JPH0920323A - 角型ボトル - Google Patents
角型ボトルInfo
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- JPH0920323A JPH0920323A JP18977095A JP18977095A JPH0920323A JP H0920323 A JPH0920323 A JP H0920323A JP 18977095 A JP18977095 A JP 18977095A JP 18977095 A JP18977095 A JP 18977095A JP H0920323 A JPH0920323 A JP H0920323A
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- Japan
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- bottle
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- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 abstract 1
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D1/00—Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
- B65D1/02—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
- B65D1/0223—Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by shape
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Ceramic Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボトルの耐変形強度が大きく、且つボトル胴
部の外面のパネル面が、内部の減圧時の負圧による変形
を均一に吸収し、滑らかな形状で変形することにより、
製造時の２軸延伸ブロー成型による形成後のボトル胴部
のひけ、局部的な変形、あるいはボトル保持時の変形を
生ずる等の商品価値低下の防止を可能とする角型ボトル
を得ること。 【構成】 ボトル胴部２の外面をボトル中心線１０方向
に沿って位置する４個のパネル面６〜９と隣り合う前記
パネル面６〜９の間に位置するコーナー面１１〜１４と
で構成したボトル胴部２を有し、前記コーナー面１１〜
１４は、前記ボトル中心線１０方向の端部の幅よりも、
中央部の幅の方が小さくなっていることを特徴とする角
型ボトル。
部の外面のパネル面が、内部の減圧時の負圧による変形
を均一に吸収し、滑らかな形状で変形することにより、
製造時の２軸延伸ブロー成型による形成後のボトル胴部
のひけ、局部的な変形、あるいはボトル保持時の変形を
生ずる等の商品価値低下の防止を可能とする角型ボトル
を得ること。 【構成】 ボトル胴部２の外面をボトル中心線１０方向
に沿って位置する４個のパネル面６〜９と隣り合う前記
パネル面６〜９の間に位置するコーナー面１１〜１４と
で構成したボトル胴部２を有し、前記コーナー面１１〜
１４は、前記ボトル中心線１０方向の端部の幅よりも、
中央部の幅の方が小さくなっていることを特徴とする角
型ボトル。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、液体内容物を高温充
填する場合のボトルとして使用するプラスチック製の角
型ボトルに関するものである。このようなプラスチック
製のボトルは、ポリエステル樹脂からなるプリフォーム
を２軸延伸ブロー成形して得られる。このようなプラス
チック製ボトルに対して充填される液体内容物は、各種
の性質のものがあるが、例えばウーロン茶等の液体内容
物は殺菌の目的から、９０℃の高温で充填密封される。
填する場合のボトルとして使用するプラスチック製の角
型ボトルに関するものである。このようなプラスチック
製のボトルは、ポリエステル樹脂からなるプリフォーム
を２軸延伸ブロー成形して得られる。このようなプラス
