JP2018031884A - 情報処理装置、画面表示方法、及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、画面表示方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像を表示する画像表示領域を内側にして開閉が可能とされている情報処理装置において、画像表示に必要とする電力消費を抑制する、ことを目的とする。【解決手段】携帯型情報処理装置は、第1筐体及び第2筐体を備え、第1筐体と第2筐体とを連結するヒンジ(連結部)によって折り畳み可能とされている。そして、携帯型情報処理装置は、第1筐体と第2筐体の姿勢に応じて、第1筐体と第2筐体との成す角度が非表示角度範囲内である場合に、第1筐体と第2筐体のいずれか一方を選択し、当該選択した筐体の表示部に対して表示制御を行う。【選択図】図6

Description

本発明は、情報処理装置、画面表示方法、及びプログラムに関するものである。
近年、情報処理装置として、2画面を有するものが開発されている。このような情報処理装置として特許文献1には、第1のタッチ表示部が設けられた第1の筐体と、第2のタッチ表示部が設けられた第2の筐体とを備え、第1の筐体と第2の筐体とが連結部によって回動可能に連結された携帯型情報処理装置が開示されている。
特許文献1に開示されている携帯型情報処理装置は、クローズ状態、ブック状態、クラムシェル状態、タブレット状態、テント状態、及びベーシック状態といったような、第1のタッチ表示部と第2のタッチ表示部の向きで規定される各種構成を取ることができる。
特開2015−233198号公報
しかしながら、第1のタッチ表示部と第2のタッチ表示部の向きによっては、ユーザによって視認されないタッチ表示部が生じ、このようなタッチ表示部を表示状態とすることは、不要な電力消費を生じさせることとなる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、画像を表示する画像表示領域を内側にして開閉が可能とされている情報処理装置において、画像表示に必要とする電力消費を抑制する、情報処理装置、画面表示方法、及びプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の情報処理装置、画面表示方法、及びプログラムは以下の手段を採用する。
本発明の第一態様に係る情報処理装置は、折り畳み可能な情報処理装置であって、第1筐体と、第2筐体と、前記第1筐体の一の面に設けられた第1表示部と、前記第2筐体の一の面に設けられた第2表示部と、前記第1筐体と前記第2筐体とを回動可能に、且つ前記第1表示部と前記第2表示部とが隣接するように連結する連結部と、前記第1筐体と前記第2筐体の姿勢を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づいて、前記第1表示部及び前記第2表示部に対する表示制御を行う制御部とを備え、前記制御部は、前記第1筐体と前記第2筐体の姿勢に応じて、前記第1筐体と前記第2筐体との成す角度が所定の範囲内である場合に、前記第1筐体と前記第2筐体のいずれか一方を選択し、当該選択した筐体の表示部に対して表示制御を行う。
本発明の第二態様に係る情報処理装置は、折り畳み可能な情報処理装置であって、三以上の筐体と、前記筐体それぞれの一の面に設けられた表示部と、各々異なる前記筐体同士を連結する二以上の連結部と、を備え、二以上の前記連結部それぞれは、連結する一対の前記筐体を回動可能に、且つ当該一対の筐体の前記表示部が互いに隣接するように連結し、更に、前記筐体の姿勢を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づいて、前記表示部それぞれに対する表示制御を行う制御部とを備え、前記制御部は、前記一対の筐体の前記表示部それぞれについて、当該一対の筐体の成す角度が所定の範囲内である場合に、当該一対の筐体のうちいずれか一方を選択し、当該選択した前記筐体の前記表示部に対して表示制御を行う。
本発明の第三態様に係る情報処理装置は、ディスプレイが折り畳み可能な情報処理装置であって、前記ディスプレイの折り曲げ姿勢を検出する検出部と、前記検出部の検出結果に基づいて、前記ディスプレイに対する表示制御を行う制御部とを備え、前記制御部は、前記折り曲げ姿勢に応じて、前記ディスプレイの折り曲げ角度が所定の範囲内である場合に、折り曲げられることにより分割される表示領域のうち表示を行う表示領域を選択し、当該選択した表示領域に対して表示制御を行う。
本発明の第四態様に係る画面表示方法は、それぞれが表示部を有する複数の筐体が連結部で連結され、当該連結部は連結する一対の前記筐体を回動可能に且つ当該一対の筐体の前記表示部が互いに隣接するように連結する情報処理装置の画面表示方法であって、複数の前記筐体の姿勢を検出する第一工程と、前記検出結果に基づいて、前記表示部それぞれに対する表示制御を行う第二工程とを有し、前記第二工程において、前記一対の筐体の前記表示部それぞれについて、当該一対の筐体の成す角度が所定の範囲内である場合に、当該一対の筐体のうちいずれか一方を選択し、当該選択した前記筐体の前記表示部に対して表示制御を行う。
