JP2018027676A - 円筒型電子表示デバイス書込み装置および方法 - Google Patents

円筒型電子表示デバイス書込み装置および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2018027676A
JP2018027676A JP2016172271A JP2016172271A JP2018027676A JP 2018027676 A JP2018027676 A JP 2018027676A JP 2016172271 A JP2016172271 A JP 2016172271A JP 2016172271 A JP2016172271 A JP 2016172271A JP 2018027676 A JP2018027676 A JP 2018027676A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display device
electronic display
drum
electrode
cylindrical
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2016172271A
Other languages
English (en)
Inventor
秀喜 足立
Hideki Adachi
秀喜 足立
純一 竹谷
Junichi Takeya
純一 竹谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Organo Circuit Inc
Organo-Circuit Inc
Original Assignee
Organo Circuit Inc
Organo-Circuit Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Organo Circuit Inc, Organo-Circuit Inc filed Critical Organo Circuit Inc
Priority to JP2016172271A priority Critical patent/JP2018027676A/ja
Publication of JP2018027676A publication Critical patent/JP2018027676A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)

Abstract

【課題】配線が簡略化され、マトリックス電極面積を大きくとることが可能となり、また、ドライバーとの接続が容易になる円筒型電子表示デバイス書込み装置および方法を提供する。【解決手段】フィルム表面上に画素電極を形成し、画素電極はフィルムに形成した貫通電極を通し裏面に接続電極を形成する。ライタードラム22円筒内にはスイッチングを行うトランジスタ基板24、トランジスタ基板を動作させるドライバ基板25などが収納されている。トランジスタ基板の配線はライタードラム円筒内に露出し画素電極と貫通してつながる接続電極とブラシ状電極21にて接触し円筒方向一列の画素電極にドライバ基板により制御された電気的信号を付与できる構成になっている。【選択図】図2

