JP2018026510A - 押付装置 部品取付装置 押付方法 - Google Patents

押付装置 部品取付装置 押付方法 Download PDF

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Abstract

【課題】基板に向けて電子部品を押し付けて、電子部品の端子を、基板に形成された孔に挿入する構成において、端子が孔に挿入されずに折れた場合でも、孔に挿入された端子が折れた場合でも、いずれの場合であっても端子の折れを検出することができる押付装置、部品取付装置、及び押付方法を得る。【解決手段】判断部は、押付部材が部品を押し始めてから、押付部材が押付位置まで移動する時間が、閾値時間以下の場合は、端子が孔に正常に挿入されたと判断する。このため、端子が孔に挿入されずに折れた場合でも、孔に挿入された端子が折れた場合でも、いずれの場合であっても端子の折れが検出される。【選択図】図1

Description

本発明は、押付装置、部品取付装置、及び押付方法に関する。
特許文献1に記載の電子部品実装装置は、吸着ノズルまたは把持ノズルとノズルを装着して上下駆動及び回転駆動すると共に空気圧を供給するノズル駆動部とヘッド支持体とを有するヘッド本体と、ヘッド制御部と、を有している。
特開2014−123624号公報
本発明の課題は、基板に向けて電子部品を押し付けて、電子部品の端子を、基板に形成された孔に挿入する構成において、端子が孔に挿入されずに折れた場合でも、孔に挿入された端子が折れた場合でも、いずれの場合であっても端子の折れを検出することである。
本発明の請求項1に係る押付装置は、本体部と、該本体部から一方向に延びる端子とを有する部品を、孔が形成された基板側に押し付け、該本体部と該基板とが接触する押付位置まで移動して、該端子を該孔に挿入する押付部材と、該押付部材が該部品を押し始めてから、該押付部材が該押付位置まで移動する時間が、閾値時間以下の場合は、該端子が該孔に正常に挿入されたと判断する判断部と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る押付装置は、請求項1に記載の押付装置において、前記押付部材が前記部品から受ける、反力を検出する反力検出部を備え、前記判断部は、前記反力検出部によって検出された前記反力が、閾値反力に達したときに前記押付部材が前記部品を押し始めたとすることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る押付装置は、請求項1又は2に記載の押付装置において、前記押付部材が前記押付位置に移動すると、前記押付部材の押し付け動作を停止させることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る押付装置は、請求項1〜3の何れか1項に記載の押付装置において、前記押付部材が前記部品を押し付ける押付方向から見て、前記押付部材の外縁は、前記本体部の外縁の内部に位置していることを特徴とする。
本発明の請求項5に係る押付装置は、本体部と、該本体部から一方向に延びる端子とを有する部品を、孔が形成された基板側に押し付け、該本体部と該基板とが接触する押付位置まで移動して、該端子を該孔に挿入する押付部材と、該押付部材が該部品を押し始めてから、該押付部材が該押付位置まで移動する時間が、閾値時間より長い場合は、該端子が該孔に正常に挿入されていないと判断する判断部と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項6に係る部品取付装置は、前記本体部には、前記一方向に沿う複数の面が形成され、上下方向に貫通すると共に前記面と接触して前記部品を案内する案内面を含んで構成される、貫通部が形成されている貫通部材と、前記案内面に案内される前記部品の前記端子が、前記基板の前記孔に挿入されるように、前記貫通部材の下方に前記基板を位置決めする位置決め部材と、前記貫通部に前記部品を落下させる落下部材と、請求項1〜5の何れか1項に記載の押付装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項7に係る押付方法は、本体部と、該本体部から一方向に延びる端子とを有する部品を、孔が形成された基板側に押し付ける工程を有し、前記工程において、該部品を基板側に押し付ける押付部材が、該部品を押し始めてから、該本体部が該基板に接するまでの時間が、閾値時間以下の場合は、該端子が該孔に正常に挿入されたと判断することを特徴とする。
本発明の請求項1の押付装置によれば、端子が孔に挿入されずに折れた場合でも、孔に挿入された端子が折れた場合でも、いずれの場合であっても端子の折れを検出することができる。
本発明の請求項2の押付装置によれば、部品の本体部の厚さが変わった場合でも、押付部材による部品の押し始めを決めることができる。
本発明の請求項3の押付装置によれば、押付部材が押付位置に移動すると、押付部材の押し付け動作が停止しない場合と比して、基板が撓むのを抑制することができる。
本発明の請求項4の押付装置によれば、押付方向から見て、押付部材の外縁が、本体部の外縁より外側に位置している場合と比して、移動する押付部材が、基板に実装されている他の部品と干渉するのを抑制することができる。