本発明の第五態様に係るプログラムは、それぞれが表示部を有する複数の筐体が連結部で連結され、当該連結部は連結する一対の前記筐体を回動可能に且つ当該一対の筐体の前記表示部が互いに隣接するように連結する情報処理装置が備えるコンピュータに、複数の前記筐体の姿勢を検出する第一工程と、前記検出結果に基づいて、前記表示部それぞれに対する表示制御を行う第二工程を実行させ、前記第二工程において、前記一対の筐体の前記表示部それぞれについて、当該一対の筐体の成す角度が所定の範囲内である場合に、当該一対の筐体のうちいずれか一方を選択し、当該選択した前記筐体の前記表示部に対して表示制御を行う。
本発明によれば、画像を表示する画像表示領域を内側にして開閉が可能とされている情報処理装置において、画像表示に必要とする電力消費を抑制する、という効果を有する。
本発明の第1実施形態に係る携帯型情報処理装置の外観構成を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る携帯型情報処理装置の各種状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る携帯型情報処理装置の各種状態を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る携帯型情報処理装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る携帯型情報処理装置の画面表示処理に関する機能ブロック図である。 本発明の第1実施形態に係る画面表示制御処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る携帯型情報処理装置の外観構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る携帯型情報処理装置の各種状態を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る携帯型情報処理装置の各種状態を示す図である。 本発明の他の実施形態に係る携帯型情報処理装置の外観構成を示す図である。
以下に、本発明に係る情報処理装置、画面表示方法、及びプログラムの一実施形態について、図面を参照して説明する。
〔第1実施形態〕
以下、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本実施形態に係る携帯型情報処理装置の外観構成を示す斜視図である。
本実施形態に係る携帯型情報処理装置1Aは、第1筐体10及び第2筐体20を備え、第1筐体10と第2筐体20とを連結するヒンジ(連結部)30によって折り畳み可能とされている。
第1筐体10は、略矩形であり、第1筐体10の一面には画像を表示する第1表示部11を備えている。
第2筐体20は、略矩形であり、第2筐体20の一面には画像を表示する第2表示部21を備えている。
以下の説明において、第1筐体10及び第2筐体20を区別せずに説明する場合は、単に、筐体といい、第1表示部11及び第2表示部21を区別せずに説明する場合は、単に、表示部という。
なお、第1筐体10及び第2筐体20の各面には、携帯型情報処理装置1Aの電源をオン又はオフするためのボタン等の操作手段や、他の情報処理装置や記憶媒体等と接続可能なUSB(Universal Serial Bus)等の接続手段が設けられている。また、第1筐体10及び第2筐体20には、カメラ、スピーカー、マイク等が設けられている。
ヒンジ30は、第1筐体10と第2筐体20とを回動軸δを中心に360度回動可能に、且つ第1表示部11と第2表示部21とが隣接するように連結する。これにより、携帯型情報処理装置1Aは、ヒンジ30により各種状態を取ることが可能となっている。
また、第1筐体10と第2筐体20とが成す角度(以下「姿勢角度」という。)を「θ」と規定する。なお、姿勢角度が90度より小さい場合、第1表示部11と第2表示部21とが対面し、且つ携帯型情報処理装置1Aの内側面となる。
図2(A)〜(C)及び図3(A),(B)は、携帯型情報処理装置1Aの開閉状態を説明するための模式図である。携帯型情報処理装置1Aは、第1表示部11と第2表示部21の向きで規定される各種構成を取ることができる。
図2(A)は、クローズ(Close)状態を示しており、姿勢角度θ=0度であり、携帯型情報処理装置1Aが閉じられた状態である。
図2(B),(C)は、ブック(Book)状態を示しており、回動軸δが垂直方向を向き、姿勢角度が0度<θ<180度となる状態である。なお、図2(B)は、姿勢角度が90度以下のブック状態であり、図2(C)は、姿勢角度が90度<θ<180度のブック状態である。
図2(B),(C)において、回動軸δが水平方向を向いた状態は、クラムシェル(Clamshell)状態ともいう。
図3(A)は、テント(Tent)状態を示しており、回動軸δが水平方向を向き、姿勢角度は180度<θ<360度となる状態である。