チック製ボトルに対して充填される液体内容物は、各種
の性質のものがあるが、例えばウーロン茶等の液体内容
物は殺菌の目的から、９０℃の高温で充填密封される。
【０００２】
【従来の技術】しかるに、このような液体内容物を充填
する場合に従来使用されている角型ボトル１０１は、図
２０〜図２３に示すように胴部１０２を有し、胴部１０
２の上端部に肩部１０３を介してノズル部１０４が設け
られ、また胴部の下端部には底部１０５が設けられてい
る。胴部１０２は、ボトル中心線１１０に直角な断面が
ほぼ矩形断面を有する角筒状で、その外形はそれぞれ角
度９０度に隣り合わせてボトル中心線１１０方向に沿っ
て配置されている４つのパネル面１０６〜１０９と、そ
れぞれのパネル面１０６〜１０９の間に位置するコーナ
ー面１１１〜１１４によって構成されている。この４つ
のパネル面１０６〜１０９とコーナー面１１１〜１１４
によって、胴部１０２のボトル中心線１１０に直角な断
面形状では、４つのパネル面１０６〜１０９によって形
成される四角型は、４つのコーナー面１１１〜１１４で
面取りされた形状を成している。そしてパネル面１０６
〜１０９の幅Ｗ10及び、コーナー面１１１〜１１４の幅
Ｗ11は、ボトル中心線１１０の方向すなわちボトルの高
さ方向の全域においてほぼ一定である。
する場合に従来使用されている角型ボトル１０１は、図
２０〜図２３に示すように胴部１０２を有し、胴部１０
２の上端部に肩部１０３を介してノズル部１０４が設け
られ、また胴部の下端部には底部１０５が設けられてい
る。胴部１０２は、ボトル中心線１１０に直角な断面が
ほぼ矩形断面を有する角筒状で、その外形はそれぞれ角
度９０度に隣り合わせてボトル中心線１１０方向に沿っ
て配置されている４つのパネル面１０６〜１０９と、そ
れぞれのパネル面１０６〜１０９の間に位置するコーナ
ー面１１１〜１１４によって構成されている。この４つ
のパネル面１０６〜１０９とコーナー面１１１〜１１４
によって、胴部１０２のボトル中心線１１０に直角な断
面形状では、４つのパネル面１０６〜１０９によって形
成される四角型は、４つのコーナー面１１１〜１１４で
面取りされた形状を成している。そしてパネル面１０６
〜１０９の幅Ｗ10及び、コーナー面１１１〜１１４の幅
Ｗ11は、ボトル中心線１１０の方向すなわちボトルの高
さ方向の全域においてほぼ一定である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このように構成された
角型ボトルは、２軸延伸ブロー成形によって製造される
が、完成した製品では胴部１０２の中央部分でひけと呼
ばれる内側への変形が発生することがある。また、この
ようなひけが発生していない製品においても、例えば９
０℃でウーロン茶を高温充填密封した後にウーロン茶が
冷えて、ボトル内部が減圧状態になることによってボト
ル胴部、特にボトル中心線方向の中央部分で、ボトル胴
部が内側に凹むことがある。これは、胴部１０２のコー
ナー面１１１〜１１４の幅が、ボトル中心線１１０方向
の全域でほぼ同じ幅で形成されており、コーナー面１１
１〜１１４のボトル中心線１１０方向の上下部分はそれ
ぞれボトルの肩部１０３や、あるいは底部１０５に近
く、径方向の圧縮強度を有するが、胴部１０２の中央部
分におけるコーナー面では、前記の肩部１０３やあるい
は底部１０５から離れているため圧縮強度が弱いためで
ある。こうして従来の角型ボトルでは、胴部１０２の中
央部分がひけて変形し、減圧時の座屈、ボトル保持時の
変形を生じさせ、ボトルの商品価値の低下を来すことが
ある。また従来の角型ボトルでは、減圧吸収をするため
のパネル面が矩形であるため、減圧時に負圧による変形
を均一に吸収して滑らかに内側に変形することが難し
く、局部的な変形を生じ、角型ボトルの商品価値を損な
うことがあった。
角型ボトルは、２軸延伸ブロー成形によって製造される
が、完成した製品では胴部１０２の中央部分でひけと呼
ばれる内側への変形が発生することがある。また、この
ようなひけが発生していない製品においても、例えば９
０℃でウーロン茶を高温充填密封した後にウーロン茶が
冷えて、ボトル内部が減圧状態になることによってボト
ル胴部、特にボトル中心線方向の中央部分で、ボトル胴
部が内側に凹むことがある。これは、胴部１０２のコー