Description

本発明は、書き込み書き換え時にのみ電圧、電荷、電界など電気的変化を加え、電気的変化の無いときは、その状態を保持する電子表示デバイス(電子ペーパー等)に関する発明であり、特に電子ペーパー(表示部)と書き込み部を分離した、円筒型電子表示デバイス書込み装置および書き込み方法に関する。
高度情報化時代になり、情報の表示伝達は重要になってきた。従来表示手段としてハードコピーに代表される紙がつかわれてきたが、その使用量は情報量が多くなるに従い飛躍的に増加した。近年、この紙に代わるものとして電子ペーパーが提案されている。電子ペーパーはたとえば白、黒に塗り分けた電子遊泳材料に電圧を印加することにより、電子遊泳材料が移動し、白黒表示を行う。
図3(a),(b)は文献1の電気泳動を用いた電子ペーパーの原理図を示したものである。
セルには透明なカプセル303中に正(+)に帯電した白304と負(−)に帯電した黒305の顔料粒子がオイル306と共に収められている。このカプセルは電極307の上に隙間なく敷き詰められている。電極307と対向するように透明電極302をこのカプセル上に形成する。この2枚の電極307、302の間に電圧を印加することにより電極間に電界が発生し、白色及び黒色の顔料はオイル中を泳動する。結果、選ばれた色の顔料粒子がカプセルの表示面側に集まり、白黒の表示が行なわれる。左図では表面側の電極302に負の電圧が印加されたため、正(+)に帯電した白の粒子304が表面に集まり白を表示し、右の図ではその反対に黒の粒子305が表面に集まり黒を表示している。この白黒表示は微小な電極によって作られる各画素に電圧を印加することで1画面の表示を行う。またカプセル中の顔料粒子は電界がないと簡単には動かないため、電圧を切った後も表示は維持され、印刷物のように読み取ることができる。
上記のように、電子ペーパーで表示するためには電子遊泳材料を上下電極307、302に挟み込み電圧を印加する。この電極は各画素に対し分離した画素電極で構成され、各画素電極に電圧を印加するため各画素電極に対しトランジスタを1個以上配置し、各画素に独立した電圧を印加する、いわゆるアクティブマトリックス電極を用いた駆動が用いられている。
図4はアクティブマトリックス電極を示したものである。フレキシブル基板上400に形成されたアクティブマトリックス電極401で構成される。各アクティブマトリックス電極401は、各アクティブマトリックス電極401に設けられた薄膜トランジスタ406を介して行毎にソース配線403に接続され、さらにソース配線403はコントローラー407のソースドライバ回路410に接続される。
一方薄膜トランジスタ406のゲート電極は列毎にゲート配線402に接続され、さらにゲート配線402はコントローラー407のゲートドライバ回路411に接続される。
このアクティブマトリックス電極401を形成したフレキシブル基板400を図5(a)に示すように円筒状のドラム500に巻き付けて使用する。電極401がドラム基材500表面を継ぎ目なく覆うように巻き付ける。電極の電位をコントロールするコントローラー407はフレキシブル基板400の一端に実装され、その実装部はドラム基材500に設けられたスリット510を通してドラム基材の内側に導かれる。この円筒ドラム500を図5(b)のように電子ペーパー507に押し付けながら503の方向に回転させる。円筒のドラム500に巻き付けたフレキシブル基板400上の電極401が電子ペーパー507に押し付けられ、各電極電位が電子ペーパーに書き込まれる。
このようなこのような電子ペーパーの書き込み装置ではフレキシブル基板上に高密度で電極を作製することが必要である。また、電極はアクティブマトリックス駆動を行うために、各画素に対し配置されたトランジスタのゲート及びソース電極に接続される。
ソース及びゲート電極は順次信号電圧を印加し駆動するためのドライバICに接続せれ、各ゲート及びソース電極に順次所定の信号が印加せれる。
特開2000−127478号
従来の円筒ドラムを用いた電子ブックの書き込み装置では、マトリックス電極面積を大きくとることが望ましい。また、このマトリックス電極に電圧を順次印加するドライバが必要となりデバイスの簡略化する妨げとなっている。さらにこのドライバとの接続のためにゲート及びソース配線の引き回しが必要となり、マトリックス電極の大面積化の障害となっている。
本発明はこのような円筒ドラムを用いた電子ブックの書き込み装置のマトリックス電極の大面積化、簡略化の課題を解決し、新たな書き込み方法を提供する。
本発明では、上記の問題を解決するため、以下の装置及び方法を用いる
複数の画素電極を表面に配置させたフィルム基板を円筒状にしたライタードラムを備え、該ライタードラムを回転させることにより前記複数の電極の電圧を電子表示デバイスに転写する円筒型電子表示デバイス書込み装置において、前記複数の画素電極は前記フィルムを貫通して形成され、該複数の電極に前記ライタードラムの回転に同期して、回転方向と直交するラインの複数の電極の電圧を書き換えるドライバ回路を有する
さらに、前記フィルム上に形成された前記回転方向と直交するラインの複数の電極に接触し前記ドライバ回路からの電圧を給電する複数のブラシ状電極を備える。
また、前記円筒状のライタードラム内には前記ドライバ回路からの電圧をスイッチングするトランジスタを含むトランジスタ基板、ドライバ基板が収納されている。
