JP2018033824A - 車椅子用テーブル装着構造 - Google Patents
車椅子用テーブル装着構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2018033824A JP2018033824A JP2016171587A JP2016171587A JP2018033824A JP 2018033824 A JP2018033824 A JP 2018033824A JP 2016171587 A JP2016171587 A JP 2016171587A JP 2016171587 A JP2016171587 A JP 2016171587A JP 2018033824 A JP2018033824 A JP 2018033824A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- annular member
- mounting
- attached
- wheelchair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Passenger Equipment (AREA)
Abstract
【課題】 既製品の車椅子にも装着できる車椅子用テーブル装着構造を提供する。
【解決手段】 被装着部22それぞれに固定した装着具34の円柱状貫通孔48にパイプガイド24を貫通させた状態で、装着具34の延長部38の長孔52内でネジ付きロッド54を移動及び回転させたり、固定部36を被装着部22に対して周方向に回すことで、パイプガイド24の大雑把な位置決めを行う。続いて第2の円環状部材46を第1の円環状部材44に対して回すことにより、円柱状貫通孔48の位置を変化させ、これによりパイプガイド24の上下方向及び左右方向の微調整を行うことができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 被装着部22それぞれに固定した装着具34の円柱状貫通孔48にパイプガイド24を貫通させた状態で、装着具34の延長部38の長孔52内でネジ付きロッド54を移動及び回転させたり、固定部36を被装着部22に対して周方向に回すことで、パイプガイド24の大雑把な位置決めを行う。続いて第2の円環状部材46を第1の円環状部材44に対して回すことにより、円柱状貫通孔48の位置を変化させ、これによりパイプガイド24の上下方向及び左右方向の微調整を行うことができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車椅子にテーブルを装着する際に用いる車椅子用テーブル装着構造に関するものである。
特開2003−126164号公報(特許文献1)には、一対の肘掛け部が装着される一対の被装着部を備えた一対の肘掛け用フレームを有する車椅子にテーブルを装着する従来のテーブル装着構造が開示されている。この従来のテーブル装着構造では、一対の被装着部に一対の取付金具を介して装着され、テーブルの一対のスライドパイプが挿入される一対のパイプガイドを備えている。一対の取付金具は、一対の被装着部に設けたネジ孔を利用してネジ止めされている。
特許文献1に記載のテーブル装着構造では、一対の肘掛け用フレームの一対の被装着部が水平で且つ平行に延びていることを前提としている。しかしながら多くの既製品の車椅子では、一対の肘掛け用フレームの一対の被装着部は車椅子の前方側から後方側に下がるように傾斜している。また多くの既製品の車椅子では、一対の肘掛け用フレームの一対の被装着部は、前方に向かうに従って間隔が拡がるようになっている。このような既製品の車椅子に公知のテーブル装着構造を既製品の車椅子に取り付けると、テーブルを水平な状態で車椅子に装着することが難しいと言う問題がある。
本発明の目的は、既製品の車椅子にも装着できるテーブル装着構造を提供することにある。
本発明は、一対の肘掛け部が装着される一対の被装着部を備えた一対の肘掛け用フレームを有する車椅子にテーブルを装着する車椅子用テーブル装着構造を改良の対象とする。本発明では、テーブル装着構造は、一対の被装着部に一対の姿勢調整機構を介して装着され、テーブルの一対のスライドパイプが挿入される一対のパイプガイドを備えている。一対の姿勢調整機構は、一対の装着部に対して取り付けられる一対の装着構造部と一対のパイプガイドを保持する一対の保持構造部とを備えている。そして一対の被装着構造部及び一対の保持構造部は、一対のパイプガイドが平行に並んだ状態で一対の装着部に装着できるように一対のパイプガイドの取付姿勢を調整可能に構成されている。
