JP2018030528A - 乗員保護装置 - Google Patents

乗員保護装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2018030528A
JP2018030528A JP2016165805A JP2016165805A JP2018030528A JP 2018030528 A JP2018030528 A JP 2018030528A JP 2016165805 A JP2016165805 A JP 2016165805A JP 2016165805 A JP2016165805 A JP 2016165805A JP 2018030528 A JP2018030528 A JP 2018030528A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
occupant
neck
pad
protection device
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2016165805A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6373316B2 (ja
Inventor
幹雄 中川
Mikio Nakagawa
幹雄 中川
篤 朝日
Atsushi Asahi
篤 朝日
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2016165805A priority Critical patent/JP6373316B2/ja
Publication of JP2018030528A publication Critical patent/JP2018030528A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6373316B2 publication Critical patent/JP6373316B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
  • Seats For Vehicles (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構成で、乗員を安全姿勢に導くことができる乗員保護装置を提供する。
【解決手段】乗員保護装置10は、車両システム12と、制御部13と、パッド14とを備えている。車両システム12は、車両Veの衝突を回避するために所定の機能16が作動した際に、所定の機能16からの作動信号を出力する。所定の機能16は、自動ブレーキ機能17と自動回避ハンドル機能18とを含む。制御部13は、車両システム12から入力した作動信号に基づいて電圧をパッド14へ印加する。パッド14は、制御部13から印加された電圧で乗員の首周りの筋肉へ通電する。
【選択図】図1

Description

本発明は、乗員保護装置に関するものである。
従来の乗員保護装置として、シートバックの背面側上部にエアバッグ袋体が格納され、エアバッグ袋体の後方にアッパボードが配置されたものが知られている。アッパボードでエアバッグ袋体の展開方向を上方へ向けることにより、エアバッグ袋体をヘッドレスト後方の保護エリアへ迅速に展開させることができる。これにより、エアバッグ袋体で乗員の後頭部を拘束できる(例えば、特許文献1参照)。
また、乗員保護装置として、バックウインドガラスの下側にエアバッグ袋体が格納され、エアバッグ袋体の上側開口がカバー部材で覆われたものが知られている。カバー部材でエアバッグ袋体の展開方向を上方へ向けることにより、エアバッグ袋体を保護エリアへ迅速に展開させることができる。これにより、エアバッグ袋体で乗員の後頭部を拘束できる(例えば、特許文献2参照)。
さらに、乗員保護装置として、シートバックの上端部に上半身拘束部材が回転自在に支持され、上半身拘束部材に左右のシートベルトが引延ばし自在に支持されたものが知られている。上半身拘束部材を乗員の両肩部まで下降させることにより、乗員の上半身を拘束できる。
また、上半身拘束部材にはエアバッグ袋体が格納されている。エアバッグ袋体を展開することにより乗員の頭部や首部を拘束できる(例えば、特許文献3参照)。
特開2010−155573号公報 特開2010−254124号公報 特許第5389545号公報
この発明は、簡単な構成で、乗員を安全姿勢に導くことができる乗員保護装置を提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、車両(例えば、実施形態の車両Ve)の衝突を回避するために所定の機能(例えば、実施形態の所定の機能16)が作動した際に、前記所定の機能からの作動信号を出力する車両システム(例えば、実施形態の車両システム12)と、前記車両システムから入力した前記作動信号に基づいて電圧を印加する制御部(例えば、実施形態の制御部13)と、前記制御部から印加された電圧で乗員(例えば、実施形態の乗員50)の首周り(例えば、実施形態の首周り51a)の筋肉へ通電するパッド(例えば、実施形態のパッド14,110,120,130)と、を備えたことを特徴とする。
このように、所定の機能が作動した際に、パッドから乗員の首周りの筋肉へ通電する。首周りの筋肉へ通電することにより、首部の反り返りや倒れこみに抗する筋肉を収縮させる(呼び起こす)ことができる。これにより、簡単な構成で、乗員を安全姿勢に導くことができる。
