壁の少なくとも1つの主壁には、減圧吸収パネルが形成され、該減圧吸収パネルは、前記縮径部の高さ位置を跨いで上下方向に延びることが好ましい。
また、前記減圧吸収パネルは、内周方向に陥没して形成されたパネル凹部と、該パネル凹部の面内中央に設けられ該パネル凹部に対して外周方向に突出して形成されたパネル凸部と、該パネル凸部の面内中央に設けられ該パネル凸部に対して内周方向に陥没して形成されたパネル溝部とを有することが好ましい。
また、前記縦凸リブは、台形形状の横断面を有することが好ましい。
また、前記縦凸リブの上端及び下端は、前記角壁の外周面に段差無く接続することが好ましい。
本発明によれば、胴部に縮径部を形成しても座屈強度を高く維持することが可能な合成樹脂製容器を提供することができる。
本発明の一実施形態である合成樹脂製容器の正面図である。 (a)は、本発明の一実施形態である合成樹脂製容器の平面図であり、(b)は、本発明の一実施形態である合成樹脂製容器の底面図である。 本発明の一実施形態である合成樹脂製容器を、図2(a)のB方向から見た図である。 図1のAA断面による拡大端面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に例示説明する。
図1に示す本発明の一実施形態である合成樹脂製容器1は、例えば果汁飲料やお茶等の飲料、及び醤油、酢、たれ等の調味料を内容物として収容するものであり、当該内容物が所定の温度にまで加熱された高温状態で充填される高温充填に対応したものである。なお、本願明細書、特許請求の範囲、要約書、及び図面において上下方向とは、合成樹脂製容器1を水平面上に正立させた状態を基準としており、上方とは図1における上方、下方とは図1における下方を意味するものとする。
この合成樹脂製容器1は、内容物の注出口となる口部2と、口部2の下端に連なり下方に向かって拡径する肩部3と、口部2に肩部3を介して連なる平面視で角形形状を有する胴部4と、胴部4の下端を閉塞する底部5とを備えたボトル形状に形成されている。なお、図1中の符号Sは、口部2、肩部3、胴部4及び底部5の共通の中心軸を示す。また、本願明細書、特許請求の範囲において、半径方向とは、中心軸Sを通り、且つ中心軸Sに垂直な方向である。また、内周方向とは、半径方向に沿って中心軸Sに向かう方向であり、外周方向とは、半径方向に沿って中心軸Sから離れる方向を指すものとする。
この合成樹脂製容器1は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)製のプリフォームを二軸延伸ブロー成形することにより所謂ペットボトルとして構成することができる。なお、合成樹脂製容器1は、ポリエチレンテレフタレートに限らず、例えば延伸ポリプロピレン(OPP)等の熱可塑性を有する他の合成樹脂からなるプリフォームを二軸延伸ブロー成形して形成されたものとすることもできる。また、合成樹脂製容器1の製法についても、プリフォームを二軸延伸ブロー成形する方法のみならず、例えば樹脂材料を押し出しブロー成形するなど、種々の製法を採用することができる。
口部2の外周面には、図1に示すように雄ねじ2aが形成されており、内容物が高温充填された後、図示しないキャップを口部2にねじ係合することにより口部2を閉塞することができる。また、口部2の外周面に雄ねじ2aを設ける代わりに突起を設け、キャップを打栓により係合することにより口部2を閉塞する構成としてもよい。
胴部4は、図2(a)、(b)に示すように、平面視で、面取りされた正四角形形状の角筒構造を有する。胴部4の側周壁は、4枚の平板状の主壁4aと、主壁4a同士を周方向に連結する4枚の角壁4bとを有している。図1に示すように縦長形状を有する主壁4aは、面内中央に同じく縦長形状を有する減圧吸収パネル11を備えている。なお、本実施形態では、4枚の主壁4aは全て同一形状で構成されており、4枚の角壁4bについても全て同一形状で構成されている。また、各主壁4aには、同一形状の減圧吸収パネル11が配置されている。
