JP2018033593A - 石鹸泡立て具 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の泡立て具の場合、石鹸を泡立てるためにネットと石鹸とをこすり合わせる際に一定の力を加え続けなければならない。そのため、年少者やお年寄り、手に障がいのある方のように、握力が十分でない利用者にとっては効果を十分に享受させることが出来ていなかった。【解決手段】網目状からなる外装部と、外装部により外部と外装部の一部に設けられた開口部を除いて遮蔽され石鹸を格納するための空洞部と、からなる石鹸泡立て具であって、空洞部は、格納した石鹸を振動により空気と攪拌させることを可能な程度の大きさである略球形状又は略楕円形状からなる石鹸泡立て具などを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、握力に乏しい年少者やお年寄りなどであっても、細やかな泡立ちを実現可能とする石鹸泡立て具に関する。
石鹸を泡立てるための道具としては従来より、筒状のネットで石鹸を覆い、ネットと石鹸とをこするようにして用いる石鹸泡立て具が知られている。具体的には、特許文献1に記載のあるように、筒状ネットの一部を積層筒状に折り返してできた内部空間に、固形石鹸を入れて閉塞して内部に収納するような構成を採用し、ネットの微細な網目と石鹸とがこすれることにより、細かい泡立ちを実現する石鹸泡立て具が知られている。
特開2015−156928公報
ただし、以上のような従来技術の場合、石鹸を泡立てるためにネットと石鹸とをこすり合わせる際に一定の力を加え続けなければならない。そのため、年少者やお年寄り、手に障がいのある方のように、握力が十分でない利用者にとっては効果を十分に享受させることが出来ていなかった。
以上のような事態を回避すべく、本発明で網目状からなる外装部と、外装部により外部と外装部の一部に設けられた開口部を除いて遮蔽され石鹸を格納するための空洞部と、からなる石鹸泡立て具であって、空洞部は、格納した石鹸を振動により空気と攪拌させることを可能な程度の大きさである略球形状又は略楕円形状からなる石鹸泡立て具などを提案する。
主に以上のような構成をとる本発明の石鹸泡立て具を用いることにより、握力の乏しい利用者であっても効率の良い泡立てを実現することができる。
泡立て具の外観の一例を示す図 泡立て具を作成する中途の状態の一例を示す図 泡立て具において蛇腹状のネットを備える一例を示す図 泡立て具を作成する更に中途の状態の一例を示す図 泡立て具に石鹸を入れた際の形状の変化の一例を示す図 泡立て具の別の構成の一例を示す図 泡立て具の別の構成を側面から見た図
以下、本発明の各実施形態について図面と共に説明する。
<<実施形態>>
<概要>
図1は、本発明の泡立て具の基本的な構成を示す図であり、「泡立て具」0100は、「外装部」0101と、「空洞部」0102と、を有している。外装部はアクリル、ポリエチレン、その他化学繊維にて形成されていることもあれば、木綿等の自然の繊維にて形成されていることもあるが、いずれにせよネット状形状等空洞部との間で通気性を保持する形状ないし構造を有している。当該構成を有することにより、空洞部内部に石鹸を入れた場合に当該石鹸を泡立てた場合に発生した泡をそのまま外部に絞り出すことが可能になる。
<構成>
引き続き図1を参照しながら本発明の泡立て具の説明を行う。なお、ここで説明する泡立て具の構成及び機能はいずれも一の実施形態に関するものであり、あくまで一例に過ぎない。したがって、本発明の基本的な構成を維持する限り、他の構成によっても実現することが可能である。
本発明の「泡立て具」0100は、「外装部」0101と「空洞部」0102とからなる。以下では泡立て具の形成方法についてそれぞれ図を用いて説明を行う。
図2は、本実施形態の泡立て具を形成するための「ネット」0201に「輪ゴム」0202をかける様子を示す図である。「ネット」0201は外装部を構成するとともに、空洞内接部ともいうべき空洞部の側壁面をも構成する。同図に示されているように、棒状形状のネットの中心部分付近に輪ゴムをはじめとする結束具をひっかけて当該部分でネットを縛る。そのうえで、上記の輪ゴムを起点として棒状形状のネットの端部を他の端部に向けて裏返すことにより、当該裏返した部分のネットが外装部として、他の端部の内側が空洞部の側壁面を構成するような配置関係を構成するようになる。このような構成を採用することで、一のネットを用いて手軽に多重層からなる泡立て具を構成することが可能になる。
ここで、多重層にて泡立て具を構成する利点について説明する。泡立て具内部に石鹸を格納してこれを泡立てる場合、通常は石鹸と当該石鹸と接するネットとをこすり合わせ、これを空気と触れさせることにより泡立てを促進させることとなる。このとき、石鹸とネットとの接触面積が大きければ大きいほど泡を立たせやすくなることから、まずネットの網目状形状は細かい構造とすることが好ましい。これに加え、網目が多重層構造をとることで先に述べた石鹸とネットとが接する表面積がさらに増えるため、より効率的な泡立ちを実現することが可能になる。そしてさらには、生じた泡を複数回にわたってネットと接触させることにより、きめ細やかな泡を発生させることにも寄与することができる。