また、首周りの筋肉で頭部や首部を支えることにより、首部の反り返りや倒れこみを防ぐことができる。これにより、首部に加わる荷重を減らすことができる。
さらに、首周りの筋肉を収縮させて頭部や首部を支えることにより、乗員が意識的に筋肉を収縮させる場合と同様に、頭部や首部を支えることができる。
加えて、首周りの筋肉へ通電することにより、所定の機能が作動したことを、乗員が早く気づくことができる。よって、所定の機能の作動に対する防衛反応を迅速に引き起こすことができる。これにより、首周りの筋肉で頭部や首部を一層良好に支えることができる。
また、首周りの筋肉へ通電することにより、乗員が子供、高齢者、障害者の場合や、乗員の熟睡状態、覚醒状態にかかわらず、所定の機能が作動したことを乗員に早く気づかせることができる。これにより、乗員は首周りの筋肉で頭部や首部を一層迅速に支えることができる。
請求項2に記載した発明は、加速度センサ(例えば、実施形態の加速度センサ105,106)を有し、該加速度センサが所定値以上の加速度を検知したとき信号を出力する電子機器端末(例えば、実施形態の電子機器端末102)を備え、前記電子機器端末から入力した信号に基づいて前記制御部から電圧を印加し、前記制御部から印加された電圧で前記パッドから前記乗員の首周りの筋肉へ通電することを特徴とする。
このように、電子機器端末の加速度センサで所定値以上の加速度を検知したとき、パッドから乗員の首周りの筋肉へ通電することができる。これにより、首周りの筋肉で頭部や首部を支えることができる。すなわち、車両システムに加えて電子機器端末を用いることにより、乗員を安全姿勢に一層良好に導くことができる。
請求項3に記載した発明は、前記所定の機能は、自動ブレーキ機能(例えば、実施形態の自動ブレーキ機能17)および自動回避ハンドル機能(例えば、実施形態の自動回避ハンドル機能18)の少なくともいずれか一方であることを特徴とする。
これにより、自動ブレーキ機能や自動回避ハンドル機能で車両の衝突を回避する際に、パッドから乗員の首周りの筋肉へ通電させて、乗員の頭部や首部を支えることができる。
請求項4に記載した発明は、車両(例えば、実施形態の車両Ve)の加速度を検知する加速度センサ(例えば、実施形態の加速度センサ105,106)を有し、該加速度センサが所定値以上の加速度を検知したとき信号を出力する電子機器端末(例えば、実施形態の電子機器端末102)と、前記電子機器端末から入力した信号に基づいて電圧を印加する制御部(例えば、実施形態の制御部13)と、前記制御部から印加された電圧で乗員(例えば、実施形態の乗員50)の首周り(例えば、実施形態の首周り51a)の筋肉へ通電するパッド(例えば、実施形態のパッド14,110,120,130)と、を備えることを特徴とする。
このように、電子機器端末の加速度センサで所定値以上の加速度を検知した際に、パッドから乗員の首周りの筋肉へ通電する。首周りの筋肉へ通電することにより、首部の反り返りや倒れこみに抗する筋肉を収縮させることができる。これにより、簡単な構成で、乗員を安全姿勢に導くことができる。
また、首周りの筋肉で頭部や首部を支えることにより、首部の反り返りや倒れこみを防ぐことができる。これにより、首部に加わる荷重を減らすことができる。
さらに、首周りの筋肉を収縮させて頭部を支えることにより、乗員が意識的に筋肉を収縮させる場合と同様に、頭部や首部を支えることができる。
加えて、首周りの筋肉へ通電することにより、所定値を超えた車両の状態を乗員が早く気づくことができる。よって、所定値を超えた車両の状態に対する防衛反応を迅速に引き起こすことができる。これにより、首周りの筋肉で頭部を一層良好に支えることができる。
また、首周りの筋肉へ通電することにより、乗員が子供、高齢者、障害者の場合や、乗員の熟睡状態、覚醒状態にかかわらず、所定値を超えた車両の状態を乗員に早く気づかせることができる。これにより、乗員は首周りの筋肉で頭部や首部を一層迅速に支えることができる。
請求項5に記載した発明は、前記パッド(例えば、実施形態のパッド14,103)は、前記乗員の首周りに接触可能に前記車両のシートバック(例えば、実施形態のシートバック61)に支持されていることを特徴とする。
このように、車両のシートバックでパッドを支持することにより、乗員に対してパッドを一部接触させた状態、あるいは、乗員に対してパッドを離すことが可能になる。よって、乗員がシートに着座した状態において、パッドによる乗員の制約を抑えることができる。これにより、シートに着座した乗員の行動の自由を確保できる。
請求項6に記載した発明は、前記パッド(例えば、実施形態のパッド110)は、前記乗員の首周り沿って筒状に形成されていることを特徴とする。
よって、所定の機能が作動した際や、電子機器端末の加速度センサで所定値以上の加速度を検知した際に、乗員の首周りにパッドを好適に接触させることができる。これにより、パッドから乗員の首周りの筋肉へ良好に通電することができ、首周りの筋肉で乗員の頭部や首部を支えることができる。
請求項7に記載した発明は、前記パッド(例えば、実施形態のパッド120)は、前記乗員の首周りに接触可能に前記車両のシートベルト(例えば、実施形態のシートベルト121)に支持されていることを特徴とする。
このように、車両のシートベルトにパッドを支持することにより、乗員の首周りに対してパッドを一部接触させた状態、あるいは、乗員の首周りにパッドを隣接させることが可能になる。よって、乗員がシートに着座した状態において、パッドによる乗員の制約を抑えることができる。これにより、シートに着座した乗員の行動の自由を確保できる。
