JP2018024062A - 歯切り工具および歯車加工方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(1.歯車加工装置10の構成)
本発明の歯切り工具および当該歯切り工具を用いた歯車加工方法を適用する歯車加工装置10について、図1を参照して説明する。歯車加工装置10の一例として、5軸マシニングセンタを例に挙げる。つまり、当該歯車加工装置10は、駆動軸として、相互に直交する3つの直進軸(X,Y,Z軸)および2つの回転軸(A軸、C軸)を有する装置である。
歯切り工具20の構成について、図2−図4を参照して説明する。図2に示すように、歯切り工具20は、軸部材30と、刃部40と、ボルト50(図4に示す)とを備える。ここで、歯切り工具20を用いた歯車Wの加工動作は、歯切り工具20を中心軸L2周りに回転させながら、歯切り工具20を歯車Wの中心軸L1方向に相対移動させる動作である。
次に、歯車加工装置10により、加工対象としての歯車Wを加工する方法について、図2および図5を参照して説明する。ここで、歯車加工方法は、スカイビング加工を適用する。スカイビング加工とは、歯車Wおよび歯切り工具20をそれぞれ回転させながら、歯切り工具20を歯車Wの中心軸L1方向に相対移動させることで、歯切り工具20により歯車Wを加工する方法である。また、歯車Wとして外歯歯車を例示するが、歯車Wとして内歯歯車を適用することもできる。
(第一変形態様)
実施形態において、第一工程(S12)および第二工程(S17)は、歯切り工具20を歯車Wに対して第一方向D1に相対移動させる。これに対して、歯車Wに対する歯切り工具20の相対移動の方向を、第一工程(S12)と第二工程(S17)とで反対方向としてもよい。
実施形態において、刃部40の第一切れ刃41および第二切れ刃42は、同一の種類であるものとした。これに対して、第一切れ刃41および第二切れ刃42は、互いに異なる種類であるものとしてもよい。例えば、図7に示すように、刃部140の第二切れ刃142は、第一切れ刃41の第一すくい角γ1とは異なる第二すくい角γ2を有するすくい面142aと、前逃げ面142bと、側逃げ面142cとの交線部分により構成され、第一切れ刃41と異なる諸元に設定される。
実施形態および変形態様において、歯切り工具20は、歯車Wの加工に用いられる。歯切り工具20を用いた歯車Wの加工動作は、歯切り工具20を中心軸L2周りに回転させながら、歯切り工具20を歯車Wの中心軸L1方向に相対移動させる動作である。歯切り工具20は、加工動作において歯切り工具20の中心軸L2周りに回転される軸部材30と、軸部材30に同軸に設けられる刃部40,140と、を備える。刃部40,140は、すくい面41aが刃部40,140の中心軸L3方向の一方側を向く第一切れ刃41と、すくい面42a,142aが刃部40,140の中心軸L3方向の他方側を向く第二切れ刃42,142とを有する。
このような構成によると、歯切り工具20は、刃部40,140において第一切れ刃41および第二切れ刃42,142を有する。よって、第一切れ刃41および第二切れ刃42,142の一方が寿命に到達しても、第一切れ刃41および第二切れ刃42,142の他方を用いた歯車加工が可能である。従って、歯切り工具20の長寿命化を図ることができる。
このような構成によると、歯切り工具20の先端側が歯車Wに対して押し進められる押し加工と、歯切り工具20の先端側が歯車Wに対して引き戻される引き加工とに、歯切り工具20を用いることができる。また、押し加工と引き加工とを切り換える際に、歯切り工具20の取り替えを要しないことから、生産性を向上し歯車Wの製造コストを低減できる。
このような構成によると、円筒形状の刃部40,140は、例えば円錐台形状の刃部と比較して、切れ刃を再研磨しやすく工具寿命が長くすることができる。よって、歯車加工に要するコストの低減を図ることができる。
このような構成によると、歯切り工具20は、同一の種類である第一切れ刃41および第二切れ刃42,142を有する。これにより、すくい面が刃部の中心軸L3方向の一方を向く切れ刃のみを有するような一般的な歯切り工具と比較して、工具寿命を実質的に2倍にすることができる。また、刃部40が円筒形状の場合には、一つの突条部の一端側に第一切れ刃41を形成し、且つ突条部の他端側に第二切れ刃42を形成するように、同一工程で第一切れ刃41と第二切れ刃42とを製造できる。よって、歯切り工具20の製造コストを低減できる。
このような構成によると、歯切り工具20は、互いに異なる種類である第一切れ刃41および第二切れ刃142を有する。これにより、例えば歯車加工に必要な異なる加工工程に対応した種類の切れ刃を一つの歯切り工具20に形成することができ、歯切り工具20を種々の用途に対応させることができる。
このような構成によると、第一切れ刃41および第二切れ刃42,142のそれぞれがともに押し加工または引き加工に用いられるように歯切り工具20を構成できる。よって、刃部40,140の両端部の切れ刃を使用することができ、歯切り工具20全体として長寿命化を図ることができる。
このような構成によると、刃部40,140は、軸部材30と嵌め合いによって芯出しされる。これにより、別部材からなる軸部材30と刃部40,140を容易に同軸に配置でき、回転動作の安定化を図ることができる。
このような構成によると、歯切り工具20は、ボルト締結によって軸部材30に刃部40,140が固定される。これにより、軸部材30に対して刃部40,140を確実に固定できるとともに、固定作業を簡易化できる。よって、軸部材30に対する刃部40,140の交換作業や刃部40,140の軸方向を入れ換え作業(交換工程(S15))の作業効率を向上できる。
このような構成によると、歯車加工において歯車Wとの接触によって刃部40,140が回転方向とは反対方向の負荷を受けた場合に、軸部材30に対して刃部40,140が相対回転することを確実に防止できる。これにより、歯車加工における歯切り工具20の動作を安定化できる。