本発明の請求項5の押付装置によれば、端子が孔に挿入されずに折れた場合でも、孔に挿入された端子が折れた場合でも、いずれの場合であっても端子が孔に正常に挿入さていないと判断することで、端子が孔に正常に挿入されたことを検出することができる。
本発明の請求項6の部品取付装置によれば、例えば、部品を把持し、把持した部品の端子を孔に挿入する場合と比して、貫通部に部品を落下させるだけで、端子を孔に挿入することができる。
本発明の請求項7の押付方法によれば、端子が孔に挿入されずに折れた場合でも、孔に挿入された端子が折れた場合でも、いずれの場合であっても端子の折れを検出することができる。
(A)(B)(C)本発明の実施形態に係る押付装置の押付ユニットを示した側面図である。 (A)(B)(C)本発明の実施形態に係る押付装置の押付ユニットを示した側面図である。 (A)(B)(C)本発明の実施形態に係る押付装置の押付ユニットを示した側面図である。 (A)(B)(C)本発明の実施形態に係る押付装置の押付ユニットを示した側面図である。 本発明の実施形態に係る押付装置を用いて、電子部品を基板側に押し付けたときのグラフを示した図面である。 本発明の実施形態に係る押付装置を用いて、電子部品を基板側に押し付けたときのグラフを示した図面である。 本発明の実施形態に係る押付装置を用いて、電子部品を基板側に押し付けたときのグラフを示した図面である。 本発明の実施形態に係る押付装置の押付部材、及び電子部品を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る押付装置の制御部の制御系を示したブロック図である。 本発明の実施形態に係る部品取付装置を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る部品取付装置を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る部品取付装置を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る部品取付装置を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る部品取付装置を示した斜視図である。 本発明の実施形態に係る部品取付装置を示した断面図である。 本発明の実施形態に係る部品取付装置を示した断面図である。 本発明の実施形態に係る部品取付装置を示した断面図である。 本発明の実施形態に係る部品取付装置を示した断面図である。 本発明の実施形態に係る部品取付装置を示した断面図である。 本発明の実施形態に係る部品取付装置を示した断面図である。 本発明の実施形態に係る部品取付装置を示した断面図である。 本発明の実施形態に係る部品取付装置に用いる電子部品、及び基板を示した斜視図である。
本発明の実施形態に係る押付装置、部品取付装置、押付方法の一例を図1〜図22に従って説明する。なお、図中に示す矢印Hは装置上下方向(鉛直方向)を示し、矢印Wは装置幅方向(水平方向)を示し、矢印Dは装置奥行方向(水平方向)を示す。
部品取付装置10(図11参照)は、部品の一例としての電子部品110(図22参照)の端子の一例としてのリード端子114を基板100に形成された孔の一例としてのスルーホール100A(図22参照)に挿入するための装置である。
先ず、基板100及び電子部品110を説明し、その後で部品取付装置10を説明する。
(基板)
基板100は、図示せぬ金属パターンによる配線を有し、厚さ0.8〔mm〕とされ、図22に示されるように、外形が矩形状とされている。また、基板100には、前述したスルーホール100Aが、6個形成されている。具体的には、基板100の装置奥行方向の手前側(図中左側)の部分に、装置奥行方向に並ぶ一対のスルーホール100Aが、装置幅方向に間隔を空けて配置されている。本実施形態では、スルーホール100Aの孔径は、0.7〔mm〕とされている。なお、基板100を説明する上で用いる方向は、基板100を部品取付装置10(図11参照)にセットした状態での方向である。
また、基板100の四隅側の部分には、後述する段付きピン24が挿入される円形の貫通孔100Bが夫々形成されている。
さらに、基板100には、後述する貫通部材30に対して基板100を位置決めするために用いる位置決め孔100Cが3個形成されている。基板100の装置奥行方向の手前側(図中左側)における装置幅方向の両側の部分に、位置決め孔100Cが2個形成されている。さらに、基板100の装置奥行方向の奥側(図中右側)における装置幅方向の中央側の部分に、位置決め孔100Cが1個形成されている。
(電子部品)
電子部品110は、部品の一例であって、基板100に実装される。そして、電子部品110は、図22に示されるように、直方体である本体部112と、本体部112から延びるリード端子114とを有している。
この本体部112には、6個の面が形成されている。具合的には、本体部112には、部品取付装置10(図11参照)にセットされた基板100のスルーホール100Aにリード端子114が挿入された状態(以下「電子部品110の仮置き状態」)で、基板100と対向する底面112Aと、底面112Aの反対側に位置する天面112Bとが形成されている。さらに、電子部品110の仮置き状態で、本体部112には、装置幅方向を向く一対の側面112Cと、装置奥行方向の手前側を向く正面112Dと、装置奥行方向の奥側を向く背面112Eとが形成されている。そして、電子部品110の仮置き状態で、一対の側面112C、正面112D、及び背面112Eは、装置上下方向(一方向)に沿っている。このように、一対の側面112C、正面112D、及び背面112Eは、一方向に沿う面の一例とされている。