減圧吸収パネル11は、図1に示すように、主壁4aから内周方向に陥没して形成されたパネル凹部11aと、パネル凹部11aの面内中央に設けられパネル凹部11aに対して外周方向に突出して形成されたパネル凸部11bと、パネル凸部11bの面内中央に設けられパネル凸部11bに対して内周方向に陥没して形成されたパネル溝部11cとを有している。この減圧吸収パネル11の半径方向への立体的な構造により、合成樹脂製容器1内に内容物が高温充填された後に胴部4の予期しない場所に生じる不正変形を抑制することができる。すなわち、合成樹脂製容器1内に内容物が高温充填された後に口部2がキャップで閉塞されると、内容物の冷却に伴って容器内に減圧が生じる。減圧吸収パネル11は、上述のように、パネル凹部11a、パネル凸部11b及びパネル溝部11cの各構成要素によって、内周側への陥没及び外周側への突出を繰り返す構成を有している。このような半径方向への立体的形状により、容器内の減圧に対して減圧吸収パネル11が内周側に容易に変形して減圧を吸収し、胴部4の予期しない場所に生じる不正変形を抑制することができる。
なお、本実施形態において、減圧吸収パネル11は、パネル凹部11a、パネル凸部11b及びパネル溝部11cという3つの構成要素を有するように構成したが、この態様には限定されない。減圧吸収パネル11は、例えばパネル凹部11aのみを有し、パネル凸部11b及びパネル溝部11cを有しない構成としてもよい。
角壁4bは、図3に示すように、胴部4の上端部及び下端部には、中心軸線Sと平行に延びるストレート領域を設けており、そのストレート領域の内端から胴部4の中央部に設けられた縮径部22に向かって直線状且つ緩やかに縮径するように構成されている。なお、ここでいう「中央部」とは、胴部4を中心軸線Sに沿って上から上端部、中央部及び下端部に区画したときの中央部であり一定の幅を有する領域を指すものとする。従って、「中央部」の文言は、厳密に胴部4の上下方向の中央位置を指すものではない。また、本願明細書、特許請求の範囲、及び図面において、「縮径部」とは、角壁4bにおいて中心軸Sからの距離が最も小さくなっている部分を指すものとする(図3において符号22で示す位置)。これによって合成樹脂製容器1にスリムな印象を与えることができる。また、縮径部22は、胴部4の中心軸S方向中央よりも下方部分に配置されており、底部5付近が逆に拡径されているかの印象を与えることもできるため、スリムであるにも関わらず安定感のある外観デザインとすることができる。
なお、上記のストレート領域は必ずしも設ける必要はなく、胴部4の上端及び下端から縮径部22に向かって緩やかに縮径させてもよい。また、上述の縮径は、必ずしも直線状である必要はなく、曲線状や階段状に縮径させてもよい。また、縮径部22を設ける高さは、胴部4の中心軸S方向中央より下方部分に限定されるものではなく、胴部4の中央や上方部分に設けてもよい。
縮径部22の高さ位置には、胴部4の面剛性を高めるための凹溝13が設けられている。本実施形態において、凹溝13は、減圧吸収パネル11を起点に周方向に延び、主壁4aと角壁4bとの境界を越えた位置まで延在し、後述する縦凸リブ20よりも手前の周方向位置で終端している。このように、周方向に延びる凹溝13を設けることにより、胴部4の特に周方向の剛性を高めることができる。本実施形態では、上下方向に延びる減圧吸収パネル11の立体的形状により、上下方向の面剛性が高まる一方、周方向の面剛性が弱くなっている。また、利用者が縮径部22近傍を把持することによって周方向の応力がかかり易い。このため、本実施形態では、周方向に延びる凹溝13によって胴部4の周方向の面剛性を高めている。
本実施形態において、凹溝13は、減圧吸収パネル11を起点に周方向に延び、縦凸リブ20よりも手前の周方向位置で終端している。このように、凹溝13を周方向に連続して設けず間欠的に配置することにより、胴部4の周方向の面剛性を高めながら、凹溝13が設けられていない角壁4b部分の剛性により上下方向の座屈強度を高く維持することができる。
なお、本実施形態において、凹溝13は、主壁4aにおける減圧吸収パネル11を除く部分、及び角壁4bの一部に配置されるように構成したが、この態様には限定されない。凹溝13が周方向に間欠的に設けられていればよく、例えば、凹溝13を角壁4bにおける縦凸リブ20を除く部分に配置するなどしてもよい。但し、角壁4bに縮径部22が設けられていることから、角壁4bの上下方向の座屈強度を少しでも高められるように、凹溝13は主壁4a側に設けて、角壁4b側に凹溝13を設けない領域を確保することが望ましい。
