JP2018026634A - 光通信システム、局側装置及び光通信方法 - Google Patents

光通信システム、局側装置及び光通信方法 Download PDF

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Abstract

【課題】波長切替に伴うトラヒック停止期間による遅延を抑制すること。【解決手段】通信網によって相互に接続された局側装置と1つ以上の加入者側装置とを備える光通信システムであって、局側装置は、信号生成部と状態取得部と信号送受信部とを備える1つ以上のチャネル終端部と、光通信システムによって送受信される情報に基づき、加入者側装置に割当てられる波長、帯域又はその両方を決定する計算部と、を備え、第1状態取得部は、チャネル終端部に割当てられている波長に対応する加入者側装置に接続される通信装置と上位装置との通信状態を予測する状態情報を取得し、第1信号生成部は、計算部が決定した結果と状態情報に基づき、切替開始時刻と切替先波長とデータ送信許可通知とを含めた制御信号を生成し、信号送受信部は、制御信号を加入者側装置へ送信し、加入者側装置は、制御信号に基づき波長切替を実行する、光通信システム。【選択図】図1

Description

本発明は、光通信システム、局側装置及び光通信方法に関する。
アクセスラインの高速化のニーズの高まりにより、世界的にFTTH(Fiber To The Home)の普及が進んでいる。一般に、FTTHサービスはPON(Passive Optical Network)方式で提供される。PON方式は、1つの局側装置(OLT:Optical Line Terminal)が種々の多重化方式を用いて複数の加入者側装置(ONU:Optical Network Unit)を収容する方式である。PON方式は、光通信に係るリソースを複数の局側装置で共有できるため経済的に優れている。このようなPON方式の一つとして、加入者側装置の通信を時分割多重(TDM:Time Division Multiplexing)によって多重化するTDM−PONがある。
一方で、無線ネットワークシステムにおいては、急増するモバイルトラヒックを効率的に収容するため、スモールセルを高密度に配置することが検討されている。スモールセルは、マクロセルに比べてセル半径が小さいため、セル内にて同一周波数を共有するユーザ無線端末数が削減され、無線端末あたりのスループットを改善することができる。しかし、セルが高密度に配置されると、多量の光ファイバが必要となる。そこで、増大する光ファイバ芯線数を削減するため、PON方式を、無線基地局と送受信点を接続するネットワークであるMFH(Mobile Front-Haul)に適用することが検討されている(例えば、非特許文献1参照)。MFHにPONを適用した際の課題の一つに、SR−DBA(Status Reporting Dynamic Bandwidth Allocation)による上り遅延の増大がある。MFHにおいては、低遅延性が厳しく求められるので、DBAによる遅延を削減するために、多くの方式が提案されている(例えば、非特許文献1、非特許文献2及び非特許文献3参照)。
一方で、映像配信サービスの高度化や、大容量ファイルをアップロード及びダウンロードするアプリケーションの登場等により、PONのさらなる高速化が求められている。一般に、TDM−PONの高速化にはラインレートの拡張が必要になる。しかしながら、ラインレートの拡張は、受信特性の著しい劣化を招く可能性がある。受信特性の劣化を抑制するためには送受信機の高機能化が必要となり、経済面での課題を生じる。これらの理由から、TDM−PONにおいて10Gbits/secを超える高速化をラインレートの拡張により実現することは難しい。そこで、10Gbits/secを超える大容量化を実現すべく、TDM−PONに対して波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)技術を適用することが検討されている(例えば、非特許文献4参照)。
各加入者側装置の送信データは、WDMによって上り波長間で多重化されるとともに、同一波長間ではTDMによって多重化されて光ファイバ伝送路に送出される。そのため、波長可変型WDM/TDM−PONでは、光ファイバ伝送路は、局側装置が収容するチャネル終端部の台数分のデータを多重化して同時に伝送することができる。しかし、収容する無線端末数が極端に少ないチャネル終端部において、帯域利用効率が低くなることが懸念される。そこで、局側装置は、波長切替を行うことで、適切な帯域の割当てが実現する(例えば、非特許文献5参照)。
T. Tashiro, et al., "A Novel DBA Scheme for TDM-PON based Mobile Fronthaul," OFC2014, paper Tu3F.3, Mar. 2014. T. Kobayashi, et al., "Bandwidth Allocation scheme based on Simple Statistical Traffic Analysis for TDM-PON based Mobile Fronthaul," OFC 2016, paper W3C.7. 久野,他,"モバイル/他システム同一PON収容における帯域利用効率の評価,"電子情報通信学会総合大会,B-8-29,2016. S.Kimura,"WDM/TDM-PON Technologies for Future Flexible Optical Access Networks," OECC2011,6A-1,2010. Y.Senoo, et al., "Dynamic load-balancing by monitoring traffic volume for λ-tunable WDM/TDM-PON," IEICE Communications Express, vol.2, No.11, pp.501-506, 2013.