本実施形態では、本体部112の幅寸法(図中L1)は、66.5〔mm〕とされ、高さ寸法(図中L2)は、8.0〔mm〕とされ、奥行寸法(図中L3)は、15.3〔mm〕とされている。
また、前述したリード端子114は、本体部112の底面112Aから6本延びている。具体的には、電子部品110の仮置き状態で、6本のリード端子114は、本体部112の底面112Aから装置上下方向(一方向)の下側へ延びている。そして、夫々のリード端子114の相対位置関係は、夫々のスルーホール100Aの相対位置関係と同様とされている。
本実施形態では、リード端子114の外径は、0.3〔mm〕とされ、長さは、3〔mm〕とされている。さらに、リード端子114の先端は、図19の拡大図に示されるように、リード端子114の延出方向に対して傾斜しており、先細りとなっている。
(部品取付装置)
部品取付装置10は、図10に示されるように、基板100(図22参照)が載せられる載置台20と、上下方向に貫通する貫通部32が形成された貫通部材30とを備えている。さらに、部品取付装置10は、貫通部32に電子部品110を落下させる落下部材40と、貫通部材30及び落下部材40を移動させる移動装置50と、電子部品110を基板100に押し付けるための押付装置14を備えている。
〔載置台〕
載置台20は、上方から見て矩形状とされ、載置台20には、上方を向いた載置面20Aが形成されている。さらに、載置面20Aの四隅側には、上方に延びる円柱状のガイド部材22が、夫々配置されている。
また、載置面20Aの四隅側で、かつ、ガイド部材22の内側には、段付きピン24が夫々配置されている。そして、夫々の段付きピン24の相対位置関係は、基板100に形成された夫々の貫通孔100B(図22参照)の相対位置関係と同様とされている。
この構成において、作業者(図示省略)が、基板100に形成された貫通孔100Bに段付きピン24を挿入し、図11、図16に示されるように、基板100が、載置台20に載せられるようになっている。この状態で、基板100における貫通孔100Bの縁部が、図16に示されるように、段付きピン24の段付き部24Aに当たり、基板100と載置台20の載置面20Aとは離間するようになっている。また、貫通孔100Bの外径は、段付きピン24の小径部の外径と比して大きくされており、段付きピン24を貫通孔100Bに挿入した状態で、基板100は、装置奥行方向及び装置幅方向に予め決められた範囲内で移動可能とされている。
〔貫通部材〕
貫通部材30は、図10に示されるように、載置台20に対して上方に配置され、貫通部材30は、上方から見て載置台20と同様の矩形状とされている。そして、貫通部材30には、上方を向いた上面30Aと下方を向いた下面30Bとが形成され、貫通部材30の厚さは一定とされている。
さらに、貫通部材30の四隅には、貫通部材30の表裏を貫通する貫通孔30Cが夫々形成され、前述したガイド部材22が、夫々の貫通孔30Cに挿入されている。これにより、貫通部材30は、姿勢を保ちながら上下移動可能とされている。
また、貫通部材30には、前述したように、貫通部材30の表裏を上下方向に貫通する貫通部32が形成されている。
この貫通部32は、装置幅方向に延びるように形成され、貫通部材30には、この貫通部32の装置幅方向の中央側の部分を装置奥行方向の手前側に開放する開放部34が形成されている。
そして、貫通部32は、複数の面から構成されている。具体的には、貫通部32は、一対の側面32Aと、前面32Bと、後面32Cと、補助面32D(図15参照)とを含んで構成されている。
一対の側面32Aは、装置幅方向を向いて互いに対向しており、貫通部材30の上面30Aに対して垂直に形成されている。そして、一対の側面32A間の距離(図中L4)は、本実施形態では、66.8〔mm〕とされている。
また、前面32Bは、一対の側面32Aの装置奥行方向の手前側の縁部に連結されて装置奥行方向の奥側を向いており、開放部34によって分割されている。そして、前面32Bは、貫通部材30の上面30Aに対して垂直とされている。
さらに、後面32Cは、一対の側面32Aの装置奥行方向の奥側の縁部に連結され、図15に示されるように、装置幅方向から見て、装置上下方向に対して傾斜している。また、後面32Cの下端側の縁部には、装置奥行方向の手前側を向いた補助面32Dが連結されている。そして、補助面32Dは、貫通部材30の上面30Aに対して垂直とされている。一対の側面32A、前面32B、及び補助面32Dは、電子部品110を案内する案内面の一例とされている。
本実施形態では、貫通部32の高さ(図中L5)は、22.0〔mm〕とされ、貫通部32の装置奥行方向の入口幅(図中L6)は、22.3〔mm〕とされ、貫通部32の装置奥行方向の出口幅(図中L7)は、15.5〔mm〕とされている。
〔落下部材〕
