JP2018022783A - コイル装置 - Google Patents

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Kohei Ueda
幸平 上田
貞雄 森元
Sadao Morimoto
貞雄 森元
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Abstract

【課題】磁心の組立て作業を容易にするとともに、コイルに流れる交流電流に不均衡が生じるのを抑制できる。【解決手段】磁心9の円盤部5を、金属磁性粉末を含有する圧粉磁性体の一体成形品により構成し、円盤部5の貫通孔5aの直径DI1を、円盤部5の内周縁と外周縁との間隔Wよりも大きく設定した。【選択図】図5

Description

本発明は、コイルを磁心に巻回してなる三相交流電源用のコイル装置に関するものである。
特許文献1には、中心部に円形の貫通孔が形成された互いに対向する1対の円環板状の円盤部と、当該円盤部の周方向に互いに等しい間隔を空けて両円盤部の対向方向に延び、両円盤部を互いに連結する柱状の第1〜第3の脚部とを有する磁心を備え、上記第1〜第3の脚部には、三相交流電源の各相に接続されたコイルが巻回されたコイル装置が開示されている。このコイル装置では、薄帯状磁性材料に絶縁を施しながら円環状に巻くことにより磁心の円盤部を形成している。
国際公開第2012/157053号
しかしながら、上記特許文献1では、薄帯状磁性材料を巻いて磁心の円盤部を形成するので、磁心の組立てが複雑化し、生産性に悪影響を及ぼす。
さりとて、圧粉磁性体の一体成形品により円盤部を構成した場合、円盤部の貫通孔の直径が円盤部の内周縁と外周縁との間隔よりも小さいと、円盤部に生じる回転磁界が、貫通孔近傍で乱れ、各コイルに流れる交流電流に不均衡が生じる虞がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、磁心の組立て作業を容易にするとともに、コイルに流れる交流電流に不均衡が生じるのを抑制することにある。
上記の目的を達成するため、本発明は、円盤部の貫通孔の直径を、円盤部の内周縁と外周縁との間隔よりも大きく設定したことを特徴とする。
これにより、円盤部に生じる回転磁界が貫通孔近傍で乱れにくくなるので、各コイルに流れる交流電流に不均衡が生じるのを抑制できる。
具体的には、本発明の態様は、中心部に円形の貫通孔が形成された互いに対向する1対の円環板状の円盤部と、当該円盤部の周方向に互いに等しい間隔を空けて両円盤部の対向方向に延び、両円盤部を互いに連結する柱状の第1〜第3の脚部とを有する磁心を備え、上記第1〜第3の脚部には、コイルが巻回された三相交流電源用のコイル装置であって、上記磁心の円盤部は、金属磁性粉末を含有する圧粉磁性体の一体成形品により構成され、上記円盤部の貫通孔の直径は、上記円盤部の内周縁と外周縁との間隔よりも大きく設定されていることを特徴とする。
これにより、円盤部が圧粉磁性体の一体成形品であり、特許文献1のように薄帯状磁性材料を巻いて円盤部を形成する手間が不要となるので、磁心の組立て作業を容易にできる。
また、円盤部の貫通孔の直径を円盤部の内周縁と外周縁との間隔以下に設定した場合に比べ、円盤部に生じる回転磁界が貫通孔近傍で乱れにくくなるので、各コイルに流れる交流電流に不均衡が生じるのを抑制できる。
また、上記態様において、上記各脚部の少なくとも一部も、上記圧粉磁性体により構成され、上記圧粉磁性体の比透磁率は、200以下であるようにしてもよい。
これにより、各脚部の少なくとも一部と円盤部の比透磁率を200以下に設定したので、当該比透磁率が200を超える値に設定された場合に比べ、磁気飽和を抑制できる。
また、上記態様において、上記各脚部の少なくとも一部も、上記圧粉磁性体により構成され、上記金属磁性粉末の表面には、絶縁被膜が形成されているようにしてもよい。
これにより、金属磁性粉末の表面に絶縁被膜を形成しない場合に比べ、各脚部に渦電流が流れにくくなるので、渦電流損を低減できる。
また、金属磁性粉末の表面に絶縁被膜を形成しない場合に比べ、各脚部の少なくとも一部と円盤部の比透磁率を低くできるので、磁気飽和を抑制できる。