しかしながら、波長切替に伴うトラヒック停止期間により遅延が増大する問題があった。
上記事情に鑑み、本発明は、波長切替に伴うトラヒック停止期間による遅延を抑制する技術を提供することを目的としている。
本発明の一態様は、通信網によって相互に接続された局側装置と1つ以上の加入者側装置とを備える光通信システムであって、前記局側装置は、第1信号生成部と第1状態取得部と信号送受信部とを備える1つ以上のチャネル終端部と、前記光通信システムによって送受信される情報に基づき、加入者側装置に割当てられる波長、帯域又はその両方を決定する計算部と、を備え、前記第1状態取得部は、前記チャネル終端部に割当てられている波長に対応する加入者側装置に接続される通信装置と上位装置との通信状態を予測する状態情報を取得し、前記第1信号生成部は、前記計算部が決定した結果と前記状態情報に基づき、切替開始時刻と切替先波長とデータ送信許可通知とを含めた第1制御信号を生成し、前記信号送受信部は、前記第1制御信号を前記加入者側装置へ送信し、前記加入者側装置は、前記第1制御信号に基づき波長切替を実行する、光通信システム。
本発明の一態様は、上記の光通信システムであって、前記局側装置は、信号送受信部を備えるチャネル終端部を備え、第2信号生成部と、波長切替を行う前記加入者側装置に接続される前記通信装置と前記局側装置に接続される前記上位装置との通信状態を予測する状態情報を、取得する第2状態取得部と、を更に備え、前記第2信号生成部は、前記計算部が決定した決定結果と前記第2状態取得部が取得した前記状態情報に基づいて、前記第1制御信号を前記信号送受信部に出力し、前記信号送受信部は、前記第1制御信号を前記チャネル終端部に割当てられている波長に対応する前記加入者側装置へ送信する。
本発明の一態様は、上記の光通信システムであって、前記加入者側装置は、前記第1制御信号を受信後、前記通信装置から上りデータ信号を受信すると、上りデータ信号を受信した旨を通知する第2制御信号を、前記チャネル終端部に送信し、前記チャネル終端部は、前記第2制御信号に基づいて波長切替処理を中断する。
本発明の一態様は、通信網によって相互に接続された局側装置と1つ以上の加入者側装置とを備える光通信システムにおける前記局側装置であって、第1信号生成部と第1状態取得部と信号送受信部とを備える1つ以上のチャネル終端部と、前記光通信システムによって送受信される情報に基づき、加入者側装置に割当てられる波長、帯域又はその両方を決定する計算部と、を備え、前記第1状態取得部は、前記チャネル終端部に割当てられている波長に対応する加入者側装置に接続される通信装置と上位装置との通信状態を予測する状態情報を取得し、前記第1信号生成部は、前記計算部が決定した結果と前記状態情報に基づき、切替開始時刻と切替先波長とデータ送信許可通知とを含めた第1制御信号を生成し、前記信号送受信部は、前記第1制御信号を前記加入者側装置へ送信する、局側装置である。
本発明の一態様は、上記の局側装置であって、第1信号生成部は、波長切替処理が終了又は中断すると計算部に処理結果を出力する。
本発明の一態様は、通信網によって相互に接続された局側装置と1つ以上の加入者側装置とを備える光通信システムが行う光通信方法であって、第1信号生成部と第1状態取得部と信号送受信部とを備える1つ以上のチャネル終端部とを備える前記局側装置が、前記光通信システムによって送受信される情報に基づき、加入者側装置に割当てられる波長、帯域又はその両方を決定する計算ステップと、前記チャネル終端部に割当てられている波長に対応する加入者側装置に接続される通信装置と上位装置との通信状態を予測する状態情報を取得する第1状態取得ステップと、前記計算ステップが決定した結果と前記状態情報に基づき、切替開始時刻と切替先波長とデータ送信許可通知とを含めた第1制御信号を生成する第1信号生成ステップと、前記第1制御信号を前記加入者側装置へ送信する信号送受信ステップと、前記加入者側装置が、前記第1制御信号に基づき波長切替を実行するステップと、を有する光通信方法である。
本発明の一態様は、通信網によって相互に接続された局側装置と1つ以上の加入者側装置とを備える光通信システムにおける前記局側装置が行う光通信方法であって、第1信号生成部と第1状態取得部と信号送受信部とを備える1つ以上のチャネル終端部とを備える前記局側装置が、前記光通信システムによって送受信される情報に基づき、加入者側装置に割当てられる波長、帯域又はその両方を決定する計算ステップと、前記チャネル終端部に割当てられている波長に対応する加入者側装置に接続される通信装置と上位装置との通信状態を予測する状態情報を取得する第1状態取得部ステップと、前記計算ステップが決定した結果と前記状態情報に基づき、切替開始時刻と切替先波長とデータ送信許可通知とを含めた第1制御信号を生成する第1信号生成ステップと、前記第1制御信号を前記加入者側装置へ送信する信号送受信ステップと、を有する光通信方法である。
本発明により、波長切替に伴うトラヒック停止期間による遅延を抑制することが可能となる。
