JP2018032311A - 電子機器及びバージョンチェックプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】ファームウェアの数が多くなっても、目視での確認ミスを容易に抑制する。
【解決手段】ファームウェア管理部117により、EEPROM116から複数のファームウェアのバージョン情報を読み出し、それぞれのバージョン情報の文字列の全てを入力値とし、特定のハッシュ関数(たとえばmd5)を用いてハッシュ値を求め、システム制御部121により、ファームウェア管理部117が読み出した機能毎のファームウェアのバージョン情報とハッシュ値とをパネル部105に表示させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファームウェアのバージョン管理に適した電子機器及びバージョンチェックプログラムに関する。
たとえば、多機能プリンター、複合機などのMFP(Multifunction Peripheral)である画像形成装置においては、印刷機能、コピー機能、FAX機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能などを搭載している機種がある。これらの機能は、それぞれ専用のソフトウェアを元に実行されるが、今後ますます機能の増加が予測される。
また、それぞれの機能に応じたハードウェアを動作させるためのファームウェアは、必要に応じて更新されるが、更新の処理速度を上げるために、機能毎に分割されている場合がある。また、機能毎に分割されたそれぞれのファームウェアは、固有のバージョン番号を有しているため、最新のファームウェアかどうかはそれぞれのバージョン番号などを含むバージョン情報を確認することで判断できる。
ファームウェアの更新に関するものとして、特許文献1では、ファームウェアの一括配信を適切に行う配信システムを提案している。この配信システムは、画像形成装置における一括更新を許可する複数のファームウェアと複数のファームウェアの構成情報とを、ファームウェアグループとして管理し、画像形成装置から複数のファームウェアの情報を収集し複数のファームウェアの情報がファームウェアグループと一致するか否かを判断する。判断の結果、一致しない場合、収集した複数のファームウェアの情報の中から特定のファームウェアの情報と一致する情報を含む、管理されたファームウェアグループを特定する。そして、一致しないと判断した複数のファームウェアの情報を、新たな一括更新を許可する組み合わせのファームウェアグループとして管理する。
特開2013−097678号公報
上述した特許文献1での配信システムでは、画像形成装置に複数のファームウェアを一括で配信する際、複数のファームウェアの構成が認識不明であっても、インターネット上のサーバー側で複数のファームウェアの情報がファームウェアグループと一致するか否かを判断するため、適切な配信の制御が可能となる。
ところで、画像形成装置は、インターネットに接続されずにオフラインで利用されることがある。この場合、ファームウェアの更新は、USB(Universal Serial Bus)メモリーなどの記憶デバイスから最新バージョンのファームウェアを取り込んで行うことになる。なお、画像形成装置にインストールされたファームウェアは、動作を保証するために、最新バージョンとなっていることが好ましい。
この場合、画像形成装置にインストールされている複数のファームウェアのそれぞれのバージョン番号などを含むバージョン情報と、最新バージョンのリストに記載されたバージョン番号などを含むバージョン情報とを目視で確認する必要がある。
この確認作業は、画像形成装置にインストールされているファームウェアの数が少なければ、確認ミスを防げる可能性はあるが、ファームウェアの数が多くなるに従い、確認ミスを生じてしまうおそれがあるという問題があった。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解消することができる電子機器及びバージョンチェックプログラムを提供することを目的とする。
本発明の電子機器は、バージョン情報を有し、機能毎に分割された複数のファームウェアを記憶する記憶デバイスと、前記ファームウェアのバージョンチェックの指示に基づき、それぞれの前記ファームウェアの前記バージョン情報を読み出し、それぞれのバージョン情報の文字列の全てを入力値とし、特定のハッシュ関数を用いてハッシュ値を求めるファームウェア管理部と、前記ファームウェア管理部に前記バージョンチェックを指示し、前記ファームウェア管理部が読み出した機能毎のファームウェアの前記バージョン情報と前記ハッシュ値とを出力させるシステム制御部とを備えることを特徴とする。
また、パネル部を備え、前記システム制御部は、機能種別及びバージョン番号を含む前記バージョン情報と前記ハッシュ値とを前記パネル部に表示させることを特徴とする。
また、前記ファームウェア管理部は、前記パネル部を介して指示された前記バージョン情報の並び順に従う文字列の全てを入力値とすることを特徴とする。
