JP2018029152A - 保持テーブル - Google Patents

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Abstract

【課題】保持テーブルからウエーハを離間させる際の剥離帯電を抑えること。【解決手段】保持テーブル(1)がウエーハ(W)を保持する保持面(11)を有し、保持面に剥離帯電を防止するコーティングを施す構成にした。保持面のコーティングに、保持面に対して気孔の平均孔径よりも薄くコーティングできる非粘着性のコーティング剤を使用することで、保持面の気孔を塞ぐことなく、ウエーハを剥がす際の剥離帯電を抑える構成にした。【選択図】図2

Description

本発明は、ウエーハを保持する保持テーブルに関する。
一般にウエーハの表面は格子状の分割予定ラインによって区画されており、分割予定ラインで区画された各領域にデバイスが形成されている。ウエーハは表面にダイシングテープが貼着された状態で切削装置に搬入され、ダイシングテープを介してチャックテーブルに吸引保持される(例えば、特許文献1参照)。切削装置では、切削ブレードをダイシングテープに切り込ませて分割予定ラインに沿って切削することで、ウエーハが個々のデバイスチップに分割される。分割後のウエーハは搬送パッド等によってチャックテーブルからピックアップされて搬出される。
特開2013−110235号公報
切削加工時には、切削水を供給しながらウエーハが切削されるが、ダイシングテープでチャックテーブルの保持面が覆われているため、保持面が切削水で濡れずに乾燥した状態で維持されている。このため、チャックテーブルからウエーハを剥がす際に、ダイシングテープとチャックテーブルとの間に剥離帯電が生じて放電するおそれがあった。また、洗浄用のスピンナテーブルからウエーハを剥がす際や、ダイシングテープから個々のチップを剥がす際にも同様の問題が生じていた。特に近年では、ウエーハ上のデバイスが微細化されており、僅かな放電であってもデバイスに静電破壊が起こるという問題があった。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、保持テーブルからウエーハを離間させる際の剥離帯電を抑えることができる保持テーブルを提供することを目的の1つとする。
本発明の一態様の保持テーブルは、ウエーハを保持する保持面を有する保持テーブルであって、保持面には剥離帯電を防止するコーティングが施されている。
この構成によれば、保持テーブルの保持面に施されたコーティングによって、保持面からウエーハを剥離する際に剥離帯電が抑えられ、放電によるウエーハの静電破壊が防止される。また、保持テーブル上でウエーハを切削加工で個々のチップに分割する際には、保持テーブルによってダイシングテープに帯電する電荷が抑えられているため、ダイシングテープから各チップを剥がす際にチップの静電破壊が防止される。
本発明によれば、保持テーブルの保持面に剥離帯電防止用のコーティングを施すことで、保持テーブルからウエーハを離間させる際の剥離帯電を抑えることができる。
本実施の形態の保持テーブル及びウエーハの斜視図である。 本実施の形態の保持テーブルの側面図である。 本実施の形態の保持テーブルの部分拡大図である。 本実施の形態の保持テーブル上のウエーハの剥離動作の説明図である。 変形例の保持テーブル上のウエーハの剥離動作の説明図である。
以下、添付図面を参照して、本実施の形態の保持テーブルについて説明する。図1は、本実施の形態の保持テーブル及びウエーハの斜視図である。なお、図1Aは保持テーブルの分解状態、図1Bは保持テーブルの組み立て状態をそれぞれ示している。また、以下の説明では、保持テーブルとして、切削装置のチャックテーブルを例示して説明するが、洗浄装置のスピンナテーブルでもよい。
図1A及び図1Bに示すように、保持テーブル1は、ウエーハWを吸引保持するポーラスチャックであり、円板状のポーラス板10をボディとなる枠体20に取り付けて構成されている。ウエーハWは、シリコン、ガリウム砒素等の半導体基板に半導体デバイスが形成された半導体ウエーハでもよいし、セラミックス、ガラス、サファイア等の無機材料基板に光デバイスが形成された光デバイスウエーハでもよい。ウエーハWは、ダイシングテープTを介してリングフレームFの内側に支持された状態で保持テーブル1に保持される。