第一実施形態の通信システム1のシステム構成を示すシステム構成図である。 第一実施形態における局側装置10の機能構成を表す機能構成図である。 局側装置10の備えるチャネル終端部11−1における波長切替処理のシーケンス図である。 波長切替手順の具体的な処理の流れを表すシーケンス図である。 波長切替終了報告の具体的な処理の流れを表すシーケンス図である。 波長切替手順の中断処理の流れを表すシーケンス図である。 波長切替中断報告の具体的な処理の流れを表すシーケンス図である。 第二実施形態における局側装置10aの機能構成を表す機能構成図である。 第三実施形態における局側装置10bの機能構成を表す機能構成図である。 第三実施形態における波長切替手順を中断する処理の流れを表すシーケンス図である。
<第一実施形態>
図1は、第一実施形態の通信システム1のシステム構成を示すシステム構成図である。通信システム1は、局側装置10、1つ以上の加入者側装置200−m、光合分波装置30−1、光合波装置30−2、1つ以上の無線通信装置400−m、基地局装置500及び1つ以上の無線端末600−1−1〜600−M−3(以下、「無線端末600」という。)を備える。局側装置10及び加入者側装置200−mは、光合分波装置30−1及び光合分波装置30−2を介して互いに通信可能に接続される(以下、mは「1≦m≦Mをみたす任意の自然数」とする。)。
局側装置10は、通信網を経由する光信号によって他の通信装置との通信を実現する装置である。局側装置10が接続される通信網は、例えばPON等の光ファイバ網である。局側装置10は、例えば通信サービスを提供するための局舎に設置される。局側装置10は、1つ以上のチャネル終端部11−nを備える。局側装置10は、例えばOLTである(以下、nは「1≦n≦Nをみたす任意の自然数」とする。)。
加入者側装置200−mは、通信網を経由する光信号によって他の通信装置との通信を実現する装置である。加入者側装置200−mが接続される通信網は、例えばPON等の光ファイバ網である。加入者側装置200−mは、例えば通信サービスの提供を受けるユーザの宅内に設置される。加入者側装置200−mは、例えばONUである。
光合分波装置30−1は、加入者側装置200−mから送信された信号を集約して局側装置10に送信する。光合分波装置30−1は、局側装置10から送信された信号を分配して加入者側装置200−mに送信する。光合分波装置30−1は、例えば光スプリッタである。
光合分波装置30−2は、チャネル終端部11−nから送信された信号を集約して加入者側装置200−mに送信する。光合分波装置30−2は、加入者側装置200−mから送信された信号を分配してチャネル終端部11−nに送信する。光合分波装置30−2は、例えば光スプリッタや波長ルータである。
無線通信装置400−mは、無線端末600から受信した上り信号を、加入者側装置200−mへ出力する。無線通信装置400−mは、加入者側装置200−mから受信した下り信号を、無線端末600へ送信する。無線通信装置400−mは、例えば、RRH(Remote Radio Head)でもよい。上り信号は、加入者側装置200−mから局側装置10に向かう方向の信号である。下り信号は、局側装置10から加入者側装置200−mに向かう方向の信号である。無線通信装置400−mは、通信装置の一態様である。
基地局装置500は、局側装置10が接続される通信網において局側装置10の上位側に配置される装置である。基地局装置500は、例えば、BBU(Base Band Unit)でもよい。基地局装置500は、上位装置の一態様である。
無線端末600は、無線ネットワークインタフェースを備える通信装置である。無線端末600は、ユーザによって操作される。無線端末600は、無線通信装置400−mと無線通信を実行する。無線端末600は、例えば通信サービスの提供を受けるユーザの宅内に設置される。また、無線端末600は、例えば、屋外に設置されてもよい。無線端末600は、例えばスマートフォン、携帯電話、タブレットコンピュータ、モバイルルータ等の通信可能な情報処理装置である。
図2は、第一実施形態における局側装置10の機能構成を表す機能構成図である。局側装置10は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリや補助記憶装置などを備える。局側装置10は、通信プログラムを実行することによって、1つ以上のチャネル終端部11−n及びDWBA(Dynamic Wavelength and Bandwidth Allocation)計算部104を備える装置として機能する。各チャネル終端部11−nは、少なくとも信号送受信部111−nと波長切替管理部112−nと状態取得部113−nとを備える。なお、局側装置10の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。通信プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM、半導体記憶装置(例えばSSD:Solid State Drive)等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスクや半導体記憶装置等の記憶装置である。通信プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