本発明のように一対の姿勢調整機構を設ければ、一対の肘掛け用フレームの一対の被装着部が車椅子の前方側から後方側に下がるように傾斜していたり、一対の肘掛け用フレームの一対の被装着部が、前方に向かうに従って間隔が拡がるようになっている場合でも、既製品の車椅子に取り付けたテーブルが水平になるようにパイプガイドを取り付けることが可能になる。
具体的な姿勢調整機構の装着構造部は、被装着部に沿って所定の間隔をあけて装着される一対の装着具からなる。この一対の装着具は、それぞれ被装着部の周方向に変位可能に被装着部に対して取り付けられて被装着部に固定される一対の固定部と該一対の固定部と一体に設けられた該固定部から離れる方向に延びる一対の延長部を備えている。そして姿勢調整機構の保持構造部は、一対の装着具の一対の延長部に対して該延長部に沿って位置調整可能に取り付けられる一対の保持具からなる。この一対の保持具は第1の円環状部材と、該第1の円環状部材の内部に回動可能に嵌合され且つ内部にパイプガイドが貫通する円柱状貫通孔を備えた第2の円環状部材と、第1の円環状部材に対して第2の円環状部材を位置決め固定する位置決め固定構造とを備えており、円柱状貫通孔の中心は、第2の円環状部材の中心と一致していない。また装着具の延長部には固定部から離れる方向に延び且つ該離れる方向と直交する方向に貫通する長孔が形成されている。また保持具の第1の円環状部材には、長孔に挿入されて該長孔を貫通するネジ付きロッドが固定されている。そして長孔を貫通するネジ付きロッドのネジ部にナットが螺合されて延長部に第1の円環状部材が固定されている。
このような構造では、長孔を利用してネジ付きロッドの上下方向の位置を調整してパイプガイドの上下方向の位置調整を行い、固定部を被装着部に対して周方向に回して固定部の左右方向の大雑把な位置決めを行い且つ第2の円環状部材を第1の円環状部材に対して回すことにより円柱状貫通孔の位置決めを行うことによりパイプガイドの上下方向及び左右方向の微調整を行う。その結果、既製品の車椅子に取り付けたテーブルが水平になるようにパイプガイドを取り付けることが可能になる。
位置決め固定構造は、第1の円環状部材に設けられた雌ねじ部と、該雌ねじ部に螺合されて第1の円環状部材を貫通し且つ先端が第2の円環状部材に押し付けられるネジ部材とから構成することができる。この構成では、ネジ部材を緩めておくと、第2の円環状部材が回る状況になるので、パイプガイドの位置決めを行うことが可能になる。そしてパイプガイドの位置決めが完了したら、ネジ部材を締め付けることにより、第2の円環状部材の回動が阻止されて、パイプガイドの固定が完了する。
肘掛け部が、被装着部に設けられた一対の貫通孔をそれぞれ貫通する一対のネジ部材により被装着部に取り付けられている場合には、一対の装着具の固定部には、それぞれ周方向に延びる長孔を形成する。そして固定部は、肘掛け部を被装着部に取り付けるネジ部材が長孔を貫通した状態で締め付けられて被装着部に固定される。この構成によれば、既存の肘掛け部を固定するためのネジ部材を用いて、簡単に装着具を固定することができる。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の車椅子用テーブル装着構造の実施の形態について説明する。各図に示すように、本実施の形態に係る車椅子用テーブル装着構造は、利用者が座ったまま食事や読書等を行うとき、または買い物かごを載せるテーブルを既存の車椅子Wに装着するための構造である。
自操式の車椅子Wは、複数のパイプフレームを組み合わせて構成された車体フレーム2と、利用者がハンドリム4を手で操作して回転する左右一対の駆動輪6と、駆動輪6の内側に位置する左右一対の肘掛け用フレーム8に装着された左右一対の肘掛け10と、左右一対の肘掛け10間に配置されたシート12と、シート12の後端から上方に延びるバックレスト14と、バックレスト14の上端から後方に延びる左右一対のグリップ16と、シート12の前端から下方に延びるフレームの先端に設けたフットレスト18と、左右一対の駆動輪6の前方に配置された左右一対のキャスター20等を備えている。車椅子Wの利用者はシート12上に座り、両手で左右一対のハンドリム4を握って操作することにより駆動輪6を回転させ、車椅子Wを前後に移動させたり方向転換したりその場で旋回したりすることができる。