落下部材40は、図10に示されるように、貫通部材30の上面30Aに載せられており、貫通部32に対して装置奥行方向の奥側に配置されている。そして、この落下部材40は、装置幅方向に延びる断面矩形状の本体部40Aと、本体部40Aの装置幅方向の両端側の部分から装置奥行方向の手前側に突出する一対の突出部40Bとを有している。一対の突出部40Bにおいて互いに対向する対向面は、貫通部32の一対の側面32Aと同様の面上に位置している。
この構成により、落下部材40が後述する退避位置にある状態で、作業者が、図11、図16に示されるように、電子部品110の底面112Aが装置奥行方向の手前側を向くように、電子部品110を一対の突出部40Bの間に配置するようになっている。そして、作業者は、電子部品110の天面112Bを本体部40Aに突き当て、さらに、電子部品110の一方の側面112Cを一方の突出部40Bに突き当てるようになっている。これにより、電子部品110が、落下部材40にセットされるようになっている。
〔移動装置〕
移動装置50は、図10に示されるように、載置台20及び貫通部材30に対して装置幅方向の外側に配置されている。そして、移動装置50は、レバー52と、レバー52を傾斜させることで稼動するリンク機構(図示省略)が内部に配置されたリンクボックス54とを備えている。
そして、リンクボックス54の内部に配置されたリンク機構と貫通部材30とは接続部材(図示省略)を介して接続され、リンクボックス54の内部に配置されたリンク機構と落下部材40とは装置幅方向に延びる接続部材56を介して接続されている。
この構成において、レバー52は、力が負荷されていない自由状態では、図示せぬ付勢部材の付勢力により、装置上下方向に延びるように初期位置に配置されている。
そして、レバー52が初期位置に配置された状態では、貫通部材30は、図10、図15に示されるように、装置上下方向において載置台20から離間する離間位置に配置され、落下部材40は、装置奥行方向において貫通部32から大きく離間して退避する退避位置に配置されている。
また、作業者がレバー52を回転させると、貫通部材30は、装置上下方向の下方へ移動して、図12、図17に示されるように、装置上下方向において載置台20と近接する近接位置へ移動するようになっている。
さらに、作業者がレバー52を回転させると、貫通部材30が近接位置に配置された状態で、落下部材40は、装置奥行方向の手前側へ移動するようになっている。そして、図13、図18に示されるように、落下部材40にセットされた電子部品110を貫通部32に押し出す押出位置へ移動するようになっている。
〔位置決めピン〕
次に、貫通部材30に対して基板100を位置決めするために用いる位置決め部材の一例としての位置決めピン60について説明する。
位置決めピン60は、3個設けられ、図10、図15に示されるように、貫通部材30の下面30Bに取り付けられている。
具体的には、貫通部材30の下面30Bにおいて装置奥行方向の手前側(図中左側)における装置幅方向の両側の部分に、位置決めピン60が2個取り付けられている。さらに、貫通部材30の下面30Bにおいて装置奥行方向の奥側(図中右側)における装置幅方向の中央側の部分に、位置決めピン60が1個取り付けられている。そして、夫々の位置決めピン60の相対位置関係は、基板100に形成された夫々の位置決め孔100C(図22参照)の相対位置関係と同様とされている。
夫々の位置決めピン60は、図15に示されるように、貫通部材30の下面30Bから下方へ突出する円柱部60Aと、円柱部60Aの先端部(下端部)に固定された円錐部60Bとを有している。そして、円錐部60Bの最大径は、円柱部60Aの直径と比して小さくされており、位置決めピン60は、段付きとされている。さらに、円錐部60Bの底面を構成する円の直径は、基板100に形成された位置決め孔100C(図22参照)の直径と同様とされている。
この構成において、貫通部材30を離間位置から近接位置へ移動させると、図16、図17に示されるように、位置決めピン60は、位置決めピン60の先端部が載置台20に載せられた基板100の位置決め孔100Cに挿入れるようになっている。そして、円柱部60Aの下端と、基板100とが接触するようになっている。これにより、位置決めピン60の中心に、位置決め孔100Cの中心が位置するように、基板100が移動することで、貫通部材30に対して基板100が位置決めされるようになっている。換言すれば、位置決めピン60は、基板100の上方に貫通部材30を位置決めするようになっている。
そして、このように基板100が位置決めされた状態で、底面112Aを下方に向けて貫通部32に電子部品110を落下させると、電子部品110のリード端子114は、基板100のスルーホール100Aに挿入されるようになっている(詳細は後述する)。
なお、前述したように、段付きピン24が基板100に形成された貫通孔100Bに挿入された状態では、基板100は、装置奥行方向及び装置幅方向に予め決められた範囲内で移動可能とされている。これにより、位置決めピン60のピンセンターに、位置決め孔100Cの中心が位置するように、基板100が移動するようになっている。
〔押付装置〕
押付装置14は、図10に示されるように、貫通部材30の上方に配置されている。そして、押付装置14は、電子部品110(図22参照)を基板100側に押し付ける押付ユニット66と、押付ユニット66を支持する支持部材68と、押付ユニット66を制御する制御部70(図9参照)とを備えている。
