JP2018022978A - 通信端末及び通信システム - Google Patents

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Abstract

【課題】接続先基地局の電波が届かない場合に通信端末から緊急通信を行うための通信路を確保する通信端末及び通信システムを提供する。【解決手段】通信端末10は、緊急時に緊急信号R1を送信し、他の通信端末からこの緊急信号R1を受信すると受信した緊急信号R1をさらに他の通信端末へ転送する装置であり、緊急通信部11と、通信制御部12とを備えている。緊急通信部11は、緊急信号R1の送信を通信制御部12へ指示する。通信制御部12は、緊急信号R1を所定の送信間隔でバースト送信し、通信端末20から緊急信号R1を受信した場合、その緊急信号R1を既に受信しているか否かを判定し、受信済ではない場合、受信した緊急信号R1をさらに他の通信端末へ転送する。このときの送信バースト信号の送信サイクル周期Ttxは、複数回送信すると、受信サイクル周期Trxで受信するタイミングと一致するようにする。【選択図】図2

Description

本発明は、セルラー方式を含む移動通信システムにおいて、基地局の電波が届かない場合に通信端末から緊急通信を行う必要がある場合、通信路を確保するための通信端末及び通信システムに関する。
セルラー移動通信システム等では、通常、基地局から送信された電波を通信端末が受信すると、電波により搬送された信号から規定のプロトコルを用いて、基地局と通信端末との通信路が確保される。この電波が届く範囲は、セルラーエリアと呼ばれており、このセルラーエリアを途切れることなく確保するため、必要な通信エリアが1つの基地局でカバー出来ない際は、基地局は、所定の間隔ごとに配置されている。このとき、複数のセルラーエリアが重複する場合があるが、そのときの干渉を防止するため、セルラーエリアごとに使用する電波の周波数を異なる周波数にしている。
通信端末が基地局の電波が届かない場所に存在している場合、すなわち、いわゆる「圏外」の場合、通信端末が動作可能な状態であっても、通信路を確保することは不可能である。例えば、事故等の緊急時に、通信端末がすべてのセルラーエリアの外に存在している場合、通信路が確保できないことになる。そのため、警察や消防のような公共安全の用途で用いられるLTE(Publiuc Safety LTE)システムでは、セルラーエリアの外でも通信路を確保するため、通信端末間で緊急時に送信する緊急信号を中継するリレー方式等が知られている(例えば、特許文献1、及び特許文献2等参照。)。また、可搬型基地局を災害現場に搬送して通信路を確保する方法も用いられている。
特開2003−283416号公報 特開2009−124448号公報
ところで、セルラー移動通信システムでは、相互の干渉を避けるために複数の基地局が時間同期を取る必要があり、そのためにGPS等の測位衛星から送信されるタイムフレームにより同期を取りながら送受信を行うように運用されている。そして、通信端末は、所定の時間間隔で間欠的に電波を受信している。そのため、通信端末がこのような緊急信号を受信するためには、緊急信号を送信する通信端末と時間同期を取る必要がある。
しかしながら、通信端末が建物の中やトンネル、地下のような測位衛星からの電波が届かない場合、測位衛星からの信号により通信端末間の時間同期をとることは不可能である。そのため、通信端末間で同期を取らない限り信号の送受信ができないという課題があった。
そこで本発明は、セルラー移動通信システムにおいて、基地局の電波が届かない場合において、通信端末から緊急通信を行う必要がある場合、通信端末間の時間同期をとって通信端末間で緊急信号を送受信することで、緊急信号を送信した通信端末から他の端末を介して基地局へ送信することを可能にする、通信端末及び通信システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、接続先基地局の電波が届かない場合、通信可能な他の通信端末へ緊急信号を送信する通信端末であって、緊急信号の送信を指示する緊急通信部と、前記緊急信号を所定の送信間隔で送信するとともに、他の通信端末から緊急信号を受信した場合、受信した緊急信号を受信済であるか否かを判定し、受信済ではない場合、受信した緊急信号を転送する通信制御部と、を備え、前記通信制御部は、前記緊急信号を受信するために予め定められた受信周期とは異なり、かつ前記緊急信号を複数回送信すると前記受信周期で受信するタイミングと一致する送信周期で前記緊急信号を送信する、ことを特徴とする。