本実施の形態におけるテーブル装着構造は、左右一対の肘掛け部10が装着される左右一対の肘掛け用フレーム8の、前後方向に延びる部分を左右一対の被装着部22とする。この被装着部22は、図示の車椅子Wにおいては、図1、図2によく示されているように、各駆動輪6及びキャスター20が接地する接地面Fに対して平行ではなく、前方に向かうに従って高くなるように延びている。本実施の形態のテーブル装着構造は、図示のように接地面Fに対して傾いた被装着部22や、他のタイプの車椅子におけるように利用者が座ったり立ったりしやすくするために前方に向かうに従って左右外方向に開く方向に延びる被装着部22に対しても、左右一対のテーブル半部Tの上面を水平にし、左右一対のテーブル半部Tが面一で隙間なく並置されるように、左右一対のテーブル半部Tの位置及び姿勢を容易に調整できる構造になっている。
図4乃至図6に示すように、本実施の形態のテーブル装着構造は、左右一対の被装着部22それぞれに、一対のパイプガイド24の姿勢を調整して保持する左右一対の姿勢調整機構28を備えている。左右一対の姿勢調整機構28は、左右一対の被装着部22それぞれに対して取り付けられる一対の装着構造部30を有している。1つの被装着部22に対して取り付けられる一対の装着構造部30には、一対の保持構造部32がそれぞれ設けられている。一対の装着構造部30に設けられた一対の保持構造部32によって、姿勢調整可能に1本のパイプガイド24が保持される。
左右一対のテーブル半部Tそれぞれの外側の縁部には、それぞれスライドパイプ26が取り付けられており、各スライドパイプ26の後方に向かって延びる部分が、それぞれ左右一対のパイプガイド24に挿入される。各スライドパイプ26は各パイプガイド24内で、各パイプガイド24に対し前後方向にそれぞれスライド可能であり、且つそれぞれ回転可能である。
詳細な姿勢調整機構28の装着構造部30の構成を図6乃至図12を用いて説明する。1つの姿勢調整機構28は、一対の装着構造部30によって構成されている。一対の装着構造部30は、それぞれ被装着部22に沿って所定の間隔をあけて装着される金属製の装着具34を備えている。この装着具34は、被装着部22の周方向に変位可能に被装着部22に対して取り付けられて被装着部22に固定される固定部36と、固定部36と一体に設けられて該固定部36から離れる方向に延びる延長部38を備えている。
固定部36は半円筒形であり、その内径は被装着部22の外径とほぼ同一である。固定部36には周方向に延びる長孔40が設けられており、この長孔40に図11に示すネジ部材61が通る。図11に示すように、肘掛け部10は、被装着部22に設けられた一対の貫通孔(図示せず)をそれぞれ貫通する一対のネジ部材61により被装着部22に取り付けられている。本実施の形態では、この肘掛け部10の取付けに用いられている既存のネジ部材61を利用して装着具34が被装着部22に対して固定される。具体的に、固定部36は、肘掛け部10を被装着部22に取り付けるネジ部材61が長孔40を貫通した状態で締め付けられて被装着部22に固定される。
姿勢調整機構28の保持構造部32は装着具34の延長部38に対して該延長部38に沿って位置調整可能に取り付けられる保持具42からなる。この保持具42は、第1の円環状部材44と、該第1の円環状部材44の内部に回動可能に嵌合され且つ内部にパイプガイド24が貫通する円柱状貫通孔48を備えた第2の円環状部材46と、第1の円環状部材44に対して第2の円環状部材46を位置決め固定するネジ部材50及び60とを備えている。円柱状貫通孔48の中心は、第2の円環状部材46の外周面の中心と一致していない。従って円柱状貫通孔48の中心は、第1の円環状部材44の中心とも一致していない。なお円柱状貫通孔48の内径はパイプガイド24の外径とほぼ同一であり、小さい力では相互にスライドしたり回転したりしない程度に相対する外周面と内周面とが接触している。本実施の形態では、位置決め固定構造が、第1の円環状部材44に設けられた図示しない雌ねじ部と、該雌ねじ部に螺合されて第1の円環状部材44を貫通し且つ先端が第2の円環状部材46に押し付けられるネジ部材61とから構成されている。なおネジ部材50は、第2の円環状部材46の抜け止めを主たる目的として設けられた補助的なものであって、必ずしも必要なものではない。
また装着具34の延長部38には固定部36から離れる方向に延び且つ該離れる方向と直交する方向に貫通する長孔52が形成されている。また保持具42の第1の円環状部材44には、長孔52に挿入されて該長孔52を貫通するネジ付きロッド54が固定されている。そして長孔52を貫通するネジ付きロッド54のネジ部53に袋ナット56が螺合されて延長部38に第1の円環状部材44が固定されている。
図12に示すように、左右一対のテーブル半部Tの下面には、一対のテーブル半部Tの上面が面一の状態にあるときに、一対のテーブル半部Tを相互にロックすることによりその状態を維持するための2つの独立したロック機構が設けられている。1つはバレルボルトラッチ57であり、もう1つはリンク機構58である。異なる種類のロック機構を二重に設けることにより、一対のテーブル半部Tのロック状態が解けて上に載せていたものが落下するような事故を確実に防止することができる。