ポーラス板10は、セラミックス等の多孔質材であり、吸引用の微細な気孔が全体に亘って形成されている。枠体20は、ステンレス等の金属材でポーラス板10が嵌め込まれる円形凹部21が中央に形成されている。円形凹部21の底面22はポーラス板10の厚みと同一の深さに形成されており、円形凹部21の内側面23はポーラス板10の外径と同一の内径に形成されている。円形凹部21にポーラス板10が嵌め込まれると、ポーラス板10の上面だけが枠体20から露出される。これにより、保持テーブル1には円形凹部21に嵌め込まれたポーラス板10の上面によってウエーハWを保持する保持面11が形成されている。
円形凹部21の底面22の中心には、吸引源31(図4参照)及びエア供給源32(図4参照)に連なる貫通孔25が形成されている。また、円形凹部21の底面22には、貫通孔25から半径方向に延びる直線状の浅溝26と、直線状の浅溝26を直径とする円形状の浅溝27とが形成されている。これら浅溝26、27によって円形凹部21の底面22の吸引エリアが拡張されている。また、枠体20の外側面28には、アーム35を介して一対のクランプ部36が設けられている。各クランプ部36はエアアクチュエータによって駆動され、クランプ部36によってウエーハWの周囲のリングフレームFが挟持固定される。
このように構成された保持テーブル1には、ダイシングテープTを介してウエーハWがポーラス板10の保持面11に吸引保持されるため、保持面11がダイシングテープTによって完全に覆われている。切削水を供給しながらウエーハWが切削されるが、ポーラス板10の保持面11はダイシングテープTに覆われているため、保持面11が切削水に濡れることなく乾燥している。このため、一般的な保持テーブルでは、保持テーブルの保持面からウエーハWを剥がす際に、保持面とチャックテーブルとの間に剥離帯電が生じて、放電によってウエーハWのデバイスに悪影響を及ぼす可能性がある。
ダイシングテープとして導電テープを用いて静電気を除電することも考えられるが、導電テープは高価であると共に、ウエーハWの剥離時の静電気の発生を低く抑えることが難しい。また、保持テーブルの保持面に帯電防止用のコーティングすることによって、保持面の抵抗値を下げてウエーハWから静電気を逃がすことも考えられる。しかしながら、帯電防止用のコーティングは十分な厚みが必要であり、ポーラス板の保持面に帯電防止用のコーティング膜が形成されると、ポーラス板の気孔が塞がってウエーハWを吸引することができなくなる。
また、剥離帯電は粘着性に比例して大きくなるため、ポーラス板の保持面とダイシングテープの粘着性が小さくなるように、非粘着性のコーティング剤を用いることが考えられる。非粘着性のコーティング剤としてはフッ素系樹脂が一般的であるが、フッ素樹脂は抵抗値が高い絶縁材料であるため静電気を帯び易いという特徴がある。また、フッ素樹脂コーティングには10μm以上の厚みが必要であり、ポーラス板の気孔の平均孔径は2−3μmしかないため、ポーラス板の保持面にフッ素樹脂コーティング膜が形成されるとポーラス板の気孔が塞がれてしまう。
そこで、本実施の形態では、ポーラス板10の保持面11に気孔の平均孔径よりも薄くコーティングできる非粘着性のコーティング剤を用いている。これにより、コーティング膜によって気孔が塞がれることがなく、コーティング膜の微細な凹凸によって保持面11とダイシングテープTの接触面積が小さく抑えられている。ウエーハWの剥離時の静電気の発生量が少なくなり、放電によるウエーハWの静電破壊が効果的に抑制される。よって、コーティング膜によって剥離帯電を抑えつつ、ポーラス板10の気孔によってウエーハWを吸引することが可能になっている。
以下、図2を参照して、非粘着性コーティング剤について説明する。図2は、本実施の形態の保持テーブルの側面図である。図3は、本実施の形態の保持テーブルの部分拡大図である。
図2に示すように、コーティング剤は、Aμcoat(登録商標)と呼ばれる硬質系・非粘着性のコーティング剤であり、保持テーブル1の上面全体にコーティング膜Lを形成している。コーティング膜Lの表面粗さは、算術平均粗さRaが0.1μm、十点平均粗さRzが0.8μmであり、ダイシングテープTに対する接触面積を小さくして粘着性が抑えられている。保持テーブル1のポーラス板10の保持面11だけでなく、枠体20の上面29にもコーティング膜Lが形成されているため、ダイシングテープTと保持テーブル1との密着性が全体的に低減されて、静電気の発生が抑えられている。
より詳細には、図3に示すように、ポーラス板10の保持面11には平均孔径で2−3μmの無数の気孔12が空けられており、無数の気孔12によって保持面11に凹凸が形成されている。保持面11の凸状部分13の上端は、セルフグラインディング等によって枠体20(図2参照)の上端と同じ高さに形成されている。この一律な高さの凸状部分13の上端と枠体20の上端にのみ、コーティング膜Lが形成されている。この場合、コーティング膜Lには1μmの厚みがあればよいため、保持面11に形成された無数の気孔12がコーティング膜Lによって塞がれることがない。
