JP2018024756A - 光学フィルム用粘着剤組成物、ならびにこれを用いた粘着剤層、光学部材、および画像表示装置 - Google Patents
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Abstract
Description
が開示されている。当該文献によると、上記構成により、液晶パネル等から糊残りなく光学フィルムを容易に剥がすことができるリワーク性、および、光学フィルムを貼り合せた状態では、剥がれや浮きなどを発生しない耐久性を満足できる粘着剤層を形成することができる光学フィルム用粘着剤組成物を提供することができる、としている。
本発明の一形態に係る光学フィルム用粘着剤組成物は、(メタ)アクリレート共重合体(A)、シリケートオリゴマー(B)、および架橋剤(C)を含む。(メタ)アクリレート共重合体(A)は、(a1)アルキル(メタ)アクリレートモノマー由来の構成単位と、(a2)芳香環含有(メタ)アクリレートモノマー由来の構成単位とを有する。シリケートオリゴマー(B)は、下記式1:
本形態の光学フィルム用粘着剤組成物は、(メタ)アクリレート共重合体(A)を必須に含む。(メタ)アクリレート共重合体(A)は後述の架橋剤(C)と反応して架橋構造を形成することにより、接着性(粘着性)を発揮しうる。なお、本明細書において、「(メタ)アクリレート」とは、アクリレートもしくはメタクリレートのいずれか一方、または、アクリレートおよびメタクリレートの両方を意味する。
本形態に係る(メタ)アクリレート共重合体(A)は、(a1)アルキル(メタ)アクリレートモノマー由来の構成単位(以下、単に「構成単位(a1)」とも称する)を必須に有する。構成単位(a1)は、光学フィルム用粘着剤組成物において、主に粘着性等の粘着剤としての基本特性に寄与しうる。以下、(a1)アルキル(メタ)アクリレートモノマー由来の構成単位における「アルキル(メタ)アクリレートモノマー」について説明する。
アルキル基としては、特に制限されないが、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、tert−ブチル基、イソブチル基、n−ヘキシル基、2−ヘキシル基、3−ヘキシル基、シクロヘキシル基、1−メチルシクロヘキシル基、n−ヘプチル基、2−ヘプチル基、3−ヘプチル基、イソヘプチル基、tert−ヘプチル基、n−オクチル基、イソオクチル基、tert−オクチル基、2−エチルヘキシル基、ノニル基、イソノニル基、デシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、へプタデシル基、またはオクタデシル基等が挙げられる。特に、粘着性の確保や基本特性を確保する観点から、メチル基、n−ブチル基、n−ヘキシル基、2−エチルヘキシル基、ノニル基、イソノニル基が好ましい。
本形態に係る(メタ)アクリレート共重合体(A)は、(a2)芳香環含有(メタ)アクリレートモノマー由来の構成単位(以下、単に「構成単位(a2)」とも称する)を必須に有する。構成単位(a2)は、光学フィルム用粘着剤組成物において、主に光漏れの抑制に寄与しうる。以下、(a2)芳香環含有(メタ)アクリレートモノマー由来の構成単位における「芳香環含有(メタ)アクリレートモノマー」について説明する。
本形態に係る(メタ)アクリレート共重合体(A)は、(a3)ヒドロキシ基含有(メタ)アクリレートモノマー由来の構成単位(以下、単に「構成単位(a3)」とも称する)を有しうる。構成単位(a3)は(メタ)アクリレート共重合体(A)において架橋点となるため、光学フィルム用粘着剤組成物において、主に液晶パネルとの密着性確保および架橋剤との反応に寄与しうる。以下、(a3)ヒドロキシ基含有(メタ)アクリレートモノマー由来の構成単位における「ヒドロキシ基含有(メタ)アクリレートモノマー」について説明する。
本形態の(メタ)アクリレート共重合体(A)は、任意に(a4)カルボキシル基含有モノマー由来の構成単位(以下、単に「構成単位(a4)」とも称する)を有しうる。構成単位(a4)は、光学フィルム用粘着剤組成物において、主に耐久性と液晶パネルとの密着性確保に寄与しうる。以下、(a4)カルボキシル基含有モノマー由来の構成単位における「カルボキシル基含有モノマー」について説明する。