チャネル終端部11−nは、局側装置10が加入者側装置200−mと通信を行うネットワークインタフェースである。局側装置10は、チャネル終端部11−nに個別に波長を割当てる。チャネル終端部11−nは、割り当てられた波長に基づいて少なくとも1つ以上の加入者側装置200−mに対応付けられる。チャネル終端部11−nは、加入者側装置200−mと論理的な接続(以下、「論理接続」という。)を行うことで通信を行う。この波長は、上り信号及び下り信号のそれぞれについて割り当てられる。チャネル終端部11−nは、例えば、OSU (Optical Subscriber Unit)である。
以下、n=1として説明する。信号送受信部111−1は、ネットワークインタフェースである。信号送受信部111−1は、光通信網を介してチャネル終端部11−1と論理接続される加入者側装置200−mと通信する。信号送受信部111−1は、主信号及び制御信号を送受信する機能を有する。主信号は、データを伝送するための信号である。データとは、何らかの情報を符号化して表現したものである。制御信号は、主信号以外の信号を含む信号である。制御信号は、例えば、PLOAM(Physical Layer Operation, Administration and Maintenance)、report、grant等の信号である。
波長切替管理部112−1は、波長切替処理を実行する。波長切替処理は、加入者側装置200−mに割当てられている波長を、異なるチャネル終端部(例えば、チャネル終端部11−2)に割当てられている波長に切り替える処理である。加入者側装置200−mは、この波長切替処理により、チャネル終端部11−2と論理接続される。波長切替処理は、開始判断手順及び波長切替手順を含む。波長切替管理部112−1は、第1信号生成部の一態様である。
開始判断手順は、状態情報に基づいて波長切替管理部112−1によって実行される。例えば、切替対象となる加入者側装置200−mに接続される無線通信装置400−m又は無線端末600と基地局装置500とのデータ通信の有無及びデータ通信量を予測する等である。開始判断手順の実行結果が、特定の開始条件を満たした場合、波長切替管理部112−1は、波長切替手順を実行する。
状態情報は、切替対象となる加入者側装置200−mに接続される無線通信装置400−m又は無線端末600と基地局装置500とのデータ通信の有無及びデータ通信量を予測する等のために利用できる情報であればどのような情報でもよい。例えば基地局装置500から提供される無線リソース情報でも良い。例えば過去のトラヒックモニタ結果から推定されるトラヒックパターンでも良い。例えば当該加入者側装置200−mから出力されたreport信号でも良い。
特定の開始条件とは、切替対象となる加入者側装置200−mに接続される無線通信装置400−m又は無線端末600と基地局装置500とのデータ通信の有無及びデータ通信量を予測する等の条件であればどのような開始条件でもよい。例えば、0以上の定数Aと0以上の定数Bを用いて、加入者側装置200−m宛の上下トラヒック量が、過去Aマイクロ秒以上の間、Bバイト未満である場合でもよい。例えば、加入者側装置200−m宛の上下トラヒック量が、Aマイクロ秒以上の間、Bバイト未満であると予測される場合でもよい。
状態取得部113−1は、チャネル終端部11−1に関する状態情報を取得する。状態取得部113−1は、所定のタイミングで波長切替管理部112−1に出力する機能を少なくとも有する。所定のタイミングとは、定期的に発生するタイミングであれば、どのようなタイミングでもよい。例えば、基地局装置500から無線リソース情報が提供される都度でもよい。例えば、局側装置10が、加入者側装置200−mからreport信号を受信する都度でも良い。状態取得部113−1は、第1状態取得部の一態様である。
DWBA計算部104は、DWBA計算情報に基づいて波長割当計算、帯域割当計算又はその両方を実施する。DWBA計算部104は、計算結果を波長切替管理部112−nに送信する。DWBA計算部で実施する計算は、1以上の加入者側装置200−mの波長又は帯域を決定する計算であればどのような計算でもよい。ここで、DWBA計算情報とは、1つ以上の加入者側装置200−mの波長又は帯域を決定するために必要な情報であればどのような情報でもよい。例えば、各加入者側装置200−mのトラヒック量等でもよい。例えば、加入者側装置200−mから出力されたreport信号でも良い。DWBA計算部104は、計算部の一態様である。
加入者側装置200−mは、通信網を経由する光信号によって他の通信装置との通信を実現する装置である。加入者側装置200−mは、局側装置10によっていずれかのチャネル終端部11−nと対応づけられる。加入者側装置200−mは、対応するチャネル終端部11−nと論理接続されることで通信を行う。加入者側装置200−mは、無線通信装置400−mと電気通信回線を介して互いに通信可能に接続される。
図3は、局側装置10の備えるチャネル終端部11−1における波長切替処理のシーケンス図である。まず、DWBA計算部104は、計算結果を波長切替管理部112−1へ出力する(ステップS101)。次に、状態取得部113−1は、状態情報を波長切替管理部112−1へ出力する(ステップS102)。なお、状態取得部113−1は、状態情報を所定のタイミングで波長切替管理部112−1へ出力する。波長切替管理部112−1は、DWBA計算部104から受信した計算結果に基づいて、開始判断手順を実行する(ステップS103)。開始判断手順の実行結果が、特定の開始条件を満たした場合、波長切替管理部112−1は、状態取得部113−1から出力された状態情報に基づいて、波長切替手順を実行する(ステップS104)。
