JP2018030543A - 電動アシスト自転車用モータユニット、電動アシスト自転車、電動アシスト自転車用のアシスト量カスタマイズ装置、電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法、電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズプログラム、及び、電動アシスト自転車のサーバ - Google Patents

電動アシスト自転車用モータユニット、電動アシスト自転車、電動アシスト自転車用のアシスト量カスタマイズ装置、電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法、電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズプログラム、及び、電動アシスト自転車のサーバ Download PDF

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将史 西川
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Abstract

【課題】アシスト量をより容易にカスタマイズすることが可能な電動アシスト自転車モータユニット等を提供することである。
【解決手段】踏力、及び、走行速度に基づいて踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルを記憶した記憶部15と、データテーブルに基づいて電流が供給されることによりアシスト量に対応する補助動力が付与されるモータ17と、を備え、データテーブルは、複数種類の踏力及び複数種類の走行速度に対応付けられたアシスト量が書き込み可能な複数のセルでなる複数の領域に区分けされており、領域毎にアシスト量を変更可能とする。
【選択図】図2

Description

この発明は、電動力により踏力が補助されて走行可能な電動アシスト自転車用モータユニット、このモータユニットが搭載された電動アシスト自転車、電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置、電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法、電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズプログラム、及び、電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ用サーバに関する。
近年、ユーザによるペダルへの踏力をアシストするための補助動力を付与する機能を備えた電動アシスト自転車が知られている。初期設定値このような電動アシスト自転車は、モータユニットを搭載しており、それぞれのモータユニットは、ペダルの踏力に対してモータに供給される駆動電流すなわちアシスト量が予め初期値設定されている。
ところで、電動自転車の個々のユーザは、踏力に対するアシスト量が各自のフィーリングに合うことを求めているので、踏力に対するアシスト量をさまざまに設定した複数のタイプのモータユニットを予め用意しておくことが考えられる。しかし、電動自転車の個々のユーザの好みはさまざまであり、また国が異なるとその好みはより多様化される。このため、すべてのユーザの要求に答えることは困難であるし、多数のタイプのモータユニットを用意することは、製造納期及び製造コストの点で不利である。そこで、電動アシスト自転車毎、ないしは、電動アシスト自転車に搭載されるモータユニット毎に、アシスト量の初期設定値を容易にカスタマイズできるようにすることが要請されている。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであって、その主な目的は、アシスト量をより容易にカスタマイズすることが可能な電動アシスト自転車用モータユニット、このモータユニットを備えた電動アシスト自転車、電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置、電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法、電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズプログラム、及び、電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ用サーバを提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、ペダルを踏み込む踏力、及び、搭載される電動アシスト自転車の走行速度に基づいて前記踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルを記憶した記憶部と、前記データテーブルに基づいて前記アシスト量に対応する補助動力を付与するモータと、を備え、前記データテーブルは、複数の踏力及び複数の走行速度に対応付けられた前記アシスト量が書き込み可能な複数のセルからなる複数のカスタマイズ領域に区分けされており、前記カスタマイズ領域毎に前記アシスト量を変更可能であることを特徴とする電動アシスト自転車用モータユニットである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明により、踏力に対するアシスト量の初期設定値を容易にカスタマイズすることが可能である。
本実施形態に係る電動アシスト自転車の概観構成図である。 電動アシスト自転車に搭載されたモータユニットのブロック図である。 データテーブルを説明するためのイメージ図である。 モータユニットと携帯端末との接続を示す図である。 設定データ書き込み時の表示画面を示す図である。 データテーブル画面を示す図である。 カスタマイズ画面を示す図である。 電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法及びアシスト量カスタマイズプログラムを示すフローである。 電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ用サーバを説明するための図である。
本発明を実施するための電動アシスト自転車用モータユニットは、ペダルを踏み込む踏力、及び、搭載される電動アシスト自転車の走行速度に基づいて前記踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルを記憶した記憶部と、前記データテーブルに基づいて前記アシスト量に対応する補助動力を付与するモータと、を備え、前記データテーブルは、複数の踏力及び複数の走行速度に対応付けられた前記アシスト量が書き込み可能な複数のセルからなる複数のカスタマイズ領域に区分けされており、前記カスタマイズ領域毎に前記アシスト量を変更可能であることを特徴とする。
このような電動アシスト自転車用モータユニットによれば、モータにアシスト量(例えば電流)を供給する際に参照されるデータテーブルをカスタマイズ領域毎に変更可能であるので、データテーブルをカスタマイズすることにより、個々のユーザの好みのアシストフィーリングに合う電動アシスト自転車用モータユニットを実現することが可能である。また、踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルが、複数の踏力及び複数の走行速度に対応付けられ、アシスト量が書き込み可能な複数のセルからなる複数のカスタマイズ領域に区分けされ、区分けされたカスタマイズ領域毎に変更可能なので、アシスト量が書き込まれる複数のセルを各々個々に変更する場合と比較して、より容易にカスタマイズをすることが可能である。
かかる電動アシスト自転車用モータユニットであって、前記データテーブルとして、互いに異なり予め設定された複数種類のプリセットデータの一部または全部が初期設定値として前記記憶部に記憶されていることを特徴とする。このような電動アシスト自転車用モータユニットによれば、記憶部には、複数種類のプリセットデータの一部または全部が記憶されているので、個々のユーザが好みとするアシストフィーリングに近いプリセットデータを予め選択して設定しておくことが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車用モータユニットであって、前記記憶部に記憶されているプリセットデータは、前記他のプリセットデータに変更可能であることを特徴とする。このような電動アシスト自転車用モータユニットによれば、予め最も好みに近いプリセットデータに設定し、実際に走行した後、好みに合わせて他のプリセットデータに変更することにより、より容易に、好みに合ったカスタマイズをすることが可能である。また、簡単な変更操作により異なる種類の設定を楽しむことも可能である。
また、かかる電動アシスト自転車用モータユニットであって、前記領域の各セルに書き込まれた前記アシスト量は、段階的に変更可能であることを特徴とする。このような電動アシスト自転車用モータユニットによれば、カスタマイズ領域のアシスト量を段階的に変更可能であることにより、アシスト量を連続的に変更可能である場合に比べて、各段階の値を目安として容易にカスタマイズすることが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車用モータユニットであって、前記データテーブルは、前記セルが、前記ペダルを踏み込む踏力と前記走行速度とに対応付けられてマトリクス状に配置されており、前記領域は、前記データテーブルが区分けされマトリクス状に配置されている一部のセル群であることを特徴とする。このような電動アシスト自転車用モータユニットによれば、アシスト量を変更する領域は、アシスト量が書き込まれる複数のセルがマトリクス状に配置されたデータテーブルにおいて、区分けされた複数のセルを含む一部のセル群なので、区分けされた領域全域のセルに書き込まれたアシスト量を一度に変更することが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車用モータユニットであって、前記データテーブルは、前記所定の領域の前記アシスト量が変更されたときに、当該前記所定の領域と隣接する前記他の領域との境界部分に位置する前記セルの前記アシスト量が適正化されることを特徴とする。このような電動アシスト自転車用モータユニットによれば、アシスト量が変更された所定の領域と、当該所定の領域と隣接する他の領域との境界部分にてアシスト量が極端に変化することを防止することができ、アシスト時にユーザが違和感を覚えることがない。
また、かかる電動アシスト自転車用モータユニットであって、前記アシスト量の適正化として、隣接する複数の前記セルに書き込まれた前記アシスト量に移動平均処理を施すことを特徴とする。このような電動アシスト自転車用モータユニットによれば、隣接する複数のセルに書き込まれたアシスト量に移動平均処理を施して適正化するので、隣接する他の領域との境界部分にてアシスト量をより滑らかに変化させることができ、アシスト時にユーザが違和感を覚えることがさらになくなる。
また、かかる電動アシスト自転車用モータユニットであって、前記データテーブルをマトリックス状に表示する表示部と、前記データテーブルの変更操作をする操作部と、前記記憶部と通信可能な通信部とを有する端末を用いて、前記データテーブルを変更することを特徴とする。
このような電動アシスト自転車用モータユニットによれば、端末の表示部に表示されたデータテーブルをみて端末の操作部を操作することにより記憶部と通信してデータテーブルを容易に変更することが可能である。また、表示部、操作部、通信部がいずれも端末に設けられているので、端末を電動アシスト自転車用モータユニットと切り離すことが可能であり、端末と電動アシスト自転車用モータユニットとを切り離すことにより電動アシスト自転車用モータユニットをより小型化及び軽量化することが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車用モータユニットであって、前記データテーブルをマトリックス状に表示する表示部と、前記データテーブルの変更操作をする操作部と、前記記憶部と通信可能な通信部とを有し、前記操作部を操作して前記データテーブルを変更することを特徴とする。