また、前記ファームウェア管理部は、前記バージョン情報の特定の並び順に従う文字列の全てを入力値とすることを特徴とする。
また、前記ファームウェア管理部は、前記パネル部を介して指示されたハッシュ関数を用いてハッシュ値を求めることを特徴とする。
本発明のバージョンチェックプログラムは、記憶デバイスにより、バージョン情報を有し、機能毎に分割された複数のファームウェアを記憶する工程と、ファームウェア管理部により、前記ファームウェアのバージョンチェックの指示に基づき、それぞれの前記ファームウェアの前記バージョン情報を読み出し、それぞれのバージョン情報の文字列の全てを入力値とし、特定のハッシュ関数を用いてハッシュ値を求める工程と、システム制御部により、前記ファームウェア管理部に前記バージョンチェックを指示し、前記ファームウェア管理部が読み出した機能毎のファームウェアの前記バージョン情報と前記ハッシュ値とを出力させる工程とを、電子機器を制御するコンピューターに実行させることを特徴とする。
本発明の電子機器及びバージョンチェックプログラムでは、記憶デバイスにより、バージョン情報を有し、機能毎に分割された複数のファームウェアを記憶し、ファームウェア管理部により、ファームウェアのバージョンチェックの指示に基づき、それぞれのファームウェアのバージョン情報を読み出し、それぞれのバージョン情報の文字列の全てを入力値とし、特定のハッシュ関数を用いてハッシュ値を求め、システム制御部により、ファームウェア管理部にバージョンチェックを指示し、ファームウェア管理部が読み出した機能毎のファームウェアのバージョン情報とハッシュ値とを出力させる。
ここで、ハッシュ値は、入力値となるバージョン情報の数及び文字列の数などに依存せず、特定のハッシュ関数に基づいた一定の数の文字列となる。また、ハッシュ値は、入力値となるバージョン情報の文字列が似ていても、異なる文字列を表す。
よって、ファームウェア管理部が求めたハッシュ値と、たとえばファームウェアの最新バージョンのリストに示されるハッシュ値とを目視で確認した場合であっても、記憶デバイスが記憶しているファームウェアが最新バージョンかどうかを容易に確認できる。
本発明の電子機器及びバージョンチェックプログラムによれば、記憶デバイスが記憶しているファームウェアが最新バージョンかどうかを容易に確認できるようにしたので、ファームウェアの数が多くなっても、目視での確認ミスを容易に抑制できる。
本発明の電子機器をMFPに適用した場合の一実施形態を示す図である。 図1のMFPでのファームウェアについて説明するものであって、図2(a)は図1のEEPROMに記憶されているファームウェアのバージョン情報を示す図であり、図2(b)は図1のファームウェア管理部がファームウェアのバージョン情報の文字列に基づいて求めたハッシュ値を示す図であり、図2(c)はファームウェアの最新バージョンのリストを示す図である。 図1のMFPでのファームウェアのバージョンチェックの処理について説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の電子機器の一実施形態を、図1〜図3を参照しながら説明する。なお、以下の説明においての電子機器の一例としては、たとえば印刷機能、コピー機能、FAX機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能などを搭載した複合的な周辺機器であるMFP(Multifunction Peripheral)であるものとする。
まず、図1に示すように、MFP100は、スキャナー部101、プリンター部102、FAX部103、I/F(インターフェース)104、パネル部105及びHDD106の動作を制御する制御部110を備えている。
スキャナー部101は、イメージセンサ(図示省略)によって読み取られる図示しない原稿の画像をデジタルの画像データに変換し、制御部110に入力するデバイスである。プリンター部102は、制御部110から出力される印刷データに基づき、図示しない用紙上に画像を印刷するデバイスである。FAX部103は、制御部110から出力されるデータを、電話回線を通じ相手方となるファクシミリへと送信し、また、相手方ファクシミリからのデータを受信して制御部110に入力するデバイスである。
I/F104は、ネットワークを介し、他のMFPやユーザー端末などとの通信を受け持つ。なお、I/F104は、図示しないコンテンツサーバーやウェブサーバーなどとの通信を受け持ってもよい。パネル部105は、MFP100の印刷機能、コピー機能、FAX機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能や、各種設定のための表示を行うタッチパネルなどのデバイスである。HDD106は、MFP100の種々の機能を提供するためのアプリケーションプログラムなどを記憶している記憶デバイスである。また、HDD106は、たとえばユーザー端末側から登録された印刷ジョブ及びページ記述言語による印刷対応データなどを記憶するユーザーボックスを有している。