ナー面１１１〜１１４の幅が、ボトル中心線１１０方向
の全域でほぼ同じ幅で形成されており、コーナー面１１
１〜１１４のボトル中心線１１０方向の上下部分はそれ
ぞれボトルの肩部１０３や、あるいは底部１０５に近
く、径方向の圧縮強度を有するが、胴部１０２の中央部
分におけるコーナー面では、前記の肩部１０３やあるい
は底部１０５から離れているため圧縮強度が弱いためで
ある。こうして従来の角型ボトルでは、胴部１０２の中
央部分がひけて変形し、減圧時の座屈、ボトル保持時の
変形を生じさせ、ボトルの商品価値の低下を来すことが
ある。また従来の角型ボトルでは、減圧吸収をするため
のパネル面が矩形であるため、減圧時に負圧による変形
を均一に吸収して滑らかに内側に変形することが難し
く、局部的な変形を生じ、角型ボトルの商品価値を損な
うことがあった。
【０００４】この発明は上記の如き事情に鑑みてなされ
たものであって、２軸延伸ブロー成形後の胴部のひけが
なく、また高温充填された内容物が冷却した後のボトル
内部の減圧時のボトルの座屈、ボトル保持時の変形など
のボトル変形を防ぎ、またパネル面がボトル内部の減圧
時の容器の変形を均一に吸収して、滑らかな形状で変形
し、局部的に偏った変形を生ずることなく、ボトル変形
によるボトルの商品価値の低下を防ぐことができる角型
ボトルを提供することを目的とするものである。
たものであって、２軸延伸ブロー成形後の胴部のひけが
なく、また高温充填された内容物が冷却した後のボトル
内部の減圧時のボトルの座屈、ボトル保持時の変形など
のボトル変形を防ぎ、またパネル面がボトル内部の減圧
時の容器の変形を均一に吸収して、滑らかな形状で変形
し、局部的に偏った変形を生ずることなく、ボトル変形
によるボトルの商品価値の低下を防ぐことができる角型
ボトルを提供することを目的とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この目的に対応して、こ
の発明の角型ボトルは、ボトル胴部の外面をボトル中心
線方向に沿って位置する４個のパネル面と隣り合う前記
パネル面の間に位置するコーナー面とで構成したボトル
胴部を有し、前記コーナー面は前記ボトル中心線方向の
端部の幅よりも中央部寄りの幅の方が小さくなってお
り、かつ対向するコーナー面間の距離がボトル胴部の前
記ボトル中心線方向の端部よりも中央部寄りで最も大き
くなっていることを特徴としている。
の発明の角型ボトルは、ボトル胴部の外面をボトル中心
線方向に沿って位置する４個のパネル面と隣り合う前記
パネル面の間に位置するコーナー面とで構成したボトル
胴部を有し、前記コーナー面は前記ボトル中心線方向の
端部の幅よりも中央部寄りの幅の方が小さくなってお
り、かつ対向するコーナー面間の距離がボトル胴部の前
記ボトル中心線方向の端部よりも中央部寄りで最も大き
くなっていることを特徴としている。
【０００６】
【作用】角型ボトルのコーナー面が、ボトル中心軸方向
の両端部におけるよりも中央部寄りの部分で幅が小さ
く、かつ対角線方向に対向するコーナー面間の距離が大
きくなっており、コーナー面の内、最も強度が低下しや
すい中央部分の２軸延伸ブロー成形時の延伸倍率が最も
大きく、この部分のボトルの強度が高まり、また幅が小
さくなっており、大きな面圧を受けることがなく、しか
もリブとして機能していることによって、二軸延伸ブロ
ー成形後のひけを防止し、ボトル保持時の保形性や、減
圧時の局部変形に対して強度を発揮する。また、ボトル
の中央部でコーナー面の幅が小さくなっていることに対
応して、その部分でパネル面の縁が張り出す結果、パネ
ル面の側部が円弧状を呈し、横方向からの圧力を均一に
受けやすく、これに伴ってパネル面の変形が均一とな
り、局部的な変形の発生を防止する。
の両端部におけるよりも中央部寄りの部分で幅が小さ
く、かつ対角線方向に対向するコーナー面間の距離が大
きくなっており、コーナー面の内、最も強度が低下しや
すい中央部分の２軸延伸ブロー成形時の延伸倍率が最も
大きく、この部分のボトルの強度が高まり、また幅が小
さくなっており、大きな面圧を受けることがなく、しか
もリブとして機能していることによって、二軸延伸ブロ
ー成形後のひけを防止し、ボトル保持時の保形性や、減
圧時の局部変形に対して強度を発揮する。また、ボトル
の中央部でコーナー面の幅が小さくなっていることに対