また、非磁性体からなるスペーサを磁心に組み付けることなく磁心の比透磁率を低くできるので、スペーサの個数を削減し、磁心の組立て作業を容易にできる。
また、上記態様において、上記各コイルは、対応する脚部の外周1周分に相当する単位巻部を連続的に径方向に複数重ねた巻層体を連続的に軸方向に複数並べて構成され、上記各コイルの巻き始め及び巻き終わりの単位巻部は、軸方向両端の巻層体の最外周に配置されているようにしてもよい。
これにより、単位巻部を径方向に連続的に重ねているので、単位巻部を軸方向に連続的に重ねた場合に比べ、コイルの浮遊容量を低減することができる。
また、上記態様において、上記第1〜第3の脚部はそれぞれ、上記円盤部の周方向に互いに等しい間隔を空けて複数本ずつ設けられているようにしてもよい。
これにより、各相の電流を複数本のコイルに分割して流すことができるので、各相につき脚部とコイルを1本ずつ設ける場合に比べ、コイル抵抗による損失を抑制できる。
また、上記態様において、上記第1〜第3の脚部はそれぞれ、上記円盤部と一体に成形されて長手方向に互いに接合された円柱状の1対の脚部構成部を備えているか、又は一方の円盤部と一体に成形されて他方の円盤部に接合されているようにしてもよい。
これにより、各脚部を構成する両脚部構成部を長手方向に互いに接合するか、又は一方の円盤部と一体に成形された第1〜第3の脚部を他方の円盤部に接合するだけで磁心を組み立てることができ、各脚部の両端を両円盤部に接合する手間が不要となるので、磁心の組立て作業を容易にできる。
また、上記態様において、上記第1〜第3の脚部の長手方向両端部はそれぞれ、その端部側の円盤部の内周縁よりも円盤部の径方向外側に位置し、かつその端部側の円盤部の外周縁よりも円盤部の径方向内側に位置しているようにしてもよい。
これにより、第1〜第3の脚部の長手方向端部の外周縁を円盤部の内周縁及び外周縁と重なるように配置する場合に比べ、磁束漏れが抑制され、より効果的に交流電流に不均衡が生じるのを抑制することができる。
本発明によると、磁心の組立て作業を容易にするとともに、コイルに流れる交流電流に不均衡が生じるのを抑制できる。
実施形態1に係るリアクトルの斜視図である。 実施形態1に係るリアクトルを備えた高周波電源装置の回路図である。 磁心の図1相当図である。 磁心の正面図である。 第1〜第3のコイルの模式図である。 実施形態2の図3相当図である。 実施形態2に係る磁心の平面図である。 実施形態2の変形例の図7相当図である。 実施形態3の図3相当図である。 実施形態3の図4相当図である。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。
(実施形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係るコイル装置としてのリアクトル1を示す。このリアクトル1は、図2に示す高周波電源装置3に用いられる。リアクトル1は、図3及び図4にも示すように、中心部に円形の貫通孔5aが形成された互いに対向する1対の円環板状の円盤部5と、当該円盤部5の周方向に互いに等しい間隔を空けて120度毎に両円盤部5の対向方向に延び、両円盤部5を互いに連結する第1〜第3の脚部7a〜7cとで構成された磁心9を備えている。両円盤部5は、互いに等しい形状を有している。円盤部5の貫通孔5aの直径DI1は、円盤部5の内周縁と外周縁との間隔Wよりも大きく設定されている。交流電流に不均衡が生じるのを抑制する観点から、間隔Wと直径DI1の大きさの比率(間隔W:直径DI1)は、1:1.1〜1.2とするのが好ましい。また、円盤部5の内周縁と外周縁との間隔Wは、第1〜第3の脚部7a〜7cの断面の直径DI2の1.1倍以上に設定され、第1〜第3の脚部7a〜7cの長手方向両端部は、その端部側の円盤部5の内周縁よりも円盤部5の径方向外側に位置し、かつその端部側の円盤部5の外周縁よりも円盤部5の径方向内側に位置している。磁束漏れを抑制する観点から、円盤部5の内周縁と外周縁との間隔Wは、第1〜第3の脚部7a〜7cの断面の直径DI2の1.1倍〜1.3倍とするのが好ましい。第1〜第3の脚部7a〜7cは、3つの円柱状の柱状部材11と、4つの円環板状のスペーサ13とを交互に接着剤により接着することで互いに等しい円柱状に形成されている。