JP2018023218A - アウターロータ型多極発電機におけるロータ構造 - Google Patents

アウターロータ型多極発電機におけるロータ構造 Download PDF

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学 須田
Manabu Suda
学 須田
隆司 蝋山
Takashi Royama
隆司 蝋山
哲生 森永
Tetsuo Morinaga
哲生 森永
菅井貴広
Takahiro Sugai
貴広 菅井
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Abstract

【課題】ロータヨークの内周面に永久磁石が設けられるロータを備えるアウターロータ型多極発電機において、ロータヨークを構成するにあたって歩留りを高めてコストの低減を可能とした上に、ロータヨークの内周面に固定される永久磁石の内周面の駆動軸に対する寸法精度を高める。【解決手段】ロータヨークは、複数のヨーク片35が連結部36で相互に連結されて成る磁性金属製の帯板37Aがスパイラル状に巻回されて円筒状に積層されて成り、ヨーク片35は、ロータヨークの外周面の一部を構成する円弧状の外周縁35aと、ロータヨークの内周面の一部を構成する直線状の内周縁35bと、外周縁35aおよび内周縁35bの両端間を結んで直線状に延びる一対の側縁35c とを有し、隣接するヨーク片35の相互に対向する側縁35cの外周縁35a寄りの部分が、帯板37Aのスパイラル状の巻回時に折り曲げられる連結部36で連結される。【選択図】 図4

Description

本発明は、ステータと、該ステータを同軸に囲繞して円筒状に形成されるとともに駆動軸に連結される磁性材料製のロータヨークの内周面に永久磁石が設けられるロータとを備えるアウターロータ型多極発電機に関し、特にロータ構造の改良に関する。
このようなアウターロータ型多極発電機は、特許文献1等で既に知られており、このものでは、複数枚の軟磁性鋼板を積層して相互に結合することで円筒状のロータヨークが構成されている。
特開平5−316673号公報
ところが、上記特許文献1で開示されるものでは、軟磁性鋼板から成るリング板状のロータコアを打ち抜いて円筒状に積層、都合することでロータヨークを構成しており、打ち抜き時に中空部分の材料が無駄になり、歩留りが低くなり、コストの増大を招いている。ところで、アウターロータ型多極発電機ではステータがロータで囲繞されており、ステータの一部を構成する複数枚の軟磁性鋼板から成るステータコアを積層してロータヨークの内部に固定配置するにあたり、ロータコアおよびステータコアを同時に打ち抜くことも考えられるが、このようにしても歩留りを充分に高めることは困難である。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、ロータヨークを構成するにあたって歩留りを高めてコストの低減を可能とした上に、ロータヨークの内周面に固定される永久磁石の内周面の駆動軸に対する寸法精度を高め得るようにしたアウターロータ型多極発電機におけるロータ構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、ステータと、該ステータを同軸に囲繞して円筒状に形成されるとともに駆動軸に連結される磁性材料製のロータヨークの内周面に永久磁石が設けられるロータとを備えるアウターロータ型多極発電機において、前記ロータヨークは、複数のヨーク片が連結部で相互に連結されて成る磁性金属製の帯板がスパイラル状に巻回されて円筒状に積層されて成り、前記ヨーク片は、前記ロータヨークの外周面の一部を構成する円弧状の外周縁と、前記ロータヨークの内周面の一部を構成する直線状の内周縁と、前記外周縁および前記内周縁の両端間を結んで直線状に延びる一対の側縁とを有して等脚台形状に形成され、相互に隣接する前記ヨーク片の相互に対向する前記側縁の前記外周縁寄りの部分が前記連結部で連結され、前記帯板の前記スパイラル状の巻回時に、相互に隣接する前記ヨーク片の相互に対向する前記側縁を近接させるように前記連結部が折り曲げられることを第1の特徴とする。
また本発明は、第1の特徴の構成に加えて、前記永久磁石が、射出成形で前記ロータヨークの内周面にモールド結合される樹脂ボンド永久磁石であることを第2の特徴とする。