制御部110は、認証プログラムなどのアプリケーションプログラム、画像形成プログラム、及び制御プログラムなどを実行してMFP100全体の動作を制御するプロセッサーである。制御部110は、スキャナー制御部111、プリンター制御部112、FAX(Facsimile)制御部113、通信制御部114、RAM(Random Access Memory)115、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read−Only Memory)116、ファームウェア管理部117、画像処理部118、パネル操作制御部119、HDD制御部120、システム制御部121を備えている。また、これらは、データバス122に接続されている。
スキャナー制御部111は、スキャナー部101の読み取り動作を制御する。プリンター制御部112は、プリンター部102の印刷動作を制御する。FAX制御部113は、FAX部103によるデータの送受信動作を制御する。通信制御部114は、I/F104を介し、ネットワーク経由でのデータなどの送受信の制御を行う。
RAM115は、プログラムを実行するためのワークメモリーである。また、RAM115は、画像処理部118によって画像処理された印刷データを記憶する。EEPROM116には、各部の動作チェックなどを行う制御プログラムが記憶されている。また、EEPROMには、スキャナー部101、プリンター部102、FAX部103、I/F(インターフェース)104、パネル部105及びHDD106などを動作させるためのファームウェアが記憶されている。なお、ファームウェアは、更新の処理速度を上げるために、機能毎に分割されている。また、機能毎に分割されたそれぞれのファームウェアは、固有の機能種別及びバージョン番号を含むバージョン情報を有しているが、その詳細については後述する。
ファームウェア管理部117は、システム制御部121の指示に基づき、EEPROM116に記憶されている機能毎のファームウェアの機能種別及びバージョン番号を含むバージョン情報を読み出し、それぞれのバージョン情報の文字列の全てを入力値とし、特定のハッシュ関数を用いて後述のハッシュ値116eを求める。なお、ハッシュ関数としては、md5、sha1、ripemd128、whirlpoolなどの既存のものを用いることができる。
画像処理部118は、スキャナー部101によって読み取られた画像データに対する画像処理(ラスタライズ)を行う。また、画像処理部118は、HDD106のユーザーボックスに登録された印刷対象データに対する画像処理(ラスタライズ)を行う。なお、システム制御部121は、画像処理部118が画像処理した印刷データを、一旦、RAM115に記憶させる。
パネル操作制御部119は、パネル部105の表示動作を制御する。また、パネル操作制御部119は、パネル部105を介し、印刷、コピー、FAX、ネットワーク経由でのデータ送受信などの開始を受け付ける。また、パネル操作制御部119は、パネル部105に対し、ファームウェア管理部117がEEPROM116から読み出した機能毎のファームウェアの機能種別及びバージョン番号を含むバージョン情報と、それぞれのバージョン情報の文字列の全てを入力値として求めた後述のハッシュ値116eとを表示させる。
システム制御部121は、各部の連携動作などを制御する。また、システム制御部121は、パネル部105を介してコピーや印刷などが選択されると、スキャナー制御部111やプリンター制御部112を介し、スキャナー部101による原稿の読み取りやプリンター部102による用紙への印刷を制御する。また、システム制御部121は、パネル部105を介してファームウェアのバージョンチェックが指示されると、ファームウェア管理部117に対し、EEPROM116に記憶されている機能毎のファームウェアの機能種別及びバージョン番号を含むバージョン情報を読み出と、それぞれのバージョン情報の文字列の全てを入力値としたハッシュ値116eの取得とを指示する。また、システム制御部121は、ファームウェア管理部117がハッシュ値116eを取得すると、パネル操作制御部119を介し、パネル部105にファームウェア管理部117がEEPROM116から読み出した機能毎のファームウェアの機能種別及びバージョン番号を含むバージョン情報と、それぞれのバージョン情報の文字列の全てを入力値として求めたハッシュ値116eとを表示させる。なお、システム制御部121は、ファームウェア管理部117がハッシュ値116eを取得した場合、ファームウェア管理部117がEEPROM116から読み出した機能毎のファームウェアの機能種別及びバージョン番号を含むバージョン情報と、それぞれのバージョン情報の文字列の全てを入力値として求めたハッシュ値116eとを用紙に印刷させるように、プリンター制御部112に指示してもよい。