本形態の(メタ)アクリレート共重合体(A)は、任意に前記(a1)、(a2)、(a3)、および(a4)以外のモノマー(以下、単に「他のモノマー」とも称する)由来の構成単位(以下、単に「構成単位(a5)」とも称する)有してもよい。以下、(a5)他のモノマー由来の構成単位における「他のモノマー」について説明する。
本形態の光学フィルム用粘着剤組成物は、シリケートオリゴマー(B)を必須に含む。シリケートオリゴマー(B)は、光学フィルム用粘着剤組成物において、主にリワーク性の向上に寄与しうる。
リワーク性と耐久性とを両立しやすくなる点で好ましい。
本形態の光学フィルム用粘着剤組成物は、架橋剤(C)を必須に含む。架橋剤(C)は、(メタ)アクリレート共重合体(A)と反応して架橋構造を形成するため、光学フィルム用粘着剤組成物において、主に接着性(粘着性)および耐久性に寄与しうる。
イソシアネート系架橋剤の具体例としては、トリアリルイソシアヌレート、ダイマー酸ジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネート(2,4−TDI)、2,6−トリレンジイソシアネート(2,6−TDI)、4,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(4,4’−MDI)、2,4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(2,4’−MDI)、1,4−フェニレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート(XDI)、テトラメチルキシリデンジイソシアネート(TMXDI)、トリジンジイソシアネート(TODI)、1,5−ナフタレンジイソシアネート(NDI)などの芳香族ジイソシアネート類;ヘキサメチレンジイソシアネート(HDI)、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート(TMHDI)、リジンジイソシアネート、ノルボルナンジイソシアナートメチル(NBDI)などの脂肪族ジイソシアネート類;トランスシクロヘキサンー1,4−ジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート(IPDI)、H6−XDI(水添XDI)、H12−MDI(水添MDI)などの脂環式ジイソシアネート類;上記ジイソシアネートのカルボジイミド変性ジイソシアネート類;またはこれらのイソシアヌレート変性ジイソシアネート類などが挙げられる。上記イソシアネート化合物とトリメチロールプロパン等のポリオール化合物とのアダクト体、これらイソシアネート化合物のビウレット体やイソシアヌレート体も好適に使用することができる。これらのイソシアネート系架橋剤は、合成したものを使用してもよいし、市販品を使用しても構わない。
本形態において、カルボジイミド系架橋剤は、特に制限されないが、一例を挙げると、カルボジイミド化触媒の存在下でジイソシアネートを脱炭酸縮合反応させることによって生成した高分子量ポリカルボジイミドが使用される。
本形態において、オキサゾリン系架橋剤は、特に制限されないが、アクリル骨格またはスチレン骨格からなる主鎖を含み、その主鎖の側鎖にオキサゾリン基を有しているオキサゾリン基含有アクリル/スチレン系ポリマーや、アクリル骨格からなる主鎖を含み、その主鎖の側鎖にオキサゾリン基を有しているオキサゾリン基含有アクリル系ポリマーといった、オキサゾリン基含有ポリマーが好ましく使用される。
また、前記オキサゾリン基含有ポリマーは、オキサゾリン基以外に、ポリオキシアルキレン基を有していてもよい。
本形態において、エポキシ系架橋剤は、特に制限されず、公知のエポキシ系架橋剤を適宜採用することができる。市販品としては、例えば、三菱ガス化学(株)製の「TETRAD−C」、「TETRAD−X」、株式会社ADEKA製の「アデカレジンEPUシリーズ」や「アデカレジンEPRシリーズ」、株式会社ダイセル製の「セロキサイド」などが挙げられる。特に、これらのような液状エポキシ樹脂は、光学フィルム用粘着剤組成物を製造する際の混合操作が容易になる点で好ましい。
本形態において、アジリジン系架橋剤は、特に制限されないが、アジリジン環を複数有する多官能アジリジン化合物を好適に用いることができる。多官能アジリジン化合物としては、例えば、米国特許第3,225,013号明細書、米国特許第4,490,505号明細書、及び米国特許第5,534,391号明細書、特開2003−104970号明細書に開示された化合物等が挙げられる。