応して、その部分でパネル面の縁が張り出す結果、パネ
ル面の側部が円弧状を呈し、横方向からの圧力を均一に
受けやすく、これに伴ってパネル面の変形が均一とな
り、局部的な変形の発生を防止する。
【０００７】
【実施例】以下、この発明の詳細を一実施例を示す図面
について説明する。
について説明する。
【０００８】図１から図９において、１は角型ボトルで
ある。角型ボトル１は胴部２を有し、胴部２のボトル中
心線１０の上端部には、肩部３を介してノズル部４が設
けられ、また下端部には底部５が設けられている。胴部
２は角筒状の外形を成し、ボトル中心線１０の方向に沿
って４枚のパネル面６、７、８及び９が、ほぼ９０度の
間隔を置いて隣り合って配置されている。また隣り合っ
て位置するパネル面の間には、ボトル中心線１０方向に
コーナー面１１から１４が配置されている。従って胴部
２は、ボトル中心線１０に直角な断面形状の上では、４
つのパネル面６から９で構成される四角形が、４つのコ
ーナー面１１から１４で面取りされた如き形状を呈す
る。この横断面形状では、それぞれのパネル面６から９
同士では９０度をなして隣り合い、コーナー面とパネル
面とは１３５度の角度を成して隣接して連続している。
コーナー面１１から１４はボトル中心線１０の方向すな
わちボトルの高さ方向に幅が一様ではなく、コーナー面
とパネル面の境界線が連続した曲線になっていて、ボト
ル中心線１０方向の上下両端部の幅Ｗ1 、Ｗ2 に比べ
て、中央部寄りの幅、すなわち中央部または中央部とそ
の近傍部分の幅Ｗ3 はそれよりも小さくなっている。こ
れに伴ってパネル面６〜９のボトル中心線１０方向の幅
は同一ではなく、ボトル中心線１０の上下両端部におけ
る幅Ｗ4 、Ｗ5 は中央部の幅Ｗ6 よりも小さい。但しＷ
1 ＋Ｗ4 ≒Ｗ2 ＋Ｗ5 ≒Ｗ3 ＋Ｗ6 或いはＷ1 ＋Ｗ4 ＝
Ｗ2 ＋Ｗ5 ＝Ｗ3 ＋Ｗ6 である。
ある。角型ボトル１は胴部２を有し、胴部２のボトル中
心線１０の上端部には、肩部３を介してノズル部４が設
けられ、また下端部には底部５が設けられている。胴部
２は角筒状の外形を成し、ボトル中心線１０の方向に沿
って４枚のパネル面６、７、８及び９が、ほぼ９０度の
間隔を置いて隣り合って配置されている。また隣り合っ
て位置するパネル面の間には、ボトル中心線１０方向に
コーナー面１１から１４が配置されている。従って胴部
２は、ボトル中心線１０に直角な断面形状の上では、４
つのパネル面６から９で構成される四角形が、４つのコ
ーナー面１１から１４で面取りされた如き形状を呈す
る。この横断面形状では、それぞれのパネル面６から９
同士では９０度をなして隣り合い、コーナー面とパネル
面とは１３５度の角度を成して隣接して連続している。
コーナー面１１から１４はボトル中心線１０の方向すな
わちボトルの高さ方向に幅が一様ではなく、コーナー面
とパネル面の境界線が連続した曲線になっていて、ボト
ル中心線１０方向の上下両端部の幅Ｗ1 、Ｗ2 に比べ
て、中央部寄りの幅、すなわち中央部または中央部とそ
の近傍部分の幅Ｗ3 はそれよりも小さくなっている。こ
れに伴ってパネル面６〜９のボトル中心線１０方向の幅
は同一ではなく、ボトル中心線１０の上下両端部におけ
る幅Ｗ4 、Ｗ5 は中央部の幅Ｗ6 よりも小さい。但しＷ
1 ＋Ｗ4 ≒Ｗ2 ＋Ｗ5 ≒Ｗ3 ＋Ｗ6 或いはＷ1 ＋Ｗ4 ＝
Ｗ2 ＋Ｗ5 ＝Ｗ3 ＋Ｗ6 である。
【０００９】各パネル面６〜９には、変形吸収用の同心
状の多周溝１６、１７が上下に直線溝１８を挟んで形成
されている。しかも、この胴部２では対向するパネル面
間の距離Ｄ1 ，Ｄ2 ，Ｄ3 は中心線１０方向で同じであ
るが、対向するコーナー面間の距離（対角線方向の距
離）Ｓ1 ，Ｓ2 ，Ｓ3 は中心線１０方向で相違してお
り、上下両端における距離Ｓ1 ，Ｓ2 よりも中央部の距
離Ｓ3 は大きい。つまり、コーナー面１１〜１４は中心
線１０方向の中央部寄りの幅Ｗ3 が最も小さくかつ外側
に膨出した形状をなし、したがって中央部寄りの部分は
２軸延伸ブロー成形時の延伸倍率が最も大きくなってい
る。一方、パネル面６〜９の幅はコーナー面１１〜１４
の幅の変化に対応して中心線１０方向で変化しており、
上下両端部の幅Ｗ4 ，Ｗ5 よりも、中央部寄りの幅Ｗ6
が大きく、その結果、パネル面６〜９の側部が円弧状を