図3(B)は、タブレット(Tablet)状態を示しており、姿勢角度θ=360度となり、第1表示部11と第2表示部21が外側を向いて対向する状態であり、ユーザは第1表示部11又は第2表示部21のいずれか一方のみを視認する状態である。
図4は、携帯型情報処理装置1Aの電気的構成を示すブロック図である。携帯型情報処理装置1Aは、図4に示すように、第1表示部11と第2表示部21とともに、制御部40、ホールセンサ41、第1加速度センサ42、第2加速度センサ43、メモリ44、記憶部45、通信部46、及び電源部47を備えている。
第1表示部11は、表示部11bと、表示部11bに重畳されたタッチセンサ11aとを有する。
第2表示部21は、表示部21bと、表示部21bに重畳されたタッチセンサ21aとを有する。
タッチセンサ11a,21aは、指やペン等の指示体を用いてタッチセンサ11a,21aに対して行われた各種操作を、操作が行われた場所のタッチセンサ11a,21a上での位置とともに検出し、制御部40に通知する。なお、タッチセンサ11a,21aによって検出される操作には、タッチ操作、スライド操作、及びピッチ操作が含まれる。また、タッチセンサ11a,21aが各種操作を検出する方式は、静電容量式、感圧式等の方式を採用することができる。
表示部11b,21bは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)や有機EL(Organic Electro−Luminescence)パネルなどで構成され、制御部40の制御に従って文字や図形等を表示する。
制御部40は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、マイクロプロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)等であり、携帯型情報処理装置1Aの動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。具体的には、制御部40は、記憶部45に記憶されているデータやメモリ44に展開したデータを必要に応じて参照しつつ、記憶部45に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行して、電話機能、メール機能、Webブラウジング機能、及び画面表示機能等の各種機能を実現する。
ホールセンサ41は、第1筐体10と第2筐体20の内いずれか一方にホール素子を備え、他方の筐体にマグネットを備える。一例として、第1筐体10の内部にホール素子が配置されている。ホール素子が配置される位置は、第2筐体20の内部に配置されるマグネット(不図示)の位置に対応する。より詳細には、携帯型情報処理装置1Aが閉じられたクローズ状態において、ホール素子とマグネットが対向するように、ホール素子及びマグネットが配置される。
ホールセンサ41は、第2筐体20の内部に配置されているマグネットから発生する磁界をホール素子が検出し、磁界の検出結果を制御部40に出力する。ホール素子が磁界を検出することにより、制御部40は、携帯型情報処理装置1Aの開閉状態を判定することができる。
第1加速度センサ42は、第1筐体10の内部に配置される。第1加速度センサ42は、第1表示部11に対して、その長手方向に平行なX方向、その短手方向に平行なY方向、X及びY方向に垂直なZ方向の加速度を検出し、X方向の加速度値Ax(t)、Ay(t)、Az(t)を、制御部40に出力する。第1加速度センサ42がX方向の加速度を検出することにより、第1表示部11の向きを検出することができる。
第2加速度センサ43は、第2筐体20の内部に配置される。第2加速度センサ43は、第2表示部21に対して、その長手方向に平行なX方向、その短手方向に平行なY方向、X及びY方向に垂直なZ方向の加速度を検出し、X方向の加速度値Ax(t)、Ay(t)、Az(t)を、制御部40に出力する。第2加速度センサ43がX方向の加速度を検出することにより、第2表示部21の向きを検出することができる。
ホールセンサ41、第1加速度センサ42及び第2加速度センサ43は、第1筐体10と第2筐体20の姿勢を判定するための検出部として機能する。なお、第1筐体10と第2筐体20の姿勢を判定するための検出部としては、他の検出部を使用してもよく、例えば、ホールセンサ41、第1加速度センサ42、第2加速度センサ43の他に、角速度センサ、及び近接センサの内少なくとも一つを用いればよい。また、検出部として、第1筐体10に対する第2筐体20の相対角度を検出するスイッチ機構であってもよい。このスイッチ機構は、ヒンジ30に設けられる。
メモリ44は、例えば、RAMやDRAM等で構成されており、制御部40によって実行されるプログラム、制御部40が参照するデータ、制御部40の演算結果等が一時的に記憶されるワークエリアとして使用される。
記憶部45は、制御部40によって実行されるプログラムやデータを保持するコンピュータで読み取り可能な記憶媒体であって、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)やSSD(Solid State Drive)等の不揮発性メモリである。