R1のアルキル基としては、炭素数1〜10のアルキル基が好ましく、炭素数1〜4のアルキル基がより好ましい。R1のアルキル基は、架橋反応を妨げない任意の置換基を有していてもよく、当該置換基としては、例えば、ハロゲン原子、ニトロ基、ヒドロキシ基、炭素数1〜12のアルコキシ基が挙げられる。
式4で表される化合物のうち、特に好適な化合物としては、R1が水素原子または炭素数1〜4のアルキル基であり、Xが式5で表される基であり、R2がプロパンまたはエタノールから水素原子を3つ除いた残りの基である化合物が挙げられる。
本形態の光学フィルム用粘着剤組成物は、さらに過酸化物(D)を含みうる。本明細書において、「過酸化物」とは、分子構造内にパーオキサイド構造「−O−O−」を有する化合物を意味する。なお、このようにパーオキサイド構造を有する化合物のうち、架橋剤としての機能を有する化合物を一般に「過酸化物架橋剤」と称することがある。しかしながら、本明細書においては、架橋剤としての機能を有するものであっても「過酸化物」と称し、反応性の観点から前述の「架橋剤(C)」とは区別して扱う。過酸化物(D)を含むことによって、光学フィルム用粘着剤組成物の架橋反応を迅速に行うことができる。よって、光学フィルム等の被着体に光学フィルム用粘着剤組成物を塗布後、過酸化物架橋処理を施すことにより、被着体上に粘着剤層を素早く形成することが可能となる。
本形態の光学フィルム用粘着剤組成物は、さらにシランカップリング剤(E)を含みうる。シランカップリング剤(E)は、光学フィルム用粘着剤組成物において、主に耐久性の向上や、被着体がガラスである場合におけるガラスとの密着性向上に寄与しうる。なお、本明細書において、「シランカップリング剤」とは、シロキサン結合(Si−O−Si結合)を有さず、分子内に2以上の反応基を有する化合物を意味する。
本形態の光学フィルム用粘着剤組成物は、必要に応じて溶剤を含みうる。溶剤としては、特に限定されないが、酢酸エチル、酢酸n−ブチル等のエステル類;トルエン、ベンゼン等の芳香族炭化水素類;n−ヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族炭化水素類;シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂環式炭化水素類;メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン類などの有機溶剤が挙げられる。これら溶剤は、1種のみを単独で使用してもよいし、2種以上を併用しても構わない。
本形態の光学フィルム用粘着剤組成物は、必要に応じて、架橋促進剤、老化防止剤、充填剤、着色剤(顔料や染料など)、紫外線吸収剤、酸化防止剤、連鎖移動剤、可塑剤、軟化剤、界面活性剤、帯電防止剤などの公知の添加成分(その他の添加成分)を、本発明の効果を損なわない範囲内で含有してもよい。
また、本発明の一形態によると、光学フィルムの少なくとも一方の面側に上記粘着剤層を有する、光学部材が提供される。ここで、「光学フィルムの少なくとも一方の面側に粘着剤層を有する」とは、光学フィルムの一方の面に粘着剤層が接触している形態および光学フィルムの一方の面と粘着剤層との間に他の層が配置されてなる形態の両方を包含する。ここで、「光学フィルムの一方の面と粘着剤層との間に他の層が配置されてなる形態」における他の層は、特に制限されないが、一例を挙げると易接着層が挙げられる。
粘着剤層の厚さは、粘着剤を使用する用途により当業者が適宜設定することができるが、好ましくは1μm以上200μm以下であり、より好ましくは3μm以上75μm以下であり、さらに好ましくは5μm以上40μm以下であり、特に好ましくは7μm以上35μm以下であり、最も好ましくは10μm以上30μm以下である。厚さが上記範囲内であると、耐久性と粘着特性との良好なバランスが取れるという点で好ましい。
本形態において、光学フィルムは特に制限されないが、例えば、少なくとも偏光フィルム(偏光板)、位相差フィルム(位相差板)や、偏光フィルムまたは位相差フィルムにさらに導電層および保護層の少なくとも一方を含むもの、カバーフィルム、透明導電フィルム、ウィンドウフィルム、液晶ディスプレイの視野角を改善するための視野角拡大フィルム等の光学補償フィルム、ディスプレイのコントラストを高めるための輝度向上フィルム、さらにはこれらが積層されているものが挙げられる。なかでも、偏光フィルム、光学補償フィルム、または、偏光フィルムおよび光学補償フィルムが積層されてなるフィルムであることが好ましい。