円盤部5及び脚部7a〜7cの各柱状部材11はそれぞれ、金属磁性粉末を含有する圧粉磁性体の一体成形品により構成されている。圧粉磁性体に用いられる金属磁性粉末としては、特に限定されないが、軟質粉末及び硬質粉末のいずれも用いることができ、純鉄、Fe−Si合金、Fe−Al合金、パーマロイ、センダスト、パーメンジュール、ソフトフェライト、アモルファス磁性合金、ナノクリスタル磁性合金等の鉄合金を含む鉄系金属の粉末を用いることができる。円盤部5及び各柱状部材11に含有される金属磁性粉末の表面には、絶縁被膜が形成されている。これら円盤部5及び各柱状部材11は、金属磁性粉末に絶縁材、結合材等を混合して加圧成形し、焼結させることで、それぞれ円環板状及び柱状に形成される。なお、上記絶縁被膜を構成する絶縁材としては、加圧成形により破壊されないものが用いられ、特に限定されないが、例えば、各種有機高分子樹脂、シリコーン樹脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、水ガラス、セラミック又はこれらの混合物を用いることができる。円盤部5及び各柱状部材11を構成する各圧粉磁性体の比透磁率は、19以上でかつ、200以下に設定されている。この比透磁率は、磁気飽和を抑制する観点から、26以上でかつ、90以下にするのが好ましい。また、スペーサ13は、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)等の樹脂、又は絶縁紙等の非磁性体で構成されている。
第1の脚部7aには、第1のコイル15aが巻回されている。この第1のコイル15aの一端は三相交流電源としての三相インバータ制御電源14のU相に接続されている。一方、第1のコイル15aの他端は負荷16に接続されているとともにコンデンサ17aを介して中性点Eに接続されている。第2の脚部7bには、第2のコイル15bが巻回されている。この第2のコイル15bの一端は三相インバータ制御電源14のV相に接続されている。一方、第2のコイル15bの他端は負荷16に接続されているとともにコンデンサ17bを介して中性点Eに接続されている。第3の脚部7cには、第3のコイル15cが巻回されている。この第3のコイル15cの一端は三相インバータ制御電源14のW相に接続されている。一方、第3のコイル15cの他端は負荷16に接続されているとともにコンデンサ17cを介して中性点Eに接続されている。中性点Eには、零相電流Iが流れ込むようになっている。
第1〜第3のコイル15a〜15cは、図5に示すように、それぞれ、対応する脚部7a〜7cの外周1周分に相当する単位巻部19を連続的に径方向に複数重ねた巻層体21を連続的に軸方向に複数並べて構成されている。図5中、各単位巻部19に、巻き順を示す番号を付している。各コイル15a〜15cの巻き始めの単位巻部(図5中、番号1が付された単位巻部)19は、軸方向一端の巻層体21の最外周に配置され、上記各コイル15a〜15cの巻き終わりの単位巻部(図5中、番号30が付された単位巻部)19は、軸方向他端の巻層体21の最外周に配置されている。また、各コイル15a〜15cは、絶縁樹脂23で固められている。
したがって、本実施形態1によると、円盤部5が圧粉磁性体の一体成形品であり、特許文献1のように薄帯状磁性材料を巻いて円盤部5を形成する手間が不要となるので、磁心9の組立て作業を容易にできる。
また、磁心9及び第1〜第3の脚部7a〜7cを両円盤部5の中心を通る軸に対して3回対称(回転対称)に形成するとともに、円盤部5の貫通孔5aの直径DI1を、円盤部5の内周縁と外周縁との間隔Wよりも大きく設定しているので、第1〜第3のコイル15a〜15cのインダクタンス、及び第1〜第3の脚部7a〜7cに生じる磁場が均等になり、零相電流Iが抑制されるとともに、円盤部5の貫通孔5aの直径DI1を、円盤部5の内周縁と外周縁との間隔W以下に設定した場合に比べ、円盤部5に生じる回転磁界が貫通孔5a近傍で乱れにくく、各コイル15a〜15cに流れる交流電流に不均衡が生じるのが抑制される。
