JP2018024463A - パウチカッター - Google Patents

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修三 山下
Shuzo Yamashita
修三 山下
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Abstract

【課題】レトルト食品等に利用されるパウチの開封において、内容物が溢れることなく、開封位置も適確に切断できることを課題とする。【解決手段】天袋の下面等に固着される図1による直方体の底面に、V字カッター(2)とパウチ誘導板(3)とが一体となって備えられる。パウチを両手で持ち切取り部をV字カッター(2)に当て左方向へ移動することで、内容物がこぼれることなく正確に開封することができる。また小袋のパウチは片手で持ちハンディパウチカッター(図3)にて開封することができる。【選択図】図1

Description

本発明は、食品等を密封保存するためのプラスチック製パウチ等を開封(切開)するための専用カッターに関する。
レトルト食品は現代社会において非常に適応性が高いものであり、豊富なメニュー、保存期限、調理方法、1人での食事に便利な上、食材が残る心配もない。よって多種多様に流通している状況である。このレトルト食品は樹脂等の袋(パウチ)に加熱(殺菌)密封されている。このパウチは小さな切り口があり、そこから切り裂いて開封する形状となっている。
しかし開封する際には、例えば右手で切り裂いてゆく場合は左手一本でパウチを支えることとなり、非常に不安定な状況である。従って思い通りに切り裂くことが難しい状況である。よって切り裂き口が小さ過ぎて内容物が出しにくかったり、また下方へ引き裂いてしまい内容物が溢れ出ることも少なくはない。
またパウチと一口に言ってもレトルト食品に限らず、醤油、マヨネーズ等小袋入り調味料から大きな菓子袋等様々である。特に液体の入った小袋は開封時に液体が飛び散ることが多く、例えばそばつゆは、そばの上で開封したりするものである。特に小袋は切り口のないものも多く、また切り口があっても簡単に切れない小袋も多くみられる。菓子袋においてもメーカーにより様々で、非常に開封しにくかったり、力を入れすぎ開封時に菓子が飛び散ったり、また高齢者には不可能な場合もある。
これらの状況に対し鋏やカッターで対応することとなるが、レトルト食品の場合は前記にあるように片手で支持するため不安定な状況であることには変わりなく、内容物が溢れる場合もある。また鋏やカッターは使用後拭き取ることも必要である。
パウチとは異なるが、容器を切断する特殊なカッターとして特許文献1による指に装着して利用する形態のものや、特許文献2としてカートンパック専用のカッターも開示されている。
実登第3065578号公報 特開平9−24169号公報
しかし本願発明によるパウチカッターは特許文献1のように指に装着する必要もなく、むしろ指に装着することはできず、両手はパウチを支持するために利用する必要がある。またこのカッターの形状は非常に危険であり、不安定となるためパウチの開封には不適切である。また特許文献2の場合特異な形状であり、パウチカッターとしての利用は難しく、大きさも不適切であり、刃部も危険な状態である。
そこでパウチを開封するにあたり、最適な状況となる開封器具を提供することを課題とする。
パウチを開封する上での要素として、パウチの内容量が多く重量も大きい場合両手で把持できること。つまりカッターを適所に固着する形態とする。次に切断位置が目的に適応していること。例えば上部を横一線状に開封したり、小袋の場合は隅が適切に切断できること等である。
そこでV字型カッターを適所に固着する方法として、パウチは上部を開封する必要があることから、台所の天袋の下面に固着することとなる。天袋がない場合は流し正面の壁面が適切といえる。この流しの近傍に備えることは、例えば内容物がこぼれた場合でも汚れにくく、掃除が簡単であることによる。固着位置は食器棚、冷蔵庫等限定されるものではない。
このV字型カッターは刃部を水平に備えることで、パウチを両手で持ち水平に移動させパウチ上部を水平に開封することができる。小袋の隅を開封する場合でも、パウチを斜めにて持ち水平に移動することで小袋の隅を開封することができ、この方法により内容物が溢れることは殆んどない。