易接着層は、光学フィルムと粘着剤層との接着性をより向上させる機能を有する。すなわち、本発明の一形態によると、光学フィルムと粘着剤層との間に少なくとも1層の易接着層を有する光学部材が提供される。
本形態の光学部材に含まれる粘着剤層は、必要に応じて、使用されるまでの間、剥離処理したシート(セパレータ)などで保護されうる。セパレータの構成材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチンテレフタレート、ポリエステルフィルムなどのプラスチックフィルム、紙、布、不織布などの多孔質材料、ネット、発泡シート、金属箔、およびこれらのラミネート体などの適宜な薄葉体などを挙げることができるが、なかでも表面平滑性に優れる点からプラスチックフィルムが好適に用いられる。
本形態に係る光学部材は、光学フィルムの一方の面に光学フィルム用粘着剤組成物を塗布する工程(1)と、前記工程により得られる光学フィルム用粘着剤組成物からなる層を乾燥する工程(2)と、を含む製造方法によって得られうる。
本発明の一形態によると、前記光学部材を用いてなる、画像表示装置が提供される。
<(メタ)アクリレート共重合体(A)の重量平均分子量(Mw)および数平均分子量(Mn)>
(メタ)アクリレート共重合体(A)の重量平均分子量(Mw)および数平均分子量(Mn)は、GPC(ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー)により測定した。
・分析装置:東ソー社製、HLC−8120GPC
・カラム:東ソー社製、G7000HXL+GMHXL+GMHXL
・カラムサイズ:各7.8mmφ×30cm 計90cm
・カラム温度:40℃
・流量:0.8ml/min
・注入量:100μl
・溶離液:テトラヒドロフラン
・検出器:示差屈折計(RI)
・標準試料:ポリスチレン。
シリケートオリゴマー(B)の重量平均分子量は、GPC(ゲル・パーミエーション・クロマトグラフィー)により測定した。
・分析装置:東ソー社製,HLC−8120GPC
・カラム:TSKgel,SuperHZM−H/HZ4000/HZ2000
・カラムサイズ:6.0mmI.D.×150mm
・カラム温度:40℃
・流量:0.6ml/min
・注入量:20μl
・溶離液:テトラヒドロフラン
・検出器:示差屈折計(RI)
・標準試料:ポリスチレン。
下記実施例および比較例に記載した方法によって作製した粘着剤層を、23℃、相対湿度55%RH環境下で5日間保管後に秤取した(最初の質量W1)。その後、酢酸エチル溶液に浸漬して、室温で1週間放置した後、不溶分を取り出し、乾燥させた質量(W2)を測定した。得られた値から、ゲル分率(%)=(W2/W1)×100を算出し、ゲル分率を求めた。
<(メタ)アクリレート共重合体(A)の調製>
[製造例1]
攪拌羽根、温度計、窒素ガス導入管、冷却器を備えた4つ口フラスコに、ブチルアクリレート(BA)89部、ベンジルアクリレート(Bz)10部、4−ヒドロキシブチルアクリレート(4HBA)1部、重合開始剤として2,2’−アゾビスイソブチロニトリル0.1部を酢酸エチル100部と共に仕込み、緩やかに攪拌しながら窒素ガスを導入して窒素置換した後、フラスコ内の液温を55℃付近に保って5時間重合反応を行い、重量平均分子量(Mw)190万の(メタ)アクリレート共重合体(A1)の溶液を調製した。
製造例1において、(メタ)アクリレート共重合体(A)を形成するモノマーの種類またはその割合、重合開始剤の添加量、反応時間を下記表1に示すように変えたこと以外は、製造例1と同様にして、(メタ)アクリレート共重合体(A2)〜(A9)の溶液を調製した。(メタ)アクリレート共重合体(A2)〜(A9)の重量平均分子量(Mw)は、下記表1の通りであった。
実施例1〜25、比較例1〜5の光学フィルム用粘着剤組成物で使用した各成分は、以下のとおりである。
・メチルシリケート51:・メチルシリケート51(商品名)(下記式で表される化合物、コルコート社製)
・エチルシリケート48:エチルシリケート48(商品名)(下記式で表される化合物、コルコート社製)
[製造例10]