このような電動アシスト自転車用モータユニットによれば、表示部に表示されたデータテーブルを見て操作部を操作することにより記憶部と通信してデータテーブルを容易に変更することが可能である。また、表示部、操作部、通信部がいずれも電動アシスト自転車用モータユニットに設けられているので、電動アシスト自転車用モータユニットと外部の機器とをケーブルで繋ぐ、或いは、無線接続のためにペアリングするなどの手間が不要である。このため、より容易にデータテーブルを変更することが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車用モータユニットであって、前記操作部は、区分けされている前記カスタマイズ領域毎に対応して設けられており、各々の前記領域の前記操作部は、区分けされた前記領域の配置と同じ配置にレイアウトされていることを特徴とする。このような電動アシスト自転車用モータユニットによれば、区分けされた領域毎に設けられた操作部が、当該領域の配置と同じ配置にレイアウトされているので、直感的な操作性に優れており、また間違った領域を操作するようなミスを抑制することが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車用モータユニットであって、前記端末の前記通信部と前記記憶部とは無線により通信可能であることを特徴とする。このような電動アシスト自転車用モータユニットによれば、端末をケーブル等により接続することなく容易にアシスト量を変更することが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車用モータユニットであって、前記表示部は、前記アシスト量の大小を色の濃淡により示すことを特徴とする。このような電動アシスト自転車用モータユニットによれば、表示部にアシスト量が色の濃淡により示されるので、表示部を見ることにより設定されているアシスト量の大小を直感的に認識することが可能である。このため、より操作性に優れた電動アシスト自転車用モータユニットを提供することが可能である。
そして、本発明を実施するための電動アシスト自転車は、ペダルを踏み込む踏力、及び、走行速度に基づいて前記踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルを記憶した記憶部と、前記データテーブルに基づいて前記アシスト量に対応する補助動力を付与する補助動力付与装置とを備え、前記データテーブルは、複数の踏力及び複数の走行速度に対応付けられた前記アシスト量が書き込み可能な複数のセルからなる複数のカスタマイズ領域に区分けされており、前記カスタマイズ領域毎に前記アシスト量を変更可能であることを特徴とする。
このような電動アシスト自転車によれば、補助動力を付与する際に参照されるデータテーブルを変更可能なので、データテーブルをカスタマイズすることにより、個々のユーザの好みのアシストフィーリングに合う電動アシスト自転車を実現することが可能である。また、踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルが、複数の踏力及び複数の走行速度に対応付けられ、アシスト量が書き込み可能な複数のセルからなる複数のカスタマイズ領域に区分けされ、区分けされたカスタマイズ領域毎に変更可能なので、アシスト量が書き込まれる複数のセルを各々個々に変更する場合と比較して、より容易にカスタマイズをすることが可能である。
かかる電動アシスト自転車であって、前記データテーブルとして、互いに異なり予め設定された複数種類のプリセットデータの一部または全部が初期設定値として前記記憶部に記憶されていることを特徴とする。このような電動アシスト自転車によれば、記憶部には、複数種類のプリセットデータの一部または全部が記憶されているので、個々のユーザが好みとするアシストフィーリングに近いプリセットデータを予め選択して設定しておくことが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車であって、前記記憶部に記憶されているプリセットデータは、他の前記プリセットデータに変更可能であることを特徴とする。このような電動アシスト自転車によれば、予め最も好みに近いプリセットデータに設定し、実際に走行した後、好みに合わせて他のプリセットデータに変更することにより、より容易に、好みに合ったカスタマイズをすることが可能である。また、簡単な変更操作により異なる種類の設定を楽しむことも可能である。
また、かかる電動アシスト自転車であって、前記領域の各セルに書き込まれた前記アシスト量は、段階的に変更可能であることを特徴とする。このような電動アシスト自転車によれば、カスタマイズ領域のアシスト量を段階的に変更可能であることにより、アシスト量を連続的に変更可能である場合に比べて、各段階を目安として容易にカスタマイズすることが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車であって、前記データテーブルは、前記アシスト量が、前記ペダルを踏み込む踏力と前記走行速度とに対応付けられてマトリクス状に配置されており、前記領域は、前記データテーブルが区分けされマトリクス状に配置されている一部のセル群であることを特徴とする。
このような電動アシスト自転車によれば、アシスト量を変更する領域は、アシスト量が書き込まれる複数のセルがマトリクス状に配置されたデータテーブルにおいて、区分けされた複数のセルを含む一部のセル群なので、区分けされた領域全域のセルに書き込まれたアシスト量を一度に変更することが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車であって、前記データテーブルは、前記所定の領域の前記アシスト量が変更されたときに、当該前記所定の領域と隣接する前記他の領域との境界部分に位置する前記セルの前記アシスト量が適正化されることを特徴とする。このような電動アシスト自転車によれば、アシスト量が変更された所定の領域と、当該所定領域と隣接する他の領域との境界部分にてアシスト量が極端に変化することを防止することができ、アシスト時にユーザが違和感を覚えることがない。
また、かかる電動アシスト自転車であって、前記アシスト量の適正化として、隣接する複数の前記セルに書き込まれた前記アシスト量に移動平均処理を施すことを特徴とする。このような電動アシスト自転車によれば、隣接する複数のセルに書き込まれたアシスト量に移動平均処理を施して適正化するので、隣接する他の領域との境界部分にてアシスト量をより滑らかに変化させることができ、アシスト時にユーザが違和感を覚えることがさらになくなる。
また、かかる電動アシスト自転車であって、前記データテーブルをマトリックス状に表示する表示部と、前記データテーブルの変更操作をする操作部と、前記記憶部と通信可能な通信部とを有する端末を用いて前記データテーブルを変更することを特徴とする。
このような電動アシスト自転車によれば、端末の表示部に表示されたデータテーブルをみて端末の操作部を操作することにより記憶部と通信してデータテーブルを容易に変更することが可能である。また、表示部、操作部、通信部がいずれも端末に設けられているので、端末を電動アシスト自転車と切り離すことが可能であり、端末と電動アシスト自転車とを切り離すことにより電動アシスト自転車をより小型化及び軽量化することが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車であって、前記データテーブルをマトリックス状に表示する表示部と、前記データテーブルの変更操作をする操作部と、前記記憶部と通信可能な通信部とを有し、前記操作部を操作して前記データテーブルを変更することを特徴とする。
このような電動アシスト自転車によれば、表示部に表示されたデータテーブルを見て操作部を操作することにより記憶部と通信してデータテーブルを容易に変更することが可能である。また、表示部、操作部、通信部がいずれも電動アシスト自転車に設けられているので、電動アシスト自転車と外部の機器とをケーブルで繋ぐ、或いは、無線接続のためにペアリングする、などの煩雑な手間が不要である。このため、より容易にデータテーブルを変更することが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車であって、前記操作部は、区分けされている前記カスタマイズ領域毎に対応して設けられており、各々の前記領域の前記操作部は、区分けされた前記領域の配置と同じ配置にレイアウトされていることを特徴とする。このような電動アシスト自転車によれば、区分けされた領域毎に設けられた操作部が、当該領域の配置と同じ配置にレイアウトされているので、直感的な操作性に優れており、また間違った領域を操作するようなミスを抑制することが可能である。このため操作性に優れている。
また、かかる電動アシスト自転車であって、前記端末の前記通信部と前記記憶部とは無線により通信可能であることを特徴とする。このような電動アシスト自転車によれば、端末をケーブル等により接続することなく容易にアシスト量を変更することが可能である。
かかる電動アシスト自転車であって、前記表示部は、前記アシスト量の大小を色の濃淡により示すことを特徴とする。このような電動アシスト自転車によれば、表示部にアシスト量の大小が色の濃淡により示されるので、表示部を見ることにより設定されているアシスト量の大小を直感的に認識することが可能である。このため、より操作性に優れた電動アシスト自転車を提供することが可能である。
そして、本発明を実施するための電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置は、ペダルを踏み込む踏力と、走行速度とに基づいて補助動力付与装置により前記踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルを記憶した記憶部を備え、前記データテーブルは、複数の踏力及び複数の走行速度に対応付けられた複数種類の前記アシスト量が書き込み可能な複数のセルからなる複数のカスタマイズ領域に区分けされており、前記カスタマイズ領域毎に前記アシスト量を変更可能であることを特徴とする。
このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置によれば、補助動力を付与する際に参照されるデータテーブルを変更可能なので、個々のユーザの好みのアシストフィーリングに合うように電動アシスト自転車のアシスト量をカスタマイズすることが可能である。また、踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルが、複数の踏力及び複数の走行速度に対応付けられ、アシスト量が書き込み可能な複数のセルからなる複数のカスタマイズ領域に区分けされ、区分けされたカスタマイズ領域毎に変更可能なので、アシスト量が書き込まれる複数のセルを各々個々に変更する場合と比較して、容易にカスタマイズをすることが可能である。
かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置であって、前記データテーブルとして、互いに異なり予め設定された複数種類のプリセットデータの一部または全部が初期設定値として前記記憶部に記憶されていることを特徴とする。このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置によれば、記憶部には、複数種類のプリセットデータの一部または全部が記憶されているので、個々のユーザが好みのアシストフィーリングに近いプリセットデータを予め選択して設定しておくことが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置であって、前記記憶部に記憶されているプリセットデータは、前記他のプリセットデータに変更可能であることを特徴とする。このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置によれば、予め最も好みに近いプリセットデータに設定し、実際に走行した後、好みに合わせて他のプリセットデータに変更することにより、より容易に、好みに合ったカスタマイズをすることも可能である。また、簡単な変更操作により異なる種類の設定を楽しむことが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置であって、前記領域の各セルに書き込まれた前記アシスト量は、段階的に変更可能であることを特徴とする。このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置によれば、カスタマイズ領域の各セルに書き込まれたアシスト量を段階的に変更可能であることにより、アシスト量を連続的に変更可能できる場合に比べて、各段階を目安として容易にカスタマイズすることが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置であって、前記データテーブルは、前記アシスト量が、前記ペダルを踏み込む踏力と前記走行速度とに対応付けられてマトリクス状に配置されており、前記領域は、前記データテーブルが区分けされマトリクス状に配置されている一部のセル群であることを特徴とする。
このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置によれば、変更する領域は、アシスト量が書き込まれる複数のセルがマトリクス状に配置されたデータテーブルにおいて、区分けされた複数のセルを含む一部のセル群なので、区分けされた領域全域のセルに書き込まれたアシスト量を一度に変更することが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置であって、前記データテーブルは、前記所定の領域の前記アシスト量が変更されたときに、当該前記所定の領域と隣接する前記他の領域との境界部分に位置する前記セルの前記アシスト量が適正化されることを特徴とする。
このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置によれば、アシスト量が変更された所定の領域と、当該領域と隣接する他の領域との境界部分にてアシスト量が極端に変化することを防止することができ、アシスト時にユーザが違和感を覚えることがない。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置であって、前記アシスト量の適正化として、隣接する複数の前記セルに書き込まれた前記アシスト量に移動平均処理を施すことを特徴とする。このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置によれば、隣接する複数のセルに書き込まれたアシスト量に移動平均処理を施して適正化するので、隣接する他の領域との境界部分にてアシスト量をより滑らかに変化させることができ、アシスト時にユーザが違和感を覚えることがさらになくなる。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置であって、前記データテーブルをマトリックス状に表示する表示部と、前記データテーブルの変更操作をする操作部と、前記記憶部と通信可能な通信部とを有する端末を用いて前記データテーブルを変更することを特徴とする。
このような電動アシスト自転車の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置によれば、表示部に表示されたデータテーブルをみて端末の操作部を操作することにより記憶部と通信してデータテーブルを容易に変更することが可能である。また、表示部、操作部、通信部がいずれも端末に設けられているので、端末をアシスト量カスタマイズ装置と切り離すことが可能であり、端末と電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置とを切り離すことにより電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置をより小型化及び軽量化することが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置であって、前記データテーブルをマトリックス状に表示する表示部と、前記データテーブルの変更操作をする操作部と、前記記憶部と通信可能な通信部とを有し、前記操作部を操作して前記データテーブルを変更することを特徴とする。
このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置によれば、表示部に表示されたデータテーブルを見て操作部を操作することにより記憶部と通信してデータテーブルを容易に変更することが可能である。また、表示部、操作部、通信部がいずれも電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置に設けられているので、電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置と外部の機器とをケーブルで繋ぐ、或いは、無線接続のためにペアリングする、などの煩雑な手間が不要である。このため、より容易にデータテーブルを変更することが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置であって、前記操作部は、区分けされている前記カスタマイズ領域毎に設けられており、各々の前記カスタマイズ領域の前記操作部は、区分けされた前記領域の配置と同じ配置にレイアウトされていることを特徴とする。
このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置によれば、区分けされたカスタマイズ領域毎に設けられた操作部が、当該カスタマイズ領域の配置と同じ配置にレイアウトされているので、直感的な操作性にすぐれており、また間違った領域を操作するようなミスを抑制することが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置であって、前記端末の前記通信部と前記記憶部とは無線により通信可能であることを特徴とする。このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置によれば、端末をケーブル等により接続することなく容易にアシスト量を変更することが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置であって、前記表示部は、前記アシスト量の大小を色の濃淡により示すことを特徴とする。このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置によれば、表示部にアシスト量の大小が色の濃淡により示されるので、表示部を見ることにより設定されているアシスト量の大小を直感的に認識することが可能である。このため、より操作性に優れた電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置を提供することが可能である。
そして、本発明を実施するための電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法は、ペダルを踏み込む踏力、及び、走行速度に基づいて前記踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルを記憶した記憶部と、前記データテーブルに基づいて前記補助動力を付与する補助動力付与装置と、を備えた電動アシスト自転車の、アシスト量カスタマイズ方法であって、複数の踏力及び複数の走行速度に対応付けられ、前記アシスト量が書き込み可能な複数のセルからなる複数の領域に区分けされている前記データテーブルの、複数の前記領域のうちのいずれかの前記領域に対する変更情報を取得するステップと、取得した前記変更情報に基づいて、該当する前記領域の前記アシスト量を変更するステップと、を有することを特徴とする。
このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法によれば、取得した、いずれかの領域に対する変更情報に基づいて、踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルが変更されるので、個々のユーザの好みのアシストフィーリングに合うように電動アシスト自転車のアシスト量をカスタマイズすることが可能である。また、踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルが、複数種類の踏力及び複数種類の走行速度に対応付けられ、アシスト量が書き込み可能な複数のセルからなる複数のカスタマイズ領域に区分けされ、区分けされたカスタマイズ領域毎に変更可能なので、アシスト量が書き込まれる複数のセルを各々個々に変更する場合より、容易にカスタマイズすることが可能である。
かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法であって、前記データテーブルとして、互いに異なり予め設定された複数種類のプリセットデータの一部または全部を初期設定値として前記記憶部に記憶することを特徴とする。このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法によれば、記憶部に記憶されている、複数種類のプリセットデータの一部または全部を初期設定値として設定しておくので、好みのフィーリングに近いプリセットデータを初期設定値として予め設定しておくことが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法であって、前記記憶部に記憶されているプリセットデータは、他の前記プリセットデータに変更可能であることを特徴とする。このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法によれば、予め最も好みに近いプリセットデータに設定し、実際に走行した後に好みに合わせて他のプリセットデータに変更することにより、より容易に好みに沿ってカスタマイズすることが可能である。また、簡単な変更操作により異なる種類の設定を楽しむことが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法であって、前記領域の各セルに書き込まれた前記アシスト量は、段階的に変更可能であることを特徴とする。このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法によれば、領域のアシスト量を段階的に変更可能であることにより、アシスト量を連続的に変更可能である場合に比べて、各段階を目安として容易にカスタマイズすることが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法であって、前記データテーブルは、前記アシスト量が、前記ペダルを踏み込む踏力と前記走行速度とに対応付けられてマトリクス状に配置されており、前記カスタマイズ領域は、前記データテーブルが区分けされマトリクス状に配置されている一部のセル群であることを特徴とする。
このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法によれば、アシスト量を変更するカスタマイズ領域は、アシスト量が書き込まれる複数のセルがマトリクス状に配置されたデータテーブルにおいて、区分けされた複数のセルを含む一部のセル群なので、区分けされた領域全域のセルに書き込まれたアシスト量を一度に変更することが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法であって、前記データテーブルは、所定の前記領域の前記アシスト量が変更されたときに、当該所定の前記領域と隣接する前記他の領域との境界部分に位置する前記セルの前記アシスト量が適正化されることを特徴とする。このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法によれば、アシスト量が変更された所定の領域と、当該所定領域と隣接する他の領域との境界部分にてアシスト量が極端に変化することを防止することができ、アシスト時にユーザが違和感を覚えることがない。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法であって、前記アシスト量の適正化として、隣接する複数の前記セルに書き込まれた前記アシスト量に移動平均処理を施すことを特徴とする。このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法によれば、隣接する複数のセルに書き込まれたアシスト量に移動平均処理を施して適正化するので、隣接する他の領域との境界部分にてアシスト量をより滑らかに変化させることができ、アシスト時にユーザが違和感を覚えることがさらになくなる。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法であって、前記データテーブルをマトリックス状に表示する表示部と、前記データテーブルの変更操作をする操作部と、前記記憶部と通信可能な通信部とを有する端末を用いて前記データテーブルを変更することを特徴とする。