ここで、図3を用いてより効率的に泡立てを実現するための構成の一例について説明する。同図は、ネットを輪ゴム等の結束具で縛った後、ネットの周囲に同一又は異なる素材からなるネットを付加した様子を示す概略図である。同図に示されているように、「ネット」0301を「輪ゴム」0302で結束したのち、その後ネットのうち泡立て具の内側壁面を構成する部分の周囲にさらに「付加ネット」0303を設けられている。付加ネットは、既に説明したように、石鹸とネットとの接触表面積の増加を図り、もって効率的な泡立てを実現するために付加的に設けられる。ここで付加ネットの形状は任意に定められてよいが、同図においては、蛇腹状形状を構成している様子が示されている。蛇腹形状を採用することで限られた空間内において多くの表面積を確保することが可能になり、もって石鹸と接する表面積を多く確保することが可能になる。
ちなみに、ここでいう効率的な石鹸の泡立て、とは同一の力を加えた場合により多くの泡立てを実現できることはもちろん、少ない力でも泡立てを可能にすることを意味している。したがって、本実施形態の構成を採用することにより、年長者や子ども、手に障害を持っているなどして十分に力を入れることのできない利用者であっても、満足のいく泡立てを実現することが可能になる。
ここで図3を用いて本実施形態の泡立て具の構成について説明をする。同図は、図2を用いて説明した蛇腹状形状の付加ネットを用いた泡立て具の構成の一例を説明するための図で、結束具としての輪ゴムを起点としてネットを折り返した状態を示す図である。本実施形態の泡立て具においては、「棒状形状のネット」0301の内部に石鹸を入れて泡立てることとなる。同図において示されているように、石鹸は、棒状ネットの内側壁面、蛇腹状形状の「付加ネット」0302、棒状ネットを折り返したことにより構成された「外装部」0303と、それぞれ網目状形状にて構成される少なくとも3層からなる泡立て具と接触し空気と触れることで効率的に泡を立てることが可能になる。
ここで図4及び図5を示す。図4は、本実施形態の泡立て具を収納する際の構成の一例について説明するための図である。同図に示されているように、泡立て具の内側壁面を構成する「ネット」0410に「リング」0401を設け、このリングをフックなどの吊り具にひっかけることができる。当該構成を採用することにより、浴室や洗面所などの水回りにおいて、石鹸を内蔵したまま無造作に泡立て具を放置してしまった場合に、内部の石鹸が溶け出してしまう事態を回避することが可能になる。
また、図5はさらに棒状形状のネットの端部を巾着形状に構成した場合の一例について説明するための図である。同図に示されているように、石鹸を入れるための棒状形状のネットの端部の空洞部分0510を可撓性又は弾性を有する締結部を有する巾着形状とし、ここに設けた「緊締具」0520を絞ることで、内部に収納した「石鹸」0501が同図中に示したようにネット端部の空間部分に移動した場合でも外にこぼれ出てしまわないようにすることができる。巾着形状とする場合の上記ネットの端部の径は泡立て具そのものの内径よりも小さく、可撓性又は弾性を有する締結部を備えていることを特徴としている。
なお、ここまでは、外装部と空洞部との間に蛇腹状形状の付加ネットを用いることにより泡立てを促進するためのネットの表面積を増大させる方法の一例について説明をしてきたが、以下では同効果をもたらす他の一例について説明をする。ここで、図6及び図7を示す。同各図は、いずれも空洞部の内部に石鹸を包み込むための「内包具」0610、0710を備えている様子を示す図である。内包具は網目状形状あるいは多孔性を有する素材からなっており、具体的には外装部や付加ネットなどのように適宜の素材からなる網目状形状のネットである場合もあれば、ウレタンフォームなどのような多孔性の物質である場合もある。当該構成を採用することにより、石鹸はまず内包具と接することで泡立ち、そこで発生した泡が付加ネット、さらには外装部を構成する網目状形状のネットと順次接することできめ細やかな泡を生じさせることが可能になる。
「内包具」0610、0710は、石鹸を包み込むような形状にて構成されることが好ましく、具体的には、立方体からなる石鹸が嵌合するようなロの字あるいはコの字形状からなる構成であることが望ましい。図6及び図7においては、コの字からなる多孔性の「内包具」0610、0710が輪ゴムにて結束されている面を開口部として配置されている様子が示されているが、同各図において示されているような場合のほか、開口部を他の端部であり、石鹸を入れ込むためネット端部に向けて設ける構成も考えられる。当該構成を採用することにより、泡立て具の内部に石鹸を入れる際に、ストレスなく内包具に石鹸を嵌合させるように入れ込むことが容易になるため、複雑な作業を経ることなく効率的な泡立てを実現させることが可能になる。
<効果>
以上の構成を採用する泡立て具を利用することにより、握力の乏しい利用者であっても効率の良く、きめ細やかな泡立てを実現することができる。
0100・・・泡立て具
0101・・・外装部
0102・・・空洞部

Claims (4)

  1. 網目状からなる外装部と、
    外装部により外部と外装部の一部に設けられた開口部を除いて遮蔽され石鹸を格納するための空洞部と、
    からなる石鹸泡立て具であって、
    空洞部は、
    格納した石鹸を振動により空気と攪拌させることを可能な程度の大きさである略球形状又は略楕円形状からなる石鹸泡立て具。
  2. 外装部と一体をなし空洞部と接するように構成される網目状の空洞内接部をさらに有する請求項1に記載の石鹸泡立て具。
  3. 外装部は、所定部分を基点として折り返し可能に構成される請求項1又は2に記載の石鹸泡立て具。
  4. 開口部は石鹸泡立て具の内径よりも小さな径を有し、可撓性又は弾性を有する締結部を備える請求項1から3のいずれか一に記載の石鹸泡立て具。
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