さらに本発明は、第1または第2の特徴の構成に加えて、前記複数のヨーク片のうち前記ロータヨークの周方向複数箇所で相互に積層されるヨーク片の前記外周縁に、前記ロータヨークの外周面の周方向複数箇所で軸線方向に延びる溝を協働して構成する凹部が、積層状態にある前記ヨーク片同士を溶接することを可能として形成され、前記駆動軸に固定される連結部材に設けられて前記ロータヨークを嵌合させる円筒部に、前記溝に充填される接着剤を介して前記ロータヨークが固定されることを第3の特徴とする。
本発明の第1の特徴によれば、複数のヨーク片が連結部で相互に連結されて成る磁性金属製の帯板がスパイラル状に巻回され、円筒状に積層されてロータヨークが構成されることで、無駄な材料が生じるのを極力抑えて歩留りを高め、コスト低減に寄与することができる。またヨーク片が、ロータヨークの外周面の一部を構成する円弧状の外周縁と、ロータヨークの内周面の一部を構成する直線状の内周縁と、外周縁および内周縁の両端間を結んで直線状に延びる一対の側縁とを有して等脚台形状に形成されており、ヨーク片の相互に対向する側縁の外周縁寄りの部分を連結する連結部を折り曲げて相互に対向する側縁が近接するように帯板がスパイラル状に巻かれるので、ロータヨークの寸法精度を確保し易く、ロータヨークの内周面に固定される永久磁石の内周面の駆動軸に対する寸法精度を高めて電気的性能の向上を図ることができる。しかも帯板のヨーク片同士を連結する連結部の幅は小さく、スパイラル状に帯板を巻く際に連結部を折り曲げるのに要する力を小さくして伸び縮みを少なくし、安定したスパイラル形状を実現することができる。
また本発明の第2の特徴によれば、ロータヨークの内周面に樹脂ボンド永久磁石が射出成形でモールド結合されるので、ロータヨークの内周面が多角形状であることによって、ロータの回転方向に樹脂ボンド永久磁石が滑ることを防止し、樹脂ボンド永久磁石の脱落防止効果を奏することができる。
さらに本発明の第3の特徴によれば、複数のヨーク片のうちロータヨークの周方向複数箇所で相互に積層されるヨーク片の前記外周縁に凹部が形成され、その凹部によってロータヨークの外周面の周方向複数箇所に軸線方向に延びる溝が構成されており、凹部を利用して積層状態にあるヨーク片同士が溶接され、溝に接着剤が充填されることでロータヨークが連結部材の円筒部に固定されるので、ロータヨークの組み立ておよびロータヨークの連結部材への固定を容易とすることができる。
第1の実施の形態のアウターロータ型多極発電機の縦断面図である。 図1の2−2線断面図である。 図1の3−3線矢視図である。 帯板をスパイラル状に巻回するための構造を示す平面図である。 帯板をスパイラル状に巻回するための構造を示す斜視図である。 第2の実施の形態を示すものであってスパイラル状に巻回された帯板の平面図である。 図6の帯板で構成されたロータヨークを用いたアウターロータ型多極発電機の一部を示す平面図および縦断面図である。 第3の実施の形態のアウターロータ型多極発電機の縦断面図である。 図8の9−9線矢視図である。 第4の実施の形態のアウターロータ型多極発電機の縦断面図である。 図10の11−11線断面図である。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照しながら説明する。
本発明の第1の実施の形態について図1〜図5を参照しながら説明すると、先ず図1において、このアウターロータ型多極発電機は、たとえばエンジン発電機として用いられるものであり、エンジン本体14に設けられる中空の支持部14aに固定されるステータ15と、そのステータ15を覆うロータ16Aとを備え、前記ステータ15と同軸に配置される駆動軸としてのクランクシャフト17にロータ16Aが固定される。
図2を併せて参照して、前記ステータ15は、複数枚の磁性鋼板が積層、結合されて成るリング状のステータコア18と、該ステータコア18に装着される合成樹脂製のボビン19と、該ボビン19に巻装されるコイル20とを備える。
前記ステータコア18の外周の周方向に等間隔をあけた複数箇所には略T字状の突極18aが突設されており、前記ボビン19は、前記突極18aの先端部ならびに前記ステータコア18の両端面の一部および内周面を露出させるようにしてステータコア18を覆うように形成され、前記突極18aに対応する部分で前記ボビン19に前記コイル20が巻装される。
前記ステータコア18の周方向に間隔をあけた複数箇所で前記ステータコア18の内周部には、挿通孔21が設けられており、それらの挿通孔21に挿通されるボルト22を前記支持部14aに螺合して締め付けることによって前記ステータ15が前記支持部14aに固定される。
前記ロータ16Aは、前記ステータ15を同軸に囲繞して円筒状に形成されるとともに前記クランクシャフト17に連結される磁性材料製のロータヨーク23Aを備える。