また、円盤部5と各脚部7a〜7cを構成する柱状部材11の比透磁率を200以下に設定したので、当該比透磁率が200を超える値に設定された場合に比べ、磁気飽和が抑制される。
また、柱状部材11を構成する金属磁性粉末の表面に絶縁被膜を形成したので、絶縁被膜を形成しない場合に比べ、各脚部7a〜7cに渦電流が流れにくくなり、渦電流損が低減される。また、絶縁被膜を形成しない場合に比べ、円盤部5及び柱状部材11の比透磁率が低くなり、磁気飽和が抑制される。
また、円盤部5と柱状部材11を構成する金属磁性粉末の表面に絶縁被膜を形成することで、スペーサ13の個数を増やすことなく磁心9の比透磁率を低くできるので、スペーサ13の個数を削減し、磁心9の組立て作業を容易にできる。
また、単位巻部19を径方向に連続的に重ねているので、単位巻部19を軸方向に連続的に重ねた場合に比べ、コイル15a〜15cの浮遊容量を低減することができる。具体的には、コイル15a〜15cの浮遊容量を1/5〜1/10に低減することができる。これにより、スイッチング時のスパイクノイズを抑制することができ、例えば、EMI(Electro Magnetic Interference)対策や、IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)、FET(Field Effect Transistor)等の半導体デバイスの耐量において優位になる。
また、第1〜第3の脚部7a〜7cの長手方向端部を、円盤部5の内周縁よりも円盤部5の径方向外側であって、かつ円盤部5の外周縁よりも円盤部5の径方向内側の位置に配置したので、第1〜第3の脚部7a〜7cの長手方向端部の外周縁を円盤部5の内周縁及び外周縁と重なるように配置する場合に比べ、磁束漏れが抑制され、より効果的に交流電流に不均衡が生じるのを抑制することができる。
(実施形態2)
図6は、本発明の実施形態2の図3相当図である。本実施形態2では、図7にも示すように、第1〜第3の脚部7a〜7cがそれぞれ、円盤部5の周方向に互いに等しい間隔を空けて180度毎に2本ずつ設けられ、第1〜第3のコイル15a〜15cも、第1〜第3の脚部7a〜7cに対応して2本ずつ設けられている。
その他の構成は、実施形態1と同じであるので、同一の構成箇所には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
したがって、本実施形態2によると、各相の電流を複数本のコイル15a〜15cに分割して流すことができるので、各相に脚部7a〜7cとコイル15a〜15cを1本ずつ設けた実施形態1に比べ、コイル抵抗による損失を抑制できる。
(実施形態2の変形例)
図8は、本発明の実施形態2の変形例の図7相当図である。本変形例では、第1〜第3の脚部7a〜7cがそれぞれ、円盤部5の周方向に互いに等しい間隔を空けて120度毎に3本ずつ設けられ、第1〜第3のコイル15a〜15cも、第1〜第3の脚部7a〜7cに対応して3本ずつ設けられている。
その他の構成は、実施形態2と同じであるので、同一の構成箇所には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
(実施形態3)
図9は、本発明の実施形態3の図3相当図である。本実施形態3では、図10にも示すように、第1〜第3の脚部7a〜7cがそれぞれ、円柱状の1対の脚部構成部25を長手方向に互いに接着剤により接合することで構成されている。また、各脚部構成部25は円盤部5と同種の圧粉磁性体で構成され、上記円盤部5と一体に成形されている。したがって、各円盤部5は、3つの脚部構成部25とで一体成形品の半割体27を構成している。また、磁心9を構成する両半割体27は、互いに等しい形状を有している。
その他の構成は、実施形態1と同じであるので、同一の構成箇所には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。
したがって、本実施形態3によると、両半割体27の脚部構成部25を長手方向に互いに接合するだけで磁心9を組み立てることができ、複数の脚部7a〜7cを各円盤部5に接合する手間が不要となるので、磁心9の組立て作業が容易である。
また、両半割体27が互いに等しい形状を有し、両半割体27の成形に共通の型を使用できるので、型費を削減できる。