この発明によれば、パッドから乗員の首周りの筋肉へ通電して首周りの筋肉を収縮させることにより、首周りの筋肉で頭部や首部を支えることができる。これにより、簡単な構成で、乗員を安全姿勢に導くことができる。
本発明の第1実施形態における乗員保護装置を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態におけるパッドを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態における乗員保護装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態における乗員保護装置を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態における乗員保護装置の動作を説明するフローチャートである。 本発明の第3実施形態におけるパッドを示す斜視図である。 本発明の第4実施形態におけるパッドを示す斜視図である。 本発明の第5実施形態におけるパッドを示す斜視図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、図面において、矢印FRは車両の前方、矢印UPは車両の上方、矢印LHは車両の左側方を示す。
(第1実施形態)
図1に示すように、乗員保護装置10は、車両システム12と、制御部(ECU:Electronic Control Unit)13と、パッド14とを備えている。
車両システム12は、車両Veに搭載され、所定の機能16を備えている。所定の機能16は、自動ブレーキ機能17と、自動回避ハンドル機能18とを含む。自動ブレーキ機能17や自動回避ハンドル機能18が作動した際に、自動ブレーキ機能17や自動回避ハンドル機能18から信号が出力される。出力された信号に基づいて、車両システム12は制御部13に作動信号を出力する。
また、車両システム12は、エアバッグ展開信号が出力されたとき、エアバッグ展開信号に基づいて制御部13へ作動信号を出力する。さらに、車両システム12は、画像による追突検知信号が出力されたとき、追突検知信号に基づいて制御部13へ作動信号を出力する。加えて、車両システム12は、車載された加速度センサから、例えば0.5G以上の加減速信号が出力されたとき、0.5G以上の加減速信号に基づいて制御部13へ作動信号を出力する。
なお、乗員保護装置10の構成の理解を容易にするために、自動ブレーキ機能17と自動回避ハンドル機能18とからの信号に基づいて車両システム12から作動信号を出力する例について説明し、その他の信号に基づく作動信号の出力については説明を省略する。
自動ブレーキ機能17は、車両に搭載したレーダやカメラからの情報に基づいてブレーキを自動操作して衝突を回避するもので、一般に知られている機能である。
自動回避ハンドル機能18は、障害物と衝突する可能性を察知した場合に、ハンドルを自動操作して衝突を回避するもので、一般に知られている機能である。
制御部13は、車両Veに搭載され、車両システム12から作動信号が制御部13に入力されているか否かを判定する。さらに、制御部13は、作動信号が入力されていると判定したとき、通電指令に基づいてパッド14に電圧を印加する。
また、制御部13は、パッド14への電圧の印加を開始してから所定時間T1を経過したか否かを判定する。さらに、制御部13は、所定時間T1が経過していると判定したとき、通電停止指令に基づいてパッド14への電圧の印加を停止する。
図2に示すように、パッド14は、制御部13から印加された電圧で乗員50の首部51の周囲(以下、「首周り」という)51aの筋肉へ通電する部材である。具体的には、パッド14は、車両Veのシート60に取り付けられたパッド本体25と、パッド本体25に設けられた通電用の電極(図示せず)とを備えている。
パッド本体25は、可とう性を備え、シリコン、ウレタン等のソフトな素材で形成されている。また、パッド本体25は、シート60の幅方向中央で、かつ、シート60のシートバック61の上部61aに取り付けられている。この状態において、シートバック61の上部61aとヘッドレスト62との下端部との間にパッド本体25が配置される。
すなわち、パッド本体25は、シート60に着座した乗員50の首部51に位置するように配置されている。
このパッド本体25は、後パッド部26と、左パッド部27と、右パッド部28とを有する。後パッド部26は、シート60に着座した乗員50の首部51の後方に配置されている。さらに、後パッド部26は、シートバック61の上部61aから立ち上げられた状態で、シート60の幅方向に沿って延びている。
左パッド部27は、後パッド部26の左端部から乗員50の前方へ向けて延びている。また、右パッド部28は、後パッド部26の右端部から乗員50の前方へ向けて延びている。後パッド部26、左パッド部27および右パッド部28でパッド本体25が平面視U字状に一体形成されている。
パッド本体25は、シートバック61の上部61aで支持されている。
パッド本体25の内面(以下、パッド内面という)25aの全域に沿って通電用の電極が設けられている。
また、パッド本体25は、左パッド部27の前端部と右パッド部28の前端部とで開口部29が形成されている。左パッド部27および右パッド部28の間隔は、乗員50の首部51の径より大きく形成されている。乗員50がシート60に着座する際に、乗員50の首部51がパッド本体25の開口部29からパッド本体25の内部31に位置する。