歯車加工方法は、歯切り工具20を歯切り工具20の中心軸L2周りに回転させながら、歯切り工具20を歯車Wの中心軸L1方向に一方側または他方側に相対移動させることにより、第一切れ刃41により歯車Wを加工する第一工程(S12,S22)と、歯切り工具20を歯切り工具20の中心軸L2周りに回転させながら、歯切り工具20を歯車Wの中心軸L1方向に一方側または他方側に相対移動させることにより、第二切れ刃42,142のうち他方により歯車Wを加工する第二工程(S17,S23)と、を備える。
このような構成によると、歯車加工において、同一の歯切り工具20を用いながら、異なる第一工程(S12,S22)と第二工程(S17,S23)とを実行することが可能となる。このとき、第一工程(S12,S22)および第二工程(S17,S23)にて用いられる切れ刃は互いに異なるため、歯切り工具20の長寿命化を図ることができる。
実施形態において、歯車加工装置10は、5軸マシニングセンタを例示して説明した。これに対して、歯車加工装置10は、歯切り工具20を中心軸L2周りに回転させながら、歯切り工具20を歯車Wの中心軸L1方向に相対移動させる加工動作を実行可能であれば、例えばギヤシェーパーなどであってもよい。このとき、例えば歯切り工具20は、ピニオンカッタであり、ギヤシェーパー加工に用いられる。
Claims (10)
- 歯車の加工に用いられる歯切り工具であって、
前記歯切り工具を用いた前記歯車の加工動作は、前記歯切り工具を中心軸周りに回転させながら、前記歯切り工具を前記歯車の中心軸方向に相対移動させる動作であり、
前記歯切り工具は、
前記加工動作において前記歯切り工具の中心軸周りに回転される軸部材と、
前記軸部材に同軸に設けられる刃部と、を備え、
前記刃部は、すくい面が前記刃部の中心軸方向の一方側を向く第一切れ刃と、すくい面が前記刃部の中心軸方向の他方側を向く第二切れ刃とを有する歯切り工具。 - 前記第一切れ刃は、前記加工動作において前記歯切り工具を前記歯車の中心軸方向の一方側に相対移動させる場合に用いられ、
前記第二切れ刃は、前記加工動作において前記歯切り工具を前記歯車の中心軸方向の他方側に相対移動させる場合に用いられる、請求項1に記載の歯切り工具。 - 前記刃部の外形状は、円筒形状に形成される、請求項1または2に記載の歯切り工具。
- 前記第一切れ刃および前記第二切れ刃は、同一の種類である請求項1−3の何れか一項に記載の歯切り工具。
- 前記第一切れ刃および前記第二切れ刃は、互いに異なる種類である請求項1−3の何れか一項に記載に歯切り工具。
- 前記刃部は、前記軸部材に対して着脱可能に設けられ、且つ前記軸部材に対して前記刃部の中心軸方向を入れ換え可能に形成される、請求項1−5の何れか一項に記載の歯切り工具。
- 前記軸部材は、円筒外面を有し、
前記刃部の内周には、前記軸部材の前記円筒外面に嵌め合わせられる円筒内面が形成される、請求項6に記載の歯切り工具。 - 前記歯切り工具は、前記軸部材の中心軸方向の端部に締結されるボルトをさらに備え、
前記刃部の内周には、前記ボルトが前記軸部材に締結された場合に、前記軸部材と前記ボルトの頭部とにより前記軸部材の中心軸方向に挟まれた状態とされる固定部が形成される、請求項6または7に記載の歯切り工具。 - 前記刃部は、前記軸部材に対して周方向に係止し、前記軸部材に対して回り止めされる、請求項6−8の何れか一項に記載の歯切り工具。
- 歯切り工具を用いた歯車加工方法であって、
前記歯切り工具は、前記歯切り工具の中心軸周りに回転される軸部材と、前記軸部材に同軸に設けられる刃部と、を備え、
前記刃部は、すくい面が前記刃部の中心軸方向の一方側を向く第一切れ刃と、すくい面が前記刃部の中心軸方向の他方側を向く第二切れ刃とを有し、
前記歯車加工方法は、
前記歯切り工具を前記歯切り工具の中心軸周りに回転させながら、前記歯切り工具を前記歯車の中心軸方向に一方側または他方側に相対移動させることにより、前記第一切れ刃により前記歯車を加工する第一工程と、
前記歯切り工具を前記歯切り工具の中心軸周りに回転させながら、前記歯切り工具を前記歯車の中心軸方向に一方側または他方側に相対移動させることにより、前記第二切れ刃のうち他方により前記歯車を加工する第二工程と、
を備える歯車加工方法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2016157866A JP2018024062A (ja) | 2016-08-10 | 2016-08-10 | 歯切り工具および歯車加工方法 |
| US15/631,513 US10618125B2 (en) | 2016-07-01 | 2017-06-23 | Gear cutting tool, gear machining device, and gear machining method |
| DE102017114088.3A DE102017114088A1 (de) | 2016-07-01 | 2017-06-26 | Zahnradschneidwerkzeug, zahnradbearbeitungsgerät und zahnradbearbeitungsverfahren |
| CN201710522777.8A CN107552893B (zh) | 2016-07-01 | 2017-06-30 | 齿轮切削刀具、齿轮加工装置和齿轮加工方法 |
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| CN112705794A (zh) * | 2020-12-31 | 2021-04-27 | 天津职业技术师范大学(中国职业培训指导教师进修中心) | 一种用于摆线轮加工的剐齿刀具及其设计方法 |
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2016
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