[押付ユニット・支持部材]
押付ユニット66は、上下方向に延びる円筒状で両端が閉止された本体部材72と、一部が本体部材72の内部に収容され、上下方向に延びる円柱状のロッド74と、ロッド74の下端部に取り付けられた押付部材76とを備えている。さらに、押付ユニット66は、正逆方向に回転し、ロッド74に移動力を付与してロッド74を上下方向に移動させるステッピングモータ78(図9参照、以下「モータ78」)を備えている。
押付部材76は、板状で板面が上下方向を向いており、上方から見て装置幅方向に延びる矩形状とされている。そして、装置上下方向(押付部材76が電子部品110を押し付ける方向)から見て、図8に示されるように、押付部材76の外縁76Aは、電子部品110の本体部112の外縁112Jの内部に位置している。さらに、装置上下方向から見て、押付部材76の重心G1と、本体部112の重心G2と、ロッド74によって押付部材76が押される位置とは、重なっている。
また、支持部材68は、図10に示されるように、装置奥行方向から見て、L字状とされている。そして、支持部材68の一端が、リンクボックス54の上面に取り付けられている。さらに、支持部材68の他端部に、押付ユニット66の本体部材72の下端が取り付けられていることで、支持部材68は、押付ユニット66を支持している。
この構成において、部品取付装置10の非稼動状態では、押付部材76は、図10に示されるように、貫通部材30の上方で待機する待機位置に配置されている。また、モータ78が正方向に回転することで、ロッド74、及び押付部材76が下方に移動するようになっている。そして、押付部材76は、待機位置(図19参照)から、電子部品110の本体部112と基板100とが接触する押付位置(図21参照)まで移動し、電子部品110を基板100側に押し付けるようになっている。ここで、押付位置とは、リード端子114がスルーホール100Aに入ったと仮定した場合に、電子部品110の本体部112と基板100とが接触する位置である。
[制御部]
制御部70は、モータ78を稼動・非稼働とする稼動部88(図9参照)と、モータ78に流れる電流値によって、押付部材76が電子部品110から受ける反力を検出する反力検出部84(図9参照)とを有している。さらに、制御部70は、モータ78の駆動パルスから押付部材76の上下方向における位置を検出する位置検出部82と、反力検出部84と、位置検出部82(図9参照)との検出結果から、リード端子114が基板100のスルーホール100Aに正常に挿入されたか否かを判断する判断部86(図9参照)を有している。
なお、この判断部86による判断方法等は、後述する作用と共に説明する。
(作用)
次に、部品取付装置10を用いて電子部品110のリード端子114を基板100のスルーホール100Aに挿入する押付方法について説明する。
部品取付装置10の非稼動状態では、部品取付装置10のレバー52は、図10、図15に示されるように、初期位置に配置され、貫通部材30は離間位置に配置され、落下部材40は退避位置に配置されている。さらに、押付ユニット66の押付部材76は、待機位置に配置されている。
この状態で、作業者は、図11、図16に示されるように、段付きピン24を基板100に形成された貫通孔100Bに挿入する。これにより、基板100が載置台20に載せられる。
さらに、作業者は、電子部品110の底面112Aが装置奥行方向の手前側に向くように、電子部品110を一対の突出部40Bの間に配置する。そして、作業者は、電子部品110の天面112Bを本体部40Aに突き当て、さらに、電子部品110の一方の側面112Cを一方の突出部40Bに突き当てる。これにより、電子部品110が落下部材40にセットされる。
次に、作業者は、図12、図17に示されるように、レバー52を回転させる。そうすると、離間位置に配置された貫通部材30が近接位置へ移動する。貫通部材30が近接位置へ移動することで、位置決めピン60のピンセンターに、位置決め孔100Cの中心が位置するように、基板100が移動する。これにより、基板100が貫通部材30に対して位置決めされる(位置決め工程)。
次に、作業者は、図13、図18に示されるように、さらにレバー52を回転させる。そうすると、退避位置に配置された落下部材40は、押出位置へ移動する。これにより、図14、図19に示されるように、落下部材40にセットされた電子部品110が、貫通部32に押し出されて飛び出し、貫通部32内を落下する。
具体的には、電子部品110は、底面112Aが下方を向くように回転しながら放物線を描いて落下する。そして、電子部品110が落下する際には、電子部品110の一対の側面112C(図22参照)が、貫通部32を構成する一対の側面32A(図10参照)によって案内されることで、貫通部32に対する電子部品110の装置幅方向の位置が規制される。また、電子部品110の正面112D、及び背面112E(図22参照))が、貫通部32を構成する前面32B、補助面32D(図15参照)によって案内されることで、貫通部32に対する電子部品110の装置奥行方向の位置が規制される。換言すれば、貫通部32を構成する一対の側面32A、前面32B、及び補助面32Dに、電子部品110の一対の側面112C、正面112D、及び背面112Eの少なくとも一部を接触させながら電子部品110の装置幅方向、及び装置奥行方向の位置が規制される。なお、補助面32Dの上下方向の長さは、リード端子114が、基板100のスルーホール100Aに挿入される前、本体部112が補助面32Dと当たるように決められている。