次に、本実施の形態に係るテーブル装着構造によるテーブルの取付け手順について説明する。本実施の形態のテーブル装着構造を用いる場合には、最初に、一対のテーブル半部Tのロック機構をロック状態にしてテーブルを組み立てた状態を作っておく。また肘掛け部10を被装着部22から外しておく(図11のネジ部材61を外しておく)。次に、一対のパイプガイド24にそれぞれ一対の姿勢調整機構28に含まれる一対の保持構造部32を装着する。すなわち一対の保持構造部32の一対の保持具42の円柱状貫通孔48にそれぞれパイプガイド24を通す。このとき保持具42の袋ナット56並びにネジ部材50及び60は緩めておく。次に一本のパイプガイド24に装着した一対の姿勢調整機構28の装着具34の固定部36を車椅子の被装着部22に嵌め、さらにその上に肘掛け部10を置く。次いで、ネジ部材61を固定部36の長孔40に挿入し、その後肘掛け部10の雌ネジにネジ部材61を螺合する。この時点では、ネジ部材61の螺合を緩い状態にしておく。このようにして一対の被装着部22に対して、それぞれ一対のパイプガイド24を装着する。その後、一対のパイプガイド24に、テーブルの一対のスライドパイプ26をそれぞれ嵌める。この状態で2本のパイプガイド24は平行状態になっている。但し、上下方向の角度は未定である。そこで次にテーブルの上に水準器を置き、テーブルの前面領域において水準器で水平が出るように、一対のパイプガイド24の位置を決める。この位置決めの際には、一人の作業者がテーブルを持ち、もう一人の作業者が。固定部36を被装着部22に対して周方向に微妙に動かしたり、ネジ付きロッド54の位置を微妙に動かすことになる。そして所望の水平状態になった後、ネジ部材61及び50並びに袋ナット56をきつく締め付ける。本実施の形態では、一対のパイプガイド24に一対のスライドパイプ26を挿入する作業を行う際、及びテーブルの水平出し作業を行う際に、第1の円環状部材44と第2の円環状部材46との間で微妙な回動動作が発生して、これらの作業が円滑に行なわれることになる。このような回動動作は、保持具42の第1の円環状部材44の中心と第2の円環状部材46の中心とが一致していないために発生する。
以上のような手順により、既製品の車椅子Wに取り付けたテーブル半部Tが水平になるようにパイプガイド24を取り付け、テーブル半部Tを使用することが可能になる。
以上のように本実施の形態のテーブル装着構造による左右一対の姿勢調整機構28を設ければ、左右一対の肘掛け用フレーム8の左右一対の被装着部22が車椅子Wの前方側から後方側に下がるように傾斜していたり、左右一対の肘掛け用フレーム8の左右一対の被装着部22が、前方に向かうに従って間隔が拡がるようになっている場合でも、既製品の車椅子Wに取り付けたテーブル半部Tが水平になるようにパイプガイド24を取り付けることが可能になる。
なお図13に示すような抜け止め構造63によって、パイプガイド24からスライドパイプ26が抜け出るのを防止することができる。この抜け止め構造63は、一端に円板状のストッパ64を備え、他端に雄ネジ部65が形成されたロッド部材66と、このロッド部材66の他端に螺合されるナット67とを備えている。スライドパイプ26の端部には、貫通孔26Aが形成された係止板26Bが溶接により固定されている。ロッド部材66は、係止板26Bの貫通孔26Aを貫通してパイプガイド24を通り、他端の雄ネジ部65がパイプガイド24から延び出ている。パイプガイド24からスライドパイプ26を引き出した場合、ストッパ64が、係止板26Bに当たってスライドパイプ26の抜け止めが図られることになる。抜け止め構造63の構成は、図13に示したものに限定されるものではなく、他の構造であってもよいのは勿論である。
[第2の実施の形態]
図14は、本発明の車椅子用テーブル装着構造の姿勢調整機構に用いることができる装着構造部30´の構成を示す斜視図である。図14においては、図6に示した装着構造部30の構成部品と同様の機能を有する部品には、図6に付した符号にダッシュを付して説明を省略する。この装着構造部30´では、延長部38´に保持具42´が固定されている。具体的には、延長部38´に保持具42´の第1の円環状部材44´が溶接されている。その他の構造は、図6の装着構造部30と実質的に同じである。この装着構造部30´でも、一対のパイプガイドに一対のスライドパイプを挿入する作業を行う際、そしてテーブルの水平出し作業を行う際に、第2の円環状部材46´が微妙に回動して、これらの作業の円滑化が図られる。この装着構造部30´は、車椅子の被装着部22の傾きと左右の開きが小さい場合に、有効に使用可能である。