このような電動アシスト自転車の電動アシスト量カスタマイズ方法によれば、表示部に表示されたデータテーブルをみて端末の操作部を操作することにより記憶部と通信してデータテーブルを容易に変更することが可能である。また、表示部、操作部、通信部がいずれも端末に設けられているので、端末をアシスト量カスタマイズ装置と切り離すことが可能であり、端末と電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置とを切り離すことにより電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置をより軽量化することが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法であって、前記データテーブルをマトリックス状に表示する表示部と、前記データテーブルの変更操作をする操作部と、前記記憶部と通信可能な通信部とを有し、前記操作部を操作して前記データテーブルを変更することを特徴とする。
このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法によれば、表示部に表示されたデータテーブルを見て操作部を操作することにより記憶部と通信してデータテーブルを容易に変更することが可能である。また、表示部、操作部、通信部がいずれも電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置に設けられているので、電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置と外部の機器とをケーブルで繋ぐ、或いは、無線接続のためにペアリングする、などの煩雑な手間が不要である。このため、より容易にデータテーブルを変更することが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法であって、前記操作部は、区分けされている前記領域毎に設けられており、各々の前記領域の前記操作部は、区分けされた前記領域の配置と同じ配置にレイアウトされていることを特徴とする。このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法によれば、区分けされた領域毎に設けられた操作部が、当該領域の配置と同じ配置にレイアウトされているので、直感的な操作性に優れており、また間違った領域を操作するようなミスを抑制することが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法であって、前記端末の前記通信部と前記記憶部とは無線により通信可能であることを特徴とする。このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法によれば、端末をケーブル等により接続することなく容易にアシスト量を変更することが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法であって、前記表示部は、前記アシスト量の大小を色の濃淡により示すことを特徴とする。このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法によれば、表示部にアシスト量の大小が色の濃淡により示されるので、表示部を見ることにより設定されているアシスト量の大小を直感的に認識することが可能である。このため、より操作性に優れた電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置を提供することが可能である。
そして、本発明を実施するための電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズプログラムは、ペダルを踏み込む踏力、及び、走行速度に基づいて前記踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルを記憶した記憶部と、前記データテーブルに基づいて前記補助動力を付与する補助動力付与装置と、を備えた電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズプログラムであって、複数の踏力及び複数の走行速度に対応付けられ、前記アシスト量が書き込み可能な複数のセルでなる複数のカスタマイズ領域に区分けされている前記データテーブルの、複数の前記カスタマイズ領域のうちのいずれかの前記領域に対する変更情報を取得するステップと、取得した前記変更情報に基づいて、該当する前記カスタマイズ領域の前記アシスト量を変更するステップと、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズプログラムによれば、補助動力を付与する際に参照されるデータテーブルを変更可能なので、個々のユーザの好みのアシストフィーリングに合うように電動アシスト自転車のアシスト量をカスタマイズすることが可能である。また、踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルが、複数の踏力及び複数の走行速度に対応付けられ、アシスト量が書き込み可能な複数のセルからなる複数のカスタマイズ領域に区分けされ、区分けされたカスタマイズ領域毎に変更可能なので、アシスト量が書き込まれる複数のセルを各々個々に変更する場合より、容易にカスタマイズすることが可能である。
かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズプログラムであって、前記データテーブルは、前記アシスト量が書き込み可能な複数のセルが、前記ペダルを踏み込む踏力と走行速度とに対応付けられてマトリクス状に配置されており、前記領域は、前記データテーブルが区分けされマトリクス状に配置されている一部のセル群であり、所定の前記領域の前記アシスト量が変更されたときに、所定の前記領域の前記アシスト量が変更されたときに、当該所定の前記領域と隣接する前記他の領域との境界部分に位置する前記セルの前記アシスト量が適正化されることを特徴とする。
このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズプログラムによれば、アシスト量が変更された所定の領域と、当該領域と隣接する他の領域との境界部分にてアシスト量が極端に変化することを防止することが可能である。
また、かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズプログラムであって、前記アシスト量の適正化として、隣接する複数の前記セルに書き込まれた前記アシスト量に移動平均処理を施すことを特徴とする。このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズプログラムによれば、隣接する複数のセルに書き込まれたアシスト量に移動平均処理を施して適正化するので、隣接する他の領域との境界部分にてアシスト量をより滑らかに変化させることが可能である。
そして、本発明を実施するための電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ用サーバは、ペダルを踏み込む踏力、及び、走行速度に基づいて前記踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルを記憶した記憶部と、前記データテーブルに基づいて前記補助動力を付与する補助動力付与装置と、を備えた電動アシスト自転車のアシスト量のカスタマイズに用いられ、公衆回線網に接続可能な電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ用サーバであって、複数の踏力及び複数の走行速度に対応付けられ、前記アシスト量が書き込み可能な複数のセルからなる複数のカスタマイズ領域に区分けされている前記データテーブルの、複数の前記カスタマイズ領域のうちのいずれかの前記領域に対する変更を示す変更情報と変更した前記アシスト量を示すカスタマイズデータと取得し、取得した前記変更情報及びカスタマイズデータを記憶するサーバ記憶部を備えたことを特徴とする。
このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ用サーバによれば、補助動力を付与する際に参照されるデータテーブルの、複数の領域のうちの変更を加えた領域の変更情報とカスタマイズデータとが、公衆回線網に接続可能なサーバのサーバ記憶部に記憶されている。このため、カスタマイズされた情報を容易に取得することが可能である。また、サーバ記憶部に記憶されている情報を、公衆回線網を介して接続した端末等と共有することが可能である。
かかる電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ用サーバであって、前記サーバ記憶部に記憶された前記変更情報及び前記カスタマイズデータを統計処理した統計情報を前記サーバ記憶部に記憶し、当該サーバに接続されたクライアントのリクエストに基づいて、前記統計情報及び前記カスタマイズデータを前記クライアントに送出することを特徴とする。
このような電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ用サーバによれば、変更情報と統計処理した統計情報とを対応付けてサーバ記憶部に記憶することが可能である。また、クライアントのリクエストに対応して、サーバ記憶部に記憶した変更情報、統計情報、及びカスタマイズデータをクライアントに供給して共有することが可能である。
===実施形態===
以下、本発明の一実施形態に係る電動アシスト自転車用モータユニットが搭載される電動アシスト自転車について図面を参照して説明する。図1に、本発明の一実施例に係る電動アシスト自転車1の概略を示す。同図に示すように、この電動アシスト自転車1の主要な部分は、通常の自転車と同様に、金属管製の車体フレーム2から構成され、該車体フレーム2には、前輪3、後輪4、ハンドル5、及びサドル6などが周知の態様で取り付けられている。
また、車体フレーム2の中央下部には、ドライブシャフト7が回転自在に軸支され、その左右両端部には、クランク棒8を介してペダル9が各々取り付けられている。このドライブシャフト7には、車体の前進方向に相当する回転のみを伝達するための一方向クラッチ(不図示)を介して、スプロケット10が同軸に取り付けられている。このスプロケット10と、後輪4の中央部に設けられた後輪動力機構11との間には無終端状態に掛け回されて回転可能なチェーン12が張設されている。
本実施形態の電動アシスト自転車1は、少なくとも走行速度及びペダル9を踏み込む踏力に基づいて決定された所定のアシスト比率(補助動力/踏力)で踏力をアシストする制御を行う電動アシスト自転車用モータユニット(以下、単に「モータユニット」という)13を備えている。本実施形態では、電動アシスト自転車1の制御と、電動力と踏力との合力動作は、補助動力機構である電動アシストモータユニット13により実行される。
電動アシスト自転車1が備える電動アシストモータユニット13の概略を示すブロック図を図2に示す。本実施形態に係るモータユニット13は、電動アシスト自転車1全体の電子的処理を一括して制御する1個のマイクロコンピュータ14およびマイクロコンピュータ14と通信可能に接続され前記アシスト比率に対応付けられたアシスト量を示すデータテーブルを記憶する記憶部15とを含むモータユニット基板16と、PWM制御可能な電動モータ17と、電動モータ17に電源を供給するバッテリ18と、電動アシスト自転車1の走行速度を検知するための速度センサを含む速度検知部19、及び、踏力を検知するための踏力センサを含む踏力検知部20と、を有する。
マイクロコンピュータ14は、速度検知部19からの入力信号から走行速度を演算し、踏力検知部21からの入力信号から踏力を演算し、所定のアルゴリズムに基づいてアシスト比率を決定する電子的処理を行う。このとき、マイクロコンピュータ14は、記憶部15に記憶されたデータテーブルにからアシスト量を示す情報(カスタマイズデータ)を取得する。
次に、マイクロコンピュータ14は、決定されたアシスト比率に対応付けられたアシスト量に応じた補助動力を発生させるよう電動モータ17を指令するため、該補助動力に応じたPWM指令を順次出力する。
図3に、記憶部に記憶されているデータテーブルの一例を示す。データテーブルは、例えば、縦横に複数のセルがマトリクス状に配列されており、縦軸に走行速度が設定されており、横軸に踏力が設定されている。そして、所定の走行速度Vにおいて、ペダル9が踏み込まれることにより生じる所定の踏力Fが検出された際に、所定の走行速度Vと所定の踏力Fとの交点に位置するセル(図3において、矢印で示した)に、電動モータ17を制御するPWM指令を出力する際に参照されるアシスト量の値が、例えば1バイトの数値(0〜255)にて割り当てられている。このように、本実施形態において、セルとは、走行速度及び踏力に対応づけられて一義的に決定されるアシスト量が書き込まれるマトリクス状に配置された枠であって、カスタマイズ画面により書き込み、変更可能なものである。