この発明では、通信制御部は、緊急信号を所定の送信間隔で送信するとともに、他の通信端末から緊急信号を受信した場合、受信した緊急信号を受信済であるか否かを判定し、受信済ではない場合、受信した緊急信号を転送する。また、緊急信号を送信するとき、緊急信号を受信するために予め定められた受信周期とは異なり、かつ緊急信号を複数回送信すると、この受信周期で受信するタイミングと一致する送信周期で送信する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の通信端末において、前記通信制御部は、前記緊急信号を受信したときの受信強度が所定の閾値以上である場合、前記予め定められた受信間隔を前記緊急信号の送信間隔に合わせるトラッキングを行う、ことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2のいずれか1項に記載の通信端末において、前記緊急信号は、前記緊急信号を最初に送信した通信端末を識別する識別情報と、前記緊急信号を正常に受信したか判別するための誤り検出符号と、を有し、前記通信制御部は、前記誤り検出符号により前記緊急信号を正常に受信したと判別した場合に前記緊急信号を転送する、ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1ないし3のいずれか1項に記載の通信端末と、前記通信端末との間で通信を行うとともに、前記通信端末から前記緊急信号を受信した場合、前記緊急信号に対する応答信号を送信する基地局と、を備えたことを特徴とする通信システムである。
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の通信システムにおいて、前記通信端末は、同一データを同時送信するフラッディング動作を行う、ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、緊急信号を所定の送信間隔で送信するとともに、受信した緊急信号を転送するので、接続先基地局の電波が届かない場所に通信端末が存在している場合であっても、緊急信号を通信端末経由で基地局へ送信することが可能になる。また、通信制御部は、緊急信号を受信するために予め定められた受信周期とは異なり、かつ緊急信号を複数回送信すると、この受信周期で受信するタイミングと一致する送信周期で緊急信号を送信するので、送信サイクルと受信サイクルがずれることにより、送受信を複数回行うと送信のタイミングと受信のタイミングとが一致するので、そのときに送信サイクルと受信サイクルとを一致させることで時間同期を取ることができる。これにより、測位衛星からの電波が届かない場合であっても通信端末間の時間同期を取ることが可能になる。
請求項2に記載の発明によれば、通信制御部は、緊急信号を受信したときの受信強度が所定の閾値以上である場合に受信間隔を緊急信号の送信間隔に合わせるトラッキングを行うので、送信サイクルと受信サイクルとを一致させる時間同期を取ることが可能になる。
請求項3に記載の発明によれば、緊急信号は、緊急信号を最初に送信した通信端末を識別する識別情報と、緊急信号を正常に受信したか判別するための誤り検出符号と、を有しているので、緊急信号を正常に受信したか否かを判別できるため、正常に受信した場合のみ緊急信号を他の通信端末へ転送することが出来る。これにより、正常受信された信号のみを転送することが出来る。
請求項4に記載の発明によれば、通信システムは、通信端末と、通信端末との間で通信を行うとともに、通信端末から緊急信号を受信した場合、緊急信号に対する応答信号を送信する基地局とを備えているので、通信端末経由で緊急信号を受信した場合、正常に受信したことを当該通信端末に通知することができる。
請求項5に記載の発明によれば、同一データを同時送信するフラッディング動作を行うことにより、緊急信号を迅速に送信することができる。