図14は、本発明の車椅子用テーブル装着構造の姿勢調整機構に用いることができる装着構造部30´の構成を示す斜視図である。図14においては、図6に示した装着構造部30の構成部品と同様の機能を有する部品には、図6に付した符号にダッシュを付して説明を省略する。この装着構造部30´では、延長部38´に保持具42´が固定されている。具体的には、延長部38´に保持具42´の第1の円環状部材44´が溶接されている。その他の構造は、図6の装着構造部30と実質的に同じである。この装着構造部30´でも、一対のパイプガイドに一対のスライドパイプを挿入する作業を行う際、そしてテーブルの水平出し作業を行う際に、第2の円環状部材46´が微妙に回動して、これらの作業の円滑化が図られる。この装着構造部30´は、車椅子の被装着部22の傾きと左右の開きが小さい場合に、有効に使用可能である。
本発明によれば、既製品の車椅子の肘掛け用フレームが水平でなかったり平行でなかったりしても、本発明のテーブル装着構造を既製品の車椅子に取り付けることにより、テーブルを水平な状態で車椅子に装着することができる。
W 車椅子
22 被装着部
24 パイプガイド
26 スライドパイプ
28 姿勢調整機構
30 装着構造部
32 保持構造部
34 装着具
36 固定部
38 延長部
40 長孔
42 保持具
44 第1の円環状部材
46 第2の円環状部材
48 円柱状貫通孔
50 位置決め固定ツマミ
52 長孔
54 ネジ付きロッド
56 バレルボルトラッチ
58 リンク機構
22 被装着部
24 パイプガイド
26 スライドパイプ
28 姿勢調整機構
30 装着構造部
32 保持構造部
34 装着具
36 固定部
38 延長部
40 長孔
42 保持具
44 第1の円環状部材
46 第2の円環状部材
48 円柱状貫通孔
50 位置決め固定ツマミ
52 長孔
54 ネジ付きロッド
56 バレルボルトラッチ
58 リンク機構
Claims (4)
- 一対の肘掛け部が装着される一対の被装着部を備えた一対の肘掛け用フレームを有する車椅子にテーブルを装着する車椅子用テーブル装着構造であって、
前記一対の被装着部に一対の姿勢調整機構を介して装着され、前記テーブルの一対のスライドパイプが挿入される一対のパイプガイドを備え、
前記一対の姿勢調整機構は、前記一対の被装着部に対して取り付けられる一対の装着構造部と前記一対のパイプガイドを保持する一対の保持構造部とを備え、前記一対の装着構造部及び前記一対の保持構造部は、前記一対のパイプガイドが平行に並んだ状態で前記一対の被装着部に装着できるように前記一対のパイプガイドの取付姿勢を調整可能に構成されていることを特徴とする車椅子用テーブル装着構造。 - 前記姿勢調整機構の前記装着構造部は、前記被装着部に沿って所定の間隔をあけて装着される一対の装着具からなり、
前記一対の装着具は、それぞれ前記被装着部の周方向に変位可能に前記被装着部に対して取り付けられて前記被装着部に固定される一対の固定部と該一対の固定部と一体に設けられて該固定部から離れる方向に延びる一対の延長部を備え、
前記姿勢調整機構の前記保持構造部は、前記一対の装着具の前記一対の延長部に対して該延長部に沿って位置調整可能に取り付けられる一対の保持具からなり、
前記一対の保持具は第1の円環状部材と、該第1の円環状部材の内部に回動可能に嵌合され且つ内部に前記パイプガイドが貫通する円柱状貫通孔を備えた第2の円環状部材と、前記第1の円環状部材に対して第2の円環状部材を位置決め固定する位置決め固定構造とを備えており、前記円柱状貫通孔の中心が第2の円環状部材の中心と一致しておらず、
前記装着具の前記延長部には前記固定部から離れる方向に延び且つ該離れる方向と直交する方向に貫通する長孔が形成されており、
前記保持具の前記第1の円環状部材には、前記長孔に挿入されて該長孔を貫通するネジ付きロッドが固定されており、
前記長孔を貫通する前記ネジ付きロッドのネジ部にナットが螺合されて前記延長部に前記第1の円環状部材が固定されていることを特徴とする請求項1に記載の車椅子用テーブル装着構造。 - 前記位置決め固定構造は、前記第1の円環状部材に設けられた雌ねじ部と、該雌ねじ部に螺合されて前記第1の円環状部材を貫通し且つ先端が前記第2の円環状部材に押し付けられるネジ部材とから構成されている請求項2に記載の車椅子用テーブル装着構造。
- 前記肘掛け部が、前記被装着部に設けられた一対の貫通孔をそれぞれ貫通する一対のネジ部材により前記被装着部に取り付けられており、