通信部46は、制御部40の制御に従って、基地局によって割り当てられるチャネルを介し、基地局との間で無線信号回線を確立し、基地局との間で電話通信及び情報通信を行う。
また、制御部40は、ホールセンサ41の磁界の検出結果、第1加速度センサ42及び第2加速度センサ43の検出結果に基づいて、第1表示部11及び第2表示部21に対する表示制御(以下「画面表示制御処理」という。)を行う。より詳細には、画面表示制御処理は、第1筐体10と第2筐体20の姿勢に応じて、姿勢角度が所定の範囲内である場合に、第1筐体10と第2筐体20のいずれか一方を選択し、当該選択した筐体の表示部に対して表示制御を行う処理である。
図5は、画面表示制御処理に関する機能ブロック図である。
制御部40は、姿勢判定部50、筐体選択部51、及び画面表示制御部52を備え、これら各構成部はプログラムによって実行される。
姿勢判定部50は、携帯型情報処理装置1Aの開閉状態、及び第1筐体10と第2筐体20との成す角度である姿勢角度を判定する。
より具体的には、姿勢判定部50は、第1加速度センサ42から出力されるX方向の加速度値Ax(t),Ay(t),Az(t)に基づいて、第1表示部11の向きを判定し、また、第2加速度センサ43から出力されるX方向の加速度値Ax(t),Ay(t),Az(t)に基づいて、第2表示部21の向きを判定し、第1表示部11及び第2表示部21の向きに基づいて、タブレット状態、ブック状態、及びクラムシェル状態を判定する。また、姿勢判定部50は、ホールセンサ41の磁界の検出結果に基づいてクローズ状態を判定する。
そして、姿勢判定部50は、第1表示部11及び第2表示部21の向きから姿勢角度を判定する。なお、姿勢判定部50は、ホールセンサ41の検出結果によってクローズ状態と判定した場合を姿勢角度が0度とする。
筐体選択部51は、第1筐体10と第2筐体20とのうち、ヒンジ30を軸とした回動量が小さい筐体を選択する。
筐体選択部51は、例えば、第1加速度センサ42及び第2加速度センサ43からの出力に基づいて、相対的に回動量が小さい筐体(以下「小回動筐体」という。)を選択する。選択されなかった他方の筐体は、相対的に回動量が大きい筐体(以下「大回動筐体」という。)とされる。より具体的には、筐体選択部51が、第1加速度センサ42の出力と第2加速度センサ43の出力を比較し、出力の小さい加速度センサを備えた筐体を小回動筐体とし、出力の大きい加速度センサを備えた筐体を大回動筐体とする。
なお、筐体選択部51は、第1加速度センサ42及び第2加速度センサ43だけでなく、ホールセンサ41、角速度センサ、近接センサの内少なくとも一つの検出結果に基づいて、小回動筐体を選択してもよい。また、筐体選択部51は、各種センサの検出結果に基づいて、第1筐体10の角度変化と第2筐体20の角度変化とを算出し、角度変化の小さい筐体を小回動筐体としてもよい。
画面表示制御部52は、各センサの検出結果、すなわち姿勢判定部50の判定結果及び筐体選択部51の選択結果に基づいて、第1表示部11及び第2表示部21の画面表示を制御する。
より具体的には、画面表示制御部52は、姿勢判定部50によって判定された姿勢角度が所定の範囲(以下「非表示角度範囲」という。)内であった場合、筐体選択部51によって選択された小回動筐体の表示部に対して表示制御を行う。なお、画面表示制御部52は、姿勢角度が非表示角度範囲であった場合、大回動筐体の表示部に対して表示制御を行わないため、大回動筐体の表示部には何ら表示されない。
このように、携帯型情報処理装置1Aは、姿勢角度が非表示角度範囲内の場合に、小回動筐体を表示状態とし、大回動筐体を非表示状態とする。非表示角度範囲内では、一方の表示部(小回動筐体)をユーザが視認すると、他方の表示部(大回動筐体)をユーザが視認しないためである。
なお、第1筐体10と第2筐体20とを360度回動可能な携帯型情報処理装置1Aでは、非表示角度範囲として、第1範囲と第2範囲とが設定される。第1範囲は、第1表示部11と第2表示部21とが対面し、且つ内側面となる姿勢角度の範囲である。第1範囲は、一例として、姿勢角度が0度より大きく45度以下の角度であるが、必ずしもこれに限定されない。第2範囲は、第1表示部11と第2表示部21とが対面せず、且つ外側面となる姿勢角度の範囲である。第2範囲は、一例として、姿勢角度が270度より大きく360度以下の角度であるが、必ずしもこれに限定されない。
ここで、具体例を挙げて説明する。携帯型情報処理装置1Aをクローズ状態(図2(A))からブック状態又はクラムシェル状態(図2(B),(C))に開くとき、ユーザは、一般的に、一方の筐体を自身の方向を向くように(一方の筐体を水平にして)手で固定し、他方の筐体を回動させることで開く。このとき、上記一方の筐体は、固定されているため相対的に回動量が小さい小回動筐体となり、他方の筐体は、相対的に回動量が大きい大回動筐体となる。