テトラメトキシシラン152g(1モル、4当量)をテトラヒドロフラン(以下、「THF」と略記する)500gに溶解し、得られた溶液に0.35%塩酸水溶液72g(8当量)を添加して混合し、20℃で1時間放置して加水分解を行なった。次いで、上記の反応液にポリメトキシシロキサン(三菱化学社製「MKCシリケートMS−51」、重量平均分子量(Mw)900)450gを添加して2時間還流を行なった。その後、150℃まで温度を上げてTHFを流出させ、無色透明のシリケートオリゴマー(B1)の液体を得た。シリケートオリゴマー(B1)の重量平均分子量(Mw)は20000であった。
・シリケートオリゴマーB2:下記製造例11で調製したものを使用した;
[製造例11]
テトラフェノキシシラン400g(1モル、4当量)をTHF500gに溶解し、得られた溶液に0.35%塩酸水溶液72g(8当量)を添加して混合し、20℃で1時間放置して加水分解を行なった。次いで、上記の反応液にポリメトキシシロキサン(三菱化学社製「MKCシリケートMS−51」、重量平均分子量(Mw)900)450gを添加して2時間還流を行なった。その後、150℃まで温度を上げてTHFを流出させ、無色透明のシリケートオリゴマー(B2)の液体を得た。シリケートオリゴマー(B2)の重量平均分子量(Mw)は5000であった。
・MKCシリケートMS58B15:MKC(登録商標)シリケートMS58B15(メチルシリケートオリゴマー、n=約35、三菱化学社製)
架橋剤(C)
・D−110N:イソシアネート系架橋剤 タケネート(登録商標)D−110N(キシリレンジイソシアネートのトリメチロールプロパン付加物の75%酢酸エチル溶液、1分子中のイソシアネート基数:3個、三井化学社製)
・V−05:カルボジイミド系架橋剤 カルボジライト(登録商標)V−05、日清紡ケミカル社製)
・WS−500:オキサゾリン系架橋剤 エポクロス(登録商標)WS−500、日本触媒社製)
・TETRAD−X:エポキシ系架橋剤 TETRAD−X(商品名)(N,N,N’,N’−テトラグリシジル−m−キシレンジアミン、三菱瓦斯化学社製)
・PZ−33:アジリジン系架橋剤 ケミタイト(登録商標)PZ−33(2,2−ビスヒドロキシメチルブタノール−トリス[3−(1−アジリジニル)プロピオネート]、日本触媒社製)。
・パーロイルTCP:パーロイル(登録商標)TCP(ビス(4−t−ブチルシクロヘキシル)パーオキシジカーボネート、1分間半減期温度:92.1℃、日油(株)製)
・パーロイルL:パーロイル(登録商標)L(ジラウロイルパーオキサイド、1分間半減期温度:116.4℃、日油(株)製)
・過酸化ベンゾイル:(ナイパー(登録商標)BMT−K40、ベンゾイルパーオキサイド40%キシレン希釈品を有効成分量に換算して使用、1分間半減期温度:130.0℃、日油(株)製)。
・KBM−403:KBM−403(商品名)(3−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、信越化学工業社製)。
厚さ20μmのポリビニルアルコールフィルムを、速度比の異なるロール間において、30℃、0.3%濃度のヨウ素溶液中で1分間染色しながら、3倍まで延伸した。その後、当該フィルムを、60℃、4%濃度のホウ酸、10%濃度のヨウ化カリウムを含む水溶液中に0.5分間浸漬しながら総合延伸倍率が6倍まで延伸した。次いで、当該フィルムを、30℃、1.5%濃度のヨウ化カリウムを含む水溶液中に10秒間浸漬することで洗浄した後、50℃で4分間乾燥を行い偏光子を得た。当該偏光子の片面に、保護フィルムとして、厚さ20μmのアクリル系フィルム(ラクトン変性アクリル系樹脂フィルム)をポリビニルアルコール系接着剤により貼り合せて合計厚みが27μmの片保護偏光フィルム(偏光板)を作製した。
(光学フィルム用粘着剤組成物の調製)
製造例1で得た(メタ)アクリレート共重合体(A1)溶液の固形分100部に対して、シリケートオリゴマー(B)としてメチルシリケート51(重量平均分子量600)5部、および架橋剤(C)としてタケネートD−110N 0.1部を配合して、光学フィルム用粘着剤組成物の溶液(固形分15%)を調製した。
次いで、上記光学フィルム用粘着剤組成物の溶液を、シリコーン処理(剥離処理)を施した、厚さ38μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム(三菱化学ポリエステルフィルム社製、MRF38 オリゴマー防止層なし)の片面に、乾燥後の粘着剤層の厚さが20μmになるように塗布し、120℃で2分間乾燥処理を行い、粘着剤層を形成した。