図4は、波長切替手順の具体的な処理の流れを表すシーケンス図である。図4では、加入者側装置200−1はチャネル終端部11−1に論理接続されている。図4では、加入者側装置200−1が、論理接続をチャネル終端部11−2へ切り換えされる処理を表している。まず、チャネル終端部11−1は、加入者側装置200−1に対して、Tuning_Control(切替指示)及びdata grantの制御信号を送信する(ステップS201)。Tuning_Controlは、加入者側装置200−1へ波長切替開始時刻及び切替先波長を通知する制御信号である。data grantは、加入者側装置200−1へ、上り信号の送信許可を通知する制御信号である。Tuning_Control及びdata grantを含む信号は、第1制御信号の一態様である。波長切替手順開始後から、チャネル終端部11−2は、PLOAM_u grantを定期的に加入者側装置200−1へ送信する(ステップS202)。PLOAM_u grantは、加入者側装置200−1へ、自装置が上り信号を受付可能であることを通知する制御信号である。このチャネル終端部11−2の状態をExpectingとする。加入者側装置200−1は、波長切替終了時刻まで、チャネル終端部11−2からの信号を受けつけない。
加入者側装置200−1は、Tuning_Controlを受信すると、Tuning_Response(ACK)をチャネル終端部11−1に送信する(ステップS203)。Tuning_Response(ACK)は、チャネル終端部11−1へ、自身が波長切替可能であることを通知する制御信号である。加入者側装置200−1は、波長切替開始時刻になると、受信した切替先波長に波長切替を実行する(ステップS204)。加入者側装置200−1は、波長切替開始時刻から波長切替終了時刻まで、チャネル終端部11−1の信号を受けつけない。
Tuning_Response(ACK)を受信すると、チャネル終端部11−1は、PLOAM_u grant又は残りの上り信号に対するdata grantを加入者側装置200−1へ送信する(ステップS205)。このチャネル終端部11−1の状態をSeeing-Offとする。チャネル終端部11−1が、Tuning_Response(ACK)を受信すると、チャネル終端部11−2は、PLOAM_u grant及びdata grantを加入者側装置200−1へ送信する(ステップS206)。チャネル終端部11−2は、加入者側装置200−1がPLOAM_u grantに関する制御信号を受け付けるまでこの制御信号を送信する(ステップS207)。加入者側装置200−1は、波長切替が終了すると、チャネル終端部11−2から受信したPLOAM_u grantを受け付ける。加入者側装置200−1は、チャネル終端部11−2へ、Tuning_Response(Complete_u)を送信する。加入者側装置200−1は、チャネル終端部11−2へupstream data(上りデータ信号)を送信する(ステップS208)。Tuning_Response(Complete_u)は、チャネル終端部11−2へ波長切替が終了したことを通知する制御信号である。
チャネル終端部11−2は、Tuning_Response(Complete_u)を受信すると、チャネル終端部11−1に波長切替終了を通知する(ステップS209)。波長切替終了は、例えば、ICTP(Inter Channel Termination Protocol)を用いて通知される。チャネル終端部11−2は、Tuning_Control(Complete_d)及びdata grant(上りデータ送信許可)を加入者側装置200−1へ送信する(ステップS210)。Tuning_Control(Complete_d)は波長切替手順完了を通知する制御信号である。チャネル終端部11−2は、downstream data(下りデータ信号)の送信を開始する(ステップS211)。
第一実施形態における通信システム1では、チャネル終端部11−1が、Tuning_Controlと共にdata grantを送信している。そのため、加入者側装置200−1は、Tuning_Controlを受信後も、チャネル終端部11−1へupstream dataを送信できる。このように構成されることで、加入者側装置200−1に接続される無線端末600の遅延を抑制しつつ波長切替処理を実行が可能となる。
<変形例>
波長切替管理部112−nは、波長切替手順が終了すると、DWBA計算部104へ波長切替終了報告を実行してもよい。図5は、波長切替終了報告の具体的な処理の流れを表すシーケンス図である。以下、n=1として説明する。波長切替終了報告処理のステップS101〜ステップS104は、図3に表されるステップS101〜ステップS104までの処理と同じである。波長切替手順終了後、波長切替管理部112−1は、波長切替終了報告をDWBA計算部104に出力する(ステップS105)。このように構成されることで、局側装置10は、正常に波長切替処理が実行されたか否かを知ることができる。