姿勢角度が、例えば第1範囲である45度以下の場合、小回動筐体の表示部はユーザから視認しやすいが、大回動筐体は、ユーザの方向を向かないため視認され難いことが想定される。そこで、姿勢角度が45度以下の場合、携帯型情報処理装置1Aは、小回動筐体の表示部にのみ画像データを表示させ、大回動筐体の表示部には画像データを表示させない。これにより、ユーザが視認しやすい小回動筐体の表示部に画像データが集約され、携帯型情報処理装置1Aのユーザビリティが向上する。また、携帯型情報処理装置1Aの消費電力も抑えることができる。
例えば、第1筐体10を手で固定して第2筐体20を回動させて開き、姿勢角度が90度以下である図2(B)の例では、第1筐体10が小回動筐体であり、第2筐体20が大回動筐体である。
また、姿勢角度が、例えば45度より大きく180度以下の場合、小回動筐体の表示部と大回動筐体の表示部の両方がユーザに視認されやすいことが想定される。そこで、図2(C)の例のように姿勢角度が、45度より大きく180度以下の場合、携帯型情報処理装置1Aは、小回動筐体の表示部と大回動筐体の表示部の両方に画像データを表示させる。
続いて、携帯型情報処理装置1Aが、クローズ状態(図2(A))からブック状態を経由して、タブレット状態(図3(B))で使用される例について説明する。
この例において、姿勢角度が180度より大きい場合、45度以下の場合と同様に、小回動筐体の表示部はユーザから視認しやすいが、大回動筐体は視認され難いことが想定される。そこで、姿勢角度が第2範囲である270度より大きい場合、携帯型情報処理装置1Aは、小回動筐体の表示部にのみ画像データを表示させ、大回動筐体の表示部には画像データを表示させない。
更に、携帯型情報処理装置1Aが、クローズ状態(図2(A))からクラムシェル状態と、テント状態(図3(A))とを経由して、タブレット状態(図3(B))で使用される例について説明する。
この例において、姿勢角度が例えば180度より大きく270度以下の場合、ユーザがテント状態で携帯型情報処理装置1Aを使用したいと想定される。テント状態は、2画面それぞれに画像を表示させる設定としても良いため、携帯型情報処理装置1Aは、小回動筐体の表示部と大回動筐体の表示部の両方に画像データを表示させる。また、この例において、姿勢角度が例えば第2範囲となる270度より大きい場合、ユーザがタブレット状態で携帯型情報処理装置1Aを使用したいと想定される。そこで、携帯型情報処理装置1Aは、小回動筐体の表示部にのみ画像データを表示させ、大回動筐体の表示部には画像データを表示させない。なお、この例において270度より大きい範囲を第2範囲としたがこれに限定されず、携帯型情報処理装置1Aの大きさや重心等に応じて第2範囲が設定されても良い。
また、ここでいう、表示状態又は非表示状態とは、例えば、表示部11b,21bがLCDの場合には、対応するバックライトを点灯又は消灯することであり、表示部11b,21bが有機ELパネルの場合には、対応する有機ELパネルへ画像データを出力する又は出力しないことである。
図6は、本実施形態に係る画面表示制御処理の流れを示すフローチャートである。
まず、ステップ100では、携帯型情報処理装置1Aの姿勢がクローズ状態であるか否かを判定し、否定判定の場合はステップ102へ移行する。なお、クローズ状態であるか否かは、ホールセンサ41の検出結果のみに基づいて判定されてもよい。なお、クローズ状態の場合、第1表示部11及び第2表示部21は非表示状態とされている。
ステップ102では、第1加速度センサ42、第2加速度センサ43等の検出結果に基づいて、小回動筐体が選択される。
次のステップ104では、小回動筐体の表示部を点灯する。
次のステップ106では、姿勢角度が非表示角度範囲内であるか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ108へ移行し、否定判定の場合はステップ110へ移行する。非表示角度範囲内は、一例として、0度より大きく45度以下の姿勢角度とする。
ステップ108では、大回動筐体の表示部がユーザによって視認される姿勢角度までが開かれているため、大回動筐体の表示部を点灯し、ステップ112へ移行する。
ステップ110では、大回動筐体の表示部がユーザによって視認される姿勢角度までが開かれていないため、大回動筐体の表示部を消灯し、ステップ112へ移行する。
ステップ112では、第1筐体10と第2筐体20の姿勢が変化したか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ114へ移行する。一方、否定判定の場合は、表示部に対する表示状態を維持したままとする。
ステップ114では、携帯型情報処理装置1Aがクローズ状態とされたか否かを判定し、肯定判定の場合はステップ116へ移行し、否定判定の場合はステップ102へ戻る。なお、クローズ状態であるか否かは、ホールセンサ41の検出結果のみに基づいて判定されてもよい。
ステップ116では、点灯されている表示部を消灯し、ステップ100へ戻る。