また、図3に示すように、角壁4b上には、縮径部22を上下方向に跨ぐように縦凸リブ20が形成されている。この縦凸リブ20は、角壁4bが縮径部22を有することに起因して上下方向の座屈強度が低下するのを抑制するために設けられている。図1,3,4に示すように、縦凸リブ20は頂面20aと側面20bとを有しており、横断面の形状は台形形状である。また、縦凸リブ20は、角壁4bの縮径部22から外周方向に突出して設けられている。頂面20aは平面状に構成されており、頂面20aの上端及び下端は、角壁4bとの間で段差を形成することなく、スムーズに接続している。なお、本実施形態では、各角壁4bには、同一形状の縦凸リブ20が設けられている。
なお、本実施形態では、胴部4は、平面視で正四角形に面取りを施した形状を有し、正四角形部分を構成する4枚の主壁4a及び面取り部分を構成する4枚の角壁4bとを備えるように構成したが、この態様には限定されない。胴部4は、例えば、平面視で正六角形等の他の多角形に面取りを施した形状となるように構成してもよい。また、胴部4が平面視で正八角形形状を有し、主壁4aと角壁4bとが交互に4枚ずつ並ぶようにするなど、主壁4a及び角壁4bが周方向に概ね等しい幅となるように構成してもよい。
以上のように、本実施形態の合成樹脂製容器1は、胴部4に、減圧吸収パネル11を有する主壁4aと、縮径部22及び縦凸リブ20を有する角壁4bとを有し、主壁4a及び角壁4bの一部に凹溝13を周方向に間欠的に設けるように構成した。縮径部22を設けることにより合成樹脂製容器1をスリム且つ安定感のある外観デザインとすることができる。また、縮径部22を上下方向に跨ぐように縦凸リブ20を設けることにより、縮径部22を設けることに起因する上下方向の座屈強度の低下を抑制することができる。また、凹溝13を周方向に間欠的に設けることにより、胴部4の周方向の面剛性を高めながら、凹溝13が設けられていない角壁4b部分の剛性により上下方向の座屈強度を高く維持することができる。従って、本実施形態の合成樹脂製容器1は、容器の薄肉化を進めても、内容液の充填工程や、容器を積み重ねて保管、運搬する際に必要となる上下方向の荷重に対する座屈強度を確保することができる。
また、本実施形態によれば、凹溝13を縮径部22と同一高さ位置に設けるように構成した。これによって、胴部4の周方向の面剛性を高めることができるので、利用者が縮径部22近傍を把持した場合に、当該把持力によって合成樹脂製容器1が周方向に変形するのを抑制することができる。
また、本実施形態によれば、減圧吸収パネル11が、内周方向に陥没して形成されたパネル凹部11aと、パネル凹部11aの面内中央に設けられパネル凹部11aに対して外周方向に突出して形成されたパネル凸部11bと、パネル凸部11bの面内中央に設けられパネル凸部11bに対して内周方向に陥没して形成されたパネル溝部11cとを有するように構成した。これにより、容器内の減圧に対して減圧吸収パネル11が内周側に容易に変形して減圧を吸収し、胴部4の予期しない場所に生じる不正変形を抑制することができる。また、減圧吸収パネル11は半径方向へ陥没及び突出を繰り返す立体的形状を有しており、その立体的形状は上下方向に延びるように形成されているため、胴部4の上下方向の座屈強度を高めることができる。
また、本実施形態によれば、縦凸リブ20は、台形形状の断面を有するように構成したので、上下方向の荷重がかかっても縦凸リブ20に応力集中が生じにくくなる他、利用者が胴部4を把持した際に、手に引っ掛かり難い滑らかな形状とすることができる。
また、本実施形態によれば、縦凸リブ20の上端及び下端が角壁4bの外周面に段差無く接続するように構成したので、利用者が胴部4を把持した際に、手に引っ掛かり難い滑らかな形状とすることができる。
次に、本発明の効果を確認するために、本発明の実施例である合成樹脂製容器について、減圧吸収パネルの吸収容量、及び内容物を充填した状態での上下方向の座屈強度を確認した。なお、本実施例の合成樹脂製容器は、図1に示す合成樹脂製容器1と同一の構成であり、265ml容量用のポリエチレンテレフタレート製のものである。表1に、本実施例、及び比較例として縦凸リブ20の無い容器についての確認結果を示す。吸収容量については、縦凸リブ20が無い比較例では23.2[ml]であったのに対して、縦凸リブ20を有する本実施例では24.4[ml]であり、縦凸リブ20を設けても遜色無く、むしろやや大きい吸収容量を得ることができた。また、上下方向の座屈強度については、縦凸リブ20が無い比較例では295[N]であったのに対して、縦凸リブ20を有する本実施例では451[N]であり、縦凸リブ20を設けることによって上下方向の座屈強度が大幅に改善されることが分かった。