パッド本体25の内部31に首部51が位置した状態において、首部51の首周り51aの一部がパッド内面25aに接触した状態に保たれる。
また、車両Veの衝突を回避するために、自動ブレーキ機能17や自動回避ハンドル機能18が作動した際には、乗員50の移動に伴い首周り51aがパッド内面25aに接触する接触面積が増す。
パッド内面25aの全域には、通電用の電極が設けられている。通電用の電極は制御部13(図1参照)に接続されている。乗員50の首周り51aがパッド内面25aに接触した状態において、制御部13から通電用の電極に電圧が印加される。制御部13から電圧が印加されることにより、首周り51aの筋肉(以下、首周り筋肉という)に電流が通電される。
首周り筋肉は、乗員50の頭部53や首部51を支えるために、首部51の反り返りや、首部51の倒れこみに抗する筋肉である。首周り筋肉としては、具体的には、頭半棘筋、頭板状筋、肩甲挙筋が挙げられる。
頭半棘筋は、頭部53が前傾したときに頭部53を支える働きをする。頭板状筋は、首部51を伸展させ、同側に頭を回旋させる働きをする。肩甲挙筋は、肩甲骨をつり上げる働きをする。
首周り筋肉にパッド14から通電する電流は次のように設定される。
すなわち、乗員50の首周り筋肉がパッド14に接触され、首周り筋肉にパッド14から電流が所定時間T1通電された状態において、乗員50の意志で動くことが可能で、かつ、乗員50が生理的に有害でないことが要求される。さらに、電流が通電された状態において、乗員50の首周り筋肉を呼び起こす(すなわち、首周り筋肉を収縮させる)ことが要求される。
この要求を満たす電流は、好ましくは、1mA〜5mAである。また、電流を通電する所定時間T1は、好ましくは、10秒である。
乗員50の首周り筋肉に電流を通電することにより、首周り筋肉が収縮され、首周り筋肉で頭部53や首部51を支えることができる。よって、自動ブレーキ機能17や自動回避ハンドル機能18が作動した際に、首部51に後方への反り返りや、前方への倒れこみが生じることを抑えることができる。これにより、乗員50の頭部53や首部51を迅速に支え、乗員50を安全姿勢に導くことができる。
なお、車両システム12からエアバッグ展開信号、追突検知信号や、0.5G以上の加減速信号が出力されたときも、自動ブレーキ機能17や自動回避ハンドル機能18の作動と同様に、乗員50を安全姿勢に導くことができる。
つぎに、乗員保護装置10の動作を図3のフローチャートに基づいて説明する。
なお、図3のフローチャートにおいては、乗員保護装置10の動作の理解を容易にするために、自動ブレーキ機能17について詳しく説明して、自動回避ハンドル機能18の説明を略記する。
図3に示すように、ステップST01において、車両システム12から制御部13へ作動信号が出力されているか否かを制御部13で判定する。
作動信号は、車両Veの衝突を回避するために、車両システム12の自動ブレーキ機能17が作動したとき、車両システム12から制御部13へ作動信号が出力される。
ステップST01において、制御部13で作動信号が出力されていないと判定されたとき、制御部13はステップST01の判定を繰り返す。一方、ステップST01において、制御部13で作動信号が出力されていると判定されたとき、ステップST02に進む。
ステップST02において、車両システム12から入力した作動信号に基づいて制御部13がパッド14への通電を指令する。通電指令に基づいて、制御部13からパッド14へ電圧を印加する。
パッド14へ電圧を印加した後、ステップST03において、制御部13からパッド14へ電圧を印加してからの経過時間T2が所定時間T1を超えているか否かを制御部13で判定する。経過時間T2が所定時間T1を超えていないと判定したときは、ステップST02に戻る。一方、経過時間T2が所定時間T1を超えていると判定したときは、ステップST04に進む。
ステップST04において、制御部13の通電指令が停止され、パッド14への電圧の印加が停止される。
このように、制御部13(図1参照)からパッド14へ電圧を印加することにより、パッド14から乗員50(図3参照)の首周り筋肉に所定電流が、所定時間T1間通電される。よって、首部51の首周り筋肉を収縮させることができる。これにより、乗員50を安全姿勢に導くことができる。
また、乗員50の首周り筋肉で頭部53や首部51を支えることにより、首部51の前方への反り返りや、後方への倒れこみを防ぐことができる。これにより、首部51に加わる荷重を減らすことができる。
さらに、乗員50の首周り筋肉を収縮させて頭部53や首部51を支えることにより、乗員50が意識的に首周り筋肉を収縮させる場合と同様に、頭部53や首部51を支えることができる。
加えて、乗員50の首周り筋肉へ通電することにより、自動ブレーキ機能17が作動したことを、乗員50が早く気づくことができる。よって、自動ブレーキ機能17の作動に対する防衛反応を迅速に引き起こすことができる。これにより、首周り筋肉で頭部53や首部51を一層良好に支えることができる。
また、乗員50の首周り筋肉へ通電することにより、乗員50が子供、高齢者、障害者の場合や、乗員50の熟睡状態、覚醒状態にかかわらず、自動ブレーキ機能17が作動したことを乗員50に早く気づかせることができる。これにより、乗員50は首周り筋肉で頭部53や首部51を一層迅速に支えることができる。