以上説明したように、本実施形態に係る携帯型情報処理装置1Aは、第1筐体10及び第2筐体20を備え、第1筐体10と第2筐体20とを連結するヒンジ30によって折り畳み可能とされている。そして、携帯型情報処理装置1Aは、第1筐体10と第2筐体20の姿勢に応じて、第1筐体10と第2筐体20との成す角度が非表示角度範囲内である場合に、第1筐体10と第2筐体20のいずれか一方を選択し、当該選択した筐体の表示部に対して表示制御を行う。
このように、本実施形態に係る携帯型情報処理装置1Aは、ユーザによって視認されない表示部の表示しないため、画像表示に必要とする電力消費を抑制できる。
本実施形態では、小回動筐体の全面を表示状態とする形態について説明したが、これに限らず、表示状態とする小回動筐体の一部領域を非表示状態とする形態としてもよい。
具体的には、携帯型情報処理装置1Aは、姿勢判定部50によって判定された姿勢角度が非表示角度範囲内であった場合、小回動筐体の表示部のヒンジ30周辺の表示領域に画像を表示しない。姿勢角度が非表示角度範囲内の場合、表示部のヒンジ30周辺の表示領域は、ユーザが殆ど視認しない領域のためである。
また、表示部のうち、非表示状態とする領域を予め設定し、小回動筐体であってもこの設定した領域は非表示状態としてもよい。また、例えば、小回動筐体であっても、ユーザがクリックしたウィンドウの領域のみを表示状態とし、その他の領域を非表示状態としてもよい。
また、図6のフローチャートでは、ステップ102において小回動筐体を選択した後に、ステップ106において姿勢角度が非表示角度範囲内であるか否かを判定しているが、これに限らず、姿勢角度が非表示角度範囲内であると判定した後に、小回動筐体を選択してもよい。
さらに、携帯型情報処理装置1Aは、第1筐体10と第2筐体20とを0度から360度の範囲で回動可能としたが、これに限らず、第1筐体10と第2筐体20とを0度から180度の範囲でのみ回動可能してもよい。この場合、非表示角度範囲は一例として0度より大きく45度以下の角度である。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態について説明する。
図7は、本実施形態に係る携帯型情報処理装置1Bの構成を示す。なお、図7における図1と同一の構成部分については図1と同一の符号を付して、その説明を省略する。
本実施形態に係る携帯型情報処理装置1Bは、折り畳み可能な情報処理装置であり、三以上の筐体60と、筐体60それぞれの一の面に設けられた表示部61と、各々異なる筐体60同士を連結する二以上のヒンジ30と、を備える。
二以上のヒンジ30それぞれは、連結する一対の筐体60を回動可能に、且つ当該一対の筐体60の表示部61が互いに隣接するように連結する。
これにより、携帯型情報処理装置1Bは、クローズ状態において、一方の表示部と他方の表示部が対向して重なった状態が複数形成される。
図7の例では、第1筐体60Aが第1表示部61Aを備え、第2筐体60Bが第2表示部61Bを備え、第3筐体60Cが第3表示部61Cを備え、第4筐体60Dが第4表示部61Dを備える。そして、隣接する筐体同士がヒンジ30(ヒンジ30A,30B,30C)によって接続されている。これにより、携帯型情報処理装置1Bは、完全に閉じた状態において4つ折りとなる。なお、携帯型情報処理装置1Bは、第1筐体60Aと第2筐体60Bとを一対とし、第3筐体60Cと第4筐体60Dとを一対とする。
図8(A)〜(E)は、本実施形態に係る携帯型情報処理装置1Bの開閉状態を説明するための模式図である。
図8(A)は、完全なクローズ状態を示しており、第1筐体60Aが備える第1表示部61Aと第2筐体60Bが備える第2表示部61Bとが対向して閉じ、第3筐体60Cが備える第3表示部61Cと第4筐体60Dが備える第4表示部61Dとが対向して閉じる。
図8(B)は、第1筐体60Aと第2筐体60Bとの姿勢角度が0度<θ<90度となり、第3筐体60Cと第4筐体60Dとが閉じた状態である。
図8(C)は、第1筐体60Aと第2筐体60Bとの姿勢角度が90度<θ<180度となり、第3筐体60Cと第4筐体60Dとが閉じた状態である。
図8(D)は,第1筐体60Aと第2筐体60Bとの姿勢角度が90度<θ<180度となり、第3筐体60Cと第4筐体60Dとの姿勢角度が0度<θ<90度となった状態である。
図8(E)は,完全なオープン状態を示しており、第1筐体60Aと第2筐体60Bとの姿勢角度が180度となり、第3筐体60Cと第4筐体60Dとの姿勢角度が180度となった状態である。
本実施形態に係る携帯型情報処理装置1Bは、一対の筐体60の表示部61それぞれについて、当該一対の筐体60の姿勢角度が非表示角度範囲内である場合に、当該一対の筐体60のうちいずれか一方を選択し、当該選択した筐体60の表示部61に対して画面表示制御処理を行う。
なお、本実施形態では、4つの筐体がヒンジ30で接続されている形態について説明したが、これに限らず、6つ以上の筐体がヒンジ30で接続され、3つ以上の筐体60の対を形成し、各対毎に画面表示制御処理を行ってもよい。すなわち、本発明を適用する情報処理装置は、それぞれが表示部を有する複数の筐体がヒンジ30で連結され、ヒンジ30は連結する一対の筐体を回動可能に且つ当該一対の筐体の表示部が互いに隣接するように連結しているものであればよい。