次に、図2を参照し、MFP100でのファームウェアについて説明する。まず、図2(a)はEEPROM116に記憶されているファームウェアのバージョン情報を示す。バージョン情報は、MFP100の機能毎のファームウェアのバージョン番号を含む。すなわち、EEPROM116には、たとえば「Base System Version 123.456」とした機能種別及びバージョン番号を含むバージョン情報116aと、「Copy Application Version 1.24」とした機能種別及びバージョン番号を含むバージョン情報116bと、「Print Application Version 2.81 rev.B」とした機能種別及びバージョン番号を含むバージョン情報116cと、「Fax Application Version 2.25」とした機能種別及びバージョン番号を含むバージョン情報116dとが記憶されている。
ファームウェア管理部117は、システム制御部121の指示に基づき、機能毎のバージョン情報116a〜116dを読み出すと、それぞれのバージョン情報116a〜116dの文字列の全てを入力値とし、特定のハッシュ関数(たとえばmd5)を用いて図2(b)に示すハッシュ値116eを求める。この場合の入力値は、バージョン情報116a〜116dの並び順に従い、「Base System Version 123.456 Copy Application Version 1.24 Print Application Version 2.81 rev.B Fax Application Version 2.25」となる。また、この場合のハッシュ値116eは、「36fd0ae2ca1275cde86ad6ddc599ed87」となる。
図2(c)は、ファームウェアの最新バージョンのリスト200を示す。リスト200には、「Base System Version 123.456」とした機能種別及びバージョン番号を含むバージョン情報200aと、「Copy Application Version 1.25」とした機能種別及びバージョン番号を含むバージョン情報200bと、「Print Application Version 2.81 rev.B」とした機能種別及びバージョン番号を含むバージョン情報200cと、「Fax Application Version 2.25」とした機能種別及びバージョン番号を含むバージョン情報200dと、特定のハッシュ関数(たとえばmd5)を用いたハッシュ値200eとが印刷されている。この場合のハッシュ値200eは、バージョン情報200a〜200dの並び順に従い、「Base System Version 123.456 Copy Application Version 1.25 Print Application Version 2.81 rev.B Fax Application Version 2.25」に基づいて求められたものであって、「bff454a5d50cbcced4069f33c71d79c2」である。
ここで、ハッシュ値116eとハッシュ値200eとを比較すると、それぞれの文字列が異なっていることが分かる。この文字列の相違は、EEPROM116に記憶されている「Copy Application Version 1.24」としたバージョン情報116bのバージョン番号(点線で囲っている箇所)と、リスト200の「Copy Application Version 1.25」としたバージョン情報200bのバージョン番号(点線で囲っている箇所)とが一致していないことによるものである。よって、たとえばハッシュ値116eの文字列の一部(たとえば先頭から3文字程度)と、ハッシュ値200eの文字列の一部(たとえば先頭から3文字程度)とを目視で比較することで、EEPROM116に記憶されているファームウェアが最新バージョンであるかどうかを容易に確認できる。
ここで、ハッシュ値116eとハッシュ値200eとが一致しなかった場合、それぞれのバージョン情報116a〜116dの文字列のバージョン番号と、リスト200のそれぞれのバージョン情報200a〜200dの文字列のバージョン番号とを比較することで、バージョン情報116a〜116dのいずれかが最新バージョンではないことを容易に確認できる。
なお、バージョン情報116a〜116dの並び順と、リスト200のバージョン情報200a〜200dの並び順とが異なる場合、バージョン情報116a〜116dの全てが最新バージョンであっても、ハッシュ値116eとハッシュ値200eとが同じ文字列とならない。この場合、パネル部105に表示されたバージョン情報116a〜116dの並び順を、リスト200のバージョン情報200a〜200dの並び順に合わせるように、パネル部105を介したユーザーによる指示に基づいて変更可能としてもよい。
また、バージョン情報116a〜116dの並び順を特定の並び順としてもよい。この場合、リスト200のハッシュ関数200eがバージョン情報200a〜200dの特定の並び順に従って求められたものであることが前提となる。特定の並び順は、例えば、ファームウェアの発行元が任意に定めた順番、文字列順(例えば、アルファベット順、五十音順、アルファベット順と五十音順の組み合わせ)、時間順(発行日時順、更新日時順、発行日時順と更新日時順の組み合わせ)、又は文字列順と時間順の組み合わせとすることができる。ファームウェア管理部117は、バージョン情報116a〜116dをソートして特定の並び順に並べ替えた後、ハッシュ値116eを求める。