上記の円筒型電子表示デバイス書込み装置は前記ライタードラムとインナーリングを含み、前記トランジスタ基板、前記ドライバ基板若しくは前記ブラシ電極は前記インナーリングに固定される。
この円筒型電子表示デバイス書込み方法としては、電子表示デバイスに書き込む信号を出力するドライバ回路は該ライタードラムの回転と同期した1列の電圧出力を出力し、該出力電圧は複数のブラシ状電極を介して画素電極に電子表示デバイスに書き込む信号を与える。
本発明によると、ドライバ基板は1列の信号のみを制御するだけで表示することができ、小規模の回路で済む。これは回転方向に画素数が増えてもトランジスタの数は幅方向画素数で決まるため、トランジスタ数の増加に伴うコスト増加、歩留まり悪化に影響を及ぼすことはない。
また、トランジスタ基板を複数列にすることで、消去と書き込みを同時に行うことができ、書き込みエラーを防ぐことができる。
さらに、ライタードラム(WD)表面は画素電極(G)のみが形成されているため、画素面積を大きくとることができ、配線の電界の影響も受けない。
本発明の画素電極の断面を示す図である。 本発明のライタードラム(WD)とトランジスタ基板(T)、ドライバ基板(D)のを接続示す断面図である。 電気泳動を用いた電子ペーパーの原理を示す図である 従来のアクティブマトリックス電極を示す図である。 従来のライタードラムの断面図である。 本発明のライタードラムの駆動方法を示す図である。 本発明のライタードラムの駆動部の断面を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。
(第1の実施例)
図1は本発明の中心となる電極の断面を示す図である。フィルム12表面1上に画素電極10を形成し、画素電極10はフィルム12に形成した貫通電極を通し裏面2に接続電極11を形成する。
図2はフィルム12を円筒(ドラム)状にして、ライタードラム22を形成したものである。ライタードラム22円筒内にはスイッチングを行うトランジスタ基板24、トランジスタ基板24を動作させるドライバ基板25などが収納されている。トランジスタ基板24の配線はライタードラム22円筒内に露出し画素電極10と貫通してつながる接続電極12とブラシ状電極21にて接触し円筒方向一列の画素電極10にドライバ基板25により制御された電気的信号を付与できる構成になっている。
トランジスタ基板24、ドライバ基板25、ブラシ状電極21はライタードラム22内に固定され、ライタードラム22は電子表示デバイス20と接触しながら回転し相対的に移動できる構造になっている。
円筒方向1列の画素電極10に電気的信号を付与したのちライタードラム22は1画素分回転移動し、隣接する次の1列の画素電極10に給電する。順次その動作を繰り返すことにより回転方向には制限なく、大サイズの電子表示デバイスに書き込みが可能となる。
回転方向に画素数が増えてもトランジスタの数は幅方向画素数で決まるため、トランジスタ数の増加に伴うコスト増加、歩留まり悪化に影響を及ぼすことはない。
また、トランジスタ基板24を複数列にすることで、消去と書き込みを同時に行わせることができ、書き込みエラーを防ぐことができる。
次に読み取り方法について説明する。図6aは駆動方法を示す図であり、図6bは駆動部の断面を示す図である。
書き込みに用いるドラムはインナーリング607とライタードラム600からなる。インナーリング607は回転せず、トランジスタ基板610、ドライバ基板609が固定される。インナーリング607はベアリング606を介してピニオンギア605が配置され、ライタードラム600はピニオンギア605に巻き付けるように設置される。インナーリング607を移動方向604に動かすことによりピニオンギアはラック602により回転し、ライタードラム600上に形成した電極608が電子表示デバイス603と接触もしくは近接し書き込みを行う。
(作用及び効果)
本発明の円筒型電子表示デバイス書込み装置および方法を用いることにより簡単な回路で動作させることができ、安価なデバイスが実現できる。またドラム表面は画素電極のみで構成され、小規模の回路で済む。これは回転方向に画素数が増えてもトランジスタの数は幅方向画素数で決まるため、トランジスタ数の増加に伴うコスト増加、歩留まり悪化に影響を及ぼすことはない。
また、トランジスタ基板を複数列にすることで、消去と書き込みを同時に行うことができ、書き込みエラーを防ぐことができる。
さらに、ライタードラム22表面は画素電極10のみが形成されているため、画素面積を大きくとることができ、配線の影響も受けず、安定した出力を得ることができる。
10 画素電極
11 接続電極
12 フィルム
20 表示デバイス
21 ブラシ状電極
22 ライタードラム
24 トランジスタ基板
25 ドライバ基板
302、307 電極
303 透明カプセル
304 白色顔料粒子
305 黒色顔料粒子
306 オイル
400 フレキシブル基板
401 アクティブマトリックス電極
403 ソース配線
406 薄膜トランジスタ
407 コントローラー
410 ソースドライバ回路
411 ゲートドライバ回路
500 ドラム
507 電子ペーパー
600 ライタードラム
602 ラック
605 ピニオンギア
607 インナーリング
609 ドライバ基板
610 トランジスタ基板