ここでV字カッターの刃部について考察すると、刃部はパウチを切断する部分であって、つまりパウチと接触する部分をいう。この刃部の長さはV字型の角度とも関係するが、例えばV字型の中心交差部(点)より1センチメートル程度で十分といえる。しかしこれだけの大きさではパウチを適確に宛がうことはできず、仮に刃部を長くしてもパウチが不用意に接触し適確に開封を行うことができない。また刃部が長い形状は非常に危険でもある。そこで刃部の延長線上に樹脂等によるパウチ誘導部を設ける。この形状によりパウチカッターとしてパウチを安定させ適確に開封することができる。V字型カッターの角度は狭いほどパウチが切れやすいものではあるが、狭すぎることはパウチ誘導部の長さも必要となり、本体も大きくなることとなる。よってパウチが容易に切断できる角度であれば、例えば20〜30度位が適切と考えられる。
パウチの両端を其々両手でつまんで吊り下げた状態とすることで、パウチが開封された時切れると同時にパウチ内に空気が入り内容物が溢れることはない。またパウチも安定して支持されることで開封位置が適切な状況となる。湯煎した熱いパウチにおいても両端を持つことで安定した状態で開封することができる。
このパウチカッターの形状は刃部が狭く短いことから怪我をすることも殆んどなく、非常に安全である。
フレームのみによるパウチカッターの斜視図 面体利用によるパウチカッターの斜視図 フレームのみによるパウチカッターの切れ端受部(底板)付斜視図 ハンディパウチカッターの見取図
図1〜図3を参照し詳しく説明する。図1に示すフレーム(1)により形成される形状か、若しくは面体によって形成される形状(直方体)であってもよい。しかし最低限必要となる面は一面もなく、例えばV字カッター(2)の延長にパウチ誘導板(3)がフレーム状にて設けてあれば面とする必要はない。パウチカッター本体を面体として形成する場合、右側面はパウチを挿入するため設置できない。また左側面はパウチの切れ端を排出するため設置できない。底面は面状としても図面以上とはできない。手前側の面はパウチの切れる様子を確認するため透明板による設置となる。
従って上面と向う側(壁側)の面とに平板を設けることができる。この上面となる天板(4)と向う側となる壁板(5)はパウチカッター本体の強度の上でも効果的であり、天袋や壁面へ取付ける際にも、装着等容易に取り付け可能となる。この形状はコストや利便性、強度等により決定されることとなる。
パウチカッターを利用するにあたり、切れ端が下へ落ちることによって支障が生ずる場合がある。例えばパウチの切れ端に食品が付着しており周囲を汚すこともあり、また小袋の切れ端は小さく見失うことも多い。これらの問題に対し、図2による底板(6)を設けることで切れ端の落ちない形状とすることができる。切れ端は前面の開口部より指を入れて取り出すこともでき、また底板(6)をバネの利用により、手前側を下方へ開く構造としてもよい。
次に小袋のパウチを開封するには、両手で把持する必要はなく、またその都度立ち上がって、パウチカッターの場所まで行くことも面倒であり、ハンディパウチカッター(図4)としてテーブルに備えておくことも便利である。これは病室での利用やキャンプ等にも容易に利用できる形態である。
パウチカッターのメンテナンスにおいてはティッシュペーパー等にて容易に拭き取ることができる。また刃部の交換においては、刃部のみでは危険であり、周囲との一体となる小さな形状にて嵌合式とすることが最良と考えられる。
1 フレーム
2 V字カッター
3 パウチ誘導板
4 天板
5 壁板
6 底板
7 グリップ

Claims (1)

  1. 天袋の下面若しくは壁面等に固着された、フレーム等にて形成された直方体の底面に、刃部が水平に備えられるパウチカッターであって、該パウチカッターは45度より鋭角となるV字カッターの交差部直近のみを刃部とし、該刃部の延長線上において設けられたパウチ誘導部と、刃部とが一体となることを特徴とするパウチカッター。
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Cited By (1)

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FR3108583A1 (fr) * 2020-03-27 2021-10-01 david pignolo Dispositif permettant de couper des sacs ou emballages plastiques de manière répétitive rapidement et sans risques ni fatigue

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