図6は、波長切替手順の中断処理の流れを表すシーケンス図である。図6では、加入者側装置200−1はチャネル終端部11−1に論理接続されている。予め、チャネル終端部11−1では、特定の中断条件を定める。
特定の中断条件とは、切替対象となる加入者側装置200−mに接続される無線通信装置400−m又は無線端末600と基地局装置500とのデータ通信の有無及びデータ通信量を評価する条件であればどのような中断条件でもよい。例えば、0以上の定数Aと0以上の定数Bを用いて、加入者側装置200−m宛の上下トラヒック量が、過去Aマイクロ秒以上の間、Bバイトより大きい場合でもよい。例えば、「加入者側装置200−m宛の上下トラヒック量が、Aマイクロ秒以上の間、Bバイトより大きいと予想される場合」でもよい。例えば、Aマイクロ秒以上の間、開始判断手順から波長切替手順に遷移できない場合、波長切替処理を中断してもよい。例えば、例えば、Tuning_Controlを送信後に1バイト以上の上りデータを受信することでもよい。
図6では、予め中断条件を、Tuning_Controlを送信後に1バイト以上の上りデータを受信することと定めておく。まず、チャネル終端部11−1は、加入者側装置200−1に対して、Tuning_Control及びdata grantの制御信号を送信する(ステップS301)。波長切替手順開始後から、チャネル終端部11−2は、PLOAM_u grantを定期的に加入者側装置200−1に送信する(ステップS302)。しかし、加入者側装置200−1は、波長切替が中断されるまでチャネル終端部11−2からの信号を受けつけない。ここで、無線通信装置400−1が、upstream dataを加入者側装置200−1に送信する(ステップS303)。加入者側装置200−1は、upstream dataを受信すると、チャネル終端部11−1へTuning_Response(ACK)及びupstream dataを送信する(ステップS304)。チャネル終端部11−1は、upstream dataを受信すると、中断条件を満たすため、波長切替中断を実行する(ステップS305)。
このように構成されることで、チャネル終端部11−1は、Tuning_Controlを送信後、加入者側装置200−1からupstream dataを受信した場合、波長切替を中断することができる。このため、加入者側装置200−1に接続される無線端末600の遅延を抑制することが可能となる。
図7は、波長切替中断報告の具体的な処理の流れを表すシーケンス図である。波長切替中断報告処理のステップS101〜ステップS104は、図3に表されるステップS101〜ステップS014までの処理と同じである。波長切替中断後、波長切替管理部112−1は、波長切替中断報告をDWBA計算部104に出力する(ステップS105a)。このように構成されることで、局側装置10は、波長切替処理が中断されたか否かを知ることができる。
<第二実施形態>
次に、第二実施形態における通信システム1について説明する。第二実施形態における通信システム1は、局側装置10の代わりに局側装置10aを備える点で第一実施形態とは異なるが、それ以外の構成は同じである。以下、第一実施形態と異なる点について説明する。
図8は、第二実施形態における局側装置10aの機能構成を表す機能構成図である。局側装置10aは、チャネル終端部11−nの代わりにチャネル終端部11−naを備え、DWBA計算部104の代わりにDWBA計算部104aを備え、波長切替管理部102a及び状態取得部103aを更に備える。局側装置10aは、それ以外の点については、第一実施形態における局側装置10と同じである。
以下、n=1として説明する。チャネル終端部11−1aは、波長切替管理部112−1及び状態取得部113−1を備えない点で、第一実施形態における、チャネル終端部と異なり、それ以外の点については、第一実施形態におけるチャネル終端部と同じである。
波長切替管理部102aは、局側装置10aに収容される全てのチャネル終端部11−naの波長切替処理を実行する。波長切替処理は、第一実施形態の場合と同様に開始判断手順と波長切替手順とを含む。波長切替管理部102aは、第2信号生成部の一態様である。
状態取得部103aは、局側装置10aに収容される全ての状態情報を取得する。状態取得部103aは、取得した状態情報を波長切替管理部102aに出力する機能を有する。状態取得部103aは、自身が取得した状態情報を、所定のタイミングで波長切替管理部102aに出力する機能を少なくとも有する。所定のタイミングとは、定期的に発生するタイミングであれば、どのようなタイミングでもよい。例えば、基地局装置500から無線リソース情報が提供される都度でもよい。例えば、report信号が当該加入者側装置200−mから出力される都度でも良い。状態取得部103aは、第2状態取得部の一態様である。
DWBA計算部104aは、DWBA計算情報に基づいて波長割当計算、帯域割当計算又は両方を実施する。DWBA計算部104aは、計算結果を波長切替管理部102aに送信する。DWBA計算部104aで実施する計算は、加入者側装置200−mの波長又は帯域を決定する計算であればどのような計算でもよい。DWBA計算部104aは、計算部の一態様である。