図3を併せて参照して、前記クランクシャフト17にはハブ25が同軸にかつ相対回転不能に連結されており、このハブ25に固定される連結部材26に前記ロータヨーク23Aが固定される。
前記ハブ25は、前記クランクシャフト17の端部に同軸に設けられるとともに外周面がテーパ状に形成される連結軸部17aに、キー27およびボルト28で固定されるものであり、前記連結軸部17aを嵌合させるテーパ状の連結孔29を有する段付き円筒状の連結筒部25aと、この連結筒部25aの前記クランクシャフト17とは反対側の端部から半径方向外方に張り出す連結鍔部25bとを一体に有して鉄系金属によって形成される。
前記連結孔29の内面および前記連結軸部17aの外面間には前記キー27が介装されており、前記連結筒部25aの軸方向中間部に形成されて前記クランクシャフト17とは反対側に臨む環状の段部30に拡径頭部28aを当接、係合させる前記ボルト28を前記連結軸部17aに螺合して締め付けることで、前記ハブ25が前記クランクシャフト17に同軸に固定される。
前記連結部材26は、前記ロータヨーク23Aを圧入等で嵌合、固定し得る嵌合孔31を有する円筒部26aと、前記ハブ25の前記連結鍔部25bに周方向に間隔をあけて配置される複数個たとえば4個のボルト32で固定されるリング板部26bと、周方向に等間隔をあけた複数箇所たとえば8箇所で前記円筒部26aおよび前記リング板部26b間を連結する翼部26cとを一体に有して、アルミニウム合金等の軽金属や合成樹脂によって形成される。前記翼部26c相互間で前記円筒部26aおよび前記リング板部26b間には吸気孔33が形成される。
図4および図5を参照して、前記ロータヨーク23Aは、複数のヨーク片35が連結部36で相互に連結されて成る磁性金属製の帯板37Aがスパイラル状に巻回されて円筒状に積層、結合されて成る。
前記ヨーク片35は、前記ロータヨーク23Aの外周面の一部を構成する円弧状の外周縁35aと、前記ロータヨーク23Aの内周面の一部を構成する直線状の内周縁35bと、前記外周縁35aおよび前記内周縁35bの両端間を結んで直線状に延びる一対の側縁35cとを有して等脚台形状に形成され、相互に隣接する前記ヨーク片35の相互に対向する側縁35cの前記外周縁35a寄りの部分が前記連結部36で連結される。
しかも前記帯板37Aの前記スパイラル状の巻回時に、相互に隣接する前記ヨーク片35の相互に対向する前記側縁35cを近接させるように前記連結部36が折り曲げられるものであり、前記連結部36の折り曲げによっても、相互に隣接する前記ヨーク片35の相互に対向する前記側縁35c間には微小間隙38が生じている。
前記帯板37Aをスパイラル状に巻回するための巻回装置は、スパイラル状に巻く際の巻き始め位置Pに対応する部分で前記帯板37Aにおけるヨーク片35の前記内周縁35bに一側面を当接させるようにして固定配置される横断面矩形状のガイド柱39と、そのガイド柱39に当接した前記ヨーク片35に隣接したヨーク片35の前記外周縁35aに転がり接触して前記連結部36を折り曲げるようにした折り曲げローラ40と、前記ガイド柱39に関して前記折り曲げローラ40とは反対側で前記ヨーク片35の前記外周縁35aに転がり接触して当該ヨーク片35の位置を規制する規制ローラ41と、前記巻き始め位置Pに前記帯板37Aを供給するようにして前記帯板37Aの両面に接触する一対の供給ローラ42とを備える。
前記巻き始め位置Pでは、2周目以降の帯板37Aが順次積層され、最終的に円筒状となったロータヨーク23Aは、その内周の多角形に合った治具にセットすることで外周を調えた状態で溶接される。
前記ロータヨーク23Aの内周面には、永久磁石として樹脂ボンド永久磁石24が設けられるものであり、射出成形される前記樹脂ボンド永久磁石24が前記ロータヨーク23Aの内周面にモールド結合される。この樹脂ボンド永久磁石24のN極およびS極は周方向に交互に配置され、前記ロータヨーク23Aにおいて前記ヨーク片35相互の微小間隙38は、前記樹脂ボンド永久磁石24のN極およびS極に対して磁路の影響が少なくなる位置に配置される。
次にこの第1の実施の形態の作用について説明すると、アウターロータ型多極発電機におけるロータヨーク23Aは、複数のヨーク片35が連結部36で相互に連結されて成る磁性金属製の帯板37Aがスパイラル状に巻回されて円筒状に積層されて成るので、無駄な材料が生じるのを極力抑えて歩留りを高め、コスト低減に寄与することができる。