データテーブルの各セルのアシスト量により、電動アシスト自転車1の各走行速度及び各踏力における補助動力が設定されているため、このデータテーブルを変更することにより、電動アシスト自転車1のユーザには、電動アシスト自転車1のペダル9を踏み込む踏力に対して異なった応答が得られるようになる。
また、本実施形態の電動アシスト自転車1は、予め初期設定値として設定されるデータテーブルとして、複数種類のデータテーブル(プリセットデータ)がモータユニット13の記憶部15に記憶されている。
初期設定値として記憶されているデータテーブルとしては、たとえば、一般的なノーマルモード用データテーブル、電力の消費を抑えたエコモード用のデータテーブル、ノーマルモードより補助動力を大きく設定したターボモード用のデータテーブル、ターボモードより更に補助動力を大きく設定したハイターボモード用のデータテーブルがある。また、全てのセルに「0」が書き込まれたノンアシストモード用のデータテーブルも記憶されている。
このため、電動アシスト自転車1は、これら5つのモード用のデータテーブルを予め設定しておくことより、ユーザが踏力に対して互いに異なるアシスト応答が得られるように設定することが可能である。また、設定したモードを変更することにより、一つの電動アシスト自転車1について、踏力に対するアシスト応答を異ならせることも可能である。このように、本実施の形態において、モードとは、異なるアシスト応答が得られるように予め設定された複数の設定態様の一部または全部である。
本実施形態の電動アシスト自転車1は、更に、電動アシスト自転車1の個々のユーザが、各自のより好ましい、踏力に対するアシスト応答が得られるようにデータテーブルをカスタマイズする機能を備える。
電動アシスト自転車1は、例えば、図4に示すように、携帯端末21またはPC等と接続され、接続された携帯端末21またはPC等と通信することによりデータテーブルをカスタマイズすることができる。以下の説明では、携帯端末21と接続する例について説明する。このとき、携帯端末21とモータユニット13との接続は、USBケーブルなどによる有線接続であっても、Bluetooth(登録商標)などを利用した無線接続であっても構わない。
携帯端末21は、モータユニット13の記憶部15に記憶されているデータテーブルを、図3に示すようなマトリックス状に表示可能な表示部21aと、データテーブルの変更操作可能な操作部21bと、記憶部15と無線にて通信可能な通信部(図示しない)とを有する。本実施形態の携帯端末21は、表示部21aにタッチセンサを備えており、表示部21aの画面上をタッチするタッチ及びスライドして携帯端末21を操作することができる。
携帯端末21は、表示部21aに、設定及び設定の変更を行うための設定画面、データテーブルを表示するデータテーブル画面、データテーブルをカスタマイズするためカスタマイズ画面、の3つの画面を切り替えて表示可能である。図5は、設定したデータを電動アシストモータユニット13に書き込む際に用いられるツールの表示画面の一例を示し、図6にデータテーブル画面の一例を示し、図7にカスタマイズ画面の一例を示す。なお、上記ツールは、特定のディーラやユーザがこれを用いることにより、設定データを電動アシストモータユニット13に書き込むことができる。
設定データ書き込み時の表示画面は、図5に示すように、例えば、当該電動アシスト自転車1のペダル9を1回転したときの電動アシスト自転車1の移動距離を示すGD、タイヤ径などの電動アシスト自転車1の状態、及び、設定されているデータテーブルのモードなどモータユニット13が設定されている状態などを表示するとともに、表示されている設定項目を変更するための設定操作部21fが配置されている。これら各値の設定は、後述するカスタマイズ画面(図7)によってなされる。
データテーブル画面は、設定されているデータテーブルの値が表示される。携帯端末21の表示部21aには、例えば、図6に示すようなデータテーブルが表示される。
表示されているデータテーブルは、縦方向に走行速度が上から下に向かって速度が速くなるように配置された行と、横方向には踏力が左から右に向かって大きくなるように配置された列とによりマトリクス状に配置された複数のセルを備えている。そして、各セルには、走行速度と踏力とに対応付けられたアシスト量を示す値(カスタマイズデータ)が書き込まれている。
データテーブルは、アシスト量を示すカスタマイズデータがマトリクス状に配置されている領域が色付けされており、カスタマイズデータが書き込まれた各々のセルは、書き込まれたアシスト量の大きさに対応付けて濃度が異なっている。具体的には、アシスト量の値が大きくなるほど濃度が高くなり、アシスト量の値が低くなるほど濃度が低くなっている。
また、図6に示すように、データテーブルは7つの領域に区分けされている。例えば、走行速度が低い低速領域は、踏力にかかわらず全体が一つの領域をなしている。走行速度の中速領域と高速領域とは、いずれも踏力の大きさが異なる3つの領域、例えば、踏力小領域、踏力中領域、踏力大領域に区分けされている。以下では、7つの領域のうち、低速領域に対応付けられた領域を第1領域、中速領域と踏力小領域とに対応付けられた領域を第2領域、中速領域と踏力中領域とに対応付けられた領域を第3領域、中速領域と踏力大領域とに対応付けられた領域を第4領域、高速領域と踏力小領域とに対応付けられた領域を第5領域、高速領域と踏力中領域とに対応付けられた領域を第6領域、高速領域と踏力大領域とに対応付けられた領域を第7領域として説明する。これら7つの領域が、複数種類の踏力及び複数種類の走行速度に対応付けられた複数のアシスト量を設定可能な複数のカスタマイズ領域に相当する。本実施の形態において、領域とは、データテーブルが区分けされてなり、データテーブルを構成するマトリクス状のセル群(複数のセル)である。
カスタマイズ画面は、図7に示すように、上述したノンアシストモードを除く4つのモードに対応したモード毎操作部21cが一画面上に配置されている。各モード毎操作部21cは、色調が4つの各モードに応じて色分けされている。例えば、エコモードはサックス、ノーマルノードはグリーン、ターボモードはオレンジ、ハイターボモードはレッドというように色分けされている。
カスタマイズ画面の各モード毎操作部21cには、7つの領域の各々に含まれる全セルに書き込まれたアシスト量を全体として変更するための7つの領域毎操作部21dと、走行速度の上限値を設定するための速度上限値操作部21eとが配置されている。そして、各々モードの7つの領域毎操作部21dは、データテーブルの7つの領域の配置と同じ位置関係になるように配置されている。
領域毎操作部21d及び速度上限値操作部21eは、それぞれ上下方向に移動可能なスライドバーとして表示されており、タッチセンサ越しにスライドバーを操作することにより、領域毎操作部21dは4段階に変更が可能であり、速度上限値操作部21eは6段階に変更することが可能である。ここで、領域毎操作部21dを4段階に設定可能なスライドバーとした例について説明したが、無段階のスライドバーであってもよい。また、数値を直接入力可能なテキストボックスやアシスト量を「1」ずつ変更可能なインクリメントボタンなどの入力補助部を備えることもできる。
領域毎操作部21dの4段階の設定は、例えば、電動モータ17に供給する電流の割合により設定されている。より具体的には、領域毎に設定され電動モータ17に供給する電流値の最大値が予め決められており、段階値「4」に設定された際には、最大電流値が電動モータ17に供給され、段階値「3」に設定された際には、最大電流値の80%の電流が電動モータ17に供給され、段階値「2」に設定された際には、最大電流値の60%の電流が電動モータ17に供給され、段階値「1」に設定された際には、最大電流値の40%の電流が電動モータ17に供給されるように設定されている。そして、領域毎操作部21dを変更操作することにより、当該領域毎操作部21dに対応するデータテーブルの領域に配置されたセルに書き込まれた、アシスト量を示す値(カスタマイズデータ)が段階値の割合に応じて変更される。なお、各段階値における電流値は、上記のように最大電流値の80%、60%、40%以外の割合の値でもかまわない。
そして、ノーマルモード用データテーブル、エコモード用のデータテーブル、ターボモード用のデータテーブル、ハイターボモード用のデータテーブルは各々、基準となるデータテーブルを有している。各モードの基準となるデータテーブルは、たとえば、領域毎操作部21dの各々、段階値「2」に設定されており、スライドバーを「1」に移動させると、データテーブルにおける対応する領域の全セルの値が、段階値「1」に設定された値に書き換えられ、電動モータ17には、最大電流値の40%の電流が供給されるように変更される。
このため、カスタマイズしたい所望の領域と同じ位置に配置された領域毎操作部21dのスライドバーをタッチパネル越しに押圧しつつスライド操作することにより、所望の領域が有する全セルのアシスト量の値が変更される。各領域の全セルを書き換えるためのデータは、各領域のモード毎及び段階値毎に、各々記憶部15に記憶されており、変更を希望する領域と、変更する段階を示す情報が領域毎操作部21dから入力されることにより、記憶されているデータが書き込まれてデータテーブルが変更される。
本実施形態のモータユニット13において、低速領域(第1領域)については、中速領域及び高速領域が3つの領域、すなわち踏力小領域、踏力中領域及び踏力大領域に分割されているのに対し、分割されていないこれは、走行速度が低いとき、すなわち電動アシスト自転車の起動時(漕ぎ出し時)は、電流量が大きいので、他の領域のように3分割してカスタマイズしようとした場合、電動モータ17に思いがけない大きな負荷がかかる可能性があり故障の原因となる恐れがあるからである。また、低速領域では、踏力のパターンが一様であり、他の領域のように分割する意義が少ないからでもある。
なお、カスタマイズ画面は、GD設定部21f及びタイヤ径設定部21gを有している。GDは、ペダルが1回転する間に自転車が進む距離である。GD及びタイヤ径を設定することにより、走行速度に対する正しいアシスト量を設定することができ、良好なアシストフィーリングを得ることができる。その他、本実施形態におけるカスタマイズ画面は、モード毎操作部21cの周囲に、モータユニットのフィーリングデータ読み出しボタン、フィーリングデータファイルの読み込みボタン、リーリングデータファイル保存ボタン、フィーリングデータのモータユニット書き込みボタンのほか、終了ボタン等のボタンを備えている。また、このカスタマイズ画面は、作業種別、例えば、Read target(モータユニット13のフィーリングデータをアプリに読み出す際に指定する)ボタン、Import(過去にファイル出力したフィーリングデータをファイルを読み込む際に指定する)ボタン、及びNew(新規作成の際に指定する)ボタンの少なくともいずれかを備えることができる。さらに、このカスタマイズ画面により、モータ、バッテリ、スイッチ、機器制御プログラムなどの機器情報の設定のほか、バッテリ残量、走行速度、走行距離、走行時間、走行経路などの走行状況情報、運転者身体情報、消費カロリー、脈拍、心拍数などのバイタル情報のうちいずれの情報を表示部21aに表示可能とするのかを設定することができる。
次に、電動アシスト自転車1のデータテーブルをカスタマイズする方法について説明する。以下に示す電動アシスト自転車1のデータテーブルをカスタマイズは、記憶部15または携帯端末21に記憶されているプログラムを実行することによって実現される。
電動アシスト自転車1は、製造時に工場等において、モータユニット13と、電動アシスト自転車1のカスタマイズ用のアプリケーションプログラムが記憶されている携帯端末21とが接続される。ここで、アプリケーションプログラムは、モータユニット13の記憶部15に記憶されていても構わない。また、携帯端末21としては、携帯電話、PC及びタブレットなどを挙げることができる。
そして、接続された携帯端末21のアプリケーションプログラムが実行され、設定画面に配置された設定操作部21fが操作されることによりモータユニット13の記憶部15に記憶されている4つのモードに対応付けられたデータテーブルのうちの1つが選択されてデフォルトに設定される。その後、電動アシスト自転車1は携帯端末21が切り離されて出荷される。
出荷された電動アシスト自転車1は、ディーラーまたはユーザ等によりデータテーブルをカスタマイズすることが可能な状態であり、ユーザの希望によりデータテーブルをカスタマイズすることができる。
データテーブルの変更を希望するユーザまたはユーザの依頼を受けたディーラーは、当該電動アシスト自転車1のモータユニット13と、電動アシスト自転車1のカスタマイズ用のアプリケーションプログラムが記憶されている携帯端末21とを接続する。