なお、図3のフローチャートにおいては、自動ブレーキ機能17が作動した場合について説明したが、自動回避ハンドル機能18が作動した場合も、同様の動作が可能である。
すなわち、自動回避ハンドル機能18が作動した場合も、乗員50(図3参照)の首周り筋肉を収縮させて乗員50を安全姿勢に導くことができる。
つぎに、第2実施形態〜第5実施形態を図4〜図8に基づいて説明する。なお、第2実施形態〜第5実施形態において第1実施形態と同一類似部材については同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
(第2実施形態)
図4に示すように、乗員保護装置100は、電子機器端末102と、制御部13と、パッド14とを備えている。すなわち、乗員保護装置100は、第1実施形態の車両システム12を電子機器端末102に代えたもので、その他の構成は第1実施形態の乗員保護装置10と同様である。
電子機器端末102は、携帯端末103と、ウェアラブル端末104とを含む。携帯端末103は、加速度を検知する加速度センサ105を内蔵している。携帯端末103は、加速度センサ105が規定値(例えば、0.5G)以上の加速度を検知(感知)したとき、制御部13に検知信号を出力する。
ウェアラブル端末104は、携帯端末103と同様に、加速度を検知する加速度センサ106を内蔵している。ウェアラブル端末104は、加速度センサ106が規定値(例えば、0.5G)以上の加速度を検知(感知)したとき、制御部13に検知信号を出力する。
よって、携帯端末103が車室内に配置された状態において、車両Veの振動が規定値を超えたとき、携帯端末103の加速度センサ105が規定値以上の加速度を検知する。加速度センサ105が規定値以上の加速度を検知したとき、携帯端末103から制御部13に検知信号を無線で出力する。
また、ウェアラブル端末104は、乗員50(図2参照)の身体に装着されている。乗員50が車両Veに乗車した状態において、車両Veの振動が規定値を超えたとき、ウェアラブル端末104の加速度センサ106が規定値以上の加速度を検知する。加速度センサ106が規定値以上の加速度を検知したとき、ウェアラブル端末104は制御部13に検知信号を無線で出力する。
ここで、携帯端末103やウェアラブル端末104から制御部13へ検知信号を無線で出力する手段として、例えば、Wi-Fi(Wi-Fi Allianceの登録商標)、bluetooth(bluetooth SIG,Inc.の登録商標)が考えられる。
なお、車両Veの振動が規定値以上となる場合として、車両Veが急ブレーキで制動された場合や、車両Veの揺動が考えられる。
つぎに、乗員保護装置100の動作を図5のフローチャートに基づいて説明する。
なお、図5のフローチャートにおいては、乗員保護装置100の動作の理解を容易にするために、携帯端末103について詳しく説明して、ウェアラブル端末104の説明を略記する。
図5に示すように、ステップST10において、携帯端末103から検知信号が出力されているか否かを制御部13で判定する。
検知信号は、車両Veの振動が規定値以上の場合に、携帯端末103の加速度センサ105が規定値以上の加速度を検知し、携帯端末103から制御部13に検知信号が無線で出力される。
ステップST10において、検知信号が出力されていないと判定されたときは、制御部13はステップST10の判定を繰り返す。一方、ステップST10において、検知信号が出力されていると判定されたときは、ステップST11に進む。
ステップST11において、携帯端末103から入力した検知信号に基づいて制御部13がパッド14への通電を指令する。通電指令に基づいて、制御部13からパッド14へ電圧を印加する。
パッド14へ電圧を印加した後、ステップST12において、電圧を印加してからの経過時間T2が所定時間T1を超えているか否かを第2判定部22で判定する。経過時間T2が所定時間T1を超えていないと判定したときは、ステップST11に戻る。一方、経過時間T2が所定時間T1を超えていると判定したときは、ステップST13に進む。
ステップST13において、制御部13の通電指令が停止され、パッド14への電圧の印加が停止される。
このように、制御部13(図1参照)からパッド14へ電圧を印加することにより、パッド14から乗員50(図3参照)の首周り筋肉に所定電流が、所定時間T1間通電される。よって、首部51の首周り筋肉を収縮させることができる。これにより、乗員50を安全姿勢に導くことができる。
また、乗員50の首周り筋肉で頭部53や首部51を支えることにより、首部51の前方への反り返りや、後方への倒れこみを防ぐことができる。これにより、首部51に加わる荷重を減らすことができる。
さらに、乗員50の首周り筋肉を収縮させて頭部53や首部51を支えることにより、乗員50が意識的に首周り筋肉を収縮させる場合と同様に、頭部53や首部51を支えることができる。
加えて、乗員50の首周り筋肉へ通電することにより、携帯端末103の加速度センサ105が規定値以上の加速度を検知したことを、乗員50が早く気づくことができる。よって、車両Veの振動に対する防衛反応を迅速に引き起こすことができる。これにより、首周り筋肉で頭部53や首部51を一層良好に支えることができる。
また、乗員50の首周り筋肉へ通電することにより、乗員50が子供、高齢者、障害者の場合や、乗員50の熟睡状態、覚醒状態にかかわらず、車両Veが振動したことを乗員50に早く気づかせることができる。これにより、乗員50は首周り筋肉で頭部53や首部51を一層迅速に支えることができる。