また前記ヨーク片35は、前記ロータヨーク23Aの外周面の一部を構成する円弧状の外周縁35aと、前記ロータヨーク23Aの内周面の一部を構成する直線状の内周縁35bと、前記外周縁35aおよび前記内周縁35bの両端間を結んで直線状に延びる一対の側縁35cとを有して等脚台形状に形成され、相互に隣接する前記ヨーク片35の相互に対向する前記側縁35cの外周縁35a寄りの部分が前記連結部36で連結され、前記帯板37Aの前記スパイラル状の巻回時に、相互に隣接する前記ヨーク片35の相互に対向する前記側縁35cを近接させるように前記連結部36が折り曲げられるので、ロータヨーク23Aの寸法精度を確保し易く、ロータヨーク23Aの内周面に固定される樹脂ボンド永久磁石24の内周面のクランクシャフト17に対する寸法精度を高めて電気的性能の向上を図ることができる。しかも帯板37Aのヨーク片35同士を連結する連結部36の幅は小さく、スパイラル状に帯板37Aを巻く際に連結部36を折り曲げるのに要する力を小さくして伸び縮みを少なくし、安定したスパイラル形状を実現することができる。
また前記ロータヨーク23Aの内周面に設けられる永久磁石が、射出成形で前記ロータヨーク23Aの内周面にモールド結合される樹脂ボンド永久磁石24であるので、ロータヨーク23Aの内周面が多角形状であることによって、ロータ16Aの回転方向に樹脂ボンド永久磁石24が滑ることを防止し、樹脂ボンド永久磁石24の脱落防止効果を奏することができる。
本発明の第2の実施の形態について図6および図7を参照しながら説明するが、上記第1の実施の形態に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
ロータ16Bは、ロータヨーク23Bの内周面に、射出成形される樹脂ボンド永久磁石24がモールド結合されて成るものであり、ロータヨーク23Bを構成すべくスパイラル状に巻回される帯板37Bの一部を構成する複数のヨーク片35のうち前記ロータヨーク23Bの周方向複数箇所で相互に積層されるヨーク片35の外周縁35aに、前記ロータヨーク23Aの外周面の周方向複数箇所で軸線方向に延びる溝45を協働して構成する凹部44が、積層状態にある前記ヨーク片35同士を溶接することを可能として形成される。すなわち前記凹部44に溶接部46が存在するようにして巻回、積層された帯板37Bのヨーク片35が相互に溶接される。
一方、クランクシャフト17にハブ25(第1の実施の形態参照)を介して固定される連結部材26の円筒部26aには、その円筒部26a内に嵌合される前記ロータヨーク23Aの前記溝45に充填される接着剤47を介して前記ロータヨーク23Bが固定される。
この第2の実施の形態によれば、凹部44を利用して積層状態にあるヨーク片35同士が溶接され、溝45に接着剤47が充填されることでロータヨーク23Bが連結部材26の円筒部26aに固定されるので、ロータヨーク23Bの組み立ておよびロータヨーク23Bの連結部材26への固定を容易とすることができる。
本発明の第3の実施の形態について図8および図9を参照しながら説明するが、上記第1および第2の実施の形態に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
クランクシャフト17にはハブ25が同軸にかつ相対回転不能に連結されており、このハブ25に固定される連結部材48に、ロータ16Aのロータヨーク23Aが固定される。
前記連結部材48は、前記ロータヨーク23Aを圧入等で嵌合、固定し得る嵌合孔49を有する円筒部48aと、前記ハブ25の連結鍔部25bに周方向に間隔をあけて配置される複数個たとえば4個のリベット50で固定されるリング板部48bとを一体に有して、鉄系金属によって形成され、リング板部48bには複数の吸気孔51が形成される。
前記円筒部48aは、前記ロータヨーク23Aの軸方向長さよりも短く形成されており、前記ロータヨーク23Aの一部が前記円筒部26aの前記嵌合孔49に圧入される。
この第3の実施の形態によっても上記第1および第2の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
本発明の第4の実施の形態について図10および図11を参照しながら説明するが、上記第1〜第3の実施の形態に対応する部分には同一の参照符号を付して図示するのみとし、詳細な説明は省略する。
クランクシャフト17には連結部材53が同軸にかつ相対回転不能に連結されており、この連結部材53にロータ16Cのロータヨーク23Cが固定される。