上記偏光フィルムの粘着剤層を形成する偏光子側にコロナ処理(コロナ放電量80[W・min/m2])を行い、易接着層を形成した。次いで、偏光子側の易接着層と上記粘着剤層とが接触するように、偏光子側に、粘着剤層を形成したPETフィルム(シリコーン処理を施した)を転写し、光学部材(粘着剤層付偏光フィルム)作製した。
実施例1において、光学フィルム用粘着剤組成物を構成する(メタ)アクリレート共重合体(A)、シリケートオリゴマー(B)、架橋剤(C)、過酸化物(D)、シランカップリング剤(E)の種類またはその割合、粘着剤層を形成する際の乾燥処理(過酸化物(D)を含む場合は過酸化物架橋処理)の温度を下記表2に示すように変えたこと以外は、実施例1と同様にして、光学フィルム用粘着剤組成物、粘着剤層、および光学部材を作製した。
<耐久性試験>
上記実施例および比較例で作製した光学部材を37インチサイズに切り出してサンプルとし、厚さ0.7mmの無アルカリガラス(コーニング社製、イーグルXG)にラミネーターを用いて貼着した。次いで、50℃、0.5MPaで15分間オートクレーブ処理して、上記サンプルを完全に無アクリルガラスに密着させた。かかる処理の施されたサンプルを、下記(1)〜(3)の耐久性試験にそれぞれ供し、各試験後に偏光板とガラスとの間の外観を下記基準で目視にて評価した。
(2)60℃、95%RH(相対湿度)の雰囲気下で500時間処理した(加湿試験)
(3)85℃の環境で30分放置の後−40℃の環境で30分放置することを1サイクルとし、1サイクル1時間で300サイクル(300時間)処理した(ヒートショック(HS)試験)。
◎:発泡、剥がれ、浮きなしなどの外観上の変化が全くなし。
○:わずかながら端部に剥がれ、または発泡があるが、実用上問題なし。
△:端部に剥がれ、または発泡があるが、特別な用途でなければ、実用上問題なし。
×:端部に著しい剥がれあり、実用上問題あり。
上記実施例および比較例で作製した光学部材を、縦420mm×横320mmのサイズに上下の偏光板が直交するように各1枚切り出してサンプルとした。このサンプルを、厚さ0.7mmの無アルカリガラス板(コーニング社製、イーグルXG)の両面にクロスニコルになるようにラミネーターにて貼り合せた。次いで、50℃、5atmで15分間のオートクレーブ処理を行い、その後105℃の条件下で48時間の処理を行った。加熱後のサンプルを、1万カンデラのバックライト上に置き、光漏れを下記の基準により、目視で評価した。
◎:コーナームラの発生がなく、実用上問題ない。
○:コーナームラがわずかながら発生しているが、表示領域には表れていないので、実用上問題ない。
△:コーナームラが発生して表示領域にわずかに表れているが、実用上問題ない。
×:コーナームラが発生して表示領域にきつく表れており、実用上問題がある。
上記実施例および比較例で作製した光学部材を幅25mm×長さ100mmに裁断したものをサンプル1、縦420mm×横320mmに裁断したものをサンプル2(3枚作製)とした。このサンプル1およびサンプル2を、それぞれ厚さ0.7mmの無アルカリガラス板(コーニング社製、イーグルXG)に、ラミネーターを用いて貼り付け、次いで50℃、5atmで15分間オートクレーブ処理して完全に密着させた(初期)。その後、50℃の乾燥条件下で48時間加熱処理を施した(加熱後)。
◎:3枚とも糊残りやフィルムの破断がなく良好に剥離可能。
○:3枚中一部はフィルムが破断したが、再度の剥離によって剥がせた。
△:3枚ともフィルム破断したが、再度の剥離によって剥がせた。
×:3枚とも糊残りが生じるか、または何度剥離してもフィルムが破断して剥がせなかった。
Claims (26)
- (メタ)アクリレート共重合体(A)、シリケートオリゴマー(B)、および架橋剤(C)を含み、
前記(メタ)アクリレート共重合体(A)は、
(a1)アルキル(メタ)アクリレートモノマー由来の構成単位と、
(a2)芳香環含有(メタ)アクリレートモノマー由来の構成単位と、
を有し、
前記シリケートオリゴマー(B)は、下記式1):
Xは、それぞれ独立して、水素原子、炭素数1以上20以下のアルキル基、またはフェニル基を表し、
nは1以上200以下の整数である)
で表される、光学フィルム用粘着剤組成物。 - 前記架橋剤(C)は、イソシアネート系架橋剤、カルボジイミド系架橋剤、オキサゾリン系架橋剤、エポキシ系架橋剤、およびアジリジン系架橋剤からなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の光学フィルム用粘着剤組成物。
- 前記(メタ)アクリレート共重合体(A)の重量平均分子量は130万以上である、請求項1または2に記載の光学フィルム用粘着剤組成物。