このように構成されることで、波長切替管理部102a及び状態取得部103aを1つ以上のチャネル終端部11−naで共有できる。これにより、局側装置10aに実装される機能数を削減し、局側装置10aへの投資を抑制することができる。
<変形例>
第二実施形態における通信システム1では、波長切替終了後、波長切替管理部102aは、波長切替終了報告をDWBA計算部104aに送信してもよい。このように構成されることで、局側装置10aは、正常に波長切替処理が終了されたか否かを知ることができる。また、波長切替中断後、波長切替管理部102aは波長切替中断報告をDWBA計算部104aに送信してもよい。このように構成されることで、局側装置10aは、正常に波長切替処理が中断されたか否かを知ることができる。
<第三実施形態>
次に、第三実施形態における通信システム1について説明する。第三実施形態における通信システム1は、局側装置10の代わりに局側装置10bを備える点で、第一実施形態と異なるが、それ以外の構成は同じである。以下、第一実施形態と異なる点について説明する。第三実施形態における通信システム1は、加入者側装置200−mが、波長切替中断に関する信号を送信する点で、第一実施形態における通信システム1と異なる。
図9は、第三実施形態における局側装置10bの機能構成を表す機能構成図である。局側装置10bは、チャネル終端部11−nの代わりにチャネル終端部11−nbを備え、チャネル終端部11−nbは、波長切替管理部112−nの代わりに波長切替管理部112−nbを備える。局側装置10bは、それ以外の点については、第一実施形態における局側装置10と同じである。
以下、n=1として説明する。波長切替管理部112−1bは、波長切替処理を実行する。波長切替処理は、第一実施形態の場合と同様に開始判断手順と波長切替手順とを含む。波長切替手順は、チャネル終端部11−1bが、所定の制御信号を受信すると、波長切替を中断する点で第一実施形態と異なるが、それ以外は第一実施形態における波長切替手順と同じである。所定の制御信号とは、チャネル終端部11−1bに論理接続される加入者側装置200−mが無線通信装置400−mから上り信号を受信した場合、その事実をチャネル終端部11−1bに通知する信号である。
図10は、第三実施形態における波長切替手順を中断する処理の流れを表すシーケンス図である。図10では、加入者側装置200−1はチャネル終端部11−1に論理接続されている。チャネル終端部11−1は、加入者側装置200−1に対して、Tuning_Control及びdata grantの制御信号を送信する(ステップS401)。波長切替手順開始後、チャネル終端部11−2は、PLOAM_u grantを定期的に加入者側装置200−1に送信する(ステップS402)。しかし、加入者側装置200−1は、波長切替が中断されるまでチャネル終端部11−2からの信号を受けつけない。ここで、無線通信装置400−1が、upstream dataを加入者側装置200−1に送信する(ステップS403)。加入者側装置200−1は、upstream dataを受信すると、Tuning_Response(NACK)及びupstream dataを、チャネル終端部11−1に送信する(ステップS404)。Tuning_Response(NACK)は、無線通信装置400−1からupstream dataを受信した場合、その旨をチャネル終端部11−1に通知する制御信号である。Tuning_Response(NACK)を含む信号は第2制御信号の一態様である。チャネル終端部11−1は、Tuning_Response(NACK)を受信すると、波長切替中断を実行する(ステップS405)。
このように構成されることで、波長切替管理部112−nbは、中断条件を利用する場合と比べて、高速に波長切替処理を中断することができる。このため、加入者側装置200−1に接続される無線端末600の遅延を抑制することが可能となる。
<変形例>
第三実施形態における通信システム1の局側装置10bでは、第二実施形態における波長切替管理部102aの代わりに波長切替管理部102bを備え、それ以外の点については、局側装置10aと同じであってもよい。波長切替管理部102bが実行する波長切替処理は、第三実施形態と同じ処理である点で第二実施形態における波長切替管理部102aと異なり、それ以外の点については、第二実施形態における波長切替管理部102aと同じである。波長切替管理部102bは、第2波長切替管理部の一態様である。このように構成されることで、波長切替管理部102b及び状態取得部103aを1つ以上のチャネル終端部11−naで共有できる。これにより、局側装置10bに実装される機能数を削減し、局側装置10bへの投資を抑制することができる。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
1…通信システム,10…局側装置, 11−1…チャネル終端部,111−1…信号送受信部, 112−1…波長切替管理部, 113−1…状態取得部,104…DWBA計算部, 200−m…加入者側装置, 30−1…光合分波装置, 30−2…光合分波装置, 400−m…無線通信装置, 500…基地局装置, 600…無線端末, 10a…局側装置, 11−1a…チャネル終端部, 102a…波長切替管理部, 103a…状態取得部, 104a…DWBA計算部, 10b…局側装置, 11−1b…チャネル終端部, 112−1b…波長切替管理部, 104…DWBA計算部