呈し、横方向からの圧力を均一に受けやすくなる。
状の多周溝１６、１７が上下に直線溝１８を挟んで形成
されている。しかも、この胴部２では対向するパネル面
間の距離Ｄ1 ，Ｄ2 ，Ｄ3 は中心線１０方向で同じであ
るが、対向するコーナー面間の距離（対角線方向の距
離）Ｓ1 ，Ｓ2 ，Ｓ3 は中心線１０方向で相違してお
り、上下両端における距離Ｓ1 ，Ｓ2 よりも中央部の距
離Ｓ3 は大きい。つまり、コーナー面１１〜１４は中心
線１０方向の中央部寄りの幅Ｗ3 が最も小さくかつ外側
に膨出した形状をなし、したがって中央部寄りの部分は
２軸延伸ブロー成形時の延伸倍率が最も大きくなってい
る。一方、パネル面６〜９の幅はコーナー面１１〜１４
の幅の変化に対応して中心線１０方向で変化しており、
上下両端部の幅Ｗ4 ，Ｗ5 よりも、中央部寄りの幅Ｗ6
が大きく、その結果、パネル面６〜９の側部が円弧状を
呈し、横方向からの圧力を均一に受けやすくなる。
【００１０】（他の実施例）図１０〜図１４は、この発
明の他の実施例に係る角型ボトル１ａを示すものであ
る。この角型ボトル１ａは、パネル面６〜９が同心状の
多周溝２１をそれぞれ一個だけ備えるものである。
明の他の実施例に係る角型ボトル１ａを示すものであ
る。この角型ボトル１ａは、パネル面６〜９が同心状の
多周溝２１をそれぞれ一個だけ備えるものである。
【００１１】また図１５〜図１９は、この発明の更に他
の実施例に係る角型ボトル１ｂを示すものである。この
角型ボトル１ｂは、パネル面６〜９に複数のディンプル
２２を形成したものである。
の実施例に係る角型ボトル１ｂを示すものである。この
角型ボトル１ｂは、パネル面６〜９に複数のディンプル
２２を形成したものである。
【００１２】前記した図１０〜１９に示す他の実施例の
いずれの場合も、各コーナー面１１〜１４はボトル中心
線方向の中央部寄りの部分の幅Ｗ3 が上下両端部の幅Ｗ
1 、Ｗ2 よりも小さく、かつ対角線方向に対向するコー
ナー面間の距離Ｓ3 が上下両端部における距離Ｓ1 ，Ｓ
2 よりも大きくなっている。これに対応してパネル形状
も中心線１０方向の中央部寄りの部分の幅Ｗ6 が上下両
端部の幅Ｗ4 ，Ｗ5 よりも大きくなっている。
いずれの場合も、各コーナー面１１〜１４はボトル中心
線方向の中央部寄りの部分の幅Ｗ3 が上下両端部の幅Ｗ
1 、Ｗ2 よりも小さく、かつ対角線方向に対向するコー
ナー面間の距離Ｓ3 が上下両端部における距離Ｓ1 ，Ｓ
2 よりも大きくなっている。これに対応してパネル形状
も中心線１０方向の中央部寄りの部分の幅Ｗ6 が上下両
端部の幅Ｗ4 ，Ｗ5 よりも大きくなっている。
【００１３】
【発明の効果】このように構成された角型ボトル１は胴
部２の中央部におけるコーナー面１１〜１４の中心線１
０方向の座屈強度及び径方向の圧縮強度が向上する。こ
の結果、前記中央部における２軸延伸ブロー成形後のひ
け、或いはウーロン茶などの熱間充填後の局部変形が防
止されるとともに、ボトル保持時の保形性も優れたボト
ルとなる。更に前記コーナー面１１〜１４の構成によっ
て、パネル面６〜９の形状が、その中央部で最も広く上
下部で狭い幅をなし、両側部が外方へ張り出しした形状
となり、減圧時の減圧を前記パネル面の全域で吸収する
ことが可能となり、減圧時におけるパネル面の局部変形
が防止され、内容液充填後のボトルの商品価値の低下も
防止される。
部２の中央部におけるコーナー面１１〜１４の中心線１
０方向の座屈強度及び径方向の圧縮強度が向上する。こ
の結果、前記中央部における２軸延伸ブロー成形後のひ
け、或いはウーロン茶などの熱間充填後の局部変形が防
止されるとともに、ボトル保持時の保形性も優れたボト
ルとなる。更に前記コーナー面１１〜１４の構成によっ
て、パネル面６〜９の形状が、その中央部で最も広く上
下部で狭い幅をなし、両側部が外方へ張り出しした形状
となり、減圧時の減圧を前記パネル面の全域で吸収する
ことが可能となり、減圧時におけるパネル面の局部変形
が防止され、内容液充填後のボトルの商品価値の低下も
防止される。
【図１】角型ボトルの正面図
【図２】角型ボトルの平面図
【図３】角型ボトルの底面図
【図４】角型ボトルの縦断面図
【図５】図１におけるＶ−Ｖ部断面図
【図６】図１におけるＶＩ−ＶＩ部断面図
【図７】図１におけるＶＩＩ−ＶＩＩ部断面図
【図８】コーナー面の正面図