また、図9に示されるように、携帯型情報処理装置1Bの第1筐体60Aと第2筐体60Bとの姿勢角度を180度とした一つの組(以下「第1組筐体」という。)、第3筐体60Cと第4筐体60Dとの姿勢角度を180度とした一つの組(以下「第2組筐体」という。)を、第2筐体60Bと第3筐体60Cとの境を回動軸δとして回動可能としてもよい。
この場合、第1組筐体と第2組筐体の姿勢に応じて、第1組筐体と第2組筐体との姿勢角度が非表示角度範囲内である場合に、第1組筐体と第2組筐体のいずれか一方を選択し、当該選択した筐体の表示部に対して表示制御を行う。例えば、第1組筐体と第2組筐体との姿勢角度が非表示角度範囲内であって、第2組筐体が小回動筐体であり、第1組筐体が大回動筐体である場合、第3表示部61Cと第4表示部61Dに対して表示制御が行われ、第1表示部61Aと第2表示部61Bに対しては表示制御が行われない。
以上、本発明を、上記各実施形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。発明の要旨を逸脱しない範囲で上記各実施形態に多様な変更又は改良を加えることができ、該変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれる。また、上記各実施形態を適宜組み合わせてもよい。
また、上記各実施形態では、画像表示領域を筐体毎に備えられる複数の表示部として物理的に複数に分割された形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、ディスプレイをフレキシブルディスプレイによって形成することで、ディスプレイが折り畳み可能な携帯型情報処理装置としてもよい。
この形態の携帯型情報処理装置は、各筐体60毎に備えられる加速度センサ等によってディスプレイの折り曲げ姿勢を検出し、制御部40が各センサの検出結果に基づいて、ディスプレイに対する表示制御を行う。
図10は、画像表示領域をフレキシブルディスプレイ70で形成した形態の例を示す外観図である。図10(A)は、2つ折りが可能な携帯型情報処理装置1Aにフレキシブルディスプレイ70を適用した例であり、図10(A)は、4つ折りが可能な携帯型情報処理装置1Bにフレキシブルディスプレイ70を適用した例である。
フレキシブルディスプレイ70は、仮想的に複数の表示領域(図10(A)は表示領域70A,70B、図10(B)は表示領域70A〜70D)に分割される。そして、表示領域70Aと表示領域70Bとを一対とし、表示領域70Cと表示領域70Dとを一対とする。
この形態における制御部40は、折り曲げ姿勢に応じて、フレキシブルディスプレイ70の折り曲げ角度(姿勢角度)が非表示角度範囲内である場合に、折り曲げられることにより分割される表示領域のうち表示を行う表示領域を選択し、当該選択した表示領域に対して表示制御を行う。
また、上記各実施形態では、一対の筐体を連結する連結部をヒンジ30とする形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、一対の筐体を回動可能に連結するものであれば、他の形態としてもよい。
また、上記各実施形態で説明した画面表示制御処理の流れも一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において不要なステップを削除したり、新たなステップを追加したり、処理順序を入れ替えたりしてもよい。
1A 携帯型情報処理装置(情報処理装置)
10 第1筐体
11 第1表示部(第1表示部)
20 第2筐体
21 第2表示部(第2表示部)
30 ヒンジ(連結部)
40 制御部
41 ホールセンサ(検出部)
42 第1加速度センサ(検出部)
43 第2加速度センサ(検出部)
50 姿勢判定部(姿勢判定手段)
51 筐体選択部(筐体選択手段)
52 画面表示制御部(表示制御手段)

Claims (12)

  1. 折り畳み可能な情報処理装置であって、
    第1筐体と、
    第2筐体と、
    前記第1筐体の一の面に設けられた第1表示部と、
    前記第2筐体の一の面に設けられた第2表示部と、
    前記第1筐体と前記第2筐体とを回動可能に、且つ前記第1表示部と前記第2表示部とが隣接するように連結する連結部と、
    前記第1筐体と前記第2筐体の姿勢を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果に基づいて、前記第1表示部及び前記第2表示部に対する表示制御を行う制御部とを備え、
    前記制御部は、前記第1筐体と前記第2筐体の姿勢に応じて、前記第1筐体と前記第2筐体との成す角度が所定の範囲内である場合に、前記第1筐体と前記第2筐体のいずれか一方を選択し、当該選択した筐体の表示部に対して表示制御を行う、情報処理装置。
  2. 前記制御部は、
    前記角度を判定する姿勢判定手段と、