前記一対の装着具の前記固定部には、それぞれ周方向に延びる長孔が形成されており、
前記固定部は、前記肘掛け部を前記被装着部に取り付ける前記ネジ部材が前記長孔を貫通した状態で締め付けられて前記被装着部に固定されている請求項2に記載の車椅子用テーブル装着構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016171587A JP2018033824A (ja) | 2016-09-02 | 2016-09-02 | 車椅子用テーブル装着構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016171587A JP2018033824A (ja) | 2016-09-02 | 2016-09-02 | 車椅子用テーブル装着構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018033824A true JP2018033824A (ja) | 2018-03-08 |
Family
ID=61566648
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016171587A Pending JP2018033824A (ja) | 2016-09-02 | 2016-09-02 | 車椅子用テーブル装着構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2018033824A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110448083A (zh) * | 2019-07-03 | 2019-11-15 | 佛山市石井旅游制品有限公司 | 一种可调节高度的折叠椅 |
-
2016
- 2016-09-02 JP JP2016171587A patent/JP2018033824A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN110448083A (zh) * | 2019-07-03 | 2019-11-15 | 佛山市石井旅游制品有限公司 | 一种可调节高度的折叠椅 |
CN110448083B (zh) * | 2019-07-03 | 2024-06-04 | 佛山市石井旅游制品有限公司 | 一种可调节高度的折叠椅 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TW202246102A (zh) | 自行車座椅附接組件 | |
US20090045599A1 (en) | Reconfigurable tilt wheelchair | |
KR20170018851A (ko) | 자전거 시트 및 자물쇠 어셈블리 | |
JP2017019441A (ja) | 車両用シート | |
JP2018033824A (ja) | 車椅子用テーブル装着構造 | |
JP4912987B2 (ja) | 子供乗せ装置及び二輪車 | |
JP2009067125A (ja) | 子供乗せ装置及び二輪車 | |
JP4584643B2 (ja) | 車椅子用の後付けヘッドレスト支持機構 | |
JP6104418B1 (ja) | 幼児用補助席 | |
AU2003204395A1 (en) | Detachable Support Arm | |
JP2018154246A (ja) | 自転車用キャリア取付手段 | |
JP6190555B1 (ja) | 座位撮影台 | |
CN104546322B (zh) | 一种可调轮椅 | |
JP2014221495A (ja) | ポジショニング装置 | |
JP4284603B2 (ja) | ユニットタイプ車椅子 | |
US20230048348A1 (en) | Push scooter | |
KR20200000357U (ko) | 산소 용기 거치대 | |
KR102331794B1 (ko) | 건설기계 | |
TWI775162B (zh) | 兒童座椅、帶兒童座椅的自行車以及防護裝置 | |
JP4057973B2 (ja) | 車椅子 | |
JP6795183B2 (ja) | 搬送車およびキャスターの抜け止め構造 | |
KR20160000074A (ko) | 별도의 장착프레임을 가지는 휠체어용 주행보조장치 | |
JP3214112U (ja) | 車椅子用牽引具 | |
JP4944665B2 (ja) | シート装置 | |
JP2010068861A (ja) | 車椅子 |