これにより、電子部品110の装置幅方向及び装置奥行の位置が規制されることで、電子部品110のリード端子114は、通常、基板100のスルーホール100Aに挿入される(落下工程)。なお、電子部品110の落下姿勢等によっては、電子部品110のリード端子114が、基板100のスルーホール100Aに挿入されない場合がある。
落下部材40が押出位置に移動してから5秒後に、稼動部88(図9参照)が、モータ78(図9参照)を正方向に回転させ、図20、図21に示されるように、ロッド74、及び押付部材76を下方に移動させる。そして、押付部材76は、電子部品110を基板100側に押し付ける(押し付け工程)。
ここで、リード端子114が基板100のスルーホール100Aに正常に挿入されたか否かを、反力検出部84及び位置検出部82の検出結果等から判断する判断部86の判断方法について説明する。
反力検出部84(図9参照)は、モータ78に流れる電流値によって、押付部材76が電子部品110から受ける反力を検出する。そして、判断部86は、反力検出部84によって検出された反力が予め定められた閾値反力に達しときに、押付部材76が電子部品110を押し始めたとし、内部タイマーをスタート(開始)させる。さらに、判断部86は、位置検出部82の検出結果によって、押付部材76が押付位置まで移動したと判断したときに、内部タイマーをストップ(停止)させる。
また、判断部86は、内部タイマーが計測した時間が、予め決めされた閾値時間以下の場合は、リード端子114がスルーホール100Aに正常に挿入されたと判断する。
さらに、判断部86が、押付部材76が押付位置まで移動したと判断したとき、稼動部88は、モータ78を非稼働とし、押付部材76による押し付け動作を停止させる。
以下、閾値時間の設定方法について説明する。
先ず、落下部材40によって貫通部32に飛び出した、電子部品110のリード端子114が、図1(A)に示されるように、基板100のスルーホール100Aに挿入されている場合について説明する。この場合には、通常、リード端子114は、スルーホール100Aに挿入されているが、本体部112の底面112Aは、基板100から浮いている。
モータ78(図9参照)の駆動力によって、待機位置に配置されていた押付部材76は、図1(A)(B)に示されるように、下方へ移動して電子部品110と接触する。そして、電子部品110を下方へ押し始めた押付部材76は、図1(B)(C)に示されるように、押付位置まで移動して、底面112Aを基板100に面接触させる。これにより、押付部材76が電子部品110を押し始めたときに、電子部品110の底面112Aと基板100とが面接触していない場合でも、電子部品110の底面112Aと基板100とが面接触する。
図5には、電子部品110のリード端子114が、基板100のスルーホール100Aに挿入されている場合の、押付部材76が電子部品110から受ける反力(F)と、時間(T)との関係がグラフで示されている。図5に示すグラフの縦軸は、押付部材76が電子部品110から受ける反力(F)で、横軸は、時間(T)である。
反力がグラフ中の閾値反力F1に達したときに(図中A1)、判断部86は、押付部材76が電子部品110を押し始めたとし、内部タイマーをスタート(開始)させる。さらに、押付部材76が押付位置まで移動したとき(図中B1)に、判断部86は、内部タイマーをストップ(停止)させる。この場合に、内部タイマーが計測した時間は、図中の時間T1である。
次に、貫通部32に飛びだした電子部品110のリード端子114の先端が、図2(A)に示されるように、基板100のスルーホール100Aの孔縁に引っ掛かった後に、リード端子114がスルーホール100Aに正常に挿入された場合について説明する。具体的には、リード端子114の先端が、スルーホール100Aの孔縁に一時的に引っ掛かった後、リード端子114がスルーホール100Aに正常に挿入された場合について説明する。
モータ78(図9参照)の駆動力によって、待機位置に配置されていた押付部材76は、図2(A)(B)に示されるように、下方へ移動して電子部品110と接触する。そして、電子部品110を下方へ押し始めた押付部材76は、図2(B)(C)に示されるように、押付位置まで移動して、底面112Aを基板100に面接触させる。これにより、電子部品110の底面112Aと基板100とが面接触する。
図6には、リード端子114の先端が、スルーホール100Aの孔縁に一時的に引っ掛かった後、リード端子114がスルーホール100Aに正常に挿入された場合のグラフが示されている。
反力がグラフ中の閾値反力F1に達したときに(図中A2)、判断部86は、押付部材76が電子部品110を押し始めたとし、内部タイマーをスタート(開始)させる。さらに、押付部材76が押付位置まで移動したとき(図中B2)に、判断部86は、内部タイマーをストップ(停止)させる。この場合に、内部タイマーが計測した時間は、図中の時間T2である。