- 前記(メタ)アクリレート共重合体(A)は、(a3)ヒドロキシ基含有(メタ)アクリレートモノマー由来の構成単位をさらに有する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の光学フィルム用粘着剤組成物。
- 前記(メタ)アクリレート共重合体(A)は、当該(メタ)アクリレート共重合体(A)を構成する構成単位の全量100質量%に対して、前記(a2)芳香環含有(メタ)アクリレートモノマー由来の構成単位を1質量%以上50質量%以下有する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の光学フィルム用粘着剤組成物。
- 前記シリケートオリゴマー(B)はメチルシリケートオリゴマーを含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の光学フィルム用粘着剤組成物。
- 前記シリケートオリゴマー(B)の重量平均分子量は300以上30000以下である、請求項1〜6のいずれか1項に記載の光学フィルム用粘着剤組成物。
- 前記(メタ)アクリレート共重合体(A)100質量部に対して、前記シリケートオリゴマー(B)を0.01質量部以上50質量部以下含む、請求項1〜7のいずれか1項に記載の光学フィルム用粘着剤組成物。
- 前記(メタ)アクリレート共重合体(A)100質量部に対して、前記架橋剤(C)を0.01質量部以上20質量部以下含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の光学フィルム用粘着剤組成物。
- 過酸化物(D)をさらに含む、請求項1〜9のいずれか1項に記載の光学フィルム用粘着剤組成物。
- 前記(メタ)アクリレート共重合体(A)100質量部に対して、前記過酸化物(D)を0.02質量部以上5質量部以下含む、請求項10に記載の光学フィルム用粘着剤組成物。
- シランカップリング剤(E)をさらに含む、請求項1〜11のいずれか1項に記載の光学フィルム用粘着剤組成物。
- 前記(メタ)アクリレート共重合体(A)100質量部に対して、前記シランカップリング剤(E)を0.001質量部以上10質量部以下含む、請求項12記載の光学フィルム用粘着剤組成物。
- 請求項1〜13のいずれか1項に記載の光学フィルム用粘着剤組成物から形成されてなる、粘着剤層。
- ゲル分率が40〜95%である、請求項14に記載の粘着剤層。
- 厚さが5μm以上40μm以下である、請求項14または15に記載の粘着剤層。
- 光学フィルムの少なくとも一方の面側に請求項14〜16のいずれか1項に記載の粘着剤層を有する、光学部材。
- 前記光学フィルムと前記粘着剤層との間に少なくとも1層の易接着層を有する、請求項17に記載の光学部材。
- 前記光学フィルムと前記粘着剤層との間に第1の易接着層および第2の易接着層を有し、
前記光学フィルムと前記第1の易接着層とが隣接し、
前記粘着剤層と前記第2の易接着層とが隣接する、請求項17または18に記載の光学部材。 - 前記光学フィルムは偏光フィルムおよび/または光学補償フィルムを含む、請求項17〜19に記載の光学部材。
- 請求項17〜20のいずれか1項に記載の光学部材を用いてなる、画像表示装置。
- 基材の一方の面に請求項1〜13のいずれか1項に記載の光学フィルム用粘着剤組成物を塗布する工程(1)と、
前記工程(1)により得られる、光学フィルム用粘着剤組成物からなる層を乾燥する工程(2)と、
を含む、粘着剤層の製造方法。 - 基材の一方の面に請求項10または11に記載の光学フィルム用粘着剤組成物を塗布する工程(1a)と、
前記工程(1a)により得られる、光学フィルム用粘着剤組成物からなる層を過酸化物架橋処理する工程(2a)と、
を含む、粘着剤層の製造方法。 - 前記工程(2a)において、前記光学フィルム用粘着剤組成物からなる層に含まれる前記過酸化物(D)の全量100質量%に対して、50質量%以上が分解される、請求項23に記載の粘着剤層の製造方法。
- 前記工程(2a)において、前記光学フィルム用粘着剤組成物からなる層を130℃以下で乾燥させる、請求項23または24に記載の粘着剤層の製造方法。
- 前記基材は光学フィルムである、請求項22〜25のいずれか1項に記載の粘着剤層の製造方法。
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