接続された携帯端末21のアプリケーションプログラムが実行され、携帯端末21の表示部21aにカスタマイズ画面が表示される。このとき表示部21aには、4つのモードに対応した領域毎操作部21dと速度上限値操作部21eとが各々色分けされて表示される。またこのとき、デフォルトで設定されているモードに対応する領域毎操作部21d及び速度上限値操作部21eがハイライトされる、或いは、所定の箇所がマーキングされるなどして、当該電動アシスト自転車1のモータユニット13に設定(プリセット)されているモードが示されている。
ユーザまたはユーザの依頼を受けたディーラーでなるカスタマイズ者は、まず、設定されているモードを確認し、変更の必要がある場合には、表示を設定画面に切り替えて、設定画面の設定操作部21fから所望のモードを指定して所望のモードに対応したデータテーブルに書き換え、再びカスタマイズ画面に表示を切り替える。ここで、プリセットされていたモードのデータテーブル及び所望のモードに書き換えたデータテーブルを、以下、既設定データテーブルという。
次に、カスタマイズ者は、必要に応じて速度上限値操作部21eを操作して、速度上限値を変更する。通常は法規に基づいて速度上限値が設定されているが、たとえば、子供や高齢者等が使用する場合などに、必要に応じて速度上限値操作部21eのスライドバーを操作することにより、モータユニット13に記憶されている速度上限値の情報が書き換えられる。
次に、カスタマイズ者は、設定されているモードに対応し、変更したい領域に対応付けられた領域毎操作部21dのスライドバーを操作する。例えば、プリセットされたモードまたは変更したモードがノーマルモードであり、第3領域を段階値「4」にカスタマイズする場合について説明する。図8は、データテーブルをカスタマイズする処理を示すフローである。
ノーマルモードの第3領域に対応づけられて、基準の段階値「2」に位置する、第3領域の領域毎操作部21dのスライドバーを段階値「4」の位置に移動する。この操作により、ノーマルモード、第3領域、段階値4を示す信号が、モータユニット13に送出される。このとき、モータユニット13は、複数の領域のうちのいずれかの領域(ここでは第3領域)に対する変更情報を取得する(変更情報取得ステップS1)。モータユニット13は入力された各信号に基づいて、ノーマルモード、第3領域、段階値4に対応付けられて記憶部15に記憶されているアシスト量の値を、既設定データテーブルの第3領域のアシスト量の値と書き換える(アシスト量変更ステップS2)。
既設定データテーブルのいずれかの領域(本実施形態の場合には第3領域)のアシスト量が書き換えられると、モータユニット13は、書き換えられた領域と隣接する領域との境界に位置するアシスト量に対して適正化の処理を実行する(アシスト量適正化ステップS4)。適正化の処理は、ある領域のアシスト量を書き換えることにより、アシスト量を書き換えた領域と、書き換えた領域と隣接する領域の間で互いに隣り合うセル同士のアシスト量の値の差が極端に大きくならないようにするための処理である。
より具体的には、アシスト量を書換えた領域のスライドバーが示す段階値と、書き換えた領域と隣接する領域のスライドバーが示す段階値とを比較して(比較ステップS3)、1段階以上異なる場合に適正化の処理が実行され、差がない場合は適性化処理を行わない。この点、互いに隣り合う領域の段階値の差が2段階以上異なる場合に適性化の処理が実行され、1段階以下の場合には適正化は行われないようにすることもできる。
上記のように、第3領域のデータが書き換えられた場合には、適正化の処理を施す対象となるセルは、変更した第3領域と隣接する第1、第2、第4、第6の各領域との境界部分に位置し、第3領域の最外周に配置されたセルと、例えば、その2つ内側に配置されているセルまでの3つのセルと、第3領域と隣接する第1、第2、第4、第6の各領域の最外周に配置されたセルと、その2つ内側に配置されているセルまでの3つのセルである。ここで、隣接する領域の境界部分となるセルの数は、最外周のセルから内側に3つずつとは限らない。
適正化の処理は、たとえば、対象となる各セルに対して、いわゆる移動平均処理を施す。より具体的には、対象となる一つのセルを中心として、縦方向或いは横方向に並ぶ7個のセルに書き込まれたアシスト量の平均値を対象セルの新たなアシスト量として書き換える。このような演算処理と書き換え処理とを、対象となる各セルに対して実行する。このとき、例えば、対象のセルを中心に縦方向及び横方向各7個ずつのセル、すなわち計49個のセルの平均値を新たなアシスト量として書き換えても良い。なお、平均値を算出するセルの数は、7個または49個に限るものではなく、対象となるセルは、データを変更した領域と隣接する領域との境界に位置するセルが適宜設定され得る。
適正化の処理は、段階値が変更された領域を挟むように上下にそれぞれ隣り合う2つの領域および左右にそれぞれ隣り合う2つの領域に対して実行される。
本実施形態の電動アシスト自転車1、モータユニット13、電動アシスト自転車1用のアシスト量カスタマイズ装置、電動アシスト自転車1用のアシスト量カスタマイズ方法、及び、電動アシスト自転車1用のアシスト量カスタマイズプログラムによれば、補助動力を付与する際に参照されるデータテーブルを変更可能なので、データテーブルをカスタマイズすることにより、好みのフィーリングに合う電動アシスト自転車1を実現することが可能である。また、踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルが、複数種類の踏力及び複数種類の走行速度に対応付けられたアシスト量が書き込まれた複数のセルでなる7つの領域に区分けされ、区分けされた領域毎に変更可能なので、複数のアシスト量を各々個々に変更する場合より、容易にカスタマイズすることが可能である。すなわちユーザは、個々のセルに書き込まれたアシスト量を各々変更する繁雑な作業をすることなく、1つの変更により所定の領域内の全セルのアシスト量を一度に変更することが可能である。
また、モータユニット13の記憶部15には、複数種類のプリセットデータの一部または全部が記憶されているので、好みのフィーリングに近いプリセットデータを予め選択して設定しておくことが可能である。さらに、予め最も好みに近いプリセットデータに設定し、実際に走行した後に好みに合わせて他のプリセットデータに変更することにより、より容易に好みに沿ってカスタマイズすることが可能である。また、簡単な変更操作により異なる複数種類の設定を楽しむことも可能である。さらに、本電動アシスト自転車1は、各領域のアシスト量を段階的に変更することにより、各段階を目安として、容易にカスタマイズすることが可能である。このように、本実施の形態において、プリセットデータとは、モータユニット13の記憶部15、携帯端末および/またはサーバに予め記憶されている情報であって、少なくとも、すべてのモード毎操作部21cの全部または一部の段階値が決定されているものをいう。
また、所定の領域のアシスト量が変更されたときに、当該所定の領域と隣接する他の領域との境界部分に位置するセルに書き込まれたアシスト量が適正化されるので、アシスト量が変更された所定の領域と、当該領域と隣接する他の領域との境界部分にてアシスト量が急激に変化することを防止することが可能である。このため、電動アシスト自転車1のユーザがペダル9を漕ぐ際に、急激な負荷の変動が生じるといった違和感の発生を防止することが可能である。
また、アシスト量の適正化として、隣接する複数のセルに書き込まれたアシスト量に移動平均処理を施すので、隣接する他の領域との境界部分にてアシスト量をより滑らかに変化させることが可能である。
また、電動アシスト自転車1のカスタマイズ操作を携帯端末21により行うので、携帯端末21の表示部21aに表示されたデータテーブルを見て、携帯端末21の操作部21bを操作することにより、記憶部15と通信してデータテーブルを容易に変更することが可能である。また、表示部21a、操作部21b、通信部がいずれも携帯端末21に設けられているので、携帯端末21を電動アシスト自転車1と切り離すことが可能であり、携帯端末21と電動アシスト自転車1とを切り離すことにより電動アシスト自転車1をより軽量化し、コストを抑えることが可能である。また、外部の機器とケーブル等により接続することなく容易にカスタマイズすることが可能である。
上記実施形態においては、電動アシスト自転車1のカスタマイズを、携帯端末21を用いて無線で通信して行う例について説明したが、ケーブルを用いて接続しても良い。この場合、専用ケーブルを用いるによりUART通信を採用することができる。また、携帯端末21に限らず、例えば、工場等に設置されたPCと接続してカスタマイズしても良い。さらに、表示部21a、操作部21b、通信部がいずれも電動アシスト自転車1のモータユニット13に設けられていても良い。この場合には、電動アシスト自転車1と外部の機器とをケーブルで繋ぐ、或いは、無線接続のためにペアリングする、などの繁雑な手間が不要である。このため、より容易にデータテーブルを変更することが可能である。このように、表示部21a、操作部21b、通信部がいずれも設けられているモータユニット13或いはモータユニット13及び携帯端末21が電動アシスト自転車1のアシスト量カスタマイズ装置に相当する。
なお、具体的なカスタマイズは、PCを用いて行う場合を例とすると、例えば、ターゲット読み出し、ファイル読み込み、データ保存、C言語ファイル出力及びターゲット書き込み及びフィーリングデータ編集の各手順がいずれも独立したサブルーチンとして実行されるようになっている。
ここで、「ターゲット読み出し」は、モータユニット13とPCとの間において、対話形式によりチェックサムを送受信することによって通信を確立した後、モータユニット13の記憶部15に格納されているアシストフィーリングデータをPCに送信するサブルーチンである。「ファイル読み込み」は、PCに過去に保存したフィーリングデータ(バイナリ保存データ)をカスタマイズ用アプリケーションプログラムに抽出するサブルーチンであって、バイナリ保存データとしては、チェックサム、同プログラムにおける各モードの各セルのアシスト量(電流値)、同プログラムにおける各スライダの走行速度制限の位置情報、同プログラムにおけるベースプログラム番号、GD/タイヤ径情報、いわゆる後だし有無情報が含まれる。「データ保存」は、上記フィーリングデータをPCにバイナリデータとして保存するサブルーチンである。「C言語ファイル出力」は、上記バイナリデータを読み出し、C言語のテキストデータで出力し保存するサブルーチンである。「ターゲット書き込み」は、上述した対話形式により通信が確立した後、PCのフィーリングデータをモータユニット13の記憶部15に書き込むサブルーチンである。そして、「フィーリングデータ編集」は、例えば、本発明に係る最適化機能のほか、倍率変換機能のサブルーチンを含むサブルーチンである。「最適化機能」は、カスタマイズ用アプリケーションプログラムにおけるアシストフィーリングデータと同サイズのテンポラリバッファを作成し、行の移動平均を各セル毎に算出し、その結果を該テンポラリバッファに格納する作業を最終行までおこない、その後、列の移動平均を各セル毎に算出し、その結果を該テンポラリバッファに記憶する作業を最終行まで行うサブルーチンである。一方、「倍率変換機能」は、上記同サイズのテンポラリバッファを作成した後、倍率を取得し、選択セルに倍率を乗算し、その結果をテンポラリバッファに格納する作業をすべての選択セルについて行うサブルーチンである。
また、区分けされたカスタマイズ領域毎に設けられた領域毎操作部21dが、データデーブルにおける各々のカスタマイズ領域の配置と同じ配置に並べてレイアウトされているので、直感的な操作性に優れており、また間違った領域を操作するようなミスを抑制することが可能である。このため操作性に優れている。
更に、表示部21aにアシスト量の大小が色の濃淡により示されるので、表示部21aを見ることにより設定されているアシスト量の大小を直感的に認識することが可能である。このため、より操作性に優れた電動アシスト自転車1を提供することが可能である。
上記実施形態においては、電動アシスト自転車1に設けられているモータユニット13と接続してデータテーブルをカスタマイズする例について説明したが、これに限るものではない。たとえば、モータユニット13を着脱自在な構成とし、例えば工場やディーラー等において、モータユニット13を単体でカスタマイズしても良い。