リード端子114の先端が、スルーホール100Aの孔縁に引っ掛かっているため、時間T2は、時間T1と比して長くなる。
次に、貫通部32に飛びだした電子部品110のリード端子114の先端が、図3(A)に示されるように、基板100のスルーホール100Aの孔縁に引っ掛かった後に、スルーホール100Aに挿入されたリード端子114が折れてしまった場合について説明する。具体的には、リード端子114の先端が、スルーホール100Aの孔縁に一時的に引っ掛かった後、スルーホール100Aに挿入されたリード端子114が、折れてしまった場合について説明する。
モータ78(図9参照)の駆動力によって、待機位置に配置されていた押付部材76は、図3(A)(B)に示されるように、下方へ移動して電子部品110と接触する。そして、電子部品110を下方へ押し始めた押付部材76は、図3(B)(C)に示されるように、押付位置まで移動して、底面112Aを基板100に面接触させる。これにより、電子部品110の底面112Aと基板100とが面接触する。しかし、リード端子114の先端が、スルーホール100Aの孔縁に一時的に引っ掛かってしまったため、スルーホール100Aに挿入されたリード端子114が、折れている。
図7には、リード端子114の先端が、スルーホール100Aの孔縁に一時的に引っ掛かった後、スルーホール100Aに挿入されたリード端子114が、折れてしまった場合のグラフが示されている。
反力がグラフ中の閾値反力F1に達したときに(図中A3)、判断部86は、押付部材76が電子部品110を押し始めたとし、内部タイマーをスタート(開始)させる。さらに、押付部材76が押付位置まで移動したとき(図中B3)に、判断部86は、内部タイマーをストップ(停止)させる。この場合に、内部タイマーが計測した時間は、図中の時間T3である。
スルーホール100Aに挿入されたリード端子114が、折れてしまうため、時間T3は、時間T2と比して長くなる。
次に、貫通部32に飛びだした電子部品110のリード端子114の先端が、図4(A)に示されるように、基板100の板面に載ってしまった場合について説明する。具体的には、リード端子114の先端が、基板100の板面に載ってしまった後、リード端子114が、スルーホール100Aに挿入されずに、折れてしまった場合について説明する。
モータ78(図9参照)の駆動力によって、待機位置に配置されていた押付部材76は、図4(A)(B)に示されるように、下方へ移動して電子部品110と接触する。そして、電子部品110を下方へ押し始めた押付部材76は、図4(B)(C)に示されるように、底面112Aと基板100とが接触する押付位置まで移動する。しかし、リード端子114が、スルーホール100Aに挿入されずに、本体部112と基板100との間に挟まれて折れてしまう。このため、底面112Aと基板100とは、面接触せず、基板100が撓んでしまう。
このように、リード端子114が、本体部112と基板100との間に挟まれて折れてしまうため、内部タイマーが計測した時間は、時間T3と比して長くなる。
そして、部品取付装置10を用いて、時間T2、及び時間T3を複数回取得し、時間T2と時間T3との間に、閾値時間が設定される。
(まとめ)
以上説明したように、閾値時間を設定するのに考慮される時間T2は、リード端子114の先端が、スルーホール100Aの孔縁に一時的に引っ掛かった後、リード端子114がスルーホール100Aに正常に挿入された場合の時間である。また、閾値時間を設定するのに考慮される時間T3は、リード端子114の先端が、スルーホール100Aの孔縁に一時的に引っ掛かった後、スルーホール100Aに挿入されたリード端子114が、折れてしまった場合の時間である。
また、リード端子114が、スルーホール100Aに挿入されずに、折れてしまった場合については、本体部112と基板100との間に、リード端子114が挟まれて折れてしまうため、内部タイマーが計測した時間は、時間T3と比して長くなる。
これにより、リード端子114がスルーホール100Aに挿入されずに折れた場合でも、スルーホール100Aに挿入されたリード端子114が折れた場合でも、いずれの場合であってもリード端子114の折れが検出される。
また、反力が閾値反力F1に達したときに、判断部86は、押付部材76が電子部品110を押し始めたと、判断する。このため、電子部品110の本体部112の厚さが変わった場合でも、押付部材76による電子部品110の押し始めが決められる。
また、押付部材76が押付位置に移動すると、押付部材76の押し付け動作が停止し、押付部材76が押付位置で停止する。このため、押付部材76の押し付け動作が停止しない場合と比して、基板100が撓むのが抑制される。
また、上下方向(押付部材76による押付方向)から見て、押付部材76の外縁は、本体部112の外縁の内部に位置している。このため、押付部材76の外縁が、本体部112の外縁より外側に位置している場合と比して、移動する押付部材76が、基板100に実装されている他の電子部品と干渉するのが抑制される。
また、部品取付装置10では、電子部品110を基板100に向けて落下させることで電子部品110を案内し、電子部品110のリード端子114を基板100のスルーホール100Aに挿入する。このため、例えば、電子部品110を把持し、把持した電子部品110のリード端子114をスルーホール100Aに挿入する場合と比して、貫通部32に電子部品110を落下させるだけで、リード端子114がスルーホール100Aに挿入される。