また、ファームウェア管理部117が用いたハッシュ関数と、リスト200のハッシュ値200eを求めるためのハッシュ関数とが異なると、バージョン情報116a〜116dの全てが最新バージョンであっても、ハッシュ値116eとハッシュ値200eとが同じ文字列とならない。この場合、パネル部105を介してファームウェア管理部117が用いるハッシュ関数を、リスト200のハッシュ値200eを求めた際のハッシュ関数に合わせるように、変更可能としてもよい。
次に、図3を参照し、ファームウェアのバージョンチェックの処理について説明する。なお、以下に説明するファームウェアは、たとえば「Base System」、「Copy Application」「Print Application」「Fax Application」に関わるものとする。
(ステップS101)
システム制御部121は、バージョンチェックの指示有りかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部105を介してバージョンチェックの指示を受け付けたことを示す通知が無ければバージョンチェックの指示が無いと判断する(ステップS101:No)。
これに対し、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部105を介してバージョンチェックの指示を受け付けたことを示す通知が有ればバージョンチェックの指示が有ると判断し(ステップS101:Yes)、ステップS102に移行する。
(ステップS102)
システム制御部121は、バージョンチェックを指示する。
この場合、システム制御部121は、ファームウェア管理部117に対し、EEPROM116に記憶されている機能毎のファームウェアの機能種別及びバージョン番号を含むバージョン情報を読み出と、それぞれのバージョン情報の文字列の全てを入力値としたハッシュ値116eの取得とを指示する。
このとき、EEPROM116に記憶されている機能毎のファームウェアの機能種別及びバージョン番号を含むバージョン情報を読み出し、それぞれのバージョン情報の文字列の全てを入力値とし、特定のハッシュ関数(たとえばmd5)を用いてハッシュ値116eを求める。
(ステップS103)
システム制御部121は、バージョンチェックが完了したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、ファームウェア管理部117がハッシュ値116eを取得していなければバージョンチェックが完了していないと判断する(ステップS103:No)。
これに対し、システム制御部121は、ファームウェア管理部117がハッシュ値116eを取得していればバージョンチェックが完了したと判断(ステップS103:Yes)、ステップS104に移行する。
(ステップS104)
システム制御部121は、バージョンチェックの結果を表示させる。
この場合、システム制御部121は、ファームウェア管理部117がハッシュ値116eを取得すると、パネル操作制御部119を介し、パネル部105にファームウェア管理部117がEEPROM116から読み出した機能毎のファームウェアの機能種別及びバージョン番号を含むバージョン情報116a〜116dと、それぞれのバージョン情報116a〜116dの文字列の全てを入力値として求めたハッシュ値116eとを表示させる。
なお、システム制御部121は、ファームウェア管理部117がハッシュ値116eを取得した場合、上述したように、ファームウェア管理部117がEEPROM116から読み出した機能毎のファームウェアの機能種別及びバージョン番号を含むバージョン情報116a〜116dと、それぞれのバージョン情報の文字列の全てを入力値として求めたハッシュ値116eとを、プリンター制御部112を介し、プリンター部102によって用紙に印刷させてもよい。
そして、MFP100のファームウェアが最新バージョンであるかどうかを目視により確認する場合、たとえばパネル部105に表示されたハッシュ値116eと、最新バージョンのリスト200に印刷されているハッシュ値200eとを比較し、それぞれのハッシュ値116e、200eの文字列が異なっている場合、EEPROM116に記憶されているファームウェアが最新バージョンではないことを確認できる。この場合、たとえばハッシュ値116eの文字列の一部(たとえば先頭から3文字程度)と、ハッシュ値200eの文字列の一部(たとえば先頭から3文字程度)とを目視で比較することで、EEPROM116に記憶されているファームウェアが最新バージョンであるかどうかを容易に確認できる。
また、ハッシュ値116eとハッシュ値200eとが一致しなかった場合、それぞれのバージョン情報116a〜116dの文字列のバージョン番号と、リスト200のそれぞれのバージョン情報200a〜200dの文字列のバージョン番号とを比較することで、バージョン情報116a〜116dのいずれかが最新バージョンではないことを容易に確認できる。