なお、上記実施形態1〜3、及び実施形態2の変形例では、第1〜第3の脚部7a〜7cを1〜3本ずつ設けたが、4本以上ずつ設けてもよい。
また、上記実施形態1〜3では、第1〜第3の脚部7a〜7cの一部(スペーサ13及び接着剤を除く部分)を上記圧粉磁性体により構成したが、第1〜第3の脚部7a〜7cの全体を上記圧粉磁性体により構成してもよい。
また、第1〜第3の脚部7a〜7c全体を一方の円盤部5と一体に成形し、これら第1〜第3の脚部7a〜7cを他方の円盤部5に接合することで、磁心9を構成してもよい。
また、上記実施形態1〜3では、本発明をリアクトルに適用したが、本発明はトランスにも適用できる。
本発明は、コイルを磁心に巻回してなる三相交流電源用のコイル装置として有用である。
1 リアクトル(コイル装置)
5 円盤部
5a 貫通孔
7a 第1の脚部
7b 第2の脚部
7c 第3の脚部
9 磁心
14 三相インバータ制御電源(三相交流電源)
15a 第1のコイル
15b 第2のコイル
15c 第3のコイル
19 単位巻部
21 巻層体
25 脚部構成部
DI1 直径
W 間隔

Claims (7)

  1. 中心部に円形の貫通孔が形成された互いに対向する1対の円環板状の円盤部と、当該円盤部の周方向に互いに等しい間隔を空けて両円盤部の対向方向に延び、両円盤部を互いに連結する柱状の第1〜第3の脚部とを有する磁心を備え、
    上記第1〜第3の脚部には、コイルが巻回された三相交流電源用のコイル装置であって、
    上記磁心の円盤部は、金属磁性粉末を含有する圧粉磁性体の一体成形品により構成され、
    上記円盤部の貫通孔の直径は、上記円盤部の内周縁と外周縁との間隔よりも大きく設定されていることを特徴とするコイル装置。
  2. 請求項1に記載のコイル装置において、
    上記各脚部の少なくとも一部も、上記圧粉磁性体により構成され、
    上記圧粉磁性体の比透磁率は、200以下であることを特徴とするコイル装置。
  3. 請求項1又は2に記載のコイル装置において、
    上記各脚部の少なくとも一部も、上記圧粉磁性体により構成され、
    上記金属磁性粉末の表面には、絶縁被膜が形成されていることを特徴とするコイル装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のコイル装置において、
    上記各コイルは、対応する脚部の外周1周分に相当する単位巻部を連続的に径方向に複数重ねた巻層体を連続的に軸方向に複数並べて構成され、
    上記各コイルの巻き始め及び巻き終わりの単位巻部は、軸方向両端の巻層体の最外周に配置されていることを特徴とするコイル装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載のコイル装置において、
    上記第1〜第3の脚部はそれぞれ、上記円盤部の周方向に互いに等しい間隔を空けて複数本ずつ設けられていることを特徴とするコイル装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項に記載のコイル装置において、
    上記第1〜第3の脚部はそれぞれ、上記円盤部と一体に成形されて長手方向に互いに接合された円柱状の1対の脚部構成部を備えているか、又は一方の円盤部と一体に成形されて他方の円盤部に接合されていることを特徴とするコイル装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載のコイル装置において、
    上記第1〜第3の脚部の長手方向両端部はそれぞれ、その端部側の円盤部の内周縁よりも円盤部の径方向外側に位置し、かつその端部側の円盤部の外周縁よりも円盤部の径方向内側に位置していることを特徴とするコイル装置。
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WO2020031972A1 (ja) * 2018-08-08 2020-02-13 Ntn株式会社 結合インダクタおよびスイッチング回路

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