また、コーティング膜Lの表面は粗面になっており、コーティング膜LとダイシングテープT(図2参照)に空気の隙間を形成して、コーティング膜Lに対してダイシングテープTを剥がし易くしている。このように、ポーラス板10に対してコーティング膜Lを形成することで、吸引力を低下させることなく、ポーラス板10に非粘着性を付与することが可能になっている。また、コーティング膜Lは9H以上の引っ掻き硬度(鉛筆硬度)であるため、保持テーブル1(図2参照)からウエーハWを剥離する動作が繰り返されても、保持テーブル1の上面のコーティング膜Lが摩耗し難くなっている。
続いて、図4を参照して、ウエーハの剥離動作について説明する。図4は、本実施の形態の保持テーブル上のウエーハの剥離動作の説明図である。なお、図4Aは保持テーブルによるウエーハの吸引状態、図4Bは保持テーブルによるウエーハの吸引解除状態、図4Cは保持テーブルによるウエーハの剥離状態をそれぞれ示している。
図4Aに示すように、保持テーブル1にダイシングテープTを介してウエーハWが載置されると、枠体20の貫通孔25が吸引源31に接続されてポーラス板10の保持面11が負圧にされる。ポーラス板10の保持面11にダイシングテープTを介してウエーハWが吸引保持されると共に、ウエーハWの周囲のリングフレームFがクランプ部36に保持される。ポーラス板10の保持面11及び枠体20の上面にはコーティング膜Lが形成されており、コーティング膜Lの微細な凹凸によってダイシングテープTとコーティング膜Lの接触が最小限に抑えられている。
図4Bに示すように、保持テーブル1上でウエーハWが個々のチップに分割されると、枠体20の貫通孔25が吸引源31から遮断されてポーラス板10の保持面11の吸引保持が解除される。また、クランプ部36によるリングフレームFの保持が解除されると共に、保持テーブル1の上方に搬送手段40が位置付けられて、搬送手段40の複数の吸引パッド41によってウエーハWの周囲のリングフレームFが吸引保持される。そして、枠体20の貫通孔25がエア供給源32に接続されてポーラス板10の保持面11からダイシングテープTの下面に向けてエアが噴き付けられる。
図4Cに示すように、ポーラス板10の保持面11からエアが噴射されながら、搬送手段40によってリングフレームFを介してウエーハWが保持テーブル1から持ち上げられる。このとき、コーティング膜Lが微細な凹凸によって粗面化されているため、コーティング膜LとダイシングテープTの接触が抑えられている。ダイシングテープTがコーティング膜Lに密着していないため、コーティング膜LからダイシングテープTを剥離する際に帯電し難くなっている。よって、放電によってウエーハWのデバイスが破損することがない。
なお、分割後のチップがダイシングテープTから剥離される際にもチップの静電破壊が問題になる。この場合、本実施の形態のようなポーラス板状でダイシングテープTからチップを剥離することでダイシングテープTに帯電される電荷を減らして、チップの静電破壊を防止することが可能になっている。
(実験例)
以下、実験例について説明する。実験例では、コーティング膜を形成した試験片とコーティング膜を形成しない試験片とを用意して、試験片からウエーハを垂直方向に離間させ、保持テーブルからウエーハが剥離した時の静電気を測定した。コーティング剤としてAμcoatまたはフッ素樹脂コートを使用してコーティング膜を形成し、ワークとしてはリングフレームにダイシングテープを貼着し、リングフレームの開口のダイシングテープにウエーハを貼着したものを使用した。より詳細には、コーティング膜が形成された試験片(Aμcoatまたはフッ素樹脂コートされたステンレスプレート100mm×50mm)またはコーティング膜が形成されない試験片(ステンレスプレート100mm×50mm)を保持テーブルに保持させ、試験片の上にワークのダイシングテープ側を接触させ押付けたのち、ワークを垂直方向に上昇(例えば、10mmm)させ試験片から剥離させ剥離帯電を測定した。この結果、表1に示すような測定値が得られた。コーティング膜が形成された試験片では−1.4から−1.6Vの測定結果が得られ、コーティング膜が形成されていない試験片では−60Vの測定結果が得られた。これにより、保持テーブル上のコーティング膜によって剥離帯電が大幅に低減されることが確認された。
Figure 2018029152