前記ロータヨーク23Cは、基本的には上記第1〜第3の実施の形態と同様に形成されるのであるが、ロータヨーク23Cを構成する複数のヨーク片35A,35Bのうち前記ロータヨーク23Cの周方向複数箇所で相互に積層される特定のヨーク片35Aは、他のヨーク片35Bに比べてロータヨーク23Cの半径方向外方に膨出するように形成されており、前記特定のヨーク片35Aに予め形成されていた透孔が円筒状のロータヨーク23Cでは相互に協働して挿通孔55を形成することになり、ロータヨーク23Cの周方向に間隔をあけた複数箇所たとえば4箇所に挿通孔55が形成される。
前記連結部材53は、前記ロータヨーク23Cのエンジン本体14とは反対側の端面に外周部を当接させるリング板状の端壁部53aと、その端壁部53aの内周に同軸に連なる連結筒部53bとを一体に有して、アルミニウム合金等の軽合金によって形成され、前記挿通孔55に挿通されるボルト56が前記端壁部53aの外周部に螺合される。
前記連結筒部53bには、前記クランクシャフト17の端部に同軸に設けられる連結軸部17aを嵌合させるテーパ状の連結孔57を有して鉄系金属から成るスリーブ58がモールド結合される。前記連結孔57の内面および前記連結軸部17aの外面間にはキー27が介装されており、前記スリーブ58に拡径頭部28aを当接、係合させるボルト28を前記連結軸部17aに螺合して締め付けることで前記連結筒部53bすなわち連結部材53が前記クランクシャフト17に同軸に固定される。
この第4の実施の形態によっても上記第1〜第3の実施の形態と同様の効果を奏することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
15・・・ステータ
16A,16B,16C・・・ロータ
17・・・駆動軸であるクランクシャフト
23A,23B,23C・・・ロータヨーク
24・・・永久磁石
26・・・連結部材
26a・・・円筒部
35,5A,35B・・・ヨーク片
35a・・・外周縁
35b・・・内周縁
35c・・・側縁
36・・・連結部
37A,37B・・・帯板
44・・・凹部
45・・・溝
47・・・接着剤

Claims (3)

  1. ステータ(15)と、該ステータ(15)を同軸に囲繞して円筒状に形成されるとともに駆動軸(17)に連結される磁性材料製のロータヨーク(23A,23B,23C)の内周面に永久磁石(24)が設けられるロータ(16A,16B,16C)とを備えるアウターロータ型多極発電機において、前記ロータヨーク(23A〜23C)は、複数のヨーク片(35;35A,35B)が連結部(36)で相互に連結されて成る磁性金属製の帯板(37A,37B)がスパイラル状に巻回されて円筒状に積層されて成り、前記ヨーク片(35;35A,35B)は、前記ロータヨーク(23A〜23C)の外周面の一部を構成する円弧状の外周縁(35a)と、前記ロータヨーク(23A〜23C)の内周面の一部を構成する直線状の内周縁(35b)と、前記外周縁(35a)および前記内周縁(35b)の両端間を結んで直線状に延びる一対の側縁(35c)とを有して等脚台形状に形成され、相互に隣接する前記ヨーク片(35;35A,35B)の相互に対向する前記側縁(35c)の前記外周縁(35a)寄りの部分が前記連結部(36)で連結され、前記帯板(37A,37B)の前記スパイラル状の巻回時に、相互に隣接する前記ヨーク片(35;35A,35B)の相互に対向する前記側縁(35c)を近接させるように前記連結部(36)が折り曲げられることを特徴とするアウターロータ型多極発電機におけるロータ構造。
  2. 前記永久磁石(24)が、射出成形で前記ロータヨーク(23A〜23C)の内周面にモールド結合される樹脂ボンド永久磁石であることを特徴とする請求項1に記載のアウターロータ型多極発電機におけるロータ構造。
  3. 前記複数のヨーク片(35)のうち前記ロータヨーク(23B)の周方向複数箇所で相互に積層されるヨーク片(35)の前記外周縁(35a)に、前記ロータヨーク(23B)の外周面の周方向複数箇所で軸線方向に延びる溝(45)を協働して構成する凹部(44)が、積層状態にある前記ヨーク片(35)同士を溶接することを可能として形成され、前記駆動軸(17)に固定される連結部材(26)に設けられて前記ロータヨーク(23B)を嵌合させる円筒部(26a)に、前記溝(45)に充填される接着剤(47)を介して前記ロータヨーク(23B)が固定されることを特徴とする請求項1または2に記載のアウターロータ型多極発電機におけるロータ構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113261186A (zh) * 2018-12-27 2021-08-13 株式会社电装 旋转电机

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