なお、図5のフローチャートにおいては、携帯端末103の加速度センサ105が規定値以上の加速度を検知した場合について説明したが、ウェアラブル端末104の加速度センサ106が規定値以上の加速度を検知した場合も、乗員50(図3参照)の首周り筋肉を収縮させて乗員50を安全姿勢に導くことができる。
(第3実施形態)
図6に示すように、パッド110は、乗員50の首周り51aに沿って筒状に形成されている。具体的には、パッド110は、首周り51aに沿って筒状に形成されるパッド本体112と、パッド本体112に設けられた通電用の電極(図示せず)とを備えている。
パッド本体112は、第1実施形態のパッド本体25と同様に、可とう性を備え、シリコン、ウレタン等のソフトな素材で形成されている。このパッド本体112は、例えば、帯状に延びた両端部が面ファスナで着脱自在に形成されている。パッド本体112の内面の全域に沿って通電用の電極が設けられている。
パッド本体112は、首周り51aに対して隙間を開けて巻き付けられ、両端部が面ファスナで接着される。これにより、パッド本体112が首周り51aの周囲に筒状に形成される。この状態において、パッド本体112は、内面の一部が乗員50の首周り51aに接触され、首部51で支えられる。
このように、パッド110が首周り51aの周囲に筒状に形成されている。よって、自動ブレーキ機能17や自動回避ハンドル機能18(図1参照)が作動したとき、乗員50の移動に伴い、首周り51aをパッド本体112の内面に好適に接触させることができる。
また、携帯端末103の加速度センサ105やウェアラブル端末104(図4参照)の加速度センサ106で所定値以上の加速度を検知したときも、車両Veの振動による乗員50の移動に伴い、首周り51aをパッド110に好適に接触させることができる。
これにより、パッド110から乗員50の首周り筋肉へ良好に通電することができ、乗員50の首周り筋肉で乗員50の頭部53や首部51を支えることができる。
(第4実施形態)
図7に示すように、パッド120は、車両Veのシートベルト121に支持されている。具体的には、パッド120は、シートベルト121に支持されるパッド本体122と、パッド本体122に設けられた通電用の電極(図示せず)とを備えている。
パッド本体122は、第1実施形態のパッド本体25と同様に、可とう性を備え、シリコン、ウレタン等のソフトな素材で形成されている。パッド本体122は、一例として、シートベルト121に巻き付けられた状態で取り付けられている。
乗員50がシートベルト121を使用した状態において、パッド本体122の外面122aが乗員50の首周り51aの一部に接触、あるいは、首周り51aに隣接して配置される。
パッド本体122の外面122aの全域に通電用の電極が設けられている。
このように、パッド120は、車両Veのシートベルト121に支持されている。これにより、乗員50がシート60に着座した状態において、パッド120による乗員50の制約を抑えることができ、シート60に着座した乗員50の行動の自由を確保できる。
また、乗員50の首周り51aに対してパッド120が一部接触させた状態、あるいは、パッド120が首周り51aに隣接させた状態に配置されている。よって、自動ブレーキ機能17や自動回避ハンドル機能18(図1参照)が作動したとき、乗員50の移動に伴い首周り51aにパッド120を好適に接触させることができる。
さらに、携帯端末103の加速度センサ105やウェアラブル端末104の加速度センサ106(図4参照)で所定値以上の加速度を検知したときも、車両Veの振動による乗員50の移動に伴い、首周り51aにパッド120を好適に接触させることができる。
これにより、パッド120から乗員50の首周り筋肉へ良好に通電することができ、乗員50の首周り筋肉で乗員50の頭部53や首部51を支えることができる。
(第5実施形態)
図8に示すように、パッド130は、シートバック61の上部61aに沿って支持されている。具体的には、パッド130は、シートバック61の上部61aに支持されたパッド本体132と、パッド本体132に設けられた通電用の電極(図示せず)とを備えている。
パッド本体132は、第1実施形態のパッド本体25と同様に、可とう性を備え、シリコン、ウレタン等のソフトな素材で形成されている。このパッド本体132は、シートバック61の上部61aに沿って形成されている。パッド本体132がシートバック61の上部61aに沿って形成されることにより、パッド本体132の左側部133および右側部134が中央部135から前方へ向けて湾曲状に延びている。よって、パッド本体132は比較的緩やかな湾曲状に形成されている。
これにより、乗員50(図7参照)がシート60に着座した状態において、パッド130による乗員50の制約を一層良好に抑えることができ、シート60に着座した乗員50の行動の自由を確保できる。
パッド本体132の外面132aの全域に通電用の電極が設けられている。
ここで、パッド本体132が比較的緩やかな湾曲状に形成されている。よって、自動ブレーキ機能17や自動回避ハンドル機能18(図1参照)が作動したとき、乗員50の移動に伴い首周り51aにパッド130を好適に接触させることができる。
また、携帯端末103の加速度センサ105やウェアラブル端末104の加速度センサ106(図4参照)で所定値以上の加速度を検知したときも、車両Veの振動による乗員50の移動に伴い、乗員50の首周り51aにパッド130を好適に接触させることができる。