このように、本実施形態では、EEPROM116(記憶デバイス)により、バージョン情報116a〜116を有し、機能毎に分割された複数のファームウェアを記憶し、ファームウェア管理部117により、ファームウェアのバージョンチェックの指示に基づき、それぞれのファームウェアのバージョン情報116a〜116を読み出し、それぞれのバージョン情報116a〜116dの文字列の全てを入力値とし、特定のハッシュ関数(たとえばmd5)を用いてハッシュ値116eを求め、システム制御部121により、ファームウェア管理部117にバージョンチェックを指示し、ファームウェア管理部117が読み出した機能毎のファームウェアのバージョン情報116a〜116dとハッシュ値116eとを出力させる。
ここで、ハッシュ値116eは、入力値となるバージョン情報116a〜116dの数及び文字列の数などに依存せず、特定のハッシュ関数(たとえばmd5)に基づいた一定の数の文字列となる。また、ハッシュ値116eは、入力値となるバージョン情報116a〜116dの文字列が似ていても、異なる文字列を表す。よって、ファームウェア管理部117が求めたハッシュ値116eと、たとえばファームウェアの最新バージョンのリスト200に示されるハッシュ値200eとを目視で確認した場合であっても、EEPROM116(記憶デバイス)が記憶しているファームウェアが最新バージョンかどうかを容易に確認できることから、ファームウェアの数が多くなっても、目視での確認ミスを容易に抑制できる。
なお、本実施形態では、電子機器をMFP100に適用した場合として説明したが、この例に限らず、複数の機能を搭載したPC(personal computer)、携帯端末、タブレット端末などの他の電子機器に適用してもよい。
100 MFP
101 スキャナー部
102 プリンター部
103 FAX部
104 I/F
105 パネル部
106 HDD
110 制御部
111 スキャナー制御部
112 プリンター制御部
113 FAX制御部
114 通信制御部
115 RAM
116 EEPROM
116a〜116d、200a〜200d バージョン情報
116e、200e ハッシュ値
117 ファームウェア管理部
118 画像処理部
119 パネル操作制御部
120 HDD制御部
121 システム制御部
122 データバス
200 リスト

Claims (6)

  1. バージョン情報を有し、機能毎に分割された複数のファームウェアを記憶する記憶デバイスと、
    前記ファームウェアのバージョンチェックの指示に基づき、それぞれの前記ファームウェアの前記バージョン情報を読み出し、それぞれのバージョン情報の文字列の全てを入力値とし、特定のハッシュ関数を用いてハッシュ値を求めるファームウェア管理部と、
    前記ファームウェア管理部に前記バージョンチェックを指示し、前記ファームウェア管理部が読み出した機能毎のファームウェアの前記バージョン情報と前記ハッシュ値とを出力させるシステム制御部とを備える
    ことを特徴とする電子機器。
  2. パネル部を備え、
    前記システム制御部は、機能種別及びバージョン番号を含む前記バージョン情報と前記ハッシュ値とを前記パネル部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記ファームウェア管理部は、前記パネル部を介して指示された前記バージョン情報の並び順に従う文字列の全てを入力値とすることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記ファームウェア管理部は、前記バージョン情報の特定の並び順に従う文字列の全てを入力値とすることを特徴とする請求項2に記載の電子機器。
  5. 前記ファームウェア管理部は、前記パネル部を介して指示されたハッシュ関数を用いてハッシュ値を求めることを特徴とする請求項2〜4のいずれかに記載の電子機器。
  6. 記憶デバイスにより、バージョン情報を有し、機能毎に分割された複数のファームウェアを記憶する工程と、
    ファームウェア管理部により、前記ファームウェアのバージョンチェックの指示に基づき、それぞれの前記ファームウェアの前記バージョン情報を読み出し、それぞれのバージョン情報の文字列の全てを入力値とし、特定のハッシュ関数を用いてハッシュ値を求める工程と、
    システム制御部により、前記ファームウェア管理部に前記バージョンチェックを指示し、前記ファームウェア管理部が読み出した機能毎のファームウェアの前記バージョン情報と前記ハッシュ値とを出力させる工程とを、電子機器を制御するコンピューターに実行させる
    ことを特徴とするバージョンチェックプログラム。
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CN116661850A (zh) * 2023-07-31 2023-08-29 北京天防安全科技有限公司 一种设备固件及供应链检测方法、装置、设备及介质
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