また、部品取付装置10を用いた押付方法においては、押付部材76が電子部品110を押し始めてから、本体部112が基板100に接触するまでの時間が、閾値時間以下の場合に、リード端子114がスルーホール100Aに正常に挿入されたと判断する。このため、リード端子114がスルーホール100Aに挿入されずに折れた場合でも、スルーホール100Aに挿入されたリード端子114が折れた場合でも、いずれの場合であってもリード端子114の折れが検出される。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、部品取付装置10では、閾値反力F1に達したときに、押付部材76が電子部品110を押し始めたとしたが、例えば、押付部材76と電子部品110との間で電流が流れたときに、押付部材76が電子部品110を押し始めたとしてもよい。
また、上記実施形態では、モータ78を流れる電流値によって、押付部材76が電子部品110から受ける反力を検出したが、例えば、押付部材にセンサ(ロードセル)等を取り付けて、このセンサの出力によって、押付部材76が電子部品110から受ける反力を検出してもよい。
また、上記実施形態では、押付部材76が押付位置に移動すると、押付部材76の押し付け動作を停止させたが、例えば、押付部材76に対する電子部品110からの反力が、決められた値に達したときに、押付部材76の押し付け動作を停止させてもよい。この場合には、押付部材76が押付位置に移動すると、押付部材76の押し付け動作が停止することで生じる作用は生じない。
また、上記実施形態では、装置上下方向から見て、押付部材76の外縁は、本体部112の外縁の内部に位置したが、押付部材76の外縁が、本体部112の外縁の外側に位置してもよい。この場合には、押付部材76の外縁が、本体部112の外縁の内部に位置することで生じる作用は生じない。
また、上記実施形態では、ロッド74をモータ78によって稼動させたが、例えば、エアシリンダ等でロッドを稼動させてもよい。
10 部品取付装置
14 押付装置
30 貫通部材
32 貫通部
32A 側面(案内面の一例)
32B 前面(案内面の一例)
32D 補助面(案内面の一例)
40 落下部材
60 ピン(位置決め部材の一例)
76 押付部材
76A 外縁
84 反力検出部
86 判断部
100 基板
100A スルーホール(孔の一例)
110 電子部品(部品の一例)
112 本体部
112C 側面(一方に沿う面の一例)
112D 正面(一方に沿う面の一例)
112E 背面(一方に沿う面の一例)
112J 外縁
114 リード端子(端子の一例)





















Claims (7)

  1. 本体部と、該本体部から一方向に延びる端子とを有する部品を、孔が形成された基板側に押し付け、該本体部と該基板とが接触する押付位置まで移動して、該端子を該孔に挿入する押付部材と、
    該押付部材が該部品を押し始めてから、該押付部材が該押付位置まで移動する時間が、閾値時間以下の場合は、該端子が該孔に正常に挿入されたと判断する判断部と、
    を備える押付装置。
  2. 前記押付部材が前記部品から受ける、反力を検出する反力検出部を備え、
    前記判断部は、前記反力検出部によって検出された前記反力が、閾値反力に達したときに前記押付部材が前記部品を押し始めたとする請求項1に記載の押付装置。
  3. 前記押付部材が前記押付位置に移動すると、前記押付部材の押し付け動作を停止させる請求項1又は2に記載の押付装置。
  4. 前記押付部材が前記部品を押し付ける押付方向から見て、前記押付部材の外縁は、前記本体部の外縁の内部に位置している請求項1〜3の何れか1項に記載の押付装置。
  5. 本体部と、該本体部から一方向に延びる端子とを有する部品を、孔が形成された基板側に押し付け、該本体部と該基板とが接触する押付位置まで移動して、該端子を該孔に挿入する押付部材と、
    該押付部材が該部品を押し始めてから、該押付部材が該押付位置まで移動する時間が、閾値時間より長い場合は、該端子が該孔に正常に挿入されていないと判断する判断部と、
    を備える押付装置。
  6. 前記本体部には、前記一方向に沿う複数の面が形成され、
    上下方向に貫通すると共に前記面と接触して前記部品を案内する案内面を含んで構成される、貫通部が形成されている貫通部材と、
    前記案内面に案内される前記部品の前記端子が、前記基板の前記孔に挿入されるように、前記貫通部材の下方に前記基板を位置決めする位置決め部材と、
    前記貫通部に前記部品を落下させる落下部材と、
    請求項1〜5の何れか1項に記載の押付装置と、
    を備える部品取付装置。
  7. 本体部と、該本体部から一方向に延びる端子とを有する部品を、孔が形成された基板側に押し付ける工程を有し、
    前記工程において、該部品を基板側に押し付ける押付部材が、該部品を押し始めてから、該本体部が該基板に接するまでの時間が、閾値時間以下の場合は、該端子が該孔に正常に挿入されたと判断する押付方法。







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