これにより、パッド130から乗員50の首周り筋肉へ良好に通電することができ、乗員50の首周り筋肉で乗員50の頭部53や首部51を支えることができる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記第1実施形態では、乗員保護装置10に車両システム12を備え、車両システム12からの作動信号に基づいて乗員50の頭部53や首部51を支える例について説明した。
また、前記第2実施形態では、乗員保護装置100に電子機器端末102を備え、電子機器端末102の加速度センサ105,106で規定値以上の加速度を検知したとき、検知信号に基づいて乗員50の頭部53や首部51を支える例について説明した。
例えば、その他の変形例として、第1実施形態の車両システム12と第2実施形態の電子機器端末102との両方を乗員保護装置に備えることも可能である。これにより、乗員50を乗員保護装置で安全姿勢に一層良好に導くことができる。
また、前記第1実施形態では、車両システム12の所定の機能16に自動ブレーキ機能17と自動回避ハンドル機能18とを含む例について説明したが、これに限定するものではない。例えば、車両システム12に自動ブレーキ機能17および自動回避ハンドル機能18のいずれか一方を含ませることも可能である。
さらに、前記第2実施形態では、電子機器端末102に携帯端末103とウェアラブル端末104とを含む例について説明したが、これに限定するものではない。例えば、電子機器端末102に携帯端末103およびウェアラブル端末104のいずれか一方を含ませることも可能である。
また、前記第3実施形態では、パッド本体112の両端部を面ファスナで接着することにより筒状に形成する例について説明したが、これに限定するものではない。例えば、パッド本体112を初めから筒状に形成することも可能である。
さらに、前記第1実施形態〜第1実施形態5では、パッド14,110,120,130に乗員50の首周り51aを接触させる例について説明したが、これに限らないで、パッドに粘着性を備えることも可能である。パッドに粘着性を備えることにより、乗員50の首周り51aをパッドに接着させることができる。これにより、パッドから乗員50の首周り筋肉へ良好に通電することができる。
Ve……車両
10,100…乗員保護装置
12……車両システム
13……制御部
14,110,120,130…パッド
16……所定の機能
17……自動ブレーキ機能
18……自動回避ハンドル機能
50……乗員
51……首部
51a…首周り
61……シートバック
102…電子機器端末
103…携帯端末
104…ウェアラブル端末
105…携帯端末の加速度センサ
106…ウェアラブル端末の加速度センサ
121…シートベルト

Claims (7)

  1. 車両の衝突を回避するために所定の機能が作動した際に、前記所定の機能からの作動信号を出力する車両システムと、
    前記車両システムから入力した前記作動信号に基づいて電圧を印加する制御部と、
    前記制御部から印加された電圧で乗員の首周りの筋肉へ通電するパッドと、
    を備えたことを特徴とする乗員保護装置。
  2. 加速度センサを有し、該加速度センサが所定値以上の加速度を検知したとき信号を出力する電子機器端末を備え、
    前記電子機器端末から入力した信号に基づいて前記制御部から電圧を印加し、
    前記制御部から印加された電圧で前記パッドから前記乗員の首周りの筋肉へ通電することを特徴とする請求項1に記載の乗員保護装置。
  3. 前記所定の機能は、
    自動ブレーキ機能および自動回避ハンドル機能の少なくともいずれか一方であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の乗員保護装置。
  4. 車両の加速度を検知する加速度センサを有し、該加速度センサが所定値以上の加速度を検知したとき信号を出力する電子機器端末と、
    前記電子機器端末から入力した信号に基づいて電圧を印加する制御部と、
    前記制御部から印加された電圧で乗員の首周りの筋肉へ通電するパッドと、
    を備えることを特徴とする乗員保護装置。
  5. 前記パッドは、
    前記乗員の首周りに接触可能に前記車両のシートバックに支持されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の乗員保護装置。
  6. 前記パッドは、
    前記乗員の首周り沿って筒状に形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の乗員保護装置。
  7. 前記パッドは、
    前記乗員の首周りに接触可能に前記車両のシートベルトに支持されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の乗員保護装置。
JP2016165805A 2016-08-26 2016-08-26 乗員保護装置 Expired - Fee Related JP6373316B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016165805A JP6373316B2 (ja) 2016-08-26 2016-08-26 乗員保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016165805A JP6373316B2 (ja) 2016-08-26 2016-08-26 乗員保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018030528A true JP2018030528A (ja) 2018-03-01