Claims (5)

  1. 複数の画素電極を表面に配置させたフィルム基板を円筒状にしたライタードラムを備え、該ライタードラムを回転させることにより前記複数の電極の電圧を電子表示デバイスに転写する円筒型電子表示デバイス書込み装置において、前記複数の画素電極は前記フィルムを貫通して形成され、該複数の電極に前記ライタードラムの回転に同期して、回転方向と直交するラインの複数の電極の電圧を書き換えるドライバ回路を有すること特徴とする円筒型電子表示デバイス書込み装置。
  2. 請求項1項に記載の円筒型電子表示デバイス書込み装置において、前記フィルム上に形成された前記回転方向と直交するラインの複数の電極に接触し前記ドライバ回路からの電圧を給電する複数のブラシ状電極を備えた円筒型電子表示デバイス書込み装置。
  3. 請求項1項若しくは2項に記載の円筒型電子表示デバイス書込み装置において、前記円筒状のライタードラム内には前記ドライバ回路からの電圧をスイッチングするトランジスタを含むトランジスタ基板、ドライバ基板が収納されることを特長とする円筒型電子表示デバイス書込み装置
  4. 請求項3項に記載の円筒型電子表示デバイス書込み装置は前記ライタードラムとインナーリングを含み、前記トランジスタ基板、前記ドライバ基板若しくは前記ブラシ電極は前記インナーリングに固定されることを特長とする円筒型電子表示デバイス書込み装置
  5. 複数の画素電極を表面に配置させたフィルム基板を円筒状にしたライタードラムを備え、前記ライタードラムを回転させることにより前記複数の電極の電圧を電子表示デバイスに転写する円筒型電子表示デバイス書込み装置を用い、電子表示デバイスに書き込む信号を出力するドライバ回路は該ライタードラムの回転と同期した1列の電圧出力を出力し、該出力電圧は複数のブラシ状電極を介して画素電極に電子表示デバイスに書き込む信号を与えることを特長とする円筒型電子表示デバイス書込み方法
JP2016172271A 2016-08-18 2016-08-18 円筒型電子表示デバイス書込み装置および方法 Pending JP2018027676A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016172271A JP2018027676A (ja) 2016-08-18 2016-08-18 円筒型電子表示デバイス書込み装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016172271A JP2018027676A (ja) 2016-08-18 2016-08-18 円筒型電子表示デバイス書込み装置および方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2018027676A true JP2018027676A (ja) 2018-02-22

Family

ID=61247786

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016172271A Pending JP2018027676A (ja) 2016-08-18 2016-08-18 円筒型電子表示デバイス書込み装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2018027676A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4138106B2 (ja) 電子ペーパー用プリンター
JP5348363B2 (ja) 電気泳動表示装置、電気泳動表示装置の駆動方法及び電子機器
JP4811510B2 (ja) 電気泳動表示装置及びその駆動方法
JP2009265271A (ja) 電気光学表示装置
JP4705050B2 (ja) 電子インク表示パネル
JP2007316586A (ja) 電子インクパネルとそれを具備した電子インク表示装置及びそれの駆動方法
JP4269187B2 (ja) 電気泳動装置、電気泳動装置の駆動方法、電子機器
JP2011099948A (ja) 電子ペーパ及び電子ペーパ書き込み装置
JP5477179B2 (ja) 電気泳動表示装置および電子機器
JP2008149498A (ja) 画像形成方法
JP2018027676A (ja) 円筒型電子表示デバイス書込み装置および方法
JP5170027B2 (ja) 表示装置及び電子機器
JP2006227053A (ja) 電気光学装置、電子機器
US9221277B2 (en) Printing device and method for electronic paper
JP5445310B2 (ja) 電気泳動表示装置、制御回路、電子機器および駆動方法
KR20090021045A (ko) 전자 종이에 이미지를 기록하기 위한 장치
JP5509633B2 (ja) 電気泳動装置、電子機器
JP5478395B2 (ja) 電気泳動表示装置及びその駆動方法
JPS62249126A (ja) エレクトロクロミツク表示装置
JP2008225100A (ja) 電気泳動表示装置、電気泳動表示装置の駆動方法、電子機器
JP2008249979A (ja) 表示装置及び電子機器
WO2016133224A1 (ja) ドラム型電子ペーパーライター
JP2009237272A (ja) 電気泳動表示装置及びその駆動方法、並びに電子機器
JP2008241979A (ja) 画像書込装置
JP3946378B2 (ja) 書込装置