    前記第1筐体と前記第2筐体とのうち、前記連結部を軸とした回動量が小さい筐体を選択する筐体選択手段と、
    前記姿勢判定手段の判定結果及び前記筐体選択手段の選択結果に基づいて、前記第1表示部及び前記第2表示部の画面表示を制御する表示制御手段とを備え、
    前記表示制御手段は、
    前記姿勢判定手段によって判定された前記角度が前記所定の範囲であった場合、前記筐体選択手段によって選択された前記回動量が小さい筐体の前記表示部に対して表示制御を行う、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記所定の範囲は、前記角度が0度より大きく45度以下の角度である、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御手段は、
    前記姿勢判定手段によって判定された前記角度が前記所定の範囲であった場合、前記回動量が小さい筐体の前記表示部の前記連結部周辺の表示領域に画像を表示しない、
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記所定の範囲は第1範囲と第2範囲であり、
    前記第1範囲は、前記角度が0度より大きく45度以下の角度であり、
    前記第2範囲は、前記角度が270度より大きく360度以下の角度である、
    請求項4記載の情報処理装置。
  6. 前記検出部はホールセンサであり、
    前記第1筐体と前記第2筐体の内いずれか一方にホール素子を備え、他方の筐体にマグネットを備える、
    請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記検出部は、加速度センサ、角速度センサ及び近接センサの内少なくとも1つである、
    請求項5記載の情報処理装置。
  8. 前記検出部は、前記第1筐体に対する前記第2筐体の相対角度を検出するスイッチ機構である、
    請求項5記載の情報処理装置。
  9. 折り畳み可能な情報処理装置であって、
    三以上の筐体と、
    前記筐体それぞれの一の面に設けられた表示部と、
    各々異なる前記筐体同士を連結する二以上の連結部と、を備え、
    二以上の前記連結部それぞれは、連結する一対の前記筐体を回動可能に、且つ当該一対の筐体の前記表示部が互いに隣接するように連結し、
    更に、
    前記筐体の姿勢を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果に基づいて、前記表示部それぞれに対する表示制御を行う制御部とを備え、
    前記制御部は、
    前記一対の筐体の前記表示部それぞれについて、当該一対の筐体の成す角度が所定の範囲内である場合に、当該一対の筐体のうちいずれか一方を選択し、当該選択した前記筐体の前記表示部に対して表示制御を行う、
    情報処理装置。
  10. ディスプレイが折り畳み可能な情報処理装置であって、
    前記ディスプレイの折り曲げ姿勢を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果に基づいて、前記ディスプレイに対する表示制御を行う制御部と
    を備え、
    前記制御部は、
    前記折り曲げ姿勢に応じて、前記ディスプレイの折り曲げ角度が所定の範囲内である場合に、折り曲げられることにより分割される表示領域のうち表示を行う表示領域を選択し、当該選択した表示領域に対して表示制御を行う、
    情報処理装置。
  11. それぞれが表示部を有する複数の筐体が連結部で連結され、当該連結部は連結する一対の前記筐体を回動可能に且つ当該一対の筐体の前記表示部が互いに隣接するように連結する情報処理装置の画面表示方法であって、
    複数の前記筐体の姿勢を検出する第一工程と、
    前記検出結果に基づいて、前記表示部それぞれに対する表示制御を行う第二工程と
    を備え、
    前記第二工程において、
    前記一対の筐体の前記表示部それぞれについて、当該一対の筐体の成す角度が所定の範囲内である場合に、当該一対の筐体のうちいずれか一方を選択し、当該選択した前記筐体の前記表示部に対して表示制御を行う、
    画面表示方法。
  12. それぞれが表示部を有する複数の筐体が連結部で連結され、当該連結部は連結する一対の前記筐体を回動可能に且つ当該一対の筐体の前記表示部が互いに隣接するように連結する情報処理装置が備えるコンピュータに、
    複数の前記筐体の姿勢を検出する第一工程と、
    前記検出結果に基づいて、前記表示部それぞれに対する表示制御を行う第二工程と
    を実行させ、
    前記第二工程において、
    前記一対の筐体の前記表示部それぞれについて、当該一対の筐体の成す角度が所定の範囲内である場合に、当該一対の筐体のうちいずれか一方を選択し、当該選択した前記筐体の前記表示部に対して表示制御を行う、
    プログラム。
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