この発明の実施の形態1に係る通信システム1の概略を示す模式図である。 図1の通信端末10a〜10hと同様の通信端末10,20が緊急信号の通信を行っている状態を示す模式図、通信端末10の機能構成を示す機能構成図、及び通信端末10と通信端末20との間の通信における受信サイクルと送信バースト信号とのサイクルを示す波形図である。 図2の通信端末10によるトラッキング及びデータリレーの状態を示す波形図、及び通信制御部12の状態を示すタイムテーブルである。
以下、この発明を図示の実施の形態に基づいて説明する。
図1ないし図3は、この発明の実施の形態を示しており、図1は、発明の実施の形態に係る通信システム1の概略を示す模式図である。この通信システム1は、例えば、通信端末が接続先基地局の電波が届かない場所、いわゆる「圏外」に存在している場合に、事故等の緊急時に緊急信号を他の通信端末を介して基地局へ送信するための通信システムであり、図1に示すように、主として通信端末10a,10b,10c,10d,10e,10f,10g,10hと、基地局30とにより構成されている。
通信端末10a〜10hは、基地局30または他の基地局を介して他の通信端末と通信を行うための装置であり、通常の通話や情報通信を行うとともに、事故等の緊急時に緊急信号R1を送信し、他の通信端末からこの緊急信号R1を受信した場合に、受信した緊急信号R1を既に受信しているか否かを判定し、受信済ではない場合に、受信した緊急信号R1をさらに他の通信端末へ送信(転送)する機能を有している。基地局30は、通信端末10a〜10hとの間で通常の通話や情報通信のための信号の送受信を行うとともに、通信端末10a〜10hから緊急信号R1を受信した場合、この緊急信号R1に対する応答信号R2を送信する機能を有している。また、基地局30には、信号の送受信を行う電波が届く範囲であるセルラーエリア40が設定されている。
これらの通信端末10a〜10hは、同一データを同時送信するフラッディング動作を行う。このフラッディング動作は、送信先の通信端末のルーティングやスケジューリングを行うことなく緊急信号を効率的に送信することを実現するための手法であり、複数の通信端末10a〜10hが同一データを同時送信することになるが、信号が重ね合わされることにより、信号の到達時間や通信端末の周波数等によりデータの損失が起きても信号の重ね合わせにより補完される、いわゆる建設的干渉となることで、当該データは正しく受信されることになる。これにより、通信端末のルーティングやスケジューリングの時間が節約できるので、緊急信号を迅速に送信することができる。
図2に示す通信端末10は、図1の通信端末10a〜10hと同様の装置であり、通常の通話や情報通信を行う機能とともに、図1に示すように、主として緊急通信部11と、通信制御部12とを備えている。緊急通信部11は、通信端末10の操作により緊急信号R1の送信を通信制御部12へ指示する機能を有しており、例えば、通信端末10に設けられた緊急時に操作するボタンの押下等により、緊急信号R1を生成して通信制御部12へ送信を指示するものである。通信制御部12は、緊急通信部11により生成された緊急信号R1を所定の送信間隔でバースト送信する機能と、他の通信端末、例えば図2に示す、通信端末10と同様の装置である通信端末20から緊急信号R1を受信した場合、その緊急信号R1を既に受信しているか否かを判定し、受信済ではない場合、受信した緊急信号R1をさらに他の通信端末へ送信(転送)する機能を有している。
例えば、通信端末10が送信する緊急信号R1には、識別情報R11、及び誤り検出符号R12が含まれる。識別情報R11は、緊急信号R1を最初に送信した通信端末10を識別するための情報であり、例えば通信端末10のMAC(Media Access Control)アドレス等である。誤り検出符号R12は、情報通信を行った際に正常に通信が行われたか判別するために元の情報に埋め込まれる符号であり、例えば、CRC(Cyclic Redundancy Check:巡回冗長検査)である。なお、図1の基地局30が送信する応答信号R2にも同様の情報が含まれる。
図2に示す受信サイクル波形W1は、通信制御部12が緊急信号R1を受信するために受信可能状態にする間隔を時系列に表した波形であり、Rx#1,Rx#2,・・・,Rx#8のときに受信可能状態になり、波形が相対的に時間負のマイナス方向に移動している。この周期は、図2に示すように、周期Trxになっている。