また上記実施形態においては、カスタマイズ者が携帯端末21から入力して、所定の領域のアシスト量を変更する例について説明したが、これに限らず、例えば、ユーザに取り付けられたバイタルセンサの情報が、モータユニット又は携帯端末等に入力される構成とし、入力されたバイタルセンサの情報に基づいてアシスト量がさらに補正されても構わない。例えば、電動アシスト自転車1に乗車しているユーザの心拍数を検出するバイタルセンサを備え、バイタルセンサから、所定の心拍数より高い心拍数を示す信号が入力されたときに、設定されていたデータテーブルよりアシスト量が大きなデータテーブルに書き換えられる構成であっても構わない。このとき、書き換えられるアシスト量は、データテーブル全体であっても、また、所定の領域のみであっても構わない。
なお、上記表示部21aには、バッテリ残量、走行速度、走行距離、走行時間、走行経路などの走行状況情報、運転者身体情報、消費カロリー、脈拍、心拍数などのバイタル情報などのうち任意の情報を表示することができることが好ましい。
また、上記のようにカスタマイズされた際に書き換えられるアシスト量を示す値(カスタマイズデータ)等を記憶するサーバ22が、公衆回線網等を介してアクセス可能に設けられていてもよい。このようなサーバ22は、例えば、製造メーカやディーラー、或いはデータ管理会社等により管理される。図9は、サーバを説明するための図である。
サーバ22には、電動アシスト自転車1及びモータユニット13に接続され、クライアントとなる携帯端末21やPCまたはモータユニット13が、各々の通信部により公衆回線網等を介してサーバ22に接続され、電動アシスト自転車1またはモータユニット13のデータテーブルの所定の領域が書き換えられてカスタマイズされた場合には、これらカスタマイズデータは、サーバ22に送出され、サーバ22は受信したカスタマイズデータを当該サーバ22が備えるサーバ記憶部22aに記憶する。サーバ22は、カスタマイズデータをサーバ記憶部22aに記憶するとともに、サーバ22の処理により、例えば、電動アシスト自転車1の車種、使用モード、カスタマイズした領域及び変更した段階値等の変更情報と関連づけ記憶しておく。また、記憶されたカスタマイズデータ及び変更情報に対して統計処理を施し、同一の設定にカスタマイズされた回数が多いカスタマイズデータ等のランキングなどの統計情報も記憶しておく。
変更情報に関連づけて記憶されているカスタマイズデータは、公衆回線網を介してサーバ22にアクセスした携帯端末やPCまたはモータユニット13からのリクエストに応じてサーバ22から、リクエストが送出された携帯端末21に送出される。このとき、サーバ22が携帯端末21やPC等からまず統計情報を求めるリクエストを受信した場合には、サーバ22は、統計情報を送出する。
統計情報を受信した携帯端末21またはPCの表示部には、統計情報、たとえば、設定頻度ランキングが表示されると共に、各ランクに対応付けられたカスタマイズデータを要求するリクエストを発信する発信操作部が表示されている。このため、携帯端末21やPC等のユーザがサーバ22にリクエストを送信することによりサーバ22は当該リクエストを受信し、指定されたランクのカスタマイズデータがサーバ22から携帯端末21やPC等に送出される。
本実施形態のサーバ22によれば、補助動力を付与する際に参照されるデータテーブルの、複数のカスタマイズ領域のうちの変更を加えた領域の変更情報とカスタマイズデータとが、公衆回線網に接続可能なサーバ22のサーバ記憶部22aに記憶されている。このため、カスタマイズされた情報を容易に取得することが可能である。また、サーバ記憶部22aに記憶されている情報を、公衆回線網を介して接続した携帯端末21等を使用する複数のユーザと共有することが可能である。
また、サーバ22が取得し、データテーブルの変更がなされた実際の変更情報と統計処理した統計情報とを対応付けてサーバ記憶部22aに記憶することが可能である。また、クライアントのリクエストに対応して、サーバ記憶部22aに記憶した変更情報、統計情報、及びカスタマイズデータをクライアントに供給して共有することが可能である。
また、サーバ22に記憶されているカスタマイズデータ、変更情報、及び、統計情報は、製造メーカやディーラーとも共有できるため、アシスト量の設計に役立てることができる。この場合には、サーバ22にアクセス可能な者を制限するためにサーバ22へのアクセスID等を設定しておくことが望ましい。
また、上記実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることはいうまでもない。
本発明は、様々な電動アシスト自転車、電動アシスト自転車に搭載されるモータユニット、及び、公衆回線網に接続される電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ用サーバを備えた電動アシスト自転車用のシステム等に利用することができる。
1 電動アシスト自転車
9 ペダル
13 電動アシストモータユニット(モータユニット)
14 マイクロコンピュータ
15 記憶部
16 モータユニット基板
17 電動モータ
18 バッテリ
19 速度検知部
20 踏力検知部
21 携帯端末
21a 表示部
21b 操作部
21c モード毎操作部
21d 領域毎操作部
21e 速度上限値操作部
21f 設定操作部
22 電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ用サーバ
22a サーバ記憶部

Claims (53)

  1. ペダルを踏み込む踏力、及び、搭載される電動アシスト自転車の走行速度に基づいて前記踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルを記憶した記憶部と、前記データテーブルに基づいて前記アシスト量に対応する補助動力を付与するモータと、を備え、前記データテーブルは、複数の踏力及び複数の走行速度に対応付けられた前記アシスト量が書き込み可能な複数のセルからなる複数のカスタマイズ領域に区分けされており、前記カスタマイズ領域毎に前記アシスト量を変更可能であることを特徴とする電動アシスト自転車用モータユニット。
  2. 前記データテーブルとして、互いに異なり予め設定された複数種類のプリセットデータのうちのいずれかが初期設定値として前記記憶部に記憶されていることを特徴とする請求項1に記載の電動アシスト自転車用モータユニット。
  3. 前記記憶部に記憶されているプリセットデータは、前記他のプリセットデータに変更可能であることを特徴とする請求項2に記載の電動アシスト自転車用モータユニット。
  4. 前記領域の各セルに書き込まれた前記アシスト量は、段階的に変更可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の電動アシスト自転車用モータユニット。
  5. 前記データテーブルは、前記セルが、前記ペダルを踏み込む踏力と前記走行速度とに対応付けられてマトリクス状に配置されており、
    前記領域は、前記データテーブルが区分けされマトリクス状に配置されている一部のセル群であることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の電動アシスト自転車用モータユニット。
  6. 前記データテーブルは、前記所定の領域の前記アシスト量が変更されたときに、当該前記所定の領域と隣接する前記他の領域との境界部分に位置する前記セルの前記アシスト量が適正化されることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の電動アシスト自転車用モータユニット。
  7. 前記アシスト量の適正化として、隣接する複数の前記セルに書き込まれた前記アシスト量に移動平均処理を施すことを特徴とする請求項6に記載の電動アシスト自転車用モータユニット。
  8. 前記データテーブルをマトリックス状に表示する表示部と、
    前記データテーブルの変更操作をする操作部と、
    前記記憶部と通信可能な通信部と、
    を有する端末を用いて、前記データテーブルを変更することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の電動アシスト自転車用モータユニット。
  9. 前記データテーブルをマトリックス状に表示する表示部と、
    前記データテーブルの変更操作をする操作部と、
    前記記憶部と通信可能な通信部とを有し、
    前記操作部を操作して前記データテーブルを変更することを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の電動アシスト自転車用モータユニット。
  10. 前記操作部は、区分けされている前記領域毎に設けられており、
    各々の前記領域の前記操作部は、区分けされた前記カスタマイズ領域の配置と同じ配置にレイアウトされていることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の電動アシスト自転車用モータユニット。
  11. 前記端末の前記通信部と前記記憶部とは無線により通信可能であることを特徴とする請求項8に記載の電動アシスト自転車用モータユニット。
  12. 前記表示部は、前記アシスト量の大小を色の濃淡により示すことを特徴とする請求項8乃至請求項11のいずれかに記載の電動アシスト自転車用モータユニット。
  13. ペダルを踏み込む踏力、及び、走行速度に基づいて前記踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルを記憶した記憶部と、
    前記データテーブルに基づいて前記アシスト量に対応する補助動力を付与する補助動力付与装置と
    を備え、
    前記データテーブルは、複数の踏力及び複数の走行速度に対応付けられた前記アシスト量が書き込み可能な複数のセルからなる複数のカスタマイズ領域に区分けされており、
    前記カスタマイズ領域毎に前記アシスト量を変更可能であることを特徴とする電動アシスト自転車。
  14. 前記データテーブルとして、互いに異なり予め設定された複数種類のプリセットデータのうちのいずれかが初期設定値として前記記憶部に記憶されていることを特徴とする請求項13に記載の電動アシスト自転車。
  15. 前記記憶部に記憶されているプリセットデータは、前記他のプリセットデータに変更可能であることを特徴とする請求項14に記載の電動アシスト自転車。
  16. 前記領域の各セルに書き込まれた前記アシスト量は、段階的に変更可能であることを特徴とする請求項13乃至請求項15のいずれかに記載の電動アシスト自転車。
  17. 前記データテーブルは、前記アシスト量が、前記ペダルを踏み込む踏力と前記走行速度とに対応付けられてマトリクス状に配置されており、
    前記領域は、前記データテーブルが区分けされマトリクス状に配置されている一部のセル群であることを特徴とする請求項13乃至請求項16のいずれかに記載の電動アシスト自転車。
  18. 前記データテーブルは、所定の前記領域の前記アシスト量が変更されたときに、当該所定の前記領域と隣接する前記他の領域との境界部分に位置する前記セルの前記アシスト量が適正化されることを特徴とする請求項13乃至請求項17のいずれかに記載の電動アシスト自転車。
  19. 前記アシスト量の適正化として、隣接する複数の前記セルに書き込まれた前記アシスト量に移動平均処理を施すことを特徴とする請求項18に記載の電動アシスト自転車。
  20. 前記データテーブルをマトリックス状に表示する表示部と、
    前記データテーブルの変更操作をする操作部と、
    前記記憶部と通信可能な通信部と、
    を有する端末を用いて、前記データテーブルを変更することを特徴とする請求項13乃至請求項19のいずれかに記載の電動アシスト自転車。
  21. 前記データテーブルをマトリックス状に表示する表示部と、
    前記データテーブルの変更操作をする操作部と、
    前記記憶部と通信可能な通信部とを有し、前記操作部を操作して前記データテーブルを変更することを特徴とする請求項13乃至請求項19のいずれかに記載の電動アシスト自転車。
  22. 前記操作部は、区分けされている前記カスタマイズ領域毎に設けられており、
    各々の前記領域の前記操作部は、区分けされた前記カスタマイズ領域の配置と同じ配置に並べられていることを特徴とする請求項20または請求項21に記載の電動アシスト自転車。
  23. 前記端末の前記通信部と前記記憶部とは無線により通信可能であることを特徴とする請求項20に記載の電動アシスト自転車。
  24. 前記表示部は、前記アシスト量の大小を色の濃淡により示すことを特徴とする請求項20乃至請求項23のいずれかに記載の電動アシスト自転車。
  25. 電動アシスト自転車のペダルを踏み込む踏力と、走行速度と、に基づいて補助動力付与装置により前記踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルを記憶した記憶部を備え、