【図９】図２におけるＩＸ−ＩＸ部断面図
【図１０】他の角型ボトルの正面図
【図１１】他の角型ボトルの平面図
【図１２】他の角型ボトルの底面図
【図１３】他の角型ボトルの縦断面図
【図１４】図１０におけるＸＩＶ−ＸＩＶ部断面図
【図１５】更に他の角型ボトルの正面図
【図１６】更に他の角型ボトルの平面図
【図１７】更に他の角型ボトルの底面図
【図１８】図１５におけるＸＶＩＩＩ−ＸＶＩＩＩ部断
面図
面図
【図１９】図１５におけるＸＩＸ−ＸＩＸ部断面図
【図２０】従来の角型ボトルの正面図
【図２１】従来の角型ボトルの平面図
【図２２】図２０におけるＸＸＩＩ−ＸＸＩＩ部断面輪
郭図
郭図
【図２３】従来の角型ボトルの底面図
１ 角型ボトル ２ 胴部 ３ 肩部 ４ ノズル部 ５ 底部 ６ パネル面 ７ パネル面 ８ パネル面 ９ パネル面 １０ ボトル中心線 １１ コーナー面 １２ コーナー面 １３ コーナー面 １４ コーナー面 １６ 多周溝 １７ 多周溝 １８ 直線溝 ２１ 多周溝 ２２ ディンプル １０１ 角型ボトル １０２ 胴部 １０３ 肩部 １０４ ノズル部 １０５ 底部 １０６ パネル面 １０７ パネル面 １０８ パネル面 １０９ パネル面 １１０ 中心線 １１１ コーナー面 １１２ コーナー面 １１１ コーナー面 １１４ コーナー面
Claims (1)
- 【請求項１】 ボトル胴部の外面をボトル中心線方向に
沿って位置する４個のパネル面と隣り合う前記パネル面
の間に位置するコーナー面とで構成したボトル胴部を有
し、前記コーナー面は前記ボトル中心線方向の端部の幅
よりも中央部寄りの幅の方が小さくなっており、かつ対
向するコーナー面間の距離がボトル胴部の前記ボトル中
心線方向の端部よりも中央部寄りで最も大きくなってい
ることを特徴とする角型ボトル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18977095A JPH0920323A (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | 角型ボトル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18977095A JPH0920323A (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | 角型ボトル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0920323A true JPH0920323A (ja) | 1997-01-21 |
Family
ID=16246908
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18977095A Pending JPH0920323A (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | 角型ボトル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0920323A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7472798B2 (en) * | 2006-08-15 | 2009-01-06 | Ball Corporation | Polygonal hour-glass hot-fillable bottle |
| JP2009007061A (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-15 | Yoshino Kogyosho Co Ltd | ラベル付き合成樹脂製容器 |
| US20120219738A1 (en) * | 2009-09-04 | 2012-08-30 | Sidel Participations | Container having grooved facets |
-
1995
- 1995-07-03 JP JP18977095A patent/JPH0920323A/ja active Pending
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