また、図2に示す送信バースト信号の送信サイクル波形W2は、通信制御部12が緊急信号R1をバースト送信する間隔を時系列に表した波形であり、Tx#0,Tx#1,Tx#2,・・・,Tx#9のときに緊急信号R1を送信していることを示している。この周期は、図2に示すように、周期Ttxになっている。また、周期Trxと周期Ttxとは、異なる値であり、かつ、周期Ttxで緊急信号R1を複数回送信すると、周期Trxで緊急信号R1を受信するタイミングと一致する関係になるように周期Ttxが決定される。例えば、
Trx=0.9Ttx
の関係が成立するようにする。
次に、この発明の実施の形態に係る通信システム1の動作等について説明する。例えば、図1に示すセルラーエリア40の範囲外に存在している通信端末10aの所有者が、事故等により、通信端末10aの緊急時に操作するボタンを押下等した場合、図2に示す緊急通信部11は、通信端末10aであることを識別する識別情報R11と、誤り検出符号R12を生成して緊急信号R1を生成し、通信制御部12へ送信を指示する。通信制御部12は、緊急通信部11からの指示を受けて、緊急信号を周期Ttxでバースト送信する。
図1に示す通信端末10b,10cは、通信端末10aから送信された電波を受信可能な位置に存在している。そして、通信端末10b,10cの通信制御部12は、図2に示す受信サイクル波形W1のように、周期Trxで緊急信号を受信可能状態になる。
このとき、通信制御部12は、図3の待ち受け状態T1の時に示すように、受信サイクル波形W31のように周期Trxで受信可能状態になるとともに、そのときの緊急信号R1の受信状態を検出する。この緊急信号R1の強度を示す強度波形W4は、図3に示すように、徐々に強くなる。これは、周期Trxと周期Ttxとの関係が、
Trx=0.9Ttx
であるため、受信サイクルと送信サイクルとの経過により、必ず受信サイクルと送信サイクルとが重なり合うタイミングが到来するからである。
強度波形W4に示す緊急信号R1の強度が、図3の受信パルストラッキング状態T2の時に示すように所定の閾値より大きくなった場合、通信制御部12は、この信号に含まれる誤り検出符号R12により正常に通信が行われたか判別し、正常である場合には復調波形W5に示す復調信号と判断して、受信サイクル波形W31を送信サイクルに合わせて受信サイクル波形W32のようにするトラッキングを行う。そして、データ復調状態T3に遷移して緊急信号R1を受信して復調を行う。さらに、復調した緊急信号R1を送信バースト波形W6に示す送信信号として、他の通信端末への送信(転送)を行う。
このような処理を、図1に示す通信端末10a〜10hが順次行うことにより、セルラーエリア40内に存在している通信端末10g,10hに届くので、この緊急信号R1が基地局30に届くことになる。緊急信号R1を受信した基地局30は、応答信号R2を送信する。すると、セルラーエリア40内に存在している通信端末10g,10hに届くので、緊急信号R1の送信時とは逆方向に順次送信され、通信端末10aに送信される。
なお、通信端末10a〜10hは、同一の緊急信号R1を複数回受信することがある。例えば、図1に示す通信端末10dは、通信端末10bから受信するとともに、通信端末10cからも受信する。この場合、通信端末10b及び通信端末10cの元々のデータは全く同じものであり、送信される端末のみ異なる。複数の端末(通信端末10b及び通信端末10c)から受信される信号は、受信信号に同期された信号であれば、ほぼ同時に受信され、通常の移動通信システムにおけるマルチパスの到来波が時刻が異なって受信されるのと同様となり、2端末からの受信電力は1端末の受信電力より増強されて受信される。このとき、2波の信号の位相関係が同相に近ければ、信号自体がベクトル合成されて増強されるが、逆相に近い場合、相互に干渉して信号電力は低下する。この様な状況で受信された場合、誤りなく受信されれば、転送を行い、誤って受信された場合は転送を行わない。例えば、転送を行わなかった場合においても、他の端末が正しく受信していれば、その端末(場合によっては複数の端末)からの信号が、また再度逆相に近い状態になる確率は減少するため、複数回この動作を繰り返せば、正しく受信される累積確率は増加する。