    前記データテーブルは、複数の踏力及び複数の走行速度に対応付けられた前記アシスト量が書き込み可能な複数のセルからなる複数のカスタマイズ領域に区分けされており、
    前記カスタマイズ領域毎に前記アシスト量を変更可能であることを特徴とする電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置。
  26. 前記データテーブルとして、互いに異なり予め設定された複数種類のプリセットデータのうちのいずれかが初期設定値として前記記憶部に記憶されていることを特徴とする請求項25に記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置。
  27. 前記記憶部に記憶されているプリセットデータは、前記他のプリセットデータに変更可能であることを特徴とする請求項26に記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置。
  28. 前記領域の各セルに書き込まれた前記アシスト量は、段階的に変更可能であることを特徴とする請求項25乃至請求項27のいずれかに記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置。
  29. 前記データテーブルは、前記アシスト量が、前記ペダルを踏み込む踏力と前記走行速度とに対応付けられてマトリクス状に配置されており、
    前記カスタマイズ領域は、前記データテーブルが区分けされマトリクス状に配置されている一部のセル群であることを特徴とする請求項25乃至請求項28のいずれかに記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置。
  30. 前記データテーブルは、所定の前記領域の前記アシスト量が変更されたときに、当該所定の前記領域と隣接する前記他の領域との境界部分に位置する前記セルの前記アシスト量が適正化されることを特徴とする請求項25乃至請求項29のいずれかに記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置。
  31. 前記アシスト量の適正化として、隣接する複数の前記セルに書き込まれた前記アシスト量に移動平均処理を施すことを特徴とする請求項30に記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置。
  32. 前記データテーブルをマトリックス状に表示する表示部と、
    前記データテーブルの変更操作をする操作部と、
    前記記憶部と通信可能な通信部と
    を有する端末を用いて、前記データテーブルを変更することを特徴とする請求項25乃至請求項31のいずれかに記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置。
  33. 前記データテーブルをマトリックス状に表示する表示部と、
    前記データテーブルの変更操作をする操作部と、
    前記記憶部と通信可能な通信部とを有し、
    前記操作部を操作して前記データテーブルを変更することを特徴とする請求項25乃至請求項31のいずれかに記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置。
  34. 前記操作部は、区分けされている前記カスタマイズ領域毎に対応して設けられており、
    各々の前記カスタマイズ領域の前記操作部は、区分けされた前記カスタマイズ領域の配置と同じ配置にレイアウトされていることを特徴とする請求項32または請求項33に記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置。
  35. 前記端末の前記通信部と前記記憶部とは無線により通信可能であることを特徴とする請求項32に記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置。
  36. 前記表示部は、前記アシスト量の大小を色の濃淡により示すことを特徴とする請求項32乃至請求項35のいずれかに記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ装置。
  37. ペダルを踏み込む踏力、及び、走行速度に基づいて前記踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルを記憶した記憶部と、
    前記データテーブルに基づいて前記補助動力を付与する補助動力付与装置と、
    を備えた電動アシスト自転車の、アシスト量カスタマイズ方法であって、
    複数の踏力及び複数の走行速度に対応付けられ、前記アシスト量が書き込み可能な複数のセルからなる複数のカスタマイズ領域に区分けされている前記データテーブルの、複数の前記カスタマイズ領域のうちのいずれかの前記カスタマイズ領域に対する変更情報を取得するステップと、
    取得した前記変更情報に基づいて、該当する前記カスタマイズ領域の前記アシスト量を変更するステップと、
    を有することを特徴とする電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法。
  38. 前記データテーブルとして、互いに異なり予め設定された複数種類のプリセットデータのうちのいずれかを初期設定値として前記記憶部に記憶することを特徴とする請求項37に記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法。
  39. 前記記憶部に記憶されているプリセットデータは、前記他のプリセットデータに変更可能であることを特徴とする請求項38に記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法。
  40. 前記領域の各セルに書き込まれた前記アシスト量は、段階的に変更可能であることを特徴とする請求項39に記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法。
  41. 前記データテーブルは、前記アシスト量が、前記ペダルを踏み込む踏力と前記走行速度とに対応付けられてマトリクス状に配置されており、
    前記カスタマイズ領域は、前記データテーブルが区分けされマトリクス状に配置されている一部のセル群であることを特徴とする請求項37乃至請求項40のいずれかに記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法。
  42. 前記データテーブルは、前記所定の領域のアシスト量が変更されたときに、当該所定の領域と隣接する前記他の領域との境界部分に位置する前記セルの前記アシスト量が適正化されることを特徴とする請求項37乃至請求項41のいずれかに記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法。
  43. 前記アシスト量の適正化として、隣接する複数の前記セルに書き込まれた前記アシスト量に移動平均処理を施すことを特徴とする請求項42に記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法。
  44. 前記データテーブルをマトリックス状に表示する表示部と、
    前記データテーブルの変更操作をする操作部と、
    前記記憶部と通信可能な通信部と
    を有する端末を用いて、前記データテーブルを変更することを特徴とする請求項37乃至請求項43のいずれかに記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法。
  45. 前記データテーブルをマトリックス状に表示する表示部と、
    前記データテーブルの変更操作をする操作部と、
    前記記憶部と通信可能な通信部とを有し、
    前記操作部を操作して前記データテーブルを変更することを特徴とする請求項37乃至請求項43のいずれかに記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法。
  46. 前記操作部は、区分けされている前記カスタマイズ領域毎に設けられており、
    各々の前記カスタマイズ領域の前記操作部は、区分けされた前記カスタマイズ領域の配置と同じ配置にレイアウトされていることを特徴とする請求項44または請求項45に記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法。
  47. 前記端末の前記通信部と前記記憶部とは無線により通信可能であることを特徴とする請求項44に記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法。
  48. 前記表示部は、前記アシスト量の大小を色の濃淡により示すことを特徴とする請求項44乃至請求項47のいずれかに記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ方法。
  49. ペダルを踏み込む踏力、及び、走行速度に基づいて前記踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルを記憶した記憶部と、
    前記データテーブルに基づいて前記補助動力を付与する補助動力付与装置と、
    を備えた電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズプログラムであって、
    複数の踏力及び複数の走行速度に対応付けられ、複数の前記アシスト量が書き込み可能な複数のセルからなる複数のカスタマイズ領域に区分けされている前記データテーブルの、複数の前記カスタマイズ領域のうちのいずれかの前記領域に対する変更情報を取得するステップと、
    取得した前記変更情報に基づいて、該当する前記カスタマイズ領域の前記アシスト量を変更するステップと、
    をコンピュータに実行させることを特徴とする電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズプログラム。
  50. 前記データテーブルは、前記アシスト量が書き込み可能な複数のセルが、前記ペダルを踏み込む踏力と走行速度とに対応付けられてマトリクス状に配置されており、
    前記領域は、前記データテーブルが区分けされマトリクス状に配置されている一部のセル群であり、
    所定の前記領域の前記アシスト量が変更されたときに、所定の前記領域の前記アシスト量が変更されたときに、当該所定の前記領域と隣接する前記他の領域との境界部分に位置する前記セルの前記アシスト量が適正化されることを特徴とする請求項49に記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズプログラム。
  51. 前記アシスト量の適正化として、隣接する複数の前記セルに書き込まれた前記アシスト量に移動平均処理を施すことを特徴とする請求項50に記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズプログラム。
  52. ペダルを踏み込む踏力、及び、走行速度に基づいて前記踏力をアシストするアシスト量を示したデータテーブルを記憶した記憶部と、前記データテーブルに基づいて前記補助動力を付与する補助動力付与装置と、を備えた電動アシスト自転車のアシスト量のカスタマイズに用いられ、公衆回線網に接続可能な電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ用サーバであって、
    複数の踏力及び複数の走行速度に対応付けられ、前記アシスト量が書き込み可能な複数のセルからなる複数のカスタマイズ領域に区分けされている前記データテーブルの、複数の前記領域のうちのいずれかの前記領域に対する変更を示す変更情報と変更した前記アシスト量を示すカスタマイズデータと取得し、取得した前記変更情報及びカスタマイズデータを記憶するサーバ記憶部を備えたことを特徴とする電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ用サーバ。
  53. 前記サーバ記憶部に記憶された前記変更情報及び前記カスタマイズデータを統計処理した統計情報を前記サーバ記憶部に記憶し、
    当該サーバに接続されたクライアントのリクエストに基づいて、前記統計情報及び前記カスタマイズデータを前記クライアントに送出することを特徴とする請求項52に記載の電動アシスト自転車のアシスト量カスタマイズ用サーバ。
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