Figure 2018034853
本発明を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本発明の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各構成部に含まれる機能などは論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の構成部を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。本発明の範囲にはこれらも包含されるものと理解されたい。
例えば、4枚の主壁4a及び4枚の角壁4bは、それぞれ同一形状である必要はなく、各主壁4a毎及び各角壁4b毎にそれぞれ異なる形状を有していてもよい。また、減圧吸収パネル11、縦凸リブ20、及び凹溝13の形状は前記実施形態に限定されず、様々な形態を採用することが可能である。そして、各減圧吸収パネル11毎及び各縦凸リブ20毎にそれぞれ異なる形状を有していてもよい。
また、減圧吸収パネル11、縦凸リブ20、及び凹溝13の数量についても、前記実施形態に限定されない。例えば、減圧吸収パネル11は、1枚の主壁4aに2つ以上設けてもよいし、減圧吸収パネル11を一部の主壁4aのみに設けるようにしてもよい。また、縦凸リブ20は、1枚の角壁4bに2つ以上設けてもよいし、縦凸リブ20を一部の角壁4bのみに設けるようにしてもよい。凹溝13についても、周方向に間欠的に配置されていればよく、異なる高さ位置に複数列の凹溝13を設けるように構成してもよい。
また、合成樹脂製容器1に充填される内容物は、果汁飲料やお茶等の飲料、及び醤油、酢、たれ等の調味料に限らず、他の食品や化粧料等であってもよい。
1 合成樹脂製容器
2 口部
2a 雄ねじ
3 肩部
4 胴部
4a 主壁
4b 角壁
5 底部
11 減圧吸収パネル
11a パネル凹部
11b パネル凸部
11c パネル溝部
13 凹溝
20 縦凸リブ
20a 頂面
20b 側面
22 縮径部
S 中心軸

Claims (6)

  1. 内容物の注出口となる口部と、該口部に肩部を介して連なる胴部と、該胴部の下端を閉塞する底部とを備えた合成樹脂製容器であって、
    前記胴部は、複数の主壁と、平面視において該主壁同士を周方向に連結する複数の角壁とを有し、
    前記複数の角壁の少なくとも1つの角壁は、上下方向において、上方および下方からそれぞれ中央部に向かって縮径して形成された縮径部、及び前記角壁から外周方向に突出すると共に該縮径部を上下方向に跨ぐ縦凸リブを有し、
    前記複数の主壁及び前記複数の角壁の少なくともいずれか一方には、凹溝が周方向に間欠的に設けられていることを特徴とする合成樹脂製容器。
  2. 前記凹溝は、前記縮径部と同一高さ位置に設けられている、請求項1に記載の合成樹脂製容器。
  3. 前記複数の主壁の少なくとも1つの主壁には、減圧吸収パネルが形成され、該減圧吸収パネルは、前記縮径部の高さ位置を跨いで上下方向に延びる、請求項1又は2に記載の合成樹脂製容器。
  4. 前記減圧吸収パネルは、内周方向に陥没して形成されたパネル凹部と、該パネル凹部の面内中央に設けられ該パネル凹部に対して外周方向に突出して形成されたパネル凸部と、該パネル凸部の面内中央に設けられ該パネル凸部に対して内周方向に陥没して形成されたパネル溝部とを有する、請求項3に記載の合成樹脂製容器。
  5. 前記縦凸リブは、台形形状の横断面を有する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の合成樹脂製容器。
  6. 前記縦凸リブの上端及び下端は、前記角壁の外周面に段差無く接続する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の合成樹脂製容器。
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