以上のように、この通信システム1及び通信端末10によれば、緊急信号R1を送信するとともに、受信した緊急信号R1を転送するので、基地局30の電波が届かないセルラーエリア40の外に通信端末10が存在している場合であっても、緊急信号R1を通信端末10a〜10hが順次転送することにより通信端末10a〜10h経由で基地局30へ送信することが可能になる。また、通信制御部12は、緊急信号R1を周期Ttxで送信し、周期Trxで受信し、この周期Trxと周期Ttxとの関係が、
Trx=0.9Ttx
であるため、受信サイクルと送信サイクルとの経過により、必ず受信サイクルと送信サイクルとが重なり合うタイミングが到来するので、送信サイクルと受信サイクルとを一致させるトラッキングを行うことにより、時間同期を取ることができる。これにより、測位衛星からの電波が届かない場合であっても通信端末間の時間同期を取ることが可能になる。
また、緊急信号R1は、識別情報R11、及び誤り検出符号R12が含まれるので、正常に受信した緊急信号R1のみを他の通信端末へ転送することが出来る。これにより、衝突を防止することが可能になる。さらに、基地局30が応答信号R2を送信すると、セルラーエリア40内に存在している通信端末10g,10hを介して緊急信号R1が送信元である通信端末10aに送信されるので、正常に受信したことを通信端末10aに通知することができる。
以上、この発明の実施の形態について説明したが、具体的な構成は、上記の実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても、この発明に含まれる。例えば、上記の実施の形態では、周期Trxを周期Ttxの0.9倍にしたが、この計数に限られず、周期Trxと周期Ttxとが異なる値であれば良い。
また、誤り検出符号R12としてCRCを使用したが、他の誤り検出符号を使用しても良い。
1 通信システム
10,10a,10b,10c,10d,
10e,10f,10g,10h、20 通信端末
11 緊急通信部
12 通信制御部
30 基地局
40 セルラーエリア
R1 緊急信号
R11 識別情報
R12 誤り検出符号
R2 応答信号

Claims (5)

  1. 接続先基地局の電波が届かない場合、通信可能な他の通信端末へ緊急信号を送信する通信端末であって、
    緊急信号の送信を指示する緊急通信部と、
    前記緊急信号を所定の送信間隔で送信するとともに、他の通信端末から緊急信号を受信した場合、受信した緊急信号を受信済であるか否かを判定し、受信済ではない場合、受信した緊急信号を転送する通信制御部と、を備え、
    前記通信制御部は、前記緊急信号を受信するために予め定められた受信周期とは異なり、かつ前記緊急信号を複数回送信すると前記受信周期で受信するタイミングと一致する送信周期で前記緊急信号を送信する、
    ことを特徴とする通信端末。
  2. 前記通信制御部は、前記緊急信号を受信したときの受信強度が所定の閾値以上である場合、前記予め定められた受信間隔を前記緊急信号の送信間隔に合わせるトラッキングを行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信端末。
  3. 前記緊急信号は、前記緊急信号を最初に送信した通信端末を識別する識別情報と、前記緊急信号を正常に受信したか判別するための誤り検出符号と、を有し、
    前記通信制御部は、前記誤り検出符号により前記緊急信号を正常に受信したと判別した場合に前記緊急信号を転送する、
    ことを特徴とする請求項1または2のいずれか1項に記載の通信端末。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の通信端末と、
    前記通信端末との間で通信を行うとともに、前記通信端末から前記緊急信号を受信した場合、前記緊急信号に対する応答信号を送信する基地局と、
    を備えたことを特徴とする通信システム。
  5. 前記通信端末は、同一データを同時送信するフラッディング動作を行う、
    ことを特徴とする請求項4に記載の通信システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2020202402A1 (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 株式会社Nttドコモ 中継装置及び通信方法

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