JP6373316B2 JP6373316B2 (ja) 2018-08-15

Family

ID=61304713

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016165805A Expired - Fee Related JP6373316B2 (ja) 2016-08-26 2016-08-26 乗員保護装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6373316B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007331519A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Nissan Motor Co Ltd 車両用シート装置
JP2008158671A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Toyota Motor Corp 車両用衝突警報装置
JP2010076593A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Mitsubishi Motors Corp 自動車用乗員保護装置
JP2010195144A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Toyota Motor Corp 車両運転支援装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007331519A (ja) * 2006-06-14 2007-12-27 Nissan Motor Co Ltd 車両用シート装置
JP2008158671A (ja) * 2006-12-21 2008-07-10 Toyota Motor Corp 車両用衝突警報装置
JP2010076593A (ja) * 2008-09-26 2010-04-08 Mitsubishi Motors Corp 自動車用乗員保護装置
JP2010195144A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Toyota Motor Corp 車両運転支援装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6373316B2 (ja) 2018-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5675436B2 (ja) エアバッグ装置
JP7394538B2 (ja) 乗員保護システム
RU2762922C2 (ru) Детское сиденье для установки на сиденье транспортного средства
JP2010006254A (ja) 車両用乗員拘束装置
JP6364436B2 (ja) 車両の乗員保護装置
ES2879975T3 (es) Dispositivo de cinturón de seguridad para vehículos
JP2013124063A (ja) 車両の側面衝突用ファーサイドエアバッグシステム
JP2018161966A (ja) 乗員保護装置
JP6373316B2 (ja) 乗員保護装置
JP2010105544A (ja) 乗員拘束装置
JP2006131090A (ja) タング取出し補助装置およびこれを用いたシートベルト装置
JP2017178152A (ja) 車両の乗員保護装置
JP2008126857A (ja) 車両用乗員保護装置
US8820462B2 (en) Occupant restraint system and occupant restraint method
JP2007196881A (ja) 車両用シートベルト装置
JP2020142716A (ja) 乗員保護装置
JP2009113678A (ja) 乗員拘束装置
JP3907895B2 (ja) エアバッグシステム
JP2018070075A (ja) 車両用シート
KR101835410B1 (ko) 차량용 안전벨트
JP6839012B2 (ja) 乗員保護装置
JP6937144B2 (ja) 乗員保護装置
JP4421585B2 (ja) シート着座補助装置
JP2010271106A (ja) 車両用荷重検出装置
JP2001278003A (ja) 乗員保護装置の起動制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180306

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180619

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180717

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6373316

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees