JP2018028263A - ストッパ装置および日射遮蔽装置 - Google Patents
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Abstract
Description
以下、本発明のストッパ装置10について、図面に基づいて説明する。図1は、ストッパ装置10の構成を示す図であり、(A)は台車40がケース20に収納された状態を示す平面図であり、(B)は同じ状態の側断面図であり、(C)は同じ状態においてケース20を除いた状態を示す底面図である。図2は、ストッパ装置10を構成する台車40、押圧部材50およびストッパカム60を示す分解斜視図である。
先ず、ストッパ装置10が備えるケース20およびカム軸30について説明する。図3は、ケース20を示す斜視図である。ケース20は、上方側(Z1側)と、X1側およびX2側の端部が開口して設けられている。ここで、X1側の端部の開口からは、ケース20に移動自在に取り付けられる台車40が飛び出し可能となっているが、X2側の端部の開口からは、台車40はほとんど飛び出さない状態となっている。これは、図1(B)および図3に示すように、ケース20のX2側の上方側には、台車40の飛び出しを規制する規制片21が存在するためである。かかる規制片21は、台車40の上方突出部41aと衝突することで、台車40のX2側の開口からの飛び出しが規制される。
続いて、台車40および押圧部材50について説明する。台車40は、ケース20に対してスライド自在に設けられている。この台車40は、スライド部材に対応する。図2に示すように、台車40には、一対の側壁部41が設けられていて、その側壁部41のX2側の部位には、上方に向かい突出する上方突出部41aが設けられている。上方突出部41aには、フック部42が設けられていて、そのフック部42が押圧部材50の切欠部52aに嵌まり込むことで、押圧部材50が台車40に対して移動不能に取り付けられる。
次に、ストッパカム60について説明する。図2に示すように、ストッパカム60は、それぞれの側面の下方に基軸61を備えていて、その基軸61は上述した横長孔44aに挿入される。また、ストッパカム60のそれぞれの側面には、係合軸62が設けられていて、その係合軸62は、側面のうち噛合部64およびX1側に近接する部位に設けられている。この係合軸62は、上述した縦長孔44bに挿入される。
次に、カム機構CMを構成する案内溝100について説明する。上述したように、ケース20と台車40との間には、摺動溝26、カム軸30および案内溝100から構成されるカム機構CMが設けられている。このうち、案内溝100は、台車40のガイド板部43の下面側に形成され、かつカム軸30が入り込む位置に設けられている。なお、案内溝100は、ガイド部に対応する。また、案内溝100には、特許文献2、3に示すような抵抗増大部に対応する部分はなく、カム軸30が円滑に移動可能となっている。
以上のような構成における、第1位置P1〜第5位置P5にカム軸30が存在する場合について、以下に説明する。先ず、図5に示す第1位置P1(ロック位置)にカム軸30が存在する場合、操作コードC1は、対向片22と噛合部64との間で挟持されたロック状態となっている。この時のストッパ装置10の状態は、図6に示す通りである。図6は、ストッパ装置10の構成を示す図であり、(A)はロック状態において台車40がケース20に収納された状態を示す平面図であり、(B)はロック状態の側断面図であり、(C)はロック状態においてケース20を除いた状態を示す底面図である。
以上のような構成のストッパ装置10によると、案内溝100の工夫により、操作コードC1に対して、(1)挟持(ロック状態)→(長引き)→挟持(ロック状態)、という操作と、(2)挟持(ロック状態)→(短引き)→解除(解除状態)、という操作とを実現できる。このため、遮蔽部材の位置調整を行う場合には、(1)のように操作することで、遮蔽部材の位置調整を容易に行うことができる。
上述した構成のストッパ装置10は、たとえばアコーディオンドア200に適用可能である。ストッパ装置10をアコーディオンドア200に適用した例を、図9に示す。図9は、ストッパ装置10をアコーディオンドア200に適用した場合に係り、アコーディオンドア200の全体構成を示す側面図である。図9に示すアコーディオンドア200においては、取付フレーム210が図9の右側に設けられ、その取付フレーム210に対して接離する移動框220が、同じく図9の右側に設けられている。また、固定框230は図9の左側に設けられている。移動框220は、遮蔽部材に対応するドア本体240の端部(図9における右側の端部)に取り付けられている。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明はこれ以外にも種々変形可能となっている。以下、それについて述べる。
Claims (5)
- 遮蔽部材に対する加力手段での加力に抗する引出し方向に操作コードが移動するのを許容する一方、前記遮蔽部材が前記加力手段での加力に従う追従方向への前記操作コードの移動を規制するロック状態と、前記遮蔽部材が前記追従方向への前記操作コードのロック状態を解除する解除状態との間で切り替え可能なストッパ装置であって、
所定のスライド範囲内において前記操作コードの移動に伴いスライドすると共に、ガイド部が設けられているスライド部材と、
前記ガイド部によって移動がガイドされる移動部材と、
を備え、
前記ガイド部には第1ガイド部と第2ガイド部とが設けられていて、
前記第1ガイド部は、前記ロック状態を実現可能なロック位置と、前記解除状態を実現可能な解除位置とを備えていて、
前記第2ガイド部は、前記移動部材を抵抗なく移動可能な直線状部分と、前記解除位置を迂回して前記移動部材を前記ロック位置に移行させるための迂回位置とを有していて、
前記迂回位置に至らずに前記解除位置に前記移動部材が位置する場合と比較して前記操作コードを長引きすることにより、前記直線状部分を経由して前記迂回位置に前記移動部材が位置する、
ことを特徴とするストッパ装置。 - 請求項1記載のストッパ装置であって、
前記移動部材は、突出部分を有するカム軸であり、
前記スライド部材は、ケース内においてスライドがガイドされると共に、
前記ケースには、前記カム軸が前記ガイド部とは異なる向きに移動するのをガイドするための摺動溝が形成されている、
ことを特徴とするストッパ装置。 - 請求項1または2記載のストッパ装置であって、
前記第2ガイド部の前記直線状部分の延伸方向は、前記スライド部材のスライド方向と平行に設けられている、
ことを特徴とするストッパ装置。 - 請求項1に記載のストッパ装置であって、
前記移動部材は、突出部分を有するカム軸であり、
前記ガイド部は、前記カム軸の移動をガイドする溝形状の案内溝であり、
この案内溝は、第1ランド部と第2ランド部とを囲んで設けられていて、
前記第1ランド部は、前記解除位置に対応する部分が凹形状となる凹部を有していて、
前記第1ガイド部は、前記第1ランド部を囲む第1ループ溝を有していて、
前記第2ガイド部は、前記第2ランド部を囲む第2ループ溝を有している、
ことを特徴とするストッパ装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載のストッパ装置を用いることを特徴とする日射遮蔽装置。
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115281959A (zh) * | 2022-08-16 | 2022-11-04 | 江苏永发医用设备科技股份有限公司 | 一种多功能护理床 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001173343A (ja) * | 1999-10-08 | 2001-06-26 | Tachikawa Blind Mfg Co Ltd | 日射遮蔽装置の遮蔽材昇降装置 |
JP2002155684A (ja) * | 2000-11-22 | 2002-05-31 | Nichibei Co Ltd | ブラインドのストッパー装置 |
JP2010116724A (ja) * | 2008-11-13 | 2010-05-27 | Toso Co Ltd | ブラインドのストッパ装置 |
-
2017
- 2017-11-24 JP JP2017225898A patent/JP6678153B2/ja active Active
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