Claims (7)

  1. 通信網によって相互に接続された局側装置と1つ以上の加入者側装置とを備える光通信システムであって、
    前記局側装置は、
    第1信号生成部と第1状態取得部と信号送受信部とを備える1つ以上のチャネル終端部と、
    前記光通信システムによって送受信される情報に基づき、加入者側装置に割当てられる波長、帯域又はその両方を決定する計算部と、
    を備え、
    前記第1状態取得部は、前記チャネル終端部に割当てられている波長に対応する加入者側装置に接続される通信装置と上位装置との通信状態を予測する状態情報を取得し、
    前記第1信号生成部は、前記計算部が決定した結果と前記状態情報に基づき、切替開始時刻と切替先波長とデータ送信許可通知とを含めた第1制御信号を生成し、
    前記信号送受信部は、前記第1制御信号を前記加入者側装置へ送信し、
    前記加入者側装置は、前記第1制御信号に基づき波長切替を実行する、
    光通信システム。
  2. 前記局側装置は、
    信号送受信部を備えるチャネル終端部を備え、
    第2信号生成部と、
    波長切替を行う前記加入者側装置に接続される前記通信装置と前記局側装置に接続される前記上位装置との通信状態を予測する状態情報を、取得する第2状態取得部と、
    を更に備え、
    前記第2信号生成部は、前記計算部が決定した決定結果と前記第2状態取得部が取得した前記状態情報に基づいて、前記第1制御信号を前記信号送受信部に出力し、
    前記信号送受信部は、前記第1制御信号を前記チャネル終端部に割当てられている波長に対応する前記加入者側装置へ送信する、
    請求項1に記載の光通信システム。
  3. 前記加入者側装置は、前記第1制御信号を受信後、前記通信装置から上りデータ信号を受信すると、上りデータ信号を受信した旨を通知する第2制御信号を、前記チャネル終端部に送信し、
    前記チャネル終端部は、前記第2制御信号に基づいて波長切替処理を中断する、
    請求項1又は2に記載の光通信システム。
  4. 通信網によって相互に接続された局側装置と1つ以上の加入者側装置とを備える光通信システムにおける前記局側装置であって、
    第1信号生成部と第1状態取得部と信号送受信部とを備える1つ以上のチャネル終端部と、
    前記光通信システムによって送受信される情報に基づき、加入者側装置に割当てられる波長、帯域又はその両方を決定する計算部と、
    を備え、
    前記第1状態取得部は、前記チャネル終端部に割当てられている波長に対応する加入者側装置に接続される通信装置と上位装置との通信状態を予測する状態情報を取得し、
    前記第1信号生成部は、前記計算部が決定した結果と前記状態情報に基づき、切替開始時刻と切替先波長とデータ送信許可通知とを含めた第1制御信号を生成し、
    前記信号送受信部は、前記第1制御信号を前記加入者側装置へ送信する、
    局側装置。
  5. 第1信号生成部は、波長切替処理が終了又は中断すると計算部に処理結果を出力する請求項4に記載の局側装置。
  6. 通信網によって相互に接続された局側装置と1つ以上の加入者側装置とを備える光通信システムが行う光通信方法であって、
    第1信号生成部と第1状態取得部と信号送受信部とを備える1つ以上のチャネル終端部とを備える前記局側装置が、
    前記光通信システムによって送受信される情報に基づき、加入者側装置に割当てられる波長、帯域又はその両方を決定する計算ステップと、
    前記チャネル終端部に割当てられている波長に対応する加入者側装置に接続される通信装置と上位装置との通信状態を予測する状態情報を取得する第1状態取得ステップと、
    前記計算ステップが決定した結果と前記状態情報に基づき、切替開始時刻と切替先波長とデータ送信許可通知とを含めた第1制御信号を生成する第1信号生成ステップと、
    前記第1制御信号を前記加入者側装置へ送信する信号送受信ステップと、
    前記加入者側装置が、前記第1制御信号に基づき波長切替を実行するステップと、
    を有する光通信方法。
  7. 通信網によって相互に接続された局側装置と1つ以上の加入者側装置とを備える光通信システムにおける前記局側装置が行う光通信方法であって、
    第1信号生成部と第1状態取得部と信号送受信部とを備える1つ以上のチャネル終端部とを備える前記局側装置が、
    前記光通信システムによって送受信される情報に基づき、加入者側装置に割当てられる波長、帯域又はその両方を決定する計算ステップと、
    前記チャネル終端部に割当てられている波長に対応する加入者側装置に接続される通信装置と上位装置との通信状態を予測する状態情報を取得する第1状態取得部ステップと、
    前記計算ステップが決定した結果と前記状態情報に基づき、切替開始時刻と切替先波長とデータ送信許可通知とを含めた第1制御信号を生成する第1信号生成ステップと、
    前記第1制御信号を前記加入者側装置へ送信する信号送受信ステップと、
    を有する光通信方法。
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