なお、便宜上、ステンレスの試験片にコーティングを施して実験を実施しているが、ポーラス板にコーティングを施したものも同様な傾向が得られると考えられる。また、フッ素コートは膜厚がAμコートより厚く、ポーラス板の上面全面を覆ってしまうため細かい目のポーラス板に施すことはできない。
以上のように、本実施の形態の保持テーブル1によれば、保持テーブルの保持面に施されたコーティングによって、保持面からウエーハを剥離する際に剥離帯電が抑えられ、放電によるウエーハの静電破壊が防止される。コーティング剤としては、ポーラス板10の保持面11に気孔の平均孔径よりも薄くコーティング可能な非粘着性のコーティング剤が使用されている。このため、コーティング膜によって気孔が塞がれることがなく、コーティング膜の微細な凹凸によって保持面11とダイシングテープTの接触面積を最小限にすることができる。よって、コーティング膜Lによって剥離帯電を抑えつつ、ポーラス板10の気孔によってウエーハWを吸引保持することが可能になっている。
なお、本実施の形態では、保持テーブル1として、切削装置のチャックテーブルを例示して説明したが、この構成に限定されない。図5の変形例に示すように、保持テーブルは、研削装置のチャックテーブルでもよい。以下、図5を参照して変形例の保持テーブル上のウエーハの剥離動作について簡単に説明する。
図5Aに示すように、上記した本実施の形態と同様に、変形例の保持テーブル50には、ポーラス板51の保持面52上及び枠体53の上面54に非粘着性のコーティング膜Lが形成されている。保持面52では上端部分にのみコーティング膜Lが形成されているため、コーティング膜Lによって保持面52の気孔が塞がれることがない。保持テーブル50に保護テープTを介してウエーハWが載置されると、枠体53の貫通孔55が吸引源56に接続されてポーラス板51の保持面52が負圧にされることで、保持面52に保護テープTを介してウエーハWが吸引保持される。
図5Bに示すように、保持テーブル50上でウエーハWが所定厚みまで薄化されると、枠体53の貫通孔55がエア供給源57に接続される。そして、ポーラス板51の保持面52からエアが噴射されながら、搬送パッド58によってウエーハWが保持テーブル50から持ち上げられる。コーティング膜Lが微細な凹凸によって粗面化されているため、コーティング膜Lから保護テープTが離間する際の剥離帯電が抑えられている。なお、搬送パッド58のパッド面59にコーティング膜Lが形成されてもよい。これにより、搬送パッド58のパッド面59からウエーハWが離間する際の剥離帯電が抑えられる。
また、保持テーブルは、切削装置や切削装置のチャックテーブルに限らず、洗浄装置のスピンナテーブルでもよい。スピンナテーブルの保持面にコーティング膜を形成することで、スピンナテーブルからウエーハを離間する際の剥離帯電を抑えることができる。すなわち、保持テーブルとは、ウエーハを保持可能な保持面を有するものであればよく、チャックテーブル、スピンナテーブル、搬送パッドを含む概念である。
また、本実施の形態では、コーティング剤としてAμcoatを例示して説明したが、この構成に限定されない。コーティング剤は、ポーラス板の保持面に対して気孔の平均孔径よりも薄くコーティングできる非粘着性のコーティング剤であればよい。
また、本実施の形態及び変形例を説明したが、本発明の他の実施の形態として、上記実施の形態及び変形例を全体的又は部分的に組み合わせたものでもよい。
また、本発明の実施の形態は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の趣旨を逸脱しない範囲において様々に変更、置換、変形されてもよい。さらには、技術の進歩又は派生する別技術によって、本発明の技術的思想を別の仕方で実現することができれば、その方法を用いて実施されてもよい。したがって、特許請求の範囲は、本発明の技術的思想の範囲内に含まれ得る全ての実施形態をカバーしている。
また、本実施の形態では、本発明を切削装置のチャックテーブルに適用した構成について説明したが、剥離帯電が発生するウエーハの保持部分に適用することが可能である。
以上説明したように、本発明は、保持テーブルからウエーハを離間させる際の剥離帯電を抑えることができるという効果を有し、特に、切削装置や研削装置の保持テーブルに有用である。
1、50 保持テーブル
10、51 ポーラス板
11、52 保持面
20、53 枠体
L コーティング膜
ダイシングテープ
保護テープ
W ウエーハ

Claims (1)

  1. ウエーハを保持する保持面を有する保持テーブルであって、該保持面には剥離帯電を防止するコーティングが施された保持テーブル。
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